-お可愛い- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

親が突然、妹を連れてきた。 しかも、ロングヘア、うっとりとした二重の瞳、小顔…。 それは、まるで夢見たあの可愛い妹のように！ だけど……。 さっきから、 「気持ち悪……」 「近づかないで……」 もう、ずっとそんなことばかりだ。 そう、そして俺が考えた一つの大いなる結果。 それは、漫画やラノベに登場するあの可愛らしいツンデレ妹など、この世に存在しないということだ！ はぁ、あの「毎日〇〇〇〇言っている妹」とか、そんなレベルだわ……。 どうしたら、いいものだろうか。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ これは、自分に自身がない主人公、遠宮深夜。ツンデレのデレを失った、言うならば、ツン塩対応の義妹、遠宮　かすみ。この二人の、ラブコメ？みたいなお話ですって、なんか、言ってる俺が恥ずかしいな……。 ＿＿＿あぁ、本当に困ったな……。 折りたたむ>>続きをよむ

「エリザベート、ミリエラに数々の嫌がらせをした罪で断罪する！」 　三つ年下の婚約者、エリック王子にそう宣言された彼女はお可愛いことと微笑んだ。 　これは――王国の南部を支配するヴィルムヘイム侯爵家の跡取り娘。莫大な富と輝かしい名誉、愛する婚約者や忠実な侍女、それらすべてを手にしたお嬢様の物語。