-除け者- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:27 件
1
怪談らしい怪談です。
そう言うのが読みたい人におすすめです。
=あらすじ=
田舎の一軒家に暮らす事を夢見ていた私はついに運命の相手に出会う。
人ではない、家だ。
喜び勇んだ私は夢を叶えるべくその日本家屋に引っ越したが、近隣住民たちは私との交流を拒否する。
閉鎖的な村。
奇妙な双子の老婆。
__そしてある日私は自分が除け者にされている理由を偶然耳にした噂話から知った。
==
最終更新:2024-08-04 13:45:34
10767文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エルフ族の少女アベルは、エルフの里で除け者にされて育った。ある日、アベルが家に帰ると、そこには見知らぬ二人組がいて……。この二人との出会いが、アベルのその後の人生を変える。もちろん、良い方向に!
お転婆で甘えん坊、時々泣き虫な少女の、ほのぼの成長物語。
理想の男性像は? 父さんみたいな人!
※『転移先が大魔王城ってどういう事よ?』『白亜の騎士と癒しの乙女』のスピンオフ作品です。前作を読まなくても楽しんで頂ける構成にはなっていると思いますが、併せて読んで頂けると
より楽しめるかと思います。
※毎週土曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 12:44:58
513414文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:50pt
竜族の国、ジルドラス王国に住む下級民族シュードラの少年アルシュ。彼の周りには友人がおらず、中級民族ヴァイシャから除け者扱いされる日々を送ってきた。
それでも希望を捨てず、抗い、踠き続ける中、使用人として働く事を余儀なくされる少女、ルルアと出会う。
2人が絆を深め合う中、戦争の影が徐々に忍び寄る。交錯する運命、アルシュは希望を手にする事ができるのか....!?
最終更新:2024-06-18 17:58:47
264724文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
今よりもずっと昔、山間にある小さな村には妖が多く存在していた。
妖は村にとって危険な存在であり、妖を倒す事を生業とする集団まで現れた。
その村に暮らす芥子色の髪の毛と柳緑色の瞳を持った少女、
笹野結望は幼い頃に両親を亡くし、
村で一番の宮守家でお世話になっていた。
外見が故、妖と同じように日々除け者として嫌われていた彼女はある日、
入り込んだ森の中で美しい狐に出会う。
しばらくして、またあの狐に会いたいと思った矢先、
結望は事件に巻き込まれる事となる。
それは彼女自身
と、その周りの運命を大きく変えるもので―――。
オネエ狐と一人ぼっちの少女が手を取り合って頑張るお話です。
カクヨム様、ノベマ様にも同作品掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 12:02:58
132500文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
他人から除け者にされてきた少女、三嶋比奈はある日、年上の男の子と出会う。少年の名前は阿立幸哉。その少年に誘われ、人生で初めて鬼ごっこ経験する。そのなかで彼の優しさに触れていき、彼女はその優しさに溺れていった。それから十数年、彼と彼女は再び鬼ごっこをしていた....
最終更新:2024-05-06 18:00:00
7580文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
除け者の独り言を書いてみました
最終更新:2024-01-15 14:07:50
343文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
王立学園のパーティーで、婚約者である第一王子から一方的に婚約破棄を告げられた侯爵令嬢キャスリン。自身を長い間冷遇してきた王子と、その腕に絡み付いて笑う令嬢を眺めながら、彼女は自らの特殊な過去に思いを馳せる。(……あの時のように、わたくしはいつだって除け者、ということなのでしょうか。)実はキャスリンの前世は人間ではなく、植物園で育つキャベンディッシュという品種のバナナだったのだ。人生、いやバナナ生の最後にはお洒落なスイーツとなってお客さんに喜ばれることを夢見るも、とある原因でチ
ョコバナナとして売れ残り、スタッフの賄いとなってしまう。失意の中で生涯を終えたはずの彼女は、気がつくと貴族令嬢として異世界に転生していたのだった。(これ、人生、薔薇色では……!?)しかし転生当初華やかな人間の生活にはしゃいでしまったことが原因で婚約者に誤解され、その後どんなに努力し結果を出しても軽視されて不当な扱いを受ける日々。そんな彼女の前に、前世での憧れの品種、ブルー・ジャヴァ・バナナによく似た公爵令息が現れる──。婚約者との確執により、窮地を迎えた彼女とその心の傷を救うのは、果たして……?※アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 22:33:31
93334文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:256pt 評価ポイント:186pt
僕を除け者にはもうしない
キーワード:
最終更新:2022-12-27 19:38:29
430文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:60pt
クラスの女子は、よく俺のことを見てきゃあきゃあ騒いでいた。
曰く、「漫画に出てくるかっこいい男の子みたい」とのこと。
だからといって、告白されることはなく、ただ遠巻きに見られるだけで。
本来であれば喜ばしいことなのかもしれないが、何となくの息苦しさというか、除け者にされている感じがするから、自然と距離を置く。
俺自身、積極的にコミュニケーションをとる方でもないので、余計に「一匹狼」のように感じる。 まあ、編入生にはありがちなシチュエーションと思うほかない
のだろう。
それでも、心のどこかで刺激を求めていたのかもしれない。
水に1滴垂らすだけで瞬く間に広がる、そんな刺激を......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 15:18:02
12195文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伯爵令嬢ノアンは父の死をきっかけに、母と妹から悪質な嫌がらせを受けるようになった。
妹は父の後を継いで伯爵家当主となった叔父の子供であり、浮気をして妹を産んだ母と揃って、ノアンを除け者にしようとしたのだ。
嫌がらせはエスカレートし、ついには婚約者まで妹に奪われてしまう。
つらい生活にもひとりで耐えるノアンだが、そんな彼女にも唯一の楽しみがあった。
夜になれば、嫌なことを忘れさせてくれる特別な時間が訪れる。
窓を開けると現れるその人は、明るい金髪にきれいな青い瞳、そして―
―半透明のからだ。
「こんばんは、幽霊さん」
今日もわたしと彼の、秘密の夜がやってくる。
これは居場所をなくした少女が、幽霊の青年と出会って救われるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 00:26:53
55788文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:35130pt 評価ポイント:27628pt
菊池「俺は菊池、中学生です。学校では嫌なことがあるのですが仕方なく通っていました。みんなからの嫌がらせがひどく、先生も見て見ぬふりを決め込んでいました。」
最終更新:2022-05-22 18:00:00
2017文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある国に、三つの城がありました。金の城にはキンナ姫、銀の城にはメーギン姫、銅の城にはリンドウ姫が暮らしていました。三人はいずれもどこか欠けていて、「ドッカナシ」と呼ばれ、除け者にされていました。
そんな彼女達は楽器を奏でるのがとても得意。ですが大好きな演奏会の日に「ドッカナシだ」と、ひどいことをされてしまいます。
それでも彼女達は屈さず、一生懸命に音楽を奏でるのです。
最終更新:2021-10-09 15:56:59
2321文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
クラスからいじめられていた私を救ってくれたのは、転校してきたばかりの三白眼の男の子だった。
彼は私を認めてくれて、ママと同じ銀色の髪も、赤い瞳も褒めてくれた。彼はたくさんの楽しい時間をプレゼントしてくれて、気が付けば「大好き」になっていた。
※『転校先の小学校で除け者扱いされている銀髪の女がいたから嫌がらせをし続けて数年後、「大好き」だと告白された』の続編です。初見の方はこちらを読まれることをお勧めします。
※カクヨム様にも投稿しています
最終更新:2021-05-23 00:00:55
5166文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:20520pt 評価ポイント:17162pt
「クククッ、楽しみだぜ。そのきれいな顔が涙に染まる瞬間がよぉ」
悪に憧れるちょっとひねくれた少年がクラスで嫌われているひとりぼっちの銀髪少女を見かけ、邪魔されずに嫌がらせができると思い絡みまくった。そしたらいつの間にか中学、高校まで関係が続き、なぜか告白されちゃったお話。
最終更新:2021-05-11 22:04:40
5945文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:26968pt 評価ポイント:21298pt
孤児院暮らしの少女フィンは、シスターや子供たちから除け者にされ、寂しく辛い日々を送っていた。
彼女の唯一の心の安らぎは、ぽっちゃり老婆のジューンが経営する薬屋での手伝いの時間。成人したら住み込みの弟子になるという約束を胸に、少女はひたすら頑張るのであった。
そんなとある日、少女は薬草採取に出掛けた森で二人の青年を助ける。なにやら訳ありの彼らとの出会いや、ジョージと名乗る貴人らしき男性に目を付けられたことでフィンの運命は徐々に変わってゆく…
明らかになるフィンの生い立ち
や、彼女ばかりを虐げるシスター・アマンダの思惑。
フィンはすべてを知った時、どのような未来を選択するのだろうか?
(※ カクヨムにて別ペンネームで同時掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 17:59:50
149536文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:114pt
神託によって魔王討伐に選ばれた職商人のレインは勇者たちに除け者にされ、虐げられながらも魔王討伐の旅を続けた。魔王を討伐された後に、レインの前に魔王の亡霊が現れ、国と勇者一行と手を切り、西へ向かうよう告げ、レインも勇者一行から逃亡する。その後の勇者一行と王国の滅びる様とレインの逆転劇が始まる
前編・中編・後編・完結編の4話に纏めます
最終更新:2020-08-20 06:30:07
16196文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:726pt 評価ポイント:564pt
頭のてっぺんから、足のつま先まで水色の体毛をしている、世にも珍しい水色の子狐、『水色狐』。
その身体のせいで仲間から除け者にされ、水色狐はいつも一匹ぽっち。
……けれど、ある出会いをきっかけに、水色狐の一生は一変する。
――これは、一匹の子狐のお話。
最終更新:2020-07-17 04:15:25
4512文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:4pt
舞台は江戸初期。金平糖屋のせがれに恋した音子だったが、或る日母親が両想いのせがれと不倫をしているところを目撃する。絶望した音子は、何も言わずに母と帰宅をする。その道中にタンチョと遭遇をする。母親は悪阻と同時にタンチョウの頭のブツブツに吐き気を覚えて、音子にそのタンチョウを殺せと命ずる。タンチョウを殺した音子を目撃していた佐々木小次郎は、立派な鶴殺しとしてとっつかまえる。
音子は小次郎に連れていかれるも、実は小次郎は音子を庇ったに過ぎなかった。鶴殺しの罪は母親に着せられた。
詰まる所、音子と小次郎は夫婦となり、子を授かる。小次郎は父親に音子を紹介しようとするも、その父親は音子の実の父親でもあった。つまり、小次郎と音子は兄妹だったのだ。
赤子は最寄りの寺にあずけて、音子自身は遊郭へと身を投げた。その分のお金は、自分の子供へと送るという約束で。
赤子は大きくなり、大道芸人として相模湾で神通力を披露する。人気者になった矢先に、余所者から神通力の種を暴かれてしまう。しょげている音子の息子を見ていたひとりの武士が励ましてあげた。その武士は佐々木小次郎であった。お互いに血が繋がっている事はしらない。
江戸後期にもなれば、武士は世間から除け者にされていく。小次郎は仲間が社用族になるのを黙ってみて、自分だけ一生懸命に武士として生きた。だが、小次郎もやり切れなくなる。小次郎は遊郭へと通う様になり、貢いできた女にも裏切らてしまう。のらりくらりと夜の街を歩いていれば、夜鷹となった音子が小次郎を誘惑した。もちろん、二人は知らない。小次郎は音子と寝た。同時に小次郎は遊女から結核をもらっており、夜鷹の音子からは梅毒を移されしまった。
励ましてもらった大道芸人は小次郎のあとを追っていて、見つけた時には小次郎が血反吐をはいていた。名の無い大道芸人は、小次郎から刀と名前をもらう。佐々木小次郎として音子の息子は生きると同時に、夜鷹の音子となんやかんやで親子であると悟る。小次郎は、母親の音子のためにペニシリンで梅毒を治療してやり、二人は慎ましく生きるのであったとさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 18:12:39
27626文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
ああ、またそうやって私を除け者にするのか。
最終更新:2019-07-19 17:10:30
368文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
作:阿礼 泣素
ヒューマンドラマ
完結済
N7625EI
「そろそろ、ここでの生活にも嫌気がさしてきたなあ」
しかし、この世は棲みにくい。
どうやら、この邪答院メギドは生きる時代を間違えてしまったようだ。
綺麗事が嫌いだ。
半端者を除け者にする社会が嫌いだ。
輪を乱す者を正す者が嫌いだ。
欲に忠実なのを是としない精神が嫌いだ。
本能を理性で律するという戒律が嫌いだ。
ハッピーエンドが嫌いだ。モラルが嫌いだ。倫理観が嫌いだ。勧善懲悪が嫌いだ。
――だから殺した。
最終更新:2017-11-02 07:00:00
9034文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「――ねえ。このカラス、〈生贄〉にしよう」と、夜花は言った。
ぼくたち五人(オオカミ、カワホリ、ヤギ、夜花、ぼく)は、小学校のクラスでは除け者扱い。そんなぼくたちはある日、公園で死んでいたカラスを見つける。すると夜花(よるはな)はその烏を使って「お呪い」をしようと言い出すのだった。恐々、彼女の言うことに従うぼくたちだったが、翌日、意外にも大金を手に入れることに。
ところがそれからしばらくして、五人のうちの一人がいなくなってしまう。はたしてそいつは、金を持ち逃げしたのか、
それとも何かのトラブルに巻き込まれたのか――
ぼくたちにやって来たのは、はたして幸福なのか、それとも不幸なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 23:07:36
21277文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『ビビには内緒よ』『ふたりだけの秘密ね』そう言ってわたしを除け者にしたあの子は、もういらない。どんな人だったらずっと一緒にいてくれるのか、考えて、考えて、考えて、そして見つけた。武骨な見目をした、わたしだけのみどりの獣人を。
最終更新:2017-03-15 17:21:36
34950文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:958pt 評価ポイント:702pt
妖怪が見える少女、沙耶は学校で除け者にされていた。
ある日、学校からの帰り道で沙耶は不思議な森に迷い込む。
森の中の池で出会ったのは「カッパのカミサマ」だった。
大学の授業で執筆したものです。
なんかやばそうだったら消します。
最終更新:2016-11-11 13:22:15
6425文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
人生はフルーツバスケット。除け者は腐って実をぶちまけるだけ。
最終更新:2016-04-04 22:53:24
778文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
迷子になるのは羊(シープ)なのに、なぜ除け者になるのは山羊(ゴート)なのだろう。
良く似た生き物のはずなのに。
*ありま氷炎さん主催のイベント「春節企画リターン2015」参加作品です。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2015-02-19 22:38:56
3173文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:70pt
*この作品はフィクションです。
キーワード:
最終更新:2014-04-27 22:48:56
541文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
都会の喧騒から外れた郊外の住宅街で、吉崎香苗は高校時代の同級生である赤城美鈴と二人でルームシェアをして暮らしている。
四月も下旬にさしかかった頃、香苗は勤め先の居酒屋で作家志望の男性客、藤川と出会う。
店の人間はあまり好感を持っていないらしいが、そうやって外見だけで人を判断することができない香苗は、自ら関わっていくうちに自分とは違い、夢に向かって努力する藤川にいつの間にか興味を抱くようになる。
ある日、これ以上関係を深めるのはよせという戒めを美鈴から受けるが、藤川には
煮え切らない態度を香苗は取り続けてしまう。
最初こそ突っぱねていた香苗も、いつになく真剣な美鈴の姿に強く心打たれる。
当初は香苗が寄っていってもひどく嫌って除け者扱いする藤川だったが、次第に香苗を受け入れてくれるようになる。そのこともあり、過剰ともとれる美鈴の懸念を他所に、香苗は更に藤川と親睦を深めていく。
就職や夢、理想などに向けて変わり続ける周囲の人間に囲まれているうちに、現状に対する不安と、自分が現実から逃げていることへの嫌悪感を覚えていくが、香苗はどうにか自分なりに答えを見つけ出す。
ある晩、立ち寄ったコンビニで香苗は藤川と偶然遭遇する。そこでいきなり原稿を読んでほしいと頼まれ、香苗は戸惑いつつも目を通す。
藤川に言われた通り率直な感想を述べると、そこから思いがけない口論に発展してしまう。
その仲介に入ったのは、友人たちと出かけていたはずの美鈴だった。食い下がろうとする藤川を、美鈴は一言で一蹴する。
その日以来、藤川とは縁を切った香苗は、惜しまれつつも勤めていた居酒屋を辞める。
自分自身区切りをつけるためにちゃんとした就職先を探すことを意気込む香苗の元に、敬遠していた実家の母親から一度顔を見せるようにと連絡が入る。
もう何事からも逃げないことを決めた香苗は、一度実家に帰ることにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-05 02:21:00
103511文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
検索結果:27 件
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