-ロボトミー- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

　……おれは死んだ。死んだ。死んだ。死んだ死んだ死んだ。と、このように考えるだけで吐き気がし、さっき実際に吐いて、前に並んでいる奴と喧嘩になるところだった。 　そう、並んでいる。この列に。この列は一体なんだ？　いや、わかるさ。これが何か。天国か地獄の審査の列だろう。そうとしか考えられない。だって、おれは死んだのだから……。あぁぁぁぁ……。

引き籠りの男が無理やり引き籠りから離脱させられ、ロボトミーされるお話。高度管理社会を描く。

ロボトミーやSCPの世界観です。 普段プレイヤーや財団から無茶ぶりをされては使い捨てられるエージェントにもそれぞれ物語があります。ここではその一部、きっと名を遺すことなく消えていったエージェントのその一部といった感じで書けたらなと思います。 エージェントは消費されます。その点お気をつけて。

　大好きな持ち主にすてられてしまったぬいぐるみ。 　ごみ置き場で途方に暮れていたところ、黒ずくめの男が目の前に立った。 「復讐したくはないかい」

いまどきロボトミー手術を受けた著者の怪奇ロマン。

そういえば２年前の誕生日、こんなことがあったね。

ある日突然目が覚めたら暗い密室の中。 持っているものは覚えの無い電話帳の入った携帯電話とwifi対応のノートパソコン。 電波はかろうじて１本立ったり圏外になったり。 主人公は何としてでもこの部屋から出るためにネット回線を駆使して脱出を試みる。

ロボトミーになって、工場の部品として働く僕。感情なんて何にもない……※本来のロボトミーの意味は、精神外科手術の一つです。それによって生まれた人間を指し示す名称ではないし、ロボットとも何の関係もありません。響きが気に入って、小説内でこんな使い方をしてみただけですんで、そこんとこよろしくです。