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私立青春学園～恋する乙女は無限大∞の主人公に転生した私 好きなキャラ達と仲良くなるために頑張るんだけど…あれ、何かおかしくない？ 前作「俺の幼なじみはビッチである」の続編のようなものです そちらを先に読んでいただけると、キャラへの理解が深まります

「はねられ坂」って知ってる？　昔、そこで死体が見つかったことがあったらしいんだけど、それじゃ「はねられ坂」って名前はおかしいよね？　どうしてそんな名前になったのか、知りたくない？

　自衛隊で日々体を鍛えている橘薫。 　ひょんなことから――というより勝手に――魔界へ呼び出され魔界を統括してほしいとのこと。 　「魔界統括？！　面白そうね！」　 　そういうわけから彼女は魔界統括のため動いていくのである。 ※書いてたらものすんごくゆる～い感じになってしまいました。 　「なんで王様が？」とか「これは考えてなさすぎ」みたいなのもあるかもしれませんが、ご了承ください。 　とりあえず10万文字目指して頑張ります！ 　

『勘違いだと言わないで』http://ncode.syosetu.com/n2440bs/ の続編になります。悩んだけど、ここで切るという暴挙。ごめんなさい、続きちゃんと書きますね、絶対にハッピーエンドにしますので!!

「死んだらそれで終わりだと、そう思ってたんだけどね」 「まあでも、何かが新しく始まったわけでもないし、のんびり待とうよ」

凄い事に俺の住んでいる世界は改変されたみたいっす、実際に改変後に授かった力もあるし、何か伴侶もできました。これから戦いに行くんだけどそこには避けられない運命があるんです。俺が超絶回避したい運命、運命だから回避は不可能、ならどうするか……赤髪少女とボーイッシュ女か……マジでどうする⁉俺⁉

2000字ぴったりの詩第二弾。 辛い……頭脳がフル回転なんだけど限界ある。 そして読み辛いのも前と同じ。今作はカタカナにご注目。

恋に奔放なお姉ちゃんに、いつも迷惑しているわたし。 勝手にやってくれという感じなんだけど、今回は様子が違っているようで……。＊姉と妹の視点から、お話が展開します。

　忘れ傘にご注意下さい。 其れは常に求めています。 自身という道具を使う主人を。 　忘れ傘にご注意下さい。 其れはどこからとも無くやって来ます。 道端から、夜道から、暗闇から。 　忘れ傘にご注意下さい。 其れは案外、可愛い存在かもしれません。 あとついでに、迷子かもしれません。 おまけに、お腹を空かせているかもしれません。 　……最後だけ異質？　気にしないで。 　っていうか、そんなに怖い話じゃないからね。日常にちょっと色加えただけだよ。 　紛らわしい始め方かな？　そうでもないと思うんだけどね。 　こんな調子かもしれない、の～んびり物語。登場人物は僕と、傘と、お友達。 ※この作品は東方Projectの二次創作作品です※ ※この作品の主人公は、実在の人物が元にされています※ ※この作品は、執筆者がとある人物に提案をして、なんやかんやした後に執筆に走った無茶な作品です※ ※この作品のクオリティは上記で大分お察しされたと思います。嫌な予感がしたら即刻引き返して下さい※ ※それでも良いならゆっくりしていってね！※折りたたむ>>続きをよむ

「はい注目！　この夏休み、みんなに読書感想文をかいてもらいます。……あーほらほら騒がない騒がない。それでね、先生が配ったプリントを見てほしいんだけど、本のタイトルがいっぱい書いてあるよね。――って下嶋さん、いきなりプリントを机の中にしまわないでよ……。うん、そう、ちゃんと見てね。……それで、そこから、一冊えらんで感想文を書いてきてもらいます。いい？　よむんだよ？　そのリストの中から、ちゃんと必ず一冊よむこと。あとがきとか、解説とかを丸写しなんてしたら、先生わかっちゃいますからね。そしたら宿題をやったなんて認めませんからね。絶対にやってはダメですよ。――って下嶋さん、堂々とプリントに落書きしないでよ……。うん、そう。消して。消しゴムでゴシゴシって。うん。そう。ダメだよ、落書きとかしちゃあ。……それで、もしも、クラスのみんなの中で『読書感想文なんかやってられるか面倒くさい』って人がいたらなんだけどね、そういう人は、読書感想文のかわりに毎日の絵日記を書くとか、朝顔の観察日記を毎日書くなどしてもらいます。とは言っても、先生だったら、この三つの中で何かえらべって言われたら、読書感想文をえらぶかなぁ。だって、日記をやるってことはさ、夏休みの間、毎日ずっと宿題にしばられるってことだからね。やっぱりねぇ、そんな面倒なことやるくらいなら、本を一冊だけ読んで、感想文書いて、早めに終わらせちゃう方がいいよね。できれば七月中にね。別に先生が国語得意だからこういうことを言うわけじゃないけど、みんなには自由に楽しく読書感想文を書いてもらいたいな――……って、下嶋さん、下嶋さん？　先生がいっしょうけんめい説明してるのに机に伏せて腕の中に顔突っ込んで寝るとか、どうかと思うな。ちゃんと聞いておかないと、ひとりだけ宿題提出できなくなっちゃうよ？　それでもいいの？　よくないよね。……それで、読書感想文なんだけどね、四百字づめの原稿用紙に――って起きなさい下嶋さん！　あおむけなら良いとかそういうことじゃないから。下嶋さん！　下嶋さんったら！　下嶋さん！　起きろ下嶋凍子!!　下嶋ァ！」 折りたたむ>>続きをよむ

プリキュアを録りたいんだけどHDDの空き容量がないって先輩がいうから、深夜に秋葉原まで歩く。 途中、昔のことをおもいだしたりしながら魔物とかも倒す。

七夕といえば、『恋人同士には欠かせないラブラブイベント！』なんだけど……―― 今回は蓮が中心となります。 ＊連載中作品『啼く鳥の謳う物語』の番外編です。阿呆と変態がBLワールドを微かに作っているので注意！

俺！扇(おきな)孝太(こうた)！念願の彼女が出来ましたッ！！ 彼女は撫子原(なでしこはら)美雪(みゆき)同級生！ どちらかというとスポーツ少女で、部活は陸上部のエース。 成績は中の上で、すっげーー可愛いッ！！ この前突然向こうから告白されてテンパっちゃったけど、今じゃリア充一直線ッ！！ そして、季節外れの転入生の女の子が同じクラスに。 可愛いんだけど、なんか初っ端からすっごい睨んでくるし、おっかないよ。。。 そんな中、学校内で妙な事件が立て続けに発生！！ 物騒だしなるべく関わらないようにしよう。うん。って、えーーーーッ！！俺が原因ッ！！？折りたたむ>>続きをよむ

　2年前に混ぜモノと呼ばれる子供のオクトを引き取った魔族の男は、のんびり穏やかに暮らしていた。しかし「アスタ、そろそろ魔法学校の入試を受けようと思うんだけど」とオクトが言いだした事によって全てが一変する。少々心配性に進化した親馬鹿アスタと、隠れファザコンのオクトによる物語です。 ※ものぐさな賢者、学生編が終了しましたので、御礼を込めて、アスタリスク視点で書かせていただきます。学生編でアスタリスクが何を考え、どのように動いていたのかといった番外編となります。 　その為、【ものぐさな賢者】と【ものぐさな魔術師】と【ものぐさな賢者　短編集】を読まなければ分かりにくい箇所があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ

僕の妹は昔から僕の物をよく壊すんだ。その度に怒って叱って説教するんだけど、やっぱりまた壊すんだ。妹は僕のことが嫌いなのだろう

僕が一番大切で、僕が一番正しくて、僕が一番なんだけど、後悔が止まらない。

静かな夜。その中に、不意に割って入った、二人の子ども。 そうして影は一度だけ、出逢いを知った。 たったそれだけのことなんだけど、影にとってはきっと一生でたった一度の、大切な出逢いだったんだと思う。

ある日、その少女は思い立った。英語の絵本を作ろう。 来る留学生に自国のことを知ってもらおうと古今東西のお伽噺を集めに集め、集めすぎてどれが一番いいのかわからないのでとりあえずひとつにまとめたんだけどみんなの反応がいまひとつだった件について。 ※pixivに同名タイトル有＋自サイトに転載中。

彼と付き合ってから、初めての夏、二人きりで海に行こうと誘われて、はりきってたのはいいんだけど…？

経済的理由で目標であった留学を断念せざるを得ない中、彼氏は簡単に留学へ。地球の反対側にいる彼氏とは遠距離恋愛中の大学生、宮瀬春希。 落ち込み、愚痴を漏らす春希に一番近いのは、春希の友人の古賀博己。大学生で、同じバイト先。 古賀さんとの仲を非難される春希を偶然見かけた、永井柾也。春希の通う大学の外部講師で、既婚者。 友達×友達 ……×既婚者のじれじれな三角関係。 （お話ごとに視点が変わります）／本編完結。不定期に閑話更新予定。スピンオフ【不器用なこの距離で】を開始。

小学四年生の頃なんだけど、オレンジの絵を描いたの覚えてる？　忘れちゃった？　……まあいいや、聞いてよ。

私、高坂歩美。戦隊ヒーローのイエローやってます。物凄く不本意なんだけど、ねえ、いい加減にしてくんない？

下界の管理を担う天界庁。天空に浮かぶその建物は、神の御業により保たれている。しかし最近、その高度が下がっているらしい。「……そういえばここのところ、神様をお見かけしてないんだけど」

初めまして。 私は元普通の高校生。 今は可愛いお人形さんよ？ 白昼堂々と人殺しをする可愛いお人形さん。 今日もお仕事を頑張るお人形さん。 よろしくね？ よくみんなに言われるし、自分でも自覚してるんだけどね、私キャラが安定しないの。 でも、可愛いお人形さんの私には関係ないよね？

無自覚な意識は無意識的に始まり、いずれ自覚する。 そんな話。

五年前、魔獣討伐の為、勇者として異世界へ召喚されたメグムは使命を果たし元の世界元の場所元の時間へと戻ってきた。――そこまでは、良かったんだけど、メグムの後を追って付いて来た男が二人。

竜ケ崎深愛（りゅうがさきみあ）を、異世界「オイコノミア」に連れてきたのは、深愛の忠実な下僕を名乗る「アルバート」。 深愛はこの世界では伝説の女王様なのだという。 だが深愛はネガティブ思考のお嬢様。そんな深愛を一人前の女王にしようとするアルバートとの不器用な恋愛？のお話。時々もふもふ入ります。 (女王育成とネガティブ（もふもふ命）お嬢様の成長物語と器用なんだけど不器用な執事的下僕との恋のお話です）

　それは、珍しくいい夢で目覚めた朝だった。起きたはずの俺は、まだ寝ているかと思う光景に出合うのだった。 　さすがにこれには『どーでもいい』なんて言えない、いや、言えるか言えないかなんてどーでもいいんだけど。

禁煙って、難しいらしいよね〜。私は吸わないし、たばこは嫌いだから別にどうでもいいんだけどね。とはいえ、親友が吸い始めたら話は別。しかも辛そうに吸ってるじゃいない。理由を聞くと、最近怒りっぽくなってビミョーな関係になった彼氏が禁煙を始めたからなんだって。なんだそりゃ、って突っ込むと、どうやら買いだめしてたたばこがもったいないからだとか。んも−。だからってあんたが吸うことないじゃない。って、あれ？　しばらくしたらなんだかその親友、たばこをおいしそうに吸い始めたじゃない。いったいどうしたんだろう？（瀬川潮名義でブログなどに発表済みの旧作品です）折りたたむ>>続きをよむ

手を払う、いろんな意味があるけれど。 恥じらいだったら、よかったんだけど。 どうやら違ったみたいだ。

週休二日。残業は年末年始のみ。事務職で、職場の人間関係は良好。大手メーカーで、給料もいい。高卒にしては、とってもいい条件の会社に勤められてラッキー。…なんだけど、ひとつ問題がある。実はこの会社、裏では悪の秘密結社なんてやってるんです！

　あたし、純子。異界転生もの大好き少女。念願かなって、のはずはないんだけど、目覚めたら異界にきてました。王族や魔法使いに取り囲まれて、それはそれはロマンチックな毎日を送る予定――はどこへいったの！？　むさくるしい男どもに襲われるわ、酔っ払いの神官だわで、いったいどうすれば元に戻る事ができるんですか！　誰か、助けて。神様、お願い！　って神様に飛ばされたんだっけ。どうすんべ？　あたし……え？　あたしは誰？

基本バカでオタクな高校生木山春吉には、三人の幼なじみがいる。柔道部所属の体育会系少女、口数は少ないけどとても優しい少女、生徒会長なんだけど恥ずかしがり屋な少女。そんな彼女達やその他友達とのグダグダコメディーな学園ライフ！！

ｎ番煎じのテンプレ異世界転生物だったはずなんだけど………

「ひっ、なななにすんの？！」「……キス、しただけなんだけど」「ああああ、別に嫌って訳じゃないんだけどね？」「じゃあいいだろ？」「もうちょっとお手柔らかに！恋愛初心者なんで！ね？」少し監禁癖のある男の子と流され気味の女の子の話。

吾輩はハムスターである。名前は一応ある。小説を読むとわかるよ。ボクがボクの言葉でハムスターの一生というものをお喋りしてみました。げっし類に興味のある人もない人も、生き物なら似ているところがあるので、多くのヒトに読んで欲しいなーと思っています。ボクの生き方と人間さんの生き様の違い、そっくりなところ。そんな部分を知って欲しくて、お兄ちゃんに筆記してもらいました。どうぞ楽しんで読んでみてください。本当はお兄ちゃんに話して聞かせてくれって、たのまれただけなんだけどね。

　多分仲はいいんだけど、「あたしたち友達だよね」なんて確認した事は一度もない。学校ではよく話すんだけど、実は電話番号もメールアドレスも知らない。近いのに微妙で曖昧で、お互い踏み込まないし踏み込めない。そんなあたしたちがちゃんと親友になったのは、きっとこの時からだって思う。だからこれは、あたしの一番の友達についての話になる。

ひと気の少ない「屋上」は丁度いい場所だ。 だが、成功率は高くないのでオススメしない。 その景色に気を奪われがちだ。戸惑ってしまう。どうでも良くなってしまう。忘れてしまう。 …だから好きなんだけどね、「屋上」が。

オレの兄が魔王になりました。 テレビの中（物理的）で。 『世界を制服で染め上げる！』 「意味がわからないんだけど、とりあえず三文字で説明してくれる？」 『パルス』 「〇ね」 『ひどい』 世界制服（誤字ではなく）を阻止するためにオレがとった行動は。

アルビオン星第一皇女シアン殿下は怒っていた。スープがまずいからだ。 姫のためにとリョオとドォンは究極のスープを求めて宇宙を翔ける！ 　……ということはしないんだけど、まあ、がんばりました。みたいなお話。ちょっとほのぼの。自サイト「ふみかばんのほーむ」より転載。

「なあ、和真。一つ聞いていいか？」 　不意にかけられた声。俺の隣で試合を観戦していた渡辺仁志だ。 「何？」 「素朴な疑問なんだけどさ、なんで、高木なわけ？」 「…は？」 「いや、お前モテるだろ？なのに、なんで高木なんかを彼女にしたのかなって。お前、2組の北川さんにも告られてたのに。あんなきれいで優しい人振って、なんで高木なの？」 　仁志の言葉に、俺は文句を言おうとしてすぐにやめた。 「なんでだろうな？」 　そう笑う俺に、仁志は不思議そうな顔を浮かべている。けれど俺はそれ以上言わず、またコートに視線を戻した。わざわざあいつの良さを人に知らせる必要などない。 折りたたむ>>続きをよむ

プラモデルを作っている弟のところに、恋愛相談を持ちかける姉。 「彼氏がチューしてこないんだけど！」 呆れる弟と姉のちょっとした雑談。 特に山はありません。

　その通学路はとても楽しくてシュールなんだ。なんだけどね……　※キャスフィに転載させていただきます。

―――――前世、私は幸せな妖精だった。そう。あの惨い殺され方をするまでは―――― 極端な人見知りの為、生まれてから特定の人物以外に接する事なく生きてきた私、花坂　綺羅李　22歳。 1年前に絵本の挿絵画家としてデビューした私は今世では裕福な家の長女…上に5歳離れた兄がいる…として生まれた。 家族も同然の義姉が勤めるK出版の発行している絵本の挿絵を描いてそこそこの収入を得ていた私。 ある日、私の担当者でもある義姉がK出版の稼ぎ頭でドル箱でもある覆面作家が直々に私をご指名で、しかも打ち合わせを希望していると言ってきたのだ。 どうしよう。私、他人を見ると発作が出ちゃうんだけど…… 前世：召喚士×妖精で今世：作家×挿絵画家のラブストーリーです。 以前お月様で書いたモノとちょこっとだけ関連があります。 初めまして。洟　華夏瀧と申します。 ・世界観・舞台設定・法則すべて作者が決めてます！ ・思いっきりご都合主義で『お約束』なストーリー展開です！ 以上の内容でばっちこーーーーーーーいっ！！…という方だけ先に進んで下さい。 折りたたむ>>続きをよむ

わたし谷本香澄は、彼氏いない歴が年齢と同じ奥手な高校生。だけど同類だった筈の友達に彼氏が出来てしまい、わたしもついつい「彼氏がいる」と大見得を切っちゃった。友達は「会わせろ」と言うし、困ったわたしは幼なじみの健太にやむ得ず彼氏役を頼んだんだけど……。だけど健太ってば、三次元女子に興味がない美少女アニメオタクなんだよね……。だから、何て言うか大変で……。 ☆奥手に見えて意外と肉食女子の香澄と、どこからどう見ても草食男子の健太。そんな二人の、カレカノごっこの行方は如何に？ ＊健太のオタク度は、かなり微妙です。こんなオタクはいないと思われた方、お許し下さい。 ＊R15タグを外しました。 折りたたむ>>続きをよむ

いつもと変わらないある雨の日、 カエルの春雪と過ごしている僕は、妙な夢をみる。 何かに怒鳴られて目を覚まして見ると、そこにはカゴの中に入れていた春雪が立っていた。 「ねぇ、そろそろ死にたいんだけど。」

晩春の仁和寺を訪れた奈良田融と三橋雪絵。満開の桜を前に―― 「ふうん。俺、さっきのお前の話しを思い出してみたんだけどさ、実はこの桜の背の低さって、左近の座を奪われた梅の呪いじゃねぇの？」 ※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。

魔王として召喚されたんだけど、どうやら外道勇者を倒しに行かなければならないらしい。

　毎冬、ボクはおばあちゃんの家へやってくる。そこでは楽しくスキーをするんだけど、大きな木の下に立っている女の子と仲良くなった。 　今年も楽しみにやってきた。だけど熱を出したボクのところへあの子はやってくる。冷たい手。そして「誰にも言っちゃいけない」。そして吹雪の日、あの子が呼ぶ。ボクは夢中で山へ向かう。おばあちゃんを振り切って。そしてそこで見たものは……。

二年前の今日、長女・白石ハツネは交通事故で命を落とした。反抗期真っ只中の次女・白石ツグミ。気弱な父・白石浩二。優しい母・白石洋子。長女の婚約者だった進藤直弥。止まっていた四人の時間は、ツグミの一言によって再び動き始めた。 「このトンカツ、すっごい不味いんだけど」