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検索結果:35 件
1
もし、違う人間として出会っていたら────
わたしたちは、幸せになれただろうか。
ヴィオラは何度も同じ人生を繰り返していた。
死んでは16歳の春に戻り、また、“彼”と出会う。
彼の言葉や仕草、全てが最初の人生の繰り返し。
いずれ来たる悲しい結末からは、どう足掻いても逃れられない。
いつしか数えることもやめて、ヴィオラは再び16歳の春を迎える。
しかし、今世で初対面のローレンスの口から出た言葉は、過去何度も経験した人生での彼の“セリフ”とわずかに異なっていた。
さらに、ヴ
ィオラだけでなく、実はローレンスもまた、何度も同じ人生を繰り返していて───
些細な違和感は、果たして希望の糸口なのか、それともまた同じ人生の繰り返しなのか。
※こちらの作品はカクヨム・エブリスタにて同タイトルで公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 01:31:54
12943文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:6pt
もし、違う人間として出会っていたら────
わたしたちは、幸せになれただろうか。
ヴィオラは何度も同じ人生を繰り返していた。
死んでは16歳の春に戻り、また、“彼”と出会う。
彼の言葉や仕草、全てが同じで、いずれ来たる悲しい結末からはどう足掻いても逃れられない。
いつしか数えることもやめて、ヴィオラは再び16の春を迎える。
しかし、今世では初対面のローレンスの口から出た言葉は、過去何度も経験した人生での彼のセリフとわずかに異なっていた。
些細な違和感は果たして希望の糸口な
のか、それともまた同じ人生の繰り返しなのか。
※この作品はエブリスタにて同タイトルで公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 01:22:09
13001文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:36pt
わたしたちは人間に×された。
わたしたちは人間に殺処分された。
わたしたちは人間に××××××た。
わたしたちは人間に復讐する。
今度はわたしたちが人間を×××する。
最終更新:2024-02-07 21:00:12
18157文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:安路 海途
ヒューマンドラマ
完結済
N9370IN
時々、小さな箱の中に入りたいと思うことがある。
膝を抱えて丸くなると、体がぴったり収まるくらいの箱。光も、音も、何もなくて、そこには自分しかいない――
わたし(吉村希咲)は高校一年の、いたって平凡な人間だ。性格も、容姿も、頭の出来だって。それでも時々、そんなことを思ってしまう。何があったわけでも、特別な理由がなくても。
日増しに暑さが厳しくなっていく、六月のこと。わたしはある女子生徒のことが気になってしまう。図書室で見かけたその女の子の、ある特徴が頭から離れなくて。
それから些細なことをきっかけに、わたしたちは親しくなる。少なくとも、話くらいはできるように。そうしてある雨の日、わたしは彼女に、とても重要なことを質問するのだけど――
「心の正しい置き場所を探すの」
ある人は、わたしにそう言った。心が傷ついたり、悩んだり、苦しんだりしているときは、そうするのだと。
わたしはその言葉を思い出して、その場所のことを想像する。自分の形がよくわかる、その場所のことを。
――そこは、小さな神様がいるところに似ている。
(21/5/6~21/5/24)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:00:00
31697文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:白鳥かおる
現実世界[恋愛]
完結済
N0627IF
愛花とヒロシはよりを戻して、これからともに歩くことを決めた。
愛すべき恋人・立花彩香を亡くしたぼく・春木大輔は、これからの目標も希望も分からないけど、彩香に恥じない人生を進む決意をした。
「おわたしたちのこれからを見守ってください」
ヒロシとよりを戻した愛花だが、ぼくとは今まで通りの関係を望んで来た。
そしてヒロシもぼくとの繋がりをこれからも持ち続けたいと言った。
「園宮とヒロシのこれからをおれも見届けてやる」
ぼくもそれを望んだ事で、ぼくたち三人の関係はこれまで通りとな
った。
ただし結婚を前提とした関係はもちろん解消した。
間もなくヒロシがプロ野球のドラフト会議に引っ掛かり、周りから押される形で入団を決意した。
愛花も国立大学に合格して、家庭教師のアルバイトをすることで、学費に関することはすべて賄えるようになっていた。
すべてがうまく回り始めた。
そんな明るい兆しの中で、突然、愛花とヒロシに悲劇が舞い込んで来た……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 13:10:50
224390文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:32pt
一人一人の心の持ちようで、世界は如何様にもなる。
という詩です。
最終更新:2023-11-12 19:49:18
209文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なぜ人間は獣人を差別するのか、私には理解できなかった、私はある獣人の村で友達と一緒に遊んでいると、獣人の勇逸の冒険者のサウスおじさんが来た。「魔物の群れだ!」サウスおじさんが言うにはあと2日で来るそうだ、いろいろ準備して対抗するため2日かけて準備する、そして2日が過ぎる。わたしたちにも何かできることがないかと思ったが、突然の睡魔が襲った、目が覚めると、村はめちゃくちゃ、そこら中には死体でいっぱい、「お母さん、なんで、、、」そうしていると、ある人間がやってきた。王国の騎士団だ騎
士団の話を盗み聞きすると、魔物の群れは騎士団が取り逃がしたものだった。
騎士団は人間、どうせ差別をする「おい獣人、今日から俺たちの奴隷にしてやる!」
奴隷にされそうな私はここから、生きるために力をつけることを決意した折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 23:15:20
8561文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:七色/尾石井肉じゃが
ハイファンタジー
連載
N8506HN
高校で漫画アニメ研究会に所属していた鳥居歩夢(とりいあゆむ)と楠木田叶音(くすきだかのん)は、ひょんなことから異世界に召喚され、勇者と陰陽師という「職業」に就き、異世界を旅していた。
しかし、陰陽師はほぼ使えない「死に職」である叶音は思うように力を奮えず、パーティメンバーからお荷物扱いされていた。
ある日、叶音は謎のローブ人間から「このままでは鳥居歩夢は死ぬ」ことを知らされ、パーティをやめて歩夢を勇者の座から引きずり下ろし、元の世界に帰ることを決意するが──
『──これ
は、わたしたちが夢を叶える物語。』
カクヨム様にて同作品を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 18:34:59
16683文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
相模湾に浮かぶ孤島の別荘でその事件は起きた。
血を流し崩れ落ちるひとりの男。男の前には血に濡れた出刃包丁を手にした女がひとり。
別荘の滞在者たちは女が出刃包丁を手に男に襲いかかるその瞬間を目撃していた。
女はその場で拘束された。だが問題がひとつ残っていた。なんとその女は多重人格者だったのだ。
男を殺したのはいったい『どの人格』なのか。
幾多の人間心理が絡み合う異色のフーダニット殺人事件に、妖姿媚態の名探偵・恒河沙LAWが挑む。
『恒河沙の兄妹』シリーズ長編第三弾。
最終更新:2022-07-23 11:00:00
273206文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:112pt
作:柚子桃しずく
ローファンタジー
完結済
N6105HR
普通の高校生だった葵(あおい)が、ある日妖精と出会い夢の中の悪魂を倒すことになった。
悪魂を倒すと色のついたボトルを手に入れることができるが、それは妖精のエネルギーとなる。
そんな中、妖精の体の色が薄くなってきた。そして、わたしたち人間が見ている世界の色も薄れっていった。この世界から色がなくなり白黒の世界になってしまう。
葵とほかにも夢で戦っている人たちと妖精たちで力を合わせて、この世界から色をとりもどすことができるのか、それともこのまま白黒世界になってしまうのか…。
妖精の
命はどうなってしまうのか…。
※この作品はすでに完結しております。
※毎日18時に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 18:00:00
31924文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:桜居ミオニチ
ハイファンタジー
連載
N3448GY
「いつでもお湯が出せる?」
「まさか、いつでもお風呂に入れるってこと!?」
「ええっ!? それ、最高じゃないですか!」
キラキラと輝くような三者三様の魅力を振りまく女の子たちに囲まれる。
その日、少年ロシュの人生は変わった。
天恵。創造神に選ばれた者だけが持つ、歴史に名を刻んだ英雄たちを英雄たらしめた強大な力。だが、冒険者志望のロシュが得た天恵はただ自由に【お湯】をだせるだけという不遇なものだった。
そのせいでギルドのお茶汲みにされたロシュは、日々こき使われ冒
険にも出られずクランも組めず、ただひとり鍛錬に励むしかなかった。そんなロシュを周囲は無能のお茶汲み野郎とせせら笑う。
だが、そんなある日。
「貴方をわたしたちのクランに迎え入れたい。貴方はわたしたちに足りないものを持っている。望むのならば、この手をとって」
偶然ギルドを訪れた、超有名A級美少女冒険者クランから差し出された手。
その手をとった日から、ロシュの世界は、運命は、大きく変わり始める。
「本当に冒険者向けの、最高の天恵」
「これは鍛えがいがあるかもね!」
「はあ。うっとりしてしまいます~」
戦闘の役に立たないはずの天恵が、なんと使い方次第で最強の武器に!?
あこがれのあの娘に追いつくために、あの手この手で強くなれ!
同じお茶汲みなら、可愛い女の子たちとの優雅なティータイムのために!
これは、やがてロシュが最強のS級冒険者となって、そして彼女たちと共に伝説の英雄とうたわれるまでの物語。
◇◇◇◇
「ん。いいお湯」
「は~。気持ちいいわね~」
「お肌つるっつるになっちゃいますね~。……あら? 貴方も早く入られては?」
※混浴はデフォルトです。
メンバーはこの先、もっと増えるかもしれません。
※「ざまあ」よりは意趣返し?(主人公を蔑んだ相手との対決の場はあります。わりと序盤に)
閉鎖的な環境で人間関係に恵まれず、くすぶっていた主人公が、新たな環境と理解者(しかも美少女)と一緒に進んでいくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 06:02:08
231501文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:1424pt 評価ポイント:706pt
作:shinobu
異世界[恋愛]
完結済
N8780HI
「クラーラ。君との婚約はこの場をもって破棄する」
公爵家主催の夜会。
伯爵令嬢のグラティアが目撃したのは、妹・クラーラの婚約破棄だった。
反論したグラティアは公爵家の怒りを買い、妹と共に王都から追放されてしまう。
辺境領で、辺境領伯の元に身を寄せる姉妹。
そしてグラティアが青空市で出会ったのは、青い髪の、神だった。
かつて、天界から追放されて人間界へと堕とされたという神。
天界へ戻るためには善行を積まなければならない。
ゆえに、数百年にわたって力の欠片を人間へ分け与え
ているのだというが――。
※他サイトにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 17:00:00
19287文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:19886pt 評価ポイント:17996pt
私、僕、小生、某、うち、俺の名前は栞、栞って漢字見るとなんか泣いてるみたいじゃない?まぁ実際泣く時もあるし、怒る事もあるよ君たちみたいにね、この物語は、男の子とその周りの皆さんが切磋琢磨し一生懸命に人生を謳歌する話なんだけど、どう?一人の人生がそんなに面白いかって言ったら、云われてしまったら、面白くないかもしれない、君たちだってそうでしょ?面白い人生なんて、ないのさ。ただこの男の子はわたしたちと違って、受け取ったものをそのまま享受して、妥協して生きてたりはしていないよ自分の信
念を貫こうと挑戦してる、さあどうかな時間の無駄かもしれない浪費するだけかもしれない、ただ少しでも心が動いたら、動いてくれたら嬉しいよ、すくなくとも僕はそっち側の人間さ、
人間かな?その話はまたしようよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 19:47:34
515文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
太陰神月読尊は、人々から自分たち神々が忘れ去られていく事に危機感を感じていた。
「もう一度人々にわたしたちの事を思い出してもらわなきゃ!」そう考えた月読は姉の天照に協力を仰いで、あらゆる時代、世界を股にかける人助けの旅に出る。
そして彼女の前に現れるのは、あらゆる悩みを抱えた、あらゆる立場の人間たち…。
最終更新:2021-07-01 22:36:07
1858文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この世界で「平和」は既に《幻》にすぎなかった。
銃弾の嵐に打ち倒れる者。飢えに苦しみ、餓死していく者。多くの人間が命を落とした。
大人は子どもをかばって死んでいく。行くあてのない子どもばかりが増えていた。
長きにわたる戦争の惨状は子どもたちにとって、いつの間にか日常生活となっていた。
お姉ちゃん。
うん?
わたしたちはどこへ行くの?
温かいところだよ。
歩いてきた遥か後方には落ちた爆弾の煙がもくもくと立ち、そこだけ空が真っ赤に燃えていた。あそこはきっと炎の海だ。
戻れる場所など、もはやないのだと、その時悟った。
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」に『♰097』というタイトルで掲載しています。また、本作品に関連するものとして『♰097 設定』も上記サイトに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 19:22:37
8635文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
第一章「異世界の無人の惑星にテンプレはありません」
第二章「異世界に神サマなんていません。ただし……」
―――――――――――――――――――――――――――――
人造の異世界に浮かぶ惑星『ニューホーツ』。そこには、地球で言えば中世――ではなく『中生代』に似た世界が広がっていた。ジュラ紀から白亜紀くらいの間の、いわば恐竜時代の真っ盛り。人間どころか類人猿さえ生まれていない、完全に無人の世界だ。
佐藤桐子の記憶と人格を受け継いだAI、『仮想体』となったわたしは、同じく
仮想体の人員だけで構成された開拓団の一員として、そのニューホーツへとやって来た。
開拓団のお仕事はこの惑星を開拓し、新人類を合成して育てあげ、文明社会を築くこと。すなわち、
――絶滅の危機に瀕した人類という『種』を、人類が積み上げてきた叡智とともに異世界で存続させる。
それがわたしたち『異世界開拓団』の使命だ。
―――――――――――――――――――――――――――――
異世界の無人の惑星を、近未来の科学技術とハイテク装備を駆使して、独力でゼロから開拓していくお話です。
※基本的に『S´F (サイエンス“っぽい”フィクション)』です。ややホラー展開もアリ。
異世界転移モノと言えなくもないですが、剣と魔法的なファンタジー風味ではありません。
※誤字脱字や表現の変更、PDF向けの調整など、話の展開に影響がない範囲で細かく随時修正しています。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 07:19:58
254976文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:66pt
平成二十七年七月十五日。児童ポルノ法改正により児童ポルノの単純所持が罰則化され、児ポは入手はおろか所持さえ犯罪とされる世の中となった。
ロリっ娘大好きガチロリコンのアラフォーオッサン加智楼理(かちろうり)は、児ポを自給自足すべく、高台にある公園で日々少女の盗撮に励んでいた。
しかしある時警察に職務質問され、逃げ惑う最中不幸にも高台から落下してしまう。
気が付いた時楼理は、12人のロリっ娘に囲まれていた。
人間、エルフ、人狼、魔族、ゴーレム、ドワーフ、獣人、サキュバス、オーガ、
竜人、ネクロマンサー、猫族。
みんな見た目の異なる種族だったが、ロリっ娘たちは一斉に口にした。『ようこそ! わたしたちの勇者さま!!』と――。
勇者カティ・ローリーへの転移を果たした楼理に与えられた使命は、12人の異種族ロリっ娘たちとの共同生活だった!
ヒロインが全員人間換算10~14歳の少女たちでお送りする、育成ゲーム風味なロリハーレム異世界転移物ファンタジーです。ちょっとエッチな描写や成人男性と未成年少女との性愛を肯定的に描く描写等から、R15扱いとさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 10:52:16
10058文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
(この作品は「コールドデザイアー」という小説の第二部です。第一部は投稿済みですので先にそちらをお読みいただけると幸いです)
富士の氷穴から氷漬けで発見された十五歳の少年・柴咲(しばざき)アカリは困惑していた。自分が氷漬けになったことはもちろんのこと、周囲がすべて吸血鬼の世界に成り果て、両親友人はおろか人間が一人もいないのだ。しかも吸血鬼たちは自分たちを普通の人類と思いこみ、アカリのよく知る世界で社会生活を営み、翼まるだしのくせに吸血鬼という単語すら知らなかった。
この世
界での富豪名探偵である江奈(えな)裕(ゆう)一郎(いちろう)に引き取られて数カ月、アカリはようやくこの世界を理解しようとしていた。その矢先、アカリは大掛かりな政治事件に巻き込まれて夜中の浜辺に全裸で放置されるという災難にあう。それを発見したのがアヤメ・ムクゲ・マクラの吸血鬼美少女三人組。ミュージカルスターを輩出することで有名なアルカディア東京歌劇団付属高校一年紅組の生徒たち。江奈の姪であるアヤメたちとアカリはこの事件を見事あばく。
これに関連して発生した超大型人工衛星PR―X落下事件。なんと乗組員の三人は「アカリと同じ人類」だと名乗る。ところが救出されたこの三人は確かに人類だったものの、凶悪な元死刑囚でアカリたちにおそいかかり、謎を残したまま自滅してしまう。(ここまでが第一部。投稿済みです)
いぜんとして大きな謎は残ったままだった。この世界はどうして吸血鬼に支配されたのか? アカリの属する「人類」はどこへ消えたしまったのか?
その謎を解く鍵が、江奈の旧友でロボット霊学研究所の所長である大道寺博士が作った竹製ヒューマノイドADA―M9000通称アダム(後にアカリのために性転換してアザミと改名)の中に隠されていた。
明らかになる謎。それは人狼戦争と呼ばれる人間対ヴァンパイア族の最終戦争が、突如宇宙から飛来した未知の宇宙線「暗き星の福音」によって発生した「青死病」という最悪の伝染病のために人間も吸血鬼族も共倒れになるという壮大な歴史だった。
こうして生き残った人間のアカリと青死病により体質が激変したニュータイプヴァンパイア族であるアヤメは思うのだった。わたしたちでこの世界の新しい夜明けを迎えようと。
(第二部)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 20:42:34
81387文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
星たちは――、アルカとイブが降りた世界は、しかし二人に構うことなく彼らの歴史を進めていく。
だからといって何も変わらなかっただろうか――。
未来。天の川よりも遥か遠く、機械だけになった月にアルカは育った。
やがて機械たちが役割を終えるとき、アルカとイブは旅に出る。イブは長い旅路を可能にし、人の生きられる場所を探す機体、そのためのヒト型。
彼女たちは大宇宙から見ればあまりにも小さくて、特別なものがあるとすれば、地球を発った最後の人間ということぐらい。
それでもイブと、彼らと、
わたしたちだけ知っていることと、全てをつなぎ合わせたならば案外ドラマチックだ。
月のアルカとイブの現在地――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 13:22:44
163385文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
わたし、村川あかねは高校2年生。わたしの日常はつまらないことだらけだ。
でも、某書き込みサイトへの”投稿”をきっかけに日常は崩れた。静かな世界と化した。わたしはひとり取り残された。
今、この瞬間わたしは。わたしたちは、生きる。
最終更新:2019-06-08 11:51:34
4739文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人間に捨てられた猫が、捨てられたばかりの子猫に出会う話。
“どうして…どうしてわたしたちがこんな目に遭わなきゃいけないの!”
大きな世界で必死に生きようと藻掻く、小さな彼らの物語。
最終更新:2019-02-24 10:00:00
11451文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:高橋ハク(同人サークルshikyt)
アクション
連載
N2927DO
・この作品は、「同人サークルshikyt」から刊行される漫画、「神賜の不遇と劣等感情~第二十六次元世界・unfortunately」のノベライズ版です。
ーーー結局どこまでいっても、私たちは不遇であった。
十三年前、大災害「スターダスト・ディザスター」により多くを失ったわたしたち。その負の遺産、晶獣に脅かされ、人類は風前の灯火であった。そんな中、災厄のもう一つの遺産、人間に人智を超えた力を与える「晶石」保有者たる「晶石使い(プリズム)」たちが立ち上がって……
高校生が立ち
上げた同人サークル・shikytの記念すべき第一作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 04:50:27
676文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今、わたしたちがすむ世界と同じように発展し、
生命が誕生し、人間が現れ、銃を使い、
金を使う。そして適性があれば魔法をも扱う
ことのできる世界。
突如と誕生した只々人間を殺す謎多き生命体、
通称、キノコ。それを倒す人間たち、
そして誰も知らぬ力を持つ男、笹倉遊。
人々はいずれ気づくだろう。
キノコが生まれたその所以、その全てを
最終更新:2018-08-15 23:04:01
2937文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その日、世界は一転した。
混乱と絶望を味わいながらも、それでも世界は歩み続ける。常に形を変え、在り方を変えながら力強く生きていく。
その世界で生きる、数多存在する生物の一種、人間。その人間の中で、ある特殊な能力を持つ一族の生き残り、リン。
己が他とは些か異なっていることにも勘付きつつも、リンという名の少女はごく普通の女の子として生きていた。だがその生活も、一人のバンパイア、シカル・ロスとの出会いで大きく揺れ動く。動く。
内気な転校生、カリナ・エバンネ。最強馬鹿将軍、
ザイルシャノン。苦労人補佐官、ホルム・ゲンダ。不愛想な養母、タニーナ・ダン。
種族問わず、懸命に人生という名の物語を紡ぐ者たちの背後でほくそ笑む影の存在。この世界は一体誰の手にあるのか。わたしたちは何のために生きているのか。
これは空虚で無知で孤独だった少女の成長の出発点の物語。
*FC2とカクヨムにて重複投稿しています。先読みなさりたい方がいらっしゃいましたらそちらの方が更新早めかと存じます。
しばらくの間は毎週日曜8時に投稿予定ですが、作者の都合で変動するやもしれません。ではでは、お暇つぶしにお一つどうぞ。
※サブタイトルに関してあれやこれや思うところがある方も結構いらっしゃるかもしれませんが、これは100%作者の主観に基づくものです。サブタイトルの付け方に困って遊んでみた結果です。「あっそ」くらいの気持ちで流してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 08:00:00
130569文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:7pt
生きるいみ
そんなこと知らなくてもわたしたちは生きていける
生きるいみが分からなくても生きているのはなんで?
人は人を理解できるのか
理解しようとしているのか
同じ世界で生きる人間たち
最終更新:2018-01-15 22:23:12
925文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
西暦3500年。
一度文明が滅んでしまったことのあるこの世界には、かつて子どもたちに愛されたはずの童話は、何もかもが残されてはいなかった。
14歳になる麻里奈は、リーディングを使って遺物を透視する。
「これは……桃よね。それに、おじいさん、おばあさん、少年、3つのだんご、3匹の動物、悪い鬼がたくさん」
この遺物は、おそらく童話だったのだろう。
麻里奈はそう見当をつけていた。
しかし、分かったことといえばそれだけであり、それ以上のことはさっぱり分からなかった。
分
からなかったからこそ、これから、この職場の問題児たちによって、めちゃくちゃな童話が「再生」されてしまうのは分かりきったことである。
だからこそ、麻里奈は救いが欲しかった。
救い。
普通の人間。
それが現れた。
普通の価値観を持ち、ありふれた道徳観を持ち、それでいてほどよい勇気を身につけた一人の少女。
大月さくら13歳。
「さくらちゃん。がんばって。あなたなら、きっと良い方向へと導いてくれるはず。……童話も、職場も、それから、……わたしたちのことも」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-22 12:05:10
35971文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
「わたしは、アンニフィルド。この物語は簡単に言えば、SF・ラブロマンス・アンド・コメディ。大学を中退し専門学校から小さなIT会社に入った宇都宮和人(うつのみや・かずと)が、ひょんなことから文明促進支援を無償で行なうという異星のエルフィア人、ユティスたちと係わり合い、友人たちを巻き込んで、みんなが『愛することを学び、幸せになること』を少しずつ実践いくの。これこそ、わたしたちが人間として生まれてきた唯一の理由よ。会話中心のドキドキ・ラブコメディだから、ユーモアのセンス、磨けるわよ
ぉ。まずは、あなたが自身を好きになり、信じることができるようになることね。それで、自分自身だけでなく、他の人を愛することもできるようになるはずよ。そうなれば、わたしの役目は終り。ステキなあなたに、心の平安と幸せが訪れ、愛に満たされますように・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 06:54:23
2834965文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:169pt 評価ポイント:77pt
天使でいられなかったわたしたちの祈り
最終更新:2016-11-08 06:43:12
1488文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
帰ってきたお姉ちゃんは、おかしかった。
稲妻がかっと、わたしたちを照らした。
最終更新:2016-10-11 12:00:00
1422文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
彼は、私の前の席に席がある。
いつも登校してくれるとわたしに挨拶をしてくれる。
毎朝、教室に入る日差しと共に現れる彼はさながら太陽のような存在だ。
わたしは、教室の隅っこにいる人間。
陰と陽の関係みたいなわたしたちにとって、この恋が叶うことはそうそうないだろう。
でもいつかきっと、わたしは彼と結ばれたい。
そう思っていた。
まさかこんな形で叶うなんてね。
最終更新:2015-12-13 00:06:51
4481文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
吸血鬼女王(ヴァンパイアクイーン)は言った、『吸血鬼とは人間の成れの果ての姿である』と。
母は言った、『人間を知ることです、そこに吸血鬼(わたしたち)にとっての救いがあるのです』と。
吸血鬼の少女マルベリーは、強大な力を持つ吸血鬼ヴォルフロードと、人間界と妖魔郷の境界で戦い大敗し、瀕死の重傷を負って倒れていたところを、巫女の明神小百合(みょうじんこゆり)に助けられる。
奇妙な縁で人間界に出たマルベリーは、吸血鬼女王と母の言葉の意味を探り始めた。小百合からの助言で定時制高
校に通い始めたマルベリーは、最初は慣れない人間の性質や習慣に戸惑うが、マルベリーに近づいてきた、ただ一人の人間の少女、幸野宮子(さちのみやこ)と共に学園生活を送り、人間の生活に慣れていく。しかし、母と吸血鬼女王の言葉の真意を知ることは容易ではなく、マルベリーは苦悩し続けた。
人間とは何か、吸血鬼女王は、母は、人間の中に何を見たのか。吸血鬼のマルベリーが、小百合と宮子という二人の人間の少女を通して繰り広げる、精神の遍歴譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 15:35:41
114422文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:12pt
この小説の主人公・斉藤実乃里は多感な思春期のある出来事がきっかけで、人間不信になった。ずっと一人で生きていきたいと考えながら、心のどこかで拠りどころを探していた。
会社から少し離れたところで姉と二人暮らしをしている彼女に、ある日馴染みの書店でルームシェアしないかと誘われる。姉の結婚を機に部屋を探していた彼女は、ルームシェアを提案した女の子・木ノ下朔良に誘いを断ったものの、結局は一緒に暮らすことに。
底抜けに明るい彼女の笑顔をうるさく思いつつも、次第に心を開いていく実乃里。
一
方、朔良も明るい中にいろんな思いを抱えていて。
日常生活を普通に送る社会人の、心のうちや悩みなどを切り取っていく日常小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-16 15:00:00
2882文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:takayuki
ローファンタジー
完結済
N3215BO
わたしたちは、一体いつから常識を信じきってしまったのだろう。
大きく両腕を広げて、胸一杯に酸素を取り入れる。その酸素は、目には見えないが、実際に肌で感じることもできるし、味わうことができる。空気はすぐ目の前に存在している。今生きている人間に必要なだけの酸素が宇宙に飛び出さずに、ここに存在していることは、当たり前のことなのだろうか。現代は複雑で難しいとされているのは、本当のことなのだろうか。見えない物が存在して、見える物が存在しないことも事実なのだろうか。
当たり前は、本当に当
たり前なのか。ありふれた14歳の女の子、井田中花(いだなかはな)が天使との出会いで、今まで考えたこともない世界へ踏み出していくことになる。それは、現在の世界の理由と謎。いじめ・自殺・政治・国・民主主義・医療・教育・借金・銀行・歴史…それら全てを一本につなぐものとは…。普通の女の子、花の歩む道が、世界にとって重要だとしてもなんら不思議ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-21 01:48:07
332708文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:32pt
これはわたしたちの世界が、
地球温暖化に立ち向かわずにいて、
未知の隕石群の襲来によって崩壊した、
そんな偶然が重なってしまった、
少しだけ未来の話である。
前代未聞の隕石群の襲来から逃れる為、宇宙へと打ち上げられた八機の宇宙船があった。その船の名前は《HOPE》――希望。その内の八番目の機体こそが我が国の船であった。
わたしは隕石群が降り注ぎ始めた運命の日、最後の宇宙船が空高く飛び行くのを、一人、山の上から見送った……
地球に取り残された人類の生
き残りである主人公の少女“わたし”は、山の上にある父の遺した観測所で、一人、畑を耕しながら、見知らぬ生存者の《彼》とチャットをしながら、日々、何の目的も無く、惰性の様に生き、暮らしていた。
そんなわたしに対し、画面向こうの彼は次から次へと“するべき事”を与えてくれた。
その“するべき事”に対し、わたしは初めこそ乗り気ではなかったものの、“何か”を頑張ろうとしている彼の言葉が、かつての父の言葉と重なるのだった。そんな彼の言葉を、わたしはどうしても拒むことができなかった。いつしか彼に感化され、彼の提案である“風力発電機の修理”に前向きに取り組むようになっていた。
顔も見知らぬ彼と交流を重ねて行く内に、わたしは以前の精気をすっかり取り戻していたのだった。
そんなある日のこと、彼はわたしに対し、驚愕の真実を打ち明ける。
その瞬間、わたしのいた箱庭ほどの小さな世界は一変したのだった――
※この作品は『トータル・メガ‐ミッション』とリンクしています。先ずはこの作品から読むことをお勧めします。
※この話は別サイトのアットノベルスにも同作者名で投稿している『雪路 歩』の作品です。
※この作品はチャット部分があるため“横読み推奨”です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-21 06:47:44
43959文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:41pt
夏休みが終わるころ、伯父がアンドロイドを作り出した。従兄のために。それは本当に、人間そっくりだった。先に載せた「天使なんかじゃない」の、対になります。よろしかったら、読んでみてください。
最終更新:2007-09-11 19:15:04
14478文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
検索結果:35 件
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