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検索結果:32 件
1
作:武州青嵐(さくら青嵐)
異世界[恋愛]
連載
N5223HX
ティドロス王家の三男サリュは、母の護衛として隣国で行われている婚約式に参加していた。
だが、王太子アリオスがいきなり婚約者であるシトエン嬢を激しく叱責。あろうことか、婚約破棄を告げる。
「お前のような容姿の者が、わたしの婚約者など」
この発言に、サリュは見かねて助け舟を出した。
その後、ひょんなことからシトエン嬢を自身の婚約者に迎えることになるサリュだが、
「ところで、彼女はどんな姿かたちをしておられるのか」
婚約式では頭からつま先までヴェールで覆い隠されていた
ため、まったくわからない。
王太子アリオスは小ばかにしていたし、周囲からも「あんまり期待はするな」と言われていたのだが……。
※こちらは、カクヨムにも掲載している作品となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 04:36:42
253910文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:2866pt 評価ポイント:1214pt
「しまった!」
イチという名の少女の半身が石畳に飲み込まれた瞬間、情けない叫び声が彼女の口を覆った防毒マスクの中で響いた。
馬の尾のように後ろに結った白金色の髪が宙を舞う。蒼い瞳が動揺に揺れ、冷や汗が額を濡らした。
そこそこの主張がある胸からつま先までが地中に消え、地上に出ているのは顔と肩、腕くらいのものである。
ここはエル・ト・ラプダンジーの塔。
伝説の大魔法使いラプダンジー師が生前に残したと伝えられる、天に伸びる魔導塔である。
別名、エロトラップダンジョン。
我々の時代に同人誌や画像投稿サイトなどで一度は目にした事のある読者諸氏も多い事であろう。
イチはこの日、己のポリシーに反してこの珍妙奇天烈破廉恥な塔に単身挑まざるを得なかったのであるが、落とし穴の罠に嵌ってしまったのである。
「____________っく!だ、脱出できない!」
肘に力を込めてなんとか這い出ようとするも、何かに下から引っ張られているのか脱出できない。
それに先ほどから何か取っ掛かりを得ようと足をバタつかせているのだが奇妙な事にその足の感覚が消失しているのだ。
____________これは感覚遮断系!!
感覚遮断落とし穴。
これは飲み込まれた、下半身の感覚を毒や魔法によって消失させ、犠牲者の身体や排泄器などを刺激する悍ましい悪意の罠だった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 20:12:37
187760文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
本のご紹介です。SFです。ぜひとも、沼においでください。なぁにつま先からゆっくりどっぷり入っていけば怖くありません。私にゆっくりで何か作るの程度の能力があればよかったのですが、ないので文章で。
最終更新:2024-03-09 15:41:26
2279文字
会話率:78%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:198pt
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
ショートブーツのつま先が、僕の足先をつついている。
僕の前に座った彼女は、何か話したそうにしているけれど…
最終更新:2024-03-03 11:54:12
1004文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
右手でウサギ、左手でキツネをつくりましょう。
最終更新:2024-01-07 07:00:00
333文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:102pt
あしたへの階段をのぼる僕ら。
最終更新:2023-09-21 07:00:00
343文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:42pt
ギルド長の娘――ミアの朝の着替えを手伝おうとしたロルフに返ってきた言葉は、罵倒だった。
「いい加減大人になった私を見なさい、知りなさい、理解しなさい、その体の頭からつま先まで。二度と忘れないで。……忘れたら、ぶっ殺すわよ」
執事として彼女の世話をするのは大変だ。なにをしても辛辣な言葉が返ってくる。
おまけに、最近巷で噂になっている「炎狼」とかいう化け物になった美女を説得のために抱き締めたら、美女の炎で身を焼かれて死にそうになる始末。他にも「竜」になった美少女に竜の爪
で体を差し貫かれたり。命がいくつあっても足りない。
蛇に噛まれて死亡し、せっかく異世界に転生できたというのに、待っていたのはミアの執事としての人生で何度も死んだり死にかけたり。
――これは、異世界の美少女たちに殺されながらも、一人の少年が愛されるはずの物語。あなたも、何度も殺されるほどに美少女に愛されたくないですか?
……ちゃんと愛されますよ? ちょーっと重くて、過激なだけで。
※【評価、ブックマーク】、感想、いいね、お願いいたします!m(__)m
※2023年8月5日より、毎日更新中!
※この作品は、カクヨム・ノベルアップ+にも投稿しています。
※表紙の著作権は作家が持っています。
【Twitter】(更新報告など)
@tuzita_en(https://twitter.com/tuzita_en)
【主要作品リスト・最新情報】
lit.link(https://lit.link/tuzitaen)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 17:12:19
102231文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:58pt
「セラス・フィンドラル! たった今、この僕――侯爵家子息であるシグルド・カスケードは君との婚約を破棄する!」
男爵令嬢ことセラスは、婚約者であったシグルドに大ホールでのパーティー中にそう告げられる。
あまりのことに絶句したセラスだったが、事はそれだけでは終わらなかった。
何とその場に実妹のミーシャが現われ、セラスの代わりにシグルドと婚約すると言われたのだ。
それだけではない。
ミーシャは今までセラスに募らせていた恨みを晴らすかのように、シグルドを巻き込んで
セラスを第1王子アストラルの暗殺計画の首謀者に仕立て上げて処刑しようとしたのである。
もちろんそんな事実はまったくなかったため、セラスは断固としてシグルドに自分の無実を主張しようとした。
けれど、その主張を遮るかのようにミーシャはセラスの腹に蹴りを繰り出した。
ズンッ!
ハイヒールのつま先がセラスの腹に突き刺さったとき、セラスは自分が前世で世界空手道選手権10連覇を成し遂げた女性空手家であり、この世に転生されたときに神様から【空手】スキルを与えられたことを思い出した。
そして、セラスは男爵令嬢から違う令嬢へと変貌した。
超絶的な力を有する【空手令嬢】へとである。
すると大ホールには件の第1王子であるアストラルや兵士たちが現われ、暗殺計画の首謀者がミーシャだと判明したから捕まえにきたと言う。
しかしミーシャは捕まえるどころか【魔眼】の力を発揮し、シグルドを巻き込んで凶悪な魔人と化した。
空手令嬢となったセラスは、自分の運命を変えるために闘う決意をする。
これはやがて王都に空手の大道場を構え、第1王子とともに幸せになる空手令嬢の知られざる誕生譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 15:50:23
14305文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:486pt 評価ポイント:342pt
恋人が戦争にいってしまった少女がいました。
今日帰ってくる、明日帰ってくると花びらを数えて、恋人の帰りを待ちこがれていました。すると少女のつま先が透き通り、煙のように消えてしまいました。少女はそれでも恋人を待ちました。
やがて飛行機が空を焦がし、空が真っ赤に染まりました。少女は大きな音におびえながら、うずくまっていました。少女の膝は煙を出して消えてしまいました。少女はそれでも恋人を待ちました……
最終更新:2022-03-30 03:00:00
755文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
みなさまは、サッカーワールドカップをご覧になってますか? 自分は見ています。
しかし、ワールドカップを見る度に、2002年に開催された、あの日韓ワールドカップの悲劇を思い出してしまうのです……。
超個人的な話ですけれどね。
最終更新:2022-02-12 15:18:54
1941文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:70pt
恋煩いは、つま先立ちしてあなたに見合う私になる!
私が好きになった男性ひとは、職場の上司だった。
最終更新:2021-03-08 03:00:00
2113文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:夏目くちびる
現実世界[恋愛]
完結済
N3761GT
映画を撮影する事を生き甲斐とする男子高校生、篤田勘九郎。ある日、彼が撮影した映画を編集してもらおうと凄腕クリエイターの友人ウォズを尋ねると、その編集料としてエロ同人誌7冊を要求されてしまう。しかし、勘九郎はそんなモノを用意できる程裕福ではなく、途方に暮れていた。
そんな時、出会った一人の美少女エリーは、勘九郎の頼みを聞いてアニメキャラクターの演技をすることとなった。
「お願い、お兄ちゃん」
その演技を見たとき、勘九郎は脳天からつま先まで貫く雷に撃たれたかのような衝撃を受
けた。何故なら、エリーの演技が凄まじく、まるでそこに本物のキャラクターが存在しているような錯覚に陥ってしまったからだ。
そんな出会いを果たした二人は、学園を過ごしながら映画を撮影していく。果たして、最後に出来上がる作品とはどんなものなのか。
リアルとフィクションの間で揺れ動く、ドタバタムービーメイクラブコメ開幕。
※全四章 10万字程度の構想です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 20:53:58
101086文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:50pt
頭のてっぺんから、足のつま先まで水色の体毛をしている、世にも珍しい水色の子狐、『水色狐』。
その身体のせいで仲間から除け者にされ、水色狐はいつも一匹ぽっち。
……けれど、ある出会いをきっかけに、水色狐の一生は一変する。
――これは、一匹の子狐のお話。
最終更新:2020-07-17 04:15:25
4512文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:4pt
幕末へタイムスリップして三年。
女子大生だった主人公は、高杉晋作や久坂義助、桂小五郎らと知り合い、紆余曲折を経て、長州の力になろうと決意する。
だが、時代の流れはあまりにも残酷だった。
次々と親しい仲間を失いながら、それでも足を止めずに進み続ける。
果たして彼女は、新しい時代をもたらす風の一助となれるのか。
前作『花綴り』の続編です。
未読の方は、まずそちらからお読みいただくと、より本作を楽しんでいただけるかと思います。
全73話完結済。
*自サイトにて重複掲載
最終更新:2020-07-15 10:00:00
402585文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:132pt
女性、特に、若くて「勢い」のある人が、
和式トイレでおしっこすると・・
最終更新:2019-05-11 12:52:27
579文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
飛翔体
?
「ミサイル」は禁句?
最終更新:2019-05-11 09:42:57
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:Lunatic Artist Team
現実世界[恋愛]
短編
N9573FL
青春。
日常の1ページから切り抜いた、そんなお話。
少し覗いてみませんか?
最終更新:2019-04-29 21:00:00
2197文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『どこからどう見ても鶏にしか見えない頭を持ち、胴体以下つま先まですべて人間といった奇形児が生まれたのは今から二十年前のこと。医者にはすぐ死ぬだろうと診断されたが、その診断に反し鶏男はすくすくと成長。犯人的中率百パーセントを誇る「探偵」になった。脳に障害を持ち、「三言話すと、その十分前までに聞いた会話をランダムで三言忘れる」という体質を持ちながら、華麗に事件を解決していくその姿。いつしか心ない人は彼のことを「鳥頭探偵」と呼ぶようになった』
最終更新:2019-03-24 10:39:21
9031文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:46pt
日常の風景にたまにやってくる、ハッとするのは恋なのか
最終更新:2018-06-19 02:46:47
393文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
拝啓
あの頃の僕らへ
夕景は遠く、群青は夢の中に見えた。思い出に咲いた桜が、今日もつま先を染めていく。
僕らはいまだ夢と現実の間を彷徨したままで、人生というものと、自分というものをずっと探し続けている。
手元に残ったのは、いつも過去のものばかりだ。
無人の駅、夏の暑い空気、淡い夕景と馬酔木の色。美しい紅葉に、群青に消えていった日々や、懐かしいクッキーの味。そして、満開の桜を思い出す。
そうして、現実は桜色に溺れていったのだ。
最終更新:2017-12-01 09:58:01
49179文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日々思い付いた事や感じた事を小説にしております。最近特に寒くなって足先が冷たく感じる日々。したたかな文章ですが、書いてみました。
最終更新:2017-02-15 18:20:27
345文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:21pt
作:麻美ヒナギ
ローファンタジー
完結済
N0359DM
戦い殺し戦い、死ぬ。それだけが彼の全てだった。
たった一つの敗北を味わうまでは。
青春は屍を踏み越えて、指先からつま先まで純度100%の殺戮活劇。
最終更新:2016-08-21 21:40:16
91091文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:518pt 評価ポイント:336pt
長編幕末タイムスリップ小説『花綴り』番外編。
ある日、子猫を拾った主人公は、仲の良い長州藩士らと子猫の名前を考えますが・・・。
時系列的には、36話と37話の間になります。
最終更新:2015-12-24 10:00:00
3034文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
落ちても、戻ってこればいい。
キーワード:
最終更新:2015-11-29 19:50:26
239文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
幕末の江戸へタイムスリップしてしまった主人公の女子大生は、ひょんなことから、長州藩士の高杉晋作や久坂玄瑞らと知り合いになる。
彼らと過ごす賑やかで楽しい日々。
その一方で、日本を取り巻く状況は激しさを増していた。
真剣に国を憂う高杉らに感化され、いつしか彼女もまた自分に出来ることを模索し始める。
現代とは全く違う『幕末』という時代の中で、悩み、もがいた末に彼女の出した答えとは。
全45話完結済。ただ今、続編『花信風』連載中。
*自サイトにて重複掲載
最終更新:2015-08-29 10:00:00
224924文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:518pt 評価ポイント:136pt
作:papiko
ヒューマンドラマ
短編
N8956CR
夢の導きで蔵王を訪れた主人公。それは夢を終わらせる行為だった。
最終更新:2015-05-30 14:23:59
2426文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:26pt
ここはきっとファンタジーな世界。きっと夜。
いたいけな少女は今まで恋い焦がれた思いを胸に、そっとつま先立ちするのです。
その先を覗くのは、野暮ということで。
他サイトの同タイトル企画で出展した旧作品です。瀨川潮♭名義。
最終更新:2015-01-29 09:10:22
245文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:cloverの三ツ葉の方(二百or四百文字)
ノンジャンル
短編
N2406BZ
「この書き出し/締めいかがですか その壱」で出たお題【 一生懸命つま先立ちしてもどうしても見えなくて 】で書いた。身長差カップル萌える。しかし内容は、甘さとかエスケープしてるんだが。凶暴なチビ猫が原因か? 大型犬がド天然でKYなせいなのか?
最終更新:2014-02-16 00:32:22
1249文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あしたが来ることを繰り返し待つ
たんじゅんな日々をいとおしむ
しみとおるようにして、浸す
こんらんも無く
こんなんも無い
にほんの指がひらめいた
いきの出来ないくらいに
てりつける光
いまも
いつかも
のばしたつま先は大きく地を蹴るのだ
かなしみを越えるために
なかないでよいように
キーワード:
最終更新:2013-06-14 17:43:34
1655文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
一章 血の疼き
―眼の焦点が合っていない。
行き成り、眼の前の男が威勢の良い声を上げて私を呼び止めた。大学生風の服装から察するに、繁華街に付き物の親父狩りかとも思ったが、その割りには眼の中に見える光りは濁っている。酒に飲まれた只の酔っ払いとも思えるが、喋り方と雰囲気から、過去に何人も見て来た輩に近い物を感じさせる。
「おい、おっさん」
私は声を掛けられたのを無視して歩き去ろうとするが、男は執拗に食い下がって来る。
「さっきから絡んで来るが、酔っ払いを相手にして要る程暇じ
ゃない」
繁華街の光りが眼に眩しい。私は、眼前の男に言葉を叩き付けて歩こうとするが、その私の態度が気に障ったのか、身長が高いのを誇示する様に上から私を見下ろし乍、乱暴に胸倉を掴んで来る。私は男を見上げ乍、自分の身長が180cmだと云う事を思い出した。身長は決して低くは無い筈だ。
「声を掛けているのが聞こえないのか?」
「何度も同じ事を云わせるな。悪いが、絡むのなら他を探してくれ」
「話をする時は、ちゃんと眼を見て話せよ」
「見ているさ。それとも、濁った眼では分からんのか?」
「おっさんの癖に、生意気なんだよ!」
「悪いが、坊やにおっさん呼ばわりされる覚えは無いな」
掴んだ胸倉の手首を掴み締め上げると、男は軽い呻き声を上げて手を放す。繁華街での喧嘩は見慣れているのか、誰一人として立ち止まる者は無く、私達を避けて通り過ぎて行く。
「て、てめえ」
「絡むのを止めれば、手を放してやるよ」
軽い挑発。この手の輩は、中途半端な対応をする方が面倒臭い。
「調子乗ってんじゃねえよ!」
男が叫び声を上げると同時に、空いている手で殴り掛かって来るが、喧嘩慣れしていないのか、大袈裟で無駄な動きが多い。私は軽く顔を背けてパンチを交わし、脛をつま先で思い切り蹴り付ける。
「ぐぁ!」
男が短い悲鳴を上げてその場に座り込み、見下ろしていた立場が逆に成る。
「用事は、もう済んだか?」
「この、糞親父が!」
「余り大声を上げない方が良い。警察が来て困るのはお前さんだ」
「その前に、手前をぶっ飛ばしてやる!」
男は足を抱えた侭で睨み付けて来る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-02-05 15:58:54
2948文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
短編・草稿なので書きません
最終更新:2011-09-12 06:36:09
2363文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ある日、町に奇妙な男がやって来た。頭のてっぺんからつま先まで、全身ピンク色の格好をした男で、自称『世界一の舌を持つ男』と名乗っている。果たして、男の正体とは・・・。
最終更新:2008-08-03 20:31:49
2538文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
検索結果:32 件
1