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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:152 件
金があれば何でもできる、予想外な出来事にも対応できる。そう思っていた二十八年の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。
車に轢かれたと微かな記憶はあるが、次に目を覚ました時には見覚えのない場所に居た。
冒険者のような服を着た男と魔法使い風の女。岩壁の広場の奥には、大型トラックの倍は大きいドラゴンが、俺達三人を見下ろしていた。
なんで、なんで俺がこんなことに巻き込まれないといけないんだよ。俺はただ、静かに家で通帳を眺めながら生活していたかっただけなのに。命を懸けた戦闘なん
て絶対にやりたくなかったのに、世界を救いたいとかもないのに。
俺をこの世界に呼んだ奴をぶっ飛ばすため、右の中指に嵌められている指輪に込められている魔力と、大量の魔法を利用して生きていこう。
そう思っていたのもつかの間、チート能力をゲットし、無双してきた俺の前に現れたのはチート級以上に強いこの世界を束ねる者達。
「この世界を束ねている組織があるみたいだが、腐ってんな。そいつらをどうにかしねぇと俺の平穏は訪れないみたいだし。金を稼ぎつつ、俺は出来る限り楽をし、この世界をまとめる奴をぶっ飛ばす」
※カクヨムでも更新中
※挿絵:あニキさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 18:23:05
835703文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:562pt 評価ポイント:322pt
※毎日21:00更新
【あらすじ】
"観測者”とは、世界の歴史や時代の移り変わり、文明の発展などあらゆる出来事を記録して後世へと引き継ぐ役割を担っていた者。
記録を記す書物やコンピューター技術の普及により、役割を終えた観測者らは次々と姿を消したが、ひとり取り残されてしまったカレンは、埼玉県万能市にある国立黒姫高校で監視下のもと生活をしていた。
「本来ならば私は、みんなの記憶に存在しちゃいけないんだよ」
人と距離を置いていた彼女だったが、同級生の湖畔まちこが彼女の
人生観を変える。
これは”元”観測者のカレンが仲間たちと過ごす、切なくも明るく楽しい日常青春ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 17:57:58
90625文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私はリグレッタ。死神と恐れられた一族の末裔で、最後の生き残り。
物心ついたころからずっと、深い森の中で静かに暮らしてる。
森の外に出たいなんて、考えたことも無い。
お父さんとお母さんが言ってたけど、森の外に出たら、私達は生きていけないんだって。
沢山の人たちを怒らせてしまうから、出ちゃいけないんだ。
まぁ、私は別に、今のままで良いんだけどね。
そんなある日、私はあの子と出会ったんだ。
獣人の女の子。ハナ。
怪我してて辛そうで、本当はやめた方が良いはずなんだけど、私は彼女を助
けてあげた。
そしたらさ、ハナちゃんが私に言うんだよ。
お母さんみたいだねって。
それがもう可愛いのっ!
尻尾を振って、頬を染めて。
嬉しそうに笑う顔がもう、可愛いのっ!
いいや、ダメダメ。
思いっきり頭を撫でてあげたいんだけど、私はハナちゃんに触れちゃいけない。
触れちゃったら、うっかり魂を解放しちゃうかもしれないからね。
私は死神なんだ。
だから、人に触れちゃいけない。
でも、ちょっとだけでも、撫でたいんだけどなぁ。
「カクヨム」にて同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 20:07:26
384480文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:24pt
作:ヤンニョムチキン
ローファンタジー
連載
N9525JA
間宮家の長男に生まれた間宮湊は高校1年生の間、すべての冒険者の大会で優勝し、見事グランドスラムを達成した。しかしグランドスラムを達成する際に負けていった冒険者たちのファンが俺のアンチになってしまった。大量のアンチを抱えた俺は無事高校生活を送ることはできるのか。
最終更新:2024-07-12 11:43:46
15425文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:10pt
迷宮探索高等専門学校、東北分校2年生の最上忍。
東京生まれだが、母親の実家が経営しているペンションが東北分校の近くにあるという理由で、東北分校に通っている。
場所は、秋田県の田沢湖高原。
自然豊かな環境で、自分だけの秘密のダンジョンを見つけた。
そこに小屋を建て、畑を耕し、温泉も掘り当てていた。
学校のダンジョン演習でクラスメイトの桜庭あずさを助けたことから、その兄ハヤブサに目を付けられ配信にゲスト出演することに。
顔バレしないようにアバターをつけること、ハンドルネームを付
けることで渋々承諾したが、武器を使わず素手で魔物を倒したことで配信はバズる。
おまけに、意味不明なスキル“環境依存”が発動。
最強探索者になっても全く無自覚な最上忍。
「俺には魔石も評価もどうだっていい。
それよりも、早く家に帰って自分が見つけたダンジョンで畑仕事がしたい。
そろそろトウモロコシを収穫しなくちゃいけないんだ」
秘密のダンジョンを快適にするために尽力するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 20:10:00
198648文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:254pt 評価ポイント:138pt
十歳だったあの日、僕は何もできなかった。
十八歳になった俺は、今度こそ間違えない。
──このチャンスは逃しちゃいけないんだ。だから勇気を出して、一歩踏み出そう。
*『時を越えて』の前半と後半の間に入るお話。
最終更新:2024-06-19 10:30:00
4375文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
『カオス・スペース』というゲームに酷似した世界で一番初めに撃破される存在に転生した不幸な主人公。「死にたくない!」その一心でただひたすらに暗躍していたはずなのに!「何で死にそうな場面に自分から行かなきゃいけないんだよ~!」先を知ってるが故に先手を打ちすぎて真っ先に彼を狙う敵たち!間引きすぎて経験値が足りない主人公チーム!ゲーム本編に居なかった生粋の怪物たち!「やる事が…やる事が多い!」主人公は無事に生きて日常へと帰れるのか!?こうご期待!
最終更新:2024-06-12 07:53:24
41871文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人の
もの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 16:00:00
88466文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:64pt
作:鏡面世界の小屋の中
ハイファンタジー
連載
N1670JB
世界を知らず、理不尽を知らず、箱の中でも十分幸せだった少年ニュートン。でも世界は動く彼の楽園は形を変える。
子供の頃は幸せだったよね。でももう大人にならなくちゃいけないんだ。
少年は変わった世界で昔の幸せを取り戻せるのか。
最終更新:2024-05-20 17:11:12
632文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「エリザが闇堕ちしちゃうじゃない!」
長くやっていたRPG系乙女ゲームの世界に、名も無き『悪役令嬢の妹』として転生した主人公。このゲームユーザーなら誰もが、悪役令嬢エリザ・ダークロードが溺愛する妹を失うことで極悪な悪役令嬢に堕ちる、ということを知っていた。
「貴女が消えるとエリザは、この世界を崩壊へ誘う厄災級の存在になる。だから、彼女が壊れないようにしないといけないんだ」
「私にかかってるってこと!?」
「大丈夫! 私達も協力するから!」
同じく乙女ゲームの世界に転
生した他のユーザー達にも助けられ、執拗に続く『悪役令嬢の妹』への襲撃から、華麗に逃れる主人公。だけど、このままで良いわけがない。
「貴女の覚悟が決まったら、あの地下室に来て」
これは、地味で慎重なアラサー女性だった主人公が、自分にも婚約者がいるとは知らずに三人の年齢バラバラな人に恋をしてしまったり、魅惑的な悪役令嬢を演じようと頑張ったり、前世からの癖が結果的にこの世界を救うことになっちゃう? ゆるふわでドタバタな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:32:34
511853文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:536pt 評価ポイント:228pt
辺境を守るドラゴネシア一族の娘、レティシア・ドラゴネシア。
彼女はドラゴネシア一族の体格が良いことで不美人と笑われ、社交界では肩身が狭い思いを味遭わされている。そんな彼女に婚約を申し出てくれたはずの婚約者は、彼女に婚約破棄を迫る。
君が不細工なのが全て悪いと。
彼女は婚約者を切り捨てる選択をするが、すると、国一番の美貌の騎士に纏わりつかれ始めるのだ。
「俺は君がきれいだとずっと思ってた」
「信じられません」
最終更新:2024-02-28 20:55:59
82930文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:4906pt 評価ポイント:2946pt
本日の日付を確認する。二月十三日。
それだけを見て、私は眠りに着いた。
翌日、彼から問い掛けがあった。
『今日は何の日だ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
幼少期、でっかいピンクのハート型チョコが流れているのを見て、死ぬ前に食べたいと思いました。
高校時代のバレンタインが一番楽しかった事を思い出します。
最終更新:2024-02-14 18:06:12
1071文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
強化魔法が得意なレックスはある日、酒場に呼び出され……。
最終更新:2024-01-02 04:22:07
837文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この地方には雪女の言い伝えがあってね。吹雪の夜には美女について行っちゃいけないんだよ。あんたたち若い人は信じないかもしれないけど、それは現代(いま)だって変わらないよ。だから吹雪いたら、必ず止まって晴れるのを待つんだよ。
スキー場のペンションの老婆のこんな言葉から始まる恐怖体験。
後悔先に立たず。
最終更新:2023-12-31 10:00:00
2675文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:68pt
念じれば通ずとは、よくいうけれど
念じて通じるには、空間を捻じ曲げ
世間を巻き込むくらいの心構えと
覇気がないといけないんだろーなー。
ってお話さ。
最終更新:2023-12-01 18:20:59
8959文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
男はセックスで傷ついたらいけないんだよ。
セックスで傷つくこと、それは女性の専売特許なんだ。
そんなマッチングアプリのヤリモク男子と歳上女性が駆け引きするお話!
全24話。1〜2日おきに更新します。
最終更新:2023-11-29 12:39:00
44272文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『なにかを奪うこと、なにかを失うこと――その痛みを、私たちは忘れちゃいけないんだ』
ある冬の日、一人バイト先からの帰路についていた高校生『空木雪迦』は、通りがかりの謎の少女『ルーネ』に何かで刺され死亡した――はずだった。
目を覚ますとそこはロボットの操縦席、少女に頼まれるまま〈アルトゥバン〉と呼ばれたそのロボットを操縦した雪迦に、別のロボットが襲い掛かる。どうにか逃げ延びた雪迦は、ルーネと呼ばれる少女から自分の目的のために協力してほしいと持ちかけられるが、それは何一つ予測
できない1週間の始まりだった! 現代日本の街中をロボットが駆け抜ける、竜×ロボ×青春のロボットアクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 17:13:48
231652文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:230pt 評価ポイント:74pt
クルド人は狂う××だぁ? 言うじゃねーの。どストレートな差別発言かましやがって。
そういうこといったらいけないんだよ。ひととしておわってるんだよ。わかるかな? わからないよね。そうだよね。
キーワード:
最終更新:2023-10-12 02:49:15
2203文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
歴史小説を書くために文献調査をしていたら、県史・市史レベルの文献に怪しい記述を発見しましたので、そのことを書きました
最終更新:2023-08-30 07:00:00
3895文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:444pt 評価ポイント:418pt
作:カフェ千世子
異世界[恋愛]
完結済
N4290IJ
新婚初夜の日に「君を愛することはない」と言われたアデラ。
白い結婚になるのか、これから冷遇されるのか、と考えるアデラの耳に聞こえてきた続く言葉は予想外のものだった。
「うちの家、呪われちゃってるんだよねー」
カクヨムにも掲載
最終更新:2023-08-18 22:32:47
10939文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:414pt 評価ポイント:368pt
大規模な土砂災害によって廃村と化した它倉村。
数少ない生存者の証言から明らかになった謎の儀式を有する土着信仰。そして「山から下りてくる」という神“オクエ様”の存在。
点在する記録を集め、並べていくうちに、私たちはその儀式の真実に辿り着く。
――“オクエ様”が下りてきたら、“おかえし”しなきゃいけないんだよ。
※カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2023-08-18 17:00:00
15005文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:90pt
作:イトウ モリ
ローファンタジー
完結済
N4322GY
野々原 真佐江(39)は疲れていた。
家では思春期真っ盛りの娘に振り回され、職場では社員の足の引っ張り合いが常習化している。
そこへ同僚から変わった誘いが……。
「【異世界体験】っていうテーマパークに一緒に行ってくれませんか?」
体験型RPGのリアルな世界観に、真佐江はすっかりはまってしまい、現実でのストレス発散として利用を重ねる。
しかし、いつもと違う展開が発生する。
【聖女様の強制召喚により、聖女様の願いを叶えるまでは元の世界には帰れません】
おいおいちょっと待て
。明日は娘に弁当を作らなくちゃいけないんだよ。
何勝手に閉じ込めてくれちゃってるの?
だいたいこれって体験型のゲームじゃなかったの?
スーパーが閉まるまでにボスを倒して買い出しを済まさなければ。
そのためのタイムリミットは1時間――。
真佐江は無事にボスを倒し、スーパーの閉店時間までに駆け込めるのか!?
まったく武器を装備せず、すべて己の拳のみで突き進む真佐江の正体とは……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 20:09:46
34907文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:240pt 評価ポイント:198pt
「ここは幽世と言ってね。君がいた現世に似ているけれど、全く別物なんだよ。この世界には生者も死者もいてはいけないんだ」
引屋と名乗る人物とドア一枚を隔てる、引きこもりの男の話。
最終更新:2023-07-23 10:14:08
4164文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「困ってる人を見ても、助けたりしちゃ、いけないんだぜ。自分にとって、命取りになるからね」
夏っぽい夜風を感じると、いつも思い出される言葉だ。
その言葉を耳にした時、俺はまだ八歳で、社宅に住んでいた。マンションの三階。その夜、俺は珍しく度の過ぎた悪戯をして、お仕置としてベランダに閉め出されていた。後にも先にも、そこまでの仕置を受けた事はない。
多分、当時の俺は夏休みを目前にして高揚していたのだ。何を思ったのか、父の部屋から車の鍵を拝借して、運転席に座った。そして、見様見真
似で車を走らせたのだ。駐車場の中だけの話だったし、自転車よりもノロノロとした速度だったから、そこまで叱られるとは思わなかった。
叱られる事に慣れていなかった俺は、大きなショックを受けた。十七年経った今でも、よく覚えているくらいに。
あの夜、ベランダで俺がひとり、打ちひしがれていた時、隣の家の網戸がガラガラと鳴った。続いて、蒸し暑い空気を割くような、シュパッという音。目をむけると、向こうもこちらを見ていた。
スッと背の高い、薄い体。少し外国人風の顔立ち。湿った夜に、赤い点のような輝きがくっきりと見えた。独特の香りが鼻をつく。先程の空気を割くような音は、ライターだったのだと知った。淡い煙が夏に溶けていくのがキレイだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 13:05:51
9750文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
特製のクマ人形
でもこのボタンを外してはいけないんだ
君はそれをわかっていた
最終更新:2023-07-19 21:00:51
334文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あ! お前、それジュースだろ! 禁止されてるのに、いけないんだ!」
「はぁぁぁい! 残念違いますぅー! ほとんど水ですー薄めてまーすぅ!」
「クソッその手があったか!」
5月中旬。クラスの男子たちの会話。
この時、私はまだ思いもしませんでした。
まさかこれがきっかけで人が死ぬことになるなんて……。
最終更新:2023-07-03 11:00:00
2931文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
「私、死なないといけないんだ」夢の中の少女に恋をしている綾人の前に現れたのは、彼女と瓜二つの姿をしたスミカという少女だった。彼女は異世界で塔の最上階に監禁されていた。そこでは五百年に一度魔力超過という現象が起きる。彼女には魂を捧げて魔力超過を止めるという使命があった。綾人はなんとかして彼女を救おうと決意する。
最終更新:2023-06-16 18:25:20
101325文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
嶋津は苛ついていた。カウンセリング等自分には必要ないのに何故行かないといけないんだ、と。しかしそこにいたのはとても綺麗な人だった。その綺麗な人、神之は美しい笑顔を浮かべながらカウンセリングを始める。嶋津は何故ここに来なければいけなかったのか。神之と話すうちに嶋津はある事に気づいていく。彼の抱える問題とは?そして神之はどうやって、それ、を暴くのか。
最終更新:2023-05-17 09:04:19
6366文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大陸の半分近くを支配するアインガルド王国、そんな大国に新たな国王が誕生した。名はレイフォース・アインガルド、齢14歳にして低、中、上、王、神級とある中の神級魔術を操る者。
国内外問わず人気の高い彼の王位継承に反対する者等存在しなかった。
……本人以外は。
継がないと公言していたはずの王位、問題だらけのこの世界はどうなっていくのだろうか。
王位継承?冗談じゃない。そんな面倒なことをなぜ僕がやらないといけないんだッ!!
最終更新:2023-04-27 18:11:39
79734文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:30pt
俺──夏秋冬(はるなし)陽(はる)は、幼馴染を河川敷に呼び出した。
理由は至って単純。
告白するためだ。
けど、クラスのマドンナが来てしまった所為で話が明後日の方に飛んでいってしまう。
おい、なんだよ、この悪夢みたいな状況。
話に一切ついていけないんだけど!?
最終更新:2023-04-24 12:23:19
8341文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:14pt
モブな僕はこんな世の中に辟易として、この世からおさらばする道を選んだのに上手くいかず、病院に運ばれて助かる事になったんだ。だけど、何故かそこでチップのような物を頭に埋め込まれたらしいんだ。で、どうなったかっていうと、異世界ならぬ、人工的に作り出したと思われる精神世界に強制的に行かされる事になったわけ。そこには『ほろび』という名の化け物が出てくるから、倒して歩かなくちゃいけないんだけど、バディを組んで倒せって言うんだよ?自分と同系色か、対応色の相手とバディを組めって何ごと?とい
うか、僕の色である灰色の人なんてゼロなんだけど?
これは、ようやっと巡り合った灰色のバディと『ほろび』を倒していく手前の物語。僕のバディは完全なるヒロインキャラなんだけど、モブの僕が相棒で良いのだろうか?神様教えてください!
カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 20:00:00
11955文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:74pt
飲み過ぎたのは、俺がいけないんじゃない。あの店の焼き鳥が美味いのがいけないんだ。 いいよな、焼き鳥。焼き鳥は正義だ。間違いない。
酔っぱらった俺は帰り道に意識を失う。目覚めると、そこは見たことのない国だった!!
最終更新:2023-02-25 13:46:57
2344文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
奇妙だ。いつからこんなところに穴があったのだろう。
もうこの部屋に引っ越して来てから二週間が経った。突然の辞令で北海道への異動を命じられたときはなぜ俺が左遷されなきゃいけないんだと思ったが、実際のところ単純に人手不足を補うためのものだとすぐにわかった。元々家族どころか恋人もいない身だったので、まあ会社にとっては都合のいい社員だったのだろう。
支店長代理としての仕事も悪くないし、数年後には課長への昇進と本社への華麗なるカムバックが約束されているのだから、それを楽しみにそ
こそこの仕事をしていれば良いのだ。「切磋琢磨」という面を被った以前の蹴落とし合いと比べれば随分楽というものだろう。出世コースは外れてしまったのかもしれないが別に野望家というわけでもない。安定した収入と地位で程々の人生を送れればそれで満足だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:00:00
5210文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
作:雨森ブラックバス
現実世界[恋愛]
短編
N7904HZ
男の悩みは尽きない。あるものは、それがないために、あらゆるものをかけて得ようとする。一ミリの大事さも分かるが、一本の大事さもある。
彼女にフラれた俺は、全男性のために、ざまぁをしないといけないんだ。あらゆる差別を許さないことを貫き通して、蘇るのだ。モテ男になって、見返すんだ。
最終更新:2022-12-29 19:00:50
2264文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:358pt 評価ポイント:320pt
モンスターの軍勢100万が明日にも迫ろうとしている、かつての冒険者の町。その酒場。
そこで冒険者達は思い思いの最後を過ごしていた。
三十歳過ぎの童貞主人公もその一人。
しかし、そのテーブルに座った女子が叫ぶ。
『ボクは今晩中にイチャラブえっち♡しないといけないんだからっ! 口説くならちゃんと口説いてよっ!』と。
はてさて、童貞主人公は最後の夜にイッパツかますことが出来るのか。
それとも、ただ夜は更けてしまうのか。
最後の夜を描くゆるーいファンタジー。
最終更新:2022-12-28 22:57:07
17248文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:38pt
体育祭なんて嫌いだった。
「何で運動音痴の僕が騎馬戦なんてやらなきゃいけないんだ。誰だよ僕が寝ている間に推薦したの……」
愚痴っていてもしょうがない。先生に呼ばれて、僕は慌ててグラウンドに向かった。
なろうラジオ大賞4の参加作品。
最終更新:2022-12-25 16:44:00
979文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:七草すばこ
ヒューマンドラマ
完結済
N4977HW
舞台は、大雨に降られる、どこかの町。
雨だれの静けさに沈む駅のホームは、まるで世界から切り離されたように、独白めいた沈黙に溺れている。
こんなときに孤独なら、誰だって思わず、自分の人生を顧みたくもなる。
粘着質な上司。
薄情なきょうだい。
アルコール中毒の父。
病気の母。
「なぜ俺だけがこんなに苦労しなきゃいけないんだ」
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2022-10-09 21:22:51
4500文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は「男」という生物は「女」よりも難しいと思っている。
そして、「男同士」というものは思ったよりも難しい。
女のように、いつも単純同士ではいられなくて、一つの言葉に対しての感情の範囲が狭い生き物だと感じる。
「好き」って言っちゃうと性的な意味に捉えられちゃって、どうしても変な方向に向かってしまう。こんな言葉、女だったらたくさんの意味が存在しているはずなのに。
だから「好き」と同じような意味を持つ言葉を、彼らは「好き」を使わずに伝えなくちゃいけないんだ。
若い人には、若くない
ような考えを持っている人がいる。
単純なことを難しいと感じる人もいる。
見かけによらない二人が、なにかと文句を言いながら日常を過ごしていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 15:02:38
15489文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夫婦でアレルギー持ちだよ。
今は珍しくもないよね。東京に居たころは花粉症で悩まされたけれど、今はない。
それでもずっと付き合いの長いアレルギーがある。
辛いよね。
でも、それと付き合って生きていかなきゃいけないんだ。
最終更新:2022-09-11 17:35:33
6244文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:168pt
生まれつき病弱なこの身体を
何度も呪った。
理解なんてしてくれない世界を
何度も絶望した。
そんな僕に近づいてくる君を
何度も何度も突き放した。
「その他大勢の中の1人」
何だとか決めつけて。
許されちゃいけないんだ、と気付くのは
永い夢を見る間際だったんだ。
最終更新:2022-08-09 03:25:00
629文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
たった一つのトゥルーエンドを除き、どの攻略ルートであってもBADエンドが確定している乙女ゲーム「クラヴィスの華」。
そのゲームの本編にて、攻略対象である王子殿下の婚約者であった公爵令嬢に主人公は転生をしてしまう。
とは言っても、王子殿下の婚約者とはいえ、「クラヴィスの華」では冒頭付近に婚約を破棄され、グラフィックは勿論、声すら割り当てられておらず、名前だけ登場するというモブの中のモブとも言えるご令嬢。
主人公は、己の不幸フラグを叩き折りつつ、BADエンドしかない未来を変えるべ
く頑張っていたのだが、何故か次第に雲行きが怪しくなって行き────?
「────婚約破棄? 何故俺がお前との婚約を破棄しなきゃいけないんだ? ああ、そうだ。この肩書きも煩わしいな。いっそもう式をあげてしまおうか。ああ、心配はいらない。必要な事は俺が全て────」
「…………(わ、私はどこで間違っちゃったんだろうか)」
これは、どうにかして己の悲惨な末路を変えたい主人公による生存戦略転生記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:01:36
35862文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6940pt 評価ポイント:5910pt
「いーけないんだ、いけないんだ。せーんせいに、言っちゃお」
明るく跳ねるような声が、雨の中で響いた。
最終更新:2022-07-27 22:10:42
1943文字
会話率:70%
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総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
誰か、僕の疑問を解いてください!
最終更新:2022-06-26 19:35:36
1809文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
※パチンコ遊戯は18歳以上からです。
良い子は読まないでね。
今回はそういうお話です。
最終更新:2022-05-23 06:46:27
982文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
婚約者と倉庫の整理をしていたところ
怪しげな壺を発見してしまう
あーあ、なんで俺がお前の倉庫の整理をしないといけないんだか
お前が男ならこんな倉庫整理だの、彼女だってできたのに
とか
ボクだって君と結婚したいわけじゃない
男になりたかったさ。そうすればかわいい女の子とイチャイチャできるじゃないか
とか
言い合ってたら壺から魔人が出てきて
「願いを叶えてやったぞ。」
どうしようもなく翌日学校に行くことへ。
何も変わらないけど、そこでお互い気づいていく
最終更新:2022-03-30 13:20:29
6049文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:54pt
ウクライナがキョロ充に見えて仕方がない。
戦争自体は両者の摩擦の結果であるので善悪はない。
そこには利害があるだけ。
やったことに善悪があるのであれば、アメリカも大分言われなきゃいけないんだけどなぁ。
戦争を起こしたら国連の投票権をなくすはさっさとやってほしい。
常任理事国で残る国はなくなるでしょう。
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最終更新:2022-03-23 14:37:45
824文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:はじめアキラ
ハイファンタジー
短編
N1644HL
「そんだけ頑張った俺なんだぞ、転生先でご褒美があるのが当たり前だろうが!来世で楽して、モテモテで、チートで、スローライフして……そんな生活したいと思って何がいけないんだ!」
『頑陋至愚』とは。
頑固で分別がなく、極めて愚かなこと。(『四字熟語時点オンライン』より、抜粋)
男は望んだ異世界で望んだハッピーエンドを手に入れるため、現代日本で死んで以来死んでは異世界転生することを繰り返していた。元の世界で苦労した自分には、望んだ幸福が約束されていて然るべきである、と。
だ
が、とある国の皇帝となったある世界で。妃の中で一番の美女である“晴嵐”に、男はまったく見向きもされず……。
※この小説はエブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 19:00:00
6241文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
さらば2021年……。
なあみんな、年越しそばの準備はいいか?
彼女が作ってくれる? そんな奴は俺のエッセイなんて読まないだろバカ!
年越しそばを、カップそばで済ませる漢気のある奴が読めるエッセイを誰かが投稿しないといけないんだよ!
今年が終わる前に、スーパーやコンビニが閉店する前に……。
最終更新:2021-12-31 11:37:38
3459文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:68pt
私、松本アリスは普通の高校生。趣味は読書で、特に恋愛小説が大好き。ある日高校の図書室で気になる本を手にとったら、その本の世界に入り込んでしまったみたい。
自称本の神様(見習い)によると、元の世界に戻るためには、この国の王太子であるウィルバートを決められた相手と結婚させなきゃいけないんだけど……
恋愛小説好きだったウィルバートは、何故か私を気に入ったみたいでプロポーズまでされちゃった!!
まぁ元の世界には私の居場所なんてなかったし、特に戻りたいわけじゃないんだけど
……一生この世界で生きていく覚悟なんか持てそうもない。
それなのにウィルバートが素敵すぎて、言い寄られたら拒絶なんて絶対できなくて。ついつい流されて仮の恋人生活をスタートさせることになっちゃった。
あーん、私は一体どうしたらいいんだろう?
異世界を程よく満喫して元の世界に戻れればいいなと思っている女子高生と、恋愛小説を参考に彼女の心を掴もうとする王太子の恋物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 16:14:06
441436文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:214pt 評価ポイント:86pt
「流れ星が落ちたらね、お願いごとをしたらいけないんだよ」
青いかさの女の子がいいました。
「流れ星が落ちたらね、お願いごとをしてもいいんだよ」
赤いかさの女の子がいいました。
二人の女の子は、それぞれ大人になって、そして――
最終更新:2021-12-19 19:05:51
1505文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:96pt
検索結果:152 件