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検索結果:2462 件
中学三年生の時、転校して来た中山操がある日、自殺した。
その死は、親友の高村里香と里香の兄の高村勲、操の恋人だった小島猛、
そして操の父、中山隆司にも伝染したかのように拡がっていく。
そもそも事の起こりは、裕福な中山家に誕生した中山操の出生の秘密にあった。
孤独と不安、痛みに耐えかねて自殺を選択した操。
突然現れた田中操という操にそっくりな女性。
そもそも中山操が自殺した本当の原因は?
全てを失って、初めて気づく人生で一番大切なものとは?
【死】と【生】への憧れは周囲の人々に
感染するという心理学者のフロムの学説をモチーフに、【死】に取り憑かれた人々に届けたい【生】の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 13:21:37
33314文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
<はじめに>
初めて一人でのスカイダイビング、白い雲を突き抜けてパラシュートを開いた。
降り立った先の世界は、アスカの知らない世界だった。
<主な登場人物>
アスカ:主人公 女子高校生 趣味スカイダイビング 美術部
マコト:アスカの父
フミカ:アスカの母
ヤヒコ:アスカの弟で宇宙好き 小学校三年生
クニハル:アスカの従兄弟でスカイダイビング仲間
ダニエル:スカイダイビングスクールのパイロット
ーーーーーーーーーー
アーノルド:情報科学技術者
ワイズマン博士:重力制
御装置、バリアフィールドの第一人者
ハルス:政府の開発した人工知能
ゼノス:ハルスと同時に開発された人工知能(地下シェルターmassGodをコントロール)
サンド博士:生物と宇宙の研究を行う、反政府組織サーセットのトップ
クラシス:サンド博士の同僚
ーーーーーーーーーー
ユイ:アスカの同級生で同じクラス 美術部
ヨシキ:アスカと同級生 美術部折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 19:00:00
10637文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ましろ友禅
現実世界[恋愛]
完結済
N3574IH
自分に価値の見いだせないアラサー女の時森 芽々。
2022年冬、流星群の夜のことだった。
地元の友人・里穂から連絡がくる。
それは高校時代の初恋相手・黒咲 由利が自殺したという訃報であった。
明るく人気者の黒咲くんが自殺したことに実感の湧かない芽々は、衝動的に流星群を見に終着駅にある丘へと向かう。
そこで芽々は過去へとタイムリープしてしまう!
時は2010年冬、高校三年生に戻った芽々はまだ生きている黒咲くんと再会する。
タイムリープをきっかけに黒咲くんの自殺の
理由を知っていくこととなるのだった。
「私、アラサーになってもまだ黒咲くんが好きなんだよ!!」
これはアラサー女が拗らせた初恋相手に向き合う大人の切ない恋と淡い青春の物語。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:00:00
134925文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
作:柴チョコ雅
現実世界[恋愛]
完結済
N4249II
自作、「氷晶を溶かして花を咲かせて」のスピンオフ的作品になります。「氷晶」では男主人公の元カノ武原由美の葛藤とその後談です。他サイト掲載作品を加筆修正しました。
長谷川誠人(はせがわまこと)は小学三年生の時に祖母に教わってから編み物にはまっている。周囲からは理解を得られにくい編み物男子だ。SNSで編み物好きと交流するようになって、高3の夏、塾の武原由美先生がフォロワーの1人、弓タコではないかと思うようになる。同一人物かどうか確かめるわけにもいかずに辛そうな彼女の呟きが気にな
ってしまう。次第にそれは誰にも言えない恋となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 16:56:41
6155文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
田舎の高校に通う僕は同級生の和也と玲子と同じ帰り道だった。三年生になり、立ち入り禁止の近道を使い始めた和也の身に異変が起きた。それは別の意味での「近道」だった。そして、悲しみと憎しみの連鎖への入り口だった。
最終更新:2023-07-30 16:00:00
5863文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
高校一年生の三澄楓は、陸上部の長距離種目に所属していた。夏も終わり、三年生が引退すると、二年生が中心となる時代が到来した。そんな二年生の中で、楓が憧れる先輩――羽月凪。彼女は、文武両道で人間的にも素晴らしく、強さと優しさを兼ね備えていた。楓は、そんな先輩の背中に追いつき、並びたい――その想いを胸に、日々厳しい練習に耐えていた。そんな中、秋の駅伝大会が迫る。楓は、メンバーに選ばれるため、そして襷を繋ぎ、試合に貢献するため、必死に走る。しかし、そんな思いと、自分でも気づかない本当
の想い。それらが混同され、徐々に不安定になっていく。こんな自分では駄目だ、と自己嫌悪し、結果挫折する。そんな楓に手を差し伸べてくれたのも、やはり羽月凪だった。弱かった楓は、そんな自分を変え、強くなるために陸上部に入った。しかし、本当の強さとは――孤独の中にある優しさと繊細さ――。それに気づいた楓は、横に並び、走り出す。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 02:35:15
43588文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:きもとまさひこ
ローファンタジー
完結済
N8139IE
田舎に暮らす少年、誠人と、幼馴染の少女、桃子は、恋人未満の関係。ずっと一緒だと思っている。二人は田舎の中学校に通っている、中学三年生である。
そんな学校に、ホタルという少女が転校してくる。
3人の中で友情が芽生えるが、ある事件をきっかけとして、ホタルは誠人に真実を告げる。
その真実とは誠人の宿命にかかわるものだった……。
最終更新:2023-07-29 22:00:00
67227文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
九州の南、種ヶ島というロケット打上げ場がある街で、小学三年生のタカシは暮らしています。
タカシのパパとママは一緒に研究する科学者さん。タカシは家に一人でいる事が多いのですが、寂しくはありません。
大好きなライカのお陰です。
六年前、交通事故にあう瀬戸際でタカシを救ってくれた野良犬がライカ。
傷ついたライカは家族の一員となったのですが、年をとり、おばあちゃん犬になったライカは元気がありません。
昔の元気を取り戻してほしくて、タカシは六年前の事故の時、壊れたライカの
首輪を探します。
不思議な輝きの金属で作られている首輪は、何故か元通り直っていました。
首を傾げながらタカシが首輪をライカへ付けてやると、辺りは温かい光に包まれ、いつの間にかライカは若返っています。
「ありがとう、タカシ。あなたのおかげ」
信じられない成り行きにタカシが目を丸くすると、何とライカは人の言葉で話しかけ、UFOまで呼び出してしまいます。
さぁ、散歩に行きましょう。
ライカに誘われ、UFOに乗ったタカシは、パパとママの作り上げた探査用ロボットが今、まさに降り立とうとしている月へ向うのですが……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 07:24:43
11417文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:72pt
高校三年生の葵は田舎の初盆の為に帰省する。そこには二歳年上の従兄弟のいづるが待っていた。
いづるは真面目でちょっと抜けているが歳の近い僕らは夏の間、いつも一緒だった。
そんなひと夏の切ない遠距離恋愛のお話。僕は君の遺志を継ぐ……。
お盆アンソロジー提供作品(2022/7月発行)。公開終了。 他サイトにも掲載してます。
最終更新:2023-07-26 22:22:53
5452文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
作:横山美津子
現実世界[恋愛]
完結済
N8982IH
中学三年生の主人公、乃亜は小学生の頃に母を亡くし、それ以来父と二人での生活になるが、父の彼女だと言う女性がある日突然家に転がり込んできて、三人暮らしが始まった。
それは乃亜にとって驚きの出来事ではなく、母の生前から浮気癖があった父のいつもの事。振り回される事には慣れていた。
乃亜の幼馴染である陸は、家も近所でいつも一緒。乃亜に想いを寄せる陸は、何度もその気持ちを彼女に伝えているが、返事は決まってノーだった。
夏休み。とあるきっかけから乃亜に恋人ができる。そこから動く、物
語。
追いかける陸に、逃げる乃亜。だけども時々受け入れて。
乃亜が陸を恋人として拒絶するには、ある理由があった。
甘酸っぱくて、もどかしくて切なくて。愛に溢れた作品を目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 16:37:37
121761文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:122pt
大学生が他人について語る話。
短編
登場人物
僕:大学三年生。暇を持て余し、サークルの部室に引きこもって、読書やらゲームに没頭している。他人のエピソードを聞くのが好き。
A吉:大学三年生。やんちゃ風の金髪で、身長百九十の筋肉質の男。熱くなりやすい性格で兄貴肌。人望があり、信頼されている。会社の経営を勉強するかたわら、すでに起業にまでこぎつけている。
B子:大学二年生。黒髪ストレートの眼鏡っ子で、文学少女。清楚そうに見えて意外と腹黒。目つきが怖く、冷徹な視線を投げるのが得
意。趣味は料理と筋トレ。最近、A吉が気になっているが、意識してしまい、冷たい態度を取ってしまうのが悩み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 09:27:08
8779文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学三年生の九季かなめはクラスメイトである血分万妃に憧れていた。ある日帰宅途中、かなめは謎の化け物に襲われてしまう。それを助けてくれたのは紅い槍を手にした万妃で──。
※この小説は「カクヨム」でも掲載しております。
最終更新:2023-07-21 18:05:30
149457文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
平成最後の夏、高校三年生の槙村湊(まきむらみなと)は、大好きだった祖父、海(かい)を亡くした。
あまりにも突然のことで唖然とするが、現実は立ち止まってはくれない。心の整理がつけられないまま執り行われた葬儀の場で、湊は自分と同じ年頃と思われる美しい顔立ちの青年を見かける。祖父の友人にしては年が若すぎる。彼は、一体何者なのか。
葬儀の数日後、遺品整理をしている中で、祖父には愛人と、その子供がいたことが判明する。
祖父の娘であるところの湊の母は困惑するが、祖母は平然とその事実を受け
入れ、愛人とその子供を家に招待する。
そこで、湊は葬儀の場に来ていた青年と再会を果たす。彼は祖父の愛人の一人息子であった。
青山千翼(あおやまちひろ)と名乗った二十歳の青年は、祖父に似て、明るく、自由奔放な人物だった。湊のことを「みー」と呼び、初対面から親しく懐いてくる。
なんでも、祖父の愛人である寿々花(すずか)はイギリス人とのハーフで、息子である千翼も他人との距離感が日本人的ではないらしい。
湊は、大好きだった祖父の息子である千翼が羨ましい。自分よりも海(かい)と血統が近く、性格も溌剌としている千翼が少し妬ましくもある。けれど同時に祖父に似ている千翼に憧れも持つようになる。複雑な心境に、湊は、千翼との付き合い方が、どうしてもぎこちなくなる。
対する千翼も、亡き父に、孫としてとても可愛がられていた湊が羨ましい。それと同時に、葬儀の時から一度も涙を流していない湊を心配している。千翼は湊のことを観察しながら、どうにか固まってしまっている湊の心を解そうと奮闘する。
海(かい)の死をきっかけに、一緒に過ごす時間が多くなった二人。
船を修繕する仕事をしていた海(かい)に深く縁のある街で、二人は亡くなった祖父、父について、死について、そして生きることについて考え、未来について考える。
大好きな人を失った悲しみや、寂しさを抱えながら、それをどう乗り越えていくか、補っていくか。想い出を、どう整理して、抱きしめていくか。
血の繋がりの織りなす不思議な縁を見つめながら、消えない悲しみを共有し、日常を繰り返していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:47:40
45476文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平成最後の夏、高校三年生の槙村湊(まきむらみなと)は、大好きだった祖父、海(かい)を亡くした。
あまりにも突然のことで唖然とするが、現実は立ち止まってはくれない。心の整理がつけられないまま執り行われた葬儀の場で、湊は自分と同じ年頃と思われる美しい顔立ちの青年を見かける。祖父の友人にしては年が若すぎる。彼は、一体何者なのか。
葬儀の数日後、遺品整理をしている中で、祖父には愛人と、その子供がいたことが判明する。
祖父の娘であるところの湊の母は困惑するが、祖母は平然とその事実を受け
入れ、愛人とその子供を家に招待する。
そこで、湊は葬儀の場に来ていた青年と再会を果たす。彼は祖父の愛人の一人息子であった。
青山千翼(あおやまちひろ)と名乗った二十歳の青年は、祖父に似て、明るく、自由奔放な人物だった。湊のことを「みー」と呼び、初対面から親しく懐いてくる。
なんでも、祖父の愛人である寿々花(すずか)はイギリス人とのハーフで、息子である千翼も他人との距離感が日本人的ではないらしい。
湊は、大好きだった祖父の息子である千翼が羨ましい。自分よりも海(かい)と血統が近く、性格も溌剌としている千翼が少し妬ましくもある。けれど同時に祖父に似ている千翼に憧れも持つようになる。複雑な心境に、湊は、千翼との付き合い方が、どうしてもぎこちなくなる。
対する千翼も、亡き父に、孫としてとても可愛がられていた湊が羨ましい。それと同時に、葬儀の時から一度も涙を流していない湊を心配している。千翼は湊のことを観察しながら、どうにか固まってしまっている湊の心を解そうと奮闘する。
海(かい)の死をきっかけに、一緒に過ごす時間が多くなった二人。
船を修繕する仕事をしていた海(かい)に深く縁のある街で、二人は亡くなった祖父、父について、死について、そして生きることについて考え、未来について考える。
大好きな人を失った悲しみや、寂しさを抱えながら、それをどう乗り越えていくか、補っていくか。想い出を、どう整理して、抱きしめていくか。
血の繋がりの織りなす不思議な縁を見つめながら、消えない悲しみを共有し、日常を繰り返していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:46:30
45320文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者
から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:31:54
64893文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者
から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:30:00
65582文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
<平凡>を絵に描いたような少女は、中学三年生の春、両親の自殺と共に多額の借金を負債していたことを知る。
取り立てに怯える毎日を送っていた少女の目の前にある男が現れる。
よくある漫画の王道のように少女を救い出すヒーロー…、何て訳もなく男は少女を気に入り無理やり【女】にしてしまう。
それからも寵愛という名の陵辱に耐える日々を送っていた少女。
しかし中三の卒業季節に<あるモノ>が来てしまう。
それは少女が最も恐れていたモノだった。
かつて平凡で
あった少女が狂った世界で【家族】を守り抜けるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 00:03:22
7193文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
もうすぐ高校三年生の全国高校サッカー選手権直前に透が明日奈と付き合う事を皆の前で宣言した。明日奈もノリノリらしい。 そんな透と明日奈の仲睦まじい様子を目撃してしまった明日奈の幼馴染である悠馬は絶望した表情を浮かべてその場から去って行ってしまった。
最終更新:2023-07-16 19:57:50
83392文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:1166pt 評価ポイント:720pt
オタクじゃない、むしろゲームとか漫画とかアニメとか、そういうジャンルのものはあまり好きじゃないかも……そんな俺が10年ぶりくらいにゲーム機を起動しようとしたけど、なんか様子がおかしい。これってもしかして……『異世界転生』とかいうやつ……?
平凡な家庭出身のはずなのに、突如現れた魔法の鳥は父親の知り合いだし、出会った人々に神の遣いに間違われるし、性別不詳の謎の天使にモテるし、そんなのどうでもいいから家に帰りたい!
いや、まだここが現実と決まったわけじゃない。そう思いたい俺を否
定するように、美少女「ソフィ」は、この世界を「魔術の絶滅しなかった地球」だと言った。
なぜか日本語が通じて、現地人の髪と目はカラフルで、なぜか恐竜がいて、クラゲみたいな生物が「犬」として飼われてて、なぜか人間が魔法を使える……ここは一体なんだ?
平凡な日常への未練を引きずりまくる男子大学生の、新天地での生活が今、幕を開ける……。
※主人公にあまりオタクの知識がないため誤認していますが、異世界転生ではなく異世界転移にあたります。
【メインキャラクター一部紹介】
薄野 湊人(ススキノ ミナト)
18歳の大学一年生。父はイラストレーター、母は研究員、姉は大学三年生。オタクな父と姉に辟易して、自身はオタク文化からはすこし距離を置いている。成績は上の下、運動神経は中の中、顔は柴犬似?オタクの知識はあまりないが、家族がオタクなので単語の聞き馴染みは多少ある。
ソフィ
15歳。ミナトと同じく世界の外から来た少女。年齢に対して上振れなのか下振れなのか判別不可能な言動と行動をかましてきたりするが、悪意はない、根はいい子である。この世界の人より明らかに格上の魔術を使うことができ、身体能力はイカれており肉体は桁外れに頑丈である。その天元突破したルックスの完成度含めて絶対に人間じゃないが、その正体やいかに。
エリス
自称、(57÷3×7)歳。長生きしていそうだが中身はお利口な幼い子供である。広げると端から端まで3mある白い翼で空を飛ぶことができ、見た目は名画や彫刻にある天使やキューピッドとよく似ている。「本当の天使になるために天使の泉へ行かなければならない」と言い天使の泉を目指しているが、天使と同じ見た目をしているのに泉へ行く必要はあるのかは謎。両性具有。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 14:59:43
35671文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
フィリス・ストラトスは辺境の子爵令嬢。憧れの王都の貴族学院に入学したは良いものの、何故か王太子のエリアスに両想いだと勘違いされ付き纏われ、その婚約者であるオフェリア公爵令嬢からは行動を嗜められるようになってしまった。味方は、伯爵家の令息である人嫌いのレヴァンだけ。そして、三年生の卒業パーティでエリアスはオフェリアとの婚約破棄とフィリスとの婚約を宣言する。オフェリアは言った。「殿下は騙されています。フィリス様は、《魅了》の能力を殿下に使っているのです」と。
最終更新:2023-07-13 07:00:00
9111文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:14022pt 評価ポイント:12856pt
紅葉が舞うキャンパスで、大学三年生の毒島は常に苛立っていた。家では傲慢な両親に。大学では軽薄な同級生に。毒島が唯一心を許せるのは、研究室の先輩であり、どんな我儘も受け入れてくれる交際相手の高梨だけだった。高梨と過ごす日々の中で、卒業後は嫌いな両親から離れ、遠い所へ高梨と一緒に暮らすのだと、毒島はいつしかそう思うようになった。しかし高梨は、毒島にとって忌々しいこの土地に残ることを望んでいた。一緒にいる未来を信じていた毒島には、それは裏切りだった。毒島は今まで隠していた本音を暴力
的なまでに彼にぶつけ始める。
全五話の予定です。
pixiv、カクヨムにて、同小説を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 18:00:00
28613文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
作:彷徨(さすらい)のリベンジャー(JOKERモドキ)
純文学
連載
N7248IH
底辺サッカー部員たちの意地
卒業を控えた三年生の先輩たちへの餞として名門強豪校との練習試合が組まれた我が弱小サッカー部
果たして良い結果を出せるか?
最終更新:2023-07-09 20:44:52
1131文字
会話率:0%
IN:2pt OUT:4pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
佐藤亘一(五本指靴下をこよなく愛する高校2年生バレー部男子)と蔵瀬亜理子(清楚系あだ名は姫、高校二年生文芸部女子)の両片思いちょいジレラブコメ。悪気のないほんのちょっとした出来事ですれ違います。大丈夫です。最後はくっつきます?
ー本文よりー
そんな時の席替え。まさかの姫の前。今一番要らない神の配慮だった。
11話から高校三年生になります。
ネット小説大賞九 一次選考突破作品を書き直して字数を増やしてきました。他サイトで修行してきました。
最終更新:2023-07-08 17:07:33
35481文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:28pt
巷で噂のアシタバ市連続殺人事件。遺体はどの部位か分からないくらいの肉片になって見つかる猟奇事件----
そんなニュースが話題になる中、高校三年生十木野(トキノ)カイは、バイトの帰りに女性の悲鳴を耳にする。人気のない路地裏、興味本位で悲鳴の現場に立ち入ってしまったカイは、現実から非現実の扉を開けてしまう。
日常と非日常が交差する青春最後の一年
最終更新:2023-07-07 17:34:02
1693文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
五月初め、実家に帰る御影良哉は弟のことを思い出す。
小学三年生で死んだ弟、彼を思い出すとき、いつだって黄金のトンボのことが頭をよぎる。
それは今と同じ時期、彼を魅了した美しいトンボ。
五月、一時だけ飛ぶ黄金トンボは夢の中
最終更新:2023-07-04 20:00:00
4717文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
高校三年生に上がり、ようやく人生で初めての彼女が出来た。
これで俺の高校生活は順風満帆に──ならなかった。
付き合う前までの彼女の印象は、元気いっぱいで爽やかな美少女。しかし実際に付き合ってみると、気が強くてワガママな女の子だった。
学校の時もデートの時も、彼女の尻に敷かれる毎日。
でも俺は辛くない。だって俺には、彼女の姉と妹が居るのだから。
※毎日更新出来るように頑張ります。
最終更新:2023-07-04 18:38:34
111436文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:36pt
平橋恵一君は元気な小学三年生。外で遊ぶのが大好きで、いっつも帰りが遅いんです。
恵一君にはおばあちゃんがいますが、帰りの遅い恵一君を心配してカエルのバッジを渡しました。
「これはね。お守りだよ。必ず帰ってこれるようにって」
恵一君はバッジをつけて外に飛び出します。
遊ぶ友達を探して見つけた猫を追いかけて、知らない公園にたどりつきました。
そこで知らない子どもたちと遊びます。
夕暮れがせまりますが、こどもたちは誰一人として帰ろうとしません。
なぜでしょうか。恵一君はおかしい
ことに気がつきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 12:00:00
3703文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:64pt
小学三年生の時の大嫌いな『こうちゃん』との帰り道での話。
最終更新:2023-07-03 09:46:29
2878文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:34pt
青春時代。
傍にはいつもポルノグラフィティの音楽があった。
いまも昔も。それからたぶん、未来も。
高校三年生の『僕』と大人っぽい同級生の話。
最終更新:2023-07-01 14:41:28
10220文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校三年生に進級してすぐの春。九条伊織は、改修工事中のビルの地下で大金を賭けたサバイバルゲームが行われているという噂を聞き、そのゲームに参戦する。
だが実際には大金は嘘であり、そこで行われていたのは、食屍鬼に人間を喰わせる儀式だった。
そんな儀式に巻き込まれてしまった主人公は、地下で一人の少女と出会う。
その少女は、クラスメイトにして学年一の美少女と名高い天風愛叶だった──。
最終更新:2023-06-30 16:03:25
88888文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
作:味のないお茶
現実世界[恋愛]
連載
N6063IF
海皇高校二年の俺は演劇部に所属している。
伝統ある部活ではあったが、五人の三年生が卒業してしまい、ひとつ上の先輩と同級生の部員が居ない演劇部は俺一人だけと言う廃部寸前の部活に様変わりしてしまった。
新学期。勧誘のビラ配りを一人でしていると、亜麻色の髪の毛を腰まで伸ばした、そんじょそこらのアイドルも裸足で逃げ出すような見た目の美少女が俺のビラを一枚手に取った。
「なるほど……演劇部ですか。私、演じることには自信があるんですよ」
「おぉ経験者だったのか。それは心強いな」
ニ
コリと笑う新入生に、俺はそう言葉を返した。
「それはそうと、先輩以外に人が見えないですけど……他の方は別の場所でビラ配りをしているんですか?」
小さく小首を傾げる後輩に、俺は苦笑いを浮かべなから答える。
「ははは……部員は俺一人なんだ。だから君が入部してくれると嬉しいよ」
「そうですか……先輩一人……」
後輩はそう言うと、俺の顔を見て小さく頷いた。
「わかりました!!私、入部します!!」
「本当か!!ありがとう!!」
思わず彼女の手を取る俺に、後輩ははにかみながら言葉を返す。
「えへへ……そんな強く手を握らないでください。照れちゃいますよ?」
「す、すまん……」
軽く謝罪をしてから手を離す俺に、後輩が言う。
「私の名前は、美澄 花梨(みすみ かりん)です」
「俺の名前は、山瀬 拓也(やませ たくや)だよ」
「えへへ。それじゃあこれからよろしくお願いします!!先輩!!」
ニコリと笑ってそう言う美澄に、『彼女目当てで男どもが沢山入部しに来そうだな』なんてことを俺は考えていた。
こうして、俺とどう見ても女の子にしか見えない美澄花梨の二人きりの演劇部活動がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 13:00:00
30068文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
日本人なら誰もが知っている……であろう『十二支』の生き物達。
十二支達の神達は、革奏町と呼ばれるそこそこ大きな町の中心に聳える『双銀波山』でかつて競争を繰り広げていたと──伝説が語り継がれている。
何者かに封印された十二支達は復活する為、お遊び気分で山に侵入した子供を操作し、封印の決め手となる札を剥がさせた。
そうして復活した十二体はそれぞれ散らばり、滅んだ肉体の代わりとなる強い人間を求めて舞い降りた。
革奏町は武闘派達の集まる町。中には常人離れした者も存在する。
『虎』に
憑依された浅川昼雅は、人間関係が絶望的な程の男子高校生。三年生だ。
ただ一人の父親には、自分が『憑き者』だということを秘密にし、他の『憑き者』を捜す。憑依した生き物の神から解放されるには、誰かに闘って敗北しなければならないと知ったからだ。
普段は面倒で他人を助けたりはしないが、昼雅は己と同様に不憫な思いを抱くことになった『憑き者』達は救ってやりたいと願う。
初めに、途中眼をつけ始めた鷹場純玲が『猿』に憑依されてると知り、軽く決闘(するつもりだったけど相手は神を抑え切れず本気)。見事に倒し、解放させた。
そして昼雅の力になりたいと協力してくれることになった純玲と、残り十名の『憑き者』を捜し出していく。
月曜連載です!本当は六月スタート予定でした……。
私的にはけっこー、長いです。私、的には。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:07:15
127668文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
俺、北条悠馬(ほうじょうゆうま)は大学三年生にして、特技と呼べるものもない平凡な人間だ。
ただ、自慢できるとしたら、電車で隣の席で酔いつぶれている幼馴染。東条花梨(とうじょうかりん)。可愛くて、情に厚くて、酒癖が悪いことが玉に瑕な、たった一人の親友とも呼べる人だ。小学校が一緒で、中高は別で、それでもお互いに交流を続けた、幼馴染では珍しいパターンと言えるかもしれない。
今、俺たちは二人で飲んだ帰りなわけだけどー花梨の足取りがどうにも危なっかしい。というわけで、おんぶして自
宅に連れて帰ったわけだけど。
幾分酔いが冷めた花梨の声は真剣で、とても大事な話だとすぐわかった。
彼女から語られたのは、親友、という言葉でもなお生温い俺への想いだった。
でも、まあ。それはお互い様かもしれない。
これは俺と花梨が抱えてきた想いを打ち明けあう、友情と愛情が入り混じった、酒臭いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 09:03:49
4513文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:2272pt 評価ポイント:1944pt
ギルバート・フォードは医学部の三年生。将来、どの専門医を目指すかについて時に悩みつつ、現在は各科を順に回って研修するという毎日。彼はその中でも脳外科の仕事に興味を持つが、そこには医学生たちが<怪獣>と呼んで恐れる指導医がいて……!?(『ユトレイシア・ユニバーシティ』の番外編)。
最終更新:2023-06-24 21:33:08
99909文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
平穏でゆったりした時間を重んじる主人公 霞 紬<かすみ つむぎ>は高校二年生から三年生に上がる春休み、幼馴染の 片瀬 翔<かたせ かける>とともに、ゲームを楽しんでいた。
いつもとかわらないはずの日々が、紬の母 霞 環<かすみ つむぎ>からの一本の電話によって徐々に崩壊し始める。
無意識に目を背けている自己の内面、知った気になっている他人の心、汚れて乱れた関係。
”ヒト”を見る物語。
最終更新:2023-06-21 12:36:41
57107文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:12pt
試験も終わった、課題も出した。あとはバイトでもして充実した春休みを過ごそう。大学三年生の太田ヒロキはふと思い立って地元の神社を訪れる。しかしそこで彼を待っていたのは不思議な違和感と突然の怪異だった。
タイムスリップにも似たその現象に戸惑いながらもなんとか部屋までたどり着くと、今度はそこに女の子。よもぎと名乗るその娘は神社の結界に庇護されていた幽霊だった。
波長が合ったから。憑いてきた理由をその一言で片付ける彼女の生前は女子高生、幽霊と言えども深夜に女の子を追い出すわけに
もいかずヒロキは彼女を受け入れることに。思わぬ展開にドキドキの毎日だが、やがて二人に魔の手が忍び寄る。
見えない敵に困惑するヒロキの前に「見える人」を自称する一年後輩の女子大生、神子薗可憐が現れる。シロと名付けられた一五〇〇年を生きる天狐に護られた彼女は初対面のヒロキのみならず、よもぎのこともこれから起きるであろう災厄のことまでも知っていた。
可憐は未熟な二人にエクササイズと称した修行をさせる。順調にスキルを積む彼らだったがホワイトデーのその日、彼らはついに敵と対峙する。強い霊力と複数の霊体を引き連れた相手に怯む彼ら三人を前にして天狐シロは「知恵を出し三人で協力して臨め」とだけ告げて姿を消してしまう。
ヒロキはハーレム男と名付けた敵からよもぎを守らんとするが、しかし相手の方が遥かに上手だった。男の背後には妖狐九尾が憑いていたのだ。
男の奇襲に敗れるヒロキだったが、その機会を利用したシロの導きでついに九尾と対決、真の敵を打ち破る。
強敵に打ち勝ったよもぎはシロの提言により成仏する道を選ぶ。そして冥界で目を覚ましたよもぎを待っていたのは管理人を名乗る獄卒と禊と呼ばれる試練だった。
しかしよもぎの功績を評価するシロの後押しで禊に代わる使命が与えられる。ついによもぎはその命を果たすため再び地上に降り立つのだった。
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※作中に喫煙シーンが登場しますが、本作執筆当時は飲食店や遊技場などでの喫煙が可能でした。本作ではそれがキーワードとなる場面があるため当時のままとしています。
※本作は2019年に完結した作品のリマスター版で、カクヨムにて公開、完結しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 23:00:00
225359文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
わたしは神影瀬凪。彩桜ゼミナールという進学塾に通っている、中学生です。3月になり、塾では中学三年生の扱い、つまり受験生となりました! 春期講習が始まり、二人の転入生……高山海凪さんと永井真夏さんが来たんだけど、真夏は、すごく可愛いんだよ。春期講習初日、数学科の永井先生と真夏さんの間に、何かありそうだなって思ったんだけど……。
これは、私たち受験生の激しい戦いと、不思議な友達の物語。
(なお、この作品に登場する学校名、塾名、人物などは全て架空です。)
最終更新:2023-06-06 17:04:48
2507文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学三年生の高倉佑太と幼馴染の柴畑百美は両思いだった。しかし、百美の親友の森村樹花も高倉佑太の事が好きであった。三人はどのように混じりあい、何色に染まるのか。まるで三原色のように。
最終更新:2023-06-01 23:18:46
11112文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
紘一は美術部に所属する高校三年生である。彼には学内にファンクラブがあって、所謂モテモテの状態なのだが、それは表面的なことで、本人にとっては特別なことではなく、それが日常的なものになっている。
そんな彼には本当に気になっている女子が居て、話をして仲良くなりたいのだが、紘一が引っ込み思案なために、うまくいかないのだった。
そんなある日、紘一は不思議な体験をする、自分の描いた絵から、あるものが零れ落ちてきたのだ。友人のちょっと変わった人物、濱田とともに、そのことへの追及を始めて、謎
を解こうとするのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 06:00:00
49186文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校三年生の千葉彩音と佐竹斗真。互いにひっそりと恋する二人は、両片思い。授業で同じグループになったり、夏休みのクラスイベントで二人きりになったり、臆病なので一方的に避けたりしながら、二人の距離はじれったく縮まっていく。(全3話完結予定)
最終更新:2023-05-29 14:53:15
24125文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
作:ペロリネッタ
現実世界[恋愛]
完結済
N0914IG
『いいわよ』爆死覚悟の告白は成就したけれど……
罰ゲームで告白することになった少年・千堂つむぐ。その相手はいかなる相手の告白をも断わってきた孤高の麗人・久遠桃華だった。
ほのかな恋心を、思わぬ機会で吐露する羽目になった彼だが悔いはなかった……。
玉砕覚悟の告白は受け入れられたが、彼女から思わぬ提案がされる。それは……。
【キャラクター】
◇千堂つむぐ(主人公)
高校一年生。ほのかに生徒会長・久遠桃華に恋心を抱いていた。罰ゲームで桃華先輩に告白する。
◆久遠桃華(ヒロ
イン)
高校三年生。生徒会々長。誰の告白をも受け入れない孤高の麗人。
◆上原ゆうき
高校三年生。生徒会副会長。
◆大葉さつき
二年生。生徒会会計。
◆春日井はるか
二年生。生徒会書記。
✳️『カクヨム』自主イベント:『寝る犬』先生の『AI読者が独断と偏見で感想を書き、勝手に修正案まで出してみた』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655087697790
に参加して、AIちゃんに「タイトル」「あらすじ」「キャッチ」の評価・修正案をもらいました。
✳️以下、ネタばれ
【御注意】首輪が誰のものか思った方だけお読みください。
◇首輪が千堂くん(主人公)のものだった場合
◆首輪が桃華先輩のものだった場合(桃華目線)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 20:50:33
5001文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
幼馴染の日和と小春は中学三年生のクラスメイト。
お互いの事を意識しつつも、なかなか「好き」を言い出せない。
そんな二人の恋模様。
最終更新:2023-05-28 06:11:55
7628文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
高校三年生の一ノ瀬和樹が目を覚ますとそこは全く知らない場所でどうやら入れ替わってしまったらしい。果たして和樹はもとの世界に帰れるのか!?
最終更新:2023-05-28 02:54:03
2595文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【毎日更新 頑張ります】
※タイトルに釣られた方へ。
この小説はエッチです。
が、初めからエッチではありません。
エッチは段階を踏んで至る極地です。最初は我慢しましょう。
————————————————————
——そのアパートには五人の美少女が住んでいる。
「初めまして、リトくん。これからよろしくね」
一〇一号室、橘柚希——タチバナ ユヅキ。二十一歳、身長一六三センチ、職業はアパレル販売員。
「や、リー君。これから——よろしく、ね?」
二
〇一号室、一ノ瀬梓——イチノセ アズサ。二十歳、身長一七〇センチ、大学三年生。
「はい、挨拶ね。これからよろしく、リト」
二〇二号室、牧野凛——マキノ リン。十八歳、身長一六四センチ、大学一年生。
「初めまして! これからよろしくお願いします、リトさん!」
一〇三号室、結城摩耶——ユウキ マヤ。十七歳、身長一五六センチ、高校三年生。
「初めまして、リト。よろしくね」
二〇三号室、甘羽翆——アマハ スイ。十六歳、身長一四九センチ、高校二年生。
「……どうして、こうなったんだ?」
突如として五人の美少女と同じアパートに住むことになった主人公・神薙浬杜——カンナギ リト。
これは、ただただ同じアパートの美少女達に犯されそうになる話。
——————————————————————
【修正点】
・全話 主人公の一人称を『僕』から『俺』に変更。
・一ノ瀬梓の髪色を『緑がかった暗い茶髪』から『暗い深緑色の髪』に変更。
・『重要』神薙浬杜の正確を変更。結城摩耶の性格を変更。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:38:23
7113文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
中学三年生の秋からずっと思い続けてきた永遠先輩に再会することが出来た明依。再会したとはいえ、話したことが無かったため話しかけることは出来なかった。でも、日にちが経つにつれ、少しずつ2人の距離が近くなっていった。 そんな2人の恋の行方は。
最終更新:2023-05-14 16:41:52
6985文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:勝川オムライス
ローファンタジー
完結済
N5169IF
親が作った借金返済の代わりに幼少の頃よりヤクザのスーツを作らされていた高校三年生の榎津縫三郎(えのきづ ぬいざぶろう)は、今日もヤクザのためにスーツを作っていた。
そんなある日、縫三郎を救ってくれたヤクザの若頭・敷島が爆死する。
生前、敷島が稲荷神に寿命を延ばして貰う代わりに差し出したのは、縫三郎の技術力だった。
――あのクソヤクザ。如何して綺麗に死ねないか。
敷島が爆死し、神様とその眷属の服や装飾品を作る工房《装束稲荷工房》は筆頭狐の装束が、縫三郎の元へとやって来
た。
――敷島さんに救われたのは紛れもない事実だ。クソだが。
縫三郎は《装束稲荷工房》で働く運びとなった。
縫三郎は洋裁工房に配属され、そこで縫製師・フィーロと出逢う。
フィーロは、縫三郎が見た例のない、美しい縫製をやった。
縫三郎は、フィーロの縫製を見て、焦りと悔しさ、味わった例のない感動を覚えた。
普段、クソの大人ばかりを見続けて、心が枯れていた縫三郎は気付いた。
――あぁ、俺は服作りが楽しかったのか。
稲荷神のチンピラ眷属狐が洋裁工房を訪れた。
縫三郎は縫製師・フィーロに誘われ、裁断師の道を選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 21:43:15
160102文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
一九八五年三月、虎ノ門の零細旅行会社に勤める菊地彰は銀座のクラブで、少年時代に因縁のあるハーフの美貌のホステス(当時は少女。今はもちろん成人女性)、並河久美子と遭遇する。久美子と妹の静絵は米国人軍属の老父と暮らしていたが、生活に困窮して彰の家でたびたび食事を提供される。それに対して中学三年生の彰は、病弱な父のいる自分の家庭が他人の世話をできるのかと母に抗議し叱られる。数日後、二人の少女と老父は別れの挨拶に訪れる。顔を見せる勇気がない彰は去っていく三人を物陰から見送る。以来、彰
の負い目となる。久美子の同僚ホステスの秀美の計らいで、菊地兄弟と並河姉妹は再会を果たす。
※この作品は「https://sisterbrother.exblog.jp/」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 16:23:58
130001文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
高校三年生の俺、駿河 鷹人(するが たかと)は、進路に、そして人生に悩んでいた。
そんなある日、ひょんなことから担任である雪代(ゆきしろ)の家に行くことになり……。
毎日投稿。全十二話。
※一話の長さは全体的に短いです。たまに極端に短いです。
最終更新:2023-05-12 01:07:25
9973文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
五十年前に突如現れ、人類を追い詰めた『エラー』と、『魔法』を使える『ガーディアン』を中心とした人類との戦いが繰り広げられている現代。中学三年生の主人公の鍵谷新とその幼馴染みの堀井紅音は、ともにガーディアンとしてエラーの対処にあたってきた。
一流のガーディアンになるための必須条件と言われる『固有魔力』持ちであり、どんどん実力を付けていく紅音とは対照的に、新は固有魔力に目覚めることはなく、実力が頭打ちになっていた。
そんな新が進路について悩んでいたある日、二人は休日に街へ出
掛けていたところ、ガーディアンに遭遇してしまう。新と紅音は二人でこのガーディアンと戦闘に入るが___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 21:32:23
10697文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:gaction9969
ヒューマンドラマ
完結済
N2071IF
交通事故により死亡した高校三年生、竜道は、謎の猫神の仕切りの元、若くして亡くなった同じ境遇の者たちと、一九九六年の世界に何故か意識だけを飛ばされてしまう。そして猫神の興味をただ満たすためだけに、有無を言わさず集められた九十六名は復活を賭けた一対一の対決を行うことを強要されることに。竜道は、自分の父親と思しきシンゴと名乗る丸顔の男に憑依するような状態にて、サイコロを用いた奇妙な闘いに挑んでいくのであった。「Zero×Nine→21」と名付けられた、「0」から「9」までの出目を
合計21となるように割り振られた特殊なサイコロを使用して行われる「対局」。竜道は苦境の中においてもシンゴと共に策を巡らせ勝利していく。一方、それと並行して極めて私的に行われることになったシンゴの花嫁選びという混沌にも成り行きから付き合う竜道だったが、徐々に飛ばされてきた「世界」の違和感に囚われるようになってしまう。そして世界はある一点から崩壊を見せ始め、困惑する竜道を、意識体同士のバトルロイヤルという最終決戦に引きずりこむのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 15:00:47
110091文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
検索結果:2462 件