-咲いた- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:432 件
人と、人を養う無害な蟲だけが生きる地上で、ひとり紫の血を持つ不老不死の麗人が、失った記憶を求めて赤い血の人に紛れ、さ迷っていた。
彼女には自分の正体が、持っていた手紙に書かれていた名以外、まったくわからない。
記憶を取り戻す鍵は、彼女の紫の血にだけ反応し現れる、「竜神」を名乗る存在のみ。だから彼女は自分を、竜と人の間を行く「竜人」と解している。
それでもお気楽に優雅に、彼女は悠々と生きていた。
あるとき、真実と、手紙の書き手を探し求め続けている彼女は、血の色による人
々の性質の違いを知る。
「竜人」に生殖機能はない。肉体的に歳を重ねることもできない。死ぬこともできないし、同じ場所に留まり続けては波乱しか呼ばない。
彼女が三百年もひとりで地上をさ迷って、心を通わせる赤の人に出会っていたとき、「竜人」の禁忌を犯したときお前の血は赤に変わると、彼女は竜神に教えられ、ひどく迷う。もうひとつ、隠されていた事実が発覚したから。
彼女が最初から持っていた手紙の文字は、その心通わせた異性の本当の筆跡と一致していた。その彼は、記憶を失くしていない、「竜人」だった。
天の地での紫の血の人の重責から、先を約束した二人は逃避行して赤の血の人になって結ばれようとしていたが、その過程で彼女のみ記憶を失う事態になり、三百年が経っていた、それがすべての答えだった。
彼女、レンは、地上にまったく存在しない、花になりたいと竜神に願う。竜神はレンの紫の血を全て捧げることと引き換えに、レンの願いを叶える。
残された記憶を持ち続けている彼は三百の時を嘆くが、やがてその池に咲いた花に睡蓮と名を付けて、その睡蓮を地上に広めるため、紫の血のままで終わりのない生の続きを赤の人と歩く。
記憶を失い何にも縛られず、ありのままの自分で自由に生きたレンの本当の望みを叶えることを、自分の本当の望みとすり変え、また惹かれあってくれた彼女が好んでくれた二番目に好きな自分で、生きていくことを決心する。
レンの紫の血を飲み干した竜神は、地の天の雲を晴らす風を起こす力を持った竜の子を産み、一つの悲恋で、世界は変わった。
池に差す陽光が、月光が今日も、誰の目にも神々しく映るように、白く艶めく小さな花を照らす世界となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-06 23:44:40
15093文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
もう一度生まれ変われるなら・・・
儚く、散ってゆく、命。
さまざまな事情で、殺しあう。武将達。女達。
戦国に咲いた恋。戦国の世に散る友。
関が原で、始まり、現世にまで、つづく愛。
関が原が・・・・大荒れ。
最終更新:2012-07-06 02:47:30
47224文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
死に至る病を患う龍守瑞希は、終わりの予感を抱いていた。
病室に飾られた花々は、どれもこれもが夜に咲く。
夜空に咲いた月を見て、瑞希は何を思うのか。
最終更新:2012-04-25 05:46:58
3244文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
ある日花屋でもらった不思議な種。
大事に育ててようやく花が咲いた・・・と思ったら花の傍らに国王を名乗る謎のオッサンが現れた!
国王は言う。「我輩が隠居するために後継者を選ぶ。よって<国王の試練>を開催する!」国王の試練。それは84人もの国王候補者が異世界にホームステイして異文化に触れ、国王の素養を磨くこと。国王候補の一人であるザイ王子を預かることになった花梨。しかしザイ王子には国王になる気がサラサラなくて・・・。
魔法の国の84番目王子ザイと貧乏生活を送る花梨の心のふれあいを
描くほのぼの?ドタバタ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-22 02:56:36
195906文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:504pt 評価ポイント:282pt
暗く閉ざされた未来に貴方は何を感じますか?
恐怖?不安?あるいは…
最終更新:2012-04-01 17:10:35
305文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
咲かない桜、咲いた桜。
そして散っていく桜。
そんな桜にまつわるお話。
最終更新:2012-03-31 21:43:29
1090文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
家族愛をテーマに書いてみました。
幼いころに恵まれない家庭環境に育った私。
その環境への反発なのか、平凡な家庭、理想的な家族を追い求める。
しかし、息子の不可解な行動、夫との溝、近所付き合い、そして忌まわしい過去。これらによって少しずつ安定の基盤が崩れていき、ある時私は自分の犯した大きな過ちに気づく。
一生懸命に生きるあまり、大事なものがその手から遠のいていく。
孤独の中で私が見つけた答えは?
笑いと愛情を軽いテンポ、かつミステリーを基盤にしながら、そして少しだけ文学的なもの
を織り交ぜながら
エンターテイメントに仕上げています。
きっとあなたの中に何かを問いかけることが信じています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-07 02:19:21
25648文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
子犬キャラ大学生の成瀬くんが、ミスキャンパスのお嬢様を追っかけまわすラブコメです。
アメーバブログに掲載済み。
後日談があります。
最終更新:2012-02-04 00:46:01
13224文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
高校1年の夏。4人の少女は戸惑い、戦い、そして成長していく・・・。4枚の葉が紡ぐ、4つの短編集。(この作品はpixivに投稿したものを一部改編したものです)
最終更新:2011-11-06 14:07:03
17921文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:19pt 評価ポイント:15pt
ある日親を失った少女は心に悪の花を咲かし、どんどん悪に染まっていくのであった・・・。
最終更新:2011-09-13 13:09:43
307文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
認知症の義母さよ、そしてそれに向き合う嫁、寿子。
さよはバルコニーから毎日外の景色を眺め寿子に告げる。
「今日も白い服を着た若いおなごが、小さな御宮の前に座ってる」と、
だが寿子にはその姿は見えない。
しかし心の焦点を合わせることが出来た時、寿子の心の中にも新たな
世界が広がっている事に気付く。
あの世とこの世、恐怖と悲しみと因縁、そして死への恐怖、
そんな世界感に引き込まれながらも、さよと寿子は心の葛藤と
愛情を育み、 より互いの関係を深め合っていく心温まる物語。
切なく
長い時を超えて桃の花と共に返り咲いた雛人形、
そんな優美で雅やかな世界をあなたへ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-18 15:44:58
12203文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
以前、私のブログに載せた作品です。
盆が明け、死者を送ったあとに漂う家の中の静けさを、いっそう引き立てるように雨が降った。じいちゃんは亡くなったばあちゃんに想いを馳せながら、庭に咲いたユリの花を眺めていた。私は、じいちゃんの父がドイツの軍人であったことを思い出す。
最終更新:2011-08-14 08:53:40
1109文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
窓際サラリーマン、今日も雑用に使われる…そんな彼に「仕事上のライバル」が出現!? 掌編小噺、漫画脚本形式。(*他所で発表済みですが、ここへの転載に問題ありません)
最終更新:2011-07-21 01:56:56
953文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
咲季と主人公が花火を見に行った話。
キーワード:
最終更新:2011-07-11 22:46:53
517文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
主人公の裕子は15年ぶりに甲子園に返り咲いた佐川高校野球部のマネージャーになるため、高校でも続けるつもりだったテニスをやめた。そして、念願の野球部のマネージャーになれたが、思っていた以上に辛くそして大変な日々を送ることになった。そんな裕子も主将に恋をして―!?野球も取り入れつつ、登場人物の恋愛も取り入れた小説です。読んでみてください。
キーワード:
最終更新:2011-03-20 20:43:29
2829文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
空やきれいな景色を見る、たった二人の同好会。桜の花が咲いた春の日の、活動の一コマ。
最終更新:2011-03-16 21:32:48
2000文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
『それは寒い冬のことだった……』
そんな寒い冬に咲いた桜のお話。
最終更新:2011-02-28 21:01:46
1454文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
あなたの横顔に、わたしは今日も恋をしています。
最終更新:2011-02-21 01:54:03
2892文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:105pt 評価ポイント:89pt
その村には一本大きな桜があった。
ある年の秋にその桜が急に花を咲かせた。そしてそれと同時に謎の病が村を襲い、村は滅んでしまった。
後に残ったのは寂しい村と花の咲いた桜だけ……。
【この作品は他サイトと二重投稿しています】
最終更新:2011-01-18 15:07:43
2032文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
黄色いチューリップを大好きなおばあちゃんと植える。
そして早く咲くようにと願う。
黄色いチューリップが咲いたら早く枯れるようにと願う。
自分のおばあちゃんが魔法使い。。。あなたは信じますか?
最終更新:2010-11-01 14:58:29
6781文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
時は江戸時代末期、ペリーの来航の衝撃冷めらぬ江戸の街。風の強く吹く冬の夜に、あちこちから火の手が上がる。────家族を殺され、攘夷の只中を駆け抜ける青年の、始まりの話。
最終更新:2010-07-27 09:00:00
3153文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:14pt
ラロッカ・エニシーグはスコッチに唐辛子をパラパラと入れて遊んでいた。
「ねぇ、ラロッカ。今日は暇なんでしょぉ?」
しなだれる女。
真っ赤なドレスに身を包んだ色香漂う女。
だが、ラロッカは女の事など関せず、赤い花の咲いたスッコチをくっと飲む。
「また変なの飲んでるぅ。体壊すわよぉ」
キーワード:
最終更新:2010-05-04 13:33:23
1563文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
現世でうっかり人生の終止符を打ってしまったあたしは、異世界で華麗に美しく返り咲いた!!
最終更新:2010-03-10 20:34:02
975文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:275pt 評価ポイント:223pt
時は平成、春。今年もまた、可憐な花――桜――が咲いた。桜の精、凌太は思い出していた。道長の時代に出逢った、ある少女のことを――……。
最終更新:2008-12-29 10:43:26
4660文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
わたしは唯一の友達であるウサギのアリスを追いかけていた。そうすると見知らぬ大木の前に出た。桜が満開に咲いた枯木だった。そこで女の子にあった。つっけんどんだけど、優しい子。見知らぬわたしに優しくしてくれた彼女はどこか寂しげで、何かを願っているようだった。
最終更新:2008-12-18 21:36:36
31184文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
とある街のビルの2階にある喫茶店。そこでは普通のメニューの他にマスターがお話をしてくれます。今回のお話は『野花』というお話。道端に咲いた花を見て、その女性は何を思ったのか……
最終更新:2008-06-26 08:21:37
1457文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
田舎で暮らす少年宮岸優作は、クラスメートの城戸さとりから花火大会へと誘われる。しかし彼の中には、花火に対する苦い思いがあり――――。
※この作品は「夕凪の広場(http://www.yuuduki.jp/)」でも掲載しています。
最終更新:2007-11-06 20:43:06
10070文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
一面に咲いた赤い彼岸花の中で、僕と女は向かいあって座っていた。
最終更新:2007-10-16 16:07:27
873文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
東京に咲いた一輪の華――それはあまりにも美しく、巨大で、紅い華だった。
最終更新:2007-08-08 16:50:52
8392文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
日陰に咲いた不細工なタンポポの思い――。
最終更新:2007-02-22 00:55:52
651文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:高千穂ゆずる
ハイファンタジー
完結済
N0910B
四人の神が統べる国、GURDEN。その四神に仕えている三人の翼人によって秩序は護られていた。三人の翼人の名をフィデリオ=グラジオ、カスケード=ニウ。しかし三人目の翼人であるオルレカはいなかった。死を司るオルレカはその重い役目の為に短命で、前任者も早くにその生を閉じていた。だが増えすぎた人口を間引く為に再びオルレカが選ばれた。スプレケリアという名の紅い花。人々を間引く仕事に傷ついていく。そんな中、カスケードが反旗を翻した。短い生涯を閉じた前任のオルレカは彼が育てたのである。神の
方針に逆らうカスケードの思いに惹かれていく現オルレカのケリーだったが立場故に剣を交える。元よりカスケードはこの地の番人であり、古いその身は戦闘中に終わりを告げた。生を司る神の消滅でこの地に咲いた人々も滅んでいくと、残った神と翼人は新天地を求める事を決意した。オルレカにも同行するように言うが、彼はこの地に残り、カスケードの復活を待つと答える。オルレカの手にはカスケードの身体から零れた種が残っている。そして時が満ち、孤独に耐え待っていたオルレカの元へカスケードは新しい肉体を得て帰ってくるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-28 09:15:26
105558文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:36pt
人を好きになるのってあまりに突然で、自分でも驚いてしまう。だけどその気持ちはきがつけばもう止まらなくなっている。
最終更新:2006-09-03 00:07:55
2116文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
検索結果:432 件