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検索結果:206 件
伯爵令嬢“ビビアン・ロッソ”は、侯爵家のガーデンパーティーの最中、婚約者である“カルロ”の口から突如として婚約破棄を告げられる。
その陰には、ビビアンの全てを欲しがる妹“テーゼ”の存在があった。
親同士が決めた政略結婚に未練はないが、公衆の面前で吊るし上げられ傷付いたビビアンはその場を後にする。
空を覆っていた雲からは雨がポツリポツリと降り始めていた。
降り止まぬ雨の中、帰り道を馬車に揺られながら、外を眺めるビビアン。
そこには衛兵に追われる不思議な雰囲気を纏う一人の少
年の姿があった。
ビビアンはその少年を救い出し馬車に乗せると、躓いた彼がふいにタロットカードにも似た“スマートフォン”と呼ばれる物を落とした。
好奇心旺盛なビビアンはスマホに興味を示し、その中にある配信アプリとの運命的な出会いを果たす。
配信アプリと出会ったことから始まる、伯爵令嬢ビビアンの新しい世界。
いつしかそこは、ただの“ビビアン・ロッソ”でいられる彼女の居場所となっていた。
リスナーに応援され、少年を巻き込みながら、身分を隠しつつ冒険者登録やクエスト攻略をする。
毎日が慌ただしく過ぎていく中
ツンデレ伯爵令嬢もとい、ただの冒険者となったビビアンは、惹かれ続けた彼との運命を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 20:10:00
53521文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:34pt
ブラック企業で働いていた俺は、なぜか30歳になった瞬間、異世界に転生してしまう。
しかも、転生先はカルロス帝国第7特殊魔法中隊という、エルフのみで編成された亜人部隊の十人隊隊長だった。
その名はアレー。前世の姿とは似ても似つかない19歳の巨乳で美しい女エルフだ。
最初はその容姿に喜んだ俺だったが、この世界の亜人の立場はかなり低く、無能な人間の指揮官に振り回される日々を過ごしていた。
そんなある日、俺たちは進軍の休憩中に敵の襲撃にあってしまう。その戦力十倍差という圧倒的不利な
戦いにも関わらず、無謀な作戦を実行する指揮官。
それを見て俺たちは愛想をつかし、軍を脱走し敵兵から逃げる事にした。
必死に逃亡して逃げ込んだ洞窟で主人公は神様に出会い、【ダンジョン管理】というスキルを与えられる。これは、洞窟を自分の意のままに変えられるという能力だ。
主人公はこのスキルを使って、仲間たちと共にダンジョンで生き残ることを決意する。敵兵や帝国の追っ手に脅えながらも、俺は美少女エルフの仲間たちと共に異世界でサバイバルを始めたのだった。
※かつて別名義で投稿していた作品を書き直したものになります。
※ノベルアップ、アルファポリスにも投稿しています。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
※R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 19:40:00
77382文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:466pt 評価ポイント:184pt
11/17 無事完結いたしました。長い間、愛読いただいて本当に本当にありがとうございました。
12/8 でPV300万達成でのお祝いでの番外編の(大妃と許嫁達編)(カルロス一世編)(ホアンとスカーフェイス編)(カザンザキスとアポリトと新しい勇者編)(ファウロスとの料理勝負編)を順番に追加の投稿は終了です。
(大妃と許嫁達編)以外の番外編は全部転生したユウキの覚醒後の話です。
番外編は時系列は全部順番に並んでいると思ってください。
全部繋がっていると思ってくだ
さって結構です。
1/30からイリニ学園都市の話に入ります。
ぶっちゃけ、別の小説として投稿しなおした方が良いかもしれませんが、主人公が一緒だし本人の意志で転生した後の話なんで、番外編として、このまま続けます。
転生後は二十年後の話になります。
3/8でイリニ学園都市 始まり編は終わりです。
次の番外編は1週間前後あけて投稿になると思います。
完結後、総合評価3000超えました。皆さま、本当に本当にありがとうございます。
読みやすいように二千字以下になるように書いております。
神族と言われる神の子孫の血筋の父親がかっていた世界に勇者として召喚された御堂祐樹(みどうゆうき)は、実は<終末(おわり)の子>と言われる救世主に近い存在で偉大なる神代史の上位神の英雄の生まれ変わりでもあったのだか、父親の教育の失敗の為にとんでもないトラブルモンスターに育ってしまった。
能力は下品な能力ばかり習得し、恐るべき能力を持つ許嫁が続々と彼の元に集まり、召喚された世界だけでなく、元居た世界も破壊され崩壊していく。
勇者として召喚された世界と元居た世界の併合である<結末の時>が始まっているのに、彼は変わらないでトラブルを起こして逃げ続ける。
そう、だって、にんげんだもの、全部社会が悪いんやと叫んで……。
これはどんな英雄神の前世を持とうと、どんなに素養が素晴らしかろうと、教育が駄目だと駄目なんだと言う現実を知らしめる作品である。
(旧題ファンタジー世界に勇者として召喚されたのに、人類に災厄を起こしました。〜何故か怖い婚約者がドンドン増えていきます〜 変態水滸伝 )
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:00:00
2706965文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:5655pt 評価ポイント:1879pt
厄災の魔王の息子ロザナンドの千里眼に映ったのは、泥沼化の果てに消耗戦となる人魔300年戦争。魔族の中に反乱軍が生まれ、魔王に反旗を翻すのだ。戦争の末、魔族と人間は破滅することになる。
舞台は乙女ゲーム「戦乙女の眼差しと光の翼」の世界。
すべてを千里眼で見抜くロザナンドは、反乱軍の誕生を阻止するために立ち上がる。
反乱の芽は五人。神官シェル、宮廷騎士ラーシュ、宮廷騎士ニクラス、宮廷女官アニタ、宮廷魔法使いディーサ。それぞれ魔王に叛逆する理由がある。それはもちろん、ロザナンドにも
。
ロザナンドはある思惑のもと、戦少女と呼ばれる勇者ロレッタ・カルロッテ、黒魔術師イディ・オール、白魔術師アルト・ブリステン、従魔術師バート・ボー、魔法使いフローラ・レグルシュに接触する。
騎士長ユトリロとともに、人魔の破滅を回避するために駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:00:00
78575文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
賢者に拾われ、賢者の孫として育てられるリベル。あっという間に強くなったリベルは15歳、成人の時に進路に迷った。リベルは賢者カルロスのアドバイスで冒険者をする事を決意。冒険者として活動していく内に山で過してきたリベルにとっては初めての友人もでき、順調かと思われた。しかし問題が発生した。途中、仲間の一人が犯罪集団の十神教と関わりがある事が明らかになる。意見が割れる仲間達だったが主人公の下した決断とは……。誰もが認める最強の主人公リベルと力無き主人公ジャックはそれぞれ全く逆の方法で
世界に隠された真実を明かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:22:23
523543文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
スペイン王であり神聖ローマ皇帝カルロス5世(カール5世)は 聖ヨハネ(病院)騎士団に 鷹一羽の代価で マルタ島を騎士領として与えた それは防波堤 激戦の悲劇が待ち受けている
・・火縄銃の時代
欧州では 大航海時代でもあったが
イスラム勢力との戦いも繰り広げられて…
英雄となるグランドマスター ヴァレッタ総長
前世代のグランドマスター リラダン総長
戦の中で魔物の吟遊詩人が微笑む
最終更新:2024-05-19 16:30:06
13025文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
小さな村で世界に平和をもたらす勇者として生まれた子供、カルロス・ブレイブ。
父と母の反対を押し切って魔法学校に入学した彼は数年後、立派な冒険者へと成長した、
しかしパーティ内での揉め事が原因で、一人を追放した事でパーティは崩壊、新たなパーティで向かったダンジョンにて罠にかかり、カルロスは瀕死の重症を負い、自身の人生を公開するところから物語は始まる。
最終更新:2024-05-11 13:00:00
38619文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:2pt
「お前との婚約は、今日この場で破棄するっ!!」
夜会という衆人環視の中で、婚姻の日取りも決まりかけていた婚約者から、婚約破棄を言い渡されたのは、侯爵令嬢のシルヴィア。
シルヴィアには、リリアという三歳年下の愛らしい容姿をした異母妹がいる。
社交界では、優しく慈悲深い妹を虐げる、冷酷な姉という噂が囁かれていた。
シルヴィアにとって、衆人環視の中で婚約破棄を言い渡されるという、屈辱的な状況の場。その時異母妹のリリアは、シルヴィアの婚約者であったカルロスの腕の中で守られるよう
に、抱き寄せられていた。
嘲笑を周囲から向けられるシルヴィアへ、他の出席者とは違う視線を向けていたのは、同じ夜会に招待されていた王弟のレイモンド。
複雑に絡み合った繋がりが、氷姫と揶揄され、虐げられていた令嬢の未来を変えていく──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:03:15
196294文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:1164pt 評価ポイント:492pt
人食いの怪物、人狼に襲われた騎士ディムナは司祭服姿の狩人ネド神父によってその命を救われる。
後日、ネドの功績を押し付けられたディムナの元に別の街での人狼退治の依頼が訪れる。
ディムナはネドに同行を依頼し、共に人狼の潜む街カルローへとたどり着くが、二人を待っていたのは他の人狼によって殺された人狼の死体だった。
(簡単なあらすじ:他称神父が銀の剣とクロスボウと毒と火薬とかで人狼とかいう社会の敵を殺して回る話です。)
最終更新:2024-04-30 18:00:00
303889文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
作:碧空宇未(あおぞら うみ)
異世界[恋愛]
連載
N9141IS
楽園ミディル国の王女『オリヴィア・ミディル』17歳は、隣国の皇帝陛下『カルロス・レオンハルト』19歳に婚姻を申し込まれる。
オリヴィアの兄で国王の『ウエル』は、悪評ばかりの皇帝陛下の元へ大事な妹を嫁がせたくないと大反対。王女の身代わりを作り、ついでに暗殺を計画する。
しかし暗殺はばれてしまい失敗。ミディル国は滅ぼされ、オリヴィアも皇帝カルロスの刃が胸を貫き殺された。
死んだはずのオリヴィアは、なぜか半年前に時が戻ってしまう。
祖国滅亡の未来を知っているオリヴィアは、
無茶な暗殺計画をやめさせるために、一度自分を殺した隣国カルロス陛下のもとへ嫁にいくが……?
やり直し王女が未来を変えようと行動し成長していきながら、宿敵のカルロスと恋愛感情を含んだ親密な関係になっていく物語です。
ひとときでも楽しんでいただけますように✧︎*。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 22:06:46
73790文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:56pt
ルーリア・バスカイルは出生時に黒精霊から祝福を受けた。それによる魔力の暴走を恐れて伯父が施した小さな世界の中でひっそりと生きてきた。
ある日、“虹の乙女”として既に名を馳せている妹のアメリアと一緒に、王妃の誕生日パーティーに出席することになり、そこでルーリアはカルロスと再会する。カルロスはルーリアが子どもの頃、黒精霊に襲われているところを助けてくれた男性で、再び会いたいと思っていた相手だった。
しかし、パーティーで魔力が暴走しかけ、黒精霊を呼び寄せてしまう。その場は再びカルロ
スに助けられたルーリアだったが、それを境に魔力が不安定となってしまう。ルーリアは生きるために小さな世界を飛び出して、カルロスと縁を結ぶことになるが……。
愛のない結婚のはずだった。けれど、不器用でも温かな想いが確かな絆を深めていく。そんなふたりのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 08:26:20
141080文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:312pt 評価ポイント:156pt
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリス・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
しかし次の日、皇太子カルロ・イル・アスベルトが目を覚ますと、彼はリリスの身体に憑依していた。
真実を知ってしまった彼は‥‥‥‥‥‥。
最終更新:2024-03-13 00:06:09
11083文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:5908pt 評価ポイント:5356pt
作:マジカルロリコンおじさん
異世界[恋愛]
連載
N5265IQ
魔王と勇者により結ばれた『終戦の条約』により平和になった異世界。
ウィーチューブという動画サイトを通じ、全世界を征服するため、ロリキュートな魔王様は今日も腹心の吸血鬼と奮闘する
最終更新:2024-03-04 08:21:52
10069文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
連載中の「シンデレラ・その後」のスピンアウト作品
キーパーソンの一人、マリアンヌの独白です。
メインストーリーをマリアンヌ視点で語ったもので、メインストーリーで登場するカルロスの二面性がちょっと垣間見られるかと思います。
二人が親しくなったのは、ある事件がきっかけでした。
最終更新:2024-02-25 14:36:56
16811文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なんの「ひねり」もありません。1980年代を代表する、さわやかな名曲を、
存分にお楽しみください。 m(_ _)m
最終更新:2024-02-24 12:04:47
1140文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:マジカルロリコンおじさん
ローファンタジー
連載
N2902IP
魔法国マジカルンの金髪ロリ姫リーニ・ロトは、父であり国王のある言葉が原因で、元いた世界から逃げるように現代日本に転移してしまった。
そこで出会った絶食系冴えないおじさん、勃々布真羅(たたぬ まら)の家に転がり込み、徐々に……そして確実に俗世に染まっていく。
ありそうで多分あるだろう玉の輿マジカルロリニートの物語が幕を開ける――かもしれない。
最終更新:2024-02-24 00:07:32
17750文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:マジカルロリコンおじさん
ローファンタジー
連載
N7783IP
勇者に殺された魔王と側近。二人は現代日本に異世界転生を果たしていた。
財閥の跡取りとして転生した側近は冬休みの初日、屋敷の門に犬のうんちを塗りたくる元魔王の美少女と再会を果たす。
そして始まる二人の奇妙かつファンタスティックかつドゥラァマティィックなほのぼの日常ラブコメ。
最終更新:2024-02-19 21:40:07
21899文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なぁんにも無い所に1人で暮らす12歳の魔女シュガーちゃんの日常を小説です
キーワード:
最終更新:2024-01-16 17:59:45
410文字
会話率:86%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
アリスは結婚しろ結婚しろとうるさい親の目をごまかすために、同じ悩みを抱えていたカルロスと秘密裏に契約結婚を結ぶことにした。
期限は一年。
双方の親に子供ができないことを怪しまれないギリギリの年月が、大体これくらいだろうという判断のもとに決めた期限だった。
こうしてアリスはカルロスとともに形だけでも一年間夫婦を演じることになったが、もうじき期限を迎えるというところまできたところで一つ、特大の誤算が発生した。
一年間同じ屋根の下で暮らしたことで、アリスはカルロスのことを本当に
好きになってしまったのだ。
このままでは期限の一年を迎えてしまう。
どうにかしてカルロスを繋ぎ止めたかったアリスが、考えに考え抜いた末に彼に言った言葉が「できちゃった❤」だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 09:00:00
3047文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:778pt 評価ポイント:732pt
父が再婚するとアリスの屋敷内での立場はがくんと落ちた。継母と義姉が家の中で力を持つようになったからだ。
窮屈になったアリスは、唯一の楽しみと称して、よく墓地に出かけるようになった。
しかしアリスが出かけようとすると、必ずメイドが止めにくる。
「もういい加減におやめください! ティートニア家のお嬢様が、ストーキングが趣味だなんて!」
「大丈夫よ。私がストーカーなんて真似、すると思う?」
アリスが出かける先には、たびたび美形の男──今をときめく公爵様が復讐を誓いにやってくる。
アリスはその復讐を応援し、見守ることに喜びを感じていたが……。
ごくごく微量のざまあ有り?
家族に蔑ろにされているアリスが公爵カルロスと幸せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 10:14:49
10994文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:18742pt 評価ポイント:16870pt
ハプスブルク家が、スペイン・ハプスブルクとオーストリア・ハプスブルクと分岐するにいたったのは、ハプスブルクの仲良し兄弟カール(カルロス)とフェルディナントが、祖父マクシミリアンの築いた帝国を分割し、それぞれスペインとオーストリアを統治したことから始まった。
今回のお話は、そんなスペイン・ハプスブルクの始祖、兄カルロス1世と、オーストリア・ハプスブルクの始祖、弟フェルディナント1世が、若々しく、愛妻家らしさをいかんなく発揮していた頃のこと。
そしてその妻たちのおしゃべり
を記したものである。
◇公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。
※ 史実を基にしたフィクションです。
都合により、言語による表記ゆれがあります。
例) カール(ドイツ呼び)=カルロス(スペイン呼び)=シャルル(フランス呼び)
フェルディナント(ドイツ呼び)=フェルナンド(スペイン呼び)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 13:28:10
9059文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:140pt
いや、マジで。
すげぇ食うなぁ。この皇帝……。
生ガキ、塩漬けガキ、アンチョビ、鰻のパイ、山うずら、オリーブ、辛ソーセージ。
この時代の|贅《ぜい》を競った、豪勢そのものな食事をすべてビールやワインで流し込む。
そりゃあ痛風になるに決まってるじゃん。という食事内容である。
さて。
その、目の前でモリモリ食う皇帝とは。
彼こそが、スペイン王カルロス1世そのひとなのである。
◇公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。
最終更新:2023-09-25 14:18:26
5123文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:232pt
現代のAIが、世界が崩壊するという予言が出る。以前から、文明が崩壊した前後の歴史を調べていたストーン博士は、水中の遺跡へ向かった。水中に沈んだ都市であるこの遺跡は比較的人が立ち入ることもなかったため、文明崩壊当初のままの建物群が残されている。ストーン博士は建物群の中にあった古代文明のAIナノス(Nanos)という自立型思考AIを見つけた。しかし、ナノスは古代文明の記憶に参照できない。
ストーン博士はナノスと共に、現代のAIが置いてあるという評議会へと向かう。ナノスのデータが参
照できれば、世界を変えられるかもしれないとストーン博士は考えた。正規の手続きで評議会に参加することが出来ない事情があるストーン博士は、知り合いの宿屋主人カルロス・ハビエルの協力の元、評議会へ向かった。評議会に到着したストーン博士だったが、その瞬間、なぜかナノスは現代のAIに会う必要がある、とコメントを残し活動を停止してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 23:56:05
19272文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
イリア・セルラオ公爵令嬢は生まれたときからアナスタージ王国第一王子カルロの婚約者として育った。そのため幼い頃から厳しい妃教育一筋で生きてきたがある日ルイーザ子爵令嬢と恋に落ちたカルロから突然婚約破棄をされてしまう。今までの努力がすべて無駄になってしまった虚しさからイリアは『眠り病』にかかってしまう。イリアの身体は眠り続けたまま、精神体だけが目覚めたのだった。そんな彼女の姿が見えたのは若き医者リディオ・カルダーノだけだった。イリアはすべてが嫌になりずっと眠ったままでいたいと思う
のだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:19:02
35731文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:2126pt 評価ポイント:1790pt
「イリア・ルーヴァン。お前との婚約、この場を持って破棄させてもらう」
舞踏会の中心で私は婚約を破棄された。
婚約者である殿下の隣には妹のルキナがおり、一見すると婚約者を取られたように見えるだろう。
しかし、この茶番。すべては私が仕組んだことだ。
実は水面下で交流を始めたばかりの海上国家から王太子の妃になる者を、国は希求されていた。
王は、諸事情あり私に白羽の矢を立てた。
海上国家の存在をまだ隠しておきたい国はどうしても婚約解消の理由を明らかにできない。そのため、私は自ら
茶番を仕掛けたのだ。
こうして、婚約破棄の言質を取った私は海上国家の王太子殿下に嫁ぐため南の海岸へと向かった。
約束の海岸で、私は海上国家の王太子カルロスと出会う。
海を生きるカルロスは、なぜか知的才女であるはずの私を可愛いと言い出す。
可愛いなんて言われたことがない私は、カルロスの甘い言葉に動揺してしまうのだった。
※設定は大雑把です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 19:00:00
6795文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:998pt 評価ポイント:834pt
孤高の狼、ぶっ飛び!脳外科医のエライザがママになった。夫:カルロと、その母カルメンとイタリアの牧場で暮らす準備を始めた。3年帰っていない自宅の修理を自分たちでするので、しばらくは、日本とイタリアの行き来をすることになる。日本でカルロが始めたアクセサリーの販売も大人気で経済的にも順調に見えた。ところが、世界的な政治経済の変化で翻弄される二人の子育て。変化を受け入れながら何年も同じことを続けてきたトレヴィーゾの人達の生活。カルメンが牧場に戻りたいと思った理由が、エライザとカルロに
も見えてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 16:57:41
62383文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
田舎の村人カルロは成人の儀で
変なスキルを手に入れるのであった。
それによってカルロの人生は大きく変わっていく!
最終更新:2023-07-03 21:19:11
5965文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
あるべきはずの未来が足元から音を立てて崩れ落ちていく……
突如として起きた国を震撼させる事件。その影にあるものは?
否応無く巻き込まれていく若き王太子カルロ。
カルロが選んだ未来の先で起きる数奇な運命の交錯。
とある王国で暮らす第三王子と第三王女を中心とした家族の物語。
この二人にはいろいろと秘密があるようで……。
R15は念のためです。
最終更新:2023-06-23 01:27:52
1117787文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:258pt 評価ポイント:98pt
主人公の太陽 光(たいよう ひかる)は入学式の日に、気がついたら貞操逆転世界にいて、女子からのアピールに戸惑うものの好意を向けられるのが嬉しくて仲良くしてしまう。辛そうにしている人をほっとけない性格の主人公は何人もの女の子を虜にしていく。
これは仲のよい女子高生が同じ男に恋をして、友情と恋愛を天秤にかけて罪悪感や背徳感、嫉妬に心を惑わされながらも主人公との関係を深めていってしまう。
修羅場になりそうなのに、絶妙に修羅場にならないような作品を目指していきたいと思います。
初投稿
となりますので文章が拙いところなどあるかもしれません。もし面白いと感じてくださった方がいれば評価してもらえるとモチベーションにつながります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 08:42:50
78462文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:690pt 評価ポイント:302pt
かつて愛した女を忘れられず、一生引きずっていくお話し。
めちゃくちゃ重めに書いていますので、苦手な方はご注意を。
最終更新:2023-06-06 08:51:37
946文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
作:情熱の採掘師
ヒューマンドラマ
完結済
N9346IA
「紺碧の採掘師」の続編です。
…ここは有翼種と人間と、人間が創った人工種が住む世界。
「外地に出るな」という人工種管理の制止を振り切り有翼種の住むイェソドで採掘を始めたアンバーと黒船だが、何としても黒船を自分達の手元に置きたい管理の人間達は、外地に出られない3隻の採掘船を利用して、人工種初の黒船船長になった総司を船長の座から引きずり降ろそうと画策する。
一方、人工種で初めて自分達の船を持った護とカルロスは、更なる夢の実現の為に新たな挑戦を始めるが、そこへ管理の妨害が。
…信じる心と意志と情熱。
自分の「やりたいこと」を貫きたい貴方に贈る、応援ストーリー。
※この作品は個人サイト「紺碧の採掘師2」の他に「エブリスタ」「カクヨム」にも掲載しています。
※「キャラクター設定画集」もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 22:00:00
374846文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
魔法世界アルカティアの大国エウーロスの首都圏エイクに住む18才の青年アンドリュー・クリストフ。
1年前に姉が行方不明になり、探す日々を送る中にひょんな事から魔道士としての才能を買われ軍の特殊部隊にスカウトされる。
アンドリューが通うリオスターアカデミーの同級生であるカルロス、アシュリー、セルウィント、ジェニーも巻き込み、大国エウーロスの支配を目論む魔道組織ベントテイラーとの1年間の戦いを記録した物語。
最終更新:2023-05-21 22:45:07
19501文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※短編『冤罪で投獄ですって?! 地下牢の地縛霊に身体を譲って、逆転を狙った公爵令嬢のお話。』の連載版になります。
「フィオリーナ・ヴァレンティ公爵令嬢! おまえとの婚約は破棄する!」 第二王子カルロより、謂れのない罪で地下牢に投獄されたフィオリーナは、そこで"城に縛られた霊"と出会う。
「私は人生に絶望したの。良かったら私の身体を使って?」
誰とも知れないモヤ相手に身体を譲っちゃったたけど、しかし、それは軽率だった!?
フィオリーナの意志に反して、カルロ
王子に急接近していく霊に、いまや実体のない彼女はヤキモキ。けれど霊には別の思惑があって……。
果たして霊の真意とは? フィオリーナは幸せになれる?
本当に好きな相手と結ばれるために、霊もフィオリーナも頑張ります!
まったく怖くない、安心安全のハピエンに向かう予定。
楽しく書いていくつもりなので、お付き合いいただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 17:15:48
34317文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:2140pt 評価ポイント:1004pt
二千二十二年新型コロなウイル氏が流行った。そのせいで世界は病原菌によって支配された。そしてある朝起きると、なぜか知らない妹を名乗る女性が家にいた。
「誰だきみは!!!」
「しらない妹にポメです」
なぜか幼女のそのお女は、僕の背後を突いてまわる。しかもなぜか父親母親に聞いても桜を産んだと言ってくる
全く記憶のない俺は、いつも通り学校生活を始めるが、何者かに学校を襲撃されてしまう。
それはあの連続爆破犯「バビロン」だった。
俺は命を落とすも、そこで桜によく似た女性
と男性の中間のような声をつ人に出会う
「あなたを見ています。あなたに私のカゴがあるように」
蘇るとなぜか手にハートの十字架の握りしめていた。
それからしばらくして、再び伝染病が流行った。その副作用で人々の一部が超人化。なぜか怪物として襲ってくるようになった
彼らは聖と呼びその上のは大七星と呼ばれるものが世界を蹂躙していた
そしてわかる大七星のバック。
平和の神 シャーレミカエル 富の神 カルロスガブリエル 愛の神 アダムスサリエル健康の神ロナルドラファエル彼らは神のかわを被った悪魔たちであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 10:58:42
5488文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法世界アルカティアの大国エウーロスの首都圏エイクに住む18才の青年アンドリュー・クリストフ。
1年前に姉が行方不明になり、探す日々を送る中にひょんな事から魔道士としての才能を買われ軍の特殊部隊にスカウトされる。
アンドリューが通うリオスターアカデミーの同級生であるカルロス、アシュリー、セルウィント、ジェニーも巻き込み、大国エウーロスの支配を目論む魔道組織ベントテイラーとの1年間の戦いを記録した物語。
最終更新:2023-04-21 23:00:14
3822文字
会話率:2%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伯爵令嬢エリザベトは内気で卑屈な性格だった。
華やかで明るい姉たちと比較し自分を欠点だらけの人間と思い込んでいるのだ。
そんな彼女は婚約者となったカルロス男爵令息に「今のままでは自分に相応しくない」と言い切られてしまう。
常に自信満々のカルロスに惹かれ、彼に相応しい女性になろうとエリザベトは周囲の助けを借りながら変わっていく。
しかしカルロスは次から次へと彼女の欠点を指摘していく。
それを改善しようと努力するエリザベトだったが、徐々にカルロスへの感情も変化していった。
※アル
ファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 20:07:24
3269文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:17056pt 評価ポイント:15570pt
カルロス・バベッジの解析機関の発明によって、爆発的な発展を遂げた巨大国家・ヴァングラトリア。
巨大国家の繁栄の裏では、蒸気文明の発展により消えた神に代わり、神託を得る上流階級の姿があった。
神託が蔓延る不変の社交界に身を置くダニエラ・ディアス。
神託に名前を奪われ裏社会に身を置くエルヴィタ・ディアス。
生きる場所もやり方も違う二人は、お互いを思い合うことで自身に降りかかる運命に立ち向かう。
これはその片割れである、ダニエラ・ディアスの記録。
最終更新:2023-04-03 18:00:00
11925文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「フィオリーナ・ヴァレンティ公爵令嬢! おまえとの婚約は破棄する!」 第二王子カルロより、謂れのない罪で地下牢に投獄されたフィオリーナは、そこで"城に縛られた霊"と出会う。
「私は人生に絶望したの。良かったら私の身体を使って?」
誰とも知れない相手にした提案は、しかし、失敗だった!?
フィオリーナの意志に反して、カルロ王子に急接近していく霊に、いまや実体のない彼女はヤキモキ。けれど霊には別の思惑があって……。
本当に好きな相手と結ばれるために、霊もフィオ
リーナも頑張ります!
まったく怖くない安心安全のハピエン。でも今回の王子は悪辣です。お楽しみください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 11:11:25
8112文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:112pt
総合ポイント:19750pt 評価ポイント:17942pt
登場人物、全員極悪令嬢?!
魔女の館に集められた四人の令嬢たち。彼女らは皆、何者かの手で殺されたという。
そして、生き返るためには誰に、何故殺されたのか解明しないとならないらしい。
しかし、その中の一人、シセリアは全ての記憶を失っていた——。
本連載は中編を予定。
胸糞上等、ミステリー+ビカレスク+ヒストリカルロマンです!
併せて、長編SF小説『転生歴女 〜メイドとオタクと歴史の終わり〜』もお願いします!
https://ncode.syosetu.com/n7244
hv/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 21:00:00
40034文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:174pt
男色、女性嫌いの噂が立つ侯爵カルロス・イバンティに嫁いだ子爵令嬢クレハ・イオンはお飾りの妻として自分が扱われるものだと思っていた。しかし、嫁いだ日からカルロスはクレハを生涯愛すると好待遇で迎えてくれる。噂で聞くようなカルロスの姿ではない様に、クレハは本当に自分を愛してくれているのかもしれないと思い始める。
最終更新:2023-03-21 11:26:37
5019文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:198pt
名家に生まれながらも庶子であるために不遇な扱いを受けてきたヴィオレッタ。
彼女は、異母妹カルロッタの身代わりとして何年もの間投獄されていた。数少ない慰めが、レースを編むことと時々訪問する死神《アンクー》と話すことだった。
だが牢獄で出会った老婆から自分が本当のラヴァン家の嫡子だと知り、数年ぶりに会った異母妹から「おまえは一生、わたくしの身代わりなのよ」と蔑まれ、復讐を決意した。
――カルロッタは私の大切なものをすべて奪ってきた。ならば今度は、私がすべてを奪ってやりたい
。
ヴィオレッタは幼い頃に出会った死神《アンクー》と契約することで、類まれなる幸運と素晴らしい才能を授かる。彼女は見目麗しい青年の姿となった死神《アンクー》とともに故郷を出る。
その五年後。ヴィオレッタは北の公国を治める大公の公的な愛妾としての地位を築いていた。女嫌いの大公だが、彼女のことは気に入り、信頼できる相談相手として傍に置いたのだ。死神《アンクー》は愛妾のしきたりに従い、彼女の夫を名乗って彼女を支えている。
そこへ敗戦国となった故郷からの使者としてラヴァンの当主夫妻……そしてカルロッタもやってくる。
かくして、死神と乙女の復讐の舞台の幕が上がる。
異母妹と家族へのざまあ要素あり。
復讐のため死神と契約した乙女×彼女を心配する古なじみの死神×ひそかに乙女に執着する北の大国の大公の三角関係要素あります。
エブリスタでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 17:01:33
95007文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:290pt 評価ポイント:184pt
この地にいた人々は獣同然の知性しかなかった。創造した神は身を隠し、導くものを失った人々は新たなる発展を失ったのだ。そんなある時、彼らのもとに降り立ったのが六名の神の代弁者を名乗る神使であった。神使はそれぞれ同じだけの人を分け合い、それぞれで導き始める。そうすると人々は瞬く間に、進化と呼んでも良いほど成長した。新たな幸せを人々が噛み締めていた時、山脈の方から薄暗く、重苦しい溶けた鉛のような怨嗟が地響きのように伝わる。その正体は悪魔だった。
神使は人々に、道具を作る技術、知識
、魔術、呪いの力を与え、悪魔に対抗させた。そしておよそ百年に及ぶ流血の年月の後、神使が身を隠してしまった。人々は悟った。神使はその身を犠牲に我らを救ったのだと。人々は復興の合間に教会を建て、神使を神のように崇め奉る。
そんな神話の時代から数百年か数千年か。掠れた偶像への信仰と絶え間ない欲望に埋もれた人々は、血を流す相手を同族へと変えていた。
これは、神を失った人々の暮らすカルロ―ナ大陸で起きた物語の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 16:14:21
108398文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
『神聖王国』の異名を持つフエナシエラに隣国のサヴォが突如として侵攻し、王都ラベナは陥落した。
処刑されたフエナシエラ王の嫡子カルロスは、筆頭騎士ホセと共に追っ手から逃れ、ある父王の遺言に従い辺境の地アルタへと向かう。
その地での村人バルと出会うのだが……。
西欧中世風宮廷ファンタジー。
この作品は、自サイト『駄文館』及びiらんどにて『夜明けの詩 月夜の涙』のタイトルで公開していたものに加筆修正をし、改題したものです。
エブリスタでも内藤晴人名義で公開しています。
最終更新:2023-01-03 03:00:00
110813文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:60pt
アンジェリカは、ネーブ国の第一王女だった。母親は身分が低すぎて妃になれず、王宮の片隅の小さな離宮で慎ましく暮らしてきた。母を亡くし、喪が明けた十二歳の時に、アンジェリカは正妃と側妃の迫害を逃れるようにドゥッチ侯爵家へ降嫁する。しかし、他に愛する女性がいたカルロは「あなたを愛することはない」とアンジェリカを拒絶し、結婚初日に屋敷を出て行ってしまった。その三年後、白い結婚を理由に離婚を言い渡されてしまう。王宮に出戻ったアンジェリカは、王命によりトエ帝国に嫁ぐことになった。皇帝のジ
スランは既に七人の妻を持つ三十歳以上も年の離れたオジサンである。意気消沈するアンジェリカだったが、母方の血筋である星見の一族の能力を開花させ、『祓い清めの神』であるシンナを召喚する。祖父のガイオから託されたシキガミのユッカも仲間に加わり、差し向けられる刺客を躱して、王妃たちを改心させることに成功した。トエ帝国へ向かう途中、野盗に襲われるアクシデントに遭いながらも護衛アルバーノとボルツィ辺境伯の助けを借りて無事に帝都へたどり着く。しかし、正当な手続きで取り決められたはずの縁談に影が差し始めて…………。そんな時、二年に一度の剣技大会が開催されることを知る。優勝者には皇帝から望む褒美が与えられると聞き、アンジェリカは自由になるために優勝を目指すことにするのだった。
シキガミ使いの能力を持つ不遇のお姫様が、幸せになるために頑張るお話です。
テーマが「白い結婚」なので、『閨事』『初夜』などのワードはありますが、性的描写も残酷シーンもございません。
冒険もののような壮大な物語でもありません。のんびりと気楽に読んでいただけたらと思います。
※全45話で完結します。その後、番外編を書く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 07:23:58
137957文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:4962pt 評価ポイント:3714pt
作:公女アンジェリーナ
ハイファンタジー
完結済
N2486HT
侯爵令嬢アンジェリーナは、学園の卒業パーティーで、婚約者の第二王子から婚約破棄と国外追放を宣言された。
それだけでなく、第二王子に剣を振り上げられてしまう。
絶体絶命の危機と思えたその瞬間、魔法陣が起動し、アンジェリーナは1ヶ月前の自室に戻っていた。
時戻り(タイムリープ)を効果とすると思しきその魔法は、卒業式の日に毎回発動し、アンジェリーナを1ヶ月前に戻してしまう。
時戻りを繰り返し、自分がこの1ヶ月間という時間の中に閉じ込められてしまったことを認識するアンジェリーナ
。
アンジェリーナが1ヶ月前に時戻りをしてしまう原因は一体何なのか?
事故なのか、犯人がいるのか。
彼女は、この時戻りのループを抜け出すことができるのだろうか。
【主な登場人物】
①ラインハルト(第二王子。婚約者)《ライトフット王国》
②マリアンヌ(婚約者の浮気相手。同級生)《マーブル男爵家》
③カルロス(宰相の息子。同級生)《カーペンター侯爵家》
④マルセル(近衛騎士の息子。同級生)《マクファーレン伯爵家》
⑤オルトヴィーン(研究者志望。同級生)《オルクス伯爵家》
⑥ニコラス(隣国からの短期留学生)《ニューウェル公爵家》
⑦テレーザ(親友。同級生)《テトトロン公爵家》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 19:00:00
273692文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:8114pt 評価ポイント:5588pt
平民聖女ライザは、二十歳を過ぎた年増だからという理由で婚約破棄された。聖女として仕事に復帰しようとするが、婚約破棄された女に戻る職場は無かった。
困窮するライザの元に手紙が届く。
差出人は――醜悪と有名な公爵家当主、カルロス・ヴァレンタイン。
カルロスは、自分の婚約者を聖女から決めようと神託を行った。
だがしかし、神託の儀を逆の順番でやってしまったらしい。逆神託の結果、求められた聖女は「二十歳以上。爵位なし。無職」。
公爵家の正妻にするにはあまりに不相応。けれど逆とはいえ神託
の結果を無下にすることも出来ない。
「本当の婚約者が見つかるまで、私が代理を務めます。大丈夫です、一度婚約破棄されるも二度されるも一緒ですから」
次の神託の準備が整うまで、急遽ライザは代理婚約者を務めることになった――
☆ご好評につき連載を開始しました。
☆短編版では削っていたエピソードやざまあ後の物語の続きなど、10万文字前後で執筆予定です。
☆短編を見られた方も追加エピソードや改稿が入っていますので一話から追うことをオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 11:35:45
78518文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:8956pt 評価ポイント:4788pt
「うふふ」
部屋の壁一面に飾ってある昆虫の標本を眺めていると、思わず口角が上がる。
アゲハ蝶、カブトムシ、コオロギ、ギンヤンマ、等々――。
昆虫のフォルムというのは、見れば見るほど美しい。
いくら眺めていても飽きないわ。
私はそれらの標本の中央にある、一つだけ中身が空のケースに右手を当て、感慨にふける。
――その時だった。
「お嬢様、そろそろ夜会のお時間です」
侍女のアレハンドラに声を掛けられ、すっと現実に戻された。
「ええ、今行くわ」
「……相変わらず
、圧巻の光景ですね」
無機質な表情で標本を見つめながら、アレハンドラが呟く。
「うふふ、そうでしょ」
本心ではどう思っているかはさておき、そう言われるのは悪い気はしない。
さて、今日は大事な大事な夜会。
気を引き締めないとね――。
「フェリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……」
宴もたけなわとなった夜会の最中。
私の婚約者であり、侯爵家の次男でもあるカルロス様が、唐突にそう宣言した。
カルロス様には男爵令嬢のマルガリータさんが、庇護欲をそそる憂いを帯びた表情でしなだれかかっている。
会場中の貴族の視線が、一点に集まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:19:36
2942文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:2086pt 評価ポイント:1960pt
侯爵の娘エリーは才色兼備で男勝り。
朝ひとりで入浴していると、真紀という亡霊に出会う。
「本では悪女役ですが、私は本当のあなたを知っています」
「どうしても伝えたいことが――」
真紀は悪女のエリーを助けるため、助言をするのだった。
やがてエリーは第一皇子カルロスから魔女の烙印を押され、裸に布切れ一枚だけ与えられ、国外追放される。
しかしそれは、真紀がすべて予言したことだった――
最終更新:2022-12-03 13:58:36
7196文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:150pt
「右の頬をぶたれたら、左の頬も差し出しなさい――そんで油断して殴りかかってきたところにカウンター決めてやれってなあ!」
ステフ・アンドーラは、嬉々として叫びながら対戦相手の拳を避け、そして殴り返した。予想外の反撃に一撃でノックダウンした対戦相手をあざ笑い、颯爽とリングをあとにする。観客の大ブーイングに中指を立てて返しながら。
違法地下闘技場――興行名『モンテカルロの夜』。
ステフ・アンドーラはそこで無敗の女王として君臨していた。
挑戦者を返り討ちにしては、荒稼ぎの日々。
しかし、そんな日々も長くは続かず、あえなく犯罪者としてお縄についてしまう。
懲役を命じられ移送された先で出会ったのは、同じく犯罪者であるサディストの姉妹、ブタをこよなく愛する教誨師、それから看守のイベリコ豚や気の良い騎士たち。
そんな彼らと共に、ステフは命がけの懲役に従事することに。
罪とは、贖罪とは、イベリコ豚とは――。
十代目異世界ハーレムヒロイン〝ステフ・アンドーラ〟のそんな人生を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 18:58:12
27543文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
昔々、あるところにひねくれ魔女がいました。
ひねくれ魔女は王都に小さな「失せ物探し」の店を開いていました。
魔女の不思議な力で、失くしたものがどこにあるのか教えてくれるお店です。
魔女の名前はアンナベッラ。
だけど名前で呼ばれるのは最初だけ。
そのうちにみんな、ひねくれ魔女と呼ぶようになりました。
なぜなら。
「魔女アンナベッラ! 邪魔するぞ! 今日こそ、父の形見の指輪を見つけたお礼、受け取ってもらう!」
「うわぁ、また来たカルロさん。店閉め
ときゃよかった!」
アンナベッラは絶対に対価を受け取らなかったからです。
「素直に受け取れば可愛いものを。このひねくれ者めが!」
そんなわけでひねくれ魔女は、お客さんのためになりながらも絶対に対価を受け取らないひねくれ生活を気ままに続けました。
これはそんなひねくれ魔女か、ヴァレーリ王国の王都ヴァーロで過ごした、つかの間の日々のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 11:30:26
9454文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:2930pt 評価ポイント:2390pt
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