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検索結果:191 件
作:花弁 阿奈羽
ヒューマンドラマ
短編
N6818HK
大切な大切な私の弟。大好きだよ。もう会えなくても、お姉ちゃんはこうして貴方のことを覚えてる。
あなたの事を乗り越えて、あなたの分までがんばるね。
最終更新:2022-01-11 18:51:57
3731文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:リトミ モリヤ
現実世界[恋愛]
完結済
N9413HJ
桜の花弁が舞い散る夜
塾講師をしている僕は一人の少女に思いを告げられた
人を好きになることは、数少ない自分自身の自由な意思でできること
だから、人は人を好きになる
好きになれないと苦しい
好きな人に受け入れられないとつらい
【注意】
直接的な表現はありませんが、青少年のセンシティブな関係をほのめかすような表現がありますので、苦手な方、嫌悪感のある方にはオススメしません。
最終更新:2021-12-30 20:00:00
11902文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
長い冬が過ぎ去った。春風が桜の花弁を拐い、鶯が春の訪れを告げる頃。
若くして命を落とした魔導師の少年が地上最後の楽園......幻想郷へと誘われた。
これは亡国の魔導師少年と幻想少女達の日常、そして交錯する真実と偽りの戦いを描いた物語。
最終更新:2021-11-27 11:49:02
498174文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:46pt
なぜ山を登るのか
花弁を手に取ったから
キーワード:
最終更新:2021-11-26 23:00:00
205文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
金木犀の精霊の儚い、命の悲恋物語……。
最終更新:2021-11-04 18:26:23
233文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:140pt
作:花弁 阿奈羽
ヒューマンドラマ
連載
N3321HG
──人との出会いが一期一会のように本との出会いも一期一会。きっと、いつかの自分に繋がる大切な出会いになる。きっと、いつかの貴方の支えになる──
これは、ある旅人たちの日記。旅人たちが見て、聞いて、体験して感じたことを綴った日記
最終更新:2021-10-09 12:39:32
1746文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神薙矢禅(かんなぎ やぜん)は、忍びの里、月華の里長の次男。
彼は、兄の御輝(みかぐ)を敬愛していた。
そんな彼が、発揮してしまった己の才能。
そして、桜の樹の下で矢禅が出逢ってしまったのは 、とても可愛らしい見たこともない服を着た女の子で…。
矢禅を中心に渦巻く個性豊かな女性キャラ達。
狂おしいほどの愛、そして過酷な運命の果てに、矢禅が選んだ道とは…。
-----
初めまして。 絵描きの琴水さやはと申します。
昔書いた小説を載せてみます。
オリキャラの矢禅(やぜ
ん)の生い立ち小説です。
波乱万丈です。
長いですが、お付き合いいただけますと幸いです。
*「アルファポリス」「エブリスタ」にも連載している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 21:17:17
51323文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
『金木犀』を、知っていますか?
とても小さくて、可愛らしい花を咲かせます。
花弁の色は、オレンジのような黄色のような。
その香りは甘いんです。
むかし。
トイレに、芳香剤が置いてありました。
僕は、何を思ったのか。
その商品名をひたすらに唱え、覚えました。
『ピコレットカプセル 金木犀』
結構、芳香剤も良い香りをしているんですよね。
実物の匂いを、よく再現しているなと思います。
あれ。
なんの話をしているのでしょう?
とにかくです。
実家の片隅に咲いていた、金木犀を思い出しながら。
ふたつの詩をお届けします。
私、そして僕。
一作品の予定でしたが、ふたつ綴れたので、シリーズとしてアップします。
読んでいただけたらとても嬉しいです。
読んだあとに、ちょっとでも共感など。
感じてもらえるものがあれば幸いです。
それでは、『金木犀』の世界へ……どうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 20:44:09
812文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:68pt
人々に伝わる噂話の中には事実を基にしたものもあれば、事実と噂とで乖離している者もあります。
この話は白羽チヨ子という女子生徒と横島隆太という男子生徒が"マイクロアニマルとサイエンスクリーチャーの戦い"の真実を突き止めるために緑梅に向かう物語です。
最終更新:2021-09-21 10:39:11
15077文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『死に絶えた花弁よ』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から
言葉の縮小的定位において、より純度を求めた死辺をうろつく、文章を模した詩集。『死辺詩編の氷の詩集』から。
最終更新:2021-09-01 16:47:23
267文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【魔女集会へようこそ】というタグを見つけたので書いてみました。楽しんで頂ければ嬉しいです
最終更新:2021-08-20 12:53:58
5511文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
罪と枷を持つ魔法使いを見張る役目を任命された少女、ミア。
花が花弁を散らしていくように、魔力の行使とともに命を削らして行く魔法使いを目の前に見ながら、次第に溶け合う少女と魔法使いの気持ち。
この物語は、少女と魔法使いたちが共に過ごした記録の物語━━
R15と残酷な描写は保険です。
書き切ることが目標。
投稿あまり慣れていないので、お手柔らかにお願いいたします。
最終更新:2021-08-14 23:03:01
29817文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
これは何度も願った二人の物語
最終更新:2021-08-07 10:25:58
1451文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
今でも夢に見る。彼女と出会ったこと。だが、彼女はもう居ない。だから私《吸血鬼》は死を願った。
しかし、日光に当てられても、十字架で貫かれても死ぬ事が出来なかった。やはり、〈吸血鬼狩り〉に殺されない限り、彼女の元へは向かうことが出来ない。
どうせなら、死ぬ前に私の話を聞いてもらいたい。だが、誰も私の話など聞く前に皆殺しにかかってくる。もううんざりだ。誰も聞いてくれないのなら最期を迎えるまで待とう。何十年、何百年、何千年、何億年経とうが、《吸血鬼》にも終わりは来る。どうせな
らその時を待とう…
そんなある日、私の前に現れた若い〈吸血鬼狩り〉にいつもの様に問いかけると予想外の返答が返ってきた…
これは、長い間一人の女性を思い続けていた《吸血鬼》の最期の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 19:23:18
2055文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
あなたに今宵も語って聞かせましょう…
今はもう無い国の物語を、誰も知ることの無い国の崩壊を…
最終更新:2021-08-06 17:53:07
2254文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:花弁 阿奈羽
ヒューマンドラマ
短編
N1594HD
少女は思い出しながらゆっくりと沈んでゆく…
蒼く深いソーダ水の中へと…
最終更新:2021-08-06 15:59:43
3774文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ラクーシャ王国の地方都市アイルベンの裏通りにひっそりと佇む一件の料理店があります。一年枯れる事のない不思議なピンクの花が庭に咲き誇るそのお店では、黒髪黒目の少年と庭に咲いている不思議な木の花弁と同じ色合いをした髪をしたウェイトレスが様々な想いを抱えたお客様をお待ちしています。そしてそのお店では、王国中を探しても見つからないような不思議な料理と、沢山の物語に溢れた本の数々が楽しめるそうです。
当店の営業日(更新日)は不定期ですが、突然閉店(エタる)することはしませんので、ご
安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 23:00:22
101715文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:204pt 評価ポイント:120pt
世界には人の血を糧として生きる吸血種が存在していた。
吸血種は生まれつき、身体の一部に魔力がこもった薔薇の花弁の形をした痣を持つ乙女のみを狙う高い魔力を保持する〈純血〉。そして、低い魔力を保持するがためにその乙女を狙うことなく人に害を及ぼす〈混血〉の二種に分かれる。
人に害なす吸血種を滅ぼすために設立された学園の名は“クローヴィア学園”。
その学園へ通う様々な年齢の男女は、吸血種を倒すため、特別な魔力の付属された武器を手に取り日々邁進しているのだが、彼らは十人十色な事情
をそれぞれに抱えていて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 19:45:57
58692文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
姿を変えて、形を変えて、巡る、巡る、またいつか
最終更新:2021-05-07 00:00:00
1232文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『悪役令嬢は誤解されやすいけど、分かる人には分かるのです。』https://ncode.syosetu.com/n9300gt/の続編。前日譚と後日譚の前後編です。
悪役令嬢マグノリアをめぐる二人の男の、よみがえる愛と失われる恋。
ちょっと重たいゴチャまぜ乙女ゲーワールド。
【登場人物】
*悪役令嬢 マグノリア・フィレッティ*
侯爵令嬢。|木蓮《マグノリア》の花弁みたいな薄紅の髪と紫紺の瞳。超絶美少女。17歳。
*第一王子 レオンハルト*
朱色の髪に緑眼。ちょっとタ
レ目の攻略対象。攻略済み。19歳。
*ヒロイン エアリス・ゴライアス*
稀有な光属性持ち男爵令嬢。前作では名前しか出してもらえなかったヒロイン。18歳。
*近衛隊長 ガブリエル・ヒュフナー*
公爵家次男。黒髪金目。黒豹と呼ばれる男。27歳。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 09:00:00
17190文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:3094pt 評価ポイント:2528pt
花の名を持つ一族が治める国、花興。
六つの花弁が広がるように花開いたこの国は未だ七つの國をその内部に持つ特殊な政治形態をとっている。
女であることを隠して朝廷に出仕している芙蓉には、かつて皇帝の寵愛を一身に受けた天才官吏月英を父親に持つという秘密があった。
芙蓉を父親同様手元に置こうと画策する皇帝や芙蓉を利用して国を掌握しようとする叔父の手を逃れ、彼女が辿り着く真実は国を破滅に導くのか。それとも新たな時代を呼ぶのか。
恋と陰謀渦巻くヒストリカルファンタジー。
最終更新:2021-02-14 23:00:00
449128文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:52pt
未だ桜の花弁が散りきらない四月、主人公の通う濡烏学園では失踪事件が多発していた。マンモス校ということもあり、最初のうちは気にしなかった主人公だったが、友人の一人が失踪したことを切っ掛けに事件へと踏み込んでいく。
不穏な様子の教員、明かされない学院の成り立ちが複雑に絡み合い、それらが紐解かれるとき、絶望が訪れる
最終更新:2021-02-05 11:12:33
2725文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その花畑の中で妖腕の花売りヒナガタが死に、一夜にしてとても多くの花が散った。
王家が丸々、議会の三分の二が、町一つが、無数の兵士が、隣人が、友人が、家族が、人だと信じて疑われなかった花達が、いつの間にか花となっていた花達が、一夜にして散った。
花弁が散らばる世界の東端から、花畑は破滅を隠しながら果て無く拡がって来る。
妖腕の花売りヒナガタに代わりその花畑を踏みにじる者は現れるのか?
それは奇術師か、王女か、死体屋か、或いは森林か
これは花畑にまつわる短い物語である。
最終更新:2020-12-15 09:00:00
57604文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:62pt
主人公が出会ったのはとある美しい女人。
その出会いの空には紅い桜の花弁が散っていた。
最終更新:2020-12-13 15:51:27
2006文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
閉塞的な街の裏山にびっしり咲いた真っ赤な彼岸花。二人で満開の花弁を千切り、君の白いワンピースに散らす。君と僕だけの世界が続けばいいのに。
最終更新:2020-12-06 01:14:31
2557文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
菜の花の花弁が舞う頃、とある貴族様に拾われた少女エル。
彼女は生涯彼に尽くし、また彼も彼女の為に生涯を尽くした。
お互いにお互いしか知らぬまま時を過ごし先に旅立ったのは彼の方だった。
後に耳にタコができるほどエルは孫に語るのです。
旦那様はとても素敵な殿方だったと。
これはエルの若かりし頃、貴族様との出会いから別れを綴った恋愛物語。
少女エルと皇子リオルドのお話です。
最終更新:2020-08-13 12:00:00
1027文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
僕は彼女にモデルとなってもらい、絵を描いていた。
緋色に染まる風に吹かれる彼女を描き終わった時、彼女から別れを告げるメッセージが届く。
悲しみに打ち拉がれながらも、その絵にヒヤシンスの花弁を添え、完成させた。
最終更新:2020-07-28 11:16:48
3359文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
百日紅の花弁舞う戦乱の世、〈金魚の君〉を名乗る女傑がいた。
戦場に生き、そして死んだ彼女には、赤い槍と、影のように付き従う男の存在があったという。
〈金魚の君〉は如何にして武将となったのか。
側近の男の視点で語る。
※企画参加作品です。
1)30歳以上の男性が主要人物として登場すること。
2)文字数が1万字までの短編であること。
最終更新:2020-07-23 22:50:17
10000文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:248pt 評価ポイント:200pt
54枚の花弁のような少女の大学受験の物語。
最終更新:2020-07-11 23:59:36
25656文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:小説を読んだことない人
現実世界[恋愛]
完結済
N1364GJ
国内最難関の国都大学を受験する清水笑花と、彼女をサポートする先輩で現国都大生の伏見京の物語。
完結している。上と下がある。サイトの仕様がわからなくてそうなってしまった。副題はテキトー。
小説を最後に読んだのは小学生。そんな人間の9万字超えの作品です。暖かい目でご一読くださいませ。
完結しております。後書きだけ後日追加予定です。
当方、国語の教材でしか小説読んだことないので、この作品が面白いのかよくわかってません。評価、コメント待ってます。
最終更新:2020-07-11 23:57:54
66458文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
4月の初め、僕は桜並木の木漏れ日の下で昼寝をする女の子を見つけた。
その寝顔は花弁が川に着地してゆっくりと流れていくように穏やかで。その様子を見て僕は初めて異性に見惚れた。
最終更新:2020-06-09 21:35:40
1397文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
花残月
―桜の花弁が散りゆき、夏へと姿を変えていく呼び名。
最終更新:2020-05-10 23:27:46
675文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ebikuezu
ハイファンタジー
連載
N4236GE
白い花が咲く季節になると吟遊詩人がやってくる。
春先、六枚の花弁の小さな野の花が一斉に咲き誇る。深緑色の茎は細く、淡い黄緑の葉も葦のようだが引き抜いてみようとするとなかなかしぶとく、鎌で刈ろうとすると油のような汁が出る。だからその花を知る農夫はその花を刈り取らないことにしている。そしてその花をよけて他の雑草を引き抜くので春の季節は一面の白い花が埋め尽くす。厄介な花だが、美しく可憐で匂いもほのかに爽やかなので、鑑賞には向いているのが救いだ。
その花が咲く地方では、春を「
白い花が咲く季節」と言う習慣が多く残る。
国で一番南の小さな村では種まきで大騒ぎだ。
子供達は大人の言う事を良く聞いて手伝いをする。労働力は人間の力と、牛によく似たコレカという四つ足である。
この村の母親は一同に働き者で、子供達は母親達の真似をして子守りや水汲みを自発的に行い、寡黙な農夫の父親達は黙って野を耕している。
村の土地はほぼ平坦で、空と大地を遮らない。真っすぐ、一本道が豊かな水量の川と共にどこまでも続くその道に誰かの影が小さく現れると、子供達は目ざとくそれを見つけるのだ。
空が夕焼けに染まる時刻に一番年長の子供が嬉し気に声を上げた。
「ねえ母さん。誰かが歩いてくる」
「そうかい、誰かしらね」
「隣の村のジャイカかしら」
「あの子は無理だろう、子供を身ごもったと聞いたもの」
「それなら靴屋のコードーかもしれない」
「そうかもしれない。でもね、アイダ。いずれ解るのなら見ていなくてもいいのよ。すぐに解るんだから。あちらがくるというのならば、私たちは待てばいい」
「それでも母さん。誰かがくるというのは楽しみよ。それを誰かだろうと想像するのはもっと楽しいわ」
「そうね、それは母さんにも解るわ。…あら、アイダ。母さんには解ったわ。耳をすましてごらんなさい。音が聞こえる、誰かの声と、弦を震わせて音が鳴って、歌が聴こえてくる。誰かの足首に巻き付いた鈴の音が」
※ある世界では白い花の季節に吟遊詩人がやってくる。忌み子と呼ばれる子供と吟遊詩人の出会い。
忌み子の行方が語られ、ある男の成長譚となる。
そして時代が流れ、他の国で戦争が起こり争乱の時代になる時、忌み子と呼ばれた男が次第に時代に選ばれ時代に翻弄される。大人が読めるファンタジー伝記物目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-01 11:28:17
36325文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
農村シャーレス
硝子のような花弁を咲かせるグラスアイリスと呼ばれる花の群生地が近くにある、それ以外の取り柄がない閑静な村。
そこに3人の家族がいた。
ノエル・アルストロメリア、テオ・フェアリス、アイラ・フォーサイス。
2人の少年と1人の少女は血の繋がりこそないものの他のどんな家族よりも家族であった。
あの日が訪れるまでは。
これは青年ノエルが失われたものを取り戻すために過酷な戦いに身を投じる、異世界バトルファンタジー
最終更新:2020-04-23 15:24:43
345文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
■高校一年生、大橋百花は幼馴染の暮満希が好き。けれど、百花は彼の好きな人に気付いてしまう。
「あなたのことをずっと見つめていたから、あなたの視線の先に誰がいるか気付いてしまったの」
「最愛の人が、最低な人間に恋をした」
「あなたは辛い道を進んでいくけれど、私の好きな人は間違っていないと信じる」
「心ここにあらずで、いつも遠くを見つめている、透き通った表情が好きでした」
「馬鹿だよね」
■藤巻千晴は、小学生の頃から恋をしていた大橋百花に再会し、親友として彼女が失恋したことを知
る。
「あなたが、私を見つけてくれたの。あなたと出会うまで私は、ずっとずっと淋しかった」
「あなたと目が合って初めて、呼吸が楽になったのです。あなたが笑い掛けてくれて初めて、生きていてよかったと思ったのです」
「私以上に、あなたを愛せる人なんているのだろうか、と思う。でもあなたはきっと、私があなたを愛する以上に、彼を愛している」
■山井祐は、平凡な友人暮満希を蔑み、孤独を抱えた名も知らぬ美少女に己を重ね、彼女を自分の片割れとして手に入れたいと願っていた。
「彼女はいつも、ここではないどこかを見つめていた。全世界を憎悪するように睨み付けながら、永遠に手に入らないものに恋い焦がれている。そんな、美しい表情だった」
「桜の花弁が舞い落ちる中、黒髪と制服のプリーツスカートを振り乱し、狂ったように彼女は桜を蹴っていた」
「彼女はあの女といるときだけ、地に墜ちる」
■暮満希は、家族を喪った経験から、他者にとって自分が大切な存在になることを恐れていた。そんな中、自分に一切関心を向けない友人山井祐に惹かれてゆく。けれど、真っ直ぐにぶつかってくる幼馴染大橋百花の存在に、変わりたいと思い始めていた。
「誰の特別にもなりたくなかった。誰かの大切な人になるのが怖かった」
「俺たちは遠く隔たれていたから、俺は自由に彼を愛することができた」
「俺は空っぽだ、と思った。これは、恋ではなく逃避だ」
「彼女の心の真ん中に俺がいる。百花の心の特等席に、俺の居場所があるんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 15:08:51
16576文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
いくら時代は進もうと
他人を泣かせて 私腹を肥やす 人でなしらがデカい顔
悪い奴程笑って生きて 正直者が泣きを見る
それが仕組みと諦めるなら この世は地獄と変わらない。
踏まれ 齧られ 貶められて
涙に濡れた両の手で 手折る花弁 怨み花
死にたい程に辛いかい?
殺したい程に怨めしい?
だったらほんの少しだけ、顔をあげてご覧なさいな
泣いてる貴方の足元に咲く 名も知らぬ小さな花を手に
『タタリアン』という名のカフェにお寄りなさい
美味しい紅茶とケーキを堪能できたなら それ
が合図
あなたの怨みは祟りへ変じ
相手を祟り殺してくれることでしょう
但しこの事 くれぐれも 口外無用でお願いします。
小夜鳴市にある小さなカフェ『タタリアン』
この店で紫色の花をテーブルに置いて、殺してやりたい位に憎い相手を思い浮かべると、その相手が本当に死ぬ。って噂話を聞いた事はある?
このお店はケーキと紅茶の美味しい小さなカフェだけど、それは表向きの顔。裏では、依頼人の怨む相手を始末するという裏家業をしているの。
美味しいケーキと紅茶が織り成す、ちょっと不思議で素敵な話…とでも思った?そんなのを求めているのなら、さっさと回れ右する事をオススメするわ。
それでも聞きたいの?なら教えてあげる。
店主の名は葛葉紫苑。彼女は依頼人の怨みを『祟り』という形に変えて呼び出す異端の陰陽師。
彼女が呼び出す『祟り』とはすなわち…妖怪。そう、夜は墓場で運動会のアレね。
彼女は古書『画図百鬼夜行』をはじめとする様々な古書や巻物から、妖怪という古き異形を呼び出すの。そして依頼人が怨む相手に『祟り』として送りつけ、殺す。
そんな彼女に付き従うは羅刹をも切り伏せるという超絶イケメン、不来方相志。式神が一匹と新米陰陽師の子が一人。
彼女達は何故に夕闇の境に立ち、祟り続けるのか。それは…
おっと…それじゃあ私もこの辺で。
そうそう。これは忠告よ。
この話、くれぐれも荒唐無稽な他人事とは思わないようにね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 21:43:14
355273文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:349pt 評価ポイント:211pt
生きていく事が苦しくて、儚い夢でも、暖かい世界が欲しかった。
『死にたいんじゃあない。ただ、幸せに生きて死にたいだけ。』
女子高生の女の子が、いつものように、苦しみ眠りについた。
そして、目覚めた瞬間、世界は変わり、『生きる』事を知り、成長していく物語です。
最終更新:2020-04-04 21:07:59
205文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:渦目のらりく
ヒューマンドラマ
完結済
N3194GB
学園での生活に苦悩する少女。深く悩む彼女の前に、白き花弁の桜吹雪と共に、狐面の怪しき男が現れた。
彼は自らを妖と名乗った。少女はそれを信じなかったが、彼の言葉には得も言えぬ深みがあり、少女は心引かれていく。
男は彼女に「何も出来ない」と言った。けれど彼の言葉は少女の心を揺さぶり。
彼女はやがて童の皮を脱ぎ始めた。
最終更新:2020-03-02 19:41:21
25162文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自分を隠し、自分と向き合う事から逃げ続けてきた高校生の僕。僕はそんな自分の事が嫌いだった。卒業を間近に控えたある日、ずっと好きだった涼子に想いを告げるか告げないか迷い始める。しかしそんな大事な決断でさえ自分で下せない僕はある物にその運命を委ねる事にしたーー
言いたくても言えなくて蓋をする。そして後から後悔をする。そんな誰しもある経験。迷って一歩足が踏み出ない時は何かに運命を委ねてみるのも悪くは無いかもしれません。
最終更新:2020-01-14 00:24:28
4234文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
総神、天照が創りえる十二国土の真鍮「五要素」を司る神の柱。
五人の候者が仕えし立場に上り得る十八の歳を越えし時、 己の源に忠誠を誓いて神座を得る。
天照は十二の国の神者にその要素を受けし旅に出て、 全ての要素が集まりうる時、 5つ神は「五神」となり、国を守る力を得るであろう。
何一つ、要素は欠けてはならない。
要素が揃わず、五神が新たに産まれなき時 世界は闇に葬られ、国は無とかすであろう。
ゆらゆら揺れる水面に映る美しき炎の光。
ゆらゆら舞い散る花弁が土に返り。
ゆらゆら風
に煌く金子の飾り。
愛軽く艶やかに踊る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 08:59:25
232582文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
令が桜の花弁に誘われた先には、あるはずの無い遊歩道と桜並木、そしてどこからか聞こえてくるバイオリンの音色だった。主人公の令はその音色の主と関わったために亜空間から侵攻してくる化け物たちと戦う防衛軍の小隊に配属させられた。
バイオリンの持ち主には双子の姉がいた。
令はその姉にちょっかいを出され婚約者に仕立てられてしまう。
交差する双子と令との感情と、バイオリンの謎とで令の気持ちが妹から姉に移っていく。
亜空間からの影響で化け物になっていった動物たちとの戦闘を繰り返しながら、亜空
間の元凶を探っていく令は、バイオリンが大きく関わっていることを知った。
バイオリンをなんとか破壊しようとするのだが、持ち主の妹から生命力を吸い取っているために破壊できずにいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 13:47:52
67680文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
ただの学園生活の物語。
ではなく、主人公シャルティンが生まれ故郷、本当の親を探す物語。
基本的に主人公は残虐であり、無情です。
しかし、学園へ入り、仲間たちと出会い、色々ありながらも困難を乗り越えて、主人公の人間性がどう変化していくのか。
処女作なので感想くれると嬉しいです。
最終更新:2019-10-10 07:41:20
1371文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:青眼鏡屋の店長
ハイファンタジー
短編
N3018FU
その村では、人が生まれると白い花が渡される。
村人はその花を片時も肌身離さずに生活する。
すると、その白い花は持ち主から何かを吸い取るようにして、少しずつその花弁の色を赤色へと変えていく。
そして花が真っ赤に染まる時、持ち主の寿命が訪れる。
死体は泡のように消え、後には血のように真っ赤な花だけが残る。
それは悲しくないように、せめてもの名残として。
花は村外れの崖の上の花畑に墓守によって植えられ、世界が終わる日まで咲き続ける。
最終更新:2019-10-06 16:00:00
5805文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
〜オンシジウム〜
ラン科の花で黄色い花弁が印象的
「受け取ってください」
花屋でずっと働く君なら
この花言葉、分かるよね?
花言葉は___________…
※この作品は「ケータイ小説サイト 野いちご(https://www.no-ichigo.jp/read/book/book_id/1326200)」「朝霧 詩音Instagram(https://www.instagram.com/p/Bq-Fpa8jtOJ/?utm_source=ig_web_co
py_link)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 20:27:07
2566文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
僕の中には花がある。
茎はピンと伸び、緑の葉が二枚土から覗いている。
花弁は楕円形で、澄んだ青色だ。
そのはなびらが、今日の朝、一枚落ちた。
土の上へと音も立てずに静かに落ちた。
最終更新:2019-09-15 02:23:39
2387文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※この作品は「Pixiv」にも掲載しています。 投稿の試験となります。 ご一笑の種になれば幸いです。
最終更新:2019-08-22 19:00:00
836文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:87pt 評価ポイント:71pt
納屋のそばに植わった百日紅の樹が、紫がかった鮮紅色の花をつけていた。夏の終わりのこの時期に、花を咲かせる樹は多くない。実際バスケットのコォトをとれるぐらいに広いおふくろの庭の樹々は、樹勢もよく、黄緑色の葉を繁らせているが、花弁を持つものは他にはない。盛りをすぎてもまだまだおとろえをみせない陽射しだが、今日はわずかに秋の気配を感じるような気がする。
最終更新:2019-08-15 22:56:16
6571文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
満開の桜に太陽光があたり花弁の一片一片が輝いている。
エブリスタにも投稿しています。
最終更新:2019-08-05 16:14:15
562文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
物語の始まりは高校2年生の夏。
仲良し三人組の「綾人」「涼太」「樹」は夏休みに思い出作りとして島根県のとある海に来ていた。
そこで1人の女性と出会い、3人は見たこともない場所へ行くことになるー
最終更新:2019-07-22 15:26:53
1559文字
会話率:30%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
私の名前は露火 真狐兎。
私立十六夜高校に通う普通の女子高生だ。
ある日、私はなんとなく寄った神社で妖怪を目撃してしまった。
私は妖怪に怯えて逃げようとしていがそこに現れた謎の少女によって助けられる。
そして家に帰ると私の家柄が私の住んでいる町、十六夜町を妖怪から守る特殊な家系の分家だと言われて
拒否権なしに妖怪から町を守る使命を持たされることになってしまった。
今、私は妖怪と戦うために日々修行に励んでいる。
最終更新:2019-05-29 21:33:39
64974文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:168pt 評価ポイント:90pt
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