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検索結果:99 件
ある休日、宅配サービスを利用すると、とんでもなくチャラくて変な男が来た。
彼が背負っているリュックは僕が利用したのとは違う宅配サービスのもので、その中身も僕が注文したものではない。
そして、彼のスマホに表示された住所は隣のアパートのものだ。
つまり、彼が持っている品物は僕とは無関係なのだが、彼は何故かこれは僕のものだと言い張る。
その翌日、スーパーで彼と再会した。
〝日本サンタクロース協会〟の一員を名乗る彼はその胡散臭い団体に僕を誘った。
強引にLINEを交換させられた僕は、
逃げる様にその場を後にした。
それからしばらくの月日が流れ、ずっと務めていたブラック企業をついに辞めた僕は再就職先が見付からずにいた。
不採用が続き、途方に暮れた挙げ句、僕は男に連絡をする事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 10:00:00
55023文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
防災グッズを購入して満足していませんか?それのなんの意味がありますか?自主的に避難訓練をしてますか?してない?なぜ?
最終更新:2024-08-12 18:29:05
2475文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
ボロボロのアパートで一人暮らしをしている大学二年生の坂柳日向(さかやなぎひなた)には『推しの声優』がいた。
坂柳と同い年で主に男性向けの恋愛シュミレーションゲームの美少女キャラの声を演じている――声優の『星宮れの』
「死ぬ前に一度でいいから会ってみてぇ……」
坂柳がそんなことを思っていた、ある日の出来事だった。
坂柳はリュックサックを背負って大学へ行くために玄関の扉を開けると――隣の部屋の扉の前に大量のダンボールが置かれていた。
「まあ、どうせこんなボロアパートに引っ越
してくる奴なんて、年寄りか老害か低所得者のどれかだろう」
坂柳は大量に置いてあるダンボールを避けようとした――その時だった。
いきなり扉が開き、一人の女性が悲鳴を上げながら飛び出してきたのだ。
突然現れた女性に対して驚きの声を上げる坂柳だったが、その女性を見て愕然としてしまう。
艶のあるショートカットの白髪に奇麗な黒い瞳、透き通った白い肌を持つ美女――。
「星宮……れのちゃん!?」
なんと、隣の部屋に引っ越してきたのは『推しの声優』だった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 21:30:00
47972文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
嫌になる前に家を出た。
最終更新:2024-07-04 16:55:07
1975文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
地元の山中に、明治36年から操業している三重県最古の水力発電所がある。その横をすぎて山の中腹まで登れば、ハイキングするにはもってこいの遊歩道となっているのだ。
その道を奥へ分け入れば、天然記念物に指定された甌穴――ポットホールがある。僕は時折、リュックサックを背負って、そこへ遊びに行くことがある。
しかし地元の人は、そこに近寄りたがらない。
というのも70年ほど前、この深い淵で一人の少年が溺れ死んだことがあるのだ。引きあげられた死体は無惨な姿に変わり果てていたという。
小学
6年の11歳の夏、同級生と4人で、この甌穴を見に出かけたことがある。
道中、脅かすつもりじゃなかったが、死人が引きあげられた話をしてやると、3人とも顔色をなくした。
それでも少年たちは臆病風に吹かれることなく、甌穴を目の当たりにした。それは恐るべき深さの不気味な淵だった……。
大人になった僕は、今日もたった独りでやってきた。まるでパワースポット巡りで霊力を授かりに来たかのように。
※本作品は、しいな ここみさん主催『純文学ってなんだ? 企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 05:00:00
12865文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:56pt
ブラック企業で働いていた社畜男性、過労死寸前で真っ白な世界へ。
新しい世界への生き方を聞き、興味を持って新しい世界へ行ってみたら、過去の自分だった。
新しい世界に持っていける物を選ぶことができると言われ、手元にあったものをリュックに詰めこんでみた。
果たして何が使えるか。
新しい世界と思ったら、過去だったのでがっかりの社畜人生一直線だったが、
せっかくなので新しい人生を歩もうと一発逆転
過去の俺の人生を変えれるか。
勝手気ままな立身出世編。
起業してみたがどこまで企業を
成長させることができるか。
近い過去の為、読者の皆様に関係する名前が出てきましたら、すみません。
タグ
8個
歴史/経営/一発逆転/商売/金もうけ/成り上がり/元社畜
/パラレルワールド/現代/掲示板/男主人公/R15/IF戦記/時代小説/逆行転生/男主人公/IF/歴史改変/チート/異世界転移
---------------------------
初投稿です。プロローグが長く展開まで少し話数がかかりますが、長い目でお付き合い頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 19:00:00
83590文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:5860pt 評価ポイント:3346pt
「荷物はすべてこちらで管理させていただきまーす。ポケットの中身も、この机の上に全部出してくださーい」
「え、はい……」
少し妙だなと思ったが、「はい」とつい答えてしまったからには仕方がない。マニュアルがあるのだろう。非常事態だ。素直に従った方がいい。そう考えたおれは、折り畳み式の長机の上にポケットの中身を並べた。
それにしてもすごい地震だった。こういった災害時には中学校の体育館が避難所になることを知っていたから、荷物を纏めてやってきたが、よかった。おれだけでなく、みん
な集まっているようだ。自宅アパートは停電し、いつ断水するかもわからない。何より、独りだと心細かった。
「鞄も机の上に置いてくださぁい!」
体育館の出入り口には折り畳み式の長机が置かれており、その机の後ろに女が三人、横に並んで受付をしていた。
おれはその中の一番左、入り口に近い女にリュックサックを渡そうとしたが、真ん中の女に怒鳴られてしまった。左の女は「女性に重いものを持たせるなんて最低。普通、わかるでしょ」とブツブツ呟きながら机の上に置いたリュックの中身を物色し始めた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-07 11:00:00
6307文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
翼は、傷心。
それまでの人生において、『どれだけ心が傷付いて来たか』を、翼は表わす。
大きく傷付けば、大きく翼は生える。
何度か傷付けば、何度か翼は生える。
心模様が激しく揺れ動くように傷付けば、美しい模様が浮かび上がるように、翼は生える。
だが、翼は容易に生えない。
ありきたりの傷心では、生えない。
それこそ、一週間ほど飯が喉を通らないような、街から色彩が全て失われるような、それぐらいの傷心でないと、翼は生えない。
小さい翼でも、最低限、それぐらいの傷心はいる。
ならば、
大きい翼は然り。
美しい翼も、然り。
[ただ、その傾向が、自殺者増加と正比例していることは、指摘できよう。
翼を生やした人数の増加と、自殺者の増加が、
グラフで合い比べると、正しく比例している。
よって、自己嫌悪、自己憎悪、自信喪失といった、
各自のメンタル衰弱が、何らかの作用を及ぼしていると考えられる。
《翼を生やす》のと《自殺する》のは、
『メンタル上、紙一重のもの』と捉えられる。 ]
博士論文を、一度は提出した。
テーマは、[翼発生現象についての経緯、現状及びそれに対する一考察]。
担当教授は、難しい顔をする。
「博士論文の補足して、追加レポート出してくれたらええよ」
ラバネッリは、教授のこの提案に、飛びつく。
教授と念入りに打ち合わせをして、補足レポートに盛り込む内容を詰める。
翼の生えた人々は、翼の機能を活かして、主に次の三つの職に従事する。
一、運送業
二、旅客運輸業
三、保養業
運送業、旅客運輸業の聞き書き調査の状況を思い出し、保養業の状況を詳しく思い出す。
ラバネッリは、保養業界の会社【ビアッリ・リラックス】を聞き書き調査した時の状況を、詳しく思い出す。
まず、ビアッリ・リラックス三人衆の一人、メラーの翼よる施術に付き合う。
行き先は、彫師のところ。
刺青を入れるところ。
メラーは、黄色の翼格納リュックを開く。
開くと同時に、縮こまっていた翼が、広がる。
途端、青龍がのたうつ、くねる。
翼の動きに合わせて、青い龍が息づく動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 10:14:34
38855文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕は学生時代、日本各地をリュック一つで旅をしていました。あれは、学生時代最後の旅の途中、東北地方のある小さな町での思い出です。僕はその町の食堂である女性に出会ったのです。
たった一つの儚い出会いが、私たちの人生に色濃い跡を残すことがある。それは、まるでこの世界で生きている証のように掛け替えのないものになることも。
ある青年に訪れる出会いを通して描かれる、日常に潜む神秘に迫る物語。
最終更新:2024-03-07 20:44:09
9044文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
悪魔天教、と、万能リュックサックについて。
最終更新:2024-01-27 17:06:18
1372文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なんのイメージも浮かんでいない空を、あたしは飛ぶ。
最終更新:2024-01-27 07:00:00
449文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:98pt
王太子殿下の婚約者選定のため、各領地の貴族子女は、王命により王都ブリュックにあるアリア・ブリュック校への入学が決められた。婚約者になる条件はただ一つ。精霊帝の加護を得ること。
ヴァレンティーナは特に興味もなく、無事に学校を卒業して領地へ帰れればいいと思っていた。しかし、ヴァレンティーナの言動はなぜか学内で目立ち、ついに王太子殿下の目にもとまってしまう。
最終更新:2024-01-26 13:36:39
103113文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:176pt 評価ポイント:116pt
複数の顔を持つ主人公ライト。彼は、女神イロハカルティアの側近であり、ポーション屋、さらにバーのマスターでもある。
ライトには、密かに進めようとしている重要極秘作戦があった。それは一見すると、ちょっと他の星まで行くだけのポーション屋。
しかし、ライトが作るポーションは、ただのポーションではない。魔道具『リュック』を使って、この世に存在しない物まで具体化していく特殊な物だ。彼が前世からバーテンダーに憧れていたためか、作るポーションはカクテル風味に仕上がる。
魔道具か
ら魔人に進化した相棒のリュックと、有能すぎる幻術士カース、そして数え切れない数のワープワームを従えるライトは、ただの行商人を装い、重要極秘作戦を進めようとするが……。
「ちょ、ティア様! ついてこないでください」
「妾は、強くなったのじゃ。潜入作戦じゃ!」
変身の魔道具である猫耳カチューシャを付けて、獣人の少女に化けた女神イロハカルティア。彼女の願いもライトと同じだ。
彼が住む街では、経営するバーを中心としたスローライフ。そして魔族の国や他の星との交流や衝突、さらに因縁のある神との決着も。
*金曜お休み、週6更新予定です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 22:56:05
955947文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:424pt 評価ポイント:132pt
二年間、勇者のパーティーで荷物持ちとして活躍していた僕の生活は一瞬にして奪い去られた。突如として告げられたクビ宣告に加え、不本意にも聞いてしまった仲間の悪口。メンタルをズタボロにされた僕だったが、野盗に襲われたところを一人の女性に助けられる。そのままその女性にお持ち帰りされてしまった僕は、持っている「なんでも入る無際限のリュックサック」の改造能力を体に埋め込まれた。そして、無際限に能力を取り込めるようになった僕の逆襲劇が幕を開ける。
最終更新:2023-12-01 19:00:00
14789文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
作:赤井"CRUX"錠之介
アクション
完結済
N7202IJ
目が覚めた時、冬月蘭は見たこともない場所にいた。コンクリートに囲まれた部屋には、武器や食料などの入ったリュックが置かれている。直後、天井より聞こえてきた声──
「皆さん、目を覚まされたようですね。早速ですが、状況を説明しましょう。皆さんには、脱出ゲームのプレイヤーとなっていただきます。やるべきことはひとつ、この死願島地下迷宮より、頑張って脱出してください。上手く脱出できた暁には、賞金として一千万円を差し上げます」
*作品内に登場する地名や団体などは、全て架空のものです。
また、武器や道具の中にも架空のものがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 00:19:07
105672文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:210pt 評価ポイント:158pt
主人公───惚字紅葉(ほのじもみじ)は、とある日の放課後、ヤンキーのような行為をする剣道部の人物にカツアゲされていた。
自分の命を守るため、財布を取り出そうと必死でリュックを漁っても、肝心の財布は見つからず、時間稼ぎをしているのではないかと疑われ、リュックごと奪われてしまう。
そのまま、リュックを持っていかれてしまうかと思い悔しい思いを小声で口にしたその時、一人の女傑が助けに来た。
その女傑は、なんとボランティア部だと言う。
───惚字紅葉がボランティア部として、学
校を少しずつ平和にする物語。
*ボランティアという名のバトル小説です。
*作中キャラはほぼ偽善者。もちろん筆者も偽善者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 17:00:00
16994文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:62pt
仕事も終わり、ソファに座る。
―ん、喉乾いたなぁ。
最終更新:2023-07-28 17:03:23
2306文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あー!お休みが欲しい!!
でも、頑張る!!
最終更新:2023-06-22 07:51:26
333文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:38pt
映画『ルーシー』を観た感想です。
最終更新:2023-05-24 09:00:00
509文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
作:きつねあるき
ヒューマンドラマ
短編
N2248HY
皆様は、普段自転車に乗る事が多いでしょうか。
それとも、全く乗らないでしょうか。
車の免許を取る迄は、自転車が頼りという事も多いでしょう。
小さい子供でも、自転車が乗れるようになるとあちこち行かれる様になりますね。
今回のお話は、自転車に乗れるようになってから、いつもよりも遠くにお出掛けした母子のエピソードになります。
母子でひとしきり遊んだ帰りだったのでしょう。
それは、小学校低学年の娘さんが母子で駐輪場に行った時に起こりました。
どうやら、そ
の幼女は自転車の鍵を無くしてしまった事に気が付いたのです。
娘さんは、小さめのリュック、衣服のポケットを必死になって探しましたが自転車の鍵はどこにもありませんでした。
母親は、さっきまでいた場所に戻って探すか、自転車屋に行って処置してもらうかいろいろと模索しましたが、どうしていいか分からずにオロオロとしていました。
幼女は、自転車の鍵を母親に預けなかった事に後悔して、泣きべそをかいていました。
そこで、駐輪場を管理しているおじさんが幼女に声を掛けてきました。
ここから先が今回のお話になります。
それでは本文にお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 23:40:34
4740文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ニコちゃんと呼ばれている―らしい―私の仕事。
私の、日常。
最終更新:2022-06-09 14:31:52
2635文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
4月1日。通勤電車の中で、リュックを殴られている男性がいた。笑えるエッセイじゃない。
【実話】
最終更新:2022-04-01 21:02:37
1295文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:156pt
作:suturi
現実世界[恋愛]
完結済
N4699HN
県大会トップ3に入るほど足の速い夏蝶。風を切って走り、リレーでも一番になる。そんな夏蝶と正反対に、少年・カエデは子どもの頃の交通事故で左足をひきずって歩いていた。
家に帰りたくない夏蝶は、夏休み前に図書館に入り浸るようになり、図書委員のカエデと仲良くなる。夏蝶は、兄二人が医学部に進学している医学系の家系だが、「女の子が医者になる必要はない」という父親の言葉で、家に居場所がない。医療ミステリーや医療本を読むことだけが楽しみだったが、夏休みの間は読む本がないと悩んでいる。カエ
デは入院生活が長かったため、本を沢山もっていた。夏蝶は、カエデから本を借りるようになって急速に仲良くなる。
事故にあって左足をひきずっているカエデ。本来なら普通に歩けるくらいに回復するはずだったが、処置やリハビリが悪くて引きずることになった。頭がいいのに、医学部に進学させてもらえない夏蝶。現状に満足できない二人だったが、蝶のように空の向こう側に羽ばたいて行きたい=自分の夢を叶えたい、と話すようになる。
カエデは東京に行くという夢を持つようになり、夏蝶も、一緒に東京に行くと決める。
だが、夏休みの終わり。夏蝶の誕生日に公園で待ち合わせをした二人に悲劇が訪れる。カエデが、交通事故で死んだのだ。子どもがひかれそうになったところを助けようとしたという。車は子供の姿を見た瞬間にハンドルを大きく切っており、まっすぐにカエデだけを轢き殺したという。カエデは誰も救うことができず、踏みつぶされた蝶のように死んだのだ。遠くの青い空を見ることも、もうできない。秋の名前をもつカエデは、秋を迎えられなかったのだ。
高校を卒業した春。卒業式を出たその足で、夏蝶は駅に向かう。自力で二時間かけて歩くしかなかったのだ。リュックサック一個におさまった引っ越し道具。専門学校には受かったけれど、本当にうまくやれるかは分からない。そう思った時、目の前に、蝶が羽ばたいた。はっと顔を上げるが、蝶は消えてしまう。そうだ、まだこんな寒い時期に蝶がいるはずがない。夏蝶は走り始める。一瞬の風になり、あの青い空の向こう側に、羽ばたくために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 01:01:52
38263文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
これは、私の身に実際に起こった恐ろしい話です。
最終更新:2022-02-04 19:07:19
1921文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:732pt 評価ポイント:692pt
念願のバーテン見習いを始めた光田翔太は、忘年会帰り、不思議な猫のような生き物に導かれ、異世界に転生する。
「妾の落とし物を拾いに行ってくれぬか?」
その猫のような生き物は、異世界の女神イロハカルティアが魔力で創り出した分身だった。
主人公ライトは、女神から、落とし物係として必要な『眼』『器』『能力』、そして基本魔法を操る能力、さらに『リュック』を与えられる。
彼は特殊な属性を持ち、女神の番犬と呼ばれる最強の側近へと成長していく。
また、彼の前世の知識が魔道
具『リュック』によって具体化され、この世界にないポーションを次々と生み出していく。
ライトは、ポーション屋を続けながら、自らが長を務める街で、前世からの夢だった小さなバーを経営。穏やかな日々を手に入れた。
【物語はここから始まる】
それから100年後、女神イロハカルティアが統べる黄の太陽系は、他の星系の神々から一斉攻撃を受ける。自由を愛する彼女の星系の勢力が大きくなりすぎたためだ。
100年前から因縁のある青の太陽系の覇者、青の神ダーラは、女神からライトを奪えば、黄の星系を手に入れることができると考えた。
二人は激突。そして……両者が消滅!?
ライトは『リュック』に封じた仕掛けによって、無事、生まれ変わる。だが、転生後のすべての記憶を失った赤ん坊として、始まりの地で目覚めるのだった。
彼は失った記憶を集め、そして今度こそ、「ライトは、しょぼいのじゃ!」と言われない街長を目指そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 21:46:59
516832文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:410pt 評価ポイント:164pt
俺の名前は鎌田亮二、18歳の普通の高校3年生だ。
中学1年の夏休みに俺は小さい頃から片思いをしている幼馴染や友人達と遊園地に遊びに来ていた。
しかし俺の目の前で迷子の女の子が泣いている。俺は思わずその子に声をかけ一緒に案内所まで連れて行く事に。
助けた女の子の名前は『カナちゃん』といって、とても可愛らしい女の子だった。
無事に両親にカナちゃんを引き合わす事ができた俺は安心して友人達の所へ戻ろうとしたが……
別れ間際にカナちゃんが俺の太ももに抱き着いて来て、大切なぬいぐるみを俺
にくれた。
俺もお礼にリュックにつけている小さなんぬいぐるみを外してカナちゃんに手渡す。
お互いの名前を忘れないよう、ぬいぐるみの呼び名を『カナちゃん』『りょうくん』と呼ぶ約束をして別れるのだった。
この時の俺はカナちゃんとはたまたま出会い、そしてたまたま助けただけで、もう二度とカナちゃんと会う事は無いだろうと思っていたので、勿論、カナちゃんの事を運命の人だと思えるはずもない。それにまさかカナちゃんが俺の事をずっと想っていてくれただなんて考えたことも無かった。
7歳差の恋、共に大人へと成長していく二人に奇跡は起こるのか?
今ここに感動のラブストーリーが動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 02:16:08
303595文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:3342pt 評価ポイント:1836pt
ー偶然か、あるいは運命の導きか、黄色いリュックカバーが誠司の目の前に忽然と現れた。
奇跡のような再会、そして24年前の遠い夏の日、北アルプスでの緑との出会いが甦るー
日奈子の父、誠司との死別がきっかけで見つかった緑との手紙のやり取りで物語が展開し、やがて日奈子が知らなかった父、誠司の姿が明らかになっていく。
書簡体に託された心温まるヒューマンドラマが、山岳ロマンスという新しいジャンルを切り開く。
最終更新:2021-12-01 14:00:00
16347文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日曜日の塾を終えて疲れていた僕は通りがかった公園のテラスに腰を下ろす。
日曜日だが夕暮れのためか、遊んでいる子は見当たらない。
僕はリュックに入っていた最後のおやつを食べて、ふーっと一息つく。
今日始めて呼吸したような気がする。
落ち着いた僕を静かな公園の雰囲気と疲れが眠気を誘う。
家にも帰りたくないしと僕はリュックを枕にして寝始めた。
最終更新:2021-10-31 18:48:47
2295文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:JunJohnjean
ヒューマンドラマ
完結済
N0375HA
「旅を基軸とした中編小説」を連載します。掲載のリズムとしては週2、3回の割りで予定しています。
1972年の冬、信太はリュックサックを背負ってナホトカ経由でソ連(現ロシア)へ向かい、ヨーロッパと北アフリカを旅する。その間に旅費を稼ぐため現地で働いたり、奇々怪々な場面を目の当たりにしたり、ひょんなことから惑星ベーダに飛び行くことになったりで、にもかかわらず、地球に帰還して旅を続けることに。
「前書き」には目次のみ掲載した。
最終更新:2021-10-15 17:00:07
105555文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:26pt
明日は遠足です。ゆいは、はりきりっぱなしでした。
ママに寝なさいっていわれても、ゆいはベッドに入りません。ベッドの上にいる、たくさんのぬいぐるみたちを見てから、にまっと笑っています。ぬいぐるみたちは、いやな予感でいっぱいになります。
「お弁当と水筒入れて……。もうちょっと入りそうだなぁ」
ぶるぶるふるえるぬいぐるみたち。ゆいちゃん、いったいなにをしようと思っているのでしょうか?
※この作品は、拙作『お空が晴れてる!』『いたいよぉ!』の続編として書かれていますが、そちらを読ま
れていないかたも楽しめるように書いています。もちろんそちらをお読みくださったかたも楽しめます(*^_^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:40:38
2183文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:68pt
猛獣使いの男がリュックほどの大きさのトカゲを手懐けた帰りに臆病な兵士が木の上を飛ぶトカゲを竜と勘違いし、その兵士の報告によって国が討伐部隊を編成する。猛獣使いはそれを知りながら何もしない。
最終更新:2021-07-03 21:02:10
1124文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
リモートワークを命じられた直樹。
どうせリモートで仕事をするのなら、家にこもるよりも全国各地にあるシェアハウスで短期滞在をしながら観光地を巡ってみようと思い立った。
リュックサックひとつの気軽な旅生活……のはずだったのに。
その最初の地、伊勢神宮で神の使い・赤狼のアカガネと出会ったことで、全国あちこちのあやかしや神たちのお困りごとを解決して、神饌を与えることで力を取り戻させて回るという仕事を手伝うことになる。
これは、人が再びあやかしたちとの絆を取り戻していく感動物語……に
なるはず!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 17:57:45
102242文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:196pt
通勤通学ラッシュの満員電車で、いつもリュックをギュッと抱えてウトウト居眠りしながら大学へ通う澄志は、ある日不運な事に痴漢と間違えられる。澄志は"とある事情"から、絶対に痴漢などする筈はないのだが、突然の事で混乱してしまい、釈明もできずにいたところ、そこへ割って入ってくる声があった。それが澄志と凪生の出会いだった。
(某所に別タイトルで投稿した作品を一部改変して投稿しています)
最終更新:2021-05-02 23:44:32
18363文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
数年前からじわじわと流行り出した「ソロキャンプ」に挑戦しようと訪れた森の中で、想像もしていなかった様々な者との出逢いの物語です。
最終更新:2021-04-29 11:11:52
20827文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
作:メリケンリュックサック
現実世界[恋愛]
完結済
N5494GW
空想にふけることが好きな赤嶺紗代。
高校生になった紗代は、これからの学校生活に期待で胸を膨らませていた。
そんな紗代は、とある女子生徒と出会うのであった。
最終更新:2021-04-26 18:21:28
26631文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:74pt
[なろう作品の読者を妄想してみた短編第七弾。]
『僕が山に登るのは、何年振りだろうか。
かつては、二十キロ以上の荷物を背負い、何日もかけて縦走をしていたというのに、今の僕はペットボトル二本と少しのおやつと念のための雨ガッパと絆創膏が少し入っただけの小さなリュックで登れる山に緊張している。 』
彼は山に登り、何故、壁を殴ろうとしているのか……。
*こちらの作品は、幸田遥様作品の『【新社会人応援エッセイ】〜ストレスを効率的に発散するための、正しい『壁』の殴り方〜』の二次
創作になりますが、ほぼ一次創作内容の短編です。単独でも読める短編になっております。
*この作品は「N5147GX」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 12:00:00
8410文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:398pt 評価ポイント:352pt
お題は『リュック』だそうです
キーワード:
最終更新:2021-04-13 11:00:00
413文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
「楽しさ」と「幸せ」の名前を持つ二人。
その、一夜限りの物語をお楽しみください。
最終更新:2021-03-28 08:15:39
1491文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
街を歩いていると、見るからに挙動不審な男がいた。彼のリュックサックを調べてみると、中から白い粉の入った袋が見つかった。これはまさか――
最終更新:2021-02-19 17:36:10
2238文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
作:大橋むつお
ローファンタジー
完結済
N7133GT
軽快なテーマ曲流れ幕が開く。通称まんだら池のほとり。ドタバタと猫の走る音がして、あすかが駆けてくる。背中にリュック式のかばん。手には、壊れたラクロスのスティック。頬にひっかき傷。
最終更新:2021-02-14 07:58:17
22190文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
やっと僕は、旅立てます……
最終更新:2021-02-11 00:00:00
393文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:32pt
作:アスタリスク
ヒューマンドラマ
短編
N9548GS
これは私がバイクに乗り、旅行途中で起きたの踏んだり蹴ったり出来事である。
最終更新:2021-01-21 00:17:59
3187文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ハズワケ!」あらすじ。
ギフト名【運び屋】。
ハズレギフトの烙印を押された主人公は、最高位のパーティをクビになった。
その上悪い噂を流されて、ギルド全員から村八分にされてしまう。
しかし彼のギフトには、使い方次第で無限の可能性があった。
けが人を運んだり、モンスターをリュックに詰めたり、一夜で城を建てたりとやりたい放題。
仲間になったロリっ子、ねこみみ何でもありの可愛い女の子たちと一緒に、ギフトを活かして、デリバリーからモンスター討伐、はては他国との戦争まで、様々な荷物を
運ぶ旅が今始まる。
※ハーレムの女の子が合流するまで、マジメで自己肯定感の低い主人公の一人称はちょい暗めです。
※明るい女の子たちが重い空気を吹き飛ばしてゆく様をお楽しみください(笑)
※タイトルのキャラ絵は「ゆうひな(ツクール素材配布ブログ)」からお借りしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 20:02:13
142781文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:470pt 評価ポイント:240pt
作:メリケンリュックサック
現実世界[恋愛]
短編
N2760GP
私、絵里奈は友達の奈穂といつも通り下校していた。
昔からほわってしている奴だけど、どうもここ最近はそれに拍車がかかっているような……。
そんな、いつもの帰り道。私は奈穂の気持ちを知ることになる。
最終更新:2020-11-08 15:03:16
1399文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:44pt
作:メリケンリュックサック
現実世界[恋愛]
短編
N8827GO
十月三十一日はハロウィーン。
コスプレやらお菓子やら騒がれるこのイベントを、自分には縁遠いものだと思っていた明奈。
例年通り友達の朱莉にお菓子をプレゼントし、そのまま一日が終わると思いきや……。
最終更新:2020-10-31 16:21:39
1169文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
ひとつ、ひとつを乗り越えながら、生きていくのだと思う。
✳︎✳︎✳︎
掌編です。お読みいただければ、幸いです。
最終更新:2020-10-15 09:28:40
1906文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:116pt
ジャン=リュック・パントルは画家を名乗っている。しかし、それは表向きの話で、彼には裏の顔があった。とある日、彼の元に一つの依頼が舞い込んできたのだが……
最終更新:2020-10-03 09:00:00
9034文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
結香との出会いは、背負ったリュックサックがきっかけだった。
最終更新:2020-09-17 11:50:10
11481文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
伯爵令嬢のコンスタンスは、血のつながらない義母のたくらみで伯爵家を着の身着のまま追い出されてしまう。誠実だが気弱な婚約者ジャン=リュックに助けを求めるが、親の反対で婚約も破棄されてしまった。身一つで家から追い出されてどうしたらよいのか途方に暮れたコンスタンスだが、母を早くに亡くし、しっかり者として育った彼女は、前向きに生きていく。
※19世紀フランスっぽい異世界を舞台にしたハッピーエンドのお話です。
最終更新:2020-09-07 16:12:21
15893文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:6694pt 評価ポイント:5806pt
通勤途中の電車内で夫が出会った男の話を聞いた妻は……。
最終更新:2020-07-27 23:56:25
2673文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:106pt
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