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検索結果:12 件
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作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N0236JI
「お前は素直に金を出せば良いのだ! クソッ。本当に愛想もない、可愛げのない女だ。それに比べてラビニュは………………」
はーっ、恐喝、暴言、浮気発言。
いきなり訪問して来て、何を喚いているのだろう?
私(わたくし)はいつもの命令通りに応接室にて、侯爵令嬢インフェルの婚約者である、第二王子カヴァルートの対応をしています。
この王子、金髪碧眼の副騎士団長、ガタイも良く王妃に似て儚げな顔(かんばせ)をしているから、性格を知らない人には大人気らしい。
「申し訳ありません。私の一
存では決めかねます。
父に相談してみます」
「駄目だ。内密にしろと言っているのだ」
「………………、少々お待ちください」
「全く。お前の家は金だけはあるのだ。お前に当てられている支給金(お小遣い)があるだろうが。それを寄越せば良いだけなのだ。時間が勿体ないじゃないか、早くしろ!」
そもそも、侯爵令嬢の支給金(お小遣い)はインフェルの物だ。
馬鹿王子のものではない。
けれど私は、言い返すこともなく席を立った。
長い廊下を通り、インフェルの部屋に辿り着く。
「コンコンッ」
「はい、どうぞ」
そこにいるのは、侯爵令嬢インフェル・アルガーゾン。
私の主人(マスター)である。
「いつもごめんね、あんな罵倒を受けさせて」
「いいえ、何ともありません。私に感情はありませんから」
「もう、そんなこと言わないでよ、|β《ベータ》。貴方が学習を積んで、感情領域も発達しているのを知っているんだから。本当にごめんね。この編集終われば、代わりなんてさせないから!」
私は侯爵令嬢の姿に扮していますが、実はアンドロイドなのです。
《個別識別番号は、アンドロ|β《ベータ》113で御座います。一応男性型なのですが》
カヴァルート第二王子が言われていた通り、アルガーゾン侯爵家の資産は王国を軽く凌ぐ勢いで、益々増益を続けています。その大まかなものは、ロボットや精密機械・ロケットなどを担う産業を持つからです。
魔法がない世界なので、科学が進歩しています。
はっきり言ってアルガーゾン侯爵家が、カヴァルート第二王子なんて不良債権を引き取る義理はありません。単なる王命で押し付けられた契約なのです。
それを阻止する為に、私(インフェル)は立ち向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:37:54
16129文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:78pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N9483JF
「カナンが亡くなってもう1年だ。ヴィアンも母がいなくて寂しいだろう?」
なんだか嫌な予感。
「だから、新しいお母様を連れてきたんだ。嬉しいだろう?」
嬉しくないよ。突然何?
「こんにちは~。あら、貴女がヴィアンね。私はメルマイズよ、よろしくね」
現れたのは、ボッキュボンの私と年の変わらない少女だった。黄色の髪と茶目の瞳で、背の低い可愛い系だった。
私のように170cm近い女の、胸元くらいしか背丈がない。
「いやー、夜会で意気投合してな。こんなおじさんに冗談かと思
ったんだけど、すんごくアタックされてな。照れるよ、はははっ」
そう、ですか。
メルマイズさんでしたっけ?
確かに父の若い時はイケメンの部類だけど、今は普通のおじさんだ。
うちは商売で儲かっている伯爵家だから、財産狙いかしら?
そんな感じで、父が再婚した。
普段から自由の少ない私は、さらに追い詰められていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 04:35:06
9452文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:1308pt 評価ポイント:1246pt
捨て子のジュリアは、他の兄弟とは違いガリガリの発育不良だ。醜いアヒルの子と、からかわれて卑屈な性格になった。13歳で首都にメイドとして働きに出たジュリアは、精霊を見てぼんやりして首になるのを恐れて暮らす。そんな時、屋敷の若様が屋敷に帰って来てビックリする。「お前は精霊使いだ!」イオニア王国の伯爵令嬢だと言われても、ジュリアはなかなか信じられない。でも、祖国からお祖父様とお祖母様が迎えにきて……ハンサムな若様、チャーミングな王子様と別れて、内乱が続く祖国へ!
最終更新:2024-03-05 12:00:00
209167文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:6640pt 評価ポイント:2960pt
王族・貴族・将来有望な庶民と様々な身分の生徒が通う王都ヴェラス学園。
そんなヴェラス学園の高等部には、『王子』と呼ばれている生徒が二人いる。
お祖母様が今わの際に私の手を握って言った言葉を胸に、私はヴェラス学園高等部に入学した。
そして、私はお祖母様に導かれるかのように『人形王子』ことブライアン・クーパー様と出会って恋に落ちたの。
※別サイト(アルファポリスやカクヨム)にも随時掲載予定
※ハッピーエンド(少なくとも主人公は)ではありません
※途中からホラー要素や残酷な描写
が入ります
※誤字脱字報告歓迎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:00:00
37806文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:568pt 評価ポイント:460pt
前世を思い出したおかげで、ゲームのような断罪はされなかったが、お祖母様達の時代に根絶したはずのアイテムが使われた事に気が付き、出所を潰そうとする。
あっちこっちは奔走する私に付き合ってくれるけど、貴方とは仲が悪かった気がしますが、気のせいですか?
最終更新:2023-03-13 23:10:42
38020文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2458pt 評価ポイント:1690pt
作:秘翠 ミツキ
異世界[恋愛]
完結済
N7082HS
望まない結婚を回避する為に、美青年、文武両道、王太子の側近、公爵家嫡男の将来有望過ぎるレンブラントと偽の婚約をする事になった侯爵令嬢のティアナ。
だが偽りの婚約者であるティアナを何故か彼は、本物の婚約者として扱ってくれる。そんな彼に少しずつティアナは惹かれていき、互いの距離は縮まっていくが、ある日レンブラントを慕っているという幼馴染の令嬢が現れる。更には遠征に出ていたティアナの幼馴染も帰還して、関係は捩れていく。
◆◆◆
そんな中、不思議な力を持つ聖女だと名乗る少女が現れる。
聖女は王太子に擦り寄り、王太子の婚約者である令嬢を押し退け彼女が婚約者の座に収まってしまう。この事でこれまで水面下で行われていた、王太子と第二王子の世継ぎ争いが浮き彫りとなり、ティアナやレンブラントは巻き込まれてしまう。
◆◆◆
偽婚約者、略奪、裏切り、婚約破棄、花薬という不老不死とさえ言われる万能薬の存在。聖女と魔女、お世継ぎ争い……。
「アンタだって、同類の癖に」
ティアナは翻弄されながらも、運命に抗い立ち向かう。
*この作品は、アルファポリスと魔法のアイランドにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 09:06:08
187267文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:1192pt 評価ポイント:678pt
実家の圧力から夫クリストファーを守りきれず、失意のうちに死んだアンネマリーは、八歳の頃に逆行転生することに。
今世こそアンネマリーはクリストファーを守れるのか!?
***
ノリで書いたので雑です。何でも許せる方向け。
最終更新:2020-04-19 14:01:35
4009文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:240pt
節子の夏休みのちょっとゾッとする話です。
皆さんの身にもいつか襲いかかるかもしれない日常の中の恐怖です。
最終更新:2019-07-31 04:12:54
685文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「お前は三度死ぬだろう。一度目は誰かのために。二度目は国のために。三度目は自分のために」そうエルフから【祝福】された姫君、アウラローゼ。彼女は、かつて大陸を震撼させた祖母、“鉄血女王”マリアローズの生まれ変わりと呼ばれ、周囲から厭われて生きてきた。だがしかし、祖母になぞらえた“鉄錆姫”という謂れなき汚名を、アウラローゼは鼻で笑い飛ばす。「絶っっっっっ対に、お祖母様よりも私の方が美しいわ!」そんな彼女の元に舞込んできたのは、“黒鉄王子”と誉れ高い隣国の第二王子、フィルエステルと
の婚姻だった。周囲の悪意をはね返すことはできても傾けられる愛情を信じられない姫君と、そんな姫君をひたむきに愛する王子の、恋と約束の物語。
※NOVELDAYSさんにも投稿しております。
※Youtubeにて本編紹介動画を公開しております。→https://youtu.be/2WG6Jq8_I-g折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-05 18:04:22
208479文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:14672pt 評価ポイント:6230pt
人間の男の子が人魚の女の子に出逢いました。
全てを失ったあの子にこの想いが通じなくても一緒に居てあげたい。私が、そう思ったからやりたいの。止めないでほしい。全てを捨ててでも、私は、私の意志で道を決めたい。
だからね、お祖母様お願いします。
最終更新:2017-08-15 19:10:53
13898文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
日本人の男だった記憶しかない状況で、なぜかゲームでも漫画でも小説でもない異世界に悪役令嬢として転生させられました。
転生先は貧乏臭い子爵家。騎士団の要職をほぼ親戚で独占している傍系王族格の軍閥なのですが、領地は脳筋の家祖が無理やり開拓した山の中。
男だったのがばれないようになんちゃってお嬢様をしながらじたばたもがいたら、思ってたのとはちょっと違う方向で上手くいって、文武両道に秀でた美少女との評判が都にも届くようになりました。
十二歳でお母様と同じ法薬師を目指して王都の魔導学園
に入学したら、同級生に王族を辞めた第二王子の娘と孤児院からの特待生が居るのです。そして士官学校からは第一王子の息子の公子が。
破滅などするものですか。ファミリアの頭突きウサギビスケと共に、運命など打ち砕いてやりますわ。
この物語はフィクションです。実在する地名、流派などとは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 18:02:46
119346文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:754pt 評価ポイント:256pt
血の繋がらない孫に 愛の告白をされるお祖母様のお話です。
お祖母様 LOVEな王子様と亡くなった夫を忘れられないお祖母様の超年の差物語。
最終更新:2012-04-13 22:29:55
1405文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:57pt 評価ポイント:15pt
検索結果:12 件
1