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検索結果:88 件
精霊の源泉地と言われるアヴァロン島。
その聖地が魔族と呼ばれる存在に占領され、精霊弱化が始まってから数百年が経つ。
聖地奪還を目論んだいくつもの勇者パーティーや連合騎士団もそれが不帰の嶮であると証明するだけだった。
各国が奪還計画に倦んでいたころ、『智慧の貪狼』を名乗る魔道学者は考えていた。
英雄でも大軍でも無理なのだとしたら…。
■
「荷役、鍵師、鍛冶屋に学者ってパーティな時点で、早晩立ち行かなくなるとは思っていたけどだな…」
「だからわざわざ助っ人を頼んだのでしょう?
」
「その助っ人が『料理人』ってのは、極め付きだろ! 真っ当なパーティの連中がこれを聞いたら当分酒のツマミに困らんぞ」
■
「ええ、アルミという金属にチタンという金属をコーティングしたものです。どちらもレンガ山で採れますよ」
ともに鉄より軽く、錆びなくて丈夫であると伝えると、親方はギラっと目の色を変えていろいろと質問を浴びせかけてきた。
だがどちらも高温での酸化に弱く、鋳掛やロウ付け、焼入れが困難なことを知るとスーッと目の色が戻ってしまった。
さらにアルミは曲げ加工に弱く、チタンは切削加工が難しい。
鉄みたいにぶっ叩いて曲げて切ってくっつけてという技法がまともに使えないのだ。
「つまり『鉄は王様』ってことだな」
ああ、真実を突いてしまった。
あれだけ金属加工技術の進歩した現代地球でも、一番活用されていたのは、やはり鉄なのだから。
■
「ええ。まず音声というのは空気の振動ですよね?」
その振動が魔導線の繋がれた極薄の金属板に当たり、金属板は魔石から接続されたもう一方の金属板に対して触れるか触れないかの距離で振動する。
魔力は魔導体を伝わるほどではないにせよ、空間を飛ぶ性質もある。
わずかな隙間であれば、その距離に応じて少しは魔力が流れる。
その魔力波形は魔導線を伝わった先に設置された風魔法の魔導紋によって空気の振動に戻される。
「始めは魔力波形を物理振動に戻す仕組みが要るかと思ったのですが、風の魔導紋で直接いけると解りましてね」
「ええ、魔導紋というものは概念的な動作をするから、理論上は遅延や損失が皆無と言われてるのだけど…」
だが、それをこのように利用するなど考えた者はいるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 07:20:00
816434文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2374pt 評価ポイント:1120pt
特定の文字を使わずに書かれた文章――リポグラム。
全ての文字を一度だけ使った文章――パングラム。
逆さまから読んでも意味の通る文章――回文。
言葉の最後と始めをつなげて書く――しりとり。
区切る場所を変えると意味の変わる文章――ぎなた読み。
文頭だけ集めて現れる新しい文章――縦読み。
全ての文字を並び替えて別の文に変える――アナグラム。
その他、etc⋯⋯。
この短編集では、そんな言葉あそびを各編にまとめた、一話完結型の掌編小説たちです。
小説というの
は、全てが言葉でできています。その言葉を表す文字は、本来なら意味なんて何もありません。ただの記号。白と黒の濃淡の組み合わせ。空気の振動。
しかし人類はそこに意味を与え、無限の広がりを持つ空間を作り出しました。
さあ、皆さん、言葉で遊びましょう!
この短編集では、各編の初めにその言葉あそびに関する概要を説明するページを載せています。
「リポグラムってなんだろう?」とか疑問に思った方は、初めにそちらを読んでみてください。
すでに知っている方は、いきなり本編を読み始めてもOKです。
基本的には、どこから読み始めても大丈夫なようになっております。
また、作品の性質上、文章の折り返す位置が重要になる作品(縦読み作品など)もあります。そういった作品には、タイトルに「☆」マークをつけているので、タイトル横の「表示調整」というボタンを押していただいて、適宜文字のサイズを調整していただけると幸いです。
番外編もあるのでぜひ読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 14:22:11
167074文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:178pt
作:くろねこどらごん
異世界[恋愛]
短編
N3501JB
「愛してるよハギタ」
「私もですわ、ヘドヴァン様……」
なんなの、これは。
それはとある日のこと。目の前で行われてる行為に目を奪われながら、私ことラウザは驚愕していた。
婚約者である第一王子ヘドヴァン様に呼び出されて赴いた王宮。
到着した後、従者によりこの中庭へと通されたのだが、そこで待っていたのは、私の予想の外にある光景だった。
「ヘドヴァン様、私のほうがお姉さまよりずっといいでしょう? 私の方が、貴方のことをもっともっと愛しておりますもの」
「勿論だとも
。もう私には、君のことしか考えられない」
私は婚約者を奪われたのだ。それも、血のつながった妹に。
私は妹に裏切られたのだ。長年ともに過ごしてきたはずなのに、婚約者にも裏切られた。
なんでふたりが楽しそうに笑っているのか、全く理解できない。脳が破壊される感覚で、心が壊れそうになる。
「ああああああああああああ!!!!!」
絶叫とともに、私はその場から駆け出したのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 06:00:00
10342文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:762pt 評価ポイント:708pt
百合とは爆発なのか? はい。百合は爆発です。なぜなら百合は一点のエネルギーが周囲に発散されて百合ーテルが振動するからです。百合です。ノベルアップ+にもあります
最終更新:2024-05-10 18:05:10
620文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
全身を振動させれば、セミの小さい体でも大きな声が出る、ということを踏まえて、オペラ歌手の体格に思いをいたすとよい。
最終更新:2024-04-23 11:41:18
372文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:桜 こころ
現実世界[恋愛]
完結済
N2952IX
困難を乗り越え希望を見出すピアニストたちの物語
「静寂の音色」は、突然の事故で聴覚を失い、音楽への情熱を諦めかけていた高校生・梓が、盲目のピアニスト・海斗との出会いを通じて新たな音楽の世界を見つける物語です。
触覚や振動を通じて音楽を感じ取る梓の挑戦は、伝統的な音楽界の枠を超え、多くの人々に新しい音楽の価値を示します。
困難を乗り越え、希望を見出す二人の旅は、音楽が心で感じるものであることを教えてくれます。
最終更新:2024-04-17 16:51:35
5445文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
語感がいいのか、喉の振動がクセになってるのか分かんないけど
最終更新:2024-04-01 13:19:26
492文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
【シリーズもの】【一話完結型】
ダン!!!殴られた壁から振動の余波が伝わる。
メリハリのある豊かな身体を持つ側妃が拳を壁にめり込ませていた。…素手で。側妃は居丈高な態度でこう言った。「わたくしを、誰だとお思い?」
権力と物理で周りを黙らせる系側妃の話。
最終更新:2024-02-26 11:27:16
13369文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:11138pt 評価ポイント:10234pt
金属内のマイナス電荷の電子とプラス電荷の原子核は、プラズマを形成します。プラズマの振動をプラズモンといいます。プラズマの振動は、量子力学的に1個2個と数えることのできる粒子で、プラズモンと呼びます。
最終更新:2024-01-22 08:00:00
238文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:パパスリア
空想科学[SF]
完結済
N6665IO
彼女は神様に文句を言いに行った。
本作品はカクヨムにも重複投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887743825
※この作品は、性的描写があります、ご不快に思われる方は読まない様に願い申し上げます。
瀬楠 望は、彼女が欲しいと思っている普通の男子高校生。
そんな彼は、所属する部活、成功研究部部長、才籐 一が作ったAIに、いちゃいちゃ出来るプランを出してもらう。
その計画は、“困窮する女の子を援助しよう”、と言う
ものだった。
誰も助けてくれなかった社会、懸命に生きる神楽坂 許と出会う。
許の事が好きで好きで仕方がない望は、彼女を助ける事を決意。
だが幸せを目前に、許の身に更なる理不尽が襲い掛かっていた。
望は許を助ける為、才籐 一が作った薬で、固有振動と重力波、画像データを使い(才籐 一の仮説)、タイムリープを試みる。
※この物語は全てフィクションです。似通ったところがあっても、異なる国、異なる世界、異なるルールの中でのお話しと認識頂き、私達の世界と混同なさらない様にお願い申し上げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 17:08:49
22440文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
普通の金属と超伝導状態の電子の話です。
最終更新:2023-11-04 22:00:00
366文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N4931IL
私は生家の侯爵家を追い出され、乗り合い馬車で隣国に行く途中である。
「ああ、良い天気。空が青いわ」
ゴトゴトと揺れる馬車に、子供連れのご婦人はお尻が痛いと呟くが、子供は景色を見ながら元気いっぱいに歌っている。
それを見る私も、初めての乗り合い馬車の振動に驚いているが、気持ちはスッキリしている為か楽しんでいる。風も暖かく頬を撫でる。
ハチキナ侯爵邸の物置部屋で、使用人に交じって掃除をしていた時とは雲泥の差である。たくさんの使用人もいるのに、私にもそれを強いていたのだ。
「お義姉さま、まだ此処の床汚れてましてよ。これじゃあ夕食をあげられないわよ」
態とバケツを蹴飛ばして、掃除後を汚す義妹のギルモア。
「本当屑ねえ。チャチャと遣ってちょうだい。旦那様が戻るわよ!」
見ていた癖に嫌みを言う義母ユネジュー。
私の名前は、サフラン・ハチキナ。
母が亡くなってから、父の愛人家族が侯爵家に乗り込んできた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 22:42:17
4919文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:4532pt 評価ポイント:4320pt
ネコのゴロゴロ音。あの音と振動、何とも言えず心地よくて、あれを聴いてるだけですっごく癒されますね。ネコ自身も気持ちいい、そしてそれを聴く人間も、いっぱい癒してくれる。
その秘密をちょっと調べてみたら、驚きの事実を知りました。
最終更新:2023-10-07 12:42:29
1265文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:234pt
主人公はブラック企業に勤めるSEでふるさと納税だけが趣味の低所得で残念な二十三歳。
今日も愚痴を漏らしつつ湿気だらけの狭いワンルームの一室でこたつの中で納税サイトと睨めっこ。そんな彼にとある自治体が目に止まる。
その自治体は異世界市。
「返礼品が貰える納税額は……百円、安っ」
返礼品は庭付き一戸建ての譲渡とセットで自治体への永住権。その上、引越し費用も自治体持ちで準備金もある。社会人になってから有休消化すらした記憶のない彼はその口実になればと言う一心で納税を決
意した。
納税手続きを終え、泥のようにコタツの中で眠りに就いた彼は目覚めと共に久しぶりの感覚に襲われた。
ユサユサと誰かが彼の体を揺する、その振動が部屋に差し込む朝日と一緒になって疲弊した彼に起きろと促す。目を覚ますとそこには見知らぬ美少女の姿があった。
彼は出会った少女からふるさと納税で異世界に移住したこと、そして彼女自身は永住権のために自治体が準備した嫁だと告げられた。彼は異世界市と言う自治体ではなく異世界に納税したこと、そしてその世界では一円が国家予算に相当すると知り低所得者から資産家へと階段を駆け上がった彼に件の美少女はパラサイトと化すも実は彼女は三十九歳のアラフォーだった。
そして永住権は現地の人間と結婚しなくては手に入らない。
彼は真の異世界移住を満喫すべく合コンの中で理想の嫁を手に入れるべく、途中で出会った仲間と共に様々な壁とドンパチ奮闘することとなる。
*合コン開始は3話からです。
マッチポンプ展開は7話からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 18:26:26
181840文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:36pt
作:ナイトポエマー(杉)
ハイファンタジー
短編
N9389II
かくして、世界は平和になった。
最終更新:2023-08-07 01:14:28
985文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
最近トイレの水を流すと排水管が振動する。
最終更新:2023-06-21 19:38:07
1198文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
ブルブル。携帯が鳴る。
ブルブル。体が震える。
ブルブル。ブルドック。
振動し、わたしたちは共鳴している。
振動しないものはない。
鉱物も振動しにくいがブルブル震えている。
震えて震えて、循環し。
ぐるぐる、ぐるぐる、ブルブル、振動し。
水盤に水がぽちゃぽちゃ、きれいな波模様。
ワタシの皮膚も振動し、アナタの皮膚も振動し。
みんなが共鳴する。
細胞一つ一つの振動が、ワタシをアナタを作っている。
振動が終わっても、また新たな振動が生まれ命を経っても振動は
続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 08:47:04
310文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「その物体は風を切り、空気を振動させ、爽快さを際限なく増幅させながらアスファルトに美しい傷跡を描く。」
…から始まる青春ショートストーリー。
純文学チックな描写の細やかさに力をいれました。
2000字程度の作品なのでさっと読めます。ぜひ。
最終更新:2023-04-23 10:08:57
2142文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:初瀬 朋多迦
ヒューマンドラマ
短編
N3265IE
家に帰るまでの通学路。私は電車の中でスマートフォンを触っている。ガタン、ガタンという電車が線路のつなぎ目を踏む振動が体中にここちよく伝わってくる。なんだか今日は眠い。薄らぐ意識の中で電車が途中の駅に止まるために速度を落としていく。駅名を示す看板が見える。そこには大きく「無人駅」と書いてあった。そんな駅あったっけ?
最終更新:2023-04-15 10:26:57
6731文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ひなたぼっこ
現実世界[恋愛]
完結済
N1403IA
部活で疲れて二度寝をしていた矢先、手に持っていたスマホが「ヴー」と振動する音で目を覚ました。
(続きは本編へ)
最終更新:2023-01-13 17:00:00
11916文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
知能指数未知数。戦闘能力未知数。
先生と平凡な僕の数奇な運命を描いた物語ー
都内某所、立て篭もり事件発生。
僕が先生にカップラーメンを作っているとスマホが振動した。速報通知がはいった。
経営コンサルタントを名乗る謎の人物斑鳩先生。
僕はお手伝いとして時給2000円のアルバイト。
その仕事内容とはーー
これは先生と僕の物語。
※ この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
最終更新:2022-12-08 15:55:21
18072文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
肩を叩かれる振動に目を覚ました。
最終更新:2022-11-25 16:04:19
4389文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
物質同士は、波をやりとりして、相互作用します。
人間同士の相互作用もある程度は、同様かも知れません。
ここに描かれていることは、たくさんの相互作用のごく一部の抜粋です。
最終更新:2022-09-17 12:00:00
220文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
飛行機が好きで空気力学等の論文を趣味で読み漁っていた高校生が大学進学の為に乗った飛行機が墜落して頭が真っ暗に。
気がついたら赤ん坊に転生していた。
5歳の誕生日に属性を定着する儀式が行われるが、定着した属性は代々ハズレとされている空気属性であった。
「空気の様な気配になるだけの使えない属性なんぞいらん! 国外追放しろ!」
「えっ?.........」
「えぇい! 問答無用! 空気属性は追放と決まっておる! 連れて行け!」
わけも分からず国外の森に捨てられた。
俺は、ラッキーだ。空気属性なんて俺が一番欲しい属性じゃないか。空気を圧縮して放ったり、空気を震わせて振動を起こしたり、酸素抜いたら強えぇじゃん!
異世界は楽しく過ごせそうだぜぇ!
ハズレ属性をひいた男の無双劇が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 05:53:40
73150文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:220pt
作:り(PN)
空想科学[SF]
完結済
N1312HU
割れた親しらずの中からLSIが出てきたら、あなたならどう感じるだろう? 医療関係の化学センサーなどを開発しているとストレスが貯まる。性能が不十分だとフィールドで人が死ぬからだ。種類と成分を変えた人工脂質膜をいくつか組み合わせれば、味覚センサができあがる。ニセ味センサだ。一週間に一度か二度、暇を見つけては値を読む。測定値はバラバラで、意味をなしているようには、とても見えない。大企業中研勤務の悪党から貰ったソフトでバラバラ・データを解析する。最初は前と変わらぬバラバラ・データが
バラバラ・データに変換されたが、モンテカルロでバラしてネットワークに組み込んだところで繰り返し構造が現れた。意味はまだ不明。居酒屋で一次会をしてから、F駅近くのショット・バーに入り、ダイキリを頼んだ。ヘミングウェイが好きだったカクテルだそうだ。ノーマン・ケーガンの小説でそれを知った人間は、考えるまでもなく少数派だろう。カタカタカタと自立振動膜のデータがひとり勝手にプリンタから打ち出されていく。翌日の仕事帰りの通勤時、〈あんたのお気に入りの女が殺されたよ!〉、駅の改札脇にある伝言板に文字が浮かんだ。悪党のことが頭を過ぎる。あわてて向かうと現場はすでに片づけられており、拡散しきった屠殺場の臭いが散らばっているだけだった。タクシーを飛ばしてアパートに帰ると、自動着信でプログラムが添付された悪党からの電子メールが届いていた。悪党のいない夜が明ける。プログラムを解凍し、垂れ流しデータを解析しすると、モノクロのディスプレイに論理的に表示不可能なステレオグラムが現れた。[死ね! おまえは、余計なことに関わろうとしている。手を退かないと、殺す!]背後に気配を感じ、やがて視界に入ってきたのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 16:55:23
20119文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
※電マはシモ用品ではございません。れっきとしたマッサージ機です。
姉からお使いを頼まれた新堂伝馬(シンドウ・テンマ)、お使いの途中、盛大に車にはね飛ばされ、気がつけば異世界に。
しかも転移後五秒で即異世界の怪物に襲われる伝馬。チートスキルなんてもらっていない。ただその手には姉愛用の『電マ』が握られていた。
しかしこの『電マ』こそが、そんじょそこらのチートアイテムに負けない、ウルトラスーパーデラックスチートアイテムだった……!
電マを知らない純真な男子高校生が電マで異世界を
大立ち回りする、バトルあり、笑いあり、涙あり、シリアスあり、ちょっとだけお色気ありの異世界電マアクションギャグコメディ小説がここに誕生!
ぜひツッコミを入れながら読んで見て笑ってね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 22:19:57
156977文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:58pt
本作品は中編として完結していますが、文字数制限のため、前後編に分けました。
ドイツ少女同盟団(BMD)グライダー部から百人の少女たちが集められて、ドイツ少女戦闘飛行団(DMJG)が結成された。
彼女たちに与えられた機材は、He162A-2のターボジェットを安直なパルスジェットに換装した低性能機だった。隊員たちは、その激烈な振動に(女性ゆえに)悩まされる。
ヒロインは、座席高さ調節装置の故障で、パラシュート嚢をクッションに敷けず、金属の座面に直座りする。いつもの何倍もの
振動に、ヒロインはアクメ寸前まで追い込まれる。そして、接敵。副交感神経に支配された脳にアドレナリンが流れ込み、交感神経とせめぎ合って――相反する二つの反応が止揚されて、ヒロインはアクメのまま、超人的な知覚と反射神経に覚醒した!
======諸注意======
この作品は、BOOK☆WALKER、BOOTH、DLsite、FANZA、Rakutenなどで有料販売している同一タイトル作品からR18要素を(書換ではなく)削除したものです。該当箇所には【XXX文字削除】と表記しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 08:30:06
80651文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑
星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
超能力。それに目覚めた人類史から幾年。そのきっかけと対峙した青年の首が飛ぶ。死んだのか? いや死んでない! 目覚めた先はファンタジー! 顔だけの自分と親友が繰り出す冒険!
饅頭「踏まれたガムみたいなクソ野郎をF○CKしてケツに振動とピストンを加えればそいつは黙る!!』
親友「止めとけバカ!」
饅頭「F○CKンガム宮殿も真っ青な日にしてやんよ!」
そんな冒険がここにある。
最終更新:2022-06-30 21:43:04
120772文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:12pt
朝早くに、村へ響き渡る音と振動。
かけつけた人たちは、見張り台のもとに、真新しいくぼみができているのを確認する。
どうも人が高いところから落ちたあとのように思えるのだが……
最終更新:2022-06-27 09:55:46
2454文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
言葉は無力だと、断ぜられた。
だが。
文字には情報量があり、書き起こせば質量を持つ。
声ならば、音量と振動まで。
言葉は無力ではない。微力なだけだ。
ならば。
連ねて。束ねて。綴って。編み上げて。
きみの胸へと。たしかに届くほど、強い力になるまで。
そしたら、きみも返してくれるかい?
まずは、何気ない会話から始めるとしよう。
最終更新:2022-06-17 07:00:00
498文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
ゴゴゴゴゴゴー
激しい振動とともに、私は宇宙空間に突入した。
数十分間の揺れ、僅かな時間だが何度経験しても楽しいものではない。振動と熱、私にとっては地獄の扉を開けるような不快な時間にしかない。
このまま爆発してしまうかと、いつも思ってしまう。慣れる事はない……
最終更新:2022-06-15 00:24:09
6909文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
想いを告げると決意すると同時に高まっていく胸の振動。これはきっと想いの振動。だから、イヤホンに願いを込めて貴方に届ける、私の気持ち。恋の振動。
最終更新:2022-04-26 01:12:12
241文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:絹ごしホルモン
空想科学[SF]
完結済
N1699HN
西暦25XX年、人類は正体不明の巨大生物『怪獣』の脅威に晒されていた。
人類はその脅威に立ち向かうべく、人型兵器『アルバトロス』を開発。
適性ある年若い少女達を、パイロットとして戦場に送り出す。
高速機動、敵の攻撃による激しい振動や、時に長時間の任務を強いられる彼女達は、
顔を赤らめながら、腰の排尿タンクを満たしていく。
そんな中、どんな任務でも排尿タンクをつけず、だが決してパイロットスーツを濡らしたことのない、一人の女性がいた。
これは、そんな『鋼の膀
胱』を持つエースパイロット、ブリジット・フラウディーナを襲う、悲劇の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 10:11:46
14148文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:70pt
線路を噛む車輪の振動に目を覚ますと、私は列車の中にいた。
最終更新:2022-02-18 12:43:03
3991文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
オルデン大陸に住むフエルテは筋肉をぴくぴく動かすことで真空刃を生み出しビッグヘッドという怪物を切り裂きます。
彼にはアモルという美人の幼馴染の司祭がおり、司祭の最終試験に猛毒の山に行きます。
しかし途中には巨大なアライグマなどやビッグヘッドたちが襲ってきたのです。
果たしてふたりは試練を合格できるのでしょうか?
痛快冒険活劇の幕開けである。
ツギクルにも掲載しています。
最終更新:2022-01-01 06:00:00
122693文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:16pt
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
あの日の、あの事故の、あの出来事
手に持つ、携帯電話
約束した時刻通り、着信する
振動を続ける、携帯電話
震える指で、通話ボタンを押す
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています
キーワード:
最終更新:2021-12-10 20:39:55
4690文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対の女の子の話その3
最終更新:2021-08-05 10:44:56
950文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、世界中の携帯へ向けて一斉に同じメールが届いた。
しかしそこに書いてあったのは世界が変わるという馬鹿げた文章だった。
だがそれを読んだ最上 夕(サイジョウ ユウ)は勘に従い生き残る為の準備を始める。
そして指定の日になった深夜0時に地球全体がまるで産声をあげた様に振動した。
それは少し強いくらいの地震だったがその直後に新たなメールが届く。
するとそこには世界が融合した事を知らせる内容が書かれており、同時に日常が変わってしまった事を知らせるものだった。
そして急ぎ周囲を確
認した彼の目には異形の魔物が映し出された。
その瞬間から彼の運命という歯車が回り始めそれは周囲を巻き込みながら大きな流れへと変わっていく。
すると彼の許にはある者は押し掛け、またある者は助けた後にそのまま住み着いてしまう。
そしてこのお話はそんな非日常に呑み込まれていく男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 07:51:00
1472064文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:13446pt 評価ポイント:5860pt
作:HAta@小松菜屋
ヒューマンドラマ
短編
N4270GV
のどちんこの根元に装着し、のどちんこを揺らし続けるマシンの話。
最終更新:2021-03-08 01:01:08
727文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
TheWorldシリーズ最新作で三作目です。長く止まっていましたが毎日更新し始めました。
※注意 プロット無しで書いたので内容がダラダラしております。無理な方はバックでお願い致します。
前作とは違う登場人物ですし、前作の登場人物がみんな出て来るのではなく一部の人物だけで、直接的な繋がりはありませんが、世界は同じです。前作の事がたくさん出て来るので、先の二つのお話を読んでおいた方が良く分かるかと思います。アーシャンテンダを読んだかたなら分かるかと思いますが、ウラノスの世界の一つ
で、アーシャンテンダの中で大国主と一緒に統合した後の世界です。元は別の世界でしたが、パワーベルトで区切っていた向こうということになります。
佐々木美夕(22)は普通の会社員。最新のバーチャルスーツを着込んでプレイするインターネットのRPGにのめり込んでいる。今夜も仲間を誘ってイベントに参加すべくログインしたのだが、イベントの行われる島へと近づくに連れて不安に襲われていた。今回のイベントはとても難しいという。楽しみたいだけの自分が場違い過ぎて、皆と距離が出来たように思っていたその時、船はびっくりするような振動に見舞われて、辺りは真っ暗になった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 06:00:00
877802文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:26pt
作:グリンピースの豆ごはん
異世界[恋愛]
完結済
N8105DG
高校2年生でマンガ研究部に所属している大鷲青空(オオワシセイア)。幼なじみでコスプレイヤーの白鳥美音にアメリカ人でハーフのオタク。忍・メイトリックスの3人で 『GUY BRAVE』と言うヒーロー漫画を作るためタブレットで1人部室で絵を描いていると、突然大地震のような振動とともに頭上に現れた雲のようなモヤモヤから、女の子が降って来た。そして、その女の子を追いかけてきた2体のオークとともに現れた、おぞましきもの・・・
彼女を守ろうとして、教室の壁に投げ飛ばされ、口から血を吐き倒れ
そうになったとき、青空を庇う女の子。青空にしがみつき、離れようとしない女の子ごと、オークに投げ飛ばされた。
気が付くとそこは異世界・・・。しかも、自分の姿が、さっきまで自分が描いていたヒーローの『GUY BRAVE』に変身していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 21:26:22
1023209文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:326pt 評価ポイント:132pt
恐ろしい夢で目が覚めた。部屋のカーテンを開ければ綺麗な青空が街を優しく包んでいる。もう学校に行く時間だと思ったけれど、スマホの電源を入れると時刻はまだ午前5時。登校時間までかなりの余裕がある。再びベッドの上に横になったのだけれど、あの夢が気になって仕方がない。4畳半の狭い部屋、そして煎餅布団。段ボール箱の上に無造作に並ぶ空の缶ビール達。その缶のビル群の真ん中で、ブルブルと振動している黒色の携帯電話。夢の中の私は、何も考えずにその携帯電話に出た。
「浜岡こらぁ!今日の撮影バ
ックレやがって!違約金500万円だぞ分かってんだろうなコラァ」
スピーカーを破壊しそうな程の恐ろしい怒声。まず私は浜岡って名前じゃないし、こんな怒鳴る大人なんて知らない。確かに私の中学校には怖い男先生もいる。でも怒られることなんてしてないし。
「あ……あの撮影って、どういうことでしょうか……」
驚いたことに私の口から発せられたのは、まるで男性のような低い声だったのだ。もちろん「なんで?」とビックリしたのだけれど、電話の向こうの声がその些細な疑問を吹き飛ばしてしまう。
「AVの撮影に決まってんだろ。とぼけやがってその耳引きちぎってやろうか」
衝撃的な言葉を耳にして、震える手からスマホが落ちる。慌てて拾いあげて詳細を確認する。
「確認しますけどAVというのは、あの……男女がまぐわう的な。私達子供が見てはいけない映像のことでよろしいでしょうか」
「てめぇが出演すんのはゲイポルノだろ!分かってんだろうな500万円だぞ」
私は強引に電話を切った。それでも何度も着信が来るので携帯の電源を落とす。煎餅布団を踏みつけて立ち上がると視線がやけに高い。私の身長が大きくなっているようだ。洗面所の鏡の前で恐る恐る自分の顔を確認してみると……そこには見知らぬ大男が映っていた。そこで夢は覚めた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 11:24:11
237文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
西暦2024年、人々は月の固有周波数から星が歌を奏でていることを発見する。
月の歌声は人々を魅了し、生を諦めたものも明日に希望を持ち、意識を失ったものに涙を流させた。
人々は想った。
月がこれ程までに美しく歌うのであれば、我らが蒼き惑星は如何に美しく歌うのであろう。
|聲《ショウ》は月の歌に聴き惚れて、地球の歌声を聞くための拠点として選ばれた高校――私立清聴高校で星の声が聴ける時を今か今かと待ちわびた。
|聲《ショウ》が聴いた星の声。
あまねく生物の母の声
を聞いた時。人は平常でいられるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 01:05:48
5963文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
皆さんは、個人的に苦手としている音はないだろうか?
多くの人は、黒板を爪でひっかく音を苦手とするという。
それに匹敵、むしろ上回るほど苦手な音というものを、皆さんはお持ちだろうか?
これは自分が苦手とする音と出会ってしまった、ひとりの少年のお話……。
最終更新:2020-05-11 23:14:23
2527文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
己の権力欲を満たすため勝手に治安維持活動をするキーラちゃんが、生き別れの父親と再会して男爵令嬢になる話。
最終更新:2020-05-04 12:27:47
3341文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様はフリーのグラフィックデザイナーの島渕。
今まで使っていたパソコンが調子悪くなり、友達のパソコンレスキューの木下に連絡を取ると、そこで派遣されたのが宗田という女の子であった。
宗田はパソコンに語りかけるようにして修理をすると、今まで以上の働き
を見せるパソコン。
その秘密を宗田に聞いたところ、かつて「物は生きている」ということを高校の先生から聞いたとのこと。
その高校の先生こそがカフェ・シェリーのマスターであった。
そこでカフェ・シェリーに足を運ぶ島渕だが、ここで本当に物を大切にすることの意味を知る。
その結果、島渕の仕事は、そしてプライベートの生活はどのように変わっていくのか?
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 15:50:42
15435文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
長かった世間の連休が明け、そろそろ憂鬱な梅雨に入るだろうという時、
上司からの連絡を告げる携帯が細かく振動した。
最終更新:2020-02-29 12:00:00
12974文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
戸内回は、捜索ヘリに搭載されている人工知能で、通称ヘリロイドと呼ばれている。遠藤円香と戸内回は、誘拐事件の被害者をヘリで捜索する捜査官である。
捜索ヘリには、顔認証システムや赤外線、映像から音声を解析出来る特殊カメラと、屋内の音声をガラスの振動で読み取るシステムも搭載している。その捜索ヘリに搭載されているシステムを使い、車内や屋内の音声を解析して、被害者がどこに監禁されているかを探し出すのが任務である。
最終更新:2020-02-18 17:11:36
23717文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
作:paiちゃん
空想科学[SF]
完結済
N0002EI
恒星間を渡る手段は科学の発展によりイオンエンジン、重力場推進機関、さらには物理法則を書き換えて上位次元に入りこみ異なる空間に現れる亜空間跳躍航法までを人類は手にするまでになった。
あるプロジェクトが終了したことで、1人のパイロットが愛機とともに他の恒星系へと旅に出る。
安易な旅と思っていた矢先、亜空間跳躍航法で恒星間を渡っていた機体が、重力振動の余波を受けて真っ二つに裂けてしまった。
裂けた機体はパイロットの半身もろとも別の空間に具現化したが、高度の技術力で作られた
機体は半分になっても、その機能を維持し再び再生することができる。
それぞれが具現化した世界は、同じような世界だが平行世界ということなのだろう、同じような種族、同じような名前の人物が存在している。
だが、大きく異なるのは、片方が高度な科学技術を持った世界であるのに対して、もう片方は魔道科学の発達した世界だったのだ。
やがて意識を取り戻したパイロットは、以前の記憶をおぼろげに思い出せるだけだった。そんな彼らを保護したのは、騎士団と呼ばれる採掘業者だった。彼らが騎士団を名乗るのは、プレートアーマーに似た戦機と呼ばれる機体を彼らが使っているからに過ぎない。
彼らに戦機が必要なのは、荒野での採掘リスクのためだ。2つの世界の片方には恐竜によく似た巨獣と呼ばれる生物が、もう片方には魔獣と呼ばれる大型生物が闊歩してる。
彼らとともに、騎士団暮らしが始まる。
一方では巨獣の襲撃におびえながらマンガン団塊を採掘し、もう一方では魔獣を倒して魔石を得る。
暮らしは短調ではあっても、それなりの喜怒哀楽を得ることができる。
そんな暮らしの中で突然に訪れる海賊団との闘い、大きな異変、さらには彼らを縛ろうとする存在との対立に巻きこまれてしまう。
※以前に作成した「我等ヴィオラ騎士団」の設定と構成を見直して書きなおしたものです。
単に書きなおすだけでは面白くありませんから、優れた科学は魔法と同じということで、「ヴィオラ騎士団(SF風味)」と「ヴィオラ騎士団(異世界風味)」の2つを作ることにしました。
2つの物語のはじまるきっかけは同じですから、あらすじは同じ文章になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 18:42:27
1371001文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:5278pt 評価ポイント:2406pt
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