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検索結果:602 件
転生令嬢たちは知っていた。もうすぐ召喚される聖女に婚約者をとられることを。
そう、ここは前世でやっていたゲーム、「光の魔法の王国」の世界。
せっかく押しの婚約者として生まれ変わったのに、聖女にとられてたまるもんですか。
だから、準備万端迎え撃つ!
と思ってたんですけど、聖女、男性恐怖症なんですね? あれっ?
※3話で完結です。完結まで毎日投稿します。
最終更新:2023-05-22 08:00:00
23337文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:3522pt 評価ポイント:3138pt
善野翔は自分の15歳の誕生日に妹のヒカリが死ぬことを知っていた。
彼は自身の持つスキル『善行ポイント』を使って妹を助けようとする。
しかしそれは予期せぬ邪魔が入ってしまい失敗してしまう。
妹を再び失った彼は悲しみ、苦しむが再び歩み始める。
妹を助けるために。
最終更新:2023-05-17 18:12:37
52801文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:46pt
人を寄せ付けない森に一人の魔女が住んでいる。
訪れる人も稀な彼女の家に通うのは、あろうことか王子様。
しかし魔女は知っていた。
彼にはすでに運命の人があり、もうじき彼の心がここから遠のくことを。
―――恋してはいけない人に恋をした、一人の魔女のお話。
最終更新:2023-05-07 15:00:00
129419文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:22445pt 評価ポイント:9947pt
繁華街で物乞いをするサドゥは随分前から正気を失っていると思われいた。
しかしサドゥは自分が正気なことを知っていた。なぜならサドゥは子供の時と同じように今も心の奥に苦痛を感じからだ。
ポケットの中のものを掴むようにサドゥは苦しみを感じとりそれを記憶し描写しようとする。
その苦しみはサドゥを救う鍵なのだ。
最終更新:2023-04-30 15:49:03
2398文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:タツノクチバシ
ハイファンタジー
短編
N7572IE
ツネルガットの栄光は勤勉により成る。
現ツネルガット伯であるガイゼル・ツネルガットはそのことを身に染みて知っていた。というのも、ガイゼル自身が勤勉さによって立身出世し、逆を言えばそれ以外の才覚を発揮することがなかったためだ。
生真面目で努力家だが融通が利かない。特にツネルガットの特徴色濃い息子には、才覚に優れ名より実を取る賢さのある女性を。取りまとめた婚約にガイゼルは満足していた。
そしてその婚約を息子が破棄してきた。
「できるわけがないだろう撤回だ!なかったことにせよ!」
「何故です!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 06:23:07
2561文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:106pt
作:トントン03
現実世界[恋愛]
完結済
N6003IA
塾講師だった肇(はじめ)は、五人の教え子たちと久方ぶりに再会することになった。彼らは大学受験も就職活動も難なくこなし、その後の社会生活も多少の愚痴をこぼしながらも適応能力の高さを見せつける。
彼らが高校を卒業してから七年が過ぎていた。当時から、とても仲良しだった五人。だが、彼らにはもう一人仲間がいた。倉持さよりである。
彼女の父親(善(よし)幸(ゆき))は、彼女が受験モードに入ろうとした時期に交通事故で亡くなった。大学を受験しなかったさより……。その理由と、その後どう
していたのか、今回の飲み会まで、その経緯を彼らから明かされることはなかった。
肇は当時、親分肌だった優史と歯に衣着せぬ性格のさよりが、傍から羨ましがられるほどの両想いだったことは知っていた。
今回の飲み会で、優史が仲間の一人である純子と付き合っていたことを明かされる。肇は、あの頃の挫折感が漂うさよりの姿を想い起こすと、いたたまれぬ思いを抱きながら、彼らの話を聞いていた。
今日、彼らからこの飲み会に誘われた主な理由は、文子の同棲相手である勝彦との悩み事の相談だった。深刻な悩み事のようなので、肇は、文子と別な店へ移動し話を聞くことにした。
そこは、ウエイターが粋な計らいをしてくれるバーだった。
文子は、序盤、さよりと優史が何故別れたのか、その経緯を具に語り始めた――。そこには、仲間同士の強い絆で結ばれた二組の関係が存在していた。肇は意外な話の展開に愕かされる。
この後、文子は漸く勝彦とのこれまでの同棲生活を話しはじめた。
淡々と語る文子の姿……。が、ある出来事を話しはじめると、彼女の形相が一変した。グラスを握り締めている手が震えはじめ、涙が止まらない。居た堪れぬ思いが伝搬してきた。肇は憶測をめぐらす――。
二人はバーを出る。と、小雨が降っていた。しっとりと濡れていく文子の髪……。何かが吹っ切れたようだ。大人の女になっていた文子は、順次謀(はかりごと)を肇へ仕掛けていく。それは、肇にとって思いも寄らぬ挙動。
文子は、自由奔放な振る舞いを更にエスカレートさせ肇を混乱させると、強引に無秩序な空間へと引きずり込んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 00:00:00
617267文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
あるところに一人の天才がいた。
周りの誰よりも賢く、誰よりも多くを知っていた。
天才はまるで機械のような人間だった。
そんなある日、天才は一人の少女に出会う。
名前を持たない少女。
少女との出会いが天才に変化をもたらす。
これは一人の天才と一人の少女の一生の物語。
最終更新:2023-04-24 12:25:09
144114文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ヴァージニアは政略によりエドワードと婚姻を結ぶが、初夜にて「君を愛することはない」と夫となったばかりのエドワードに宣言される。彼には平民の恋人がいることをヴァージニアは知っていた。だが彼女には怒りも焦りも困惑もない。何故なら彼女は「ゴースの娘」。血統魔法があるからだった。
最終更新:2023-04-19 18:31:55
3843文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:11690pt 評価ポイント:10814pt
月白神社。
そこは遥か昔から隠町に存在する縁切りの神を祀る神社。月白神社の跡取りとして生まれた男・月白 相心は幼い頃から自身に不思議な力がある事を知っていた。
それから数十年の年月が経ち。
男は21歳となった。
月白神社・神主として縁切りの仕事を請け負うようになり、すっかりと不思議な力も薄れていたある日。
神社の蔵に眠る断ち鋏に触れてしまう。
そして知る事になった。
世の中は意外にも怪異で溢れている事に。
縁を切り、人を救う。
宮島四季の処女作品。
『縁切神社の断ち鋏』
ど
うぞお楽しみくださいませ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 09:23:29
9762文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は、ある少女に突然会った。その少女は、私のことをよく知っていた。彼女の正体は誰なのか?
最終更新:2023-04-08 22:14:14
1405文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「おかしいわ、愛されるのは、私じゃないはずなのだけど……」
天から与えられた『特性:物語』によって、自分の生きる世界の、『もっとも物語的な道筋』を知るリリー・ロザモンテは、自分が婚約者のゼノ・フェアトラークに愛されないだろうことを知っていた。そして、愛を知らないゼノが、ある少女と出会って愛を知ることも。
その『ゼノが愛を知る物語』を辿らせるために動いてきたリリーだったが、ある日気付かされる。「あら? 私、愛されてる……?」と。
最終更新:2023-04-06 00:01:12
12562文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:540pt 評価ポイント:434pt
「アレクシス様は将来わたし以外の女性と浮気をして、わたしを捨てるから、今のうちに別れてください」。クラリス・ブラントームは重要な話があると婚約者アレクシス・ルヴェリエを呼び出して、面と向かってそう宣った。アレクシスは面食らうが、クラリスは今から二年後に、アレクシスがクラリスを裏切り、ウィージェニー王女と浮気をすることを知っていた。そして、クラリスはウィージェニーの放った暗殺者によって命を落とすのだ。
クラリスには二年後の未来の記憶があった。というか、ウィージェニーの放った暗
殺者によって命を落とした直後、二年前に戻って来ていたのだ。何が起こったのかわからないが、二年後で同じように殺されるのはまっぴらである。裏切られて傷つくのも、もう嫌だ。だから大好きなアレクシスと別れることを選択したのだ。
しかし当然のことながら、アレクシスは納得してくれない。それどころか、今まで見せたこともないくらいのほの暗い表情で別れないと宣言する。
「いい加減にしろ。いいか、俺は絶対に別れない。絶対に逃がさないからな。俺から逃げるなら、地獄の果てまで追いかけてやる‼」
傷つきたくないクラリスは、何とかしてアレクシスと別れようと考えるも、彼への恋心もなかなか消えてくれなくて――
どうすれば嫌いになれるの……
葛藤するクラリス。
このままでは同じ未来を迎えてしまう――
そう不安がるクラリス。けれども二人の関係は、記憶とは少し違う展開を迎えていく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 20:00:00
156079文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:32722pt 評価ポイント:22448pt
ある日、一人のクラスメイトが失踪した。いなくなったのはボクの隣の席の女子生徒だった。みんながその安否を心配する中、ボクは彼女がもう死んでしまっていることを知っていた。毎日届けられる封筒がその残酷な事実をつきつける。その中には決まって彼女の死体が写っていたのだから。
(春の推理2023『隣人』参加作品)
最終更新:2023-03-25 09:00:30
3871文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
……それは鄧小平の黒猫話から始まった。
「黒い猫でも白い猫でも、鼠を捕まえるのが良い猫だ」
「先に豊かになれる者から、豊かになればいい」
……改革開放に舵を切った。市場経済こそが繁栄すると。
読みはあたった。先進資本主義を手本にし、今やまた世界の大国になった。
毛沢東は言った「あの小さいのが、国を率いるのです」
その読みもあたった。地方への下放と言う左遷、失脚を乗り越えて躍り出た。
今の中国は鄧小平が作った、その鄧小平は毛沢東が目を付け育てた。
つまり、良くも悪くも毛沢東が
共産中国の母体である。
功罪あわせ持った毛沢東は、問題があった。反省を知らないかに見える。
私はせめて天界では反省してもらいたいと、今、小説を書いています。
「中国夜話 毛沢東異界漫遊記」では天界で様々な人に会う物語りです。
そこで心に変化が生まれ、人の自由とは何かに思い至るのです。
かの孫文は自由、そして民主とはを知っていた。だが、思いなかばで倒れた。
ある意味、孫文は台湾、香港、マカオを作ったと言えるのかも。
もはや香港、マカオには、自由と言う普遍の価値の行方はわからない。
私には、中国問題とは毛沢東問題だと思う。
この数百年に一人と言われる人物に、自由と民主について問いたい。
小説の中では、徐々に徐々にと目覚める筈ですが、どうなるやら。
中国悠久の歴史の、ある一過性かも、さて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 13:44:52
38547文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
2023年3月20日の朝、伊月永(イヅキハルカ)は勉強を教えてくれていたシラカワに第一志望合格を伝えた。
ハルカが塩対応なシラカワに詰め寄ると、なぜか一度も聞かれなかった第一志望校を知っていた。
理由を知りたがるハルカに対して、考えればわかるとシラカワはけだるげに講義を始めた。
最終更新:2023-03-20 10:00:00
7478文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
宇宙へ強い憧れを持つ一菱未来重工の御曹司、一菱菊丸。彼は一菱未来重工が秘密裏に開発する宇宙船、
「零式」の存在を知っていた。そんな中彼の両親が長期の出張に出かけることになる。召使いはまだ寝ている。
最終更新:2023-02-20 17:05:56
1703文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:じいちゃんっ子
ハイファンタジー
完結済
N1985HJ
国家資格であるヒーラー。
それは一般の治癒魔法だけでなく、人の心まで癒す。
そんなヒーラーを養成する王立ヒーラー養成学校に勤めるラクト。
そんな彼は探し続けている人達がいた。
彼の可能性に賭け、送り出してくれた冒険者時代の三人の仲間。
ある日、彼は仲間達が見つかったと報告を受ける。
『本当ですか!』
喜びに打ち震えるラクト。
しかし、見つかった彼等は無事な身体では無かった。
『僕が助けます』
ラクトは彼等を助ける為に旅立つ。
『待ちなさい、私も行きます』
1人の女が
ラクトに同行する。
彼女は知っていた。
ラクトの知らない彼等の真実を...
ラクトは無事彼等を救えるのか?
女は真実をラクトに告げるのか?
彼等はその時?
全6話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:53:31
49104文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:1970pt 評価ポイント:1400pt
『Dungeons Dual Distructure!⇔Dead×Deaden×Destruction!』
【あらすじ】
世界に突如として〝迷宮〟が現れた『愚者月の厄災』から6年。突如としてあふれ出した魔物による世界的な混乱と紛争により多大な崩壊と変化を受け入れた世界。そこでは、迷宮を攻略する者たち――『踏深者』というひとつの体制が定着していた。
だけどこの俺――久世幹也はそういった連中とはまた少し事情が違う存在だ。
なにせ俺には、世界が変わる前から持っている、この〝超能
力〟があったのだから。
生まれてこのかたつき合ってきた〝超能力〟と、迷宮が与える〝力〟――このふたつがかけ合わさった俺はちょっと他の追従を許さない身もフタもない存在になっていた。
もちろん『そういう存在』は俺だけじゃない。そう、世界には変わる前から〝裏〟があることを俺は知っていた。
新しい支配体制<ユニオン>。大昔から俺たちのような能力者たちに目をつけていた秘密結社<神秘守護協会>。迷宮に潜り力をつけ始めた〝魔術師〟。同じく結成した超能力者集団。数多の『踏深者』たち……ああ、かまわない。好きにいこう。
俺はただ退屈しない日常を面白おかしく送らせてもらえればそれでいいんだ。
そして俺は依頼されたある新生迷宮の調査中、ヘンテコな行動を取っているちょっと間の抜けた少女と遭遇する。
迷宮の……〝声〟? なんだ、それは? 迷宮の奥で彼女に突如付与された〝ユニーク・スキル〟……『コア・ホルダー』?
なんだ?
なんだ、それは?
面白い。
面白いじゃないか。
世界を変えた迷宮の〝コア〟を捕まえる力を得たこの少女と出会った時、俺の物語もまた始まったんだ。
俺の名前は、久世幹也。
万年ひよっこの〝ピッカー〟で、世界総合ランキング5位のソロ踏深者〝フェイスレス〟で、〝裏〟の便利屋〝ウルティメイト〟だ。
世界有数の変わり種が入った気弱少女? いいじゃないか。最強結社の統合魔術師? 強化サイキッカー? 並み居る世界ランカーチームに、アイドル踏深配信者に、踏深専門アーミー・チーム? 表裏のお偉いさんに月面ユニオンの使者に国家闘争に新しい科学とファンタジーのせめぎ合いに、しまいにゃ世界の謎だって? いいね。いいじゃないか!
実にいい――さぁ楽しく、いこうじゃないか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 23:58:43
248222文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:20pt
子爵家の娘ヴィヴィ・ビョルクには前世の記憶があった。
そして、自分のいるこの世界が『雪の花、空の花』という小説の世界だと知っていた。
だが、ビョルク子爵家なんて小説にでてこないし、自分は地味だし、きっとモブなんだなと安心しきっていたヴィヴィは、八歳の時に養子に来た天使のような少年クリスを弟として可愛がり、のんびり過ごしていた。
十二年後、運命のいたずらなのか、最初から決められていたのか、ヴィヴィは小説の悪女ヴェロニカとなって王宮の夜会に居た。
それでも極力王子や聖女を避けてい
たヴェロニカだったが、さらなる運命のいたずらに仕方なく彼らと対峙することになる。
ゆるっと悪女や転生を絡めた話が書きたいなーで書いた短編です。
暇つぶし程度にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 14:27:32
8327文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2768pt 評価ポイント:2370pt
作:shiori
ヒューマンドラマ
完結済
N4321HW
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。
イントロダクション
西暦2059年
生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。
それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。
凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。
EP2~震災のピ
アニスト~
~あらすし~
凛翔学園(りんしょうがくえん)では各クラス毎に一つの部活動を行う。
樋坂浩二や稗田知枝のクラスの仲間入りをしたクラス委員長の八重塚羽月(やえづかはづき)はほとんどのクラスメイトが前年度、演劇クラスとして活動していることを知っていた。
クラスメイトの総意により、今年も演劇クラスとして部活申請を行った羽月のクラスであったが、同じ演劇クラスを希望したのが他に2クラスあることから、合同演劇発表会で一クラスを選ぶ三つ巴の発表会に発展する。
かつて樋坂浩二と恋仲であったクラス委員長の羽月は演劇のための脚本を仕上げるため、再び浩二と同じ時を過ごすことになる。
新たな転校生、複数の顔を持つ黒沢研二を加えて
演劇の舞台の準備が進んでいく中、語られる浩二と羽月の恋愛の思い出。
羽月が脚本化した演劇“震災のピアニスト”
主役に任命された転校生の稗田知枝と黒沢研二(くろさわけんじ)
演劇クラスを巡って立ち塞がる他クラスの存在
交錯するそれぞれの想いが、一つの演劇の中でかつてない最高の舞台を作り上げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 12:51:49
272342文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
『最恐』の人狼と『天才』の神官 クリス·フォワード。
町は人食い狼の噂で持ち切りだ。
「人食い狼が夜に町に降りて来て、人を攫って食っていく」。
誰から広まったかも分からない噂。
しかし誰もが真実であると知っていた。
何故ならその人食い狼、魔物の長を務める魔物。森には多くの魔物が住むが、それとは比にならない程の禍々しい魔力を持ち、その牙爪は金属鋼鉄さえも穿つ。討伐に向かったハンターは全て、首を捕られて帰ってきた。出発して、ものの1時間。森奧に着き、対峙してから数瞬…否、姿を確
かめられたのかも知れぬ。だからこその『最恐』。
そこで魔物の森の麓にある教会の神父に解決が依頼された。この神父もまた『天才』と呼ばれている。若くして聖職者となり、その手腕によりものの数年で教会の長をも任された。
これはそんな魔物の長と教会の神父の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 16:21:38
8298文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:十二領 海里
ハイファンタジー
短編
N1204IB
「ロミルダ・ローテファーネ嬢。あなたとの婚約を、この場を以て破棄させていただきたい」
リライア王国の第二王子であるレオン・リライアが王立魔法学園の卒業パーティーの最中に行った、ローテファーネ公爵令嬢ロミルダの婚約破棄劇。彼の横に並び立つ愛らしい男爵令嬢、グレーテル・グリューネヴァルトは内心ほくそ笑んでいた。彼女は今居るこの世界が日本で発売された、所謂乙女ゲームの世界だと知っていた。今の自分がそのゲームのヒロインであるとも。誤算だったのは悪役令嬢ロミルダも転生者らしく、これと
いった悪事を働いていなかったことだが、こうして婚約破棄イベントは起こすことが出来たのだから、あとはなるようになる筈――そう思っていたのだが。
■当作品は勿論フィクションです。現実のいかなるものとも全く関係ありません。また、作者の主義・思想を反映するものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 00:00:00
10983文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:204pt 評価ポイント:172pt
主人公の山川楓(20)は2つ上の金子葵(22)と付き合う事に。
しかし、彼らには一つだけ「個性」があった。
そう「LGBTQ」一般的にセクシャルマイノリティと呼ばれ、現代で社会問題でもある。
ゲイセクシャルと山川、バイセクシャルの金子。二人は周囲には秘密裏に付き合っていた。
だが山川の元カレ「奥津菊也(18)」は二人のセクシャルのことを知っていた。
そして、奥津は部活の先輩である金子に密かに好意を寄せていた。
だがある日、元カレの山川と部活の先輩である金子の二人が付き合ってい
るのを悟ってしまう。
嫉妬した奥津は二人を引き離し、金子を自分のものにしようと行動し始めるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 04:22:44
3229文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
父と弟の死の真相が、姉弟を戦いの道へ進む事を決意させる――
大きな時代のうねりを越え、異国からの文化が多くもたらされた、火ノ国。
街は華やぎ、人々は活気づく。都会を離れれば、火ノ国らしい情緒豊かな山々が広がる。
そんな国の暗闇の中には、長い歴史の中には知られていないモノ達が潜んでいた。人々はそれを――妖と呼んでいた。
かつては居ることを、その恐怖を誰もが知っていた。しかし時代の流れの中で、人々はそれを忘れてしまった。
暗闇の中から妖たちは人々を闇へと誘う。そ
んな妖から人々を護る者達の、影の戦いの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 18:48:50
435012文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
大学を卒業する半年前、引きこもりの僕は足の悪いヤーさんとジェンダーの桂ちゃん、そして裕福な家庭の路子との四人で長良川の鉄橋を走ることを2月の下旬に決めた。時刻は午後3時50分僕たちは鉄橋を走った。その向こうに僕たちが求めていた未来の光をがあることを知っていた。一歩を踏み出せなく傷を抱えた者同志が鉄橋を走るという暴挙にでた。
最終更新:2023-01-10 23:27:31
36410文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※この話には直接的な描写はありませんが、それに近い発言が含まれています。
皇帝を支える二つの柱
情報戦と帝国内の平和維持に力を入れるホワイト家
外敵を排除し、他国で起きた災害の援助に力を入れるスカーレット家
新年祭の挨拶にて、ホワイト家がスカーレット家の婚約者を自分の妻として迎えることを公言。
スカーレット家の当主はその発言を撤回せよと猛反対。
しかし、彼にはとんでもないスキャンダルがあることをホワイト家当主は知っていた。
最終更新:2023-01-09 11:25:07
2557文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:314pt 評価ポイント:292pt
私という人間は性別で言えば男性で、歳は今年五十二になる。歳の割に若いと言われはするが、何か特別な資格や特技を持っている訳ではない。 特筆すべき点といえば「獄卒」ということのみで、汚点以外の何ものでもないその真実は気付けば私のアイデンティティのようになっていた。
しかし、後ろ暗い人生に幸せは寄り付きやしないことを、私は知っていた。
最終更新:2023-01-05 19:27:02
8211文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
藤井蓮の下駄箱に入っていた幼馴染宛のラブレター。椎名由衣という余命宣告されている同級生からのものだった。幼馴染の意中の相手がすでにいることを知っていた。そして藤井は小説のネタになるという思いから幼馴染には渡さずにいた。そして幼馴染になりすまし、椎名由衣と交換日記をはじめることになる。
最終更新:2022-12-26 21:17:44
5069文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
・あらすじ
語り手が、厳選した物語を紹介します。
寄り集めたのはドラゴンの物語。ドラゴンにまつわるアイテムや出来事の物語。
これはドラゴンの辞典で、図鑑で、備忘録です。
・登場人物
語り手……聞き手が来ることを知っていた。聞き手のためにドラゴンの物語を厳選していた。
聞き手……語り手と出会い、語られるドラゴンの物語を聞いている。
・内容
枠物語の形式で構成しています。
神話・伝承を下地にして独自解釈したドラゴンのエピソードを連載していきます。
面白いと思った方は
、応援よろしくお願いします。
・投稿&更新について
隔週毎に一話ずつ更新していく予定です。夜21時を目安にしていこうと考えています。告知なく予定が変更される場合もあります。ご容赦下さい。
現在、全四話・各話四章を計画していますが、前後する可能性があります。
夏季の短編企画を想定してます。夏以外の更新は現状では考えておりません。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。「カクヨム」だけのエピソードはありません。全て同じ内容です。
※本作品内に登場する地名、人名、時代背景、出来事は実在のものとは関係がありません。
※残酷描写について。エピソードによっては一部残酷に受け取られかねない表現があります。それらが含まれる場合は、各話の「①」と表記された章にて、前書きで含まれる旨を表記しておきます。お手数ですがご確認をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:44:09
202847文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
かつて魔王が勇者に敗れ、平和が戻った世界の辺境でしがない冒険者を営む青年ウルド
ギルドからの依頼を終えて帰ると妹と名乗る謎の少女ルタが家に居座っていた
しかもルタは、ウルドが実は魔王を倒した英雄のアルトで、身分を偽っていたというとんでもない秘密を知っていた。
どうやら彼女はウルドを魔王以上の驚異と見ての監視及び戦いによる傷心に対するカウンセリングの為に派遣された使いらしい
しかしその真相は・・・?
隠れ英雄のウルドと謎の偽妹ルタの偽物兄妹冒険ファンタジー
「世界を守
る為にあなたをシスコンにします!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 00:55:40
638490文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:87pt 評価ポイント:39pt
美月は毎日、小中学校一緒だった初恋の人、蒼空の夢を見ていた。夢の中ではいつも仲良いけれどもリアルでは交流はなかった。
一方、蒼空も美月を見かけたその日から美月の夢を見るようになる。その夢は見る度に後悔する気持ちになる内容。
理由は何か?
全ての答えはもうひとりの幼なじみ、美月の彼、大和だけが知っていた。
世界線を超えてきたお話です。
様々な愛のカタチ
エブリスタ、魔法のiらんど、ノベマでも公開中です
最終更新:2022-11-26 07:30:32
233文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伯爵令嬢であるサブリナとて、社交界が将来の伴侶を探すところである事は知っていた。しかし彼女は自分の影が薄く、誰にも気にされない地味な令嬢である事も知っていたのだ。ゆえにいつだってサブリナは壁の花であった。
とはいえ彼女はべつに悲劇のヒロインではない。むしろ一人で居る事を喜ぶという性格の持ち主なのだ。
しかし運命とはきまぐれなもので、そんなサブリナが生まれて初めて相思相愛の恋におちた。
お相手は社交界きっての遊び人であるアドニス・ネスラン侯爵令息。彼の熱烈な求愛で婚約し
た二人であったが、恋の終わりも突然であった。アドニスからの婚約破棄、どうして彼はそんな事をしたのだろうか。
そこにはサブリナとアドニス、二人だけが知る理由と秘密の計画があったのである。
*全十話(完結済)
*他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 15:33:11
29886文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:518pt 評価ポイント:356pt
少年のような美少女、アメリア・フィン・ブレデル。
彼女は無垢で、でも誰よりも穢れを知っていた。
冷酷で笑みを知らない少年、アーサー・メイ・マンフォード。
彼は全てを持っていたが、大切な物を失って、その存在すら忘れてしまった。そして自分がただの人間ではないことさえも。
彼らは誰よりも深い絆で結ばれていた、――あの日までは。
希望に染まった日々は燃え尽き、絶望の一色になった。
名も立場も変わった彼らが再びあいまみえたのは10年後。誰しもの憧れ、国立ウェグナドーレ学園
での再会だった。
しかし少年は少女のことを覚えていなかった。
今はもう無い、失われた村の生き残りの2人。
果たして、彼女たちの行く果ては――?
これは彼と彼女、そして仲間たちの青春の一時の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 20:27:56
20628文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
作:そら・そらら
ヒューマンドラマ
短編
N5069HX
その日、世界はゾンビに襲われた。自称進学校の生徒会長を務める三鈴真美にとっても、ゾンビの脅威は否応なしに襲いかかる。校舎を埋め尽くす、元は中高生だった者たちのゾンビ。その全員の名前を、彼女は知っていた。
最終更新:2022-11-02 19:12:15
13859文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:46pt
ずっと昔の、小さな国の貧しい村が物語の舞台。少年ソラは、両親と二人の弟、一人の妹の家の長男。村はかつて繁栄していた。ソラが生まれる数年前の暴風雨による川の決壊で壊滅していた。
今、村の為に男達は、遠い町まで行商に出る。
留守中の畑を耕し、家畜の世話をする母親とソラ達兄弟。
ある日、男達が不在の村は盗賊に襲われる。その時、村に戻って来た父達も返り討ちにあう。
ソラは妹を抱いて逃げる。そして力尽き気を失った。目覚めた時妹は死んでいた。
村に帰ると若い盗賊に拉致される。盗賊の首領は
、額に十文字の刀傷のある男だった。
獲物を求めて出かける盗賊達。隠れ家に残る盗賊の一人とソラは共に過ごす。
盗賊はソラに不思議な力を感じ、自分の命を賭けてソラを逃がす。戻った首領は、その経緯を透視しその盗賊を処刑する。ソラは東に向かって走り続ける。
国軍配下の少年達にソラは又しても拉致され野営地に連れて行く。
隣国軍が身近に迫る。そして国軍は壊滅した。
星空の下、屍の中でソラは気を取り戻した。今度こそ東の森に向かって走り出す。
森の奥に辿りついた。ソラは獲物を求め森を走りまわる。
ある日、森の中で恐ろしい声を聞く。盗賊の首領の声の思念だ。
暗黒勢力の首領は、ソラが光の勢力を従える存在であることを知っていた。ソラがそれを自覚する前に殺してしまおうとしていた。
逃げ戻ったソラの魂は肉体を離れた。
ソラの魂の前にいつか見た少女が現れ言う。「十年森に留まり、約束を思い出す為の生活を送れ。そして正しい力を持て」と。
ソラはやがて木々や動物と会話をし、星の声さえも聞くことも出来るようになった。
ある日、黙想するソラに、ソラ自身である光の玉が現れ語りかける。「千年王国のために戦え」と。
目覚めたソラに二頭の狼が訪れ、戦いが来たことを告げる。森を出たソラを天の使い達が舞い降り囲む。
やがて邪悪な勢力を従える盗賊の首領との戦いが始まった。首領はソラの刃に振り払われる。
ソラは戦いに打克った。しかし敗れ去った暗黒の勢力は息絶えることなく、ソラを狙い続けると告げられる。これからも戦いは終わることはないとソラは知る。
天の使いたちは帰った。そして二頭の狼は、死んだソラの二人の弟の姿に戻り別れを告げた。
微笑むソラは懐かしい村に向かって帰って行く。そこには父親が待っている。美しい娘となったソラの許嫁と共に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 00:00:00
82777文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
十年、結婚生活を続けてきた二人。ある時から旦那が浮気をしている事を知っていた。だが知らぬふりで夫婦として過ごしてきたが、ある日、旦那は告げた。「離婚しよう」
最終更新:2022-10-07 15:00:00
3773文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:15178pt 評価ポイント:13972pt
貴族の少女フィリス・カーターはある日、婚約者から婚約破棄を言い渡される。しかし、フィリスは知っていた。婚約破棄されることも、父親から勘当されりことも、そして……その日の夜に殺されるということも。フィリスの傍には不思議なメイドがいた。瞬間移動したり遠くのものを見ることが出来たりと不思議なことができる明らかに人間ではないメイドだった。彼女からその日の出来事は何度も聞かされていた、故にフィリスは婚約破棄も勘当もすべて無視して、生き残るべく運命に足掻き始める。暗殺者だろうが、世界だろ
うが、運命だろうが関係ない。理不尽な死を回避しつつ、それを見て楽しむ邪神系メイドにも警戒しながら、お嬢様が逃げたり戦ったり物語である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:00:00
12024文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
作:はくまいキャベツ
異世界[恋愛]
短編
N2562HV
謎の不作により食糧不足に陥り、疫病まで流行り始め滅亡の一途を辿っていたある国が異世界からあらゆるスキルを持つと言われている聖女を召喚した。
ニホンという世界からきた聖女は、困惑しながらもその力を発揮し見事にその国を立ち直させる。
大勢の人達に感謝され、見事な偉業を果たしたにも関わらず、いつまでも浮かない表情である事を護衛の騎士は知っていた。
そして聖女は失踪する。彼女は一体どこへ、何故消えたのだろうか。
最終更新:2022-09-08 18:03:58
9431文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10576pt 評価ポイント:9924pt
植民可能な緑の惑星が、その文明史上初めて発見された。
帝国の女王は、その地に、権力の徴(しるし)を自ら付けるべく意気込む。
だがそれは不可能と、宮中の誰もが知っていた。
そこで白羽の矢が立てられたのは、平凡な宮仕えの侍女、ハルバラだった――。
※カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタにも掲載しています。
最終更新:2022-09-07 10:33:53
3903文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
唯一神ゼメウスを信奉する大国ゼメキア教国が隣国ミルディアへの侵攻を決定した・・・
迎え撃つミルディア国・・・
王太子ルイ・アルトワは争いごとを好まないやさしい青年・・・
その性格ゆえに、国中の人間から『惰弱な王子』として笑い者にさえなっていた。
しかし彼のそばにいる一握りの人間だけは知っていた。ルイは決して惰弱ではなく、卓越した能力の持ち主だということを。
今敵国の侵略に際し、大切な人を守るためついにルイは惰弱者のベールを脱ぎ捨て戦いに身をゆだねることとなる・・・・
最終更新:2022-09-03 18:37:05
71353文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:52pt
作:キムラましゅろう
異世界[恋愛]
完結済
N7299HT
ある日突然、ユニカは夫セドリックから別邸に移るように命じられる。
その理由は神託により選定された『聖なる乙女』を婚家であるロレイン公爵家で庇護する事に決まったからだという。
だがじつはユニカはそれら全ての事を事前に知っていた。何故ならユニカは17歳の時から突然予知夢を見るようになったから。
ディアナという娘が聖なる乙女になる事も、自分が他所へ移される事も、セドリックとディアナが恋仲になる事も、そして自分が夫に望まれない妊娠をする事も……。
なのでユニカは決意する。
予知夢で見
た事は変えられないとしても、その中で自分なりに最善を尽くし、お腹の子と幸せになれるように頑張ろうと。
そしてセドリックから離婚を突きつけられる頃には立派に自立した自分になって、胸を張って新しい人生を歩いて行こうと。
これは不自然なくらいに周囲の人間に恵まれたユニカが夫から自立するために、アレコレと奮闘……してるようには見えないが、幸せな未来の為に頑張ってジタバタする物語である。
いつもながらの完全ご都合主義、ゆるゆる設定、ノンリアリティなお話です。
宇宙に負けない広いお心でお読み頂けると有難いです。
血圧上昇の引き金キャラが出てきます。
健康第一。用法、用量を守って正しくお読みください。
妊娠、出産にまつわるワードがいくつか出てきます。
苦手な方はご注意下さい。
アルファポリスさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 19:51:16
61947文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:19160pt 評価ポイント:13464pt
作:violet
異世界[恋愛]
完結済
N1595ES
シーリアは公爵令嬢で王太子の婚約者だったが、婚約破棄をされる。それは、シーリアを見染めた商人リヒトール・マクレンジーが裏で糸をひくものだった。リヒトールはシーリアを手に入れるために貴族を没落させ、爵位を得るだけでなく、国さえも手に入れようとする。そしてシーリアもお妃教育で、世界はきれいごとだけではないと知っていた。
アルファポリスのサイトでも公開しております。
最終更新:2022-08-16 00:00:00
231284文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:7151pt 評価ポイント:3199pt
「君はクビだ」。勇者パーティーに参加する剣士のアズは、ある日、突然クビを宣告されてしまう。仲間の金を盗んだという理由だけど、アズは知っていた。勇者アリオスの誘いを断り、そのことを根に持たれていることを。パーティーを追放されたアズは冒険者になるが、アリオスの一件もあり、パーティーを組んでくれる人が見つからない。一人ぼっちになってしまうが……そんなある日、怪我をした子犬を見つけた。自分を重ねて見たアズは、子犬を育てることに。二人は仲良しになるのだけど、アズは知らない。その子犬が
、実は強力な力を持つ『最強種』だということを。これは、とある少女と愛犬の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 12:00:00
70663文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:2502pt 評価ポイント:1548pt
死にたがりの命綱をいつの間にか握っていた。
自分がこれを手放せばおそらくあの人は死ぬのだろう。
死んで欲しくなかったからその縄を離さなかった。
だけど、あの人がもう生きていたくないというのであれば自分にこれを握り続ける資格はない。
生が苦しいのは知っている、死がある意味救済となり得ることも知っていた。
だから、心の底からそれを望んでいるのであれば、自分だけは笑って見送らなければならない。
だけどどうしてもその縄を手放せなかった。
どうすれば、そう思った私の視界
の端に先が尖った石がうつった。
それを左手でしっかりと握り締めて、振り下ろす。
痛みに笑う、こんなに痛いのに縄を手放せない自分に笑う。
きっと抉って抉って千切れてしまったとしても、自分は石を放り捨てて左手でこの縄を掴み続けるのだろう。
そうしたら次はきっと左手を噛みちぎって、それでもきっと縄は離せない。
だからきっとこれは持久戦で、緩やかな自殺になるのだろう。
不甲斐ないことに自分は死んでしまうその時まで、あの人のことを手放せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 21:17:26
4299文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:40pt
伯爵令嬢アーミラ・アドルナードには前世の記憶がある。
交通事故で死んだ日本のサラリーマンだった頃の記憶が。ここがファンタジー・マギア・ブレイブ……略してマギブレと呼ばれるゲームの世界であることを。
何より、アーミラというキャラに待ち受ける破滅と、最強最悪の裏ボスとなる未来を知っていた。このまま行けば、バッドエンドまっしぐら。
それだけはどうにかして避けねばならんと一念発起したはいいが、どうやらこの世界はアニメ版準拠なようでレベルもステータスも存在しない。待ち受ける苦難に
立ち向かうべく強くなるには地道な努力を続けることのみ。
マギブレ最大の敵である魔族の侵攻に、呑気している貴族のケツを蹴り上げ矢面に立たせ。ゲーム知識を総動員して使えるものは全部使う。
「裏ボスとかどうでもいいんで、ヤバくなったら逃げましょう」
と言いつつも、既に確定している破滅の未来を回避するため、アーミラはやがて望まずとも国を守る戦いへと身を投じることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:06:22
267397文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:6072pt 評価ポイント:2894pt
道が古かったから、いずれはこうなることは知っていた。
最終更新:2022-08-01 00:00:00
235文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
才能ある魔術師たちが定住するマヒア大陸。その大陸の中でも天才と呼ばれる魔術師達が作り上げた大国アルカディアで生を授かった才能ある魔術師メルヴェーナ・ハーフィ。彼女は幼い頃、とある事をきっかけに、闇に呑まれてしまう。そしてただの盗賊であって、ただの盗賊にはとどまらないガイアス・ルハイド。彼はそんな壮大な過去を持つメルヴェーナとは正反対に、特に不自由なく自由気まますぎる生活をして暮らしていた。一見すると少し強いだけのただの平凡な盗賊。だが、彼の能力をメルヴェーナは誰よりも詳しく知
っていた。そんな二人の出会いから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 00:43:36
3524文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
国王である父は敬虔で、神へとよく祈っていることは知っていた。
だが、だからと言ってこの暴挙はどうかしていると言わざるを得ない。
父はある日突然、城へと連れて来た女性をわたしの婚約者へ据えると言い出した。
「彼女は、失われしカミを我が身へと復活せしめるという奇跡を起こせし偉大なる女性だ。公爵とも既に話は付いている。彼女を公爵家の養女とし、お前と婚姻させる。これは、彼女を教会から保護する為に必要な処置だ。異論は認めぬ!」
それまで賢君とは及ばずも暴君ではなかった父の豹変。
なにか裏があると思ったわたしは、ぽっと出の神に愛されし聖女とやらを調べ――――
中毒性や依存性の見られると思しき、怪しい薬を作っていることが判明。
わたしは、彼女との婚約を破棄することにした。
という感じの、多分ギャグ。
ゆるゆる設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 13:15:12
4745文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:1488pt 評価ポイント:1380pt
転生者の伯爵令嬢、コルネリアは、ここが乙女ゲーの世界で、婚約者が別の女に現を抜かすと知っていた。だから……とりあえず、大暴れしてやることにした。
最終更新:2022-07-15 12:52:52
3873文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:220pt 評価ポイント:194pt
緑色の髪をもつ樹人が死ぬと、心臓が種となり、樹になり、あらゆる病に効く実をつける。
そんな伝説を信じる病弱な娘を持つ商人は、娘と恋仲になった男に娘との結婚をほのめかし、木の実を持ってくるよう命じた。
男は、自分の幼なじみに緑色の髪を持つ者がいるのを知っていた。
すっきりしない、嫌な話
ハッピーエンドじゃありません
最終更新:2022-06-27 02:00:00
6695文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2806pt 評価ポイント:2604pt
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