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検索結果:177 件
ここ最近頭角を現し始めた暴力組織『雨』
国家警察であるインガは、国家警察を辞めたと偽って『雨』に下っ端として加入することになる。
呼吸を識別して、相手の居場所を完全把握するインガと殺意に気付くタイガのバディが闇の世界で暴れ回る!
最終更新:2024-08-06 00:20:00
88444文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
主人公の山田サツキは、他人を自分の不幸に巻き込むことを恐れながら生きていた。そんな彼が転移したのは、想像すれば創造することができるエネルギー「クリエイトエナジー」に満ちた異世界だった。
しかしサツキは異世界に行く前に連れて来られた真っ暗闇の世界で、イブという少女に出会う。イブの願いを叶える代わりにサツキは、自分の不幸をなくすようにするという契約をイブと交わす。
サツキが異世界で明るく周囲を元気づけるムードメーカーの魔法使いカレンと出会う。彼女との交流によって、自分を不幸だと
考えているサツキの心には変化の兆しが現れ始める。
一方、異世界ではサツキのような異世界転移者の記憶を盗む事件が発生していた。サツキはカレンを巻き込むまいと一人で行動を起こし、犯人に立ち向かう決意をする。
この物語は、サツキや彼を取り巻く周囲の人間が、自分自身と向き合い成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 18:00:00
83128文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
魔力全盛の時代。大国エリシアは魔王軍との激しい戦いを強いられていた。衝突が起きるたびに残るのは、対戦の疲弊感と敗北に対する暗い感情、そして命を落とした者たちへの深い悲しみであった。
そんな中で発足した、大国エリシアの4大戦力のうちの1つ、ノワール。この部隊の戦い方には大きな特徴があった。それは、相手が魔王であろうと何であろうと、殺傷をしないことである。それを可能にしたのは、魔力が衰退した世界で新たに主流となった、精神の力、霊力。それを育むカギとなるのは、人間とのつながり
であった。
それから300年の時が経ち、16歳にして魔王の座に君臨した1人の男がいた。その男の名はアバウト。かつて最強と呼ばれた魔王が封印された地に生まれ、闇の世界の頂点を目指して生きてきた彼は、一晩のうちにアヴァロニアとシャングリスの二国を支配してしまう...ほどの力を持つ最強メイドを従え、直属の配下たちと共に魔王として生活していた。事実上、魔力全盛の時代以降最強といえる魔王として、彼は新たなる魔力の時代を築き上げる、はずだったのだが...。
「オレ、魔王やめるわ!」
わずか2年でその座を降りたアバウトは、禁断の魔法を発動して己の所有する魔力をすべて封印し、新しい人生を歩むことを決意した。その理由はただ1つ。青春という輝かしい経験を得るためである。齢18にして彼はようやく大恋愛や親友との絆といった一生モノの思い出を欲するようになり、いてもたってもいられなかった結果であった。
そんな中で彼に襲い掛かったのは、突然のピンチ。目が覚めれば戦場のど真ん中だったのである。大地をとどろく爆発音。早くも終了を迎えかけた彼を助けたのは、銀色の長髪をした浴衣姿の女性であった。
戦場に鳴り響くは大砲ではなく花火の轟音であれ。
きらめくは銃の発光ではなく大輪の雫であれ。
流れるは人々の血でなくロマンチックな空気であれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 17:07:31
7357文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その屋敷には『悪魔』と呼ばれる男がいた。
男はその屋敷にたくさんの女子供を囲い、強面の熊のような大男や、普段目に見えない小さい何かを飼い慣らし領民達を一切その屋敷に近付けさせなかった。
その理由も、領民達には知らされぬまま『悪魔』は恐れられていた。
傲慢理不尽に嗤う『悪魔』を、領民達は恐れていた。
悪魔が何を思い、何を成したのか。
これは、そんな『悪魔』にまつわるお話。
ワンパターンな物語です。
孤独や危険など、救いを求めるべき渦中にある者が、救いを乞う声を挙げられず暗闇
の世界に取り残される中、一人の男が選択を与えにやってくる。
それは後退か留まりか、前進か。
その選択を与えられた彼らの行く先の話。
そして、最も孤独な人が救いを求める話。
一日一話、18時00分に投稿予定です。
初めは10話分投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
83910文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
現代の闇の世界を生きる忍者、サイガ。
当代一といわれる技量を誇る男が、任務の最中、突如として謎の光に包まれ異世界へと迷い込んだ。
そんな世界は、サイガのいた世界とはまったく違う文明、魔法、加護、魔物といった、ファンタジー作品さながらの技術が発達した世界だった。
科学とは真逆の技術が発達した世界で、最新科学の装備に身を包んだ最強の忍者が、剣と魔法の世界を戦い抜く。
最終更新:2024-08-03 00:22:13
395234文字
会話率:42%
IN:1pt OUT:50pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:48pt
魔力全盛の時代。大国エリシアは魔王軍との激しい戦いを強いられていた。衝突が起きるたびに残るのは、対戦の疲弊感と敗北に対する暗い感情、そして命を落とした者たちへの深い悲しみであった。
そんな中で発足した、大国エリシアの4大戦力のうちの1つ、ノワール。何であろうと殺傷をしないという戦い方を可能にしたのは、魔力が衰退した世界で新たに主流となった、精神の力、霊力。それを育むカギとなるのは、人間とのつながりであった。
それから300年の時が経ち、16歳にして魔王の座に君臨した1
人の男がいた。その男の名はアバウト。かつて最強と呼ばれた魔王が封印された地に生まれ、闇の世界の頂点を目指して生きてきた彼は、1晩で2国を我が物とする最強メイドを従え、新たなる魔力の時代を築き上げる、はずだったのだが...。
「オレ、魔王やめるわ!」
わずか2年でその座を降りたアバウトは、禁断の魔法を発動して己の所有する魔力をすべて封印し、新しい人生を歩むことを決意した。その理由はただ1つ。青春という輝かしい経験を得るためである。
そんな中で彼に襲い掛かったのは、突然のピンチ。目が覚めれば戦場のど真ん中だったのである。大地をとどろく爆発音。早くも終了を迎えかけた彼を助けたのは、銀色の長髪をした浴衣姿の女性であった。
戦場に鳴り響くは大砲ではなく花火の轟音であれ。
きらめくは銃の発光ではなく大輪の雫であれ。
流れるは人々の血でなくロマンチックな空気であれ。
1人の元魔王の青春への物語が、平和への思いを胸にほのぼのと紡がれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 18:03:13
18314文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
闇の世界でその名を轟かせた伝説の雀ゴロ、進藤龍也
ある日、龍也は対戦中に心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となる
死後、龍也は真っ暗な虚無の中で意識を取り戻す
この話は転生した雀ゴロが麻雀を知らない素人の青年と出会い現代に転生し青年を雀神へと育てる…
そんなストーリーである
最終更新:2024-08-01 04:36:11
436文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
*主人公・リィナは転生プラス回帰で三度目の生を得た光の世界の王女さま。
前世で大魔王のおじいさまに助けられたとき、あまりの美しさに心を奪われ、今世ではすっかりおじいさま大好きっ子になっている。
家族全員死亡&世界の終焉というバッドエンドを回避するため、闇の世界で暮らすことにしたけれど、おじいさまの性格が以前と違っていて大困惑。
「こいつ、オレの後継にするか」と、ペットのように連れてこられたリィナは、自分の目的と恋心のあいだで葛藤しつつ、大魔王城での生活を始める。
おじいさまの
後妃を狙う女たちをけん制しつつ、孫姫として日々奮闘するけれど……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:41:15
20973文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「――殺し屋辞めます、飽きたので」
殺し屋を生業としてきた少女、明。ある日突然、彼女は仕事の引退を宣言する。しかしながら、闇の世界から抜け出すのは一筋縄ではいかない。殺しこそが天職だと宣う相棒、氷雨を巻き込んだ、大退職劇(リタイア)が今はじまる。
最終更新:2024-07-24 20:31:33
18011文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
300年前、突如闇の世界より現れた『悪魔』に対抗するため、人間は『天使』の力を借り、これを撃退した。
そして現在、今代の『天使』である鮮谷望は、『天使』として『悪魔』を倒し、『女神』と思しき「虹色の人」を探すため、防衛機関『G.S.W』に所属する。他の『天使』たちと協力し、『悪魔』を倒す望は、2つの世界、そして自分自身を知っていくこととなる。
最終更新:2024-07-23 22:52:35
42812文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『魔界アクワ』神の加護も届かない闇の世界。
世界を統治、支配するは『魔王フレデリカ』。
彼女は底なし無尽蔵の魔力キャパシティの持主だった。
剣と素手での格闘。魔法戦闘において。右に出る者は存在しない。
彼女はその戦闘力で世界を手中におさめたのだ。
この世界を手にして二百年。
王の座はフレデリカのものであった。
ある日。
とある種族から貢ぎ物が送られてきた。
それは無生物である武具に与える事で、武具が成長するようになるという超貴重な魔導具。
武具というのは経
年劣化や破損によって失う消耗品。
そんなものがレベルアップするというのは、フレデリカにとっては正直どうでもいいことだった。
だが、せっかくなので愛用の魔剣に魔導具を使用する事にした。
そこで誰もが予想出来なかった事態が起こる。
その魔剣は二百年以上もの長い時を、共に戦ってきた剣だった。
その間、取得した経験値が一気に解放されたのだ。
かくして二百年以上プールし続けた経験値を解放した魔剣は、あらゆる力を手に入れた。
その力はマスターである魔王にも匹敵するほどの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 05:18:48
54679文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:6pt
女神による宣戦布告、「魔王退治」という名目で異世界より転移者がやってきてから13年。
転移者専門の殺し屋クローバーはついに復讐を果たす。
そして、彼は生きる意味を失った。
家族も金も人望もコミュニケーション能力もない上に、長年支え合った相棒とも別れたクローバーは、不思議な巡り合わせで道具屋を譲り受けることになる。
成り行きで始まった道具屋経営は、イカれたポーション調合師や(どうやら強いらしい)若者冒険者たちと出会い、なんやかんやで楽しくなってきた。
このまま平穏な日々
が続けば良い、と願う元殺し屋。
しかし、運命は、再び彼を闇の世界へと誘うのだった。
一度手についた血はなかなか落ちないらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 21:29:04
127433文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:18pt
※第3部・90話めからのあらすじです。
※ ☆が三太、○が三果、△が凜々翠、☾がその他キャラ視点のエピソードです。
「俺は『星』だ。輝ける力はあっても夜に引っ込んでるべき存在」
「陽の当たる表舞台にいる器じゃない。この強さを妬まれるなら冒険者はもうやめだ」
「これからは敵を極力作らず、かつ舐められず。経済の主役たる男どもを支え、転がす方に回る」
「男に必要なモノ。それは『金』と『酒』と『女』だ」
『すべての体感が超リアルだが、習得した能力を現実に持ち帰れる』異世
界冒険ゲーム【MYTH(ミィス)】に勤しむ大学生・明星三太。
ある時【反逆の刃】に目覚めたことで運命は一転、強すぎる力が災いし、現実でも異世界でも苦しみの止まらない日々が訪れる。
最愛の彼女との早すぎる別れ――失意のどん底にある中現れたのは、不治の病を抱える1匹の捨て猫だった。
治癒スキルを求め再び『氷魔法使いルーシー』として異世界へ旅立つ三太。だが圧倒的最強・絶対的無敵の力を妬まれさらなる理不尽に遭い、結果的に多くの人々を殺害――おたずね者として追われることとなってしまう。
真面目さと優しさゆえに力と才に振り回された青年の選んだ道。それは、闇の世界に生きることだった――。
因果応報、何かを得れば他を喪う。自ら為したことの責任はどこまでもつきまとう!
チートスキルを得、最強と称されたとてそのツケは必ず回収される! 甘々ハーレム生活やのんびりスローライフなど夢のまた夢!
ご都合主義は決して許さない、流行に逆張りを貫くハード&ヘビィ、シリアスダークファンタジーの金字塔がここに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 19:09:34
300120文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:292pt 評価ポイント:202pt
野生のモンスターはいても、魔王だとか巨悪の存在しない安寧の世界がそこにあった。
その都市(シティーリア)大陸の辺境にある小さな村アル・ツァーイの、更にその一角に兄弟が住んでいる。彼らは早くして天災により両親を亡くしており、天災を "引き起こした" 何者かへの復讐を誓って日々鍛錬を積んでいた。
________ところが、それは突然のことだった。
「お兄ちゃん、何それ?!」
妹メイアの悲鳴と共に、兄グラナードは暗黒の中に引き摺り込まれ、異邦の地__
__闇の世界に飛ばされてしまう!
そこで彼は、生まれつきに宿す謎の力と向き合い、元の世界へ帰らんと奮い立つ。
一方、取り残された妹は兄の喪失に半ば絶望するも、多くの協力の甲斐あって兄奪還の為奮い立つ。
「_________俺は、怒ると怖いぜ」
これは、不運にも苦難の道を歩むことを強いられてしまった兄妹の話。何を得て何を失うのか。過去現在未来と、何が襲いかかってくるのか。
勇者がいたとしたら、何を以って勇者とするのかと。
そう訪ねるがごとくして、激動待ち受ける新たな世界へと兄妹の旅が始まる!
*遅筆などの理由につき投稿頻度が最近遅めですがご了承ください!
*感想や評価など、なんでも良いのでいただけると大変励みになります!
*こちらのリメイク前の作品が二章の途中まで公開されておりますので、内容をざっくりお知りになりたい方は私の投稿作品欄からご覧になってください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 20:00:00
55561文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
しがない銀行員から悪徳貴族の息子に転生してしまったアッシュ=シュトレーゼンは、実家の没落と共にその立場から転がり落ちた。しかし、そのすべてはアッシュ自身の策略。
最初から家を没落させるつもりだったアッシュは、あらかじめ元暗殺者である使用人を懐柔し、戦闘術を学び、父に隠れて金を稼ぐ術を学んでいた。そして父親の悪事がすべて暴かれたとき、アッシュの物語はようやく始まる。
騎士学園に通いながら、闇の組織を潰し、悪徳貴族どもを騙し、幾千もの富を積み上げていく。すべては闇の世界で成り上
がり、己の目的を叶えるため――――。
「俺は帝王になる……モテるために!」
他人のことなど顧みず、すべては己の欲のため、彼は持つものすべてを使って成り上がる。そうして意図せぬ形で多くの人を助ける彼は、いずれこう呼ばれることになる。
闇の帝王――――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 19:00:00
110488文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:496pt 評価ポイント:212pt
作:R0ssi
ローファンタジー
連載
N6604FX
今あるこの地球は、小さな惑星が合体を繰り返した事により。
何十億年もかけて出来上がったと言われている。
しかし、古来からある世界の神話などでは、神様がこの世を作ったっとも、闇の世界かから光の世界が生まれたとも言われる。
また、あるネイティブアメリカンの部族に残る予言では、人類はこれまで4度にわたって高度な文明を築き上げ、そのうち3度はバランスを失って天変地異で滅び、今まさに4度目の大切な分岐に差し掛かっているという。
そんな始まりも定かではない不思議な地球。。
その上で生きている自分は一体何者なのだろう。
どこから来てどこに向かって行くのだろう。。
なぜここに居るのだろう。
。。。
想像しいて欲しい。
雄大な海に浮かぶ美しい夕焼け空。
暗闇の中輝く満点の星。
広大な大地の上を一面咲き乱れる色とりどりの花畑
大きな月が照らす藍色の草原。
こんなにも美しく、本当に素晴らしい世界。
なぜ。
こんな素晴らしい景色があるのだろう?
美しい、しかし、その反面、自然や人までも私たちに牙を剥いている。
身近では海水温上昇による地球温暖化や、大森林の大炎上、未知のウイルスによる大量死、地震による大津波の発生、巨大なストームによる町の崩壊。。
今、自然災害や人為災害が多発しさらには、大多数の行方不明者、この日本だけでも1年間で8万人以上にものぼる、この消えた人たちは一体どこへ?
もし、、
もし、この美しい世界が本当に些細なバランスの中で成り立っていたのだとすれば。
もし、その些細なバランスが崩れ始めてしまったら。
このままでいいのだろうか?
あなたの側にある大切な人を、大切な物を、大切な景色を、守ったら良いのだろう。。
過去 未来 異世界 バランスを崩し崩壊に向かい世界の中で必死に戦う彼らの話。
バランスを崩した止める事ができず、世界は終わりを迎えるのだろうか。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 09:35:12
824256文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:11pt
ヴァンパイアと人間の間に生まれ落ちた少年、エーデル。
近年では珍しくもなくなってきた、ヴァンパイアと人間のハーフが生まれてきた……かと思いきや、双子の弟が純ヴァンパイアで自分は人間として生まれてきた!?
血が必要な弟の為に殺し屋を生業とした彼だったのだが、ある日「弟子にしてほしい」と少女が急に押しかけてきた……!?
闇の世界で暗躍する人間(殺し屋)とヴァンパイア(ムチャ強)と人間(殺し屋見習い)は、残酷な世界で幸せな結末を迎えられるのか……。
※あらすじが当てにならないくら
いには暗い内容の続く小説です。
※世界観的には、現代社会に近くなっています。
※残酷な表現はなるべく抑えようとしていますが、そういった描写が苦手な方にはあまりお勧めできません。
※R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 06:30:00
95215文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
私の人生は幸せだったと言えただろうか?
大国エルバニア王国で8公の1つと数えられる名家グランマーレ公爵家夫人のベネルネスは死を直前にして一つの願いを込めていた。
かつて「氷の貴婦人」と呼ばれていた彼女は28歳という若さで病魔に敗れたが、愛する子供達や夫と別れ、誇りであったグランマーレ公爵家、ベネルネスにとって失いたくない全てであった。
「どうか健やかで強くあって欲しい」と願い、深い眠りについた。
だが深い眠りから覚めるとそこは暗い闇の世界、目を開くと知らない場所で、新たな家族
に囲まれ、新たな人間として生まれ変わってしまった。
「私はベネルネスではない?」
なんと前世の公爵夫人ベネルネスの記憶を持ったまま新たにウェルマ・ライアンという名前の女の子に生まれ変わってしまっていたのだ。
しかも生まれ変わった世界はベネルネスの死んだ直後の世界だった。
エルバニア王国は魔法によって栄華を極めており、そこには魔力に色を持つか持たないによって格差が生まれる階級社会で成り立っている。
色のない無色の下級騎士の家系に生まれたウェルマは、理不尽な階級社会の壁にぶつかり、出会い別れを繰り返して新たなる人生を歩む事となる。
いつか私の大切な人達と再会できる事を夢見て、ウェルマは騎士を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 16:00:00
697661文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:7754pt 評価ポイント:3956pt
殺し屋家族、ヴァンパイア一家に買われました。
魔界と人間界はその昔、凄まじい戦争をしていた。
そこで活躍し、今もなお闇の世界でその名をとどろかせる殺し屋、日向家。
ある日、ヴァンパイアである月島累に買い取られ、自身の息子や娘の護衛に配属される。
魔界では名の知られている月島家だが、人間界に移住するという。
名家ということやそれぞれの考えでプライドの高い月島家の子供は護衛の存在をうざがった。
心が通じるのはいつになるのか。そしてその後はどうなってしまうのか。
殺し屋は温もり
を知り、ヴァンパイアは人間を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 07:46:46
2327文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※こちらは同名の短編版に加筆修正を行った連載版となります。
一章が改訂版、二章から書き下ろしです。
☆★あらすじ☆★
小都市の片隅にある、どこにでもある田舎町、木崎町。
古い神社の息子、小堺優斗はそこで慎ましやかな日々を過ごしていた。
そこに一人の少年、宮前律が転校してくる。
それが優斗を闇の世界に引き込んでいく事になるのだった。
ある日、律に誘われ実家である神社の管理する史跡へ赴く優斗。
そこは何度も訪れた馴染みのある場所。
しかし、その日は常とは違う気配に満ちてい
た。
冷気に包まれ妖しげな虫が飛び回るその場所で、優斗は己の運命を知る。
壊れていく日常。
這い寄る非日常。
優斗は妖刀を手に戦いに身を投じていく。
その先にあるのは善か悪か。
登場人物紹介
小堺 優斗(こさかい ゆうと)
主人公。
百六十二センチ、五十キロ。
小柄で艶のある黒髪の中性的な少年だが口が悪い。
おとなしいが気が弱いわけではなく、売られた喧嘩は倍にして返す。
祖父に剣術を学び腕が立ち、将来の夢は警察官。
律との出会いが優斗の生活を激変させていく。
宮前 律(みやまえ りつ)
百八十一センチ、六十五キロ。
暑い夏の日に転校してきた長身で赤茶けた短髪の利発な少年。
優斗曰く、人懐っこい大型犬。
いつも明るく元気だが時折仄暗い表情を見せる。
優斗に執着し、闇の世界に引き込んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 17:56:47
125057文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:24pt
作:04号 専用機
ローファンタジー
連載
N1346EC
身を焦がすのは一つの現実。
暗闇の世界で、少年は一人目を覚ます。
「なんで、まだ、生きている?」
散らしたはずの命を抱え、少年はただ事実を見つめて決意を表す――このままじゃ終われないという決意を。
魂が形を保つ死後の世界で。
今まで生きてきた世界で。
一人の男は何を成すのか。
一人の男は何を見るのか。
往け、信念を越えて。
これはアフターファンタジー、終わった後の物語。
最終更新:2023-11-03 02:44:53
412943文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:131pt 評価ポイント:75pt
身の回りで不可解なことが起こる少年、航平はある夜いつの間にか見知らぬ神社に迷い込み家に帰れなくなってしまう。理不尽な出来事に腹を立てる航平にしゃべるカラスが話しかけた内容は、とても信じられない突拍子もないことだった。
最終更新:2023-08-20 03:54:54
15389文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
現世では恵まれぬ容貌で生まれてしまった伊東 澤子は、それを理由に自殺した。次に目を覚ましたのは暗闇の世界。それから声が聞こえ、転生してあげると言われた。だが、一週間以内に結婚しなければ死ぬという呪いを付与されてしまった。彼女の運命は如何に…
最終更新:2023-08-19 14:00:00
11688文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
時は令和4年のとある休日。主人公のまーくんは友達と東京ディズニーリゾートで楽しく遊んでいた。
その様子を妬み見ていた悪の魔女マレフィセントは凄腕の悪役達を集め、強い魔力で東京ディズニーリゾートを支配しようと企み、悪役達を集めて一人一人に一異能力を与えてに闇の世界に陥れこの世を支配ようとしていた。
まーくん達は悪役達に立ち向かうがもちろん敗北をしてしまう。またマレフィセントの魔法によりまーくんの仲間達は別の世界に飛ばされてしまった。このままではマレフィセントたちによって愛も夢も
希望も全て失われてしまう。
果たして、まーくんは無事に仲間達と再び合流をすることができるか?
そして、マレフィセント達の野望を無事に打ち勝つことができるのか?
追記、評価くれたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 01:53:12
10905文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「梗概」
ユーラシア大陸を拠点に活動する闇の組織がいた。その闇の組織は、ユーラシア地下都市構想の為に膨大なエネルギーを必要とし新潟佐渡沖で採掘している二千二十三年商品化予定の原油を横流しする計画を水面下で進行していが、海の民と名乗る者たちによって妨害されていた。闇の組織は海の民の指導者の殺害と同時に日本側の動向を探る為にスパイとして日本に送った。時を同じくして闇の組織のスパイとは別に地球温暖化による生物への被害を防備する研究するチームが開発したAIマザーの提案する逆遺伝子工
学で利用できる遺伝子を日本で探すため日本に来日した人物がいた。そんな中、佐渡沖の採掘に関わる海洋科学研究員が行方不明になった。この話は、ホームセンター齋藤さんの謎といくつもの事件が複雑に重なり、闇の世界に繋がって行く話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 22:00:00
188407文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
主人公朝香は、若手NO1の人気歌手。
ハリウッド映画のムーランルージュに憧れています。
いつかサティーンとクリスチャンのような恋をして
ムーランルージュの詩に似た曲を、歌うことが出来たら・・。
若手人気NO1歌手として注目を集める彼女ですが、
普段は恋を夢見る普通の女の子でした。
しかし、朝香は何故か幼い頃の記憶がありません。
その朝香を幼いころから妹のように心配し、
いつも朝香を見守っている蓮司。
蓮司は政治家である父のような政治家を目指しながら、
外務省に努めるエリ
ートでした。
朝香を見つめながら、いつも蓮司は心で呟くのでした。
僕は君を守るよ。君の記憶が二度と戻らないように。
蓮司が守ろうとしている物とは一体何なのか。
朝香の幼いころの記憶には何が隠されているのか。
決して表には出てこない、支配層の大きな闇の世界、
人身売買、政治の裏献金、巨大なロマノフ王朝の隠し財産とM資金。
知らぬ間に巨大な陰謀に巻き込まれていく二人の物語が、
今、始まろうとしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 17:32:53
839文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
≪合理性≫をモットーにする十四歳の少年、列久は突如、異世界で目を覚ます。
そこで出会った青年、ナイルに救いの手を差し伸べられるが、気が動転していたレックは、誤って意識を失ってしまう。再び目覚めると、今度は暗闇に囲まれた不思議な空間。そこで、自分よりも幼い少年と出会うが、その少年は、実は小学生の頃のレック自身だった。
もう一人の自分と元の世界に戻ることを決意するが、卓越した能力も規格外の魔力も与えられていないレックに残されたものは、合理的な思考と、暗闇の世界にいるもう一人の
自分の協力のみ。
何故、異世界で言葉が通じるのか。何故、異世界で自分の知る固有名詞が使われているのか。異世界における疑問をもう一人の自分と究明し、元の世界への脱出を目指す、異世界探求物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 12:17:49
46396文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
忍は異世界を駆ける! 現代日本においても忍術を用いて闇の世界で戦い続ける忍の者達『忍者』。その中に超常の力を操り最強の座につく『護魔忍衆』の『十本刀』がいた。しかしある日、『十本刀』最強の男である沫木十楼は、異なる世界への扉をくぐる。そこは剣と魔法、エルフ、ドワーフ、ケモミミが溢れた異世界であった。だがジュウロウは忍である。異世界だろうと己の信じるままに忍んで生きるのだ。
※以前に投稿していた『最強忍者は異世界でも忍んで生きる。』の焼き直しです。
最終更新:2023-03-26 00:46:02
48563文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
子供の頃から見てはいけない者が見えた。それは、排水溝や扉の隙間からこちらを見る黒いなにか・・・何処にでも現れ俺達を見ているがはっきり姿を現すことは無かった。小学校5年生の時俺は、突然現れた黒い穴に落ちて常闇の街へ迷い込んでしまった・・・そこは黒い何かが住む世界俺たちの街と同じなのに、光がなく闇に包まれた街彼らはいったい何者?俺は何とかして街を抜け出せたが、その時から自由にあの街に行くことが出来るようになってしまった。それから、俺は時々あの街を散歩している。
「さぁ今日はどん
なものが見つかるかな?」
新生活によって出来た新たな友達によってもたらされる奇々怪々な都市伝説や噂話。実はその噂話には、常闇の街が関わっていた!?常闇の街では特別な力が使えるようになる少年たちは普通の世界で起こっている不可思議なことを解決できるのか?常闇の世界で会う謎多き人達、彼らの目的は何なのか
常闇の世界に居る黒い何かの観察記録を付けながら、少年たちは謎多き街を散歩していく。
「新しい黒いの見つけた!知れば知るほど面白いなこいつら」
少年少女達によるちょっとホラーな散歩物語
この作品はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 17:32:22
244724文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:52pt
―――たった一つの命を銃に乗せ、あまねく怪異と戦い抜き、莫大な報酬を手にするというコンセプトのフルダイブVRホラーゲーム『ダークスイーパー・オンライン』。
妹に無理やり誘われる形でこのゲームを始めた柳田 光太郎こと“レイス”は、ひょんな事から“リザ・パラベラム”という自分のアバターキャラのロールプレイを貫き通す、変な少女と出会う。
彼女のロールプレイに乗る形で、光太郎も自分の“レイス”というキャラクターを演じ、リザの相棒としてこのゲームの攻略に乗り出した。
そんな二人を出迎
えるのは、プレイヤーメイドの背筋も凍るような恐怖のダンジョン達。
くねくね、八尺様、三本足のリカちゃん、禁后、きさらぎ駅、コトリバコ――――。
あらゆる都市伝説がひしめく闇の世界を、少年少女は薬莢を躍らせながら突き進む。
我らはスイーパー、命よりもスリルを求める者なり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 20:05:55
363781文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:1734pt 評価ポイント:888pt
ここは闇の世界。天界、人間界と並び「三界」を成す世界の一つ。
闇の世界ただひとつの国、魔界帝国の都パンデモニウムに住む貴族の少年、ウィレムは、建国千年というハレの日にすら、いたずら王子マルティスの新たないたずらに巻き込まされる。王子が友に申し渡したいたずら…それは魔王の城に忍び込むことだった!
そのいたずら皇子の行いの裏で、静かに、確かに恐ろしい計画が動き出していた…!
最終更新:2022-10-16 09:12:04
59461文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:24pt
世界の剣士や魔法使いたちは邪神ドルアーガ教を唯一神だと信仰する闇の世界〈影の国〉の勢力に対抗するために【同国合併】をして、互いの協力の元に抗戦しなければならなかった。
4つの国にまたがる混沌とした世界には闇の魔法使いモルドールを封印するために必要な〈ブラックオープ〉〈レッド・オープ〉〈グリーン・オープ〉〈イエロー・オープ〉の秘宝が転がっていた。
もちろんそれには【使者の契約】が必要だった。4つの秘宝を手にするためには世界のどこかに生き続けていると言われる伝説の神鳥「焔
の鳥」と【使者の契約】をして、闇の魔法使いモルドールを封印しなければならない。
闇の魔法使いモルドールが世界を破滅させるために作った【世界の風穴】が空いたことによって、空間に歪みが生じ、〈異の国〉〈魔法の国〉〈光の国〉〈影の国〉、の4つの国に分断された世界は天地転生を繰り返した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 15:00:00
6532文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界の剣士や魔法使いたちは邪神ドルアーガ教を唯一神だと信仰する闇の世界〈影の国〉の勢力に対抗するために【同国合併】をして、互いの協力の元に抗戦しなければならなかった。
4つの国にまたがる混沌とした世界には闇の魔法使いモルドールを封印するために必要な〈ブラックオープ〉〈レッド・オープ〉〈グリーン・オープ〉〈イエロー・オープ〉の秘宝が転がっていた。
もちろんそれには【使者の契約】が必要だった。4つの秘宝を手にするためには世界のどこかに生き続けていると言われる伝説の神鳥「焔の
鳥」と【使者の契約】をして、闇の魔法使いアスカタシアを封印しなければならない。
闇の魔法使いアスカタシアが世界を破滅させるために作った【世界の風穴】が空いたことによって、空間に歪みが生じ、〈異の国〉〈魔法の国〉〈光の国〉〈影の国〉、の4つの国に分断された世界は天地転生を繰り返した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 10:00:00
1335文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:元井ハルタロウ
ハイファンタジー
連載
N7567HU
リンクス、、世界各地にいる1人の人物が分離して2人になる者たち、現実世界に侵入し支配を企む闇の世界の住人を狭間の世界にて侵入を食い止めるのが仕事である光魔に所属する、光魔には狭間の世界で戦うメンバーにリンクスの他に魔者がいる、魔者の先祖はかつて闇の世界からこの世界に飛んできた唯一の存在、そのため、魔者は闇の世界に存在する異能の力があるだ魔法(異能)を使える、現在になって闇の世界からの攻撃は近づいてる、この世界に来なくてもこの世界と闇の世界の間にある狭間の世界にまで闇の世界のも
のは来ている狭間の世界からこの世界に来るのも何も抵抗をしなければタイムリミットまですぐ達してしまう、また狭間の世界に来る攻撃を防ぐには魔者だけでは足りないってことでこの世界で魔者以外で唯一異能を持ってるリンクスの力を利用して守り抜く物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 16:57:25
1213文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
奇跡なんてない。
運命なんてない。
誰かが何かをし、誰かが何かによって動かされる。
環境が巡り巡って、出来上がった状況。
それが、運命やら奇跡などという絵空事だ。
人によって作られた状況を、奇跡だなんだと言って舞い上がるなんざ、馬鹿らしい。
こんな世界は嫌い。
壊れてしまえばいい。
そんな愚痴ばかり零し、何も行動しない彼もまた、俗に言う運命とやらの中で生きている。
生きていると言うよりも生かされている。
生かされていると言うよりも生きあがいている。
そんな足掻きも虚し
く、愚痴だけの元クズニートは死ぬ。
奇跡なんてない。
運命なんてない。
そんな考えの中、死んだ彼がたどり着いたのは謎の世界。
ただただ闇の世界。
ここが、ラノベで読んだ「異世界」というやつなのだろうか。
異世界にしては何もない闇の世界。
そんな何もない世界でしばらく過ごした後、何とかその世界を脱出。
脱出した先は明るく、人のいる場所。
これこそが異世界と言えるような場所。
だが思っていた西洋風のお決まり異世界ではない。
そこは日本人転生者が作り上げた異世界だった。
しかし、世界が変われば常識も変わる。
科学が無くなり、その代わりに能力がある世界。
彼の転生は、奇跡なのか必然なのか。
能力至上主義によって作られた異世界で、主人公は思う。
今度こそは普通に生きたい、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 20:04:20
874902文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:58pt
気が付けばそこは闇の世界──
此処が何処なのか、何故そこにいるのか解らない。同じ境遇の者達と出会い、共に脱出を図るも、そこには狂暴な生物や亜人達がひしめいていた。自分達のそれぞれの【常識】の違いに違和感を覚えながらも、生きる為、還る為には戦うしかない、先に進むしかなかった。例え傷付き、命を落とす者がいたとしても──
『お前らはまだスタートラインにすら立ってないんだよ。先ずは【選定】を生き残ってみせろ』
死はこの世界の終わりじゃない──
記憶を、経験を、想いを繋ぐ。
そ
して【攻略】せよ、この異世界を。
この作品はエブリスタ様にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 15:53:37
35676文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「法律の欠如」…それは近代国家の様相からは遠く離れているものだろう。法がなければ人々は手前勝手に立ち振る舞い、国としての機能が立ち行かなくなる。そのため現代では、すべての人は法の下に置かれ、その法は破ってはいけないものなのだと多くの人が認知している。しかしながら、世界にはどこの国にも属さない緩衝地帯なるものが存在する。そこではどうだろうか、否法律などもちろん存在しない。あるのは混沌とした土地と、無法者、お尋者が闊歩する闇の世界である。
時は2050年、それまで均衡を保ってい
た世界情勢が揺らぎ始め、大国同士の緩衝地帯の奪い合いが激化してきていた。各国は続々と軍備の拡張に勤しみ始めた。
「都立桜帝高等学校」…世界で初めて学園内での法律の不適用を謳ったその施設は、そんな情勢を鑑みた政府によって作られた。殺人も窃盗も何もかもが許されるとされている、これはそんな学園での物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 23:39:45
18927文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
作:またはるまたろう
ハイファンタジー
連載
N4853HM
光の世界の王子 闇の世界の魔王
敵対するはずの人と魔物が、一緒に世界を救う。
何を守り何と戦うのか、その答えを見つける物語。
最終更新:2022-02-21 07:46:52
29442文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:大魔王ダリア
ハイファンタジー
連載
N5226HJ
くだらないことで神の怒りを買った地の民は、病に苦しんでいた。
闇根病。
感染すれば性欲を抑えられなくなり、異性を求めて暴れだす。
感染者とまぐわうと激痛と共に必ず感染し、感染者同士で事に及べば快楽と共に必ず死に至る。
感染した者を救えるのはただ一人、辺境の町に住む少年であった。
世界中の人間の股間が闇に包まれる中、少年の股間は光り輝いていた。その剣の一撃は、病のもとをも断ち切る。
彼は世界を救うべく、ホーリーブレイドをぶらさげて、幼馴染と共に旅に出る。
しかし、度は困
難の連続だった。
「うわあああ、こんなにいっぱいできないよー」
「やめて、男は嫌だあああ」
「あああああ、マムシドリンクでおなかたぷたぷだぁ、リンゴジュース飲みたい」
幾度もくじけそうになる少年。道中で増えた頼れる仲間たちに励まされ、救済三昧の日々を送る。
君の剣は世界を救う、性的な意味で!王道世界救済ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:18:01
1380文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、下校時に部分日食を観測していた、仲良し高校生6人組。
部分日食のはずが、何故か皆既日食になり、周囲は闇の世界に……
ようやく、少し太陽が見えたかと思ったが、薄闇の状態から、日食は進まず。
そして、世界は自分達の知る世界ではなくなっていた。
日本神話の神霊達が織りなす世界に招かれた彼らは元の世界に戻る為、冒険に旅立つ。
最終更新:2021-11-02 09:57:37
1580文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
遥かなる昔、アースという星に、魔術の使える者と、魔術の使えない者が暮らしていた。
魔術の使える者は、使えない者を支えるという信念の基で暮らしていたが、使えない者から恐れられていた。
魔術を使える者は新たなる世界セカテロス界を創世して、その世界に住むことにした。
だが魔女ソフィスが、セカテロス界を闇の世界にしてしまう。
セカテロス界を創世したオッドアイの瞳を持つゼファーは、再び世界を創る。
それがサードリット界。偉大な魔術の存在で保たれた世界である。
サードリット
界は、偉大なる魔術を保つため、偉大な魔術を持つ聖王(聖女王)のもとに強力な魔術を持つ者が後宮入りし、聖王妃(聖大公)を決めて、子孫を残しサードリット界を保っていた。
時代を重ね、徐々に強力な魔術士が少なくなってしまった中で、サードリット界を創世したゼファーと同じオッドアイの瞳を持つ聖王スチュアートが生まれる。
喜びの束の間、魔女ソフィスの生まれ変わりと言われるフランネル国第二王女ティアーナが生まれる。
ティアーナは、自身が魔女の生まれ変わりと意識し、魔女の力を解放しないように魔術を極力使わず、ほとんど精霊術を使って生活をしていた。
そして、母の実家のウェリーネ国のアジュガ王家の密偵家業の技術も磨き、ウェリーネ国からアスターナイトという、特別な称号を貰うほどに成長をする。
それは、王家の位を捨てて庶民ライフを過ごすための布石であった。
聖王の成人を迎える年、ティアーナは家出を決行するが、母エルミリアによって捕まってしまう。
「庶民の暮らしが今のままでいいと思うの?」
と、言うエルミリアに何も言えないでいた。国の現状が思わしくないからだ。
「聖王に、国の現状を伝えてからでも遅くないのでは?」
その一言で、ティアーナは後宮入りをする。
魔女の生まれ変わりと言われていようが、聖王を真実の名君にするためにティアーナは奮闘すると決めたのだ。
その先に、素敵な庶民ライフが待っているから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:10:14
76626文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:16pt
夜の世界。
闇の世界を旅する従者を連れた主人公は、森の中で突如現れた光の柱から二人の騎士と出会う。
騎士の目的。主人公の旅の理由。重なる思惑。
共に旅をすることになるが、そこで知るのは世界の綺麗さと汚さ。出会いと別れ。
だからこそ、主人公は旅をする。
自らの答えを探すために。
実は答えを見つけようともがいていた主人公に、いつの間にか心を開き信じていた騎士たちに伝わる真実。
葛藤する騎士たちは悩みながらも答えを出す。
最終更新:2021-10-07 10:12:20
30930文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
殺し屋ーーそれは、殺しを依頼された人を殺めることで収入を得て生活する闇の世界の職業。
そんな殺し屋の世界では、明確に強さの序列が存在する。
そして、その序列の最下位にいつもいる、一人の殺し屋がいた。
その殺し屋は、依頼は必ず達成するのだが、なぜか強さの序列ではずっと最下位だ。それこそ、何百年、何千年。殺し屋と言う職業が出来てから……いや、強さの序列ができてから、ずっと、最下位だ。
しかしその殺し屋は、実は殺し屋界隈で伝説の〇〇で……!?
スカッと爽快!?ダークファンタジーコメ
ディ!
2021/09/16追記/不定期連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 17:34:42
5308文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
鳴り止まぬ雷鳴が闇の世界の
黒雲を切り裂く刻、此処に女王の誕生を祝すのだ
最終更新:2021-09-13 13:01:07
1320文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
凶弾に倒れた男が目覚めたのは
夜が明けぬ常闇の世界
もとの世界に戻るため、謎の少女「眉唾ゆらぎ」と共に
常夜世界を駆け抜ける
最終更新:2021-08-14 22:17:44
19679文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
普通の高校二年生、伊勢太郎は唐突に起きた事故によって命を落としてしまう。
だがそれは彼ら――【名浪】達の導きであり、彼を【名浪狩り】の運命へ結びつける凶事であった。
死後の暗闇の世界で出会った〈名無しの巫女〉によって太郎は〈名浪狩りの騎士、ルキウス〉として異世界へ召喚され、訳も分からぬまま名浪狩りとしての使命に奔走させられる。
立ちはだかる名浪は強大で、圧倒的な力を以てしてルキウスを殺す。
だが、名浪狩りとして転移した彼は死ぬ事は無かった。
最初に相対した名浪に殺された後、異
世界の地――アルカ=レイアの中央部の小教会にある《転生者の典礼広場》で目覚めた彼は、そこに居る者たちに名浪狩りの真実を知らされる。
それは、名浪を狩ることが出来たのならば、各々の世界へ戻れるという事であった。
ルキウス、もとい太郎は生きていた世界への未練を引きずりながら、最初の名浪である〈均(なら)す者、マイム〉へ挑むことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 03:42:23
3120文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大正時代の伝説的詐欺師モンドが、粋な芸事の師匠藤巻茜とその腰巾着の男を巻き込んだ結婚詐欺を仕掛ける。まんまと大金はせしめた。それなのに、なぜかしっくりこない。その手筈を改めて振り返ってみれば、腰巾着男の果たした役割の大きさと手際の良さが侮れないことに気付かされる。これから更に大きなヤマを踏むにはこの男抜きには考えられないと、一緒にやることを誘いかけ、どうにか仲間に引き込んだ。メインを担うのがモンドなら、この男はあくまでもアシスタントのようなもの。それ以来サブと呼ぶことにしてコ
ンビを組んだ。騙しの仕事はとんとん拍子に進んだが、実績を挙げればそれだけ名が売れ顔が知られてやりにくくなる。やむなく闇の世界へと足を延ばして、ピストルや麻薬を売りさばくことにした。そしてついには軽はずみな嘘がバレて悪者どもに追われる身となり、サブはその場で命を落とす。一人隠れ家に逃げ込んだモンドのもとに、あの世からサブが訪れ死を誘う。モンドは先行きのなさに身をはかなみ、サブと一緒にビルの窓から飛び降りた。
やって来たのは、あの世の入り口にあたる天の移民局。管理官に、二人の絶妙なコンビネーションと詐欺の腕を買われて、死ななくてもよい命を救う救急救命士にならないかと勧められる。
地獄へ落ちるよりはよいだろうと地上に戻った二人が向かった先は、現代のオフィス街。百合という名の女性が働いている。このうら若き女性が、勤め先の上司に期待を裏切られたとの勝手な思い込みから、絶望の淵に立っている。その理由はつかめたものの、救ってやるにもまさか誰もが驚くような手は使えない。一度死んだ者として、ここはこっそり死なずに済むようにしなければならなかった。しかし、幽霊に物理的な力は発揮できない。考えあぐねているうちに、上司を道連れに飛び込もうとする電車がやって来る。残された手は、念ずる力と、どこへでも行くことができる移動の力ぐらいのもの。ふたりは力を合わせて、元の会社の同僚や上司を利用して、すんでのところで百合の無謀な行為を止めた。そこで気付かされた罪滅ぼし。百合は昔騙した藤巻茜の曾孫だった。
一件落着と天に戻るが、地獄行きが免除されて天国への道が開かれる、というわけにはいかない。管理官は救急救命チームとして働き続けることを進める。その意義に同意するモンド。しかしサブは心が定まらない。どうなるモンドとサブ。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 11:52:35
29514文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大正時代の伝説的詐欺師モンドが、粋な芸事の師匠藤巻茜とその腰巾着の男を巻き込んだ結婚詐欺を仕掛ける。まんまと大金はせしめた。それなのに、なぜかしっくりこない。その手筈を改めて振り返ってみれば、腰巾着男の果たした役割の大きさと手際の良さが侮れないことに気付かされる。これから更に大きなヤマを踏むにはこの男抜きには考えられないと、一緒にやることを誘いかけ、どうにか仲間に引き込んだ。メインを担うのがモンドなら、この男はあくまでもアシスタントのようなもの。それ以来サブと呼ぶことにしてコ
ンビを組んだ。騙しの仕事はとんとん拍子に進んだが、実績を挙げればそれだけ名が売れ顔が知られてやりにくくなる。やむなく闇の世界へと足を延ばして、ピストルや麻薬を売りさばくことにした。そしてついには軽はずみな嘘がバレて悪者どもに追われる身となり、サブはその場で命を落とす。一人隠れ家に逃げ込んだモンドのもとに、あの世からサブが訪れ死を誘う。モンドは先行きのなさに身をはかなみ、サブと一緒にビルの窓から飛び降りた。
やって来たのは、あの世の入り口にあたる天の移民局。管理官に、二人の絶妙なコンビネーションと詐欺の腕を買われて、死ななくてもよい命を救う救急救命士にならないかと勧められる。
地獄へ落ちるよりはよいだろうと地上に戻った二人が向かった先は、現代のオフィス街。百合という名の女性が働いている。このうら若き女性が、勤め先の上司に期待を裏切られたとの勝手な思い込みから、絶望の淵に立っている。その理由はつかめたものの、救ってやるにもまさか誰もが驚くような手は使えない。一度死んだ者として、ここはこっそり死なずに済むようにしなければならなかった。しかし、幽霊に物理的な力は発揮できない。考えあぐねているうちに、上司を道連れに飛び込もうとする電車がやって来る。残された手は、念ずる力と、どこへでも行くことができる移動の力ぐらいのもの。ふたりは力を合わせて、元の会社の同僚や上司を利用して、すんでのところで百合の無謀な行為を止めた。そこで気付かされた罪滅ぼし。百合は昔騙した藤巻茜の曾孫だった。
一件落着と天に戻るが、地獄行きが免除されて天国への道が開かれる、というわけにはいかない。管理官は救急救命チームとして働き続けることを進める。その意義に同意するモンド。しかしサブは心が定まらない。どうなるモンドとサブ。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 11:41:13
66745文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
大正時代の伝説的詐欺師モンドが、粋な芸事の師匠藤巻茜とその腰巾着の男を巻き込んだ結婚詐欺を仕掛ける。まんまと大金はせしめた。それなのに、なぜかしっくりこない。その手筈を改めて振り返ってみれば、腰巾着男の果たした役割の大きさと手際の良さが侮れないことに気付かされる。これから更に大きなヤマを踏むにはこの男抜きには考えられないと、一緒にやることを誘いかけ、どうにか仲間に引き込んだ。メインを担うのがモンドなら、この男はあくまでもアシスタントのようなもの。それ以来サブと呼ぶことにしてコ
ンビを組んだ。騙しの仕事はとんとん拍子に進んだが、実績を挙げればそれだけ名が売れ顔が知られてやりにくくなる。やむなく闇の世界へと足を延ばして、ピストルや麻薬を売りさばくことにした。そしてついには軽はずみな嘘がバレて悪者どもに追われる身となり、サブはその場で命を落とす。一人隠れ家に逃げ込んだモンドのもとに、あの世からサブが訪れ死を誘う。モンドは先行きのなさに身をはかなみ、サブと一緒にビルの窓から飛び降りた。
やって来たのは、あの世の入り口にあたる天の移民局。管理官に、二人の絶妙なコンビネーションと詐欺の腕を買われて、死ななくてもよい命を救う救急救命士にならないかと勧められる。
地獄へ落ちるよりはよいだろうと地上に戻った二人が向かった先は、現代のオフィス街。百合という名の女性が働いている。このうら若き女性が、勤め先の上司に期待を裏切られたとの勝手な思い込みから、絶望の淵に立っている。その理由はつかめたものの、救ってやるにもまさか誰もが驚くような手は使えない。一度死んだ者として、ここはこっそり死なずに済むようにしなければならなかった。しかし、幽霊に物理的な力は発揮できない。考えあぐねているうちに、上司を道連れに飛び込もうとする電車がやって来る。残された手は、念ずる力と、どこへでも行くことができる移動の力ぐらいのもの。ふたりは力を合わせて、元の会社の同僚や上司を利用して、すんでのところで百合の無謀な行為を止めた。そこで気付かされた罪滅ぼし。百合は昔騙した藤巻茜の曾孫だった。
一件落着と天に戻るが、地獄行きが免除されて天国への道が開かれる、というわけにはいかない。管理官は救急救命チームとして働き続けることを進める。その意義に同意するモンド。しかしサブは心が定まらない。どうなるモンドとサブ。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 11:28:52
25683文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大正時代の伝説的詐欺師モンドが、粋な芸事の師匠藤巻茜とその腰巾着の男を巻き込んだ結婚詐欺を仕掛ける。まんまと大金はせしめた。それなのに、なぜかしっくりこない。その手筈を改めて振り返ってみれば、腰巾着男の果たした役割の大きさと手際の良さが侮れないことに気付かされる。これから更に大きなヤマを踏むにはこの男抜きには考えられないと、一緒にやることを誘いかけ、どうにか仲間に引き込んだ。メインを担うのがモンドなら、この男はあくまでもアシスタントのようなもの。それ以来サブと呼ぶことにしてコ
ンビを組んだ。騙しの仕事はとんとん拍子に進んだが、実績を挙げればそれだけ名が売れ顔が知られてやりにくくなる。やむなく闇の世界へと足を延ばして、ピストルや麻薬を売りさばくことにした。そしてついには軽はずみな嘘がバレて悪者どもに追われる身となり、サブはその場で命を落とす。一人隠れ家に逃げ込んだモンドのもとに、あの世からサブが訪れ死を誘う。モンドは先行きのなさに身をはかなみ、サブと一緒にビルの窓から飛び降りた。
やって来たのは、あの世の入り口にあたる天の移民局。管理官に、二人の絶妙なコンビネーションと詐欺の腕を買われて、死ななくてもよい命を救う救急救命士にならないかと勧められる。
地獄へ落ちるよりはよいだろうと地上に戻った二人が向かった先は、現代のオフィス街。百合という名の女性が働いている。このうら若き女性が、勤め先の上司に期待を裏切られたとの勝手な思い込みから、絶望の淵に立っている。その理由はつかめたものの、救ってやるにもまさか誰もが驚くような手は使えない。一度死んだ者として、ここはこっそり死なずに済むようにしなければならなかった。しかし、幽霊に物理的な力は発揮できない。考えあぐねているうちに、上司を道連れに飛び込もうとする電車がやって来る。残された手は、念ずる力と、どこへでも行くことができる移動の力ぐらいのもの。ふたりは力を合わせて、元の会社の同僚や上司を利用して、すんでのところで百合の無謀な行為を止めた。そこで気付かされた罪滅ぼし。百合は昔騙した藤巻茜の曾孫だった。
一件落着と天に戻るが、地獄行きが免除されて天国への道が開かれる、というわけにはいかない。管理官は救急救命チームとして働き続けることを進める。その意義に同意するモンド。しかしサブは心が定まらない。どうなるモンドとサブ。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 11:10:39
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