-花吐き病- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

800文字で完結するショートショート

忘れられない、記憶。 君と出会ったのは、薄紅色の世界だった。 僕の中に小さく、けれど確かに芽吹いた恋心。 淡い、淡いそれは少しずつ大きくなって、僕の胸の内を占拠する。 ……何年たっても君を想う。 僕にその資格がなくても、想い続けて 花を、吐く―― ****************************** 話の内容的に、嘔吐表現が多数ありますので、苦手な方は閲覧をお控えください。 ◆連載途中の「桜吹雪と秘め続ける想い」の友雪君と美姫ちゃんの、別の世界の短いお話です。 ちょっと桜吹雪の方で行き詰っているので、息抜きに別のお話を書いてみました。 登場人物などなど、リンクしている部分も多々ありますが、桜吹雪～とは全く別物だと思って楽しんでいただけたらと思います。 ◇PNは違いますが、この作品は「アルファポリス」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ

花を吐く青年と女性のお話。

花吐き病の娘の傍にいる青年の話

みなさん、〝花吐き病〟って、知っていますか……？ これは、ちょっと不思議な、私の恋の物語。

悲しかったことも嫌だったことも全て乗り越えて、その先の黄昏から目を逸らしながら生きていた2人の記憶。

俺の口から出たのは、真っ赤な一輪の薔薇だった

花弁を吐き出す奇病――花吐き病に罹ってしまった「妻」。「僕」は自覚のないまま死を迎えつつある「妻」と日々を過ごしてゆく。

好きな人を想いながら流した涙が宝石に変わる奇病とそれに関わる少女と青年の話。 前後編の2話で終わる予定です。 花吐き病の名前が出る場面と花吐き病に似た部分があります。

「叶うならば・・・貴方とともに歩みたかった」 花吐き病になってしまった王女アイリーンには好きな人がいる。しかしそれは叶わぬ恋だった。だってアイリーンは王女で、彼は騎士なのだから・・・ 「どうせ叶わぬのなら、貴方を想ったまま死にたいです」 今日もアイリーンは花を吐く。花言葉に彼への愛を乗せて・・・

僕のことを、愛してください。