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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:39 件
1
調停機関である浮き船ガーランドは敵対する玄街に先制攻撃を受け、ミセンキッタ領国首都テネ城市にて宣戦布告を行う。ガーランド女王マリラ・ヴォーの懐刀、カレナード・レブラントは領国主テッサ・ララークノを補佐し、全面戦争の矢面に立つ。彼女はテッサの代わりに拉致され、玄街の都に監禁される。戦乱の果てに女王とカレナードは何を得て何を失うのか。
最終更新:2024-08-08 08:25:52
207041文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ドイツが第二次世界大戦に勝利した世界で、1950年ヒトラーは核実験が帰るところで空港で狙撃される。何とか一命は取り留めたものの・・・
最終更新:2024-07-25 12:22:32
21569文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
ブラントン侯爵家の次女マリアが巻き込まれたちょっとしたエピソード。
王国ディグラーシェを舞台にした短編シリーズの一作目です。
最終更新:2024-07-22 15:01:16
4582文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:62pt
自由を愛する風の騎士レオニス・ヴァンデルは、ルーセントで古代の予言書を手に入れるための旅に出る。彼はエルダンウッドで狩人のティアナ・グレイウィンド、地のエレメンタルの力を持つ戦士ガレス・ブラントと出会い、共に闇の勢力の陰謀を阻止することを決意する。
彼らは星の魔法を使うリリア・スターグロウ、空賊のリーダートリス・シルバースカイと共に、飛行船でスカイハーバーから嵐の平原を巡る冒険を始める。レオニスはルーセントの大賢者エリオス・ラディアンの助言を受けながら、風の騎士団の元リ
ーダーダリウス・ストームセイバーから重要なアドバイスを受ける。
一方、闇の魔法使いモルドレッド・シャドウスティル、闇の刺客シルヴィア・ナイトウィスプ、闇の風の力を操る戦士ヴォルガス・ストームブリンガーが彼らの行く手を阻む。レオニスは仲間たちと共に、闇の勢力との激しい戦いに挑む中で、風のエレメンタルの真の力を解き放ち、予言書に記された運命と向き合うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 17:04:31
16080文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
遠い昔の親友との約束を果たすために何百年も装置を作り続けるレンブラント。身に覚えのないままに大病の息子を授かって育てるシングルマザーのケイティ。
人ならざる力を持つ魔物にして大魔法使いのレンブラントは逃げ出した装置のパーツを追って三百年ぶりに街へ出る。だけどパーツは見つからず、一文無しのレンブラントは食事が出来ず餓えていた。そこへ魔物の大好物の魂を持つケイティが通りかかり…
最終更新:2024-07-13 16:30:00
60841文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:798pt 評価ポイント:656pt
いつかの時代、どこかの世界。多くの未知が人々を突き動かしていた。
そこで生きる者たちは時に生活のため、時に探求心から命の危険にも立ち向かっていた。そんな者たちの安全を保証するのが武力行使限定の何でも屋、≪荒場屋≫。
これは、とある荒場屋集団に属する男、ブラント・ルースランドの冒険と戦いの物語である。
多くに語られる英雄譚や、伝記と異なる点は、彼が望んでこの世に生を受けたわけではないこと、いつも嘆きながら陰鬱に言葉を吐いていたこと、そも彼はこの世界の人間ではないこと、であろう
か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 15:57:54
34041文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
幼い頃の病がもとで白髪になった王女エステリーゼは、政略結婚の駒として嫁いだ先で、一夜のうちに離縁を告げられた。
その一年半後、彼女に舞い込んだのは、国内最南端の島を治める伯爵に、書生として厄介にならないかという話だった。
だが、新たな主人は、今まで接したことのない種類の人物で……
己の誇りと純情(!)をかけて島を襲う大小の危機に立ち向かう、王女と伯爵の物語。
*この作品はアメーバブログ『*Aurora Luce**』
(https://ameblo.jp/moon-of-t
he-dawn/)にも掲載しています。ブログの方がストーリーは先行しています。ブログ独自の機能を使ったエピソードは割愛したり、この機会に加筆修正したものをこちらに掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 22:25:40
171075文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:18pt
作:こすもすさんど
異世界[恋愛]
完結済
N5060JE
「アイシャ・レンブラント!お前は今日でクビだ!」
無能な上司から荒唐無稽かつ理不尽かつ意味不明な解雇を言い渡された、若い魔法薬師『アイシャ・レンブラント』。
勤めていた王国を去り、故郷の町へ向かおうとするがその道中の森の中、傷付いた下級騎士『レオン・ガングニール』と出逢う。
怪我を負って衰弱していたレオンに、アイシャはその場で魔法薬を作り上げ、彼の一命を取り留める。
その二年後、帰郷したアイシャは実家で小さな魔法薬売りを営み、ささやかに繁盛していた。
そこへ、か
つて自分が助けたレオンが、騎士団長に昇格して現れ……?
「アイシャ・レンブラント。俺と、結婚してくれ」
※この作品は、楠 結依様の『騎士団長ヒーロー企画』への参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 00:00:00
21147文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:1868pt 評価ポイント:1560pt
ガーランドとは花冠。それを戴くは残酷な不死女王マリラ・ヴォー。
二度の瓦解を経た未来の北米大陸を舞台に、不可解な女王に翻弄されつつも体当たりを繰り返す少年が現れる。少年の名はカレナード・レブラント。困ったことに彼は「男の娘」だった(え?)
(この作品はカクヨムでも連載中です)
最終更新:2024-05-11 07:07:12
340555文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:16pt
ガルスール国には忘れ去られた第三王女が存在する。
身分は低いが美しく聡明だった女性官吏を見初めた王が無理矢理召し上げ作った王女。幼い頃にその母親が亡くなってからは王妃によって王宮の離れに閉じ込められ、今となっては王宮の使用人でさえ第三王女の顔を知る者はほとんどいなかった。
…………そんな忘れられた第三王女オリヴィア・ティア・ガルスールは、実は顔を知られていないのをいい事に、探し当てた隠し通路から離れを抜け出しては王宮図書館の蔵書を読み尽くす日々を過ごしていた。そんなオリヴィア
に、ある日隣国の王弟レンブラントとの政略結婚の話が持ち上がる。レンブラントはオリヴィアにある契約を持ちかけてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 13:04:00
11581文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:6608pt 評価ポイント:5296pt
作:鈴宮(すずみや)
異世界[恋愛]
完結済
N8460HW
伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは王女エルミラに仕える十八歳の少女。人形のような愛らしい見た目をした彼女は、はじめ侍女として働いていたものの、やがてその能力が見出され、文官として働くことに。
けれど、ラルカはある日、領地に住んでいる姉メイシュから、王宮の華である侍女に戻ること、また早急に結婚をし、仕事自体を辞めることを命じられてしまう。
(わたくしは仕事を続けたい! 結婚なんてしたくない! 自由な生活を送りたい!)
一人思い悩んでいたラルカは、エルミラのお遣いに行った先で
、侯爵令息であり王太子の近衛騎士を務めるブラント・ソルディンと出会う。
ひょんなことから、自身が結婚について悩んでいることを打ち明けたところ、ブラントがラルカに『僕と婚約しよう』と提案する。
彼もまた、親族から結婚を急かされて困っているというのだ。
互いの利害が完全に一致。
二人はいずれ解消するという約束で、仮初の婚約を結ぶ。
けれど、言いつけどおりに婚約者を作ったというのに、ラルカは姉メイシュの束縛が解けきらず、きせかえ人形のような生活を余儀なくされる。
「家においで」
そんなラルカに、ブラントが優しく手を差し伸べる。
そこから、二人の甘い偽装婚約生活が始まって――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 12:00:00
110210文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:10966pt 評価ポイント:7662pt
作:水城ともえ
ハイファンタジー
完結済
N3690IG
【※ご注意】
この小説は、第一部『ユリア・ジークリンデ (1) 〜遥かなる亡国姫〜』の続編となる物語です。
約千年前に役目を終え、亡国となった小国家ヴァルブルクがあった地──旧ヴァルブルク領。
その地が故郷であり、ヒルデブラント王国の英雄として名が残されているユリア・ジークリンデは、戦争を共に駆け抜けた星霊アイオーンと縁の深い現代人たちとともに、ヴァルブルクの地で起きた事件を解決することができた。
ユリアとアイオーンは、その事件で友であるテオドルスと約千年を
越えた再会を果たし、ともに現代で人生を歩むことになった。
その後、ユリアたちは、ヒルデブラント王国の女王から『極秘部隊』の一員となってほしいと頼まれる。それは、警察組織では対処できない、あるいは世間から隠したほうがいいと思われる事件を担当するで組織であった。ユリアたち八人は、組織の中でも独立した特務チームとして他国の事件を調べることとなった。
ユリアたちが任務のために向かうことになった国は『アヴァル』と呼ばれる小国だった。古の時代に、神々が作ったという聖杯が国のどこかに眠っているとされている。聖杯を題材とした伝承や伝説は、現代にも語り継がれており、創作の題材としても愛されている。
その聖杯と思しきものが、つい最近になって地下遺跡の中で発見されたとのことだ。しかし、それは伝説とは似ても似つかない呪いの遺物であった。それを発見した当時の調査隊が聖杯に触れると、聖杯は遺跡を破壊し、触れた者が精神に異常をきたした。聖杯が人を拒んだがゆえに、調査隊は遺物の回収を諦めたという。
その後、再び聖杯の存在を確認にいくと、それは忽然と姿を消していたという。持ち去られたのか、はたまた聖杯がひとりでに動いたのか。そもそも、その聖杯と思しき遺物は、なぜ害を振りまくのか。なぜ、地下遺跡に安置されていたのか。残されたのは、謎のみであった。
聖杯は沈黙する。しかし、誰にも聞こえることのない声を上げていた。その声は『死神』を呼び、そして『死神』は、ユリアと出会ってしまう。
『死神』の正体は何か。そして、聖杯の声の主は誰なのか。
これらの謎は、はたして──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 10:12:44
267424文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
「あれほど断ったのに寄こすとはな。レディ、きみも災難だったな。こんな怪物公爵に嫁がされて。だが、安心しろ。おれは妻を迎えるつもりはない。迷惑なだけだ。それは、きみも同じだろう? というわけだ。帰ってくれていい」
「怪物公爵」ことローマン・ガイスラーは、薄幸の公爵令嬢ミサ・ブラントミュラーに言い放った。
ミサが姉の身代わりでローマンに嫁ぎにやって来た初対面の場で。
幼い頃から家族に蔑まれ虐げられ虐待され続けてきたミサに行く所はない。なんでもする。どんなことでもするからということ
でお情けで使用人として雇ってもらう。
一生懸命働くミサ。ローマンはそんなミサにしだいに惹かれていく。
ドアマットヒロインがしあわせになる王道の物語。
※ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。ゆるゆる設定ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:25:08
39732文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2024pt 評価ポイント:1282pt
リル・フィオレ王国王位継承戦争は、すでに5年の月日が経過していた。国王ヘルブラントに従うリニは、王の妹リシャナの教育係に選ばれる。戦争を勝ち抜くためとはいえ、少女を戦場に出すことに葛藤しながらも、リシャナは才能を示し、リニはそんな彼女にひかれていく。
二人の前に立ちはだかるのは戦争と身分差。この戦争は終結するのか。
『北壁の女王』のリシャナが「北壁の女王」に至るまでの話。
*いつも通りゆるっと更新。
*今回は月水金の週3回更新とします。
最終更新:2023-07-19 08:00:00
156445文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:124pt
その世界には特別な力が存在する。火の力、風の力、水の力、地の力。生まれてくる時に備わっているその力を、人間は当たり前のように様に使う事ができた。
その力の強さはステータスとなり、人間の格を大きく左右する。力の強い者は平民でも優遇され、力の弱い者は貴族でも冷遇された。その為、貴族などの高い地位の者はその力の強い子供を産む為に政略結婚も当たり前の世界だった。
十八年前、ある貴族の家に女の子が生まれた。名前はカスミラ。彼女は地の属性に「芽」が不足した状態で生まれた「土」の属性と判
定された。それは無能力者を意味する。その彼女に家族は冷たく接した。
そんな彼女は家の体裁を保つ為、義務とされている学校に通っている。能力至上主義のそこでの生活も、彼女にとっては辛いものだった。教師は扱いが分からず、生徒達には陰口を叩かれる。それでも勉強も仕事もしっかりとこなし、助けを求めてきた人間には優しく接する彼女に手を差し伸べたのは、この国の王子サンブラント、成績優秀者のガーベラ、教師のレンデスト。やがて周囲の助けと彼女の努力が実を結ぶ。
これって遺伝子が反応しているのかな。
そんな事を思うほど彼女に引き寄せられる、四人の友情と恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:37:46
218557文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:48pt
「アレクシス様は将来わたし以外の女性と浮気をして、わたしを捨てるから、今のうちに別れてください」。クラリス・ブラントームは重要な話があると婚約者アレクシス・ルヴェリエを呼び出して、面と向かってそう宣った。アレクシスは面食らうが、クラリスは今から二年後に、アレクシスがクラリスを裏切り、ウィージェニー王女と浮気をすることを知っていた。そして、クラリスはウィージェニーの放った暗殺者によって命を落とすのだ。
クラリスには二年後の未来の記憶があった。というか、ウィージェニーの放った暗
殺者によって命を落とした直後、二年前に戻って来ていたのだ。何が起こったのかわからないが、二年後で同じように殺されるのはまっぴらである。裏切られて傷つくのも、もう嫌だ。だから大好きなアレクシスと別れることを選択したのだ。
しかし当然のことながら、アレクシスは納得してくれない。それどころか、今まで見せたこともないくらいのほの暗い表情で別れないと宣言する。
「いい加減にしろ。いいか、俺は絶対に別れない。絶対に逃がさないからな。俺から逃げるなら、地獄の果てまで追いかけてやる‼」
傷つきたくないクラリスは、何とかしてアレクシスと別れようと考えるも、彼への恋心もなかなか消えてくれなくて――
どうすれば嫌いになれるの……
葛藤するクラリス。
このままでは同じ未来を迎えてしまう――
そう不安がるクラリス。けれども二人の関係は、記憶とは少し違う展開を迎えていく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 20:00:00
156079文字
会話率:34%
IN:2pt OUT:28pt
総合ポイント:34740pt 評価ポイント:23532pt
十六歳の貴族の少年エルム・オーランドは、異文化交流のために留学していたブリューテ国の学校で、隣国であるロテュルス王国の実家から緊急の手紙を受け取った。その手紙に記されていたのは、エルムの双子の姉であるリーリエが自殺未遂をしたという内容で――!?
帰国後、エルムはリーリエが自殺を試みた原因が彼女の婚約者であるオーティス・レンブラントの浮気癖とその周囲の令嬢たちによる嫌がらせであることを知る。エルムはオーティスとリーリエの婚約を解消すべきだと主張するが、相手は格上の侯爵家であ
り、なおかつ領内で起こった水害について先方から支援を受けていたため、オーランド伯爵家側からは婚約解消を言い出しにくい状態にあった。それを踏まえ、エルムはリーリエのふりをして、オーティスと交流し、先方から婚約解消を申し出てもらえるよう仕向けるため動き出すが――!
※当作品は「カクヨム」においても同様の内容を掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 07:13:51
24188文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:80pt
【6話完結】
わたくし、レンブラント家の娘・ルナと申します。国内有数の商家の娘です。婚約者がおります。
その婚約者であるバート様から婚約解消、を求められましたわ。隣にサニー様を連れて。……此処、わたくしのレンブラント家ですけど? 普通、婚約者に婚約解消を申し出るとはいえ、婚約者の家に浮気相手を連れて来ます?
というか、嫌ですよ、面倒くさい。
婚約を破棄も解消も白紙も手続きが面倒ですわ。条件が当て嵌まるとは思えませんもの。
ご都合主義のゆるふわ設定。
婚約破棄・解消・
白紙にはならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 06:00:00
16663文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:9164pt 評価ポイント:7252pt
作:キムラましゅろう
異世界[恋愛]
完結済
N2133HZ
フランチェスカは侯爵令嬢でありながら、わりと不遇な身の上だった。
父であるロング侯爵と前妻との間に生まれたフランチェスカは後妻に入った継母が男児を産んだ事により、嫡女としての立場が崩れ去る。
そしてまるで厄介払いをされるかのように当時第二王子であったレンブラントの筆頭妃候補として王宮に上げられた。
以来レンブラントとフランチェスカは王子と妃候補として共に成長し絆を深めて来た。
しかしレンブラントの兄、王太子が夭折した事により二人を取り巻く環境は激変する。
王太子となったレン
ブラント。その事により彼は数名の妃候補を選び、互いを競い合わせ始めたのだ。その中で勝ち抜いた賢く強かな令嬢を王太子妃にすると宣言して。それはフランチェスカにはもっとも不利な条件であった。唯一の後ろ盾であった父も亡くし、その立場が盤石なもので無くなっていたからだ。
フランチェスカはレンブラントにとって自分はなんの価値も無くなった…という事を理解し、誰にも告げずに密かに城を出て行く。そして隣国の市政でひっそりと暮らしていたフランチェスカ。このまま民草に紛れ、慎ましくも穏やかに暮らしてゆくのだと思っていたのに……何故か王宮に連れ戻される。
レンブラントのお荷物になりたくなくて離れたのに、何故か彼はフランチェスカを離してくれず……しかも精霊文字の翻訳をする様にと言い付けられてしまう。
生来のんびりした性格のフランチェスカ。こうなったらもう一生文書保管室の住人でもよいと、王宮内に吹き荒ぶ嵐を他所にマイペースに翻訳作業の日々を送るのであった。
そして気がつけば……?
毎度毎度のご都合主義、ノーリアリティのお話です。
モヤモヤによる血圧上昇にお気をつけ下さい。
作者の悪癖としましてかなりの誤字脱字があると思われます。
「ひょっとしてこうかな?」と正しい言語を脳内変換しながら読む可能性が大いに有りマス。
そこのところをご理解して頂きながら読んで下さると助かります!
アルファポリスさんでも同時投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 20:00:00
57319文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:28790pt 評価ポイント:20370pt
作:秘翠 ミツキ
異世界[恋愛]
完結済
N7082HS
望まない結婚を回避する為に、美青年、文武両道、王太子の側近、公爵家嫡男の将来有望過ぎるレンブラントと偽の婚約をする事になった侯爵令嬢のティアナ。
だが偽りの婚約者であるティアナを何故か彼は、本物の婚約者として扱ってくれる。そんな彼に少しずつティアナは惹かれていき、互いの距離は縮まっていくが、ある日レンブラントを慕っているという幼馴染の令嬢が現れる。更には遠征に出ていたティアナの幼馴染も帰還して、関係は捩れていく。
◆◆◆
そんな中、不思議な力を持つ聖女だと名乗る少女が現れる。
聖女は王太子に擦り寄り、王太子の婚約者である令嬢を押し退け彼女が婚約者の座に収まってしまう。この事でこれまで水面下で行われていた、王太子と第二王子の世継ぎ争いが浮き彫りとなり、ティアナやレンブラントは巻き込まれてしまう。
◆◆◆
偽婚約者、略奪、裏切り、婚約破棄、花薬という不老不死とさえ言われる万能薬の存在。聖女と魔女、お世継ぎ争い……。
「アンタだって、同類の癖に」
ティアナは翻弄されながらも、運命に抗い立ち向かう。
*この作品は、アルファポリスと魔法のアイランドにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 09:06:08
187267文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:1192pt 評価ポイント:678pt
筆者の現実での出来事を忠実に書いた物
最終更新:2022-04-12 23:17:32
838文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
五百年前、突如現れた魔王から大陸を救った英雄神を祖に持つプレブラント聖国。
その第二王女として生まれたレイフィールは、16歳。ある出生の理由から家族と離れて暮らしていたが、ある日突然王家の存亡をかけた探し物をする旅に出ることに。
しかし訪れた隣国では偶然出会った第三皇子にことごとく邪魔され、挙句皇太子殺害の容疑をかけられ、なぜか一緒に逃げる羽目に!
相性も人格も最悪だが、探し物はその皇子が持っている可能性が高いと分かり、二人は渋々一緒に逃避行を始める。互いの目的を果たすために
。
しかしそこで、二人は今まで知らなかった広い世界を知ることになる。
他種族の現実、神々の秘密、魔王の真実、そして世界の始まり……。
目には見えない不確かなもの――祈りや絆や愛を求め、少女は進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 19:00:00
579297文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:28pt
ブラント王国の防衛を一手に引き受けてきたバージル様は、魔術師にとって避けられない死病である魔素病により瀕死の状態に陥っていた。その病を治すため、国中の治癒術師が王宮に召集されていた。見習い治癒術師であるエマの師匠、アディール師の元にも召喚状が届いたが、遠方であることと、目を離せない患者がいることから、身代わりでエマが王宮に向かう事になった。
最終更新:2021-12-16 23:47:49
10291文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:274pt 評価ポイント:224pt
全二話分 連続投稿後完結いたします。
典型的な婚約破棄もののざまぁ展開(ラスト近く)です。
なんのひねりもございません。
時間つぶしにサクッとゆるっとお読みいただければ幸いです。
ミヤ・ラインハートは子爵令嬢。
その日、パーティーの場で幼馴染の婚約者トーマス・ミラー公爵子息から婚約破棄を言い渡される。
トーマスは、あろうことかその場であらたな婚約発表をする。
その相手は、ミヤの友人サリーナ・レンブラント公爵令嬢である。
好奇の目にさらされ、いたたまれなくなるミヤ。
彼女は前年に父を亡くし、叔父夫婦に屋敷を奪われてしまった。
もう間もなく、そこを立ち退かねばならない。
失意の中ですごすうち、ある青年たちに出会う。
キラキラ輝く美しい青年とその仲間で、仲間の一人が暑さに倒れたところを、ミヤは快く助けるのである。
以降、ミヤのもとに通うイケメン青年レイ・ガレット。
二人ですごす親密な時間は、ミヤにとって唯一の救いとなる。
そんなある日、元婚約者のトーマスから、結婚の日取りを発表するパーティーへの招待状が舞い込んだ。しかも、恋人や婚約者、伴侶を伴ってきてくれという。
そのことを知ったレイは、婚約者のふりをしようかとミヤにもちかける。
そして、ミヤの運命をかえるパーティーの日がやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 22:30:25
11225文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:5076pt 評価ポイント:4268pt
伯爵令嬢のミシェル·ブラント17歳は、ある日ボールが頭にぶつかり前世の記憶を思い出す。
ここは美少女ゲームに酷似した世界。
彼女はSSRミシェル、おとないし性格で本が好きな図書館の天使と呼ばれていた。
主人公の攻略対象だと思い出した彼女は、彼には関わらないでおこうと決意するがその直接、主人公である第二王子のルシアン17歳に助けられてしまう。
「せっかく知り合ったんだから、これからはミシェル嬢とも仲良くしたいな」
その言葉に寒気を感じたミシェルはその場から逃げ出す。
ゲームの性質上ハーレム化は容易に可能で、ハーレム要員になりたくないミシェルは、どうにか彼を回避したいが、彼はどんどんと彼女の生活に入り込んでくる。
けれど彼には助けられることが多く、すぐに優しくて素敵な男性だと気がついてしまう。
そして、なんだか思っていたのと違う。
これはハーレムを回避したい令嬢と、誠実な王子のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 00:13:18
99634文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:4988pt 評価ポイント:3346pt
『アルベルティナ・クラース。悪いが何も聞かずに、俺たちに付いてきてもらおうか』
パン屋で店主を泣かせるほど値切った帰り道、アルベルティナことベルは、突然軍人に囲まれてしまった。
そして訳がわからないまま、鉄格子付きの馬車に押し込まれどこかに連行されてしまった。
ベルを連行した責任者は美形軍人のレンブラント・エイケン。
人攫い同然でベルを連行した彼は人相が悪くて、口が悪くて、いささか乱暴だった。
けれど、どうやらそうしたのは事情があるようで。
そして向かう
先は牢屋ではなく、とある人の元らしくて。
過酷な境遇で性格が歪み切ってしまった毒舌少女(ベル)と、それに翻弄されながらも毒舌少女を溺愛する他称ロリコン軍人(レン)がいつしか恋に発展する……かもしれない物語です。
※他のサイトでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 10:22:47
178527文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:3286pt 評価ポイント:1986pt
男爵令嬢のイルヴァ・ブラントは15歳の卒業パーティで婚約破棄をされ、田舎に引きこもった。その数年後、王都のパーティに兄と共に参加。美しくなった彼女の前に現れたのはかつての婚約者。妻にしてやるという元婚約者にイルヴァと兄は呆れる。そんな中、イルヴァの新たな婚約者であるバーンハルドが合流し、元婚約者一家の罪を問う。
最終更新:2021-05-18 18:00:00
15668文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:978pt 評価ポイント:822pt
私――アニエス・アッカーソンの実家、アッカーソン家は伯爵家だ。だが、東方一の有力貴族として栄華を誇ったのも昔の話。私の戦乱と飢饉に見舞われた私の祖父の代で家運は大きく傾き、領地からは餓死者や領民の流氓が相次いだ。遂には爵位の返上を検討せざるを得ないところまで追い詰められた時、降って湧いたようにやってきた、ヒルデブラント辺境伯家への輿入れの話。私の両親は縋るような思いでその話を繋げ、19歳の私はヒルデブラント辺境伯家へ嫁ぐことが決まった。
ヒルデブラント辺境伯の令息・ニコラス
は、ヒルデブラント領の主要産業である養蜂と、蜜蜂たちを心から愛する青年だった。そんな彼と過ごすうち、私は働き者で私のない蜜蜂たちの生態に興味を持ち始める。そしてどんどん蜜蜂の世界にのめり込んでゆく私は、同時に穏やかで博識なニコラスにも惹かれてゆく。
だがそんなとき、ヒルデブラント家を大規模な山火事が襲った。日は十日間に渡って燃え続け、蜜蜂たちの蜜源となる草木は全て焼失してしまい――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 12:10:19
10082文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:5966pt 評価ポイント:5420pt
「ざまぁをしたら、ざまぁ返しされる事がわかっているのでどうにかして回避したい!地下牢に行きたくない王子の話」
に出てくる、婚約破棄をやらかしたガルフォード殿下の婚約者になってしまうリブラント嬢のお話です。
ご感想をいただいていたので書きました。
辻褄が合わないところがないはずなんですが…あったらすいません。
見逃してください。
何故わたしに話を振るの?
今は婚約破棄を言い渡したローズ様に話を聞いていたはずなのに!
しかも、なんで私の名前と顔が一致しているの?
ガルフォード殿
下とクラスは違うし、接点もないはず!
「殿下、私なら、そんなくだらない嫌がらせなど致しませんわ。
もしも私がローズ様の立場なら、ポールセン嬢と仲良くして、お妃教育を一緒に受けさせますわ」
と、私は答えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 07:59:37
12343文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:7716pt 評価ポイント:6772pt
初恋をこじらせて、婚約者に毒しか吐けなくなったマルティナ・オルブラントは、前世の記憶を取り戻したことで己の行いを省みる。もう毒を吐くことを止め、ゲームのシナリオ通り彼の前から消えること決めたが、なかなか思い通りに行かず――というお話。
※人を中傷する場面が多数でてくるので、苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2020-02-03 22:00:00
110535文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:59033pt 評価ポイント:23757pt
作:TYOUKO
異世界[恋愛]
完結済
N2924EA
「物語りが始まった」の続編です。
結婚したあとのレンブラントとリョウのお話。
いろんなモノを背負っているリョウが本当の幸せを見つける過程で大好きなレンブラントに甘やかされながらも何かをやらかし、誰かを巻き込み……な、日々です。
竜族として、守護者として、都市から任された名目上「平和的な」お仕事をしながら色々危ない目に遭いつつも何かを得ていきます。
全部で五章。
気が向いたら更新なので少々不定期ではあります。
お話に出てくるお菓子やパンのレシピ的なあれこれは活動報告にあ
ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 21:00:00
1208053文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:94pt
フィト・ブラントは、万年Fランクの落ちこぼれ冒険者。
パーティーを組む相手もなく、一人で採取クエストをこなして日銭を稼ぐ毎日を過ごしていた。
そんな彼に対して、ついにギルドから解雇通告とも言える『特殊クエスト』が言い渡される。
『特殊クエスト』とは、絶対に受けなくてはならない上に、失敗したら冒険者資格をはく奪されてしまう厳しいものだ。
その内容は『未開の島の地図を作ること』。
どんな凶悪なモンスターが潜んでいるかも分からないエリアの地図を作るのは、普通に考えればFランク
の冒険者では不可能だ。
しかし逃げ出すわけにもいかず、彼はペットの『ポチ』とともに島へ向かった。
そこで彼は、気が強い美少女エルフのクリスティナと出会う。
彼女の助けを借りて順調に地図づくりを進めていった。
しかし平和な島に突如もたらされた『絶望』。
それは『死をもたらす龍』とあだ名された、巨大な漆黒のドラゴンであった。
迫られる選択の時。果たして彼がとった行動とは!?
落ちこぼれなおっさんによる、愛と勇気の大勝負が始まる!
※カクヨムでも公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 12:00:00
104615文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:556pt 評価ポイント:250pt
重度の美術オタクにして伝説の怪盗な喫茶店のマスターと、依頼がまったくない暇すぎる探偵のダブル主人公で送るドタバタ怪盗小説。
三千年もの時を生きる錬金術師、かつては三重に偉大なるヘルメス(ヘルメス・トリスメギストス)とも呼ばれたその男は、何故か日本の地方都市の片隅で喫茶店を経営していた。
普段は一般市民として生活しながらも、裏ではそのチートなまでの力を使い、美術品をこっそり盗んで鑑賞してはまたこっそり返すという趣味人泥棒を繰り返す日々。
そんな彼のもとに、1990年に起き
たある美術品盗難事件の手がかりが舞い込んできた。
それはオランダの巨匠、レンブラント・ファン・レインの『ガリラヤの海の嵐』の情報。
上の階で探偵をしている槇静馬を巻き込み、かつて世間を賑わした伝説の怪盗が再び物語の幕を上げる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 23:21:46
89427文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
水妖記を読み返そう。
そう思ったんだけど、
アーサー・ラッカムの絵の入った、
あの美しい本は一体どこいったか。
探したけどみつからない。
なのでこれから語るのは、
記憶とイメージにある、
私の中のウンディーネ。
「ひきこまれるわよ、気をつけなさい。その川はずるいわ」
「少女は恋人に戯れのようにキスをした」
「わたしは水の娘、父は水界の王」
「きっと、魂ってとても重いもの」
「しかも、このうえなく美しい花をつれて戻って来た」
「魂なぞ、捨ててしまえ。我らのもとに帰り来
よ」
「お嬢様が、私の娘なら両肩の間に痣があるはず」
「我に従がえ。我とともに滅べ」
「泉を封印して以来、ウンディーネは、臥せりがちになった」
「屍の皮膚を蛆が喰いやぶるように群がり蠢く」
「それを口にしてしまわれましたのね。もう、お傍にいられない」
「みな夢。いつかさめる。ならば、俺はさめぬ眠りにつこう」
「あの人を涙で殺しました」
※これは破滅の恋の物語。だがしかし、美しい。
残忍なる騎士フルトブラント、黒茨騎士団長。
騎士さんはどS、破滅型の悪党っぽいお方です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 20:00:00
7448文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
「レンブラント光線」のアフターストーリー。
クリスマス特別編です。
最終更新:2015-12-25 17:59:06
5051文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
主人公の「ぼく」は「彼女」と一緒に暮らしていた。
ある日突然交通事故で死んでしまった「彼女」だが、『やり残したことがある』ことを理由にこの世に戻ってきてーー。
死んだ彼女とのんびり過ごす、不思議で温かい一週間。
最終更新:2015-11-11 23:30:05
20748文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:74pt
クリスマス前日、それは祝すべき日であるが、あるカップルは違った。
最終更新:2013-12-10 20:36:38
2099文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
作:柿ノ木コジロー
ヒューマンドラマ
完結済
N5672BQ
ほんのささいな出張だったはずが、レンブラントをめぐる組織的陰謀に巻き込まれる旅人・サンライズ。初めて訪れたベルリンで、助手としてつけてもらったプラータと共に、行方不明となったスケッチの手がかりを追う。
しかし、次々と起こる事件。疑惑の闇を解き明かそうとする彼は逆に追われ、襲われる――
設定は2002年冬。
弥勒の決死圏シリーズの中では、かなり重い感じで仕上げてみました。重いといっても、ハードボイルド風かな。
最終更新:2013-05-23 11:26:44
46566文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
グルメ雑誌のライターとして、アジアを巡る長期海外取材に出かけた玉城。
しかし彼は、霊感がケタ外れに強くなってしまったリクの事を気遣い、それとなく様子を伺うよう長谷川や多恵に頼んでいた。
巷では深夜になると現れる通り魔が、3面記事やローカルニュースを賑わせていた。
けれども当のリクの周辺は至って平穏に見え、気を張っていた長谷川も緊張の糸を緩める。
ファンだと言ってリクの絵を買い占め、リクに色目を使う美術商の社長に、少々苛立つ程度の日々だった。
けれど、通り魔による最初の死者が出
るころ、ボンヤリとリクの周りにおぼろげな暗雲が立ちこめ始めた。
なかなか姿を現さない漠然とした不安は、リクの心身を次第に憔悴させてゆく。
リクが何に神経を磨り減らせているのか分からないまま、長谷川はただ、リクを想い、寄り添おうとする。
濃い霧に包まれた先の闇。その正体は何か。
執拗にリクに纏わりついてくる『男』がリクに見せたレンブラントの複製画には、どんなメッセージが隠されていたのか。
RIKU第5弾(番外入れて6作目)、全24話でお届け致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-30 22:18:44
46323文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:26pt
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