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検索結果:1909 件
作:木野 八鉢(きの やはち)
ハイファンタジー
連載
N9799JG
湖の見えるベンチにイーダは座る。王宮に戻る前に、食べそこねたお昼をすますことにしたからだ。
1品目は肉の燻製をはさんだパン。口に含むと麦穂と牛肉が燃えてだいなしになったのを知る。ボリボリというパンにあるまじき食感が、午後に必要な気力を遠ざけて……。生産者たちの嘆きの声が、料理人の無遠慮な笑い声にかき消されていった。
「食べられるタイプの廃墟、かな」
魔王のまねをして、皮肉をひとつ。
2品目はマッシュポテト。ビーツと小さく切られた人参の葉が相席していてかわいい。
でも、食感は「ベチャ」だし、妙に硬いビーツが顎に入れる力加減を迷わせる。全体的に無味。「素材の味を生かした」という苦しまぎれのほめ言葉すら使う余地がないくらいに。
「……共同墓地」
紙につつまれた3品目を手に取る。小さく黒いグミのようなもの。日本で食べていたものよりも硬く、色も相まって強者感がすごい。舌の上に置くと広がる、独特な味。ダイオウイカの浮袋、古い時代の咳止め。自分の故郷では工業製品にも使われた、つまり塩化アンモニウム。
――これは食べ物じゃない。これは食べ物じゃない。食べても害のない、食べられるよう配慮された、食べ物以外のなにかだ。
なんとか飲みこみ魔界の食事に肩を落とす。腰にぶら下げた皮水筒に手をのばすと、横にならぶのは戦利品の入った袋。
開けて中を見る。暗い井戸のような袋の底から、いくつか指の欠けた右手が、こちらに手のひらをむけていた。
むやみに力を振りかざし、神様を馬鹿にし、この世界を踏みにじった『勇者』の体の一部。適切に保存されたそれから、新鮮な血の匂いが香る。
「あなたみたいな勇者がいるから、本物の勇者が迷惑するんだよ?」
怨嗟を吐く右手をイーダは笑顔で見下ろした。魔王たちが同じことをしたら、口の中へ他人の不幸でできた蜜の味が広がっただろう。
今自分はそうじゃない。けれど魔界の魔女として、ふさわしい言葉は知っている。
そう思った彼女は今日一番美味しいだろうそれに声をかけてあげた。
「ごちそうさま」と。
【作者より】
興味を持っていただき、ありがとうございます。
本作はローファンタジー風味のアンチヒーローものです。
第4回HJ小説大賞後期・2次選考突破作品
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 12:10:00
705296文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:28pt
ここは、人々が魔法と剣で生き抜く世界、アスラ。広大な大地には、平和な村々から、恐ろしいモンスターが潜む深い森や暗い洞窟まで、様々な場所が広がっている。
特に魔物たちが蔓延る地域は危険地帯として知られ、旅人や冒険者たちが日々挑戦し、そしてその多くが命を落としてきた。
だが、そんな危険な世界にも光がある。アスラには、魔法と剣術を極めた冒険者たちが存在し、その中には特別な力を持つ者たちもいる。
彼らは魔物と戦い、人々を守り、そして新たな伝説を作り出してきた。
その中で
も特に注目されるのは、アヤメ、ナツキ、ユキという三人の若き冒険者たちだ。
彼女たちはそれぞれ異なる力と特技を持ち、互いに助け合いながら、魔物討伐の旅を続けている。
彼女たちの目的はただ一つ。世界を脅かす魔王を倒し、世界一の冒険者として名を刻むことだ。しかし、彼女たちの旅路は平坦ではない。数々の困難が待ち受けており、彼女たちは時には屈辱にまみれ、時には互いに支え合いながら進んでいく。
これは、そんな三人の少女たちが織りなす冒険と成長の物語。
そして、彼女たちが世界を救うまでの壮大な旅路の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 11:17:01
1721文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「私、婚約破棄するから!!」
アーレン王国は魔法使いしか暮らせない国。魔力量によってレベル分けされ、それによって婚姻が決まっていた。
魔力量で決まった政略結婚に納得いかないアリシアは、アーレン王国から失踪する。
アリシアは気ままに旅をしながら、アーレン王国の王族問題を解決するために周りを巻き込みつつ、想いのままに突っ走る。
猪突猛進、少し我儘、我が道を行く……そして友達想いのアリシアは幸せになる為に思うがまま今日も行く。
冒頭の部分の婚約破棄は、される側ではなく、する
側です。
水曜日と土曜日の週2日更新予定です。曜日は前後する事があります。
※作者独自の世界観があります。
※最後は私なりのハッピーエンドですが、それまでに主人公は、何度か失恋します。失恋耐性のない方はご自衛してください。
※R18になる様な性的描写はないですが、妊娠、出産の話もあります。苦手な方は注意を。
※結婚、離婚、暗い話、すれ違い等もあります。
※別作品の半端者〜のフィリアの母親の話になります。
誰とハッピーエンドかネタバレしたくない方は半端者〜はこちらを読み終えてからにして下さい。時間軸はこちらが先の話です。
※主人公であるアリシアは異世界転生、転移者ではありません。
※この世界の成人は16歳ですが、現実世界とは異なりますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 09:14:56
107385文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
作:Karamimi
異世界[恋愛]
連載
N3393JG
公爵令嬢のキャリーヌは、婚約者で王太子のジェイデンから、婚約を解消して欲しいと告げられた。聞けば視察で来ていたディステル王国の王女、ラミアを好きになり、彼女と結婚したいとの事。
ラミアは非常に美しく、お色気むんむんの女性。ジェイデンが彼女の美しさの虜になっている事を薄々気が付いていたキャリーヌは、素直に婚約解消に応じた。
しかし、ジェイデンの要求はそれだけでは終わらなかったのだ。なんとキャリーヌに、自分の側妃になれと言い出したのだ。そもそも側妃は非常に問題のある制度だった
ことから、随分昔に廃止されていた。
もちろん、キャリーヌは側妃を拒否したのだが…
そんなキャリーヌをジェイデンは権力を使い、地下牢に閉じ込めてしまう。薄暗い地下牢で、食べ物すら与えられないキャリーヌ。
“側妃になるくらいなら、この場で息絶えた方がマシだ”
死を覚悟したキャリーヌだったが、なぜか地下牢から出され、そのまま家族が見守る中馬車に乗せられた。
向かった先は、実の姉の嫁ぎ先、大国カリアン王国だった。
深い傷を負ったキャリーヌを、カリアン王国で待っていたのは…
※恋愛要素よりも、友情要素が強く出てしまった作品です。
アルファポリス、カクヨムでも同時投稿しています。
どうぞよろしくお願いしますm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 07:10:00
106164文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:598pt 評価ポイント:234pt
私と君、いろいろと違う。
私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。
私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。
私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。
私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。
私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。
私はクラスで発言したことがない。なのに君はたくさん発言している。質問や回答、コメントなどをたくさん。
私は昼休み、だれとも話さず自分の席で本を読んでいる。なのに君は外で遊んだりほかの生徒と話したりしている。
私|+《と》君は違う。何もかもが違う。君が人間ならば私は何?宇宙人?ただの生き物?それとも人工知能?
私|+《と》君。何かと人間。暗い私と明るい君。何の関係もない私|+《と》君。なのになんで君が気になる?君に恋をしているから?君が好きだから?君が有名だから?
私は君が憎い?君を殺したい?君に殺されたい?わからない。でも私は君が気になる。気になってたまらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-05 07:00:00
26331文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
※現在毎朝 7:00 更新
身長170㎝、体重65kg、中肉中背で顔は目が大きいだけで特段特徴なし。
最近目立ち始めた白髪が気になるお年頃。
初めて読んだ小説は「仄暗い水の底から」。
ホラーが苦手なのになぜそれを読んだのか今でもわからない。
趣味は散歩、読書、映画鑑賞、アニメ鑑賞、妄想。
東京都内在住で好きな食べ物はペンネームの由来である金平牛蒡。
そんな筆者きんぴらが普段思うことを綴る読みやす〜いエッセイ。
短時間で読めるので通勤、通学、家にいる息抜きにでも読んで
いただければ(`・ω・´)d
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 07:00:00
1883631文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:254pt 評価ポイント:178pt
「俺も悪神倒しの仲間にいれてください!」
日本のどこにあるのか分からない不思議なとある村。
刺激のない平凡な日々を過ごしていた高校生の橘平は、雪の夜、森の近くで村の神社の跡取り娘・桜と出会う。
危険を冒してまで暗い森を目指す彼女の目的は、大切な人たちのために「悪神」を消滅させることだった。
橘平は桜から村に封印される「悪神」の存在、そして村の「おかしさ」を知り、自身も桜とともに悪神の謎を探ることを決意する。
大切な人たちのために自分を犠牲にしてまで頑張る桜。
大好きな人
たちを守るために他人と距離を置く向日葵。
美しい見た目と面倒な性格で苦労する葵。
将来の夢も好きなモノもない橘平は、彼らの姿に、生きることの意味や自分に欠けている感情を見出していく-。
村に伝わる不思議な力を操る桜たちと、普通に見えてちょっと変わった特技を持った少年が織りなす現代和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 06:58:48
177801文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:60pt
両親からさえ『出来損ない』と呼ばれた令嬢、リプカ・エルゴールは暗い日々を送っていた。
婚約者のハーレヴァンは、一顧傾城にして無類の才女として名を馳せるリプカの妹、フランシスを事あるごとに引き合いに出し、リプカを冷たく蔑む。
冷え切った関係の末に宣告されたのは婚約破棄。リプカは理不尽な宣告に顔を腫らしながら、性悪の妹が待つ監獄のような実家へと戻るのだが、そこで待っていたのは新たな縁談の取り決めだった。
持ち掛けられた複数の縁談。
首を傾げながらお相手に会ってみれば――。
お相手は、全員が同性!?
シスコンの妹、積極的な信徒、戦闘狂の鬼、恨みを持たれた怨敵、常識欠如のメカニック、元気いっぱいなお金持ち、まるで王子な王子様――。
思いがけず形成された、奇妙なハーレム!
百合の花が咲いたり咲かなかったり、奇妙な友情が生まれたり生まれなかったりなりなハチャメチャな日々が始まります!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 02:06:29
1122259文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:1756pt 評価ポイント:974pt
作:SOGEKIKUN
ハイファンタジー
連載
N9172JE
これはある傭兵とその仲間との思い出を辿る物語。
大雨の中大きな戦に参加していた熟練傭兵アンセムはこの戦が負け戦であることを悟り撤退を決意するも敵の追撃を受けてしまう。傭兵団の壊滅を察したアンセムは仲間を守るために自ら囮となる。
英雄の素質のあったアンセムだがあまりの敵の多さに力尽きようとしたときに洪水に敵共々巻き込まれアンセムは気を失ってしまう。
目を覚ましたときには暗い洞窟の中だった…。
できるだけ定期的に投稿できるようにするので頑張ってみます。初心者ですがどうか
暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 00:00:00
56121文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
ちっちゃくて可愛らしいマスコットみたいなスキルさん達。
ひたむきに冒険者に憧れ努力するアネット君は、中々スキルさんと仲良くなれませんでした。
それでも冒険者への道は諦めきれません。
そんなある日彼は一人のスキルさんと出会います。
その名は『盲目さん』・・・・
その日から彼の世界は暗い闇に閉ざされてしまいました。
この物語はそれでも冒険者を諦めないアネット君の、ゆるゆるとした奮闘の物語。
最終更新:2024-08-04 21:52:44
1192674文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:231pt 評価ポイント:53pt
仕事へ向かう通勤列車の事故であっさりと死んだ俺、斎藤樹。享年三十二歳。
まあ、死んでしまったものは仕方がない。
そう思いつつ、真っ暗い空間を魂のままフラフラ漂っていると、世界の管理官を名乗る神族が現れた。
そこで説明されたことによると、なんだか俺は、元々異世界の魂だったらしい。
どうやら地球の人口が多くなりすぎて、不足する魂を他の異世界から吸い取っていたらしい。
そう言われても魂のことなぞ、一市民の俺が知る訳ないが、どうやら俺は転生の待機列からも転がり落ちたそ
うで、元々の魂の世界の輪廻へ戻され、そこで転生することになるらしい。
そんな説明を受け、さあ、じゃあ元の世界の輪廻へ移行する、となった時、また俺は管理官の手から転がり落ちてしまった。
そうして落ちたのは、異世界の中心、神獣やら幻獣やらドラゴンやら、最強種が集まる深い森の中で。
何故か神獣フェニックスに子供を投げ渡された。
え?育てろって?どうやって?っていうか、親の貴方がいるのに、何故俺が?
魂の状態で落ちたはずなのに、姿は前世の時のまま。そして教えられたステータスはとんでもないもので。
これから俺は、どうなるんだろうか?
* 最初は毎日更新しますが、その後の更新は不定期になる予定です *
* R15は保険ですが、戦闘というか流血表現がありますのでご注意下さい
(主人公による戦闘はありません。ほのぼの日常です) *
見切り発車で連載開始しましたので、生暖かい目に見守ってくれるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
アルファポリスさん、カクヨムさんにも投稿しています。
*感想、誤字脱字機能は、終盤になったら解放を検討していますが、とりあえず久しぶりのなろうさんへの投稿なので最初は受付なしでいきます。申し訳ありませんがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 20:36:46
232223文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:1752pt 評価ポイント:794pt
魔力全盛の時代。大国エリシアは魔王軍との激しい戦いを強いられていた。衝突が起きるたびに残るのは、対戦の疲弊感と敗北に対する暗い感情、そして命を落とした者たちへの深い悲しみであった。
そんな中で発足した、大国エリシアの4大戦力のうちの1つ、ノワール。この部隊の戦い方には大きな特徴があった。それは、相手が魔王であろうと何であろうと、殺傷をしないことである。それを可能にしたのは、魔力が衰退した世界で新たに主流となった、精神の力、霊力。それを育むカギとなるのは、人間とのつながり
であった。
それから300年の時が経ち、16歳にして魔王の座に君臨した1人の男がいた。その男の名はアバウト。かつて最強と呼ばれた魔王が封印された地に生まれ、闇の世界の頂点を目指して生きてきた彼は、一晩のうちにアヴァロニアとシャングリスの二国を支配してしまう...ほどの力を持つ最強メイドを従え、直属の配下たちと共に魔王として生活していた。事実上、魔力全盛の時代以降最強といえる魔王として、彼は新たなる魔力の時代を築き上げる、はずだったのだが...。
「オレ、魔王やめるわ!」
わずか2年でその座を降りたアバウトは、禁断の魔法を発動して己の所有する魔力をすべて封印し、新しい人生を歩むことを決意した。その理由はただ1つ。青春という輝かしい経験を得るためである。齢18にして彼はようやく大恋愛や親友との絆といった一生モノの思い出を欲するようになり、いてもたってもいられなかった結果であった。
そんな中で彼に襲い掛かったのは、突然のピンチ。目が覚めれば戦場のど真ん中だったのである。大地をとどろく爆発音。早くも終了を迎えかけた彼を助けたのは、銀色の長髪をした浴衣姿の女性であった。
戦場に鳴り響くは大砲ではなく花火の轟音であれ。
きらめくは銃の発光ではなく大輪の雫であれ。
流れるは人々の血でなくロマンチックな空気であれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:14:30
4691文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校2年生の多岐希は新学期の始まりに、クラスメイトと共に空間の裂け目に吸い込まれてしまう。
着いた先は王宮や魔法陣など無い、暗い森の一本道であった。
状況も理解できないまま、大きな馬の魔物に追いかけ回されクラスメイトとはぐれてしまった多岐は、年老いたエルフに拾われて……
カクヨムでも投稿中
最終更新:2024-08-04 15:26:36
453682文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:110pt
港街アーデルバードは、漁業も盛んだが、ダンジョンがあることで有名な街である。ダンジョンは、地下に広がる洞窟状の迷宮だ。そこには魔物が住んでいて、それを倒して素材をはぎ取り、地上に持ち帰ると金になる。古代の魔法使いが作ったものと言われているが、詳しくは誰にもわからない。
浅層で小遣い稼ぎをする者、深層で己の実力を試す者、ダンジョンに挑戦する者に傷薬を売りつける者、街はダンジョン関係者で溢れていた。
働き口を見つけられなかった捨て子のパドマは、特例でダンジョンに入場すること
を認められた。誰にも期待されることのない薄暗い場所での金にならない仕事だった。だが、そこで少女は、ささやかな楽しみを見つけ、躍進していく。
奇跡の新星パドマとして、時に憧れられ、時にからかわれ、危険なことなど何もしたくないのに、力づくで深階層に挑戦させられる物語り。
最後まで書き上げることができたなら、最奥を覗くかもしれないし、全然関係ないベクトルに乗ってしまうかもしれない。物語りのラストは、きっとフライパンは活躍しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 15:16:07
614529文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:100pt
20年前、バスティア王国では悪しき幻霊魔法使いに対する処刑が行われました。
かつて幻霊魔法使いに陥れられ、悪役令嬢として名を汚された女性が王都に戻り、王子と再び結ばれました。
20年後、両親の顔を見たことのないピノは、幼い頃から優れた魔法の才能を持ち、バスティアの王妃の護衛として育ちましたが、ある事故で職を解かれます。王妃によって最高の魔法学校で翡翠学院に送られたピノは、そこで2人の友人を知ります。
1人は、潮国の王女である珊瑚で、元奴隷の父と類似した容姿のために国内の貴族
から排斥され、将来に迷っています。
もう1人は、閉鎖的な国で育ち、魔法について何も知らない「花葉」という新興の衣料品店の店主の姪である夜星です。彼女は、女性の床を引く長いスカートを5センチ短くすることを主張しています。
学院の魔法戦大会が開催される間、彼女たちを取り巻く陰謀、戦い、そして彼女たち自身が知らない暗い過去が徐々に明らかになっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 13:07:02
73266文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
作:和埜々 とらまる
ハイファンタジー
連載
N3013IA
中年女性の朝宮ゆきは父母を最後まで看取り、ひと段落したと思った途端に自分自身の体調を崩してしまう。
重い体で会社へと向かう途中、突然足元に暗い穴が開き不気味な集団に引きずり込まれる。
落ち行く暗い穴の中で救ってくれたのは、異世界、時空の狭間、地球の三柱の神だった。
本来であればあとニ巡で眷属神となる筈だったが、時空の狭間で命を落としたため地球の輪廻には戻れず、時間の概念のない時空の狭間では輪廻転生は叶わないと告げられる。
だが、半神半人として自分が創造した時空に降臨し、世界を
巡り、出来る範囲の役割を果たして欲しいと異世界の神に頼まれた。
うん、やるしかないか。女は度胸!
時空の狭間の神からは健康な体、異世界の神からは強さ、地球の神からは良き縁を結ぶ力をいただいて、異世界の神が創造したフェリアに降臨するのだった。
………って、え?!幼児からなの?
最強の仲間達と出会いつつ、幼児は楽しく世界を巡る。
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物凄い邪悪な敵は現れません(たぶん)。主人公の恋愛要素はありません。
深刻で重い内容はありませんが、時々残酷…かもしれません。
ほのぼのと旅行する幼児を見守っていただければ幸いです。
書き溜めた分があるので最初はペースが速いかもしれませんが、基本的に不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 12:27:20
832164文字
会話率:41%
IN:1pt OUT:3pt
総合ポイント:3214pt 評価ポイント:1710pt
パッと目を開けたら薄暗いビルの通路に立っていた私。
見たことない景色、全く違う自分、明らかに異質な空間。
おおおお!これは夢だ!
早々に夢と自覚した私はこの物語を堪能することにした。
やけにリアルだなと思うこともあったが、ホラー系アクションに大興奮。
この世界は異世界の神が侵略してくるとあって、それに対抗した組織があり、異能の力も備わっているという設定だ。
ビルの中でアメミットの祠堂と出会い、生贄になっていたカミナシの津賀留を救出。
禍神の侵略を阻むミッションを無事にクリアし
てめでたしめでたし!
さあ、ストーリーは終わった。
あとは夢から覚めるだけ。
……だったはずが、夢から覚める気配はない。
まさか、今までの出来事は現実?
でもここは私の住んでいた世界じゃないけど……、
だって私は……
あれれ?
私は一体誰なの?
□補足□
侵略者は世界の神話の神様やモンスターを参考に創作しています。
クトゥルフ神話は省いています。
・
同作品をカクヨムに投稿しています。
・
(前書き後書き本文、文章の問題や、誤変換、誤字脱字などのミスがあればその都度訂正しているので頻繁に改正が入ります)
(文章の抜けや間違いを発見するの遅いです。辻褄が合わない場所があったらこっそりお知らせください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 10:10:00
482679文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:76pt
暗い部屋に五年間引きこもっていたナギは、とうとう外の世界に出る決意を固めた。居心地のいい部屋への未練を断ち切り、必死になって外の世界を目指す。彼がやっとの思いでたどり着いた先は、静かな夜の林だった。
外の世界の広さを知ったナギは、本能の赴くままに歌を歌い始める。広い世界にたくさんいる仲間たちに、自分の歌を聴かせるためだ。ところが聴衆は、一向に彼の歌に振り向いてくれない。
彼は挫折の末、半ばヤケになっていた。そんな彼の歌を聴いて、ひどい悪態をつく小柄な男。ナギと男は口論と
なるが、ある言葉をきっかけにいざこざは意外な方向へ……。
果たしてナギは、念願を成就させることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 09:00:00
4840文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
第三王子に影武者が4人と妃がそれぞれ5人
季節は夏に向かって、でも宮は暗い
月姫から結姫に視点が変わって、宮も少しずつ変わっていく
最終更新:2024-08-04 06:00:00
7223文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
縫製工場をクビになり、退職金代わりにと盗んだウェディングドレスを担いで走っていたリアムがセレブなイケメンヴァンパイアとガチ当たり、大切な牙を折ってしまった。しかしなんだかんだで気に入られ雑用係から主様付きの執事妖精にまで出世、気弱で暗い主様を立派なヴァンパイアにするため日夜奮闘するうち、主様がお金よりも大事な存在になってしまう。
※コピー、模倣、転載、アイディアの盗用、シーンの抜き取り、プロットへの転用、全て固くお断りします(特にシナリオ界隈、書き手の方、作家モラル推奨でお
願いします)
※テンプレ設定物語ではありません、1次創作のオリジナルストーリーです
※ストレス展開多い予定
※著作権は放棄しておりません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 01:10:00
3109文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
偏差値の高い国内有数の私立小中高一貫校、煌凌学園に通う冴えない男子高校生の淺川愁。
後ろめたく暗い過去を持つ彼はある一人の美少女に出会い、その人生が大きく動き出すー!?
最終更新:2024-08-04 00:00:00
41048文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:布団から出られない
ローファンタジー
連載
N1367HT
須狩救はごく普通の学生だ。毎日朝6:00に起床し、身だしなみを整え、朝食を食べ、学校へ通う。校内では友人や彼女と何気ない青春の日々を送っている。親がいないことや一風変わった妹を持つことを考えなければ何の変哲もないただの学生だ。
そんな彼は今普通と言える状況ではない。きっかけは帰宅途中に少し近道を通ろうと路地裏を通ってしまったことだった。気づけば辺りは暗い。あろうことか彼は路地裏で迷ってしまったのだ。別に普段通らない路地裏を通ったからではない。彼は普段から日常的に路地裏を使っ
ている。では何故迷っているのか、簡単だ。
普通ではないことが起こったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:03:55
17938文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
なんかよくわからんが貞操逆転世界に転移しちゃった!
よーしもうこうなったら配信者になってちやほやされるぞー^^
基本的に出てくる女の子は皆ヒロインになる可能性を秘めてます
暗い話は書かない可能性が高いのでずーとほのぼのしてます
最終的には出てくる女性全員幸せになります(主人公も含め)
最終更新:2024-08-03 15:03:58
40938文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:2152pt 評価ポイント:868pt
作:やまね みぎたこ
ハイファンタジー
連載
N6466IU
「私じゃなかったのか…」
私を見てそう呟いたのは真っ黒なドラゴンだった。
力強く巨大な黒龍の卵から孵ったにも関わらず人に近い見た目で生まれた主人公が寿命を迎える直前の母から託されたのはこれから起こるかもしれない自分を倒されるべき悪役とした物語の「予言」と生きなさいと言う願い。
なので予言を変えるために倒される前に主人公を保護しようと試みて無事に成功!
家族のように同じ時間を過ごし、もう殺されることはないだろうと油断をしていたのが悪かったのか予想もできない形で死を迎えてしま
い…!?
ここで終わってたまるかと精一杯もがいた結果…次に目を覚ましたらなんと薄暗いお屋敷で人間の赤ちゃんとして生き返ってしまった!!
今度こそ死んでたまるかと決意したのもつかの間…様々な問題が降りかかってきて…そうして幼女となったドラゴンは真っ赤な髪の傷だらけの女の子と出逢う。
彼女がもたらすのは生きるという願いか、死ぬという呪いか。
これは物事をあまり深く考えない幼女ドラゴンが歪んだ世界でとりあえず生きてみる…そんななんでもないお話。
基本的に主人公が何も考えていないので世界観シリアス寄り、主人公ぽけ~…で進んでいきます。
最低週一回の更新を目標でやっていく予定です。(調子が良ければ増えます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 07:00:00
306953文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:1132pt 評価ポイント:632pt
夜の国――
かつて神話の時代。醜き争いにより太陽を失い、永遠の暗い夜に閉ざされたこの国には、他国より罪人が流されてくるナナシの港が存在していた。
荒くれ者が多いナナシの港で愛犬とともに夜警を名乗り、治安を守っているニラムはある日、他国から追放された一人の少年を拾う。
これはナナシの港を舞台に繰り広げられる、少女と愛犬と仲間たちの日常を書いたお伽話。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは
一切関係ありません。
※ノベルアッププラスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 17:50:54
29049文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:40pt
暗い過去から、自らの人生に疑問を持つ女子高生、レイ。
憧れを追いかけながら毎日を楽しんでいる女子高生、ヒナタ。
そんな真反対な二人の共通の趣味は――
フルダイブ型ゲーム、FOV。
レイは超人的プレイヤーとして。
ヒナタは見る専として。
立場も性格も遠く離れた二人は、偶然に偶然が重なったことで行動を共にするようになる。
お互いを知っていくことで、
決して交わることのなかった世界が交わるとき、
彼女たちを取り巻く日常も少しずつ変わっていく。
そして、やがて”自分になかった
もの”に気づいていく。
失ったままの者と創造し続ける者。
意図せぬ出会いが、彼女たちの運命を動かす――
「ゲームが舞台」とありますが、現実世界でのシーンも多いです。
登場人物の視点が次々に移っていく形式になります。それぞれ〈〉の中に記載されている名前の人物の視点で描いています。
「ノベルアップ+」、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 09:45:38
631088文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:220pt 評価ポイント:160pt
村中に暗い不安を生んだ、嵐の夜。
少女は空に、黄金を見る――
嵐の夜から数年後。あの日見た輝きに憧れる少女は、母親の心配を振り切って森を冒険する。
遠い日の記憶を頼りに、木々をかき分け森の奥へ。
やがて辿り着いた、不思議な輝きに満ちた洞窟で。
彼女は眠る黄金の竜を発見した。
少女と竜の御伽噺が、今始まる。
※個人的にスクロールだと、一字下げのギザギザが綺麗じゃないと感じてしまったり、単純に見失ってしまったりするのでしてません。
最終更新:2024-08-02 09:20:00
96866文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
飯島 小夜田は大人気VRMMORPGである、『インフィニア・ワールド』の発見されている裏技を全てフル暗記した唯一の人物である。
彼が発見した裏技は1000を優に超え、いつしか裏技(バグ)マスター、などと呼ばれていた。
ある日、飯島が目覚めるといつもなら暗い天井が視界に入るはずなのに、綺麗な青空が広がっていた。
周りをみると、どうやら草原に寝っ転がっていたようで、髪とかを見ると自分の使っていたアバターのものだった。
飯島は、VRを付けっぱなしで寝てしまったのだ
と思い、ログアウトをしようとするが……ログアウトボタンがあるはずの場所がポッカリと空いている。
そして飯島は瞬時に察知した。
これ、『インフィニア・ワールド』の世界に転生したんじゃね?
と。
一応ステータスなんかを見る事はできるので見てみると『Lv1』となっていた。
かつては裏技で『Lv10000』とかだったのに……と、うなだれていると、たまたま近くに大きな石があるのに気付いた。
確かこれでできる裏技あったなーと思ったその時、飯島に電流走る!
もしもこの世界がゲームの世界ならば、裏技も使えるんじゃね!?
そう思った飯島は即行その大きな岩に向かって走るのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 08:10:28
460887文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1142pt 評価ポイント:570pt
激しい嵐が海辺の町を襲い、町の高校の生徒たちが屋内に取り残された。嵐が同時に広範囲にわたる停電を引き起こし、その日はすべての学校活動が中止になったため、状況はさらに悪化しました。
一部の生徒が家に帰る方法を模索する中、学校の外では暗い影が迫り始めていた。
雨の白いカーテンの下、外から血に染まった手がホールのガラスに押し付けられていた。
そのとき生徒たちは家に帰れないことを悟った。
そしてその時、橘花は幼馴染に謝る時間があまり残っていないことに気づいた。
最終更新:2024-08-01 19:29:13
105666文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
魔力全盛の時代。大国エリシアは魔王軍との激しい戦いを強いられていた。衝突が起きるたびに残るのは、対戦の疲弊感と敗北に対する暗い感情、そして命を落とした者たちへの深い悲しみであった。
そんな中で発足した、大国エリシアの4大戦力のうちの1つ、ノワール。何であろうと殺傷をしないという戦い方を可能にしたのは、魔力が衰退した世界で新たに主流となった、精神の力、霊力。それを育むカギとなるのは、人間とのつながりであった。
それから300年の時が経ち、16歳にして魔王の座に君臨した1
人の男がいた。その男の名はアバウト。かつて最強と呼ばれた魔王が封印された地に生まれ、闇の世界の頂点を目指して生きてきた彼は、1晩で2国を我が物とする最強メイドを従え、新たなる魔力の時代を築き上げる、はずだったのだが...。
「オレ、魔王やめるわ!」
わずか2年でその座を降りたアバウトは、禁断の魔法を発動して己の所有する魔力をすべて封印し、新しい人生を歩むことを決意した。その理由はただ1つ。青春という輝かしい経験を得るためである。
そんな中で彼に襲い掛かったのは、突然のピンチ。目が覚めれば戦場のど真ん中だったのである。大地をとどろく爆発音。早くも終了を迎えかけた彼を助けたのは、銀色の長髪をした浴衣姿の女性であった。
戦場に鳴り響くは大砲ではなく花火の轟音であれ。
きらめくは銃の発光ではなく大輪の雫であれ。
流れるは人々の血でなくロマンチックな空気であれ。
1人の元魔王の青春への物語が、平和への思いを胸にほのぼのと紡がれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 18:03:13
18314文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
モダンホラー、幻想文学で人気を誇る若手作家『有坂 雪人(ありさか ゆきと)』。
心を抉る理不尽な作風と自身の仄暗い美貌で人気を博しながらも、何処か人を拒む雰囲気を醸し出す雪人が唯一心を許しているのは、編集長の一人娘である『久遠寺 讃良(くおんじ さら)』。
しかし讃良は実父から虐待を受けており、それを知ってしまった雪人は彼女を救うために連れ攫う選択をするが……。
※この作品はフィクションです。実在する人物、団体、事件等に一切関係ありません。
※この作品には児童虐待や精神疾患
に関する描写が多く含まれますが、それらの揶揄や推奨等の目的は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 17:10:07
18205文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「突然あらすじを任せるって言われたんだけど、どうしたら!?」
「いや、そこは姉ちゃんなんだから頑張ってよ」
「普段ポンコツ扱いする癖にこんな時だけずるくない?」
「お姉ちゃん、頑張って!」
「えっと…私たちが異世界に召喚されてなんやかんやあって、現代に戻ってくるよ」
「説明へたかっ!」
「やらせといてひどい!」
「もっとこうあるじゃん。召喚されるのが日常で、それが当たり前になってた時に事件が起きる!とかさ」
「事件なんてあったっけ?」
「お姉ちゃん…」
「姉ちゃん…。自分の事
でしょ?」
「…あぁアレの事かー」
(こんな感じのゆるーい姉、妹、弟三人が、現代と異世界でドタバタするコメディだよー)
「まぁあれだよ、暗い展開とかはないし、あったとしてもぶっ壊していくからね!」
「姉ちゃんならそれができるのが怖いよね」
「なんてったって元〇〇で元〇〇だもんね、お姉ちゃんって」
(ネタばれ禁止ー!伏せとかなきゃ。ボクが誰かって?そのうち分るからお楽しみになのー)
「そんな訳で本編も楽しんでいってね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 17:00:00
1922546文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:802pt 評価ポイント:410pt
作:サイユウトン
現実世界[恋愛]
連載
N2461CT
気弱で冷めている故か、学校でも存在が薄く目立たない黒沼乃有真(くろぬまのありま)
密かに憧れを抱いている人はいるも片隅で眺めるだけ、高校生になったものの何も変わらない、変われる訳がない...... 陰鬱とした思いで毎日を過ごしていたそんな折、ある転機が。
放課後、教室で一人居残りで宿題をしていたのち一段落がついた所で顔を上げると辺りは薄暗くなっていた。さすがに誰もいないか、と薄暗い教室内を見渡せば男子の注目の的、もとい自分の憧れである女子生徒(芽森文音)が居残っていたことに
気づく。彼女は気持ち良さそうに寝ているが時間が時間だ、起こした方が良いのかどうか迷うものの......
『――明日の昼休みに理科室にきて――』
主人公にならざる者、黒く滞っていた彼の日常にある変化が訪れゆく。
(雰囲気に重きを置き執筆しています。ラブコメの主人公ではなく、その友人でもなく、クラスで目立たない男の子による恋愛物語です)
#投稿は未定で不定期更新です
PS、ブックマーク(pt評価)して下さった方ありがとうございます。
指摘感想を受けました故、誤解を招かないようタグ内にアンチテーゼと追記。
詳細は活動報告にて記載いたしました。
目を通して頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 15:37:32
665262文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:415pt 評価ポイント:135pt
ここは魔法が使える世界。
魔法が日常に溶け込み、人間以外にも高等生物が存在する不思議な世界。
それぞれの生き物が共存し、平和に暮らしている世界にも厄災の影があった。
その厄災は圧倒的な力で世界を破壊する。
それでもなお、逞しく生きていく人間たち。
それは、その厄災に立ち向かう英雄たちの勇気に支えられてのものだった。
そんな中、両親の影響を受けた主人公ヒッカは、魔導士を目指し、日々鍛錬を積む毎日を送っていた。
代わり映えは無いが平和な日々。その日々に忍び寄る暗い影。
とあ
る生物との邂逅がヒッカの日常を変える。
そして静かに回りだした運命の歯車によって、いつしか大きな戦いの渦に巻き込まれていく。
厄災との戦いの狭間に「確かにいた」とされる英雄たちの戦いとは?
主人公ヒッカの冒険の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 07:18:41
309115文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:24pt
ある悩みを抱えた人々を中心に、陰ながら噂になっている店がある。
訪れた者曰く、その店には客の欲しいものが必ず揃っている、という。
どうしても失くしたくなかった大切なものや、もう失ってしまったと思っていたかけがえのないものが、その店では見つかるらしい。
アストノズヴォルド帝国の城下町・フォルトゥナの端の端。地図にも載らないミセリア地区の入り組んだ路地の奥。誂えたような行き止まりの先。
一見したところ、これといった特徴のないように見える二階建ての建物。
汚れ
のない灰白色の壁、落ち着いた光沢のある青銅で出来た円蓋状の屋根。薄暗い路地に不釣り合いなほど綺麗な装飾の看板が目を惹く。
『ミラージュ・ドゥ・シュヴァルツ』
店主は、透き通った白銀の髪に柘榴の瞳を持つ美しい女性。
そう、ここは人の心を守る魔導具店。
___今、物語が幕を開ける。
これは、ある一人の少女による、あいをいかして、あいをわすれて、あいをころす、そんなあいのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:57:42
71712文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
暗い気持ちを抱えている20歳のハナは、路上に座りこんでいたところを同い年のショウに声をかけられ、ついて行った。
最終更新:2024-07-31 21:39:29
1977文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
久瀬 恭介(くぜ きょうすけ)26歳。
20歳の時に社会人としての重圧に敗北した彼は、それから6年間ニートとして自堕落な日々を過ごしていた。
現実の非情な秩序に立ち止まり、流れに取り残されるように引きこもる。
辛いことから逃げ、夢を失い、何のために生きているのか分からない。
それでも世の中は様々な責務を突きつけてくる。
「異世界転生……本当にそんなものがあるなら、俺は変われるんだ」
あるはずがないものを妄想をして、強く現実逃避をする毎日。
そんなある日、突然の強い睡魔に
襲われた恭介に謎の声が響く。
「……おい……嘘だろ? こいつ、生き返ったのか?」
混乱する恭介をよそに、周りはざわめきに包まれる。
やっとの思いで目を開けると、そこは見慣れた自分の部屋ではなかった。
石レンガに囲まれた薄暗い牢獄。人の形をした巨大な狼。
異形の世界が目に映り、頭に過ったのはネット小説で読んだ異世界転移の物語。
理解できない現状に困惑が頭を支配する。
強く異世界転生を願ったからなのか、恭介は本当に異世界へ来てしまったのだ。
貴族達による審議の末、恭介は大監獄ベルバーグに収監されることとなる。
そこは数多の種族が混濁し、毎日のように争いが勃発する最悪の牢獄。
そんな監獄で生き抜く唯一の希望は、突然身につけた転生恩恵【理解力】であった。
数々の降り注ぐ災難に、恭介はこの異世界で生きぬくことができるのだろうか。
恭介の一風変わった異世界生活は、のちに異世界を大きく変えていくのであった。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:18:09
172189文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:290pt 評価ポイント:174pt
ここはどこだろう。宵に満たされた暗い荒れた夜道を母が私の手を引いて、どこかに連れてく。ザァーザァーと鳴る雨の中。水で重くなっていく、ボロボロの服に気持ち悪いと感じながら、母はどこかに連れてく。視界が雨のせいで見ずらい。
連れて行かれた場所は寂れた寺の裏の林だった。私は母に木に投げ飛ばされた。母は首を締め付けきた、両手で。母の痩せ細った手の温度を感じながら締め付けられていく、冷たかった。ヒュッという呼吸が口の中から吐かれていく。母の目を見た怖かった。私は抵抗したが小さな私の手
では何もできず、やがて手に力が入らなくなり土を触った。私は土をもがいた。ドンドンと視界が閉じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 17:31:39
7437文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
上級生とのトラブルにより停学処分になっていた俺は、放課後の廊下で学園の姫ことタチバナミキから突然連絡先の交換を求められる。誰もが認める美少女である彼女は、ちょっとした問題児である俺とはまるで接点がない雲の上の存在。
なにかの勘違いだろうと思いながら、俺は帰り道に男子トイレに立ち寄った。
するとそこでは、タチバナミキが数人の男子生徒を前に怪しげな集会を開いていた。薄暗い部屋で微笑んだ彼女は、かの学園のお姫様とは少し様子が違って……。
カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2024-07-31 00:10:00
121505文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:1068pt 評価ポイント:470pt
少年が目覚めたのは妖怪屋敷だった。
最初は驚き怯えたものの、優しさと強さに触れ、助けてくれた天狗の高遠に弟子入りする。
立派な天狗になる。家族を守るために。
彼が天狗の弟子として歩み始めた頃、外の世界は静かに軋み始めていた。
和風世界観で紡ぐ、数奇な運命を辿った少年が、誰もが認める大物になるまでの成長のお話。
大筋を書くとほの暗いですが、頑張る主人公を見守る師匠に兄弟子、館にいる師匠の配下もが親馬鹿です。ちょいちょいコメディ入ります。
更新お待たせして申し訳ありません。
本業多忙に加えてアクシデントがいくつか重なったため、更新頻度大幅低下中ですが、打ち切りはしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 21:51:46
1119019文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:351pt 評価ポイント:177pt
舞台は謎の侵略生物の襲来により終わりを迎えようとしている今どきありがちな世界。そこに生きる人々と、哀れにもそんな先の暗い世界に転移させられた人々が、力を合わせたり足を引っ張り合ったりいがみ合ったりしながら、世界の存亡をかけて闘争する。
これは、その戦いの渦中で一際強く輝いた少女の話。に、なる予定。
とあるゲームのサービス停止を受け、この大好きな作品から自分なりに何か残したいと思い書き始めた今作、ゲームのサービス再会により自分の中で変に浮いた存在になってしまいました
。
まあ、書いてる内にまたサービス終了するでしょうし、のんびりと続けます。完結まで何年かかるんだろうね。わたしにもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 18:37:55
1031694文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:30pt
作:さくら あきと
ハイファンタジー
連載
N7634IA
出会えた日本が世界に誇る最高の文化、ラノベ、漫画、アニメを堪能する少年、秋花恵(あきはなけい)は今日も今日とてその文化にドッぷりハマるため、自室のドアを開けた。するとそこに広がったのは見慣れたヲタク部屋ではなく、薄暗い洞窟のような場所。恵は一瞬で理解する。これが異世界転移だと。
最終更新:2024-07-30 02:30:09
56527文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:18pt
ただ混血だと言う理由だけ天界を追放された少女いた。七つの時、彼女は翼をもがれ堕天する。
それでも堕天した先の小さな村で優しい人々に拾われて長く知らなかった愛情とその温もりに触れ、人として生きていけると、この先も幸せに生きていけると……思っていた──
今日、腐った世界は彼女の思い描いていた未来を嘲笑い、蹂躙した。その先にある暗い深淵を見せつけ、そこに蔓延る狂気が澱む。
間もなく訪れるのは滅びの前触れ、三度の回生がその凶兆──
──故に、白い少女は謳う……
「創
まりの世界を喰らいし我らが『神』よ」
脆く憐れな一人の少女が神に至り、そして斃びるまでの物語り──
いつか、いつの日か盛大に踏ん反り返った世界に目に物見せるため……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 15:25:48
897252文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:28pt
初めての彼氏との誕生日デート中、彼氏に売られた私は、貞操を守るため、展望台から飛び降りて・・・
気がつくと、薄暗い洞窟の中で、よくわかんない種族に転生していて、2人の子どもを助けて、一緒に森で生活することになりました。けどその森が、誰も生きて帰らないという危険な森で・・・
出会った子ども達と、謎の種族特有の成長能力を駆使して、危険な森で快適な生活を目指します!
ーーー
所謂、異世界転生ものです。初めての投稿なので、色々不備もあると思いますが。軽い気持ちで読んでくださると
幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 13:03:30
945324文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:8066pt 評価ポイント:4096pt
平野美咲は銃乱射事件に巻き込まれて命を落とした。
あの恐怖と共に目を覚ました彼女は赤子に転生したのに気付く。
だがその赤子は目も見えず何も聞こえなかった。
生まれた時から親どころか親戚が居なく、ずっと児童養護施設で育った前世。
トラウマを植え付けられ、苦しんで死んだ前世。
「たとえ目が見えなくても...耳が聞こえなくても...今度は、今度こそは幸せに生きたい。」
そう彼女は心に誓った。
最終更新:2024-07-29 12:10:00
15546文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
作:負痛乃 忍幻
ヒューマンドラマ
連載
N5917JI
頭良さげで馬鹿馬鹿しい、
強そうで脆い、
明るくて暗い、
常識人そうで変人、
面白くてつまらないお話です
最終更新:2024-07-29 02:41:55
929文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて世界を統べていた竜は四肢を持ち、手足があった。
その竜を退け建ったとされる王国ニブルヘイム。
太陽のような黄金の髪を持つ国王、ニブルヘム・リーヴ。
仕える騎士の名はグラム。
暗い髪の色の少年は、王に拾われ騎士となった。
魔法はないが剣と祈りはある世界。
国のための奇跡を祈る教会のトップ、祈国局。
彼女の名はヴァナルガンド・ヨルズ。
聖なる存在、白髪の聖女様。
これは聖剣の前日譚。
三人の話。
最終更新:2024-07-28 13:48:23
56445文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
女子高生、勇者、魔王として転生を繰り返してきた彼女は、今度はイーシャ・オルフェという名で新たな人生を歩むことになる。悪役令嬢としての役割を楽しむつもりだったが、彼女を待ち受けていたのは予想外に過酷な環境。
この新たな世界で彼女は前世の知識と記憶を駆使し、この世界の謎に立ち向かう決意を固める。しかし、陰謀や裏切りが渦巻く中で、彼女の運命は大きく揺さぶられる。
悲惨な状況からの脱出を目指し、イーシャは強敵や難関に立ち向かいながら、自分自身の真実を探し求める。彼女の物語は、ただ
の悪役令嬢としての生活にとどまらず、壮大な冒険と自己発見の旅へと発展する。
この物語は、転生者の力を駆使して困難に立ち向かう彼女の成長と、暗い運命に抗う意志の強さを描く。イーシャの前には、未だ解き明かされていない多くの秘密と挑戦が待ち受けており、彼女の物語は新たなクライマックスに向けて動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 11:24:22
10124文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
舞台は23世紀の未来。進行性の遺伝子疾患で死を待つばかりだった一人の少女は、ある日突然戦闘用サイボーグの身体を与えられ、独立闘争の続くシリウス星系との戦いに身を投じることになった。
運命のいたずらが導く苛烈な日々のなかで、少女は自らの運命を切り開くべく、もがき苦しみながらも成長していくのだった。
理解しがたい組織の理不尽さ。暗い過去を背負った仲間たち。容易く人を殺められる凶暴なまでの戦闘能力を与えられ、その力におびえる彼女は誰にも見えない涙を流す。なぜ、こんな事に……
と。そして彼女は宇宙軍海兵隊将校エディ・マーキュリー少将と出会う。彼女は直感した。この出会いは運命だと。
全ての終わりと出会うその日まで、彼女は救いの無い闇の中を彷徨い続ける。自分自身を滅ぼしかねない、その凶暴な力と同居しながら。
近未来の地球と太陽系を舞台にしたスペースオペラ。その出演者となった自分を呪いながら、薄幸の少女が成長を遂げ幸せを掴んでいく物語。軍隊という特殊機関の中で特殊な青春を送っていく人々の群像劇です。
シリウス戦記シリーズ エピソード3
この物語はエピソード1の約50年後が舞台になっています。
※何度かタイトルを変更しております。
※本来ここで語られる筈だったストーリーを別立てにして公開中です(http://ncode.syosetu.com/n8949cg/)
※一身上の都合により全くの不定期で更新中です。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 00:00:00
2211256文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:801pt 評価ポイント:283pt
宇宙に存在する人類と交叉可能星人達とのハーレムで、フォームチェンジ! この光叉転写体デーナならば、できる。それは人類の遺伝子の継承を体現し、ゲノム再生をともに導いていく銀色で表現された巨人。あらゆるすべてに近い人間のDNAをつなぎ合わせ、二十メートルにもなった巨大であり、一つの人体となったヒトゲノムのモデル物質。人類ゲノム再生モデル化計画の核であり、人と交叉対称になる御相手や生物の判断とその場合における、継承される遺伝子の変化を巨大な体の物質に転写することができるようにつくら
れていた。なぜならば、滅亡する人類をつくりあげるゲノムを残すため、そして新しく再生するために、その体の元にある愛情含むすべてをともに人体内の複座席操作で表現し、理解を持ってして、モデル物質を受け取とることを彼女ら含めて、宇宙に存在する多くの生命に願い、期待するのだ。未来を残すことに代わりはない。地球は増えすぎた人間ががん細胞となり、惑星の核を急激に侵食し、保てなくなった重力が、地球上すべての生物や移住可能惑星、衛星を暗い宇宙の中に閉じ込め、もはや押しつぶされる寸前であった。だからこそ、すべての人類ゲノムを一つの体に折り畳み託し、人工知能の船とともに打ち放つことを計画した。わずかな隙間の太陽軌道に小さい衛星を乗せ、巨大なモデル人体をつくりあげることが希望となった。作製段階でその巨体が発する電磁波による探索は可能か、宇宙へ放出するために、生きた人間の細胞分裂限界回数及び保存状態を調べることになった。極限まで遺伝子を作り上げたタンポポ・タネという一つの命の人間にサンプル細胞を持たせ、探索データ収集と人体の遺伝子寿命を体で確かめるために宇宙へと向かわせた。サンプル細胞のデータと自分の限界回数を超えて、電波の探索で花美人であるカベン人のカシアをも連れてくる成果であったが、地球はもう終わっており、二体の巨人がすでに放たれていた。最後まで残った遺伝親のジン・ハナサカから、デーナと探索してきた細胞の組み込み、カシアとの複座操作による強い遺伝粒子の発信の発現、そして再生の使命を授けられた。これにより、ゲノム再生の道がより明るく照らされ、遠い銀河の惑星にいるバイザー人の女の子の発見と複座でモデルをフォームチェンジさせ、その体を使い、大量発生、突然変異クラゲ危機の彼らを救い、認められた。そして、また旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 23:07:19
177360文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
検索結果:1909 件