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検索結果:639 件
世界を照らす明かりが、おぼろげな魔術と霊感から、鮮明な科学の光に変わり始めようとしていた時代――
「わたし」はそこそこの歴史を持つ、名門といえば名門でとおる伯爵家の長女として生まれた。
家督を継ぐには申しぶんのない出来の良い弟に恵まれ、わたしは好きなことをさせてもらっていた。……のだが、26歳になる今日まで婚約者すらなしというのは、世間的にはまだ焦るほどじゃないが、貴族としてはワケアリと見なされる。
そんなところへ持ち込まれた「契約結婚」のお話。べつにかまいませんよ、愛のない
結婚への抵抗感はないというか、そもそも結婚願望そのものがなかったからね。このまま嫁かず後家で実家に寄生しようかと思ってたけど、それは駄目だというなら仕方ない。
なにせ金銭をバカ喰いするシュミをたしなんでいるもので。これさえ続けてもいいなら、あとはどんな条件でも一向にかまいませんよ。
とまあ、わたしは深く考えることなく承諾したのだったけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 20:25:57
19053文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:23214pt 評価ポイント:20374pt
路上に映る影、何度でも確かめられる
最終更新:2022-06-09 07:51:21
328文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:36pt
明かり一つない真っ暗な夜、空を見上げると、星達がまるで宝石のように輝いている。そして人は、その自由な星空にいろいろなものを思い浮かべ、それぞれの答えを見出していく。これは、ある日出会った二人の男女が見つけた一つの答えである。
最終更新:2022-05-29 18:02:44
28085文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:30pt
今年の四月下旬。大好きな祖母を亡くしました。
「形に残したいから手紙を書いて欲しい」
生前祖母は私たち孫に家が隣だったり、車で五分の距離だったりするのに、そう言いました。
ですが、結局、筆下手な私は一度も書いたことがありませんでした。
祖母が亡くなってしばらく意気消沈していましたが、ふと、祖母について語りたくなりました。
誰かに読んでほしい。
そう思って書きました。
これは私から祖母へ宛てた最初で最期の手紙です。
最終更新:2022-05-28 18:52:48
6660文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:40pt
ガール・ミーツ・ボーイ
少女は少年とともに月明かりの下を歩きだす。
その先に何があるのかを知らずに。
最終更新:2022-04-30 19:38:51
7791文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏休みのある日。
町で噂の家に、肝試しに行くことになった。
軋む床の音。
小さな懐中電灯の明かり。
最終更新:2022-04-23 16:12:39
939文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
明かりは強力な文明の利器。
ゆえに、誰かに存在を知らせるに有効な道具といえます。
それを使わない空間では……
最終更新:2022-04-21 23:00:00
2326文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:エタメタノール
異世界[恋愛]
短編
N0005HP
高飛車な伯爵令嬢イングリッドは、侯爵家長男ファーガスから婚約を破棄されてしまう。
この件で社交界に居場所を失った彼女は、父からは屋敷を追い出され、市井のレストランで嫌々働くことになる。
ある日、食事を終えた中年紳士にイングリッドは靴を用意しようとするが、薄暗くて手間取ってしまう。
その時紳士は100ウェン札紙幣を取り出す。てっきりチップかと思いきや……なんとお札を燃やして、
「どうだ、明るくなったろう」
と言い放つ。
君の仕事ぶりに金を払うより、燃やして明かりにした方が
よっぽど有意義だという意味だ。
これにショックを受けたイングリッドはレストランでの仕事を真面目にこなし始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 16:36:13
4576文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:5458pt 評価ポイント:5104pt
薄明かりの下で感じたこと
最終更新:2022-04-04 09:40:04
330文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
とある二人の物語。
月明かりに咲く桜。
静かに響く寂しげな音色。
最終更新:2022-03-18 14:55:11
846文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
遡ることひと月前、あれはそう――二月十四日のバレンタインデー。
幼馴染のなっちゃんから貰った箱を見て、僕は悩んでいた。
一年四組の前から三列、窓側から二列目の、出席番号順ではとおになく。
かと言って好きな席座っていいぞとはならずに、くじが一番妥当だ! という担任教師の鶴の一声により決まった、何度目かの席替えで自分に与えられた席につき。
授業も終わり、さんざんばらばらとクラスメイトが教室を出ていき一人もいなくなった頃。
もう少し細かく言うならば、まだ春にはちょ
っと早いよね、だけど冬真っただ中と言える程冬でもないなぁ。でも日の落ちるのはまだ早いからまだ冬中という事で、もう暗くなってしまいそうな今この頃。
あぁ、そろそろ明かりつけようかな。いや、動くのめんどくさいしまだいんじゃないか、と迷ってしまう程の暗さ加減。
刻々と暗さを増していく教室の中で、僕はけなげにもまじまじと箱を目にして悩んでいた。
片手で持てるほどの大きさの、綺麗にラッピングされた箱を消しカス一つないように、手の裏側面でさっと拭いて、ついでに数日前にノリにのって描いた落書きを消して、そこで出してしまった消しカスをもう一度カスを落とすためにさっ、さっと拭き拭きして、キレイキレイにした机の、ついでにど真ん中に恭しく置きなおして、少し距離を取ろうと椅子の背もたれに背中を預け腕を組みながら、悩んでいた。
さてこれは、はたしてどういう物だろう、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 21:00:00
5502文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
部屋の明かり、それに似たものがあるね
最終更新:2022-02-06 12:41:02
342文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
夜の雑感を書いてみました
最終更新:2022-02-02 18:22:29
304文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:御子柴 流歌
現実世界[恋愛]
完結済
N7344HI
高校受験を控える栗沢朝陽《くりさわ・あさひ》は、受験勉強をがんばりつつも、学級委員や部活動の先輩としての信頼も厚く学校行事にも精を出す快活な少女。少々いい加減なところもある友人や、もうひとりの学級委員とともに、中学校生活最後となる冬の体育祭の準備に勤しんでいた。
朝陽の妹である栗沢美夜《くりさわ・みや》は、その言動こそ冷たいながらも、イヤなものはイヤと言える芯の強さを持っている少女。塾帰りに伯父が営む喫茶店に立ち寄るのが日課。最近はやたらと構ってくる若い従業員の存在に多少の
鬱陶しさを覚えるが、基本的には落ち着いて日頃の復習や日記を付けるのに役立っていた。
冬の体育祭の前後で、朝陽は体調を崩し、美夜は不審者の姿を見る。
ふたりはそれぞれ周囲の助けで窮地を脱するが――。
冬の北国を照らす月明かりは、コドモとオトナ、アネとイモウト――さまざまな境界を静かに照らし出す。
これはそんな対照的な「姉妹《ふたり》」にまつわる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 23:00:00
124979文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
震災の様子をつぶさに伝えられた僕は、普段からしっかり備えようと思った。
家で用意した非常用持ち出し袋。
一に食料、二に明かりの僕は懐中電灯を入れたのだけど……。
最終更新:2022-01-24 23:00:00
2579文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:イトウリョウ
現実世界[恋愛]
短編
N1913HL
久々に友人と集まる清穂。あまり乗り気ではないのだが、理由は自分でもよく分かっていた。
最終更新:2022-01-23 21:38:09
6526文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
オンオフができるもの、家にたくさんありますよね。
玄関先のポーチ、テレビ、エアコン、照明。それら全てのオンオフが、実は外から確認できるんですよ。
最終更新:2022-01-23 21:16:07
3221文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
曇り空の夜。
天狗たちは星に似た明かりを見に、人間の街を見下ろしていた。
流れ星、流星群、銀河鉄道……。
街の明かりを星空に見立てて遊ぶと、天狗たちは満足して暗い夜空へ去っていった。
最終更新:2022-01-13 22:39:42
1244文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
人には『色』がある。個性ともいえる力だ。
星野・光流は、他人より『色』が弱い。そのことを何とも嫌っていたが、ある日、特異な『色』を持つ少女と出会う。
少女との邂逅は、似た者同士の共感を育み、彼女の力になっていく。
しかし、巷では『通り魔』が闊歩して、光流の世界を侵食していた。
広がる闇に、彼は明かりをともせるだろうか。
最終更新:2022-01-06 21:29:42
55072文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
キミの横顔、月明かり、恋のひとかけら
最終更新:2021-12-29 13:00:35
352文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
この世には太古より、二種類の支配種族が存在していた。
昼の支配者「人類」と、夜の支配者「麒族(きぞく)」だ。
二つの種族は、お互いの領域を不可侵のものとして生きてきた。
だが、そのパワーバランスは、人類が「電気」を発明し、夜に明かりを灯すようになってから一気に崩れてしまう。人類による、夜への侵略が始まったのだ。
舞鶴学園の二年生、死ノ儀流一郎(しのぎ・りゅういちろう)は、麒族を討伐する「攻類神道」の処刑人として、金属バットを片手に戦いの日々を送っていた。本来ならば
「銘刀・鬼包丁」を振るうはずの流一郎だったが、鬼包丁は訳あって封じられていた。
そんなある日、学園に時女宵子(ときめ・よいこ)が転入してくる。宵子は、鬼包丁を打つ刀匠の娘だった……。
本作品は「カクヨム」様でも公開しております。
本作品は「エブリスタ」様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 21:02:35
118807文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
いつもの道、いつもの時間帯、いつもの疲れた足取り、いつも通りが続く毎日。でもその日は違った。月明かりに照らされる交差点で僕らは踊る。
最終更新:2021-12-21 20:02:37
998文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
孤月が微笑む月明かりの下、吸血姫の少女は今も古城に独り佇む。
生涯愛した一人の男のために。
※本作品は『ノベルアップ+』でも掲載されております。
最終更新:2021-12-05 23:17:01
1362文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
故郷を魔王に滅ぼされ、そして偶然にも勇者パーティーに拾われた青年リアム・ロックハート。彼はリーダーに「お前ができるのは道具に魔法を流し込むだけだ」と教えられ、指示通り、道具に魔法を流し込み、明かりの代わりにすることでダンジョンの案内役を担っていた。しかし、そのことで勇者パーティーのメンバーから「周りを照らすたいまつ代わりにしかならない」とバカにされ、追放されてしまう。それにより王都まで追放されることになり、あてもなく彷徨うことになる。
しかし、実際に彼は道具に魔法を流し込む以
外の魔法に対しても適性があり、大賢者になり得る素質を有していた。それを知ってか知らずか、リアムを追放してしまった勇者たちの歯車は狂い始め、徐々に破滅へ向かっていく。
一方で、王都を追放されたリアムは、魔物の襲撃を受けるが、突如現れたハイエルフの助けもあり、最強賢者として覚醒し、人々を助けながら魔王を倒すための旅をしていく。
これは、一度はどん底にまで落とされた男が最強賢者へ覚醒し、助けた奴隷の美女や獣人の乙女たちとの出会いや別れ、ハーレム旅や無双をしながら、人間として成長し、真の英雄になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 07:31:55
426208文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:1302pt 評価ポイント:620pt
イルベルタは、詩篇の庭園に住む魔法使いだ。
ある日、陰気な様子から夜の声と呼ばれる魔法使いが、どこかの戦場から移住してきた。
誰もが才を認める魔法使いだったイルベルタは、一つの仕事を切っ掛けにして夜の声に助けられ、その日以降、すっかり魔法が使えなくなってしまった。
最終更新:2021-11-05 13:34:41
10299文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:6522pt 評価ポイント:5542pt
ピカルはほたるです。今日は人間たちの花火大会があると聞いて、小川にやってきたのですが……。
最終更新:2021-11-03 21:32:31
1649文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:138pt
世界にまだ月と星が無く夜空は漆黒に包まれてた時代。
夜になると、明かりを用意しなければ、真っ暗な世界に、1人の名も無き女神様が住んでいた。
ある日、外から微かに聞こえる小さな泣き声を聞いた女神様は、神様との約束を破り、泣き声が聞こえる漆黒の世界へ飛び立った。
最終更新:2021-10-29 23:14:21
4174文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
月明かり照らす古びた木の小屋の中、死んだように独りで本を読み続ける少年。 いつもどおりの灰色日々の中にふと現れた白い蝶、キラキラと月明かりに照らされたその姿はどうにも神秘的で心奪われてしまった。 気づけば蝶などに話しかけ始める...。
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※カクヨムにも掲載。
最終更新:2021-10-23 13:50:20
1104文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
老いとは何か。
つげ義春、月明かり、引き出し、などをキーワードに書いてみました。
最終更新:2021-10-22 10:00:00
535文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
彼はアルメリアに、
「僕のことを思うのならば……死んでほしい」
そういった。アルメリアはそれを了承し、月明かりが照らすなか
自室で自害をしようとしていた。
「お慕いもうしあげています。」
彼のことを思うがあまりアルメリアは斜め上の方向にいったのだった。
最終更新:2021-10-15 06:00:00
3529文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:218pt 評価ポイント:166pt
作:筑紫榛名【9/26文フリ大阪B-17】
アクション
完結済
N5219GY
新月の夜の、森の中で敵から逃げられるのか。『絶望のツンドラ』の続編作!
■あらすじ
反政府運動に参加していた僕たち六人は、クーデターを起こした軍部の手から逃れるため、国境線沿いの町にやってきた。夜になり、山岳地帯の森へと入った。新月で月明かりもない中、険しい山を通っての逃避行に問題はないものと思われていたが、真っ暗闇の森の中で僕たちは……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:21枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトに
も掲載。
■所感
直接的な続編ではないですが『絶望のツンドラ』の続編です。同作の世界観で書いた、外伝的なストーリーになっています。
ストーリー重視なのと、若干説明文が始めの方にあるので若干読んでいて退屈になるかも。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 18:00:00
6599文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
薄明かりの朝から感じること
最終更新:2021-10-11 06:52:34
314文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
風のない部屋に、明かり、夢は
最終更新:2021-10-10 05:50:47
346文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
天井の明かりから感じることを書いてみました
最終更新:2021-10-05 18:48:30
401文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
明かりが灯る頃の雑感を書いてみました
最終更新:2021-10-03 19:26:35
228文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
山田道場の長女、春影(はるかげ)のことを、門下生の車谷千哉(くるまだにせんや)は淡く想っていた。
だが、師範の三蔵(さんぞう)はそれを許さず……。
夏の江戸で起きた悲劇。
最終更新:2021-09-21 04:21:28
6026文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
綾幡米彦は物心付いた頃からある記憶を持っていた。月明かりの下で少女が笑み掛けてくる光景だった。
中学三年の夏休み、彼はその記憶と同じ景色を目の当たりにする。彼女こそは前世よりももっと前、遥か昔からの恋人だった。
米彦はそれを聞いても思い出せない。彼女は彼が覚えていないのを嘆き悲しむ。
それから彼女は、自分達は何度も生まれ変わりながら、どんな願いでも叶えられるようになる万能の書物を集めていると言う。彼はそれも覚えていない。
そして、彼女は自分達に関する記憶を失った彼と
の恋人生活を楽しみつつ、書物を求め、それを巡っての血生臭い殺戮と決闘の日々に身を投じるのだった。
苦界にたゆたう姫神の、御手に塗れる血潮の色は、伏せしまなこを流れつる、紅の涙を伝えしか
夏衣幡織綾紗(なつに はたおる あやの うすぎぬ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 08:08:05
142379文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
夜に山ん中を歩きよると、火の玉がいくつも並んで浮かんじょうことがあるがと。
狐火ともいうがやね。
それが、嫁入り行列のときの、提灯の明かりみたいに見えるけん、「狐の嫁入り」って言うがやと。その火を見てしもうたらもう駄目ながよ。
男は喉仏を食いちぎられて、女はその火の玉を浮かべよう化け物の子を孕むがやと。
昔はほんまにそんなことがあったみたいで。
山ん中で、喉を食い破られて死んじょう男が何人も見つかったり、山から帰ってきた後に、何もないはずやのにお腹が膨れて、誰の子かも分からん
子どもを産んだりしたらしいがね。
やけん、山で火の玉を見たらいかんがよ。
狐の化け物に祟られるけん。
※カクヨムにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:00:00
4497文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
コンビニからあいつがでてきて、笑いながら話しかけてきた。月明りがあいつを照らした。
コンビニを出るときにあいつが出会ったのは、女性と、特殊性癖の男性。
興味を惹かれ、どんな人なんだろうかと想像を膨らませていく、都会の夜道での出来事。
「性癖は自分で選ぶことはできないもんな」
あなたは考えたことがありますか?
自分がもし、普通じゃない性癖になってしまったときのこと。
最終更新:2021-08-28 14:43:53
1784文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大人になったからか、ツマラナイ。
子ども頃は最後まで見つかるまいと、息を殺しうずくまっていた事を思い出す。見つからず、最後のひとりになる事が大事。
楽しかった。ドキドキがあった。でも今は、
……、つき明かりはうすらぼんやりと。
ホラー企画参加作品です
最終更新:2021-08-26 19:09:43
1245文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:184pt
額から汗が滴り落ちる。蝋燭の明かりがだんだんと暗くなっていく。睨みつけていた紙から目を上げて蝋燭をちらっと見ると、もう燃え尽きようとしている。
文字を書き続ける男の話。
最終更新:2021-08-21 09:19:45
975文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつも病院に行く時に使っている道がある。
その道の通り、交差点の角に一軒の店があった。
中華料理屋らしい。
いつ通っても流行ってない感じがあって大丈夫か?と思ったものだ。
気がついたのはたまたま。
売り出し中の看板が目に入ったのだ。
年期がある為か何なのかは分からないが、なくなったんだぁと思ったよ。
それから数日後、たまたま夜通る事になった時に明かりが。
人がいる気配がないのに何で?
そんな僕の目の前に謎の影が…。
急に怖くなった為逃げ出した僕を追いかけるように【手】が。
恐怖から逃げるように車を走らせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 13:34:31
1428文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
月明かりの凪いだ海が見えたので。
キーワード:
最終更新:2021-08-15 01:00:00
226文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔々、あるところに一人の青年が住んでいました。
青年は若くして両親を亡くしていましたが、幼い頃から手先が器用だったこともあり、丈夫な木の皮を編んで笠や籠を作ったり、木片を削って見事な工芸品を作ったりしては、町に売りに行くことで糊口を凌いでいました。
その日も青年は、淡雪の降る初冬の山道を抜けて、人里から離れたあばら家まで帰ってきました。
「いやぁ、それにしても今日はたくさん売れた。これでしばらくは暮らしていけそうだ。あの町の人達はみんないつも優しい。本当にありがたいこと
だ」
青年は生来口下手で、商いが得意な方ではありませんでした。
しかし、誠実で思いやりのある人柄と持ち前の器量のよさで、町に暮らす人々の心を鷲掴みにして放しませんでした。
「暮らしを心配され、土産に鰯までいただいてしまった」
青年は風呂敷に包まれた鰯に視線を落とし、申し訳ない気持ちになりましたが、腹の虫が鳴いたので、感謝の気持ちと共に夕餉の支度に取り掛かりました。
すると、そのときのことでした。
コンコンと静かに戸を叩く音が聞こえてきました。
普段この豊かな自然に囲まれたあばら家には訪ねてくる者もおらず、青年は訝しげな表情になりながら戸に近付きました。
風の音ではありません。そこには確かに生ける者の気配がありました。
「何者か」
「道に迷って途方に暮れていたところ、明かりを見つけまして……」
「なんと、それは」
思わぬ女の声に、青年は驚きました。
外はすでに暗くなっており、古くから妖怪変化の住むと噂される山の夜道は女一人ではとても危険でした。
青年は、脳裏にぼんやりと「鶴の恩返し」の話を思い浮かべながらも、いやいやあれはただの昔話だと打ち消しつつ、戸に手を掛けました。
「中に入られよ」
そこに立っていたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 08:48:03
3634文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
夜に散歩をしながら、昨日を思い返してみるお話
最終更新:2021-08-08 08:06:19
2304文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一年中雪の降り続く薄暗い街に、明かりを灯して回る少女がいました。この仕事が大好きな彼女でしたが、自分のためにマッチを使うのをどこか躊躇い、自分の家への道にだけは、明かりをつけませんでした。暗がりからいつの間にか現れて、いつの間にか消えている、街の人にとって、彼女はそういう存在でした。そんなある日、とある男の子が、彼女に明るく話しかけてくるのでした。
最終更新:2021-07-31 23:48:06
6878文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
蛙はさぞ楽しそうに鳴いているのであろう
キーワード:
最終更新:2021-07-27 23:00:00
228文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
――家魔法。
この大陸にはそんな魔法がある。
土地神様から授けられるこの魔法は、家を召喚することが出来る。
だが便利そうな家魔法にも、欠点があった。
明かりもつかない、真っ暗な家。
十六歳の少女、ポルテは何一つ使えないハズレの家を引いたせいで『宿借り』と言われ、街からも追放されてしまっていた。
不運は更に続き、遂には仕事も食べ物も無くなってしまう。
明日をどうやって生きるかも分からず、途方に暮れるポルテ。
そんな彼女の元に記憶喪失の銀髪の少年、レーベンが訪れたことで彼女の
運命は一八〇度変わることとなる。
「勝手に電気がついたわ!!」
「この“かれぇ”ってすっごく美味しいよ!」
「お風呂にお湯が入る日がくるなんて……」
一転して順風満帆の生活になるポルテ。
しかしレーベンの謎が、彼女に更なる試練を呼ぶことになるのであった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 19:39:55
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なんとなく来てみた、明かりか少なくとも
最終更新:2021-07-04 22:09:17
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仕事をしている最中に明かりを消して帰ってと言われたけど、
脳の構造上、仕事だけして、明かりをけさず家に帰ったとんかつ醤油です。
対策を考えねば、
最終更新:2021-06-22 23:00:00
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