-不憫な魔王- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

　その世界の人間達は魔法という力を使うことができた。その力と知恵をうまく駆使することで人間の文明は発達した。剣、槍、弓、鎧といった道具も作られ、王制といった制度を基盤にしていくつもの国を建国し、人間達は世界に生存圏を広めていた。 　しかしそんな人間達にも頭を悩ます存在がある。それが迷宮と魔物だ。自然に溢れる魔力によって建造される迷宮は魔物を生み出すからだ。 　魔物は世界に暮らす生物を襲う。非常に好戦的で大きな力を持つ魔物は、生態系を大きく乱し環境を変えてしまう。それは当然、人間達にも影響している。 　それでも人間達は団結することで魔物に対抗し、平和な世界を維持している。 　これから、そんな世界で生まれた一つの喜劇について語ろう。 　この物語は―― 「我輩は魔王フェベルゴール！　地上に住む人間どもよ！　大人しく皆殺しにされるがいい！」 「「てめえが奪った大切なものを取り戻す！　覚悟しろ！」」 　迷宮で生まれた魔王が配下の魔物を率いて地上を侵略しようと行動を起こし、とある二人の率いる探索者の一団がその侵略を阻止するまでを語った、喜劇のお話である。 　それでは笑いあり涙あり(？)な物語をお楽しみください。 折りたたむ>>続きをよむ

嫁き遅れ予備軍の魔王ネモ（女）は婚活の第一歩として、異性にモテようと考えた。幼馴染を始めとしたイケメンの側近連中に相談するものの、ことごとく挫折するネモの婚活が成功することはあるのか？

今日も魔王は寝込みを襲われ、安眠には程遠い。なんてことない安定の不憫属性だった・・・

各国の王女たちを攫った魔王の下に勇者が訪れるが・・・

魔王に攫われる王女。攫われた王女はどうなるのか？　攫った魔王の思惑は？

魔法が第一！の国に、何故か"魔力無し"で生まれてしまったマリアベル。さらにやたらと美形が多い家系に生まれたものの、本人はまさに平凡十人並み顔。 その上、『運命の赤い糸』という特殊な結婚制度により、自国の完璧超人イケメン魔法使い王子と許嫁にされてしまう。 不釣り合いなのはよく自覚しています。…だから、そんなハイスペックと結婚なんてできるか！と、マリアベルは結婚阻止のために魔王を退治する勇者を目指す。 今日も全力で王子から逃げます！って、何この人たち？！私に構わないでください！ なぜだか変人ばかりに好かれる、後に伝説の勇者と称えられるマリアベルの受難と冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ

魔界最強の魔王陛下と歴代最強の勇者のお話。 ちょっとぬけててちょっと不憫な魔王陛下と、そんなところがツボな勇者のお話とも言う。 「愛しています！」 「なぜじゃぁぁぁぁぁ！？」 恋愛要素薄めな、コメディ。