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検索結果:58 件
前々世で最強の回復術師と呼ばれていた俺はある日、仲間の囮を引き受けた結果死んでしまう。しかも転生先の日本ではブラック企業に入社してしまい、過労の挙げ句トラックに撥ねられ、またも死んでしまった。哀れに思った女神が、今度は『チート能力』を授けてくれるとのこと。もう戦いに出るのは嫌だと言うと、テイムとチャームの二種のスキルを貰った……のだが、肝心の俺の種族がスライムってどういうことだ!? そして異を唱える暇もなく転生してしまった俺が遭遇してしまったのは、"悪虐王子&quo
t;と名高い第四王子(10歳)の暗殺現場。そんな異名を知らない俺は彼を助けようとするも、なぜか自分が王子の姿になってしまい――?! しかも直後に入学した魔法学校ではまさかの追放!? いや、むしろ好都合! スキルの『特殊性』に気づいた俺は、この力で今度こそ気ままに生きてやる! ……と息巻いたは良いものの、なぜか美少女やら珍獣やら変わった人やらが集まってきてしまう。しかも何やらキナ臭い陰謀まで……。これは静かなスローライフを望む俺の、ちょっとドタバタな異世界ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 18:44:16
9362文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
三年前、世界中に突如発生するようになった謎の異空間、通称『ダンジョン』。物は持ち込めるがダンジョン内のものは何一つ外に出すことができず、死んでもダンジョン外にリスポーンする。まさにリアルに現れたゲーム空間であるそこは、世界最高の娯楽場所となった。この作品は、何でもアリなダンジョンで繰り広げられる、主人公駆くんとゆかいな仲間たち(笑)の物語……あらため、ギャグ小説である。
最終更新:2024-04-01 07:00:00
60024文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
私(マツダ)の教育実習で出会った中国出身の中学生の女生徒とのほのかな感情のやり取りの物語
最終更新:2023-11-07 12:35:56
4647文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:白野こねこ
ローファンタジー
完結済
N5911HM
夕暮れ時の誰もいない教室で、本を読んでいた男子高生は、隣の席に座ってきた先輩に「もし白い本を見つけても、絶対に、読んだらダメだよ」と言われる。もし読んだら『異世界放課後』という偽物の本にすり替ってしまうらしい。
ホラ話だと思っていたら、持っていた本が、いつの間にか白い本に。しかも男子高生は、気がついた時には、カラスになっていた。
参考文献:「カラスの教科書」松原始 講談社文庫、「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ」川上和人/マツダユカ/三上かつら/川嶋隆義
西東社折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 22:00:00
80063文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:42pt
「グハハハハ、見事である、勇者マツダ。しかし我には、奥の手がある!」
「フッフッフ、流石は勇者マツダ。しかし我には、更なる奥の手がある!」
「ワハハハハ、やるではないか、勇者マツダ。しかし我には、更なる次の手がある!」
倒せども倒せども復活する魔王に、転生勇者マツダは飽きていた。
弱点も変わらず、大してフォルムも変わらない作業ゲーに、果たして勇者は耐えられるのか!
※R15は保険です。
最終更新:2020-12-23 17:31:12
2312文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
本田の前に突然現れた若い男、マツダ。彼はしつこく「ベンツを買え」と勧めてくる。
マツダが何の目的で自分に近付いてきたのか分からないまま、本田は彼に惹かれていくのを止められない。
そして運命の日は、刻一刻と近づいてくる。
本田は何も知らないままその日を迎え、マツダは固い決意を胸に、本田の運転するベンツの助手席に座るのだった。
最終更新:2020-11-22 15:26:36
19271文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
莉緒が目を覚ますと実験施設のような場所に閉じ込められていた。友人らとともに、自分たちは誘拐されたのではと怯えていると彼女たちの前に一匹の黒山羊が姿を現わす。
一方新宿では売れない教会の神父・星宮茜がオカルト好きな青年・司波ヒカルからある事件について悪魔が関わっているのではないかと悪魔退治を持ちかけられていた。SNSに投稿されたヤギの写真を元に二人は立ち入り禁止の廃墟へと向かうことになる。
これは一夏の懺悔の物語。
最終更新:2019-09-23 18:02:04
63097文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
そのチラシは人の手から人の手へと旅をしていた。そのチラシには魔力があった。おかげで青年は幸せな死を迎えることができた。時代が変わっても、人の心を魅了するものは変わらない。そのチラシを目にすれば、誰もが瞬きを忘れ、言葉を失うのだ。楽しく読める超短編ファンタジー。
最終更新:2019-09-07 13:00:00
1753文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
ケンはまるで波にさらわれたように町から忽然と姿を消した。彼はさまざまな期待に応えられない自分と直面するのが怖かったのだ。彼は親も友だちも、そして大好きだったサーフィンも捨てて、自分の恐るものから逃げ続けた。長い月日の末、ようやくケンは生まれ故郷の町に足を向ける気になったが、、。意外な展開が待つ人生の短編ファンタジー。
最終更新:2019-09-05 21:00:00
2686文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その犬は鳴かなかった。声を失っているのではない。ただ鳴く機会を伺っているのだ。母親の虐待がもとで、恐怖のために声を失ってしまった赤ん坊。彼らはいつも寄り添うようにぴったりと体をくっ付けて眠る。声を出さなくても、彼らはいつも心の中で会話している。やさしい気持ちになれる超短編。
最終更新:2019-08-12 13:51:59
1654文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:マツダシバコ
ヒューマンドラマ
短編
N4828FR
僕の行く手はいつも雲の中のようにぼんやりとしている。頼りにしている道しるべの「線」は、途中で途切れてしまう。あっちに行ったり、こっちに行ったり、しているうちに、気づくとみんなは怒っている。中途半端に放り投げたものの数々。そのことにきっと怒っているのだ。犬は僕の足にまとわりついてくる。僕は恋人を愛している。でも、そんな彼女のこともすぐに忘れてしまうのだ。
最終更新:2019-08-10 20:10:08
2163文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に輝き、見るものを魅了する。彼は彼女の宝物を絶対に盗むまいと心に決める。にも関わらず、ペンダントはどこかに消えてしまう。彼女は彼を責めることはなかったが、そこから破滅ははじまっていく、、。
最終更新:2019-08-03 17:17:41
3993文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
毎年楽しみにしている夏休みの親戚旅行。でも、今年のノブは気が進まない。彼女は蚊に刺されるのが怖い。蚊が媒介する恐ろしい伝染病にかかって、脳みそが溶けてしまうのだ怖いのだ。ノブは完全防備で旅行に挑む。しかし、蚊の大群は彼女の頭の中でわんわん飛び交っている。毎年の旅行の日程はこなさなければならない、、、。
最終更新:2019-07-29 12:00:00
4916文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「昨日、寝ていたら枕元に神様がきてね、私を天使にしてくれるって。そう言ったの」さゆりちゃんは言った。私はさゆりちゃんがうらやましくて、さゆりちゃんのお弟子さんにしてもらうことにした。女の子なら誰もがあこがれる天使の存在。少し天然な主人公の勘違いな魔法をめぐって、奇妙な物語に巻き込まれていく。幼少期、思春期、成熟期と少女の成長を追っての3部構成。
最終更新:2019-07-24 12:00:00
8751文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ランドセルの中には色々なものが詰まっていた。けれど、どの中身も僕の興味を引かない。ランドセルには毎日、与えられたものが詰め込まれていく。やがて、ランドセルはいらないもので溢れかえってパンパンに腫れ上がる。僕はある日、山の上のクリーニング店を訪ねる。クリーニング店はランドセルを新品のようにきれいに洗い上げてくれた。しかし、その先には思いも寄らない展開が待っていた。
最終更新:2019-07-21 14:08:56
5678文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
僕はドーナッツが大好きだ。僕は家族から追いやられ施設に入れられる。でも、家族はつながっている。ドーナッツのように。ドーナッツの上を歩いていれば、いつかは元に戻ることができる。
最終更新:2019-07-14 11:10:38
2333文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
湖のほとりにはスケーターズ・ワルツが流れていた。この町ではスケートがうまくすべれるかで人生が左右する。ベンは町の名士の娘ジルと結婚した。気づけば年をとっていた。ベンは二人の思い出を取り戻すために湖にでかけた。
最終更新:2019-07-14 11:06:41
4677文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
森の子供たちはまず、うさぎの狩りから教わる。うさぎ、キツネ、鹿、イノシシ。そして、最後はクマだ。森の子供たちはそうやって大人になっていく。ギーはうさぎの狩りができなかった。うさぎと友だちになりたいのだった。けれど、森の掟はそれを許さなかった。狩りができなくては、森では大人と見なされない。
最終更新:2019-07-12 10:55:32
2857文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
子供の頃、6本指の男の子がいて、私はその子に憧れていた。何か自分だけの特別なもの。私だけの大切なもの。私はずっとそれが欲しかった。ある日、健康診断で見つかった小さな肝のう胞。それは私を幸せにしてくれた。
最終更新:2019-07-08 20:11:32
4354文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
きりんは僕の通う店にいた。「首が長いからきりん。そう覚えてね」彼女は言った。彼女の願いは叶えられた。けれど、願いが叶い過ぎた彼女は不安を抱えている。彼女は心配のあまり深刻な不眠症だった。僕は間もなく死を迎えようとしている。築き上げた莫大な財産に意味がなくなるのだ。最後に僕らが望んだのは、ささやかなもの。
最終更新:2019-07-08 20:08:33
7380文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:マツダシバコ
ヒューマンドラマ
短編
N6903FP
芝生の広場には一定の間隔ごとにカプセルが並んでいた。[39]番。それが彼にあてがわれたカプセルだった。カプセルの中で彼は様々なバーチャル世界を体験する。そしてそこにはいつも彼女の視線があった。突き刺すような恐ろしい視線だ。やがて、彼と彼女との関係性が明らかになっていく。それは、殺す側と殺される側という役割だった。繰り返し、繰り返し、その役回りは襲ってくる。逃げることはできない。
最終更新:2019-07-08 20:03:15
5247文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
きのこガールは戦闘の真っ只中にいた。彼女は戦争に欠かせない秘密兵器だ。
ある日、彼女は敵国の負傷兵にキスをした。一目惚れだ。
彼女は戦争を愛す。しかし、自分の恋愛を最優先する。
彼はもう間もなく死のうとしている。
彼女は彼女なりの決着をつける。
最終更新:2019-06-30 13:17:54
1625文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
いじめられっ子の彼。
どこに行っても彼は虐げられる。みじめな生活を送っている。
いつしか自殺は彼のステータスとなっていく。リストカットは彼の生きる活力を生み出す行為なのだ。
ある日、いつもように通りかかった不良グループにいじめられていた彼だったが、死んだのは彼に暴力を振るっていたグループのリーダー格のトモダチの方だった。
最終更新:2019-06-30 13:14:53
3345文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
僕はカレー専門店の店長だ。僕の作るカレーは暗黒のように真っ黒い。
僕はそのカレーを17年煮込み続けている。
その間に僕は恋人を殺し、大学のサークル仲間を殺し、新しい恋人まで殺してしまった。
黒いカレーにはそんな彼らの亡骸と残された思いが溶け込んでいるのだ。
そのカレーを求めて、連日、僕の店にはたくさんの客が訪れる。
最終更新:2019-06-30 12:48:11
6857文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
作:マツダシバコ
ヒューマンドラマ
短編
N2363FP
チョコレートにはほろ苦い物語がある。
ある島で戦争が勃発した。戦争に巻き込まれた島民たちは、たくさん死んだ。兵士も死んだ。
でも、いいこともあった。死んだ兵士を身ぐるみ剥がせば、金になった。
それにチョコレート。
チョコレートは甘い。チョコレートはおいしい。チョコレートは楽しい。
そして、ちょっと切ない。
最終更新:2019-06-30 12:45:47
4083文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
僕は母さんとあさりを掘る。母さんはそのあさりでお味噌汁を作ってくれる。
僕はまた母さんとあさりを掘る。僕が死ぬと母さんたちは悲しむ。
でも僕は、生まれ変わって、新しい母さんとあさりを掘る。
僕は母さんとあさりが好きだ。
あさりは砂抜きの時、お鍋の中でかさかさと静かな音を立てる。
最終更新:2019-06-30 12:39:16
2961文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
街にはことり箱があった。
ことり箱はピーチクパーチク騒がしい。
だけど、街のみんなはことり箱を愛している。
ことり箱があってのこの街だから、ことり箱あっての僕らだから。
僕らは共に目覚め、共に出かけ、共に眠る。
幸せは小鳥たちが運んできてくれる。大量の雨と共に。
最終更新:2019-06-30 12:36:20
1890文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
旅行前夜にトイレが壊れるなんて、不運だ。しかし、本当の問題はその先にあった。
元凶は僕にあるのだろうか。
トイレには亡霊が現れ、妻は便秘になって口をきいてくれない。
最終更新:2019-06-30 12:32:05
4936文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
結婚は難しい。僕は彼女にプロポーズをした。
彼女は僕と結婚をしたくないわけじゃないらしい。でも、したいわけでもないらしい。
女は未知の生物だ。かわいい顔をして何を考えているかわからない。
結婚生活、それは未知の生物との限りない戦いだ。
僕はその権利を勝ち取るため、カンガルーに会いにいった。
最終更新:2019-06-30 12:28:31
5231文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:13pt
賭けには負けてしまった。金は1円もない。
僕はあるばあさんの杖代わりになることで金を得ようとする。
しかし、金は海の中なのだ。飛び込もうか、否か。
まもなく追っ手がやってくる。
人生は選択の連続だ。僕は決断を求められていた。
最終更新:2019-06-30 12:25:42
3473文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
結婚式まであと一ヶ月という時に、突然彼女から結婚中止の申し出があった。
理由は不明。でも、仕方がない。彼女にはもう結婚の意思がないのだから。
時は未来。もう誰も働かなくても、生きていくのに十分な資産と食料を与えられる時代。
最も価値あるものは、生身の人肉。
僕はそれを彼女に差し出す覚悟もできていたのに。
最終更新:2019-06-30 12:22:10
2769文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
少年はシャツの襟に縫い付けられた象の刺繍が気に入っていた。
彼は象と始終一緒にいた。
実際に存在を知らない少年と象だが、彼らは深い友情で結ばれていた。
しかし、別れの時は近づいていた。少年はその日が来ることに少しだけ気づいていた。
最終更新:2019-06-30 12:17:31
2330文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕は何かの用途を感じてこの店のドアを開いたはずなのに、それが何だったのか。
もはやわからなくなってしまった。
暗闇の中、僕が本当に望んでいたものは何だったのか。
そして、これだったのか?
最終更新:2019-06-30 11:56:44
1845文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
僕はいつも宿題を忘れてしまう。そのことでいつも先生に呼び出されて叱られる。
宿題をきちんとやってきなさいと先生は言う。
僕だって先生の言うことを聞きたい。
僕は宿題をしようとする。でも、宿題は僕から遠のいてしまう。
それには色々な事情があるのだ。
最終更新:2019-06-30 11:53:37
7334文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕はある日、森の中で兄の死体を見つけた。
それから兄の死体が腐敗し朽ちていく様を見るのが僕の日課となった。
兄の遺体に様々な生き物たちが集っていた。
僕と兄は森の中で二人だけの親密な時間を過ごした。
最終更新:2019-06-30 11:46:02
3989文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「鳥に鳴き方を教わったんだ」
そう言って彼は器用に鳥の鳴き声を真似た。
彼は僕の恋人だった。
最終更新:2019-06-30 11:42:34
1713文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
気づくと僕の左手は、みぞおちの辺りで固く縮こまっている。
思いつきで左手にさかなの刺青を掘ってみると、左手は正常に戻ったかのように見えた。
しかしある朝、左手は巨大化して日常生活に支障をきたしはじめた。
でもそれは僕の妄想なのだ。そのことは僕にもわかっていた。
最終更新:2019-06-30 11:33:13
2547文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ジャンケンをすれば負けることもあるよ。
でも、私は負けたくないのよ。
男女のジャンケンはある種の駆け引き。
どちらが主導権を握るか、彼らは互いを牽制し合う。
最終更新:2019-06-30 11:12:55
2175文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕は鳥なのだ。
僕は羽ばたこうとするが、長い足がそれを妨げる。
僕は長い足とともに旅に出る。
僕の夢は大空を羽ばたくことだ。
最終更新:2019-06-30 11:08:34
1429文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ベンはキリスト教徒だったが、毎朝トイレの小部屋でマスターベーションをすることを日課としていた。
ボブは嘘つきだった。
日曜日になると教会に集まり、みんなはミサを捧げた。
ほんの小さな罪とほんの小さな幸せ。日々の生活は営まれている。
最終更新:2019-06-30 11:03:04
1492文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
スペースボール、スペースボール、飛ーんだ。子供たちの歌遊びが示唆しているのは、宇宙探査機サトシとサトルの行く末、、。いや、地球の行く末。宇宙空間で起こった小さな爆発。大きな破滅。
最終更新:2019-06-30 11:00:00
4054文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
超短編。
僕と彼女は池にボートを浮かべてデートをしている。
パンをちぎって水面にまくと、カメたちが集まってくる。
僕らはボートの上で恋の駆け引きをしている。
最終更新:2019-06-30 10:57:14
1116文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕は雪の中に幻想を見ていた、、、。超短編です。
最終更新:2019-06-30 10:53:57
883文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ママは死者が乗る列車をホームで待ち続けていた。
ホームは果てしなく長く、その果ては闇の中に消えていた。
ホームには一台の電話が設置されている。それは下界の自殺志願者と繋がる電話。
電話が鳴った。
ママは自殺志願者に、死を選択させることも、生きることを説得することもできるのだった。
最終更新:2019-06-30 10:49:51
8632文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「たまには本当の空で泳いでみれば?」って、私はソラ男に言った。ある晴れた日に仲良しグループたちとバーベキュー。私が「ソラ男よ。彼は風船なの」って紹介すると、みんなは拍手喝采、大歓迎。まさか本当に、彼が風船だって信じている、一人の男を除いては。
最終更新:2019-06-30 10:30:37
4798文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の住む星はすべてが満ち足りて、すべてが通じ合い、悲しみも痛みもない完璧な世界だった。私はその世界から、この世界にやってきた。すべてが未完全で荒々しい黒い世界。私はそこで孤独を知った。
最終更新:2019-06-30 10:00:00
5602文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
お金持ちたちが住む高層マンション群。ふとしたきっかけで僕はそこの住人になることができた。しかし、その世界は、僕が慣れ親しんだ世界とはちょっと違っていた。僕は彼女を部屋に招いてプロポーズをした。でも、フラれた。僕は一人ぼっちになり、辺りは猫に埋めつくされていた。
最終更新:2019-06-30 09:12:01
12677文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
店にはシーラさんがいた。シーラカンスのシーラさん。風俗店で働く私が出会った整形をしすぎて顔がつぎはぎだらけの不思議なシーラさんとの物語。シーラさんの声に耳を傾けると、私は遠く航海に出たような気持ちになる、、。
最終更新:2019-06-29 22:09:24
7476文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は主体性がないってよく言われる。自分の意見をはっきり言わないで、人に流されてばかりだから、きっとエイズにかかってしまったのだ。頼まれると嫌といえない。客の要求するプレイはどんどんエスカレートしていく。私は嫌と言えない。言いたいのかもわからない。私はすずめのように大衆に紛れて、生きている。
最終更新:2019-06-29 22:03:45
8006文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
死のまわりシリーズ3/3話。我々は愛を体験するために、この世界に生まれてきたのだろうか。愛を感じるためにはやはり、死というルールは不可欠。死の場面で体験した感情とは。死のことの物語。
最終更新:2019-06-29 21:40:44
3946文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:58 件