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検索結果:122 件
シャトーロワール国・グレイヘイブン領の領主・シャルル・ド・ヴァンドールが一人息子のジャックには2つの悩みがあった。ひとつは貴種の証である魔法が発現しないこと。もうひとつは別の世界で生き、そして死んだ記憶あること。別世界の記憶が邪魔をし、ジャックはぬぐえない違和感とともに生き続けていた。
グレイヘイブンに訪れる危機にきっかけにジャックの運命が大きく変わっていく。
剣と魔法の両腕。その両腕で抱きしめるものは何か。
最終更新:2024-05-14 07:00:00
46562文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
作:世路坂ともひ
ハイファンタジー
連載
N1872FN
ディティス・アンカーは同じ村の恋人、シャルティ・バウと駆け落ち同然の形で街へと出る。
手っ取り早く生計を立てるために、力に自信のあるディティスが冒険者になることを決め、シャルティはディティスの冒険者試験中の仮住まいとしてギルドに住み込みで働くことになった。
男でも1枚持つのがやっとな巨大な杭撃ち機能の付いた盾、鎚盾<<バンカーシールド>>を両腕に装備して、冒険者になるための最初に試練に挑む
pixivとカクヨムでも同じもの上げてます
最終更新:2024-05-13 18:00:00
676176文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:574pt 評価ポイント:338pt
つい最近。お姉様に、婚約者候補の方ができました。
彼は金髪碧眼で、如何にも女性に好まれそうな王子様みたいな容姿。
そんな彼がお姉様との交流中にわたくしに会いに来てくれるようになったのです。
何度も何度も、彼はわたくしに会いに来てくれて。わたくしのことを気遣い、お花や、可愛らしいアクセサリー、お菓子などをわたくしへ贈ってくれました。
何度も不適切なこの関係を絶とうとしました。けれど、
「君と先に巡り会えていたなら、なにを置いても君に求婚した。だというのに、なぜ俺は君の
姉の婚約者となってしまったんだ? 君の方が遥かに儚げで……こんなにも守ってあげたいと強く思うのに」
熱い吐息で、酔ったような顔で、彼がわたくしに囁くのでした。
「大丈夫。君のお姉さんと結婚しても、俺が本当に愛するのは君だけだ。心配しないで?」
そんな甘い囁きにわたくしは――――
「こんなことを言うと……お姉様にも、お母様にもはしたないと、淑女失格だと叱られてしまうことは判っているのです! ですが、もうわたくしはこの強く育ってしまった思いを我慢することなどできません!」
にこりと、嬉しそうにとろけるような笑みを浮かべて両腕を広げる彼へと、
「ああ゛? いつもいっつも、婚約者候補の妹相手に欲情した視線向けて、くっさくて荒い鼻息フンフン吹っ掛けおってからに、バチクソキッショいんじゃワレぇっ!! とく去ねやっ!!」
我慢していたこの熱く滾る苦しい胸の内を、思いっ切りぶちまけることにした。
という感じの、多分コメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:23:16
5080文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:862pt 評価ポイント:816pt
【ヒロインは中学三年生の女の子。軽く読める感じの、ゆるゆるした異世界青春ラブコメです】
夢かな……。
そう思った瞬間に、口を口で塞がれた。
熱い吐息が口の中に広がり、殴ろうにも両腕を彼の手で固定されている。赤い瞳を睨みつけながら舌を噛んでやろうか思った瞬間、やっと顔を離された。
彼が言う。
「仕方ない作業だよ。そう思って諦めてよ」
「召喚者である俺と定期的にキスをすると、この世界に馴染んで言葉が通じたままになるってわけ」
夢だと思ったこの世界。
いつまで経っても覚めな
いまま。
「幼い頃からのびのびと魔法を使わせた方が、才能が開花しやすいし強い子はさらに強くなる。子供たちの魔法を防ぎながらすくすくと育てる強い魔導保育士が今、求められているんだ」
これは、十四歳の辺境伯の息子であるレイモンドと主人公アリスが共に時を過ごしながら少しずつ距離が近づいていく、ハッピーラブコメディです。
※ラブコメメインのため、物語の進行はかなり遅め。トキメキに全振りで、一般的なファンタジーや貴族モノとは設定などが相違しています。
※50話あたりまでは毎日更新。
※他サイト様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 08:04:43
441004文字
会話率:50%
IN:1pt OUT:25pt
総合ポイント:582pt 評価ポイント:160pt
A市という市では血で天使の輪を描き、両腕を羽に見立てて殺害するという所謂「天使男殺人事件」が発生し続け不穏な空気の最中にあった。
それを追っていたはずの記者はある特大ネタに夢中になり、それを皮切りに市に住む厄介者達が徐々に動き出すようになる
ちょっと空気の悪い、サスペンスありアクションあり、燃える恋愛もある日常譚
最終更新:2024-02-20 09:52:00
11869文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
幸福なのは不幸であり、同時に罰である。
自他共に認める「不幸人間」こと渡辺深幸は高校入学初日に両腕を骨折した。
衝撃で記憶はないが、階段から足を滑らせた女子生徒を受け止めた結果のものらしい。
両腕骨折程度、いつもの事なので気にしていなかったのだが、なぜか俺が受け止めたらしい女子生徒「雪時香夜」が「恩返し」と称してつきまとうようになった。
新雪のような真白の髪を持ち、才色兼備という言葉が似合う彼女はどうやらこの学校の生徒会長らしい。
騒がしくてお節介。迷惑ごとは大量に持ち込んで
、いつだって暇無しの日々を作る。
一人で静かに暮らしたい俺にとって彼女も不幸なのか、今の時点ではわからない
けれど、このままではいられない。この幸福を享受し続けてはいけないことぐらい、わかっている。
これは両腕を使えなくなる事故をキッカケに紡がれる、俺と先輩の何気ない日常。
そして、その日々が俺にとっての幸福になるまでのお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 04:00:43
48519文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこにでもいるようなサラリーマン片野忍は、通勤中に魔法陣を発見し訳も分からないまま異世界に転移してしまう。
ところが、転移の際にリバウンドという現象で両腕を失ってしまった。不運なのはそれだけに留まらず、転移者に発現する強力な天恵もない事から《失敗作》と呼ばれ、理不尽にも召喚した王らに監禁されてしまう。
更に王は七日の内に天恵が発現しなければ廃棄という条件を突き付けた。
まともな食事も与えられず劣悪な環境で過ごしていくうちに、忍の心は復讐に蝕まれていく。
遂に七日目を迎えたが
そう都合よく天恵が発現する訳もなく、忍は当初の予定通り廃棄されてしまう。
そんな不運の連続だった忍が捨てられた先で出会ったのは、亡国の宮廷魔導師の老人と口の悪い美少女で──?
これはかつて《失敗作》と呼ばれ復讐に囚われた男が、理不尽で身勝手な異世界で《災厄の魔王》へと駆け上がる復讐譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 19:07:02
143614文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:360pt 評価ポイント:180pt
辺境伯が長女アザリア・グロリエルは、死産した正妻の一人娘。存在を疎んじられた父と後妻によって軟禁され、十二歳まで侍女達に虐待され続けていた。
ある日顔にスープを浴びた際に蘇った記憶によって、自分は遥か昔、国崩しの大怨霊、桜花姫が転生した存在であった事を思い出す。
更には創造神ディアドラ様によると今は雑に数万年の未来であり。
剣と魔法が世の中心となった時代であり。
魔王という不の感情の集合体で出来た、絶対滅ぼすべき悪があり。
私は魔王に殺されると、魔王に喰われて逆
に吸収して世界を滅ぼすトンデモ存在になるのだとか。え?ぇえ?何それ突っ込み所多過ぎない?
私が見ていた死の夢は未来視の加護による予知夢?勇者を探して魔王を倒して、世界を私が救ってくれ?イヤイヤ情報量多過ぎますよ?!
私の目的は前世から抱えた両腕に宿る家臣や民草達の成仏、供養です!
彼らの冥福こそが目的であって、未来の命運とかどうでも良いんですけど!
新しい家臣とか民衆とか、抱えさせないで下さいよぉ!!
桜花姫の常識と超(怨念)パワーを元に、アザレアが(半元凶の)未来を救う!
片目腕無しの白髪美少女です!誰彼構わず魅了しつつ(本人の思い通りかには蓋をして)、何となくふわっと世の中を良い方向に変えてみせます!
……因みに私、乙女ゲーで言う悪役令嬢だって事を誰か教えてくれませんかねぇ?
ちょっとそこのまだ見ぬヒロイン?ちゃんと私の目ぇ見て?
私致命的な情報を、まだ知らないんですよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:00:00
198174文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
妖術大国【カイドウ帝国】の田舎町――ある夜のこと。
調香屋を営む神代アオバのもとに帝国軍【黒龍隊】の総長・院瀬見シュロが「腕が取れた」と店に駆け込んできた。
院瀬見は両腕がなく、妖術を施した特殊な義腕を身につけていた。知り得る妖術で彼の義手を直していた最中、突如アオバの店に領主の家臣達が押し掛けてきた。話を聞けば、養父が借金返済のために【店】と【アオバ】を領主に売り渡したという。おまけに領主のバカ息子がアオバを嫁にするとまで言い出す始末。
行く宛てを失った上に、大嫌いな
領主の息子の嫁にされそうなアオバに、院瀬見は「俺の婚約者にならないか」という提案をもちかけた。院瀬見は元上司から大量の縁談をもちかけられ困り果てていた。アオバは住む場所を得るため、院瀬見は縁談から逃れるため【偽りの婚約者】として互いに協力することになる。
香と妖術を操る【香術師(こうじゅつし)】アオバの、恋×仕事×妖術の和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 15:58:04
149255文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:48pt
騎士の爵位を承った両腕が義手となった元兵士の女性「ブリジット」は、シルヴァン公爵のパーティに招かれていた。
しかし、感覚のない両腕故に粗相をしてしまう。
それを見た貴族令嬢はシルヴァンに自分こそが側にいるのにふさわしいというのだが…。
最終更新:2023-11-30 20:42:57
3982文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:122pt
作:夏月 海桜
ヒューマンドラマ
完結済
N0714HX
ご都合主義のゆるふわ設定。
数話で終わる予定の、ご都合満載連載作品。(数話なので1〜3万字以内)
異世界転移有ります。
あらすじ
海で泳いでいた私は、うっかり足を攣ってしまう。日帰りで一人での海水浴。おまけに仕事先にも友人にも海に行く事は話してない。そして現状、遠くでサーファーが何人か居るけど楽しそうで私の存在には気付いてない。
多分、溺れているような動きだったり「助けて」って叫べば気付くかもしれないけど。
残念ながらそこまで生に執着してない。
生きることを放棄するわけじ
ゃないけど、積極的に生きようとする意思が無い私。
まぁいっか。
そう思って意識を失ってーー
気付いたら、レンガで出来た道に寝そべってた。
いや、なんで?
さっきまで海だったでしょ?
というか。
やけに肌寒いんですけど。夏は?熱帯夜は?酷暑は?
「怪しい奴!女?此処で何している!」
寒くて震えて両腕をさすっていた私の首に刃物が突き付けられていました。……これって、剣?えっ?本物?いや、そんなわけ無いよね。銃刀法違反でしょ。そんな事を思った私が少しだけ身動ぎしたら、スッと紙で指を切ったかのような鋭い痛みが首に走った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:00:00
15279文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1342pt 評価ポイント:1096pt
花鳥人と呼ばれる人がいる。
両腕を鳥のような羽に変化させるなど体の半分以上を鳥のような姿をした一族だ。海外だとハーピーとも呼ばれている。その姿は美しく、時の権力者達を常に魅了してきた。
花鳥人はどんどんと権力を持ち、政権にさえも彼らは関わっている。それは現代、令和の時代でも花鳥人の一族達の力は劣る気配はなく、独自の文化を守りながら生きていた。
そんな一族の愛人の子として生まれたヒナは六歳くらいの男の子の夜鷹と一緒に、正妻の娘である深雪の髪結いの仕事を受け、屋敷へ向かっ
た。そしてなぜか深雪の婚約者と出会い、迫られてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 05:41:11
19976文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:陸奥 霧風
ハイファンタジー
完結済
N2243IL
夕陽が染まる草原で一人の少女の声が辺りに響き渡る。
「ハルタ~ン!どこにいるの~! ハルタ~ン!出ておいで~!」
ご主人様の可愛い声が聞こえる…… 急に居なくなった俺を探しているんだな!
『ご主人様! 俺はここだー! 今、行くから待ってくれ!』
俺は少女に近づき、両手で俺を持上げた。
「も~ どこ行ってたのよ。心配したんだからね!」
そう言って、俺の胸に顔をうずめた。少女は笑いながら俺に向かって、
「じゃあ、暗くなってきたから早く帰りましょう」
と言い、俺を両
腕で抱っこをして歩き始めた。
横からお嬢の専属メイドのレイニーが
「まったく、どこに行ってたんですか? お嬢様は本当に心配してたんですよ!」
と言いながら指で俺の顔をツンツンと突いてきた。
「きゅーう きゅーう 『ごめんよ! ご主人様!』」
そうして、ご主人様と帰路についた。
短編小説 『いじめられ公爵令嬢と異世界転移たぬきのモフモフ! ~おまえらに俺のばけ学を見せてやる!~』の連載作品になります。
『追放?された第三王子と魔境の森の魔女の村 ~第三王子は王様を目指す~』も併せてお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 03:00:00
15805文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
両腕を巨大な岩の腕と化したゴーレム少女、レムリカ。不器用ながら生きる彼女の凄惨な誕生の物語。
(本作は『ノームの終わりなき洞穴』の世界観をベースに、キャラクター原案として『白星Vトリエ』様の協力のもと『レムリカ』『メディシアス』を題材とした小説を書いています)
※カクヨムにて先行掲載 https://kakuyomu.jp/works/16816452218305352984
最終更新:2023-07-11 06:00:00
195633文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:1242pt 評価ポイント:676pt
虐待で命を落とした少女だった私は今、二つの人格を心に宿し駆け回る。
周りには怨呪と呼ばれる怨みの集合体である化け物。そいつらを倒すため私、楽羅輪廻《かぐらりんね》がもう一つの人格になり刀を握る。
だが、なんでいつも俺の体は両腕切断や腹を貫通されなきゃなんねぇーんだよ! ふざけんなよ?! 痛感が無いからと言って、体が回復するからと言って。
もっと俺の体を大事扱ってくれやクソが!!
妖殺隊と呼ばれている怨呪を倒す特別部隊。そこに所属している楽羅輪廻の先輩、樹里彰一と
共にこの世の怨みを斬っていく。
異世界和風ダークファンタジー
※カクヨムにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 15:52:45
120583文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:42pt
奴隷で、両腕がない男「ザリル」。彼は生きることに絶望していた。しかしある宝玉の影響で右腕が生えて、「普通に生きたい」という叶わぬ願望が現実なりかけ、生きる希望を見出だし始める。他の宝玉を手に入れるため父の復讐を誓う美少女「マーリン」と協力し、底辺から這い上がる痛快ストーリー!!
最終更新:2023-05-26 02:07:44
2809文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人生は裏切りの連続だ。
俺はこの女(ひと)が嫌いだ。
聖騎士に両親を殺され、自身も両腕を失った俺は、魔女に助けられる。
魔女に助けてくれた理由を尋ねると、魔女はお前が私を殺す未来を見たから拾ったのだと言う。
魔女は心臓が動いている限り不老不死で、心臓は絶対に止まることはない。不死に飽きた魔女は、自分を殺す者を育てて遊ぶのだと言った。
最終更新:2023-05-25 20:00:00
8841文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:714pt 評価ポイント:638pt
その世界には「ミセリア」と呼ばれる怪物がいた。
人間の手によって生み出されたそれの目的は「人間を殺す」こと。
その目的のために生み出された哀れな存在であった。
主人公のリヒトもまた怪物である。
彼の容姿は上半身が狼、両腕がオオトカゲ、下半身が猛禽類と俗に言うキメラの格好をしており、彼に与えられた使命もまた人間を殺すことであった。
故に、人間と怪物との間には深い対立の溝が存在していた。
そんな中、リヒトは物語の本に登場する騎士に憧れる。
産みの親である研究者達からはその憧れに疎
ましく感じるものも多かったが、ただ一人リヒトが唯一「兄」と慕う少年のおかげで夢を抱き続けることが出来た。
そんな時、リヒトの住む研究所で謎の爆発が起き、それに乗じて逃げ出したリヒトは地上の世界で数年の時を過ごす。
そして、16歳となったある日彼が数年過ごした孤児院で一緒に過ごしたアルナという少女とともに怪物が騎士になるための旅を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 22:22:35
116907文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:4pt
こんにちは、ローズヒルデです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくしジュリアン殿下の執務室で本棚の上に置いてあった書類が頭の上に落ちてきて一瞬ですが気絶していたようです。
心配そうな声だけかけて冷たくわたくしを見下ろしている超美麗な御方はジュリアン殿下、わたくしの婚約者です。
一応婚約しておりますが実は仲は良くありません。
わたくし気絶したついでに前世を思い出してしまいました。
どうやら前世では日本に住むゲーム大好きOLだったようです。これが俗に言う異世
界転生というやつでしょうか?思ってもいなかったので混乱しております。
「あぁ・・・日本に帰りたい」
頭を抱えボソリと呟くと殿下が嬉しそうな、また確信があるような表情で顔を上げ両腕でガッツポーズをし雄叫びの如く言い放つ。
「転生者キターーーーーーーーー!!」
今まで全く興味が示さなかったのに転生者だと知ったとたんグイグイくる転生オタクの王子。
「今までは嫌いだったけど転生者になった君は好きになれそうだ」
「転生者ってだけで好きになるなら他を当たって下さい!」
転生に関する事になると止まらない王子とそれについていけない公爵令嬢のラブコメ(予定)です。
※投稿は他の連載「ヒロインですがフラグを回避します。だから外堀を埋めないでください‼」をほぼ毎日投稿しているのでこちらは少なめですが週1〜2回は最低投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 16:53:56
8737文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:34pt
炎、水、風、土、闇、光、無。いかなる時、場所、場合においてこの七つのヒカリが消えることはない。
炎。世界の誕生とともに生まれた四大属性の一つ、この地に熱を生み出し、明かりで導き、時には生物の調和を図る。
水。炎とともにこの地に生きる生物たちを生み出した存在。炎と水は共にバランスを保ち、この世界に生命を誕生させた。
風。枯れ果てた大地のもとに吹き付ける風、その風はまるで命を吹き込むかのように世界に緑を発展させた。炎の力を強め、水の形を作り出し、ほかの属性と常に力を合わせた唯一
無二の存在。
土。土があったからこそ他四大属性が力を発揮できたのかもしれない。風と最も良い友好関係ともいえる土、この地を統べるのはただ一つのヒカリだと。
世界の創造主ともいえる四大属性に続き個々の力が発揮される闇、光、無。その七属性のうち最低でも一属性をこの世界の人は持っていた。
「ファイヤーボール」
少年の前をはねる水色の二つの目を持つ球体に向かって火の玉が火花を散らしながら飛んでいく。速度は人ならば簡単によけれる、その程度だったが、火の玉が着弾したと同時、着弾地点から360度均一に広がった風圧がその威力を物語っていた。当然水色の球体はその場から姿を消し、その地には焼け焦げた地面が広がっていた。
「よっしゃー、スライムぐらいなら難なく倒せるようになった」
両腕を掲げ力強くこぶしを天に突き出した少年は目を輝かせながら荒野に広がるモンスターたちを見つめ次なるモンスターへ向かって走り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:00:00
72070文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
主人公である外崎仁は帰宅途中に突然、地面が光り意識を失ってしまう。
目が覚めた彼に「目が覚めたか勇者よ。神に授かりし力を我が国のために使うがいい。」
尊大な態度で言い放つ王により異世界転移した仁を待ち受ける運命とは…
最終更新:2023-01-01 18:00:00
807文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
・・・・・・いい気なもんだ。寝息を立てて眠ってやがる。
刑事は隣の席に座る老女を横目で見て
その手からずり落ちそうになっている布をかけ直した。
「・・・・・・うぉ!」
「ひひひ・・・・・・」
「なんだよ婆さん。起きてたのかよ。突然目を開くから驚いたぜ」
「ひひ、私は眠りながら周りの状況を探ることができるのさ。
手を伸ばしてきたから胸でも触るんじゃないかと思ってね」
「はっ、冗談」
「私はいいんだよ?こいつを外してくれるなら色々サービスしてやるさねぇ」
そう言う
と老女はバッと両腕を顔の前にあげた。
布が床に落ち、露になった手錠が車内灯に照らされキラリと光る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 11:00:00
3353文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:70pt
目を開けると窓の外に田園風景が広がっていた。
どのくらいの間眠り、どこまで来たのだろうか。
・・・・・・なんて気にしなくていいのが電車での気ままな長距離旅のいいところだ。
両腕を伸ばし、大きなあくびを一つ・・・・・・したいところだったのだが
目の前に人がいては躊躇する。
と言っても子供だが。
私を見てニヤニヤしている。
典型的な悪ガキって顔だ。
眠っている間に何か悪戯されてやしないか?
口の中に虫でも放り込まれていないか?
舌で捜索。うむ、異常なし。
さて、それでどこの子だ?
四人掛けのボックス席から身を乗り出し
辺りを見渡すが、ガラガラの車内。
どうにもこの少年の親らしき人物は見当たらない。
他の車両から来たのだろうか。
母親と共に田舎の祖父母の家に向かっていたが
代わり映えのしない景色に飽きて、探検していたと言ったところか。
しかし、まさかこの後、祖父母の家で奇妙な体験をするとはこの時
この少年は夢にも思っていないのである。
その奇妙な体験とは・・・・・・
「ねえ、お話を聞かせてあげようか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 11:00:00
3207文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
作:三屋城衣智子
異世界[恋愛]
完結済
N2365HX
「うおおおおお! 俺と結婚してくれっ!!」
がばりと両腕を開きながら唇をタコのようにして公爵令息が宙を飛ぶ。
今日もミシェルンダ=アルマリア男爵令嬢は学園でストーカーしてくる令息をバッタバッタと薙ぎ倒していた。
そんな中、この国の王太子であるロズレイル=ククッタリアが人目も気にせず告白してくる。
すげなく友達としてならと言ったつもりが、会うたび会うたび愛? を囁いてくるものだから、うっかり絆されかけそうに。
だけど、王太子にはかねてから美少女の婚約者がいてーー?
「
セクハラです王子」
「ぐはっ。良い、肘だ。つい出来心で、すまなかった。好き」
これは腹黒変態王太子が最愛の肉体美令嬢を手に入れる為の、少し変則的な日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 08:14:01
9472文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:720pt 評価ポイント:512pt
半年程前、「アラリアン」と「ルフマ」の国境付近で内戦が始まった。
イヴァンはその戦いに巻き込まれ、両腕を失う。
何故人は戦うのか――。
そんなことを思いながら、少年が戦いと向き合う物語。
最終更新:2022-10-01 18:00:00
4020文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
傷つけ、血塗られた両腕を呪えど。
もし、それらを失ってしまえば。
もう二度と、君を擁きしめることが叶わなくなる。
最終更新:2022-07-07 07:00:00
419文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
作:芒(すすき)
ハイファンタジー
連載
N5175HR
塔育成型シミュレーションゲーム!
塔を育てて塔の下にある街を発展させ、強くたくましい住民を育てよう!
が、キャッチコピーのゲームをプレイしていた男は見も知らない世界が広がる場所へと転生していた。
気づけば座っていた金と黒の悪趣味な台座。用途不明の円錐型のトゲがいっぱい付いた腕輪を両腕に黒いスーツに身を包み、足を組んで座っている。
……あれ、これ、俺が作ったキャラじゃね?
最終更新:2022-07-07 00:00:00
6581文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
空に浮かぶ島国″モノスカイ″で暮らす少女、ソラ。
両腕を自由に翼に変えて飛ぶことが出来るモノ国民は唯一空を飛ぶことが出来ないソラを仲間はずれにしていた。
ある日、島から″落ちた″小さな少女ソラをきっかけに世界が大きく動き出すその出会いははたして運命なのかーー。
どこか儚く虚ろげな異世界ファンタジー。
最終更新:2022-06-19 18:00:00
32344文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
馬車にひかれて、両腕と片足が駄目になってしまった。
最終更新:2022-05-15 02:41:33
205文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
勇者と共に魔王討伐の旅をしていたおっさん戦士ブレイド。
旅の途中で大怪我を負い両腕を失ったため、足手まといにならないよう自らパーティを脱退。
しかし戦士ブレイドは勇者よりも強かった…!?
腕がないのに!?最強!!
40歳手前のおっさんが敵をちぎっては投げ切り捨てる旅をする無双物語!
最終更新:2022-04-19 00:00:00
13641文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
あらすじ
――ドンッ!――
「殺すぞ」
助けてくれ。誰か。
そう。誰も助けてはくれない。なぜならば、今ここにいるのは私と、目の前の男しかないから。
私、ロレーナ・シュターデン人生最大のピンチです!
見知らぬ男の両腕に挟まれ私の両脚の間に男の膝が無理やりねじ込むように入れられている。背後にあるバルコニーの腰壁を乗り越えるのは無理そうだ。せめてもの抵抗として視線はと思い宙を仰いでいる。
抵抗むなしく、右手が顎にかかり正面を向くように矯正されてしまった。
溜息しか出ない。
あぁ、どうしてこんな事になってしまったのか……
ある日の舞踏会、薔薇の庭園で見目麗しい男性達の逢引現場?を目撃してしまったロレーナは今日を境に死神の異名を持つ騎士団団長に追われる事となる。
ロレーナの運命やいかに!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 19:16:37
8707文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:108pt
津蛇柄
家族
七十七 部
アマトナ・フランセス:
アニオタ 女 サイコパス
怪物。
ちなみに、スイス硬貨を
フランというが、
名前のフランセスは
偶然 近い名前(メタな
作者のとっさに、考えた名前 しかも、ネパールやスイスなどの設定も
適当 たまたま
近い フランに
あとから 調べて
気づいた ため、
より 私も 気に入った)
ネパール出身の
スイス人。
英語 中国語 ネパール語
ドイツ語 フランス語、
日本語。
本名 「クルメナッハ・
ロージャン・ユネミス」。
サイ
コパス。
主人公のストーカー。
194.3cmの長身。
常に、ラーテル(名前は、ピスカン)と
黒豹(レディナ)紫色の
デスワーム(アスパ)を
連れてる。
みな、雌。ワームは
不明。ワームは、
アスパラガスから
名前とった。
のこりは、自身の
気分から。適当。
銀髪に、青とピンクが
混じった、かなり
長い 腰以上
あるストレートロング
ヘア。
左眼が、赤紫色の眼、
右眼が、黄緑眼。
肌は、白い。
痛みを感じない 無痛症(基本)
両耳に、金色の
狐のイヤリング。
服装は、頭に、
紫のノンラー帽で、
(左側に、ミナミオポッサムの模様 マークが
入ってる)
右肩に、そのマークの
同じ、自身のペットの
赤いミナミオポッサムの
レフカ(雌)を、
乗せてる。
水色のゴスロリドレスに、紫のロングブーツ。
ブーツには、先に
刃が仕込んである。
両腕のドレスの中に、
鉄甲 鎖帷子を
巻いており、
ドレスの両腕上に
4つの黒革ベルトを
巻いて固定。
首には、赤い革
チョーカー。
ドレスのお腹あたりに、
黒い鎖を2つ巻いてる。
右手にのみ、青紫の
革手袋してる。
また、常に、赤紫の
洋日傘を携帯。
日中でも、開いて
さしてる。
年齢は、不明だが
28歳で固定とされており、不老の儀により、
成長 老化しない。
武器は、
鉄扇と蛇腹が合体した
ロルフォムル。
バルディッシュ、
礫 暗器の指弾。
誕生日は、6月17日
AB型。両利きの
右利き
基本 主人公の
前だと 日本語を
話し、
語尾に、「〜ノゾ」
素性 経歴は不明。
好物は、アスパラガスと、デミグラスステーキ
203cm (怪物)
好きな植物 花 草などは、
クマガイソウ、
タムラソウ、フジアザミ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 15:37:24
3272文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
出海堂(でっかいどう)大学一年、浅原啓太は、ある日帰り道で交通事故の現場に遭遇する。
死んでいるはずの被害者が起き上がり、その両腕を伸ばしてくるのを見た啓太は、脇目も振らずに逃げ出した。
翌日。
啓太は、自らの左腕が意志に反して動くことに気が付く。
逃げ場なんてどこにもない。
眠ることさえできない。
啓太は、ギプスで左腕を固定し、藁にも縋る思いで、同期の北条久美子に相談する。
手渡された一冊の本には、『エイリアンハンドシンドローム』と書かれていた。
最終更新:2021-12-30 00:00:00
34375文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ラブレターで公園に呼び出された飯島陽人は、気付けば見知らぬマンションの一室に拉致されていた。
両腕を拘束され逃げる事も叶わぬ陽人の前に、陽人を拉致した見知らぬ女の子が姿を現す。
「陽人君にね、どうしても伝えたい事があってね、ここまで連れてきたの!」
何も言わない陽人に少女は包丁片手に愛を一方的にぶつけ、次第に狂乱していく。
そんな中、陽人の頭の中はある思いが頭を支配していた。
──この子、どちゃくそ可愛いじゃん!!!
(3話程で終わらせる予定です)
最終更新:2021-12-22 09:00:00
28259文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:60pt
●エヴァンジェリン(EVANGELINE):
追蛇智の契約してる
神龍。ヒサラと違い
同化融合はしていない。
契約だけの主従。
金色の鱗 赤眼の龍。
女性。同じく人の姿にもなれる 高貴な龍。
学園
追蛇智の仕業 黒幕
最終更新:2021-10-17 18:01:07
4944文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:りんご飴ツイン
ハイファンタジー
完結済
N8462HC
アンジェ=トゥーリア公爵令嬢は聖女でありながら異形の女として有名だった。魔物の発生源である瘴気を浄化し、もって王国の安寧を守ってきたアンジェであるが、瘴気に侵食され、肉体が異形と化したのだ。清らかな両腕は肩口より噴き出すように生える無数の触手と変貌し、黄金のように煌びやかな金髪は闇のように昏く染まり、宝石のように綺麗だった碧眼もまた闇を凝縮したようにどす黒く染まり、きめ細かな肌は漆黒の鱗に覆われた。ゆえにアンジェは命を助けた民衆にも、実の家族にも、婚約者である第一王子にさえも
『魔物のようだ』と忌避されていた。そんな中、王立魔法学園設立以来はじめてとなる平民の少女が入学してきたのだ。「──聖女様、今日も最高にお美しいですよ!! 大好きです!!!!」……異形の女を前にして、忌避することなく真っ直ぐに想いをぶつけてくる変わり者が、だ。これは公爵令嬢にして聖女にして異形の女であるアンジェが真っ直ぐにぶつかってくる少女と向き合うお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 18:11:04
146339文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:1344pt 評価ポイント:826pt
生物化学兵器が研究施設から漏れ、ゾンビで溢れ返った世界。私は襲い掛かってきたゾンビと一緒に、神社の石段から転げ落ちた。ゾンビに噛まれずに済み、ピンチを切り抜けられたようなんだけど…私、ゾンビと身体が入れ替わっちゃったみたい。心は人間なのに身体はゾンビ。歩いていると、何だか両腕が前に上がっちゃう。もうヤダ。何なのこれ。もう一度石段から私の身体と一緒に転げ落ちれば、元通りに戻るかもしれないけど…このゾンビで溢れ返った世界で、人間の身体でいるメリットある?ゾンビでいた方がいいんじ
ゃない?でも、こんな、気味悪いみっともない姿でいなくちゃならないなんて、正直キツイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 12:30:24
5850文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:26pt
作:小早敷 彰良
ハイファンタジー
短編
N4055HA
無精髭の男が目覚めると、そこは白い殺風景な部屋。両腕には知り合いの死体。
目の前には天使がおり、頭に響く声は選択を迫ります。
最愛の人を選べ。最愛の人一人のみ、共に現世へ帰ることが出来る。選ばないと永遠に部屋から出られない。
さぁ、彼の選ぶ最愛の人は?
本作品はカクヨムにて他作品と同様に公開しております。
〈https://kakuyomu.jp/works/1177354054888805935〉
最終更新:2021-06-11 23:54:54
4021文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:ほっこくのくわずいも
純文学
完結済
N8502FS
そうした気配が薄々這い回っていたが、勘三郎おとっつぁんのいまはとお久が産気づいたのは同じ刻限になった。長火鉢を真ん中にお店と奥を右往左往するうち、こきりこの鳴る音がますます渦を巻いてくる。それがその時のことなのか想い起す度に巻いてきた渦なのか、こうまで年月が経ってしまった今となっては、埒もない。
錦の金羽織を背負ってこきりこかしゃかしゃ廻っていた手のひらサイズの勘三郎おとっつぁんは、いったんは体内に戻りいつもの悋気臭い顔で小言を繰り出したが、「こんなもん繰り返す阿呆も
おらんやろう」と、いつもどおりのそっぽを向けた。
襖越しの向こうから赤ん坊がこの世に顔を出した最初の声がした。生まれた。助かった。両腕を二度まで上げて万歳をした。
「あの子は、わてや」
小さな勘三郎おとっつぁんではない。生ける骸に見えても、まだ本マモンの生の声だった。灰なんぞかき回してる場合やないと、親族みんな、その声の一音一音聞き漏らすまいと、耳をそばだて、筆をとった。
「わてが無うなったら、久の子がわてや。わてぇは、あの子に生まれ変わって、加賀屋を、お店を、この屋を守っていく・・・・せやからぁおのれ等みんなぁ安心したらえぇ・・・・・弔いは、あの子を棺の真ん中に座らして、来たもん皆んなに「この度のお生まれ変わり、おめでとさんで」って云わせるように触れ回れ。金屏風ならべて、こきりこ鳴らして、朱塗りの膳に金と銀の鯛を盛り付けて、大盃にひょうたん酒そそいで、廻してくれぃ・・・・・ちよも、せいも、とせも、まあも、あやも、くみも、なつも・・・・」と、女の名前ばかりなぞって、勘三郎おとっつぁんは死んだ。が、小さな勘三郎おとっつぁんはこきりこを鳴らしながら未だ女の名前を呼び続けている。
かよ さよ うめ かをる あやの まちる きさらぎ ふじつぼ あねわか よなくに さんかろう ことしず
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 07:09:55
144515文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
都市アイザック最強のパーティー『黄金の旋風』に所属する“アデル”は、突然、リーダーである“エリアス”に追放を言い渡される。
それは、エリアスだけでなく、幼馴染で恋人の“カルラ”を含めた全員の総意であると。
到底納得できず、理由を尋ねるアデルだが、そんなカルラから返ってきたのは無情な答え。
『私達は、ガラクタや“役立たず”なんていらないの』
そう……アデルの職業[技術者(エンジニア)]は、一般的な大量生産品しか作れないような全く使い物にならない能力だった。
失
意のままギルドに戻ったアデルは、受付嬢から一枚の依頼紙を手渡される。
その内容は、腕の良い職人を探しているというもの。依頼主は、領主である“カートレット伯爵家”。
不審に思うも、興味が湧いたアデルは依頼主である領主邸へと向かう。
侍女の“ハンナ”に案内され、出逢ったのは……車椅子に座り、両腕と両脚をもがれ、唯一残った右眼で虚空を見つめる一人の少女——“ライラ=カートレット”伯爵令嬢だった。
「殺したい……お父様とお母様を殺したアイツ等を。私を穢して、壊して、こんな姿にしたアイツ等を。アイツ等に関わる、全てのニンゲンを!」
困惑するアデルだが、そんな少女の魂の叫びを聞き。
「……僕が、あなたの望み……叶えてみせます」
アデルは自分の職業[技術者]の力で、誰にも折ることができない最高の翼を【製作】しようと決意する。
——たとえそれが、自分の命を引き換えにするものであったとしても。
これは、翼をもがれ、絶望と憎悪に苦しむ少女と、そんな彼女を救おうともがく『役立たず』と呼ばれた男の、復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 21:40:25
342493文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:17590pt 評価ポイント:9804pt
漆黒の|眼《まなこ》に浮かぶ、紅い瞳── 呪われた眼と恐れられ、迫害された悲劇の悪役令嬢。その名は、リイン・サンダルシア。悪役令嬢なのに、強烈なキャラで乙女ゲームの顔になった、人気キャラだ。
そんなリインに転生してしまった主人公は、過酷な運命を変えるために、中二病の演技をして道化になることを決意する。
周囲から中二病をバカにはされつつ、平穏な日々を送れていたのだが、両腕に包帯を巻いた、二刀流の怪しい男が訪ねて……。
最終更新:2021-05-13 22:00:00
13447文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:3008pt 評価ポイント:2710pt
高校2年生の雨月ちさとが気になっているのは、同じクラスの立石神夜。
両腕には包帯、片目に眼帯、好物は人間の魂(設定)、謎めいた発言を繰り返す彼は……典型的な中二病を患っていた。
しかし、
「くっ……! 右目が疼く……ッ」
「え!? ものもらい? 立石くん、大丈夫!?」
ちさとは重度の天然であった。
これは――……自称・天界を追放された堕天使が両腕に封印された魔物と共に魔王・ちさとに立ち向かわない、ラブコメディである。
最終更新:2021-04-04 13:22:18
13001文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
●黒城 魔夜(こくじょう まよる):主人公
男 黒髪セミロングに先が金髪。
右眼が赤い。左眼は黒。左眼の下に少し傷。18→19歳
185.5cm→186.4cm
好物は、餃子、カボチャ、トマト、チーズ、マカロニ、ネギ、牛乳、ポカリ、アボカド、炒飯、お茶、アスパラガス。
嫌いなものは、マヨネーズ、揚げ物、海老、油物、納豆、寿司、クリーム、甘いもの、炭酸、コーヒー、キノコ。
俺 お前 貴様 てめぇ、あんた。
武道家の息子。妹が2人と姉が3人いる。典型的な不良 好戦的で喧嘩好き
暴
れる 短気 普段 冷静 頭も良く
洞察力も優れる。努力怠らない
ややサイコパス。非情 冷酷 冷徹 冷血
無情。色白の美肌。綺麗な細身の筋肉。
背中に黒い蛇の刺青を入れてる。
黒蛇の王 こくじゃのおう と裏では呼ばれてる 有名人。
高い戦闘力。
少し短めのボロボロのダークブラウンの蛇柄の革ジャンに
前を開けて黒いインナーシャツ、首に黒い革の輪チョーカー
黒い蛇柄の革パンに黒いブーツ。
手に黒革グローブ、両腕に黒革のリストバンドをしてる。
左耳にピアスしている。のちに外す。
言葉遣いや口も悪く わざと挑発したりもする。本性 極悪残忍卑劣 手段選ばない
タフガイ。頑丈。
プライド高く 知恵も回る 悪運。
首後ろに黒い蛇を巻いて飼っている。
とても利口で賢く主人公の指示に従う。普段 マフラーみたいにじっとしてる。
猛毒。雄 名前は蛇王 じゃおう。
大事。
槍の使い手 かなりの達人。
素手の武術や体術も父や師匠から教わってる。神童 才能ある。
B型 2月1日生まれ。右利き。
少しだけ氣も使える。指弾も得意。
後ろ腰に伸縮自在の黒い蛇柄の槍を
携帯 意志を持ち 三節棍や蛇腹剣のように変形して追う トリッキー 読めない動き。
黒い兜鎧 黒い薙刀 黒い太刀と脇差 黒い小手 この姿も登場すること多い。
母は陰陽師 名門。
時折 禍々しい邪悪なオーラを発する。
師匠や父 母 姉 にだけあんた 使う。
あとは お前や貴様。
蛇王のことを相棒と呼ぶこともある。
黒い槍を大事にしてる。
大きな重い黒い戦斧や符術や鉄扇も扱える 色んな武器を一通り使える。
他人に一切 妥協しない 周り敵
蹴落とす 手段選ばない。
70kg.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 07:19:56
2452文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:イマジンカイザー
ローファンタジー
完結済
N9108GB
罪の意識に苛まれ、両腕の自由を奪われた依頼人。ゴーストハンター・雨宮浸は不可思議な怪異を解決すべく、会いたくない昔馴染みの元に向かうのだが――。
本作はシクルさん(https://mypage.syosetu.com/21735/)に制作許諾を得て創作した、同作者様作品「ゴーストハンター雨宮浸」の二次創作的ななにかです。舞台設定その他はそちらをご参照ください。
現在ふたつあるうち、『親の心子知らず……』に関しましては、単独で読む分には何一つ問題はありませんが、本作は拙作・
「俺の彼女は《カノジョ》じゃない(https://ncode.syosetu.com/n1212fh/)」と世界観を共有しており、こちらと同一のキャラクタが一部登場しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 00:00:00
50049文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:22pt
両腕に『世界樹の根』の力を宿る紋章を持つ青年ハルトは故郷を襲った霧をきっかけに冒険に出発する。
そして世界各地で起きる異変へ勇者として立ち向かうための仲間達を見つけるため、そして強力な武器を手に入れるために旅に出るのだった。
最終更新:2020-11-01 15:00:00
129297文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
宇宙はかつて、不滅の生命体『幻獣』に支配されていた。
激闘の末に平和を勝ち取った人類種は、再び蘇った幻獣を打ち倒す特異な力を後世に残した。
異能の力を受け継ぎ、日々鍛錬に明け暮れていたオルトの日常は唐突に破壊される。大気圏を突き破って飛来した隕石が激突し、幻獣を異様な金属で生まれ変わらせて星を破壊しだしたのだ。
さらに隕石を追って、防衛組織”カラドリオス”が現れて幻獣と戦い始め、さらにさらに組織の中には10年前に離別した娘が、両腕を金属兵器に変形させてエリート戦闘員に
なっていた。
家族の絆が金属で繋がり、子持ちの親父が宇宙に動乱を呼ぶ。ド迫力SFアクションライトノベル。
1章完結済み。毎日9時更新!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 22:00:00
129654文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:20pt
雨宿りで立ち入ったホテルの一室に置かれた謎の機械。興味本位で使ってみると、俺の両腕が女の子になっちまった―――!?
全10話くらいになります。アホ全開の話ですのでお気軽にどうぞ♪
隔月更新になります。
最終更新:2020-09-13 06:06:20
12079文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:153pt 評価ポイント:117pt
魔界マーズマイルに一人生きる、両腕を失くした少年マティス。
彼の下に、突然少女が落ちてくる。
記憶喪失になっていた彼女の運命に、マティスは巻き込まれることになる―――
最終更新:2020-09-12 19:00:00
50203文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:高美濃 四間(ツクモビト出版中→PN:玉宮夜彦)
ハイファンタジー
完結済
N0778FW
※旧タイトル:ハンター&デザイナ -異世界の設計士-
凶霧と呼ばれる瘴気が蔓延する異世界。
『モンスターイーター』というハンティングゲームが大好きな元エンジニア『加治柊吾』は、目覚めると少年になっていた。それも両腕両足を魔物に喰われた状態で。
柊吾は絶望の中でひたすら魔術や鍛冶を学び、前世の知識を以ってある設計図を完成させる。
名を魔術機動・強化装甲『隼(はやぶさ)』。
十年かけて素材を集め、それを完成させた柊吾は、凶霧によって凶暴化した魔物たちへ挑んでいく。
討伐
と設計を繰り返し成長する、ハイスピードハンティングアクション始動!
今回はゲーム性を重視し、広大なフィールドを開拓していくワクワクを提供していきたいと思ってます!
※エブリスタ様、ノベルアップ+様、カクヨム様にも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 17:13:38
431983文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:955pt 評価ポイント:265pt
執事を自称する男が現れたのは、姉の死から3カ月後のことだった。
恋に恋する女子高生、夢見愛子。
サッカー部の先輩に憧れ、友人と放課後の寄り道を楽しむ……そう、彼女はどこにでもいる普通の女の子だった。
そんな彼女の日常は、突然現れた〝執事〟によって一変する。
男の名はバルト・シルヴェスタキ、3カ月前に死んだ愛子の姉、夢香の執事であり、夢香の莫大な遺産ともども、愛子に相続されることとなったのだ。
自分専属の執事ができただけでもお腹いっぱいなのに、バルトは登下
校はおろか、学校の敷地内までついてきて、過保護という言葉が生ぬるくなるほど、身の回りの世話を焼き始めた。
教師や友人、果ては憧れの先輩、獅童魁にもその存在がバレ、戦々恐々とする愛子だったが、幸か不幸か、バルトの世話焼きをきっかけとして、魁とお近づきになることができた。
しかし、2人きりの下校中に事件は起きる。
愛子と魁は突然、真っ黒な生き物に襲われたのだ。
目と鼻が無い代わりに、小さな角とサメのような牙が生えた顔――ぬめりとした体表と、異常に長い手足――コウモリのような羽に、禍々しいかぎづめ――諸君らには決して見ることのかなわぬ存在、悪魔だ。
たった一撃で魁を吹き飛ばし、悪魔は愛子に手を伸ばす。
恐怖に支配され、身動きが取れなくなった彼女の目に、夜のようなコートが飛び込んでくる。
忽然と現れ、悪魔の攻撃をはじいてみせたのは、執事を自称する男だった。
その右頬が大きくえぐれているのを――えぐれた先に、黄金の輝きがある不思議を――愛子は見た。
バルトは光より早く両腕を振り、コートの袖から武器を取り出した。銃にも剣にも見える、奇妙な武器だった。
二振りの剣を持ち、バルトは悪魔に向かっていく。
彼は一体何者なのか?姉との関係は?執事になった理由は?持っている武器はなんだ?なぜ悪魔と戦うのか?
そもそも、悪魔とは一体なんなのか?
謎とともに明かされる、自らに課された宿命――
執事の真の狙いと、姉の残した本当の遺産――
全てを知った時、あなたは真実の愛を見る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 23:00:00
133837文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
検索結果:122 件