-お猫さま- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

目が覚めると何故かくらい洞窟にいる。もしやこれは今流行りの異世界転生ってやつなのでは！？ 自分の姿を見てみると何故かデュラハンの“首”になっていた。 「……は？」 いろんなチートスキルを駆使しながら敵を薙ぎ払っていく。俺TUEEEEEEEEE 穏やかな異世界ライフを過ごしたいのだが厄介ごとに巻き込まれてしまう主人公。 これは何故かデュラハンの“首”に転生してしまったものの物語である。

飼っていた猫の事を想いながら書きました。

「ごきげんよう」 私こと古比奈結海の日常は、お嬢さま方のそんな言葉で幕開く。綺麗な言葉、綺麗な人間関係、綺麗な世界。――ただ残念ながら、私はそうじゃない。好物はジャンクフード。好きな場所は、誰も来ない校舎裏。最近のマイブームは、そこでグレーの猫とまったり過ごすこと。 ……それだけだったはずなのに。 「はよ、古比奈」「……おはようございます、国永さま」 この男の存在が、全てを駄目にする。（ふざけんな国永！）

この事典を開くもの、一切の真面目さを捨てよ。　　　　編纂者より。

可愛すぎるお猫さまと

　地球とは違う、遠い遠い星の彼方。地球と違う、遠い世界の話。そんな別世界でも人間は皆、逞しく生きていた。否、人間だけではない。獣人と呼ばれる人に近く、遠い種族も人と同じぐらい逞しく生きていた。 　これはそんな逞しく生きる人々が住む世界の南、南方大陸と呼ばれる大陸の出来事を綴った物語である。