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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:121 件
ある日、一人の男が死んだ。
なんの障害も無く生きてきた男の人生は順風満帆そのものだった。
しかしその人生は病魔によって終幕を告げられる。
必死に抗い続けた男だったが、その努力を嘲笑うように病魔は男を蝕んだ。
そして周囲に慕われ、頼られ、好かれた男の生涯は多くの知人に看取られながら呆気なく幕を閉じた。
穏やかな死に顔を見せる裏で、男は達成する事がついぞ叶わなかった一つの夢を思い、最期の最期まで願望を実現できなかったのを悔やみ続けた。
その後悔は妄執とも言うべ
き程に夢に固執し、魂だけになっても男の自我を保つほどに強烈な物になっていた。
時が巡り、転生を迎えた男の魂は一人の少女の元でその自我を顕にする。
人を喰らい、人を蹂躙し、人を嬲る存在が跋扈する異世界で、第二の生を歩み始めた男は笑う。
ただただ嗤う。
かつて果たせなかった唯一の夢――――
“命を狩る”
――――と言う、たった一つの悲願を達成できる素晴らしき世界に。
※第一回書き出し祭り 第一会場参加作品『その者、化けの皮につき――』の連載版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 20:10:00
681073文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2318pt 評価ポイント:1222pt
第四王女ながら母の暮らす領地で自由奔放に生きてきたイレーネ。
馬好きが高じて軍馬を育成する厩舎に入り浸るイレーネの先行きを心配した両親は、デビュタントと共に隣国アルタスの辺境伯と婚約させることにする。
もちろん彼女は大反対! 淑女教育を抜け出し向かった厩舎で出会ったのは、偶然にも軍馬を見にきたアルタスの辺境伯ラインハルトだった。
王女の身分を隠して平民として接するイレーネに、ラインハルトもアルタスの騎士として誘う。
「調教の為にアルタスに来ないか? ここの馬が慣
れるまででいいんだ」
慣れ親しんだ馬の為、まだ見ぬ婚約者の様子を見る為、イレーネは大きくうなずく。
「祖父と母に頼んでみる。でもダメだっていわれたら、こっそりついていくね!」
見習い調教師として隣国にいくじゃじゃ馬イレーネの手綱を面白そうに握るラインハルトの恋物語、始まります!
本作は肥前文俊先生主催「第十八回書き出し祭り」に参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 13:11:34
51469文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:220pt 評価ポイント:110pt
作り物のような美しさを持つデボラ。彼女は婚約者だった王太子にパーティで婚約破棄を告げられる。でっちあげの証言が次々と飛び出すも、デボラは反論。しかし王太子妃の座にしがみつく女と罵られ、立場は劣勢に。
(仕方ないわ、これは損切りね)
彼女は割り切って婚約破棄のみを受け入れる。
が、デボラの不幸はこれで終わらない。彼女の父と兄はデボラを切り捨て、王家との取引材料にする事で家の繁栄を取ったのだ。
哀れ隣国の侯爵の後妻として無理やり嫁に出された彼女。体の良い国外追放である。
(
でも本当に国外追放で放り出されるよりはマシね。それにあのバカ王太子と結婚するより幸せかも)
更に嫁入り先のイケオジの侯爵に「君を愛することはない。実質人質だ」と言われてしまう。
(困ったわ……私に人質の価値はないのに。せめて何かお役に立ちたいわ)
これは、不幸な運命に困惑しつつも前向きに進んだ結果、周りも自らも変わっていき、夫に愛された令嬢の話。
※アンジャッシュ系すれ違いが少々ありますが、かなりシリアス寄り(作者比)です。
※第18回書き出し祭りにて投稿した書き出しを少々改題&続きを書いたものです。不定期更新。
※カクヨムで連載している物を転載しています。36話まで1日3話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 07:00:00
86296文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:158pt
十四年前、国王アルローはその死に際に、「私を探せ」と言い残す。
国一丸となり、王の生まれ変わりを探すが見つからず、月日は過ぎていく。
王アルローの子の治世は穏やかで、人々はアルローの生まれ変わりを探す事を諦めようとしていた。
そんな中、アルローの生まれ変わりが異世界にいることがわかる。多くの者たちが止める中、騎士団長のタリダスが異世界の扉を潜る。
そこで彼は、アルローの生まれ変わりの少年を見つける。両親に疎まれ、性的虐待すら受けている少年を助け、強引に連れ戻すタリダス。
彼は
王の生まれ変わりである少年ユウタに忠誠を誓う。しかし王宮では「王」の帰還に好意的なものは少なかった。
心の傷を癒しながら、ユウタは自身の前世に向き合う。
アルローが残した「私を探せ」の意味はなんだったか。
王宮の陰謀、そして襲い掛かる別の危機。
少年は戸惑いながらも自分の道を見つけていく。
第二十一回書き出し祭り参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 22:48:38
76859文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:20pt
「なんで箒が空飛んでるんだよ……」
ある日、北野浩一が鉄道模型を買った帰り。不意に足を踏み外したかと思えば、気づいたときには見たことのない景色。聞いたこともない地名。どういう理屈か、空中に浮かんでいる箒。
そこは、箒に跨り空を駆けることができる世界であり、箒を主とした交通の発展した異世界だった!
地形をある程度無視し、それなりの速度で移動することができる箒。
しかし万能なように見える交通にも、弱点があった。
重量制限と、航続距離。その二つの制限を抱える箒は物資の輸送を
苦手としており。
けれどそれらは、浩一が好きな鉄道こそが得意とすることだった!
列車はおろか、蒸気機関なんてものすらない世界で、イチから鉄道を築き上げる。
大量貨物の長距離高速輸送を目的とした、
異世界における鉄道開拓物語! 出発、進行ッ!
他の連載作を優先する都合などで、更新は定期では行えないです
ご了承ください
第19回書き出し祭り参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 13:50:18
122722文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:328pt 評価ポイント:208pt
転移先の王様に嫌われたジローは極寒の地ザントに飛ばされ、女ばかりの修道院の料理番としてこき使われることとなった。
食材は足りないし、設備も整っていない。
料理人にとっては悪夢のような環境で、ジローはその力を発揮させていく。
誰もが見向きもしなかった食材の有効活用、斬新な料理法、修道院自体の経営力の底上げ。そして──
「うん決めたっ。セラがジローのお嫁さんになってあげるっ」
わずか10才のシスター見習いに見込まれてしまったジローの未来は果たして?
※最後はきっちりハッピーエン
ドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 22:19:18
282025文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:6722pt 評価ポイント:3244pt
「人類が魔術という異能を得て幾星霜。──未だに二日酔いは克服できていない」
伊庭八代はパトカーの中で全裸でそう呟いた。
魔術が一般に普及した現代。 科学が発展すると共に少しずつ魔術が衰退している世界で 日本の魔術学校の最高峰、国立大学法人東京魔術大学【血継魔術科】では今日も問題が発生していた。 生徒が逮捕されるわ。テロは起きて最前線に駆り出されるわの慌ただしい日々。 この物語は、そんなたった七人しかいない血継魔術科の怠惰な日常と栄光の日々を描いた物語である。
第10回
書き出し祭り。第2会場1位を頂く事ができた作品です。
この作品はノベルアップ(https://novelup.plus/story/555915851)にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 11:50:00
329861文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:17648pt 評価ポイント:8500pt
辺境伯家の三男ギリアムは、遊学先から戻る途上で貴族の馬車を襲う飛行魔物の群れに遭遇する。
美貌の伯爵令嬢ニルダを助けたギリアムだったが、彼女はひどく失望した様子。というのも、襲撃は彼女自身の仕込んだもの。
後妻の娘ばかりを偏愛するようになった父に疎まれ、どこかへ幽閉される前にと脱出を試みたのだというのだ。
その場では伯爵家へ送り届けるしかなかったが、ギリアムは「困ったときは力になるから」と請け合い、ニルダも彼の言葉に望みをつなぐのだった。
やがて領地へ戻ったギリアムを見舞う
、父と兄たちの急死。家督相続と領地運営の重責に立ち向かうギリアムだったが、そんな中で奇しくもニルダ救出のチャンスが巡って来る。彼女を保護して傍に置いたギリアムは、その型破りな思考と規格外の魔法の力に翻弄されつつも、ニルダとの絆をさらに深めていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 11:50:41
4763文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:30pt
VRが一般的になった少し未来。アクティブユーザー数も減り、サービス終了間近と噂されるVRMMO「レジェンドオブワース」。
その序盤の街に出てくるモブの一人であったアントンはある日突然、自我に目覚めてしまう。
そんな彼と偶然出会ったのは「レジェンドオブワース」の古株ユーザーにして天才ハッカー、アイ。
「自称カミサマ」を名乗る彼女?の力を借りながら、アントンは終わりゆく世界を旅していく。
世界が終わる日が来た時、自分はどうなるのだろうと思いを馳せながら。
(この作品は第21回書
き出し祭り参加作品を連載化したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 19:00:36
23079文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
【第21回 書き出し祭り参加作品 第三会場2位】
貴方も言ったことがあるかもしれない。
あるいは誰かが言っているのを聞いたことがあるかもしれない。
話の通じない人間を、言動が理解できない人物を
"宇宙人"と蔑称するのを。
ここで問いたい。
その人物が本当に宇宙人だったらどうなるだろうか?
貴方の母星が侵略されてしまうしれない!?
安心してほしい。
この宇宙人はただただ愛でるだけ。
愚かな|原生生物《人間》を愛でるだけだ。
取る
に足らない原生生物達の日常も、価値観の異なる宇宙人から見れば
とても楽しい喜劇になる。これはそんなお話。
それでは成り行きを語ろう。
種としての合理性を追求し尽くして、進化の到達点に達した”とある宇宙人”は、手持ち無沙汰だった。
最早、繁栄も衰退もしない只々悠久に生き永らえる存在となり、永遠とも言える余暇を持て余していたのだ。
そこで思いつく。
進化の途上にある生物達を観察すれば、余暇が楽しく過ごせるのではないか。なんなら、自分達が導いてもいい。
そうして気まぐれで訪れた星で原生生物が進化の発展途上で無駄や不合理・不条理まみれながらも必死で生きる姿に感銘を受ける。
そして、その様子を表すであろう現地の共通語『Kawaii 』に心酔するのであった。
この星で余暇を過ごそう。そう決めた矢先に新進気鋭、才色兼備の若手女性実業家と出会いコンビニの雇われ店長となる。
誰に頼まれるでもなく発展途上の惑星の治安維持活動を行う異星人との一悶着があったり、厄介な客や物騒な事件に巻き込まれたりしながら、今日も彼はしみじみ思うのであった。
『この星の原生生物はとにかくKawaii』
■作者から伝達事項
・本作は連作短編です。各話は一万字程度の短編なのでサクッと読めます。基本は1話から読むのがおすすめですが、どこから読んでもそこそこ楽しめると思います。
・コメディ、ギャグなので各話の終わりはハッピーエンドかそれに近しいものです。ご安心ください。
・更新頻度は週次です。作者多忙だと不定期になる可能性はあります。
※この物語はフィクションです。
※この物語には犯罪行為や公序良俗に反すると思われる表現が若干出てきますが、そうした行為を推奨する意図はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 19:30:00
35104文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
私、笠江智華は、高校生活の片手間にアクセサリーを作ってはお小遣い稼ぎをしている日々。
ある日、私のアクセサリーを買い取ってくれているイケメン外国人のコンドラチイさんに「アクセサリーを欲しがっているクライアントと実際に会って話をしてほしい」とお願いされ、お客様のもとへ打ち合わせに行くことになったんだけど……。
───連れていかれた先にあったのは、ファンタジーがいっぱい異世界の魔法使い・コンドラチイの、魔法工房でした。
太陽の樹液に、魔物の鱗、妖精の鱗粉、魔法の草花。
それらを
使った素敵なアクセサリーは、私の掌で魔法を帯びて、誰かの願いを叶える魔宝石になる。
叶える願いは有象無象。
恋に、金運、健康祈願!
アマチュアハンドメイド作家が、異世界でただ一つの魔宝石を造り出す!
※肥前文俊先生主催、第六回書き出し祭りの第二会場一位をいただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 07:00:00
406180文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:1013pt 評価ポイント:429pt
『死神』はかつて『死を呼ぶ魔力』の影響でたくさんの人間を死なせてしまったが、『殿下』の願いをかなえることを条件に生かされることとなる。『殿下』の願いは唯一つ。
「俺に安らかな死を。」
『死神』は今日も国を守るため、奮闘する。
第8回書き出し祭り参加作品
最終更新:2024-06-06 06:00:00
58001文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:紙山彩古/paper_Sai
ハイファンタジー
連載
N5840IX
若き剣士・空真(クーシン)は、二度と来たくなかった彩竜市に来てしまった。
今年、彩竜では、四年に一度の月虹祭(げっこうさい)が行われる。
すべての城門は封じられ、夜ごとに変わる七色の月のもと、七日七夜のお祭り騒ぎがくりひろげられるのだ。
――赤は血の色、はじまりの色!
人びとの歓声とは裏腹に、空真の心は暗い。ここに居ると、忘れたい記憶がよみがえってくる。
『俺は、剣と踊れなかった……』
剣を頼りに、ただ流されて今日まで生きてきた空真の前に、天才少年幻奏士・楽霆(ラクテイ)との
出会い、彩竜市を揺るがす陰謀、逃げ続けた過去との対決が待ちうける。
これは、剣に魅かれた一人の剣士と、彼が出会った天才たちとの物語。
赤月、橙月、黄月、緑月、青月、藍月、紫月。
七色の夜が終わるとき、彼は答えに辿りつく。
中華風異世界ファンタジー・幻想活劇小説、連載開始。
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第21回書き出し祭り第三会場 参加作品です。
(本文に3文字の変更&あらすじ変更)
実は続きがあります。最後まで話も決まっています。
完結しますので、よろしければお付き合いください。
七色の夜+途中に過去の章で、20万字くらいを予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 20:10:00
24974文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
書き出し祭りで作った作品の置き場所です。連載するかどうかは体調次第。
最終更新:2024-05-31 00:52:08
7561文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
Web字書きたちの祭典・書き出し祭り……
初参加以来、その感想をSNS上で書き綴っていた筆者はふと思ったのです……
『これ、作品タイトルによって文字数配分も変わっちゃわない!?』と。
いや、もう「気付くの遅いよ……おバカ……」事案なのかも知れませんが、ともかく今(このあらすじは2024年4月に書かれています)になってようやく気付いたため、今回からは感想を投稿する作品なんていうものを書きたくなった次第です。
やっぱり、140文字に収めるために作品のよさ(と個人的に感じたポ
イント)をだいぶ端折ったりするのもなかなか難しいですからね……。
好きに書き綴るので、作者さま方におかれましては「え、そう読んだの!?」とか「違う違う、そうじゃ……そうじゃない~」と思われることもありそうですが、その辺りは平にご容赦のほど!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 22:21:56
11402文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
肥前文俊先生主催の「書き出し祭り」に提出した作品のまとめです。
現代ファンタジーが多め。
最終更新:2024-05-12 00:48:51
18326文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
書き出し祭り参加作品と、没作品を纏めました。
4000字以内で何が出来るかと考えると、なかなか難しい……。
最終更新:2024-05-12 00:14:15
44561文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:19pt
肥前文俊先生が主催する書き出しの面白さを競い合う祭典「書き出し祭り」。
その参加作品をまとめた作品集となります。
最終更新:2024-05-12 00:10:00
13696文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
不肖蒼原悠が肥前文俊さん主催の「書き出し祭り」に挑んでは無惨に散り続けた記録をなんとなく残しておくための場所です(ただしここで「無惨に散る」とは会場内3位までに入らないことを意味するものとする)
最終更新:2024-05-07 21:44:53
18807文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
俺、白城 凛(はくじょうりん)は、恋愛シミュレーションと猫を愛する18歳、高校三年生。所謂オタクだ。
ひょろっとしたジミメンで運動神経も並な非モテ属性の俺は、目の前で轢かれそうになったコネコを助けるためにトラックに轢かれこの世を去る。
気付いたら、夢中になって周回プレイを楽しんでいた恋愛シミュレーションゲーム「ルミナス・セレナーデ」の世界に女主人公として転生していた。
可愛い女の子と百合でウハウハライフと喜んだのはわずか数か月、俺は気付いてしまった。
百合は愛でるもの、女同
士では男として果てることができない、と。
男として発散できず消化不良で悩む日々の中、俺はデュアルプレイシステムの男主人公に身体をチェンジする方法を思い出す。
苦労して見つけたアイテムはシステムバグで手にした瞬間散り散りになってしまった。
月に一度だけ男に戻れるようになった俺は、その“カケラ”を探しに奔走する……って、一筋縄で行くわけないよな!?
俺が男に戻るターンはもう終わり……なのか?
そんなの嫌だあああああ! どんな手を使っても絶対男に戻ってやるッ!
と言っても実質一択なんだが(キツイ)!
ハーレムやエロい話ではなく、基本コメディです。
下ネタと変態主人公とメタ発言が嫌いな人はご注意を!
ボーイズラブとガールズラブは保険です。好きの方が期待するような絡みはほとんどありません。
※プロトタイプは「俺のターンはジ・エンド!?~乙女ゲームで俺だけデュアルシステムな件~」で、書き出し祭りアカウント(第19回)で初出しをしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:27:14
22290文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:30pt
昔々、かぐや姫は貴公子たちの求愛への返答とし、五つの宝の何れかを持ってくるよう提示されました。
一つは蓬莱の珠の枝。
一つは火鼠の皮衣。
一つは仏の御石の鉢。
一つは龍の首の珠。
一つは燕の子安貝。
伝説の宝たちは、かぐや姫の月の力が満ちた言霊により、現世に実在して“しまった”のです。
──時は寛永十四年。
大和国で暮らす竹千夜の元へ、月の使者・哥刈が舞い降りました。
哥刈の頼みは、五つの宝たちを悪用し、既得権益を得る五人の兵たちから宝を回収すること
でございます。
初代『讃岐造』の意志を引き継ぎ、三十一代目『竹取之翁』を冠する竹千夜は、これを引き受けて日本横断の旅へ立つのでした。
ここに開幕いたしますは、日本最古の物語の延長線でございます。
※肥前文俊(@HizenHumitoshi)様主催第20回書き出し祭りにて特別会場二位となりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 22:17:09
40584文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
これは、肥前文俊先生(@hizenhumitoshi)が主催されております「書き出し祭り」に参加させていただいた自作を保存しておく場所です。
企画自体には上限4000文字という縛りがあるのですが、いつかこの制限を取っ払った改訂版なんてのも書いてみたいなぁとか企んでます。
最終更新:2024-03-10 00:00:10
7193文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:地空乃いいちこ
ハイファンタジー
連載
N0126IC
「三級宝箱設置回収員資格、合格しました!」
首に輝く死体確認用ドッグタグを嬉しそうに見せびらかせた新人を見て、『のんだくれの』ライゼルはため息をつく。
「バルトの、あの小さな娘がなぁ。ステラさんに合わせる顔がねぇよ」
「お母さんは反対してますけど、ライゼルさんが一緒ならって!」
ライゼルは天を仰ぐと、髪の毛をグシャグシャと掻き回した。
空の箱を置いておくと中身が湧くというリュウノス迷宮。
この迷宮組合に就職が決まったリーチェッタは、馬鹿にされつつも新人向け低階
層を主戦場とする男に指導を依頼した。
迷宮深層で死んだ父のかつての仲間。そんな男に指導を依頼した理由は、彼は父とは違い生きている事。
冒険をせず安全な低層階で確実に稼ぐスタイルを真似て、迷宮の匂いをクンクンする趣味を満喫するために!
夢に燃える新人冒険者の彼女はリーチェッタは、迷宮の戦いの中で世知辛い現実を知ることになる。
そんな、ウィザードリィ風ダンジョンでの、世界を救わない英雄にもならない大人が懐かしがることも無い、生活費を稼ぐ冒険者物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 23:54:48
11661文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
【第19回 書き出し祭り】会場一位を賜りました!
魔物が一掃された世界に生まれ落ちた魔王。絶大な加護に「あ、これはもう勇者に復讐とか無理」と瞬時に悟り、人の姿に化けて森の中にひっそりと薬屋をオープンした。
しかし予想に反し魔王の「妙薬」は大評判。人との接触は最小限に済ませたい魔王だが、そこでさらに行き倒れの少女、ララを拾ってしまう。
弟子にしてほしいと懇願するララに、魔王はコミュ障を発揮してどうすればいいのかわからない……!
「そんっ、そんな、そんなに近づかれると過
呼吸を起こすのは当たり前ではないか!!」
恋に落ちるのは秒読み寸前!
献身的なララと圧倒的経験値不足の魔王。
人間は好きだけどぐいぐい来られるとビクついてしまう、ぼっちコミュ障魔王様のピュアな恋の物語。
ララが聖力を失った元聖女なのは、ここだけの秘密のお話――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 07:00:00
30967文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:190pt 評価ポイント:108pt
突然、フィリアの目の前で婚約解消の話を始めた皇太子と公女。
推しカップルを見守っていたフィリアは、自分の聞き間違いなのかどうか判断をつけかねているうちに、隣国の使節団の接待をする皇太子の補佐役になることになった。
使節団がやってきた日、彼らの連れてきた魔獣が暴れ出したが、フィリアは強力な魔術を使って、それを制止し、使節団と皇族を守る。
無意識に無双しているうちに、いつの間にか皇太子の妃の有力候補に名前があがり始めるフィリア。
推しカップルの邪魔をするつもりはないのに
、つい大好きなお菓子につられ、気づけば皇太子に外堀を埋められ始めていて?
※肥前文俊先生主催、第十五回書き出し祭り参加作品です。
※古今東西の料理(主にお菓子)が節操なく出てきます。仕様ですので、時代背景などが気になる方はご遠慮ください。
※主人公は最強ですが、かなり残念な子です。
※ざまあ展開、三角関係などはございません。お気楽作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 20:00:00
60849文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:1854pt 評価ポイント:898pt
アーシャ・ラ・ヴィルンは悪の天才として生きてきた。
しかし、15歳になった彼女はふと思う。
「彼氏が欲しい!」
けれども彼女は、暴力と陰謀を仲間に生きていた。
ナメた態度をとるヤツはぶん殴ってきたし、ヴィルン家を侮るヤツにはその牙を見せてきた。
そんなアーシャを彼女にしたい男などいるわけがない!
そこで彼女は、自分と正反対の性格をしているセーナに目を付けた。
良い女が横にいれば、花に群がる虫のごとく男がやってくるだろう。
善良な美少女セーナをエサに、アーシ
ャの『寄ってくる良い男を射止めよう』大作戦が、いま始まる!
――
本作品はTwitter(現X)の肥前文俊 先生が主催している個人企画『書き出し祭り』の第13回において会場2位、全体8位を頂いた作品をリメイクしたものです。
※ ガールズラブのキーワードは保険です。アーシャは男性にモテようと頑張ります。
※ 本作品の舞台設定はパラレルワールドです。文明の利器がでてきます。
※ 本作品を公募に出そうと考えています。予告ありで、非表示になる可能性があります。
※ 面白かった点や、気になった点など、自由にコメントを頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 18:23:50
32288文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:32pt
よく晴れた冬の夜に、そのうち斬り殺そうとしていた異世界人がいなくなった。
俺が殺すはずだったのに、その肉も、その骨も、その臓腑も、それら全てを切り開いてその中に触れていいのは俺だけだったのに。
そこにあったのは彼女の残骸、とっくに死んでる腐りかけの肉と骨とその他有象無象の塊。
許さない、許さない、許さない、許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさ
ないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでころしてやるころしてやるころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすぜったい殺す
……かえして折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 00:03:22
37358文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
anneがこれまで書き出し祭りに参加し、提出した作品まとめです。
小説媒体での連載予定の有無にかかわらず放り込んであります。
無印は提出した当時のままです
最終更新:2023-10-28 19:00:00
41364文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:F式 大熊猫改 (Lika)
異世界[恋愛]
連載
N0861IG
ゴドウィック家の長女、マリーダ専属の執事にして護衛の軍人、アリア。
アリアには、とある秘密があった。ゴドウィック家の中でも限られた者しか知らない秘密が。
ある日、ひょんなことから、その秘密がバレそうになる。
だが事態は想定外の方向へと。
アリアの秘密と温泉が複雑に絡み合う、ほのぼのファンタジー日常系恋愛物語。
貴方は温泉……好きですか? その心のコリ、ほぐしてみせます。
【第十八回書き出し祭り参加作品、連載版です】
最終更新:2023-07-18 13:03:43
73916文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
幼馴染「一緒に魔法少女やろ!」
私「コスプレとかはちょっと……」
第18回書き出し祭りに参加した作品です。
スローペースで行きます
最終更新:2023-05-31 12:37:30
2763文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:F式 大熊猫改 (Lika)
ヒューマンドラマ
連載
N3671HX
舞台俳優の主人公、紗弥は元大女優の母親に俳優業を辞めるように涙ながらに説得される。母親を泣かせてまで続ける事ではないと、紗弥は俳優への道を諦め、親のすねを齧ると宣言しつつ大学生活を送る事に。
平凡な大学生活を送る筈……だったが、紗弥の意志とは無関係に、まるで彼女を掴んで離さないかのように、その舞台は深海の奥底へといざなう。
その業界を去った筈の元大女優の娘が、一世を風靡するまでの物語。
最終更新:2023-05-08 05:33:20
150749文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:28pt
山田夏花には秘密がある。
それは「屁」と「嘘」だ。
「嘘を見聞きすると屁が出てしまう」体質の夏花は、ある日奉公先の主人・丹羽冬史郎が居るとも知らず、豪快に屁をぶっ放してしまう。
だが冬史郎は怒るどころか、夏花の屁を胸いっぱいに吸い込んでいた。自分の屁を吸われ夏花は気が遠くなりそうだったが、冬史郎の亡霊のような見た目はみるみるうちに健康そうな美青年へと変わっていった。
丹羽家に与えられた「呪い喰い」の能力を受け継いだ冬史郎は、本来自分の中で消化していた呪いが夏花の屁
によって浄化することができることに気づいたのだ。
夏花に屁をさせようと嘘ばかりつく冬史郎に、夏花の恥ずかしさと不満はどんどんたまっていく。
そんなある時、夏花の前に冬史郎の継母である艶子が現れ、冬史郎の抱える秘密を告げる。
二人の本音がぶつかるまで、屁は何度でも生まれては消える――。
※主人公が屁を吸われる少し下品な話です。R15と残酷な描写~は保険です。きっとハッピーエンド。のんびり更新。
※肥前文俊先生主催第十四回書き出し祭り参加作品(改題前「屁っこき娘と噓つき坊ちゃま」)の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 17:29:04
49947文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:30pt
「きまぐれに、おもむくままに僕は旅をする。苦しいときもあるけれど、のんびりと、なんとも言えない、いつ終わるか分からない旅をずっと続けてる。かつて隣にいたはずの大切な人の面影を追いつつ、見えない何かを探す旅。で結局何が言いたいかって? コレばかりは人によって解釈が違うと思うんだ。悪いがそこらへんは頭を使ってくれたらと思う。既に伝えたいことは言ったつもりだよ?申し訳ないがそれ以上のことは言おうと思っても言えないんだ、望まれても僕は『自分』探しの途中だから 」
生まれた意味は?
生きる目的とは?
絶賛生き方に悩んでいる謎多き男、習志野さんは今日も『自分』探しの旅の途中。
そんな彼は、いろんなもの、様々な文化に触れて、答えとなる終着地へとたどり着けるのだろうか……。
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第十五回書き出し祭り参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 03:00:00
3413文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
5歳のちーちゃんの元にやってきた火星人トッピョイ。
彼女の乗ってきたUFOを跳ね飛ばした動物輸送トラック。
そのトラックに乗せられていたゴリラのアウグストゥス。
トラックとUFOに突っ込まれて庭はめちゃめちゃになり、それを見た寝込んだお祖母ちゃん。
トッピョイは未来のちーちゃんの親友であり、彼女の頼みでやってきたのだという。異世界で手に入れたエリクサーをお祖母ちゃんに届ける為に。
異世界に聖女として召喚され、追放されて戻ってくるまでの間、お祖母ちゃんが元気で居られるようにと
。
そんな事情とは関係なしに、寝込んだお祖母ちゃんの薬を買う為、ちーちゃんの初めてのお使いが始まる。
そっと後ろから見守る二人のシルエットは人型から少し離れており、こっそり見守るのには向いていなかった。
宇宙科学と荒ぶる腕力でなんとかなるのだろうか。ならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 00:38:43
14467文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
イカれたメンバーを紹介するぜ!
ストーリー課の奇才「田中」!
キャラクター課の変態「村上」!
設定課の期待の新星「山田」!
アイテム課の紅一点「佐藤」!
以上が世界創造社CREATEの後の異端児集団チーム『カオス』だ!
因みにこのチーム名は本人たちは認知していない!
今回彼らに与えられた案件はただ一つ
『異世界系ラノベのような世界を実際に作る』
今回はこれ以外に仕事がなかった。
これ以外の指示が出ていない=自由なのだ!
納期は無制限。完成が必須条件の案件。上からの細
かい世界観、キャラ設定がない好き勝手出来る仕事に誰一人手を抜こうとはしなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 17:11:43
5425文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
書き出しだけを書いたものを延々投下していくだけのもの。
書き出し作品のタイトルはサブタイトル。
一発目は第3回書き出し祭りのやつです。
キーワード:
最終更新:2023-01-14 22:29:27
28320文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:F式 大熊猫改 (Lika)
ハイファンタジー
連載
N3049GD
七人の魔女が統治する世界で、一隻の劇団船が空を駆る。
世界中で劇を披露し、夢を売り歩く集団。しかしその劇団には裏の顔があった。
彼の名は黒蛇。
煌びやかな舞台の裏で、主に暗殺を手掛ける男。
そしてその劇団に、一人の少女を救出してほしいとの依頼が舞い込んだ。
この依頼を期に、彼らの世界は徐々に変貌していく。
【第八回書き出し祭り参加作品、連載版です】
最終更新:2022-10-12 04:32:08
240954文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:60pt
天木 健《あまぎ たける》は大学三年生の夏、田舎の実家へ帰省していた。
今年も、去年も、そのまた前年も。まるで義務のように、使命感と罪悪感が混ざり合った感情を携えて。
ホームシックや親孝行ではない。地元に取り残された────あの夏に取り残された君へ、毎年顔を見せに帰るのだ。
三日ほどの帰省で終わるだろう。
そんな風に思いながら、健は帰省中の過ごし方を計画していた。
────“あれ”を見つけるまでは。
夏×青春×ミステリーの異彩なストーリーが幕を開ける────
───
*第16回書き出し祭りにて参加させていただいた作品の連載となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 18:42:44
3915文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
私あてにご依頼のあった肥前先生主催の書き出し祭りの感想を今後、まとめていきたいと思います(第6回から)。感想から読んで見たい作品が一つでも生まれると幸いです。
最終更新:2022-10-01 16:14:51
62271文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日常とそのすぐ横にある『何か』
それを理解したいと思うのは、人の性か。
これは、それに囚われた者とそうでない者の、一時の邂逅の話。
最終更新:2022-09-04 18:36:45
6472文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一人一人が幼い頃に妖精と契約し、ともに暮らす世界。
妖精は神からの贈り物、神の目とも言われ、その妖精を通して神は世界を見守っている、と教えられている。
とある理由により、妖精を失くしてしまった少女。
周りから遠巻きに敬遠され、時に忌避されながらも、やってきた街で不自然な男と出会った。
第14回書き出し祭り参加作品です。
本格的な更新は二月からとなります。
最終更新:2022-08-27 18:59:57
39489文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
《注意》残酷な描写はありませんが、メインキャラの一部に欠損表現が含まれます。そうした表現を不快に思われる方は、ご注意ください。
☆ ☆ ☆ ☆
大賢者による「月へのゲート」を開く試みは、賢者本人や王を巻き込む大惨事を引き起こした。それから十年。国力の衰えた城塞都市国家シュタークが隣国との戦争を回避するために、王の孫娘リルム王女は、隣国との間で契約を交わす。それは、どちらの国が先に月の石を持ち帰るかで勝負するというものだった。
リルム王女は賢者の孫の
カイトを王立魔法省に招きいれ、彼の転移魔法の力を借りて月へ行く方法を模索するのだった。
「どうやって?」
「行くのよ。転移魔法でね」
「転移って……いったい月までどれだけの距離が……」
「知らないわ。まずは、そこからよね」
この世界の魔法は決して万能と言うわけではない。あくまで、この世界の理(ことわり)の中にある。たとえ転移魔法を使っても、そう易々と月へ行くことなどできない。しかし、国を守りたいと願う王女の決意は固かった。
実験により、月に空気がないことを突き止め、測量により月までの距離を割り出す。魔法と科学を駆使して、宇宙や自然の法則への理解を深め、遥か彼方の月を目指す。
そんな魔法と科学が共存する世界を舞台に、少年と少女の月を目指す挑戦が、いま始まる。
毎週金曜日18時更新予定。
短縮名「#まほつき」で応援してくださると作者が小躍りしながら泣いて喜びます。どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 18:00:00
23362文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
『彼女にはいくつも問題がある。九歳になるまで面倒を見て、取り返しが付かないと気付いてしまった。私は弱い人間だ。私は、正常な判断が出来ない』
『そこには弥上の血を引く者しか行けない。だからお前しかいない。生かすも殺すも関わらないも、すべてお前に任せたい』
『ただ、一つだけ言わせてほしい』
―――――『停止世界は、美しいのだと』
停止世界。それは時間が止まっている間にのみ発生する、連続性を持った空白期間の事を指す。
そこでは、通常観測されることのない〝時の狭間に生きる魔
物〟が独自の生態系を築いているのだそうだ。
大学生の弥上時悠は、今は亡き父が書き残した手紙によって複雑な選択を迫られるようになっていく。
父のように停止世界を行き来するのか、
それとも見ないふりを選ぶのか。
――そして、〝彼女〟をどうするのか?
停止世界には魔物がいる。
時悠は、巻き込まれていく。
(肥前文俊主催・第十五回書き出し祭り参加作品)
※次回更新時期は未定です。連載開始までお待ちください。
※原因不明の作品削除により、再掲という形をとっています。以前からブックマークやご期待頂いた皆様には深くお詫び申し上げます。変わらず応援してくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 01:38:12
3957文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
異能ありきの現実生活に疲れた次世代人類が没頭するフルダイブ型ゆる系ゲーム『ほのぼのらいふ のんびりしようぜ』、ここで暮らすNPC(ノンプレイヤーキャラクター)のメイド。フレンダはここ数年間は主人であるセイがログインしてくれなくて寂しかった。
ある日唐突に、その主人から来たメールを開くと……現実世界で目が覚める。慣れない生身の身体で運良くすぐにセイ会えたのもつかの間、ゲームの中ではおとなしく庇護欲を掻き立てられていたセイは銃弾をカッターナイフで斬るわ事故にあえば車を素手で止
めちゃうわで……とんでもないリアルチートだった。
そんな健気で自称しっかり者のフレンダとどこかのんびり屋のセイはゆるい主従生活を続けるのだが、異能と縁がなかったフレンダは生身の身体の持ち主『天城真由子』が通う学校で立て続けにトラブルに見舞われる。そしてひょんな事から明かされた天城真由子の実験(異能の力を使ってゲーム内チートで疑似ハーレム女王に私はなるぞ)の過程でフレンダを適当な感じで体に入れちゃった事、『ほのぼのらいふ のんびりしようぜ』のサービス停止の正式発表が不幸にも重なる。
こうして現実世界と仮想世界を股に掛けたフレンダとセイのサービス継続しようぜ作戦は幕を上げる。
過疎化が進んだゲーム世界でミスコンを繰り広げて見たり、現実世界の学校で署名活動にいそしみつつ距離を縮めるフレンダとセイ、そしてそれを妬むリア充崩壊連合(クラスメイト)の醜い争いと決して報われないクラスメイトとの純愛。
最終的にサービスは停止ではなく、新しいコンセプトにコンバート(仕様変更される)予定だったことを知り勢いで告白しちゃったフレンダとあんまりよくわかってないセイが結ばれた。
身体の件? 大団円の前に些細な事は気にしないのです。
偉い人にはそれがわかるんです。
ちゃっかりNPCの振りをして王女様になっちゃった天城真由子には。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 17:00:00
7232文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
ステラは没落令嬢。
今はもう時代遅れと揶揄される星見占いを行い、天体観測を続ける『星見伯』一族の娘だった。
戦争を予見できず、国土を狭めた星見伯は、かつての栄光を失い、身分だけが残った。
ステラは困窮する実家を救うため、そして王家に迫る危機を進言するため、王家との繋がりを手に入れようと、公爵の開いたパーティーに参席する。
そこでステラが出会ったのは王太子ヘンリック。
しかし彼は突然ステラの唇を奪い、婚約者であると公衆の面前で発表してしまう。
実家のため、国家のため、ヘ
ンリックとの愛のない婚約を承知するステラ。
王太子妃となるために彼女は王都で暮らし始めるが、彼女の行く先はトラブル続きで……。
4/23開始の『第十五回 書き出し祭り』に参加した作品の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 11:13:47
72805文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:176pt 評価ポイント:96pt
村の花屋の娘ミリィは、借金のかたに自分と結婚したいと言い出した隣町の若旦那から逃げるため、酒場で自分を売るという暴挙に出る。そんなミリィに声をかけたのは百年童貞《ハンドレッドチェリー》と呼ばれる奇妙なエルフ。
そのエルフ。ヴァルについていったミリィは、今度は全裸の女エルフであるメルを見て驚くことになる。
人間と何もかも違うエルフと、その中でも特に変人度が高そうな二人のエルフと一人の少女。
果たして、ミリィはどうなってしまうのだろうか?
第四回書き出し祭り。第四ブロック一位の
作品を改修して連載開始です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 04:47:33
16166文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
誰が狂っているのか。
誰が正常なのか。
そんなことはお構いなしに日常は進む。
日常など笑いに包まれていればいい。
日常など踏みにじられていればいい。
妹:それで兄さん、どんな話でしたっけ?
兄:僕らの日常を描いた超大作ラブストーリーだ。
妹:それ大丈夫? 兄さんって、そもそも頭おかしいわよね。
兄:大丈夫じゃないか、よく似た兄妹だと近所でも評判だぞ。
妹:そのご近所さん、明日遠くに引っ越すらしいわよ。
兄:まて、妹よ。その手に持っているモノを置いていけ。
妹:無理ね。引っ越
しは決定だもの。とにかく、あらすじ的な作品紹介はどうするの?
兄:ここで雰囲気だけ掴んでもらえれば問題ない。むしろ、これこそ本編。
妹:わかったわ。それでは超SFファンタジーラブコメミステリー『兄妹の中に妹が一人いる』、どうぞお楽しみください。
兄:妹よ、タイトルが全面的に違う上、何もかも間違っているぞ。正しくは『ぼくたちの男坂はケーブルカーでショートカット』だ。
妹:そうだったわね。確か神奈川県の大山が舞台なのね?
兄:あの男坂はきつい。作者の幼馴染みのM君はショートカット専門になってしまった。
妹:年って残酷だわ。
兄:そして、あそこのケーブルカー……(ページを捲る音)いや、出てこないかな……ぐふっ。
妹:出せよ。
兄:ナイスパンチだ、そして殴る相手は作者だろ(ガクッ)
メタ満載、ネタ満載。
ただひたすら兄妹と、兄妹を取り巻く謎な人々が織りなす単なる日常のお話です。
楽しんでやってください。
そして、狂気に包まれてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:00:00
7250文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
肥前文俊様主催、書き出し祭りにて「ネコマタと人里」というタイトルで書いたものの焼き直し版となります。
遥か昔に尻尾が二つに割れ、ここ数十年は人のいなくなった元集落にある、古い社を住処にしてたネコマタのミケ(雄)は、己の妖気にあてられ最近はとんと餌も見なくなった。
さすがに飢えるのは嫌なので、人里に降りることにした。
人里に降りたミケが繰り広げる大(?)冒険。
こちらは完全不定期更新となります。
最終更新:2021-12-11 23:00:00
11290文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:16pt
※第十三回書き出し祭り参加作品の改稿・連載版です。
「私、タヌキなんです」
マオと名乗った少女は事も無げに僕に告げた。
ここは静かな山の麓に建つ小さな大学の学生相談室。そこで僕はカウンセラーとして働いている。
ある日、僕の前に予約も無く訪れた少女は開口一番衝撃的な告白をする。
精神病の症状か、はたまた薬物による幻覚・妄想か……。内心焦り、医療機関への紹介を考える僕をよそに、マオと名乗った少女は平然と続けた。
「私の話を聞いてください」
自身をタヌキと語る少女と僕の不思議な面
接が始まる。
――僕が僕であるために、必要なのは「母殺し」だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 18:00:00
21677文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
「倉庫のトレース・ギアを私の元まで届けて欲しい。そうすれば、あなた達の面倒をみてあげる」
十三歳のミヨ、九歳のリップル。両親を無くした姉妹のもとに、その存在も知らなかった叔母から一通の手紙が届いた。
トレース・ギアとは全高約六メートルのロボットだ。父親が屋根の修理や、庭のもみの木にクリスマスの飾り付けをするのに使うところなら見たことがあった。しかし、こんな屋根修理ロボットなんか、持ってこさせてどうしたいんだろう?
そうは思ったものの、保護者になってくれるという叔母の申
し出は有り難く、二人は旅に出ることに。
少女二人での旅は決して生易しいものではなかったが、それでも行く先々には様々な出会いが待っていた。二人は一つ一つの体験から学び、成長しながら叔母の元へと向かうのだった。
第11回書き出し祭り参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 12:03:36
9391文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:30pt
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