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検索結果:104 件
恋とは違う。依存とはもっと違う。健全で、それにしては深すぎる想い。
たとえ相手に恋人ができたとしても、素直に祝福できる。
後日談 ※本作読了後に読むことを推奨します。
ある、夏の暑い日。
消化に良いお粥を食べて、家にあった薬を飲んで、ベッドに潜り込んで。当時高校生だった私は、高熱を抱えていても、誰一人迷惑を掛けることのないまま、自分でどうにかできていた。
だから、数年経った今でも一人で何とかできる。できるのだけれど。初夏の到来を感じさせる風が頬
を撫でる。ふと私の手元にあった仕事の書類が消える。
「大人しく寝てろって言っただろ。こんなときまで働くな」
顔を上げれば、整った眉を顰めた海羽が側に立っていた。その気配にも気付けないほど、ぼんやりとした頭は正常に機能してくれない。
「うん……わかった」
熱で少し乾燥している冷却シート。丁寧にタオルに包まれた保冷剤や枕元に置かれたスポーツドリンク。まだ胃に残っている温かいお粥も、私が準備したものじゃない。
ふと、海羽が瞑目してから口を開いた。
「また、自分を蔑ろにすんのか?」
彼の瞼の裏にはきっと、数日前のあの嵐の夜の情景が再び映し出されているのだろう。私は、側に置いてあった保冷剤に頬を擦り寄せる。訪れた微睡は重く、それでいて心地よい。滲んだ視界がそっと白い指に拭われた。
「ううん。もう、しないよ」
「そうか。……しつこく訊いて悪いな」
儚いほどに柔らかく落とされた言葉を少し見つめて、壊れないようにそっと拾う。
「なにも間違ってないよ、海羽は」
迷うことはこれまでにもあったし、きっとこれからだって途方もなく散らばっている。それでも私達は、これまで……もちろんあの嵐の夜だって、なに一つ間違った選択をしていないと、胸を張って言える。
なぜなら私達は、たとえどんな道を選ぼうとも、私達なりの正解を見つけることができるのだから。
暖かな日差しが、部屋を包み込む。優しい、隣の気配。この状況で、こんなにも穏やかな気持ちだ。預けてしまった分、背は軽く、預かった分、両手が重い。
でもきっと、水の中では重さなんて感じない。二人分が飽和した、私達だけの居場所。魚すら立ち入ることのできない奥深く。互いに心地よさを覚える存在の、一番近く。
私達は、今日も深海で生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 00:00:00
10596文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その少女の名は葉月彩夏(はづきさやか)。可憐で清楚、どこか儚げな雰囲気を纏う少女は、人に言えない秘密を抱えていた。人を寄せ付けず孤高に生きる彩夏には、友人と呼べる者は誰一人いなかった。
ある日、彩夏は水星深彗という少年と出会う。深彗は、夢も希望も抱けず失望の日々を送っていた彩夏を無償の愛で包み込む。
二人の出会いは必然的だった。二人を結ぶ絆とは――。
最終更新:2024-07-31 22:00:00
102007文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:tokusin
空想科学[SF]
連載
N1728GQ
嵐をも包み込む機械仕掛けの超巨大な筒、その名もテンペスト・シリンダー。荒廃した大地に代わり建造されたその筒の中で、一人の少女が二体の機械生命体と出会う。それを機に十二体のAIが目覚め、欲望を知り、恐怖を知り、執着を知り、未知を知って己が為すべきことを自覚しテンペスト・シリンダーの行末を大きく動かしていく。
※一話単位で掲載していきたいと思います、読んで頂けたら幸いです。
※追記2020/12/1付 第一話から第四話、まとめて改行、段落等の改稿を実施しました。内容に変更はあり
ません。こらからもテンペスト・シリンダーをよろしくお願い致します。
※Twitterで登場人物の画像を上げていきます。こちらの更新スピードは激遅です。良ければご覧になって下さい。ユーザー名はtousinです。
https://mobile.twitter.com/tokusin3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:00:00
5504917文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:44pt
作:本多凱音(INOLi/YoLU)
ローファンタジー
連載
N7540GI
吸血鬼を助けたことで呪いを受けた橘一誠。怪物と過ごす毎日にも慣れ徐々に日常となる彼に、絶滅寸前の吸血鬼最後の生き残り・モアは、突如姿を消してしまう。懸命に街を捜す橘に、だが協力者の自称『魔法使いの末裔』の式にもモアの件からは手を引けと言われてしまう。置手紙を残し式もいなくなり、街を不穏な空気が包み込む。同じ頃、海を越えて街に一人の男がやって来る。自らを『吸血鬼殺し』と名乗る男。そして、橘は男とモアの交わした『約定』を知り。定められた運命から再び吸血鬼を救うべく、橘は決断を迫ら
れるのだった――。
「……僕が、モアを人間に戻します!」
INOLi/YoLUが魅せる、人間と吸血鬼、ふたりが過ごす最後の夏の三日間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 17:40:00
294253文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
全てがある中で
今日も私たちは愛されている。
優しい朝日が
全てを包み込む。
キーワード:
最終更新:2024-07-20 06:05:13
417文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
色とりどりの家々が立ち並ぶ街並みに
立派に聳え立つ大きな王城
お城の前にはこれまた立派な学園があり
部屋の窓からその美しい光景が一望できる
そんな我が家は母が1人経営するこじんまりとしたパン屋さんで
街の人々からは長年愛されている
暖かな日差しが包み込む庭先があり今朝から干している洗濯物がパタパタとなびく様子はさながら理想の家庭そのもの
決して裕福ではないけれど幸せいっぱいの家
それらが指し示すことそれはズバリ
私はヒロインかもしれないということである。
最終更新:2024-07-19 17:55:16
7675文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:JEDI_tkms1984
ハイファンタジー
連載
N7301FM
人間が生まれながらにして持つ魔法の力と、遅れて発展した科学の力が融合した世界。
終わりのない戦乱の中に誕生したエルディラント帝国は、建国以来の軍事主義を貫き、次々と他国を侵略していった。
皇帝ペルガモンの圧政によって、民は厳しく税を取り立てられ、兵役を課せられ、明日も分からない日々を生きていた。
国境付近にある小さな町プラトウに住む少年シェイドは幼馴染のソーマと共に、税目のひとつであり、エネルギー源でもある鉱石を採掘する毎日を送っていた。
ある時、首都エルドランに隠遁する高
名な予言者が、
”プラトウが自国軍の襲撃を受け、廃墟と化した町から放たれたアメジスト色の光が世界を包み込む”
と予言する。
真偽を確かめるべく国の重臣が現地に向かうも一足遅く、町は蹂躙されてしまう。
襲撃を生き延びたものの家族や親友を失ったシェイドは、怒りと悲しみから秘められた魔法の力を解き放つ。
眩い光が軍を一瞬で蹴散らしたのを見て、重臣は彼の規格外の力を見込んで救世主として祭り上げ、叛乱軍を結成することを画策する。
果たして叛乱は成功するのか?
予言にある、”アメジストの光が世界を包み込む”とは何を指すのか?
これは時代に翻弄され、時代に利用された、ひとりの少年を取り巻く物語である。
(ノベルアップ様、カクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 20:36:34
306339文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:62pt
作:東宮ハルミヤ
ハイファンタジー
連載
N4942JB
ゲームオタクの主人公が不運にも死んでしまうと、人と人との戦いを見るのを生きがいとする神に出会い、願いを叶える代わりに戦争を作るように言われ、自分が生き返るために、願いを叶えるために、テトラルキアの世界を戦いの闇に包み込む黒幕になることを決めた。
そんな神と人間との話。
最終更新:2024-06-11 10:34:34
15574文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
「わかれよう」
そう言った、カレ。
あたしはただただ俯いて。泣くしかできなかった。
追い縋ることも。
別れたくないって、そう口にすることも。
何もできなかった一年前。
雨が降るこんな日は、本当は一人でなんかいたくない。
ゆったりとした雨が街全体を包み込む、そんな金曜日の午後。あたしは街角のレトロな喫茶店に立ち寄った。
お気に入りの席に座りゆったりと心を落ち着かせようとするあたしの目の前にどっかりと座る彼。
サークルの先輩の洋一郎さん。
そんな彼の言葉に、心の底の
関が崩れてしまったかのように泣き出してしまったあたしでしたが……。
まだ、恋に恋していた、そんな頃。
そんな青春時代の1ページを綴ったリリカル短編です。
お気に召していただけると良いのですが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:22:23
4045文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
いつかそれらを丸ごと
キーワード:
最終更新:2024-05-10 19:29:45
261文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:38pt
ムギオのハーレムラブコメ。
数々の女性の悩みをムギオが包み込む。
多くの濡れ場、出会いと別れ。
…というより、単なるギャグです。
※GWを前にして浮かれ酔った勢いで書きました。
※黒歴史確定ですが、せっかくなので後悔します。
最終更新:2024-04-27 10:04:28
1640文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伯爵家の令嬢イヴには同じく伯爵家令息のバトラーという婚約者がいる。しかしバトラーにはユミアという子爵令嬢がいつもべったりくっついており、イヴよりもユミアを優先している。そんなイヴを公爵家次期当主のコーディが優しく包み込むのだった。
この作品はアルファポリスでも掲載しています
最終更新:2024-04-03 19:26:54
11205文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:990pt 評価ポイント:896pt
『彼女』が創り上げた物語の世界 (イノセント・ワールド) を通り抜けること、そして浮かび上がる僕たちの罪と、そして赦し。
主人公の楠木 奏 (くすのき かなで) は、16歳の男子高校(2年)生だ。6歳の頃から劇団で子役として活動していたが、中学2年生の夏に密かに初恋を慕らせていた歳上の後輩女優の自殺により心を閉ざしてしまい、役者の活動を休止してしまっている。そんな彼の心を拠り所は、いまや物語の世界だけだった。現在は剣と魔法を題材にしたファンタジー小説『レオ』に執心なのだ
が、その小説が思いもよらぬ急転直下のバッドエンドを迎えてしまい、またひどく落ち込んでしまう。彼なりにその事実を受け入れようと心を整理する中、不思議な現象が彼を包み込む。どこからともなく聞こえた「私たちを、助けて」という女の子の声と共に気を失い、気がつくと別の空間にいた。そして目の前には、2度目の恋の相手である『レオ』のヒロイン、聖女のサラ・ベニーニがいて……。
「表現は誰に刃を向けて、誰を背中にして立つかの選択なんだよ」
※この物語は、以前投稿した『異世界はラブソングでできている~ロックンロールは鳴り止まない~』(未公開設定済)を外部の公募に提出するために加筆修正・設定変更をしたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 17:06:20
180761文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エピローグ
ボーカルがいないライブなんて経験がない。
もちろんそんなライブは聞いた事すらないが、開催する事になったのだ。
10月3日12時
ついに開場時間を迎える。
開演までは1時間。
13時の開演までに次々とお客さんがライブハウスに流れ込んだ。
開演時間になる頃には来場者数は1000人を超えている。
急遽開催されたこのライブのために多くの人が集まってくれたのだ。
準備する時間などもなく、前売りチケットなどもない。
会場側の計らいでお客さんは無料で入場出来るライブとなっ
たが集客する暇なんてなかったのだ。
集客用のフライヤーが配られるだけの集客のわりに、かなりの人数が集まってくれている。
このライブをする事を決めたのは8月16日
わずかな時間で準備して10月3日に開催することになった。
口コミの広まりが非常に激しく、瞬く間に広まり多くの来場者へと繋がった。
開演時間と同時に僕が挨拶をする。
『今日はお忙しい中、突然の呼びかけに応じてお集まり頂き本当にありがとうございます。
告知を満足に出来なかったにも関わらず、こんなにも多くの人にお集まり頂けた事を光栄に思い感謝でいっぱいです。』
『ボーカルのいないライブなんて聞いた事もなく、僕自身も開催して良いものなのかどうか悩みましたが、今はお集まり頂いた皆様の顔を見て開催して良かったと思っています。』
『突然の出来事により、最後までまともな精神状態を保てるかどうかわかりませんが本日は最後までお付き合いください。』
『僕達のバンドが築いてきた全てをここに置いて、解散とさせて頂きます。』
涙が溢れてきたが我慢はしない。
『今まで皆さんに応援してきて頂いた事は死んでも忘れません。
今日は皆さんがボーカルとなり、皆さんの合唱でこのバンドの築いてきた全てを彼女に届けたいと思っていますのでどうかご協力ください。』
メンバーの全員が涙を流しながら演奏を始める。
会場に来ている多くの来場者もまた、涙を流しながら合唱で歌い始める。
このライブハウスにいる全ての人が心を込めて、ワンフレーズごとに精一杯の気持ちを込めながら会場全体を包み込む演奏をみんなで奏でた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 23:00:00
112755文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
ある冬の真夜中、岩砂漠で焚き火を囲む二つの影があった…。星の瞬きが包み込む「久年ヶ原」の静かな夜が光る。超短編です。
キーワード:
最終更新:2024-01-15 07:00:00
995文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:枕崎 純之助
異世界[恋愛]
完結済
N4574HZ
身を投げて死んだと思っていた情夫ボルドと再会を果たし、幸せを噛みしめるダニア本家の女王ブリジット。
一方、ダニア分家の女王クローディアはボルドに淡い思いを寄せながら、その気持ちを隠して彼のいない日々の寂しさを感じていた。
そしてブリジットの捕獲とクローディアの殺害という2つの任務に失敗した黒き魔女アメーリアは、次の作戦で大陸に大きな混乱をもたらそうとしていた。
ダニア本家と分家の統合による統一ダニアの誕生に向けた同盟関係。
そして砂漠島の軍勢。
いくつもの勢力が各自の思惑を
持って動きを進める中、緊張状態にあった王国と公国の戦がついに始まろうとしていた。
大陸を包み込む重苦しい暗雲の中、黒髪術者《ダークネス》としての力を深めるボルドは、愛する女王ブリジットを守るため奔走することとなる。
奴隷少年と女王の出会いから始まった物語はどのような結末を迎えるのだろうか。
完結編の幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 20:47:11
501574文字
会話率:21%
IN:12pt OUT:15pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:68pt
黄道を刻む二十四の時の詩
寒露の詩
鮮やかに輝く穂
澄み渡る空にはばたく 旅人の雁
風は撫で
鈴は鳴り
葉は花びらのように舞う
柔らかく
包み込むように
最終更新:2023-10-08 10:31:09
361文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:54pt
夜の闇が街を包み込む中、孤独な男が一人、古びたカフェの片隅に座っていた。彼の名前は岡田悠介。彼は長い間、自分の過去と向き合ってきたが、その過去には未解決の謎がまだ残っていた。
窓の外では雨が静かに降り続け、街灯の明かりが街路を照らしていた。岡田はコーヒーカップを手にし、その中の温かさを感じながら、思いを巡らせた。
最終更新:2023-09-16 20:28:26
1514文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:御子柴 流歌
ヒューマンドラマ
短編
N9048IJ
大切な人の門出には、素敵な花束を贈ろう。
楽しいことも哀しいことも全部ひっくるめた、今までの人生を包み込むような、胸いっぱいの花束を贈ろう。
優羽花は大切な人へ、2度花束を贈った。
1度目は華やかに。2度目は厳かに。
そして彼女は、3度目となる花束を贈るため、道なき道を行く。
最終更新:2023-08-31 00:00:00
3114文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
<異世界召喚に巻き込まれて得た俺の特殊能力が恋人消失【ヒロインズロスト】だったことで、恋人たちが次々と不幸な死に見舞われてしまう>
重杉愛訝【アイガ】は恋愛体質で、常に誰かを愛さずにはいられない。幼馴染や前恋人とも連絡を取り合う関係が続いている。現恋人、和田紗愛【サナ】との遊園地デートの帰り、信号待ちに居合わせた四人の高校生たちが突然騒ぎ出し、辺りを謎の白い光が包み込む。次の瞬間、愛訝【アイガ】たち六人は見知らぬ場所に立っていた。そこはまるで、剣と魔法で魔物と戦う……異
世界ファンタジーのようだった。
異世界召喚に巻き込まれた愛訝【アイガ】と紗愛【サナ】。戸惑う彼らの前に現れた王家に仕えるという神父から説明を受けることになる。召喚された高校生、雪野勇【イサム】、霧賀武忠【タケタダ】、涼文堂舞【マイ】、兼植美菜【ミーナ】の四人は、召喚時に得た特殊能力を使ってダンジョンを攻略し、魔物を生み出す魔王の討伐を目指すことになった。
一方、神父の申し出を断った愛訝【アイガ】たちは城下町での生活を始める。慣れない環境での暮らしは大変なものだったが、愛訝【アイガ】はひとりではない。最愛の恋人、紗愛【サナ】との異世界生活だ。ようやく見つかった仕事。町の人たちとの交流。聞こえてくる高校生たちの活躍。いつか二人で元の世界へと帰ることを夢見ながら、異世界でのイチャラブ生活が幕を開けた……はずだった。
――紗愛【サナ】が死んだ。自殺だった。彼女は自ら命を絶つような女性ではなかったと悲しみに暮れる愛訝【アイガ】は、その死の原因が自分にあったのかもしれないと塞ぎ込むようになる。しかし、その無為な日々を自身の恋愛体質が蝕むように新たに恋が芽生え始める。異世界を一人で生き抜いてはいけないのだという言い訳だけを残し、次の恋が成就していく。
そして、愛訝【アイガ】に再び不幸が訪れる。その恋人も強盗によって命を奪われてしまう。成す術もなく失われていく恋人たちの命。そして愛訝【アイガ】は思い出す。この世界へ招かれた際に得た特殊能力があったことに。恋人消失【ヒロインズロスト】。その呪われた力と恋愛体質に翻弄されていく愛訝【アイガ】。これは剣と魔法で魔物と戦う冒険の物語ではない。異世界召喚の特典で得た自らの特殊能力に抗い、戦う男の物語だ。
※この作品は「カクヨム」さんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 00:00:00
1132123文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
私は恋に落ちた。
それは、温かい日差しが心を包み込む春でも、心が燃えるような暑い夏でも、街が色づき始める鮮やかな秋でもなく、心の奥底まで冷やしてしまう冬のことだった。
雪退けることなく、冷たく冷えた心の隙間に貴方はやってきて、悪魔の様な鋭い手先で私を掴んだ。
それは、それはまるで――――。
一念の出来事だった。
……………………………………………………………………………………
シンシンと、雪降る寒い寒い冬。
一条伊叶(いちじょう いと)は、一人の青年と出会う。
青年の正体は鬼だが、彼は伊叶に危害を加える事なく、ただ身の回りの事を手伝わせていた。
無口で、言葉を片言にしか話せない孤独な青年に、どこか自分を重ねた伊叶は彼と少しづつ距離を縮めていく。
時は無情で、儚いほどに歩み過ぎ去っていく。
止まらない時代の中で、伊叶は何を想うのか。
そして、青年が伊叶に近いた理由とはなんなのか。
彼らは最後に何を、望むのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 08:00:00
1881文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある大陸の辺境に、高い山と海とに囲まれた王国がある。
その地で生まれ育った人々は、幼少期から成人へと変化する中で、幼虫が蝶になるかのごとき変化を迎える。体表から繭糸を紡ぎ、身体を包み込む。そしてその中で肉体の全てを作り変え――羽化するのだ。
蝶のごときまばゆい容色を備え、人々はその後の人生を生きてゆく。
そんな彼らを人々は「蝶の民」と呼んだ。
その――生まれ変わるような様を目の当たりにした少年レンは、その不思議に心を奪われる。自身は只人であるが故に一層、憧れを募
らせてゆく。
だが十六歳になったレンが国の教育機関であるアカデミーに通うようになると、そこには蝶の民でありながら、その羽化の過程を憎む少年ファルがいた……。
相容れない考えを持った少年達は、やがて無二の友となり――、しかし「蝶の民」の性質に翻弄されてゆく。
再び出会った彼らが選ぶのは友情か、それとも新たな関係か。
これは、不思議な国を舞台に、それでも懸命に未来を模索する少年たちの物語。
ブログ(https://miyuki-sakura.hatenablog.com/)にて、先行連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
37194文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
頑張ったけどついに折れてしまった小枝くん。
もうお先真っ暗かと思いきや…
絶望感のなか、まさかの…まさかの?
最終更新:2023-07-06 10:57:10
220文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:みーなつむたり
ハイファンタジー
完結済
N9708ID
大国コロルは、人間を殲滅させるために天から舞い降りた有翼人たちによって脅かされていた。
コロル軍は日夜、有翼人の襲来と戦い続ける。
そんなコロル軍後方支援部隊、通称テネブラエに属するカヌスは、ある日、赤い髪の怪しい軍人と出会う。
万能と言われる有翼人と人間の間に生まれた子どもたちの中で、灰色の有翼人とのハーフであるカヌスは唯一無二の無能。
ゆえにハーフであることを隠してカヌスは30年生きてきた。
平穏を望むカヌスと、それを脅かす赤髪の軍人の、ささやかで限りなくエゴに近い
愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 13:43:10
83192文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
生を受けたのは異世界。
多種多様なイキモノの住まう場所。
今日も道具屋リークス(白猫)には
「役目」を持った彼らが列を成して…
~~~~~~
紅と蒼の光、それらを包み込むような銀の木の葉の音色。
あまりにも相応しく、
あるべき姿に戻ったかのような錫杖を手に
僕は溜息と共に流されようとしていた。
この流れに。兼任の流れ。兼任…違う!
「だから本業と混ぜちゃダメなんですって!」
(抜粋)
~~~~~~~
短編として。
サラッとお楽しみ頂ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 13:14:35
2586文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:抹茶な紅茶
ハイファンタジー
完結済
N4051IE
よくも! よくも! 必ず復讐してやる! 滅ぼしてやる! みんなの仇だ!
祖国エルンを滅ぼしたスパルニア!
一人の少女、魔工師ルナの戦いはここから始まる。
強力な兵器を携え・・敵を叩きのめし・・世界を炎で包み込む
神々の黄昏・・ラグナロク、これが終わりの始まり
最終更新:2023-04-28 00:07:31
19251文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
少年の住まう土地には代々大きな桜の木がそびえ立っていた。
人々の営みを見守るように、その暖かな花びらが村を包み込むように。
少年もまた、その木の村で生まれた一人である。
なんてことのないただの少年。遊ぶことが大好きな小学生の子。
桜の木が植えられている境内で遊ぶことが好きだった少年はその麓でとある少女と出会う。
花の咲く頃だけ会えるミステリアスな少女。まるで桜の精のようである彼女は何かを抱えているようで――――
最終更新:2023-04-12 18:00:00
6314文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いろいろな出来事があったせいか、ひょっとしたら大惨事だったのか、とても見知らぬ隣人を与えられた高校生が神様に愚痴をこぼす話 「何言ってるんだ、早く振り向いてニカンの様子を見てくれ」 主人公の心を包み込む心地よさ、主人公へのインパクトが少し増した しかし、この物語はまだ始まったばかりです。 「これ以上深入りしないほうがいいの?」
最終更新:2023-03-06 23:00:00
19117文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:田古みゆう
ヒューマンドラマ
完結済
N5278HZ
果たして、演じるとはどういうことなのか。
「……わかった。やろう。君の言うとおりにする」
僕がそう答えると、彼女は心底ほっとしたように詰めていた息を吐き出した。そして、僕の手を両手で包み込むようにして握る。
「ありがとうございます」
「いいんだ。でも……」
「でも?」
「いや、なんでもない」
首を傾げる彼女に、僕は微笑みかけた。
「大丈夫だ。きっとうまくいくさ」
彼女は一瞬きょとんとした空気を放ってから、小さく吐き出すように笑った。
「ふふっ。はい」
笑ったよう
に感じた。彼女の顔は無表情だった。まるで仮面を貼りつけたような無表情。けれど確かにそのとき、彼女は笑っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 15:00:00
8000文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
灰色の空が包み込むスラム街に父と二人で暮らす少女がいた。
その子は家を持たないホームレス、極貧層が住居する密集化した地区に父と二人で抱き合いながら寒い夜を過ごす毎日を送っていた。父は低所得者で少女にまともに食事も与えず食べ物は自分で何とかしろと言うだけで毎日安酒を煽るだけのダメ人間。
そんな父の教えに従ってパン屋で万引きを働く事を少女は決意する、空腹を満たすためコッソリとパン屋に入って店を飛び出した。だけど彼女のいる場所はスラム街、ボロボロの身なりの少女は誰の目から
見てもやっぱりホームレス。そんな彼女が捕まれば大人たちからどんな仕打ちを受けるかは分からない。
それがスラムの日常であって少女の様な子供は大人たちの憂さ晴らしに使われてボロ雑巾にされる事が当たり前だった。
空腹で死ぬか殴られて死ぬか。
少女は必死になって走り、気が付けば彼女はスラム街から飛び出してしまっていた。
そこで彼女が見たものは今までに見たこともない空一面に広がる青色だった。
そして彼女の目の前に現れた美貌の少女、その少女は日本から転生を果たした悪役令嬢だった。ホームレスの少女は運命によって悪役令嬢と出会って、次第に悪役令嬢を大切な存在と思う様になる。
ホームレスの少女は悪役令嬢によってスラム街から解き放たれて、外の世界で出会う恋略対象から好意を抱かれていく。
これは運命の悪戯によってホームレスとなった少女が人を好きになる事を覚えて、次第に自分自身もたくさんの人々に愛されていく物語。
❇初日は7〜8話まで投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 16:52:36
54903文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:218pt 評価ポイント:138pt
あの美しい星々は、夜空を輝かせ、僕らを包み込む。
宝石のような星。それを包み込む宇宙という名の宝石箱。
地球は一体、その宝石の一つに入れているのだろうか。
思い出を残せる、綺麗な綺麗な星々に──
最終更新:2022-04-09 15:48:01
955文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
戦場には聖母がいる。彼女は散りゆく英雄達を、優しく包み込むだろう。
最終更新:2022-03-28 12:25:58
840文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あまりの寒さで急ぎ、家路を歩く灯鳥。
そんな灯鳥の前に現れた喫茶店の扉が開くと、温かい風が灯鳥を包み込む。
惹かれるように中に入るとそこに居たのは店主の編菜。
編菜との出会いによって、灯鳥は初めて人との温かみを感じていく。
最終更新:2022-02-06 16:57:27
10753文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
母を亡くした双子のリョウとショウ。前に進んで成長する姿を「双子座流星群」が、やさしく包み込む。
キーワード:
最終更新:2022-01-26 19:23:10
1712文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なにかいる。
けど、そのなにかは視えなくて………
最終更新:2022-01-08 19:36:39
610文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:142pt
窓から差し込む木漏れ日が、優しく自分を包み込む。
目を閉じれば、椅子に座っている事を忘れる程に心地良さを感じる。
そんな中ふと瞼を開けると、チャックの開いたカバンが目に入った。そしてチラリと見えたのは、とあるノート。
それは真新しくも見え、使い古された様にも見える。
俺は徐に手に取り、その表紙に目を向けた。
綺麗な字で書かれた『記憶ノート』という題名。
本当に綺麗で、美しくて希望に溢れる文字は……見る度に元気を貰う。
「ついに来たぞ。そして誕生日おめでとう」
無意識
に零れた言葉が、部屋の中に響いたと同時に、
コンコンコン
聞こえてきたドアのノック音。
さて、その前にもう一仕事だ。
熱心な彼女に応えて……あげないとね。
「はーい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 23:20:39
131109文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:68pt
作:植原翠@書籍発売中
現実世界[恋愛]
完結済
N0762HG
ブラック企業の歯車、品内(しなうち)深琴(みこと)、26歳。
泊まりの連勤明け、自宅アパートに現れたのは……
ギャル悪魔!
ド派手なギャル悪魔・ユッピこと一(にのまえ)夕匕(ゆうひ)は、深琴に囁く。
「もっと力抜いて、楽できるところは楽していこう」
甘え方を忘れた深琴を優しく包み込むユッピだが……
彼女の目的は、深琴を死なせること!?
絶対死なせたい甘やかし悪魔 VS なにがあっても死なない不死身の会社員!
ハニーでスイートなデッドオアアライブライフ、開幕!
※20
20/2/21にエブリスタで公開した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 00:00:00
137245文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
ショートショートです。元家電業界の老人が、球体の置物を手にして、実はこれはテレビなんだと話し始める。同僚の丸岡という男が開発した、究極のテレビだと言う。ある操作をすれば、球体は画面に変形する。どんなサイズにでも変幻自在。映画のような大画面にもなるし、掌サイズにもなる。画質だって桁違い。3D映像で観ることも出来る。目の前にその人物がいると錯覚するほど。音質も凄い。本格的なサラウンドシステムが搭載されていて、包み込むような音場感が得られる上に、耳にも優しい。さらに過去50年まで遡
って録画ができるタイムマシン機能付き。音声や動作で操作することも可能。防水機能も完備。果たしてそんな究極のテレビが発明されたのは、昭和32年。カラーテレビの本放送が開始されるよりも前の話。しかし、この究極のテレビは、家電業界の思惑により、発売される事はなかったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 13:02:08
2787文字
会話率:0%
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総合ポイント:50pt 評価ポイント:46pt
カクレユメのルール
1、紙にかくれんぼを行う全員の名前を記入する
2、全員の髪の毛を1本、紙で包み込む
3、紙と髪を燃やしその灰を布の中に入れる
4、枕元に布を入れて眠りにつく
5、夢の世界でかくれんぼを行う
注意:この儀式は15歳未満の人間にしか効果がない
禁忌:cyhう#dq?
全てのことを必ず守ること。もしも、守らなければあなたは$(&#によってd&$@にされてしまう。
最終更新:2021-08-08 12:38:16
12393文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
私の前世はソファだった。
それもただのソファではない。
中材には手触りのよい微粒子ビーズが詰められ、外材は滑らかな手触りかつ伸縮性のある生地を使用した、人をダメにすることに特化したソファだった。
お値段なんと、税込\39,800。
その値段に見合った心地よさで、人々に癒しを与えてきた。
しかし今の私は異世界の公爵令嬢。
いくら人をダメにしたくとも、ソファであったころのように来るもの拒まず他人を包み込むことはできない。
なので、それが許される家族と婚約者をダメにすることにし
た。
その結果、私は婚約破棄されてしまったのだけど……。
※再投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 18:09:57
6525文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:4458pt 評価ポイント:4070pt
作:富士隆ナスビ
現実世界[恋愛]
短編
N0249HA
戦争の絶えない中世において数々の同盟国と手を結び生き抜いてきたヴァスクーダ王国。
その国王は民からの信頼も厚く、また忠臣に対しても包み込むような優しさと父の様に大きな背中を示して来た
――表向きでは
掘れば掘るほど出る事出る事…今までの狼藉、いかにして"この国の王"という立場に胡坐をかいているのかが浮き彫りになって来た
それを暴くきっかけとなったのが王国が懇意にしている商人ギルド【月影】の存在だった
王国騎士として忠義を尽くし戦い抜いてきた"
;ヴィントハイム・クラッセ"とこの国の姫は愛し合っていた。しかし姫に言い渡されたのはブサイクでデブで酷い臭気を放つ商人との婚約だった…
なぜ愛する人と引き裂かれなければならなかったのか?この日姫は復讐の鬼と化した――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 15:21:23
3609文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:92pt
よく言うじゃない?
あの映画観て、泣いた。
あの本読んで、泣いた。
あのドラマ観て、泣いた。
あのマンガ読んで、泣いた。
あのアニメ観て、泣いた。
まぁ、感動したってことをあらわす比喩としては、最上級の部類かなぁ。
でもね、私は今回、比喩じゃなくて、涙、ボロボロこぼれた。
まぁ、これが《詩》か?という疑問は残るが、定型詩じゃなく、自由(全てを包み込む、なんという壮大な言葉かしら?)詩なんだし。
自由、は、自由、やし。
それくらい、大目にみてくれよ〜。
キーワード:
最終更新:2021-04-03 09:30:02
1765文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
ブラック企業を『喰らう』不思議な鳥がいる。その名は『ツバサ・ブラックキギョウ』。
しかし、彼らは一体どうやって『ブラック企業』を見分けているのだろうか?
最終更新:2020-12-02 00:00:00
899文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
祖母が残した砂時計をぼくは今も大切にしている。
もう祖母が亡くなって何年もたつけれど、あの夕暮れの光の中でゆったりと紅茶を飲む姿を思い出す。
砂時計を見ていると昔の様々な情景が浮かんでくる。
透明な眠気と潮騒の音がぼくを包み込む。
「砂時計をそっとひっくり返して、それしかないと思うならそう願いなさい。きっと小さな奇跡がその小さな手を差し伸べてくれる」
そういった祖母の気持ちはもうわからないけど。
今日もこうして砂時計をひっくり返しながら夜を渡る。
そうしてきっとまたこんな夜が
来ることをぼくは願っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 06:00:00
5280文字
会話率:5%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『視覚を包み込む影の思想』
何かに追われて、周囲の状況が分からなくなる様な、目眩ましにあう時がある。それは、自己を光から影にする、影の影響であって、我々はそれを破壊せねばならない。その推移を文章化した、思想的文章。
最終更新:2020-11-24 05:26:17
248文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
崩壊した日本を包み込む桜の海をどうぞ
あなたはあなたですか?
最終更新:2020-08-02 04:17:21
58122文字
会話率:43%
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総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
とある小国の王家に仕える宮廷魔術師の少年クリフォード。王家と親しい貴族家の末弟である彼は、幼少の頃には王女シルヴィアと一緒に遊んでいた仲だが、そんなシルヴィアも今や仕えるべき主。あの頃と同じようにはいかない。たとえ王女自身が、あの頃のように分け隔てなく接することを望んでいたとしても。
だがそんなとき、宮廷魔術師の少年クリフォードと王女シルヴィアを、不思議な転移の光が包み込む。気が付けば二人は見知らぬ森の中。そうして少年と少女の小さな冒険が始まった。
最終更新:2020-06-05 12:17:45
17373文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1084pt 評価ポイント:836pt
作:水無月 右京
ヒューマンドラマ
短編
N8012GG
お題の絵をモチーフにほんわかするシナリオを書きあげました。
空いた時間を使って普段足を運ばない商店街に訪れるヒロイン。
多忙な人生を歩んできたのだろう彼女に余裕の心が芽生える。
その余裕を包み込むような商店街により心を癒されていく。
たまにはこういう一日もいいよね。
最終更新:2020-05-30 11:12:06
2756文字
会話率:21%
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総合ポイント:50pt 評価ポイント:46pt
天上の音楽を奏でる『天奏樹』から作った笛の音色は、人々の心を優しく包み込む――。
演奏者を選ぶ笛は、一人の少年の手の中にあった。
少年イゼルと、彼に恋する少女ティタの物語。
――空から降る旋律が、あなたには聞こえますか。
※この作品は、作者HP「Chartreuse green」にも掲載しています。
最終更新:2020-05-05 12:13:32
52136文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:44pt
ある夜、男は星捕りの名人に出会った。
そこで見たのは、現実では信じられない光景だった。
星の粒の芸術が、青年の一夜を包み込む。
最終更新:2020-02-21 16:34:22
3619文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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