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検索結果:14 件
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「女王陛下、……いや、シルヴィア・ローゼンハイム。あなたを王国の大罪人として逮捕する」
ある日の夜、私は臣下の貴族によって逮捕された。臣下の一人が、私の髪の毛を掴んで窓際に連れて行く。そして、城壁の向こう側で淡く瞬く赤い光を私に見せた。
「……あれは何ですか?」
私の問い掛けに、臣下はしばらく|間《ま》を置いて答えた。
「革命の火です。王都は貴族連合軍が掌握し、残りはこの王宮を残すのみです。貴族連合軍と共に戦う民衆達が、王宮の城壁のすぐ外側まで迫っています」
「
……革命?」
「今夜、ローゼンハイム王国は滅びたのです」
その逮捕から約一週間後、私は民衆の前で斬首刑となり、その躯(むくろ)は一切を残すことなく、灰になるまで焼かれた……。
◇ ◇ ◇
「シルヴィア・ローゼンハイム。汝は王国にその生涯を捧げ、鎮守の神々に忠誠を誓うか?」
……え?
私は、国王の王冠が置かれた玉座に向かって跪いている。斜め前には、背の高さほどの錫杖を持つ王国国教会の大主教が立ち、私を見下ろしていた。
──これは……、もしかして、六年前の戴冠式?
私は状況を理解できないまま、ゆっくりと後方を振り返る。すると、そこには数十人に及ぶ貴族達が整列して、私に向かって軽く頭を下げていた。
──あぁ……。あの時に戻ってきたんだ……。悲劇の始まりの日に……。
私は、玉座の背後に飾られた優しく|微笑《ほほえ》む父王、故グローヴィスの肖像画をじっと見つめる。
──お父様。私は帰ってきました。今度の人生では同じ過ちを繰り返しません。必ず、お父様から受け継いだこの国と国民を守って、立派な王になります。
「私は今ここに、第十六代ローゼンハイム王国の国王に即位したことを宣言します!」
こうして、シルヴィア・ローゼンハイムの国家再建ストーリーが始まった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:04:52
128561文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:14pt
蝉の鳴き声、肌を照らす赤い光。小学校の夏休み。
自宅の近くのとある神社の境内で、小学二年生の井狩結花は仲の良い四人で一緒に毎日のように遊んでいた。
ある日、四人の子供の側に影が不穏に近寄り、結花は脅かされる…
早く逃げなきゃ…ここから脱出しなきゃ…
この事件によって、彼女の人生は大きく変化していく。
最終更新:2023-12-25 22:04:02
66266文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
呼ばれる要素が幾つかあって、それ故に社を訪れた。
対応は相変わずぞんざいで、乱暴な、荒くれ者。
けれどもきっと心配していたのだと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
間合いを詰めるのが上手い壁ドンが見たかったはずでした。
三緒様の予定でした。
最終更新:2023-10-13 20:29:13
883文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魂が二つに裂かれ、あったものがなかったように語られ、この教会のステンドガラスは、今はそれを通して赤い光を僕に見せる。
最終更新:2023-01-01 00:46:36
224文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:わたなべみぐみ
ローファンタジー
完結済
N6699HL
中学三年の夏、謎の赤い光と共に親友の雅彦が消えた。
五魂神社の老婆の進言で半年前の試合をやり直すため、俊は時間を逆行する。猶予は三回まで。
今度は絶対に雅彦を取り戻すと心に決めて試合に挑んだが、俊の前に立ちふさがったのは古代神イツセノミコト(五瀬命)とその命を奪ったナガスネビコ(長髄彦)だった。
神の力に翻弄される俊、勇也、和真の三人。突如迫りくるイツセ襲撃の最中、もう一人別の古代人が現代に蘇っていることを知る。
俊の魂を狙うイツセの真の目的とは何なのか。
魂の器(ウツ
ワ)と依代(ヨリシロ)とは?
古代神に仕える守人(モリビト)の一族とは?
俊たちの中に潜む神力(ジンリキ)とは?
命と魂、古代神を巡る青春ファンタジー。
*登場人物、地名、出来事は全てフィクションです*
エブリスタ、ステキブンゲイにも同作品を掲載しています。
(元タイトル『僕ときみ、魂のウツワとヨリシロ』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 23:50:35
163194文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:SHO-DA
ハイファンタジー
完結済
N0561GN
人族の少年ジョーは、平凡な少年だ。特徴と言えば、ちょっと記憶がないだけである。
ある日ジョーが遺跡で拾ったのは巨大な黒いゴーレム。
ゴーレムが兵器や工具として多岐にわたって普及する王国でも、そのゴーレムは無敵と言えた。
しかし、そのゴーレムの中にいたのは、主にすてられたホムンクルスだった。
「キミ……ボクのゴシュジンサマじゃないね。なのに、このコがいうことをきいた……キミがあたらしいゴシュジンサマ?」
「……じゃあ、いちじてきにかりのゴシュジンサマ……しようしゃであるキミと、
はいきほりゅうのボクで、このコをうごかすよ……ねえ、キミ、なまえをおしえて。あと、このコにあたらしいこゆうめいしょうをつけて」
「わかった!いまからこのコはクロガネ!キミはクロガネのジョー!」
「ボクはクロガネの生体部品(ハート)でキミの生体部品(モノ)だよ!」
そんなジョーと暮らしていたのは猫人族の姉妹、ルミアとミアル。頭の上の猫耳とお尻の上の細長い尻尾はまっすぐピンと伸びている。ここは人族に支配された辺境の村だ。
「ゴーレムなんか拾って来てはいけません。どこかに捨ててきて!」
ルミアはかつて王都に留学していた天才児でゴーレム嫌いだ。
「人族の子ども?そんなの食べられないし……」
けが人だったジョーを背負ってわざわざ村に連れ帰った変り者でもある。
「いい?あなたは人族の男だから、きっとスケベで変態だけど、あたしやミアルには手を出しちゃだめよ」
「だから人族は!あの人でなしの欠陥種族は!!」
「あれは……あの赤い光は……まさか……あのゴーレムは古代文明を滅ぼしたという……」
「姉ちゃん!女の声だにゃあ!ジョーのヤツ、女の子を連れ込んだにゃあ!」
ミアルは好奇心旺盛のいかにも猫女子だ。姉には素直で、ジョーにとってはやや気難しいが、かわいい妹分である。
「ジョー。朝ごはん作ってよ。その子はあたいが面倒みるからさぁ」
「姉ちゃん……お金がからむと人変わるの、なんとかならない?」
「あんた、そんなにあたいたちの下僕がいいの?」
「……バカ。だから、そんな顔すんな……」
こうして、年頃の猫人姉妹とホムンクルスと暮らし始めたジョー。
しかし、この日から、少年のゴーレムを狙って、賊が襲撃する毎日が始まったのだ。
そして、それはいつしか王国をも揺るがすのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 13:17:19
141830文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
遠くで誰がが笑って見ている。
悪意にみちた心で嘲笑う。
僕もそっと笑い返し瞳の奥で、そっと赤い光を隠して生きる。
最終更新:2019-06-17 03:00:00
298文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「城田丈助、お前はもうすぐ殺されるのおおおおおおおおおおお!!」
夢の中で赤い光にそう告げられる主人公。
死の運命から逃げ続けられるのか…。
最終更新:2018-11-03 15:30:21
9975文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:リルル・ガランド
ハイファンタジー
完結済
N3181EI
開かない遺跡が100年に1度発する赤い光の日に生まれた女の子、リサ・ヴァリュー。
災害をもたらす事を告げに国王バルザーはパルナーラ村のリサの家へやって来る。
国王バルザーを殴る父親、逃げる母親。
大切な事に気づく国王バルザー。
万能の力は16歳の誕生日を迎える日、失われる。国王はあらゆる手を使って殺す事を企んでいる。
リサ・ヴァリューは生き残る事を企んでいる。
鬼が友達。リサ・ヴァリューにしか見えない灰色の服を着たリズという女の子。
リサの元に集まる大人たち。
因果は絡み合い、石は転がって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 00:00:34
57223文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
三重県、亀山市。
ヤマトタケルの最期の地と言われる、能褒野神社がある。
ここで育った三つ子のきょうだい。
このきょうだいは “不思議な三つ子” だった。母から産まれた時、3人の6つの小さな手は、光っていたのだ。
長女の美殊は青、長男の岳斗は緑、次男で末っ子の丈琉は赤い光。
3人の三原色が交わり、白い光に変わった時、3人は神話の世界へ誘われた。
3人は古代の日本を旅する事になる。
そこでは、かわいいと言われたことすらない美殊が、美しいともてはやされる。
医学部の岳斗は、
現代の医学知識で人命救助。
剣道選手権優勝の丈琉は、洗練された剣術で負け知らず。
3人は古代の世界を生き抜き、元の世界に帰る事を誓い合う。
記・紀の史実に自分なりの解釈をしてみました。
この作品は「カクヨム」に掲載されたものに修正・加筆を加えてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 08:04:26
190830文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
いつまでもあの赤い光を
最終更新:2017-04-29 13:36:15
252文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ヒデの隣の席の星野杏は自称宇宙人の宇宙オタクだ。ある日、同じクラスのカズが赤い光のUFOを見たという。星野が言うには赤い光のUFOは凶暴なマルカヴ星人だという。
マルカヴ星人から地球を守るため、ヒデ、星野、そして宇宙研究家の星野パパが立ち上がる。
☆鈴木りんさま 企画『きゅあぴゅん』参加作品です。
★霜月透子さま 企画『ピュアキュン』参加作『隣の彼女は宇宙人 VS星野篇』の続きですが、前作を読まなくても楽しめます。ご興味ございましたら前作もよろしくお願いいたします♪
☆上下
完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 20:44:36
8357文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:56pt
合掌造りの古風な家には、四代にわたる家族が住んでいる。
大晦日の今日は、囲炉裏の周囲に布団を敷き詰めて皆が枕を共にする慣わしだった。
家族とともに夜明かしすら許される大晦日は、一番年下の椛にとって、年に一度の楽しい行事なのだ。
夜が更けて、眠りを促す祖母に椛は昔話をねだった。
困惑げな祖母に代わり、曾祖母が話をすることにした。
「雪うさぎ」の話を望んだのに、曾祖母はなぜか「雪女」の話を始める。しかも、子供をおいて山へ姿を消した、その後の物語だった。
妹の椛、姉の楓、そして曾
祖母の三人は頭から布団をかむり、真っ暗な中で話に引き込まれていった。
話が終わったとき、曾祖母の双眸が赤く光っていた。
姉の楓がギラギラと、妹の椛も淡いピンクの光を放っている。
二人の娘が初めて目を光らせたのだ。
それは、二人の由来を示しているのだが、それを証明するように母も祖母も赤く光る目をしていた。
神棚の横に納めた鏡を覗けば先祖に会える。
照明を落とした室内に、五対の赤い光が蛍のように乱れ飛ぶ大晦日の夜だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 09:28:59
5747文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:68pt
嘘をつくと赤い光を放つ兵器によって死んでしまう、犯人は危険な思想の持つ男!?平凡な人間佐藤は偶然この計画を知り、それをとめるべく奮闘する!
最終更新:2011-09-10 09:05:05
36101文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
検索結果:14 件
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