-のようなもの- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:2656 件
我々人類は、この広い宇宙の中で本当に孤独なのだろうか。誰しも一度はそんな疑問を抱いたことがあるだろう。
今までの観測結果によると、生命が生まれる可能性のある惑星や衛星は、この広い宇宙の中に無数に存在している。
その疑問を解消するために、人類は無人探査機を数多く打ち上げてきた。その観測結果によると、木星の第3衛星であるガニメデには、何らかの生命体が存在しているであろうことが判明した。ガニメデの表面上に、隕石で出来たとは思えない程の数、様々な形の穴が空いていたからだ。
まだ理由はある。分厚い氷の地面には、土などないにもかかわらず、苔か藻類のようなものが点々と生えていたのである。更に、ガニメデに近付くと、法則性のわからない、微弱な電波が検出された。
何者かはわからないが、厚さ150kmというこの分厚い氷の下には、何らかの生命が誕生している可能性が高いと、科学者達は分析した。
知らないことは知りたくなるのが、人というものである。ついには、2130年、有人宇宙飛行船をガニメデに飛ばす計画が立った。
〈トムソン号〉と名付けられた有人宇宙飛行船が、ガニメデに到達するのは、7年後である。
ストレス耐性が高く、それぞれの部門で優秀な科学者である人物が、厳正なる試験によって選抜された。人類が、今の技術で作ることのできる宇宙飛行船は、驚く程に狭く、収容可能な人数は5人までとなった。
超高難度の試験を突破した、忍耐力のある英雄たちは、以下の通り。
パイロット ジョージ・エヴァンス
副パイロット ルイス・エヴァンス
通信士 デヴィット・アンダーソン
生物化学者 立花 里香
医師 アルベルト・ホフマン
これは、この5人が繰り広げる、ガニメデの冒険と宇宙の旅の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 15:28:54
16463文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今回の婚約は王太子だった。彼は発見された聖女様と婚約するためにリラとの婚約を破棄した。それを誰より喜んだのは婚約破棄されたリラ自身だった。
これでようやく自由になれる!
婚約者にはなぜか幸運が舞い込みハッピー・ライラックなどと呼ばれ、男爵令嬢でありながら王太子と婚約するまでになってしまった。今回も念願の聖女発見がなされたが、リラ自身はうんざりしていた。なにせ自分にとっては幸運ではなく呪いのようなものでしかないのだ。男爵である兄から次の婚約を強要されるのを阻止すべく、今
回の婚約でリラは取引をしていた。婚約破棄の代償としてリラ個人に準男爵位を与えてもらったのだ。
自由になれると思った矢先、公爵家のレオン・ソレイユは自分が新しい婚約者だと言い出した。
そんなに幸運が欲しいのかと嫌悪し、どうせすぐに婚約破棄になるとたかを括っていたが、それまでの婚約者と違ってレオンはリラを溺愛しだす。
自由を得るために婚約破棄をさせたいリラと、リラに惚れてしまい結婚したいレオン。
レオンに運命の女性が現れたり、ストーカーされたり、リラの兄がざまぁされたりしつつ、二人の関係が変わっていく。
婚約した相手が幸せになる女 対 そんなひとを幸せにしたい男
※爵位制度は(準男爵)・男爵・子爵・伯爵・侯爵・公爵・王族の順になります。
準男爵は生粋の貴族以外にも与えられる称号です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 15:10:00
396002文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:466pt 評価ポイント:166pt
作:mitsuzo
ローファンタジー
連載
N9505IX
【毎日13時投稿】
「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。
死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン|探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。
レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、
最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。
絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、
「え?、何だ⋯⋯これ?」
これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:10:00
53368文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:48pt
精霊や魔物が存在し、人が魔術を行使するファンタジー世界に転生してしまった元高校球児。魔術を学ぶエリート校に入学したは良いものの、成績の方は落ちこぼれ。その特徴的な小さな体躯からつけられたあだ名は【ゴブリン伯爵】。同級生たちを見返してやろうとちょっとしたルール違反に手を出した結果、精霊のようなものと名乗る3歳児の下僕にされるハメに……
だけど、その3歳児はいたずらが過ぎて地上へと落とされた掟破りの存在だった。
我が儘で食い意地が張っていていたずらが大好き。寂しがり屋で
甘えん坊で何でも欲しがる3歳児に手を焼かされながらも、その小さな身体に規格外の能力と途方もない知識が秘められていることを知り、転生者モロニダスはひとりの女の子に追いつくことを決意する。
入学した時は隣にいたはずの少女。落ちこぼれた自分とは対照的にどんどん優等生として上り詰めて行く、この学校で知り合った最初の友達。将来を共にしたいと願った彼女と肩を並べるため、少年は遠ざかってしまった背中を追いかけて走り出した。
不思議な3歳児に手を引いてもらいながら……
※現在は週2回、月曜日と水曜日の正午に定期更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:00:00
3061221文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:152pt
総合ポイント:7820pt 評価ポイント:3790pt
メモ書きのように書き溜めたものです。
日記のような雑記のような日々心にとまったものを書いています。
最終更新:2024-05-15 09:30:00
253065文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
超ひも理論というものがある。
ここで統一理論について多く触れるつもりはない。
知って欲しいのは、この世界がその理論で言うと九次元らしいということだ。
しかし、たて、横、高さ以外の次元はまだはっきりわかっていない。
一つ思うこと、
それは素粒子というものが拡がりヒモとなるのなら、単位も拡がりをみせるのではないか、ということだ。
非常に小さい点で一次元に拡がったヒモ、それは九次元の中でしか生きられない。
たて、横、高さ。知られていない六次元。そのヒモは九つの中から一つの次元にラン
ダムに浸かる。
非常に小さい素粒子の単位と浸かった次元はイコールで結ばれる、そう考えてしまったたんだ。
すると残りの六次元が求められ、次元は非常に小さいとき物質にもなるということが分かった。
次元は非常に小さくても大きくても、存在そのものは変わらないはず。
もしかすると、次元がこの世界の入れ物のようなものからこぼれたとき、何かに変わるということになるのかもしれない。それはまるで、私の好きな超能力のように。
いや、こういうのはよそう、本当はなってほしい。
一からやり直したいと何度思ったことだろう、安全で確実で幸せな世界に行きたかった。
でも。私がもっともやり直したい場所は、厳しくて不安定で不幸な、この世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:10:00
296453文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
作:音ゲー中毒者
ローファンタジー
連載
N8389HT
主人公「櫻 流」は足音が聞こえ真っ暗な場所で目を覚ます。目の前には檻のようなものがあり自分が囚われているのだと分かる、そんなときある男が話しかけてきて牢屋を開けてくれる。その男について行き能力バトルの存在を知り、自分も能力者だと知る。そんな流に起こる波瀾万丈な”非“日常を書いた小説。
最終更新:2024-05-15 07:19:02
1598532文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:60pt
ダンジョン探索者としてセカンドライフを歩んでいた本宝治洋一は気がつけば見知らぬ森の中にいた。
一緒に行動していたはずの仲間の姿も見当たらず、途方にくれる洋一。
仲間を探す目的を掲げながら洋一は魔獣が跋扈する森の中を彷徨った。
一方で人類圏の中で『禁忌』とされる森に侵入する一団の姿があった。
学者と騎士の一団だ。何か薬草のようなものを探しており、その捜索中に強すぎる魔獣の群れに襲われた。
囮役として魔獣の気を引くために残された騎士ヨルダは、偶然居合わせた洋一と出会い、一命を取
り留めた。
食事をしながらの会話中、ヨルダは迫害されてきた過去を語る。
洋一はヨルダに過去の自分を重ねながら、弟子入りを志願するヨルダを受け入れて一緒に暮らすことにした。
これは最強ながらも人間不信気味な師匠と、搾取され続けた弟子が田舎で心の安寧を取り戻すための物語である。
その一方で絶賛行方不明中である仲間は、とある家出少女と誤認されていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:10:00
30694文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:10pt
※この作品は別作品の【魔女様!生贄はいかがですか?】と同じ世界線で同じ年代の話です。
スピンオフのようなものですがどちらか片方だけでも楽しめます。
約2000年前とある夫婦の間に魔女が生まれた。
そこから魔法歴として魔法が使えるものたちによる歴史が始まったのだ。
その歴史から早2000年近い時が経ち、東に位置するミノリノ国ではもう現代のネットまでも進んだ時代だというのに30年も鎖国が続いていた。
その国にある人都(ひとのみやこ)に住むとある裕福な一族の子供ソラ。
彼は魔
法学校に憧れ16歳の年に楽しい高校生活を送りたいと願っていた。
しかし、一族の子が一般人と関わるなと祖父に否定される。またこの国には魔法学校が無い。
さらにソラは魔力があっても一切魔法が出せない欠陥魔法使いだったのだ。
それでも諦めきれない彼は必死に祖父を説得しようとするが叶わず、いつの間にか5月になってしまった。
しょぼくれる彼に同じく魔法が使えないからと行かなかった友達、スズとテンヤは同情する。
そこに救世主化の様に現れたスズのお隣に住んでいるヒロコお姉さんに、魔法学校に行ける方法を教えてもらう。その内容は、『都の長が出す試練をクリアすれば願いを叶えてくれる』というものだった。
その言葉を希望に、長の試練を受ける為長がどこにいるのか捜しまわっていると、ソラの家の庭に不思議なトンネルを見つける。トンネル先に進み大穴に落ちていくと景色が広がる。
その世界【地下世界】かつてソラ達がいる地上にあった忘れられた地がそこにあったのだ。
そこで同じく魔法学校に外に憧れる少年少女や、個性が強い都の長に出会い、試練や交流を深めていく。
しかしこの【地下世界】が地上で秘密にされている"問題"にも身勝手にも巻き込まれることになる。
12柱の干支付喪神が現れ、『神一族を復活させる』と地下世界を攻撃していく。
「魔法学校に行きたいだけなのにこんな歴史の負の遺産みたいな争いを解決しないといけないんですか!?」
魔女が生まれ創られた魔法の世界。それは彼女の優しさに反して血生臭い歴史が歩まれていたのだ。
魔法×アクション×ファンタジーの憧れ魔法学校ライフを目指す成長少年少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 06:00:00
132820文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
吸血鬼と吸血鬼を代々狩る一族がいた。
過去、一族は崩魔の一族と呼ばれ恐れられたが、現代ではあらゆる記録が抹消され誰も彼らのことを知らない。
一族は桐霧(きりぎり)、音宮(おとみや)、間屋(まや)、石門(ごくもん)、場倉(ばくら)の5つに分かれ、それぞれのやり方で吸血鬼を狩っていた。
そして一族の一つ、桐霧には、歴代史上最高の天才と名高い二人の少年が生まれた。だが一人は行方不明に、もう一人は再起不能となり、崩魔の歴史から姿を消す。
だがかつて全てを失った少年は、《喰るい姫》と
呼ばれた吸血少女と出会い全てを思い出す。
これは、ワーストエンドから始まる物語。
----------挨拶のようなもの----------
長らく『±0』しか書いてこなかったので、練習たたき台。
かつて削除したものを書き直してます。
『±0』よりも不定期更新になると思われるので、あらすじも書かないでおきます。最悪また消して作り直す可能性も無くは無いし……。
『±0』一刻も早く片付けたいのですが、あまりにもやる気が起きない時にこっちを進めるかもしれません((現実逃避)の現実逃避))
何章構成にするかも決まってないですが……。
取り合えず一章は吸血鬼もののボーイミーツガールになるかと。
多分こっちの方が±0よりは受け入れやすい感じになるかもしれませんね。哲学要素とかは入れず、ストーリーとキャラに力を入れていくので。
ただ善とか正義要素を取っ払うので、またちょっと世界観はエグくなるかもしれません。なるべく暗くならないようにしたい()
ほんとうにダラダラ更新するかしないかも適当なので、そこだけ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 05:48:25
6505文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「色付いた紅葉が風に吹かれて散っていく様に楽しかった記憶もやがて色褪せてしまうのだろうけれど叶う事ならば、いつの間にか朱く染め上げられてしまった胸の奥の感情を、このままずっと抱き締めていたい。」
最終更新:2024-05-15 00:00:00
6436文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ださいやさい
ヒューマンドラマ
連載
N0825IW
「life sucks」はどんなファンタジーな世界であっても、時代を超えて変わらぬ真理である。ファック・ザ・現代ファンタジーとして、初めて現代ディスタジーとアピールしたミックスアップ群像劇(異世界)物語と思う。
今に近い時代の下ブルティノー市。18歳という驚くべきの若さで市立大学を卒業したにもかかわらず、失業の認定に行くヒロインが、何故かのらくらの女の子と闇ビジネスをすることを強いられた。
この街に百年前の魔王城とつなげる何かが隠されている?何でも叶えるランプのようなもの
を欲しがる人たちが、今日も下ブルティノー市を大騒ぎにしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 23:04:56
17573文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
旦那様は特別な任務についており、一年ほど帰って来ていない。
お元気だろうか、怪我などはしていないだろうか。
無事を祈りながら日々を過ごしていたら、ある日腕に黒いシミのようなものが広がっていることに気付いた。
最終更新:2024-05-14 21:28:36
4118文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中原といわれる世界。
かつてそこには『災厄』が存在していたという。
『災厄』がどのようなものであったのか?今となっては定かではない。
ある者は民を苦しめた悪逆の王であったと言い、またある者は異形の化け物であったと語る。あるいは天地が崩壊するような災害であったと書かれた書物もあった。しかし、そのどれもが明確な確証などなく、今もって判明していない。
その『災厄』を鎮めた者がいた。英雄、義舜である。
義舜は『災厄』を鎮めると、これに協力した七人の仲間にそれぞれ神器と領土
を与えた。七人の仲間達はそれぞれの封土に向かい、国を興した。
即ち、印、泉、龍、静、斎、翼、界の七国である。この七国はよく治まり、中原は平穏となった。
それから五百年余り。各国では幾度も乱が起こり、義舜が望んだ安寧な世界は過去のものとなり、神話上の夢物語となっていた。
その七国を巡る、興亡と戦乱の物語。
※別サイトにて試験的にも投稿しております
※当作は著作権を放棄しておりません。無断転載を認めておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:13:03
1514740文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:749pt 評価ポイント:335pt
旅に果てはなし…現つ世の旅~常世の旅
「詩を少々」の幻想の旅路編
「詩を少々 2022~2023」から抽出して、手直しした詩集です。
最終更新:2024-05-14 19:02:48
3972文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはその種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍
は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:31:55
3952191文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:22pt
人間が最低階級の世界に生まれた、異世界から来た人間の国王。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
大学2年生の天音陽向(あまねひなた)は怠惰な日々を送っていた。
ある日の大学の帰り道、陽向は野良猫に自身の荷物を掻っ攫われてしまう。
荷物を取り戻すべく、その野良猫を追いかけていると突然見たことがない景色が目の前に広がる。
「ここは…どこだ…?」
戸惑うも束の間、武装した人間とは言い難い生物たち、いわばモンスターに取り囲まれてしまう。
「貴様どうやって侵入した?下等な人間がなぜこの場所に…」
メイスのようなものを喉元にあてられ、詰め寄られる。
(いきなり何を…!)
あまりにも突然の出来事に動揺し、声も出せないでいた陽向。
「答えないのならそのまま死ね、下等種族が!!」
(ちょっと待って、俺、殺され———)
「待ちなさい」
喉仏を突きさそうとしたメイスが、その直前でピタリと止まる。
「白亜様…!」
モンスターたちはその彼女―――白亜に向かって跪く。
白髪のさらさらとしたボブヘアに宝石のような紫色の瞳、メイド服を身につけた美少女は陽向の目の前まで歩み寄り、彼女もまた跪く。彼女の手には先ほど陽向の荷物を盗んだ猫もいた。
「ご無礼をお許しください。ご主人様」
「ご主人様…?俺が?人間違いじゃ…」
「ヒナタ・アマネ様。私は人間違いなど安易なミスは致しませんよ」
「い、いや、でも俺、あなたと会ったことありませんよね…?」
「はい、これが初対面です。突然のことで混乱してらっしゃると思いますが、時間がありません。これからすぐに即位式へ向かうため、お迎えに上がりました。」
「即位式?」
「あなたは、この国の”王”になられるのです」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:03:46
911文字
会話率:76%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:addict
ローファンタジー
連載
N9415IT
今年アラサーの山口新也(やまぐちしんや)は難病を抱えた義妹、山口沙雪(やまぐちさゆき)の医療費を稼ぐためにダンジョンに潜る。
数百年前にダンジョンが現れると、空気中に魔素と言われる物質が含まれ、これを摂取し続けた人間は十歳を超えると、スキルを授かる。
俺は、スキル『ホイホイ』と言われるスキルを授かった。村のじっちゃんとばっちゃんに聞くと、Gを捕まえるための罠のようなもの、つまり、何かを集めるスキルなのではと言われる。
それから十五年、『ホイホイ』し続けても。俺が欲しいお
金とお姉さんは一向に現れなかった。スキルなんて当てにならないなぁと思いつつ、『ホイホイ』はやめない。
ある日、沙雪のいる病室に訪れると、沙雪から『スマホ』、『配信』、『ドローン』という聞き慣れない言葉を使われる。
なんでも『スマホ』と呼ばれるものをタッチすると『ドローン』と呼ばれる変なものが俺を追跡してお金が入るらしいのだ。
ボタンを押すだけでお金が入るなら、これほど美味しいモノはない。俺はさっそくポチっと押した。
結局『配信』ってなんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:02:09
132775文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:18846pt 評価ポイント:9200pt
作:すずの木くろ
ローファンタジー
連載
N7585EX
ある日、仕事から帰宅すると、ポストの中に野菜の種袋のようなものが入っていた。
そこには可愛らしい女の子のイラストが描かれており「女神の種」と書かれていた。
何となく気の迷いで、説明書きに従って種を植えてみた。
その途端、するすると一本の蔓が生え、あっという間に先端に半透明の大きな球体が実った。
ぷちん、と落下した球体から、緑髪の小人が生まれてこう言い放った。
「はじめまして! 私があなたの女神なのですよ! あなたを、あなたが理想と考える世界へ連れて行ってあげますね!」
突
然転がり込んできた女神様と主人公が、理想郷を旅するお話。
現世と理想郷を行ったり来たりしながら、楽しく冒険していきます。
毎週火曜日の朝6時の投稿予定です。
当小説は、アルファポリス様にも投稿しています。
新紀元社モーニングスターブックスにて書籍化しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 06:00:00
528660文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:8569pt 評価ポイント:3045pt
-Your Only Story Online-
あなただけの物語を紡ぎましょう
天体オタクの主人公がVRMMOゲームのCMの一瞬の星空に心奪われてゲームを始めるプレイ日記のようなものです。
主人公目線でストーリーは進んでいきます。
主人公がゲーム内で冒険しつつ天体観測を行うために奮闘する物語です。
NPCの師匠から天体魔法を教わり、後に出てくるフレンドたちとクランを組み、基本ソロ、そこそこパーティーを組んで幻想世界を冒険しよう。
最終更新:2024-05-14 06:00:00
1061155文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:36172pt 評価ポイント:17644pt
とある学生(ただの厨房)がただ日常に対して反応を書き連ねる日記のようなもの。
最終更新:2024-05-13 23:55:42
20170文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
これはほかの小説投稿サイトに
先ず投稿している作品である。
以下はそのサイトに記載した説明になります。
以下引用
私の若かりし頃に書いていたノートが発見された。
当時音楽活動もしていたので楽曲に乗せて歌うつもりの詩の下書きのようなものである。
好きな人がいたのでその人を思い浮かべながら書いていたものである。
1話ごとに完結します。
日付が記されているものはそれも明記していきます。
そのノートの冒頭に書かれていた文書を原文そのまま載せます。
以下引用
①言葉は
自分の気持ちを伝えるために必要である。
②言葉って、自己表現の道具であり、個性の発揮のために
必要不可欠な要素である。
③言葉って、その人の感性も性格をも知りえる。
④もっと言葉を大切に、慎重に使おう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:49:13
6331文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
篠田洋子は、ビルの屋上から飛び降りたが、奇跡的に一命をとりとめた。洋子の弟篠田淳一は、たまたま幽体離脱していて、その現場を見ることになった。病院に運ばれた洋子は、臨死体験を経験し、その後様々な霊体験が自分のまわりで起こり、精神的にまいって食も摂れなくなってしまった。
物理学の教授父篠田浩一郎が、なぜか病院のカウンセラー斉藤裕子を手配し、会ってすぐに二人は固い絆のようなものに気がつく。
洋子の霊体験などを解消するため、二人は洋子の祖父篠田誠治の案内で、幽体離脱して死後の
世界とこの世を行き来する。
その間浩一郎は、家族やカウンセラー裕子の上司である精神科の旧友友田教授に、人は死んでも意識は残るということを前提とした場合、なぜ人は生まれてくるのか、なぜ子が親を選んで生まれるのか、死と何か、幸せとは何か、神仏とは何か、それは存在するのか、宗教とは何かなどが、矛盾なく綺麗に説明できると話す。
洋子と裕子は、死後の世界で自分達がどんな生活をおくり、また、現世に何回も生まれかわっての生活を知り、今回の産まれ代わった理由が分かった。
父浩一郎の死んでも意識が残ると言う仮定から導かれた説明を、二人は死後の世界での実体験から浩一郎の説明が正しいことをさとる。
そのようなこの世の成り立ちを体験し理解した二人は、洋子は霊現象に対処できるようになり、裕子はカウンセリング時に活用できるようになり、沢山の患者を救うこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 08:55:13
19729文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の決意表明のようなものです。
あくまで私自身を奮い立たせるために書いたものですので、そんな奴もいるんだなと気楽に受け止めていただければ幸いです。
最終更新:2024-05-12 22:55:12
1768文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:えいちしー
VRゲーム[SF]
連載
N9675IZ
「オタクくん!ゲームしよ!!」「……ゲームなんてしたことないけど?」世界で同時に配信された超大作VRゲーム『Across the original Zenith』通称『AtoZ』。実際に体を動かす感覚でゲーム内のキャラクターを動かせるということで、普段ゲームをしない人々もプレイし始めていた。同じクラスの男女がチームを組み、仮想世界を冒険する。【道楽者】というよくわからないジョブのギャル『白瀬千秋』、王道のジョブ【魔法士】の男『高橋直人』。プレイヤーとNPCが折り合い、紡がれて
いくストーリーに一喜一憂しながら、現実でもゲーム内でも成長していく二人の【人生】のようなもの。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-12 22:00:00
6270文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:穴の空いた靴下
ハイファンタジー
連載
N7665IW
ベテラン冒険者のゲンツは今日も冒険者稼業に勤しむ。
日々生きていく日銭と、遠くない未来に迫っている冒険者として引退、その後の生活費を稼ぐために毎日堅実に仕事をこなす。
そんなゲンツの楽しみは、毎日仕事が終わった後の食事だ。
食事は彼の生活を彩る花のようなもの。
夢の冒険者生活を掴むことが出来なかった彼の、ささやかな幸せ。
そんな日々に現れた小さな幸運。
彼の冒険者人生はどのような終わり方をするのか、
まだ、誰も知らない。
最終更新:2024-05-12 20:00:00
78035文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:26pt
これはとある依存気味な少女と依存されてしまった青年との話───
「はいっ。初めましてこんにちは。本作の主人公こと、エンプティです!あらすじを書くのがとんでもなく苦手な作者に変わり、あらすじを言いますよ!
とある出来事からVRMMOを治療目的でプレイすることになった私は、その世界で神様…己の全てとも言える人物と出会います。
暫くは安穏とした生活を送っていたのですが、とある日、神様ランキングなるものがある事を知ってしまいます。勿論、私は神様を一位にする為に頑張るわけです
ね!
さあ、その道行を見たい人は寄っていって下さい!決して、暇はさせませんから!(多分。)
…あっ。注意事項です。このお話は割りとリアル面が出てきたりします。また、恋愛色強めなようでコメディー的でシリアスななんとも言えないストーリー構成となっておりますので、耐性の無い方はご注意下さい。
そして、当然ではありますがこの物語はフィクションですので、人によってはおかしく感じる点もあると思います。違和感を感じて我慢ならない場合はブラウザバックをお願いします。
それでは、皆様にとって良き暇つぶしとなりますようお祈り申し上げます。」
─────────────────────
※神様ランキングについて※
神様ランキングとはギルドランキングのようなものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:00:05
867122文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:328pt 評価ポイント:116pt
4人の子どもを育てる母ちゃんの子育てのちょっとしたつぶやきのようなもの。
最終更新:2024-05-11 22:42:21
129503文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:112pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:40pt
ある日の学校帰り、高倉捺音(なつね)は、知らない男性に声をかけられる。ただ、その声の主はおらず、自分の頭の中に響くように感じる。その夜、高熱を出し倒れ、数日後目覚めたとき、捺音はかつて地球とは別の、異世界の人間でフィーネと呼ばれていた頃の、前世の記憶を思い出していた。
前世であるフィーネは、その世界の国のプロジェクトに参加し、同じ年齢くらいの男女数名の者たちと地球の日本に転移してきた。フィーネの真の目的は、その世界から出ること。本来は帰還の際に姿を消すつもりだったが、元の世
界で問題が発生し、プロジェクト参加者全員帰還できなくなってしまう。その後、日本の地で命を落とした異世界の者たちは、地球で生まれ変わることになる。
捺音は謎の声が聞こえて以降、度々前世の記憶を夢で見ることになった。それから約1年後、高校生になったある時、同じように前世の記憶を思い出していた、共にプロジェクトに参加した、かつての仲間たちの存在を知る。そして、元の世界の者?たちによる様々な思惑に、捺音たちは巻き込まれていくことになる。
前世での出会い、仲間たちと出会えたこと、そして現在、再び巡り合っていく。
これは、捺音とフィーネを中心に、出会いと様々な想いが交錯していく、そんな物語――――――
*前世の話は、不穏で重めの話になると思います。序章は、日常や恋愛模様的な予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:00:00
204990文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
とある夜。うとうとしかけていた男は慌てて布団を跳ね除け飛び起きた。
それも当然のこと。瞼の向こう側で淡く光が滞留しており大方、外の車のヘッドライトの光がカーテンの隙間から入ってきているのだろうと思い、苛立ちつつ目を開けた。しかし、その光の正体は……。
「か、神様……?」
そういう他ない、長い白髪に白く長い髭。白いローブのようなものを着ており、全身から淡い光を放っている。イメージした通りの神の姿がそこにあった。しかし……
「そうだが違う」
キーワード:
最終更新:2024-05-11 11:00:00
1566文字
会話率:90%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:クレイジーエンジニア
空想科学[SF]
連載
N4319IQ
【脚は飾り】の超理論は時を超える。前作「退役聖女は脚なんて飾りだと思っている」の初代魔王誕生秘話のようなもの。
【エルフ】【獣人】【鬼人】等のファンタスティックな原住民がバラバラに住んでいた大陸に、文明を持つ【外洋人】が入植しそこに国を創った。
それから二百数十年。いつしか国はヴァルハラ川を境に二つに分かれ、原住民と外洋人とその混血達はお互いを支え合いながら共に生きていた。
そんな世界の片隅で、鬼人の血を引く男と、獣人の女が出会う。
魔法あり、【既成事実】あ
り、スプラッターあり、技術開発あり、発電所あり、物騒ありのトンデモファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 06:03:48
154203文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:24pt
暗くて短い短編集と詩のようなものです。
各エピソードは独立しています。
暗い話が苦手な方は積極的にお控えください。1エピソードずつ投稿いたす予定です。
最終更新:2024-05-10 21:10:02
1423文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【簡単な紹介】
ハナオカは寝たきりの親父と二人暮らし。ある日突然、ハナオカは同じ村に住む男により、王宮殿の牢獄へ入れられてしまった。それは彼が首からさげていた小さな緑の石のせいだった。長年にわたり、歴代の王たちは何とかしてこの石を見つけようとしてきたが、見つけられなかったのである。「真の持ち主を護る」という石の力とは一体どのようなものなのだろうか。"あの者たち"とよばれる謎の集団が星の住人を次々と拉致している。新しい"仲間"を得た、ハ
ナオカは連れ去られた人々を救い出すことができるのだろうかーー。
そのカギを握るのは宇宙飛行士、華岡光一(ハナオカコウイチ)の過去にあった。
お茶目な相棒のウサギと口は悪いが人情のあるカラスのドタバタ劇が所々に出現しております。最初からおしまいまで是非とも読んでみて頂きたいストーリーデス。
では皆様をスペースアドベンチャーへご招待致します!
【推しポイント】
その一、
毎回の投稿の後書きに、登場人物たちの一言コメントやつぶやきや豆知識など、どうでもいいような(?)話を載せます。
そのニ、
宇宙のことが色々分かります。(実のところ、作者は宇宙について無知です。そのため色々と参考となる資料を調べて書きます。参考資料に基づいた内容が所々にありまして、それについては「*」をつけて記載します。専門用語(現実に使われている)については『』で表します。)
その三、
原石についても分かります。(本当に色んな種類があるんですって)
その四、
何を書くのだったか忘れました…。
【投稿予定日と分量】
基本的に、毎週金曜日に本編の投稿をします。もしかすると、水、木に+αの投稿をする場合もあるかもしれません。1エピソードにつき二千文字程度ですが、時には倍になってることもありますし、それより少ない場合もあります…。ご了承下さいませ。
【最後に…】
分かりにくいところもたくさんあると思いますが、とりあえずよろしくお願いいたします…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:14:04
6893文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界は、謎の肉塊に包まれた。
それは言ってしまえば、寄生虫のようなものだ。ありとあらゆる物に寄生し、肉を広げ、寄生した生物の性質を帯びながら獲物を待つ。生物非生物関係なく、全ては彼らの捕食対象であり、寄生対象。
そんな世界で生きる少女アリスは、ある日その肉塊によって父親を殺されてしまう。頼る相手を失い、自身の命を捨てようとしていたアリスの元に現れたのは、生前、父親と交流があったルカという名の青年だった。
ルカから父の遺言を聞き、生きることを決意したアリスは、彼と
共に奇妙な小屋で暮らし始める。
だが、ルカは普通の人とはかなり違っていて……?
※この作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:02:38
60781文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
カグワトは、シュクラに特有の習慣だ。
家に仕える専任の神子のようなもので、家名を継ぐべき嫡男の『護り』というべき存在だ。大抵その家の次男か庶子が、十三かそこらのときにカグワトの儀式を行って長男に仕えるものだ。護りといっても武術に長けた弟が、兄の護衛をするということでは無い。もっと呪術的なもので、カグワトは大抵屋敷の奥深くの一室に、ひっそりと暮らして主の訪れを待つ、厳しい戒律に縛られた霊的な存在だ。神殿の僧侶なみの潔斎を強いられ、当主以外の他人には顔を見せることも憚り、また
結婚などももちろん禁じられている。それを侵せば本人にも、またその主にも災いが及ぶと信じられている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:20:00
80724文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
“レギオス復活事変”が終息し、世界は再び平和を取り戻した━━後の、“英雄たち”のお話。
日常を取り戻した英雄たち(少女たち)だが、恋人となった『ダイン・カールセン』とはなかなかもう一歩深い関係とはなれなかった。
“ヴァンプ族”という種族が持つ厄介な特殊能力が障壁となり、未だに健全なお付き合いで済んでしまっている。
種族の垣根を超え、ダインと確固たる絆を結びたい少女たち。
その最中、“ゴッド族”の長である『ソフィル女王神』から呼び出しがかかり、世界を救ったお礼として彼女たちに“
ある計画”を持ちかける。
その計画の内容を知って沸き立つ少女たちだが、その“ある計画”には別の思惑があり━━
前作『absorption ~ある希少種の日常~』の続きとなります。
が、おまけのようなものなので本編ほど長くはならない…はず。
鬱展開も悪者の登場もありません。甘々な日常が続きますので、その点ご理解ください。
ゆっくり更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:00:00
1043878文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:48pt
作:グリンピースの豆ごはん
ハイファンタジー
連載
N3360HV
日向天太(ヒムカイテンタ)は、高校2年生。
小学4年生の時に転校してきた涼風響(すずかぜおとあ)に一目ぼれ。
しかし、彼女に話しかける勇気もなく以来ずーと片思いだった。
そんな天太(てんた)に急に幸運が訪れる。
何と!響(おとあ)からの逆告白!
人生最大の幸運をかみしめていたある日、学校帰りいつもの公園に
立ち寄った時、響(おとあ)が魔法のランプのようなものを拾ろった
ことから、運命の歯車が狂いだす。
「擦ったら魔人がでてきたりしてw」と冗談半分に響(おとあ)がラン
プを擦る。
すると突然、ランプから黒い煙が噴き出し、やがてその黒煙は渦を巻き、
2人を包み込んだ。
次の瞬間、天太(てんた)と響(おとあ)は、別の世界へと飛ばされていた。
そこに居たのはかつて、イディアと言うこの世界を恐怖に陥れた大悪魔大帝
ダリウスの神殿で、突如として現れたダリウスの魂に響(おとあ)の体が乗っ
取られた。
普通の高校生天太(てんた)が、異世界イディアで、彼女(オトア)の体
を悪魔から取り戻そうとする冒険ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 08:00:00
846175文字
会話率:23%
IN:20pt OUT:127pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:118pt
作:石田ドンパッチ
ローファンタジー
完結済
N9135IO
「「何これ?」」
島へと降り立つなリ、開口一番、パク・ソユンとドン・ヨンファの二人はそう口にした。
二人の眺める先――
膝をついたセクシーポーズをした女の像のような、奇妙なヒトガタの巨大建築。
そんな島に、ひょなことから招待された二人であるが、奇妙な出来事に巻き込まれることに。
◆ SPY探偵団
サイボーグ的な異能力を持つメンバーの、探偵サークルのようなもの
● カン・ロウン
SPY探偵団団長。丸サングラスをした中年。コードネームは“スタイル”。
●
パク・ソユン
モデル体型の美女で、ソウの芸名で兼業モデル。あだ名は“ソウ”、“ジグソウ・プリンセス”。
● ドン・ヨンフォ
黄色とピンクの組み合わせの奇妙なスーツを着た、長身の兼業実業家。あだ名は“フラワーマン”。
● キム・テヤン
中年男で兼業屋台のオヤジ。あだ名は“チジミ屋のおっさん”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 05:47:10
89839文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「アリシア・ファーマン侯爵令嬢!貴様と婚約を破棄する!!」
ピンクブロンドにピンク色の瞳。胸が強調されたドレスを身に纏った男爵令嬢の肩を抱き締めながら、我が異母弟はそんなセリフを言ってのけた。
そのセリフは彼女から何度も聞かされていた言葉。名指しされた彼女はビクリと体を震わせながら、断罪の時を待っている。
「良く言った愚弟!その言葉に二言はないな!!」
私は彼女を庇うように前に立ち、この愚かな異母弟に今の立場をわからせる為、動きだす。
10年前、彼女曰くモブ王女だった
私は悪役令嬢(予定)と友人になり、彼女自身やこの国で起こり得る予言のようなものを教えてもらった。
最初は視察中に命を落とすと言われた父の話、次は国中に流行病が広がる話、彼女の言葉通りに世界は周りーーーー
これはモブ王女と呼ばれた私と悪役令嬢アリシア・ファーマンの10年の軌跡
カクヨム様・アルファポリス様にも同じ話を投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:53:30
746470文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:64396pt 評価ポイント:25530pt
ハンドメイド好きの主人公藍華《あいか》が仕事休みの連休で買い出しに行った先でひょんなことから現実世界と似通ったところのある異世界へと飛ばされる。
その世界ではハンドメイドの作品たちがリアルに魔道具のようなもの (アーティファクト) として重用されていた。
素敵な作品たちを発掘しながら現地の資材でハンドメイド(アーティファクト製作)を続ける藍華と魔道具を狙う不穏な影が───
最終更新:2024-05-06 12:00:00
648646文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:754pt 評価ポイント:382pt
スカイ国王と共にドラゴン・クランのメンバーであり、コンコーネ公爵である清明、その二つ名は「心眼使い」
清明は、国王の主催の婚活サークル「コンコン会」でキャラハンと出会い結婚した。その顛末を描いたのが「ドラゴン・クランⅡ」と「清明の結婚」
本作は キャラハンに焦点をあてて、婚約時代の結婚準備や新婚時代の新生活の基礎固めのあれこれを取り上げました。
本作とかかわる過去作の概要は、冒頭の「これまでのお話」にまとめていますので、本作から読み始める方もお楽しみいただけたらと思いま
す。
※閑話は、くどい説明文のようなものなので、飛ばしても 物語を楽しむうえでは 全く支障がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:00:00
39732文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:真夜中のココア
宇宙[SF]
完結済
N3931IZ
田舎に住む七〇歳の宗一郎は妻を五年前に亡くし、夏休みだけ帰省する孫に会えるのを何よりも楽しみにしていた。
だが夏休み前に息子から連絡があり、その年は帰省できない、とのことだった。孫も成長していろいろと用事があるらしい。
残念だが仕方ないと諦め、縁側から山々を眺めていると、ドーン!という音がして、縁側から見える山の斜面から何かが噴き出しているのを見た。
その場所に近づくと、硫黄の匂いと湯気が立ちこめているのがわかった。
さらによく見ると何らかの生物がいる様子がわか
る。
白い二本足の生物が温泉が噴き出している周囲をゆっくり回りながら動いている様子が見て取れた。額から触覚のようなものが生えた人型の生物だ。
その生物はヘルメットを取って宗一郎とコミュニケーションを取ろうとしてきたので、宗一郎も身振り手振りで応えた。その生物は孫より少し年上の女の子に見えた。
宗一郎はその女の子らしき生物を自宅に招いた。テレビを見せ、二杯のジュースを飲み干す頃には日本語を学習したらしく、日本語でお礼を言ってきた。
その生物はレミーと名乗り、自身は地球外生命体だと明かした。チームで地球にやってきてある資源を探しているらしい。他のメンバーは探索中でレミーは留守番を任されていたらしい。
しばらくレミーと話し込み、世間話に花を咲かせる。宗一郎は山の案内もした。レミーはすべてに喜んでくれた。宗一郎も孫が来てくれたかのうように喜んだ。
レミーの仲間の迎えはまだ数日後、ということでその日からレミーは宗一郎の家に泊まり込み、食事も一緒にした。食事はレミーにはかなり好評だった。
数日後レミーから、もうすぐ仲間の迎えが来ることを知らされる。寂しさを感じる宗一郎だが、レミーから一緒に宇宙に来ないかと提案される。
返事を躊躇する宗一郎だが、レミーの仲間達がその様子を見ているうちにその迷いが消えていく。
レミーに似た容姿の子たちに囲まれ、宗一郎は、孫のために用意しておいたすき焼きを振る舞った。宗一郎の地球での最後の晩餐だった。とても好評だった。
その後宗一郎は、それほど躊躇わず、家族の写真だけ持って彼女たちと共に宇宙に旅立った。
しばらくして宗一郎の息子家族は宗一郎が行方不明になったことを知る。息子の貫は父親がもう帰って来ないと悟る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:30:00
12963文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:春の日びより(春の日)
ハイファンタジー
連載
N1391FJ
【TOブックス様より書籍化いたします!】書籍名『乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル』
【2021年4月10日発売 現在予約受付中】
【第一部放浪編【殺戮の灰かぶり姫】全108話――完結しました】
【第二部学園編【鉄の薔薇姫】――連載中】
――これは乙女ゲームというシナリオを歪ませる物語です――
孤児の少女アーリシアは、自分の身体を奪って“ヒロイン”に成り代わろうとする女に襲われ、その時に得た断片的な知識から、この世界が『剣と魔法の世界』の『乙女ゲーム』の舞台であること
を知る。
得られた知識で真実を知った幼いアーリシアは、乙女ゲームを『くだらない』と切り捨て、“ヒロイン”の運命から逃れるために孤児院を逃げ出した。
自分の命を狙う悪役令嬢。現れる偽のヒロイン。アーリシアは生き抜くために得られた断片的な知識を基に自己を鍛え上げ、盗賊ギルドや暗殺者ギルドからも恐れられる『最強の暗殺者』へと成長していく。
※Q:チートはありますか?
※A:主人公にチートはありません。ある意味知識チートとも言えますが、一般的な戦闘能力を駆使して戦います。戦闘に手段は問いません。
※Q:恋愛要素はありますか?
※A:多少の恋愛要素はございます。攻略対象と関わることもありますが、相手は彼らとは限りません。
※Q:サバイバルでほのぼの要素はありますか?
※A:人跡未踏の地を開拓して生活向上のようなものではなく、生き残りの意味でのサバイバルです。かなり殺伐としています。
※注:主人公の倫理観はかなり薄めです。
(旧名『乙女ゲームのヒロイン【で】最強サバイバル』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
1370035文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:158pt
総合ポイント:137380pt 評価ポイント:63132pt
柊人は昔、少女をかばって事故死する。
気が付くと、彼は矢のようなものと手紙を持って中世のような文化を持つ街にいた。
その矢は魔剣と言われるもので射たものを思い通りに操る力がある。
それを利用して彼は豪邸に住み、女の子に囲まれ、街を思いのままにした。
しかしそれは長く続かず、ある日目を覚ますと魔剣が盗まれたのだった。
最終更新:2024-05-04 08:31:26
433925文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
この話は自称ユーチューバーとなった妻の活動を描く、エッセイ? ブログ? 日記? のようなものだ。
うちの妻はよく「〇〇してみたいんやけど、どう思う?」と言う。
基本的にこの質問において、私の意見は求めていない。女性に多い傾向だろう。
つまり、妻は「〇〇するから、手伝えよ!」と言っている。
今回は「ユーチューバーになってみようかと思うんやけど、どう思う?」だった。
すなわち「ユーチューバーするから、手伝えよ!」という指令が私に下った。
妻の目指すユーチューバーは、顔出しせ
ずに、時間を掛けずに、面倒なことはしない、そんなユーチューバーだ。そんなことでユーチューバーになれるなら、誰でもなっている。
妻は面倒な作業を全て私に丸投げし、ユーチューバーとなった。
この話は自称ユーチューバーの妻とアシスタント(私)の小競合いを綴った物語である。
※更新のタイミングは不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 11:17:04
61113文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:66pt
小沢健二 ‘24ツアー Monochromatique モノクロマティック名古屋公演の感想のようなものと、上手なホイッスルの吹き方情報。
最終更新:2024-05-02 19:16:49
3561文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:夜分長文@「追放された使用人」書籍化
ハイファンタジー
連載
N8124HV
「アルマ、もうお前は我が公爵家には必要ない」
アルマはアルバート公爵家の次男として生まれ、これまで育てられてきた。
この家は代々【剣聖】を輩出している名誉ある家系。
しかしながら、俺が目覚めたスキルは【精霊使い】であった。
「貴様の兄、ポールは【剣聖】に目覚めたというのに、何の価値もない【精霊使い】とはな」
目的であったスキルを手に入れた兄とは違い、父親からは外れスキルだと罵られた。挙句の果てにはアルマが操る精霊が悪さをして大事な食器を割ったと言う嘘まで吐かれた。
しかし、アルマが持つスキルは『精霊の加護』を扱うことができる。精霊とは神々の子供のようなもの。それを自由自在に扱えるアルマはいわば、神に等しい存在であった。
それを知らないアルマは無自覚に無双し、圧倒的な力で成り上がっていく。
これは精霊と言う名の【友人】の力を借りて無双し、世界を救う物語。
(ちなみに、アルマを追放したアルバート公爵&ポールは凄まじい速度で落ちぶれていくようです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
65285文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:139pt
総合ポイント:5934pt 評価ポイント:3466pt
コミック版「辺境魔王」は2021年2月20日発売です!
書籍版はMFブックスさまから、ただいま2巻まで刊行中です。
とある辺境に『孤高の魔王』と呼ばれる魔術師がいた。
彼は年を取らないだけの生き物だったが、守り神のようなものとして村人から愛されていた。
だが彼は、その存在を危険視した魔術組織によって滅ぼされてしまう。
200年後、貴族の次男坊として転生した彼は、最強の魔術の力を手に入れていた。
「……今度は上手く人間のふりをしよう」
だが、人間好きの彼は、特に復讐は考
えず、今世では人間のふりを極めることにした。
前世では一地方の守り神、今世では地方貴族の彼は、一般常識を知らない。手加減も知らない。
彼は貴族の次男坊として家族や仲間に愛され、魔術ギルドでは魔術の達人とあがめられながら、裏では『不死の魔術師』として成り上がっていくのだった。
タイトルを変更しました。
旧タイトル「辺境暮らしの魔王、転生して最強の魔術師になる 〜人間を知りたい元魔王は、ほめられるのに慣れてない〜」
カクヨムにも投稿しています。
20191231:書籍化にあわせてタイトルの「辺境暮らし」を「辺境ぐらし」に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:00:00
872455文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:171pt
総合ポイント:138336pt 評価ポイント:54952pt
日々の暮らしの中で出てきた詩のようなもの。
最終更新:2024-05-01 05:15:10
8882文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
ティーナは自分の産んだ赤ん坊を『呪いのようなもの』から守るため、手放すことを決めた。託したのはティーナと契約している双子の精霊、ティックとトゥックだった。精霊に見守られながら、成長していきます。
最終更新:2024-04-30 23:40:49
66077文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
検索結果:2656 件