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検索結果:169 件
――――かつて、刀一本で天下統一を果たした【陽ノ国】初代皇帝。
彼が息子に皇位を譲り、姿を消してから幾星霜の時が流れた。
代々、皇族を守護する御剣家の長男、御剣刀真(みつるぎとうま)。
皇族を守護する刀士たちにとって、命と繋がる己の武器……【命刀】を発現させることは何よりも重要だった。
――――しかし、彼は【命刀】を発現させることができなかった。
そのうえ、何故か魔力も上手く扱えず、まさに刀士として絶望的な状況。
これが原因で、家族や分家から見放されたものの、彼は少しでも認
めてもらいたい一心で努力を重ねる。
だが、その思いも空しく、刀真は厄介払いとして島流しに。
そこは【陽ノ国】屈指の危険な島であり、昔から伝わる迷信により、体のいい生贄として刀真が選ばれたのだ。
魍魎が跋扈するその島で、まさに絶対絶命の危機。
それでも生を諦めず、最後まで抗う刀真の下に、一人の老人が姿を現した――――。
これは、かつて無能と呼ばれた少年が、自分の居場所を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 12:21:32
80522文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:17218pt 評価ポイント:8214pt
作:雪車町地蔵
空想科学[SF]
完結済
N4128HM
文明は滅び、幾星霜──
地には毒素がみち、珪素と重金属に蹂躙されていた。
地獄のような環境で、人類は〝神樹木〟と呼ばれる存在に頼り、わずかな日々の糧を手に入れていた。
荒野をいく影はふたつ。
ひとつは巨大な棺桶を背負う、牧師のような長身の男。
ひとつは小柄な、長い銀髪の少女。
少女を人間にするために、彼らはいかなる手段をもってしても請い求める──奇跡の結晶〝星の雫〟を!
少女の暴力が、殺到する屍人の群れをなぎ倒し、
男の構える棺は変形し、銃弾をばらまく!
これは──楽園
に終止符が打たれるまでの物語。
超高濃度の、ハードボイルドSFアクションをあなたに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 00:06:30
112354文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:108pt
作:キツネカレー
ハイファンタジー
完結済
N8932GR
異世界に迷い込んで幾星霜。魔術師崩れの田中は、従者にして美少女のアンデッドを相棒に元の世界へ戻る手段を探していた。
剣技は並み、魔力は低、あるのは経験と勘と少し特殊なネクロマンシー能力。それだけを武器に、今日も今日とて田中はミュータントが跳梁跋扈する前人未到を行く。
彼の目的はただ一つ、五体満足で元の世界へ帰ること。
しかし、彼らの行く手を遮るのはミュータントだけではない。人がいればその分事件は起き、雇用が生まれ、冒険がある。特に自由都市エンディミオンはそういった意味で
は事欠かない。
田舎から出てきた暴力役人、融通の利かない元神殿騎士、さらには組合までもが田中の事情そっちのけで厄介極まりない仕事へと誘うのだ。
そんな都市の有象無象どもに加え、都市の参事会や勇者パーティや犯罪結社たちの対立にまで巻き込まれる始末。
はたして田中は「お金と秩序」「力と混沌」が渦巻く異世界から、無事に帰還できるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 10:53:58
1045333文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:638pt 評価ポイント:318pt
転生すること幾星霜。
そんな私のひとり言。
最終更新:2021-12-30 19:48:53
325文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ALL´d Rich
ハイファンタジー
連載
N9265HJ
遡ること、時は大戦争時代。男は国軍兵団の魔法使いであった。
闘争の果てを知らぬ、忠君愛國の志を抱きし、不退不滅の一兵卒であった。
だが、彼は魔法使いだ。
何処まで行こうと魔法使いだ。
戦いでしか、死の渦の中でしか我を示せぬ特攻兵器に過ぎなかった。幾星霜もの屍を踏み越え、魔法使いとしての儚い宿命に従事する他無い、暗く、冷たき人であった。
日が沈み、死体を焼き、朝日が上り、魔法を使い人を屠り、また日が沈めば死体を焼く。
繰り返される死臭の中、男は何億回目の目覚めの訪れに、
静かに眼を開く。
夜明け。それは死に行く我等魔法使いを見送る静かな母であり、残酷な闘争の再来を意味する象徴。
闘わねば。祖国の為に、我が愛しき祖国の為に。
しかし男を迎えたのは、まだ死の香らない未知の穴ぐらであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 01:44:38
6630文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私はソルシアナ。魔術師です、一応。
召喚を生業とする名家の生まれですが、今迄1度も召喚に成功した事はありません。
一族でのあだ名は「落ちこぼれ」。
親兄弟からも呆れられ、縁を切られて幾星霜。
そんな私がいよいよ人生最後の召喚に臨んだのですが、そこでやっと私の召喚獣ーー従霊を手にしました!
やった。これで脱・落ちこぼれ!
大手を振ってお家に帰れる!と思いきや……
この従霊、なんかとんでもない!?
落ちこぼれと呼ばれ続けた魔術師と、何か色々危ない従霊が繰り広げるハートフ
ル?なラブコメディ・ファンタジー。
いよいよ開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 00:22:47
137548文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:16pt
某ゲーム会社に入社し幾星霜。
遂に我社もスマホゲーム業界に参戦する事が決まった。
とある社員の新規ゲームの企画制作のお話。
最終更新:2021-10-31 23:13:25
8607文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人類がバイオ寿司によって絶滅して幾星霜経った地球で生きるボイスロイド紲星あかりが、偶然見つけた冷凍カプセルから出てきた人類結月ゆかりと邂逅するだけの短編です。
最終更新:2021-09-02 23:44:52
3394文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:62pt
作:五月七日 外
ハイファンタジー
連載
N0121FZ
人類の敗北から幾星霜。
人々は何百年という時間をかけて、住み処を地上から空の上へと移していた。
そんなある日、クオル王国第三王女であるフェスティア=ヴァシレークス=クオルは、クオル王国消滅事件に巻き込まれてしまう。
自分だけ命が助かったフェスティアは、復讐を成し遂げるため、父の知り合いでもあるカレン=ラスフォードの手紙に記されたシュノム=ノースに弟子入りの懇願をしに行くこととなる。
しかし、肝心のシュノムはもう剣は辞めたの一点張りでフェスティアの頼みを断ってしまう。それで
も諦めきれないフェスティアは、シュノムに決闘を申し込むことに……。
復讐を誓うフェスティア。戦うことを諦めたシュノム。機械人形のライラ。連合国軍幹部のグラン。妖精兵のオレンジ。
彼ら彼女らの出会いにより、世界の運命は再び動き始める!
・基本、フェスティアとシュノムのダブル主人公で進めていく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 21:24:35
39930文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法を司るエルフの文明が潰えてから幾星霜、その存在のあらゆる痕跡は王家によって秘匿され、後世より言い伝えられてきた逸話も、国教の働きからお伽話と見做された時代。
ユアメリス王国。北部総督の息子である、ランドル・フェニックスは、兄・イーサンと生き別れになることを寂しく思っていた。
これには当家の厳しい伝統が由来し、フェニックスの子どもたちは皆、十五歳の成人した暁に旅へ出掛けなければならなかったからだ。
全ては誉れ高く死ぬために。家族の標語であるその言葉は、未来の後
継者を決めるべく、当主によって執り行われる。公認の後継者争い。
最も優れた功績を収め、人々の記憶の中で生き永らえる人間こそ、フェニックスの当主に相応しい。従って、十二人の息子たちはユアメリス大陸を舞台に、それぞれの成功を目指して奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 23:09:55
9058文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【書籍2巻は3月19日に発売】
ソロ冒険者のジオンは、身の丈に合わない高難度ダンジョンに挑み、死んだ。
アンデッドと化して動き出した彼の死体はダンジョンを徘徊。そして魔物を倒し続けることで成長し、さらには幾つもの〝進化〟を経て――
――やがて自我を取り戻したとき、彼は最強のアンデッド【ノーライフキング】となっていた。
新たな大災厄の出現を知った人類は、恐怖し、絶望する。「世界の終わりだ……」と。
「大丈夫、悪いアンデッドじゃないよ?(にこっ)」
「「「ひいいいいいいっ
!?」」」
「……なぜだ」
これは、世界を滅ぼすつもりなど毛頭ない最強のアンデッドと、彼に(勝手に)恐れおののく人類の、滑稽な戦いの物語である。
※この作品はカクヨムにも同時投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 18:00:00
290652文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:90095pt 評価ポイント:44995pt
作:ももち ちくわ
ハイファンタジー
完結済
N2498GW
|神代《かみよ》の時代から、創造主:Y.O.N.Nと悪魔の統括者であるハイヨル混沌は激しい戦いを繰り返してきた。
その両者の戦いの余波を受けて、惑星:ジ・アースは8つに分かたれてしまう。
それから、さらに途方もない年月が経つ。
復活を果たしたハイヨル混沌は今度こそ、創造主;Y.O.N.Nとの決着をつけるためにも、惑星:ジ・アースを完全に暗黒の世界へと変えようとする。
ハイヨル混沌の支配を跳ね返すためにも、創造主:Y.O.N.Nのパートナーとも呼べる天界の主である星皇が天使軍
団を率い、ハイヨル混沌軍団との戦いを始める。
しかし、ハイヨル混沌軍団は地上界を闇の世界に堕とすだけでなく、星皇の妻の命を狙う。
その計画を妨害するためにも星皇は異界の地で天に召されたマッチ売りのアリスをチート改造し、過剰な戦闘力を授け、地上界で戦う妻の下へと派遣する。
幾星霜もの間、続いた創造主:Y.O.N.Nとハイヨル混沌との戦いに終止符を打つキーマンとなる星皇の妻と妾(男の娘)は互いの手を取り合う。
時にはぶつかり合い、地獄と化していく地上界で懸命に戦い、やがて、その命の炎を燃やし尽くす……。
彼女達の命の輝きを見た地上界の住人たちは、彼女たちの戦いの軌跡と生き様を『蒼星伝』として語り継ぐことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 12:00:00
203636文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
大陸最北端にある、光射さぬ森の奥深く、漆黒の大理石で作られた城があった。
幾星霜、そこでは勇者と魔王が相対し、死力を尽くし戦いが繰り広げられていた。
「勇者よ、よく来た」
けだるげに魔王が腰かけている玉座。それこそが、自分である。……まじで?
知性はあるけれど口がないので突っ込めない玉座の、魔王城謁見の間で行われているあれこれについて書かれた日記風です。
手がないから文字もかけない。
コミカライズされるなら四コマ風。
詳細な描写はありませんが、詳細な描写を想像してしまうと
グロなのでは、という描写がたまにあります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 14:00:00
18232文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:42pt
十三の獣が世界を滅ぼした英雄『闘士たちの主』の手により滅されてから幾星霜。
特殊な事情により夢を奪われた少年は事故に装われた殺意により死の淵に立つ。
しかし、彼は死の危機を乗り越えて最強の道を歩み始める。
最終更新:2021-04-01 00:00:00
518文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「黒き魔術師」と呼ばれる英雄が伝説を残してから、幾星霜。
そんな英雄譚はもはや物語りとなって、真実なのか作り話なのか、判断のつかないものになった。
そんな時代でも魔物というヤツらは生きていて、戦う力は今でも求められる状態が続いている。
それでも、英雄と呼ばれるような強力な力は必要なくなって、ちょっと魔法をかじっていれば、よその街までお使いに行くくらいなんてことはない。
でもそれは、リンという少女にとっては初めてのお使いで……。
そんな、ちょっとした冒険へ出かけようとする女の
子と、仕方ないと言いながらついて行くお使い経験者の男の子が出かけていくまでの物語り冒頭シーンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 08:00:00
15925文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
これは今から約8000年前。この地上にまだ竜や精霊と呼ばれる存在がいた頃の話。
世界に突如として現れた8体の災厄の化身──カオス。
世界に破壊と混乱と恐怖をもたらす奴らを倒すため、人間と竜、そして精霊は手を結びカオスに立ち向かった。
後に混沌戦争と呼ばれる戦いの幕開けである。
死闘の末、8体の内7体のカオスを倒すことに成功した人間達は、残る最後の一体にも果敢に攻め込み、見事勝利を収める。
これで世界に平和が戻ると誰もが思ったのも束の間、世界は突如崩壊を始める。
だが、為す術
なく世界の終わりを見届けるだけしかできない人間達の前に、最後に残った希望が現れる。その名はエルフィーネ。エルフィーネの力は崩壊寸前だった世界を、新たな世界へと生まれ変わらせた────。
それから幾星霜。この話がただの伝説や空想の物語のように捉えられるようになった時代。
伝説を信じる少女───エリシアは伝説が真実であるという証拠を求め、天の柱と呼ばれる、入ることを禁じられた太古の塔への侵入を試みる。
そこで、彼女は自分と同じく伝説を信じる少年ライルと出会う。そしてライルはなんと、伝説を信じているだけでなく、世界を変える力を持つと言われる存在───エルフィーネを探しているのだった。
色々あってライルと共にエルフィーネを探す旅をすることになったエリシア。
果たして二人はエルフィーネを探し出すことができるのか?
さらに世界は8000年前のように、ある危機に面し、転換点を迎えようとしていた。
一つの伝説を巡るファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 22:00:00
34041文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中野 真古都
ハイファンタジー
連載
N1487DW
世界はひとつではないではないが、世界を生み出したのは、ただひとつの意思。
神も悪魔も精霊も妖精も、創造の産物ではなく、重なりあった何処かの世界の住人。各地へ居座った怒りの具現《ドラグニル》に脅えながらも生きている。
怒りの具現《ドラグニル》の存在が忘れられて幾星霜。すでに伝承でしかない世界に住む少女は、仲睦まじい両親に鍛えられながらも平和に暮らしていたが、現れた追手に事実を告げられて訳も分からないまま異世界に放り出された。
初めての投稿です。ドキドキです。至らぬ点は
多々あると思いますが、頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 13:48:41
74042文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:35pt 評価ポイント:17pt
遥か昔…
突如現れた|魔物《モンスター》の大群により、人類は衰退の一途をたどっていた。
絶望の中、異なる世界より現れし者により、魔王が倒された事によって魔物が弱体し、一方人々は変わり果てた世界に順応していった。
それから幾星霜の時が流れた現在。
仲睦まじい夫婦の間に生まれた元日本人による、異世界転生の話である。
最終更新:2021-02-01 00:00:00
3002文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
屍。それは生前いた人物とは異なりこの世での後悔、憎悪といった負の感情から生み出されたもう一つの体を表す。
いつの時代にもそれがあるように今を生きる俺たちもいずれはそうなるのかもしれない。
屍はそういった負の感情などから生み出されそして時には人に危害を与える。その負の連鎖はどうあがいても断ち切ることなどできないかもしれない。
幾星霜たどってきた中でもその屍を払ってきた人物なんて記録上は残っていない。
なぜこの話をするかって?そりゃ、その人物が次の世代に向けて口頭で話し
たか、または遺言書につづったかすら分からないがただ、一つだけ確かな事それは屍を成仏させることができる人物はまだこの世界にいるってことさ。
流星が降る空を見上げながら彼はいった。
ただ、その屍たちを成仏させるものあるいは退治するもの達の名前は...
そういっていた覚えはある。いつだったっけ?あの空を見ながら誰かと話したの...だが、しかしあの後なんて言っていたのだろうか?
普通の高校生、阿比留 恭次郎(あびる きょうじろう)がとある日の帰り道に偶々通った霊園で天野宗太(あまの そうた)という少年に出会った。
そしてその出会いがきっかけとなり、彼は屍と祓魔師(エクソシスト)あるいはシャーマンの戦いに巻き込まれていく。
この物語は俺が見てきたシャーマンと元人間だった怪物屍との戦いの記録をつづった物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 12:24:27
6152文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
今から約1万年前。
4つの大陸を制覇した。最強最悪の魔王がいた。
そう、その名はアルト・リオン・サルエル。
その魔王は数々の種族を配下にし、幾多の国を焼きつくした。
各国々の王は魔王を危険視し魔王を討伐すべく冒険者ギルドに依頼をした。
だが、魔王の力には到底及ばず多くの冒険者は敗れ去った。
そして1000人目の冒険者が現れた時魔王はこう呟いた。
「待ちくたびれたぞ。1000人目の冒険者、いや勇者よ!」
「魔王。お前の企みはなんだ?」
「俺の企み...そうだな。この世界のカース
ト制度を無くすことだな。勇者よ!お前はどう思うこの世界の現状について。」
「確かに貧困 暴虐 は幾星霜かけてもなくなることなんてない。」
「そうだろうな。だからこそ俺は考えた俺自身を人柱にしてこの世界のあらゆる負を無くそうとな。だから俺の唯一無二の願い聞き入れてくれるか?」
勇者は躊躇いながらもこう答えた。
「あぁ、引き受けよう。」
「ありがとう。お前の名は?」
「俺はランスロット・エヴァー。」
「良い名前だ。気にいったぞ。」
「では儀式を始める。」
アルトの下に魔法陣が浮かび上がり勇者が腰にある剣を鞘から抜いた。
そしてそのまま魔王の心臓に突き刺した。
その魔王は死ぬ際とある勇者に魔王の印である特殊なサファイアを渡しこの世を去った。
魔王の血が床にポタポタと落ちていく。
…一万年後…
毎朝起きる直前まで不思議な夢を見る。
夢の内容は燃え盛る城内にたった一人で目の前の悪魔のようなやつに立ち向かう鎧を見にまとった少女。
悪魔はこう呟いた。「お前はなぜ、そうも抗おうとすると…」
少女は答えた。「私は人間を…自らの命に変えても護りたい」
と思っているからだと…
魔法時計が鳴る。
これは今は亡き、魔王の意志を継いだ者の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 13:47:25
6350文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:0pt
世界大戦‥それは世界中の、各種属がそれぞれの平和を求め、戦う。「僕はこの世界を一つにしたいんだ」 そんな平和を求める、とある人間の子がいた。 これはその子の人生を追っていった物語である。
最終更新:2020-12-17 10:34:20
5780文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
聖女と大魔王の関係は爛れていた!
人と魔族が相争い幾星霜。
人の代表の聖女と魔族の代表大魔王は死闘を繰り広げ、最終的には両者の一騎討ちという形で決着を着けることが決まった。
その間、両軍は停戦を結び、一時的に和解。
物語は一騎討から始まる………。
最終更新:2020-11-30 10:00:00
999文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
作:elna4214
ローファンタジー
完結済
N8989EO
<第一部あらすじ>
俺、篠崎悠葉《しのざきゆうは》は、小さいころから霊が見えた。
といっても本当に見えるだけだ。話ができたり、ましてや誰かにけしかけて特定の人間を呪ったりなんてできやしない。
でも、そのせいで周囲から疎まれ続ける日々を送っていた。
そんな俺にも光が差した! 新人アイドルの白風瑠奈《しろかぜるな》ちゃんに街頭で出会った時から、灰色だった俺の日常が急に色付き始めたのだ!
彼女の成長・躍進を追うこと幾星霜……ついに、ルナちゃんの初ライブが一か月後に決定し
た!
無事にチケットも手に入れ、あとはライブ当日を待つのみ……だったのに。
気付けば見慣れぬ玉座の前!
取り囲む大勢の兵士たち!
眼前でふんぞり返るえっらそーな女王に胡散臭い笑顔のイケメン魔術師!
なぁーにが『我らの世界を救うべく国々を周れ。それが帰還の唯一の手段でもある』だ!
しかもそれには最短でも一年かかるときた!
ふざけんな! 来月にはルナちゃんの初ライブがあるんだよ!
……わかったよ。やってやるよ。
絶対ライブ前に元の世界に帰ってやる!
―――――――――――――――――
<第三部あらすじ>
敬愛するルナちゃんの初ライブを無事終え、俺を異世界に拉致召喚しくさった魔術師サンファが残した、過去の召喚被害者、李俊杰《リージュンジエ》との禍根もどうにか退けたのも束の間。
サンファは姿を消し、第三の神位魔術師ジフ・ハーシュノイズが言うには、異世界の神様たちが何やら地球で暗躍しているとか……
ディアナ、アイリス、ルナちゃんの三人が夢の共演を果たすライブツアーが後に控えているというのに、余計な不安要素を放っておくわけにはいかない!
全てを終わらせるために。
そして何より、一抹の不安さえなく、エーテルリンクでのライブツアーを開演するために。
俺たちは、神に挑む。
2019/7/1 第一部 完
2019/7/5 第二部開始に伴ってタイトルを変更しました。
2019/12/28 第二部 完
2020/1/3 第三部開始
2020/11/8 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 15:32:14
723505文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:234pt 評価ポイント:72pt
幼馴染の男の子を好きになって幾星霜。
初恋は実らないものというけれど、もし実っていたらどうなったか?
1990年代の大阪が舞台の物語。全25話。
同世代の人はちょっとノスタルジックな気分になるかも。
8年前に書いた小説を自ブログから転載。
見直していないので誤字脱字もあるかもしれませんがご愛敬。
#ほんとは落書き程度の挿絵があるけどみてみんへの登録が面倒なので割愛。
最終更新:2020-10-18 03:00:00
36930文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
この世界には魔法がある。この世界には妖魔がいる。
人と妖魔は時には距離を取り、時には交わる。人は、魔力を持つことがあれば持たないこともある。
概して妖魔は人より強く、人は己を脅かすのではないかと恐れている。
人は人が統べ、妖魔は妖魔が統べる。人を統べるのは人の王、妖魔を統べるのは妖魔の王。
妖魔の王と呼ばれるのは、人と同じ形をとる妖魔―鬼。闘いを好み、殺戮を好み、血を好む。高い知能を持ち、残忍な心を持つ。不老不死の肉体を持つ、絶対王者。その鬼と、人が手を組むようになり幾星霜。
これはそんな世界で、黒い鬼を求める少女リリアと黒い鬼十六夜の、鬼神を殺すまでと、殺してからの物語。
※契約編から中級編まで書き直しました。(2020/4/6)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 15:28:05
273352文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:6pt
自称魔王が封印されてから幾星霜。待てど暮らせどトドメを刺すはずの勇者が現れない。共にいた女神も強烈なビンタを置き土産に最後、姿を現さなくなっていた。何も無い空間に一人取り残された魔王は行動に出る。
「よし、トドメを刺されに行ってこよう」
勇者が来ないなら自分が行くまで。
行方不明になってしまった伝説の剣と女神を探しつつ、変わり果てた世界を往く青年の物語。
※少年漫画程度、CERO【B~C】程度の暴力表現・残酷描写あり
◆この作品はカクヨムにも掲載しています
https://
kakuyomu.jp/my/works/1177354054897264767折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 19:08:29
102460文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:マツヒラ・カズヒロ
宇宙[SF]
連載
N2773GL
人類が宇宙に進出して幾星霜、人類は汎人類星間帝国、銀河連邦、統合共同体の三カ国に分かれて終わりの見えない対立を繰り広げていた。
ろくでもない時代に生まれた、後の世に英雄と呼ばれる人物たちはどのような変革を起こすのか。そして人類世界はどのように変貌するのか。
幾千の星が見守る宇宙空間にて、新たな時代が産声を上げる。
※カクヨムでも同名で連載しています。
最終更新:2020-08-19 00:02:49
46524文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
はたらきたくないリーマン40歳。
童貞をこじらせたまま時を経ること幾星霜。
ピザの宅配が届くとともに砂まみれの砂漠へと落ちていった。
内政チートなんてない。
戦闘チートも無ければ、HAREMもあり得ない。
女を見れば美人局と思えが信条の彼は、
適当に金を稼ぎ、適当に場を掻き乱して去っていく。
国の思惑も、悪党の思惑もすべて投げ捨ててふらふらフラフラ。
そんな小説、になる予定。
現在、砂漠に転移しました
最終更新:2020-08-01 00:00:00
9626文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔、大きな戦いがあった。
魑魅魍魎が入り乱れ、人も鬼も奪い奪われ世界は混乱の最中にあった。
そんな世界を二つに分けて治めた鬼がいる。
その名を酒呑童子(しゅてんどうじ)。
数いる猛き鬼の頭領である。
後に混沌の闇の時代と言われるその混乱を救った立役者は人々から神と崇められ、大切にまつられたのであった。
それから幾星霜の時がながれ、現在。
人々はそんな時代のことなど忘れ去り、随分と文明が発展し平和に暮らしていた。
永らく平和が続いていたこの世界に、再
び混沌の闇の時代を蘇らせようとする者が現れた。
……なーんて事は、まだ誰も知る由もない。
ただ一人。
この男を除いては。
酒呑童子は何とかその者を封印することに成功したが、その戦いで力の大半を失ってしまう。
そこで、失った力を取り戻し再び敵を倒すため、特別な鬼の力を宿した酒を人間に与え、自分の分身として戦って貰おうと考えた。
酒鬼(しゅき)の異能を使い、主人公と酒呑童子はこの世界を危機から救うことは出来るのか。
個性豊かな酒の鬼達の物語の始まりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 13:33:42
41231文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
血統で受け継ぐ一人一つの魔法が少しだけ特別な世界。
魔物や魔獣達が我が物顔で歩く大地。
そんな劣勢な人類を…ある発明がもたらした軌跡が救う。
そんな世界の物語。
そして、偉大な錬金術師が、寿命を迎える直前に、生み出した小さな4つの命。
四つ子の姉妹が、決して…世界を救ったり、国を助けたりしない。
ほのぼのと成長してく物語。
最終更新:2020-05-23 16:24:11
33840文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
私にはとんでもない姉がいる。
美と生き物としての頂点を極めているが、人間性は海底。
そんな姉の、『素朴』な願いをかなえるために苦労すること幾星霜。ついに、異世界にまで飛ばされることになった。次の願いは「お姫様になって、隣国の王子様と結婚したい」。
いいだろう。この下僕根性でついでに世界も救おうか。
最終更新:2020-05-01 08:00:00
27768文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
転生繰り返して幾星霜。身体はリセットされても心はされず。いい加減に疲れた今日この頃。
わたしは誰、ここは何処?
そんな問いも何十回目ともなれば気にならない。
わたしはぼく。ここは何処か違う世界。
つまりは異世界転生。新しい世界での冒険に心躍らせたのも今は昔。今の、すっかり転生にくたびれてしまったぼくが思うのはただ一つ。
またですか?
だがそう思ったが最後。もうこの人生は惰性に成り下がるのです。すでに今の身体になって何年か経過していますが未だに何に転
生したかも解らないまま。ざっくりと小動物っぽいものに転生したらしいと認識してます。みゃー。
自分が猫なのか犬なのかモンスターなのかは不明だけれど、どうやら生きていくのに自分が何者であるかとかは知らなくても不便はないみたいです。何せ気がついたら今というぐらいの感覚なもんで。
一応、自分が最初に生まれた世界では人間していたのでぼくは人間のつもりです。例え姿形がそれに似ても似つかなくてもね。
ぼくは人間。そのつもりでこれまでも転生して生きてきました。
転生して生きるってなかなか意味不明ですが、これが一番しっくりくる表現ですね。何せ生まれ変わってもぼくはぼくな訳で。
若干オタクが入っているけど本人は全然そのつもりがなくて家族やクラスメイトにその手の作品(例えば某少年漫画雑誌とか)を読んでる時などに「なに読んでるの?」とか聞かれようものなら咄嗟に超有名作品「ワ○ピース!」とやたら早口で答えて一刻も早く切り上げてこのちょっとHなラブコメディである『ゆ○ぎ○の○奈さん』読んでいた事実を隠匿しよとする程度には普通の中学2年生の男子なのがぼくな訳で……。
「あなたはミャンコ精霊かしら?」
「みぃー……?」
どうやら今回のぼくはミャンコ精霊らしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 22:29:23
1124文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勇者と魔皇の戦い。それはゲームでお馴染みの古典的な王道展開。
激しい戦闘の末、魔皇は勇者に討ち取られて戦いは終わる。
しかし魔皇は死の間際『魂魄剥離の魔法』を使い、魂と肉体を分離させていた。
伝説の戦いから幾星霜、魂だけの状態で目覚めた魔皇だったが、還るべき肉体がない。
途方へ暮れるなか、何も知らず近付く少年の姿があった。
これ幸いと少年へ憑依し、人類の魂と融合することで魔皇は復活を果たす。
久方ぶりの肉体を得て喜ぶものの、世界の様子はどこかおかしい。
いったい何が起こってい
るのか。魔皇は情報を集めるべく動き出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 19:37:05
34654文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人類が滅んで幾星霜…世界は果物が支配していた
みかんがマンゴスチンに恋をするおはなし
その場のノリでできたものをなんやかんやで肉付けした作品です。元が箇条書きなんで読みにくきことこの上ないと思いますが、まぁ許してや
最終更新:2020-03-16 20:49:43
2810文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、何の前触れもなく。世界に人外魔境(ダンジョン)が出現した。
山に。川に。森に。谷に。海に。空に。地下に。
未知の場からは、それまで幻想と断じられていた生物があふれ出した。同時に、人間と似た外見ながら、異なる特徴を持った種族も生まれたのである。
ある者はそれを世界の終りだと嘆き、ある者は新世界の始まりだと喜んだ。
いずれにしろ、それまでの世界は一瞬にして様相を変えた。
ダンジョンからあふれ出す生物は、否、怪物たちはみな魔物と呼称されるようになり、それに挑む冒
険者がちまたにあふれた。
力を求めて契った者、極限の状態で愛が芽生えた者、力を商品とするために交配させた者。
手段、状況は異なれど、人間とそれ以外の種族は混血を繰り返し、人外魔境を支配するための力をつけていったのである。
幾星霜の月日が流れた後。
かつて壮大な文明が築き上げられた世界はいまや見る影もなく、魔物と戦い報酬を得る弱肉強食が、世界のルールとして君臨した。
長い年月の中で混ざり合った種族はそのほとんどが混血となり、純血を維持する者は希少となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 20:57:21
44377文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:一寸先はもけもけ
ハイファンタジー
連載
N9540GA
ーー別に誰かになりたいわけじゃない。
自分じゃなければなんでもいいんだ。
人類と怪鳥が戦争を始めて幾星霜。
樹の精霊達は脆弱な人類に味方し、戦いが膠着しちゃって幾星霜。
少年は苦悩する。
生き残るべきは人類か?怪鳥か?精霊か?
それとも…
巨大な樹の上に築かれた壮大で、だけどちっぽけな箱庭の中で少年はもがき苦しみ、幾多の試練を乗り越え、やがて世界の真実を知る。
最終更新:2020-02-23 22:09:29
3976文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
遥かな未来、荒廃した地球を捨て、無限に広がる宇宙へと人類は旅立った。
それから幾星霜。人類は未知なる脅威と遭遇していた。
※カクヨムにも掲載。
最終更新:2020-02-14 01:50:57
4469文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
愛した女性といつか再会できる、と女神に約束され、勇者の荷物持ちとして幾星霜の時を過ごした主人公。そんな彼を待っていたのは残酷で理不尽な真実だった。
評価宜しくお願いします(>人<)
最終更新:2020-01-16 11:37:45
2902文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:36pt
作:静寂@しじま
ヒューマンドラマ
短編
N5200FY
人魚が人間に隷属化して幾星霜経た今、真珠の価値は小石以下になった。そして街中に張り巡らされた水路の底に、いびつな形の真珠が沈んでいる。陽を浴びてキラキラ輝くその景色を見て、ついた通称は「光の都」だが、ここははたして光だけが満ちているのだろうか……。
最終更新:2020-01-04 16:07:52
498文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:17pt
人類と神々が決別してから幾星霜。
未だに神々との戦いは続くも、人類は確かに発展していった。
そんな中、とある孤島で一人の青年が目を覚ました――――。
最終更新:2019-10-30 00:07:18
90237文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:11078pt 評価ポイント:2876pt
今は遥か古の時代、人類の『夢想する力』を脅威と感じた存在により生み出された怪物が居た。怪物は、その力で人間の空想から形を得た世界――外史――の多くを喰らって破壊の限りを尽くしたばかりか、喰らった幻想を己の力に変え、自ら眷属をも創造して数を増やし、創造主たちにすら御する事が出来ぬほどの強大な存在へと変貌する。
事ここに至り、怪物の創造主たちは、彼らと相反する『夢想する力』の守護者たちと超法規的に共同戦線を張り、『現実に影を落としながら幻想を纏う英雄』を生み出して対抗した。
熾烈な大戦争の末、怪物は英雄とその仲間たちに打ち倒され、あらゆる時間と空間から隔絶された場所に永遠に封じられた―――筈だった。
それから幾星霜……ある外史に招かれて世に平和をもたらした少年、北郷一刀は、古の怪物の目覚めと侵攻を予見した外史の守護者たちの要請を受け、真に英雄たる存在となって再び世を救う為、ひとり故郷へと戻り、長く孤独な鍛錬の日々を送る事になる。
そうして、十三年の刻が流れた。
今、外史の扉は再び開く―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 08:02:42
64149文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:16pt
かつて日本人町が栄えたタイ王国・アユタヤに、大阪出身の未帰還元日本兵が暮らしていた。利田銀三郎さんという。わたしは親しみを込めて「銀さん」と呼んでいた。
銀さんは敗戦直後、仲間と捕虜収容所から「脱走」した。
彼は命を助けられた寺で学んだ漢方薬を使い、母なる川、チャオ・プラヤ沿いにあるスラムで貧しい人々の医療に従事し、細々と暮していた。
戦争に無理やり駆り出したにも拘わらず、行方不明になった元日本兵を捜そうともしなかった日本政府。そして、戦後幾星霜が過ぎ去った。
一
九八六年(昭和六十一年)になり、タイに生存していることがわかった銀さんを、戦友らが一時帰国させようと、関係者に働きかける。銀さんは娘で看護師のマリワンとともに、四十三年ぶりに祖国ニッポンの地を踏む。
兄である銀さんを捜し続けた弟の大作さんは既に亡くなり、姉のとし子さんは寝たきりの病院暮らし。銀さんは大作さんの妻、敬子さんと息子、朋靖さんの自宅に身を寄せて、日本での短い日々を送る。二人は再びタイに戻って行った。
それからさらに二十六年の星霜が過ぎ去り、わたしは以前から気になっていた銀さん親娘のその後を知りたいと思い立ち、取材を始めた。
ところが、歳月が立ちはだかっていた。関係者の多くは他界し、取材ノートの電話番号も古くなり、連絡がとれない。
ようやく大作さんの三女、文子さんとコンタクトが取れたが、一時帰国した時、銀さん親娘を一番身近で世話していた朋靖さんは既に亡くなっていたことがわかる。
その頃、タイ・バンコクにある日本人会から返信が届き、銀さんも亡くなっていたことがわかった。娘のマリワンを何とか捜し出そうとしていたところ、文子さんの夫、秀信さんがタイ出張の際、彼女と再会を果たした。彼女はわたしのことをよく覚えていることがわかった。
わたしはマリワンから銀さんの一時帰国以降、亡くなるまでの人生を取材するため、再びバンコクの地を踏んだ。
取材後、姉妹にお願いして、バンコクにあるマリワンの姉の家に安置されている銀さん夫婦の遺骨を拝ませてもらった。
時の日本政府が「集団自衛権」を根拠に自衛隊の海外派兵の道を開き、再び戦争の道を突き進むのではないかと懸念される中で、自衛隊員が戦地から遺体で帰国したり、行方不明になることのないように願い、銀さんの軌跡を辿ってみた。(重複投稿)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 10:22:23
39481文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
子を生み、増えて、地上全体に広がり、地球を管理しなさい
また、海の魚、空を飛ぶ生き物、地上を動くあらゆる生き物を治めなさい
-創世記 1章28節より
大いなる創世記が過ぎた後、人は神に寄ろうとして塔を造り、地上へと散っていった。
それから幾星霜もの後、人は悪魔から逃げるために塔を掘り、地下へと集っていった。
これは人類という文明が『終わった』のちの世界で抗い続ける少年少女達の物語である。
この作品は「ハーメ
ルン」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 21:09:00
9008文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
作:Elcano
ローファンタジー
連載
N6567FR
これは神と世界と神により次世代の神候補として選ばれた人間の壮大な物語…になると良いなぁ
第1部 終わりの始まりの時
ダンジョン発生とその原因の神との出会い、まさかのチート恩恵とチートと知りつつもやる気を出さない主人公とやる気しか無いその友人の物語
の予定
皆様、初めまして。ELCANOと申します。
なろうで小説を読むようになって幾星霜、数々のヒット作を楽しく読ませて頂きながら、自分でも書いてみたいなぁと思いつつ全く文才がない身の為躊躇しておりました。
そんな想いが爆発し
たのか、最近毎夜のごとく同じストーリーの夢を見るようになり、意外とドキワクする内容の(ような気がする)ため忘備録も兼ねてこちらに投稿してみようと思い、筆をとった次第です。
処女作となりますので、誤字、脱字、設定の矛盾などお目汚しが多数有ると思いますが、何卒ご容赦を頂ければと思います。
また、非常に多くの作品を読ませて頂いている関係上設定被りなど意識せずしてしまっている可能性も否定できませんので、お気付きの点が御座いましたら、お教え頂けると幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 01:41:35
3580文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:六年生/六体 幽邃
ハイファンタジー
完結済
N8631DN
教皇着座式の日、空が歪み、割れ、神話と聖書の生き物が這い出てきた。
空をミサイルと天使が飛び交い、地を悪魔とロボットが血に染め、核と魔術が遺伝子を汚染する。
人類は名前を隠す、異形の者達に攫われない為に。
文明が滅んで幾星霜の年月が経ち、名前を失った大陸と呼ばれる場所で、
天使と悪魔と人間が長い長い戦いを繰り広げている。
西の悪魔、北の天使、南の王国、そして東の遊牧民。
これらが争う大陸で、山に囲まれていたが故に中立を保てていた帝国だが、
王国で起きた反乱
によって、その均衡は崩されていく。
文官は迫りくる戦乱に備え、人材を探し、帝国の体制を整えている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 08:39:19
370240文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:594pt 評価ポイント:104pt
ある不思議な特徴から伯爵夫人に見初められ、庶子から伯爵家次男となったリゲル・カイルス。
貴族としての生き方に嫌気がさし、どうにか追い出してもらうために愚息として振る舞い、19歳になったその日、ようやく家から勘当される。
名前と共に貴族だった自分を捨て、ナハトという本当の名と共に、長年の夢だった『自分の行きたい所へ行きやりたい事をする』自由気ままな旅に出る事に。
やがて旅の中で、彼は徐々に、忘れていた大切なものに気付き始める。
最終更新:2019-08-07 00:37:59
59495文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
資源が無くなり、大地がやせ細り、命が死に絶えて幾星霜。地球に残された生命は、成長金属で造られた僅か2体のアンドロイドのみとなった。
成長金属を蝕む『溶命病』に侵され、寝たきりの『ルイ』。『ルイ』を看病しながら、ガラクタの山を漁る『ジン』。人の心を知らぬ彼らは、人をまね、人のように生き、ハードボイルドを追い求める。
機械仕掛けの命が潰えるその瞬間に、彼らは何を想うのか――
これは、終わった星に光り輝くハードボイルドな物語。
*この小説は作者の都合により、未完結状態で
更新が終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 23:53:05
9946文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:7pt
作:探求快露店。
空想科学[SF]
連載
N4628FE
その幽霊は本物か?
幻想が現実を侵食し世界を覆って幾星霜————。
闇深き森で1人。
墓守をしていた少年は1組の青年と少女に出会う。
※「カクヨム」「セルバンテス」「ノベルアップ+」にて同内容で掲載しております。
最終更新:2019-07-30 11:33:49
23692文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:71pt 評価ポイント:51pt
嘗て──光と闇の戦いが地上にあった。
光の王と闇の王●●●●の。
闇は全てを支配しようとした。
光は闇の驚異から全てを護りたかった──その戦いの果てに辛くも勝利を納めて幾星霜。
再び闇が世界を黒く闇に沈めようと猛威を振るう──
最終更新:2019-05-07 20:35:10
7314文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
超古代文明崩壊から幾星霜、停滞した世界を図らずも揺るがしてしまう名も無き旅商人の冒険譚。
オーパーツとか剣とか魔法とかそんな感じになったらいいなぁ。
最終更新:2019-04-24 12:15:21
44986文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:7pt
検索結果:169 件