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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:35 件
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中国四大奇書のひとつ「水滸伝」をリライトした小説です。
百二十回本をベースとして、オリジナルの解釈も加え、原典ではあまり活躍しなかった登場人物にもスポットライトを当てております。
時は北宋、徽宗皇帝の御世。政治の腐敗が極まり、民衆が悲鳴が絶えない時代。運命によって梁山泊に集まる百八人の好漢たちの戦いを描いていきます。
下記のサイトでも連載中。
http://goemondo.wix.com/suikoden
最終更新:2024-07-21 11:02:47
1158274文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:262pt 評価ポイント:98pt
大学の文芸サークルに所属する藤家周也は、夏休みを利用して友人達とともに川遊びに出かけていた。
4人は川に浮かべたボートに乗り、のんびりと佇んでいた。
周也は川岸の岩肌を眺めながら、遥か昔、中国北宋の詩人蘇軾に思いを馳せて、赤壁の戦いが見たいと呟く。
それから少しして突如大雨が降り出し、周囲に濃霧が立ち込めた。
慌てて岸に戻ろうとした4人だが、みな突然意識を失ってしまった。
目を覚ますと、4人は見知らぬ草原に、覚えのない格好をして寝転がっていた。
目が覚めた周也
が当たりを散策していると、友人のひとりが姿を消していた。
パニックに陥った周也は現実逃避のために小川で釣りを始め、そこへたまたま通りかかった異世界の住民であり、小国「シーウ」の王であるサイハクと出会う。
周也はとっさの機転で、サイハクに取り入り、師として養われることとなった。
現世の名を捨て、周也は自らが敬愛する三国志周瑜の通称、「周郎」と名乗り、異世界へ迷い込んだ仲間達とともに故事の知識を活かして生き抜く。
アルファポリスからの転載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:30:00
179928文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
作:ハチシゲヨシイエ
ローファンタジー
連載
N1553JF
盧龍(ルーロン)国は、四千年と続く大国だが、先の皇帝が禅譲し、高俅(こうきゅう)が帝位につき、国はわずか1年で腐敗した。
国家を憂う好漢は、国家転覆ともう一つの目的を成し遂げるための組織として、梁山泊(りょうざんぱく)を結成する。梁山泊首領・晃蓋は、ある男に人材登用(スカウト)の任を与えた。
その男、武に長けず、才も乏しく、元・田舎の小役人という最弱スペックだが、人心を掴む話術と愛嬌を持つ、不思議な魅力のある男。名は宋江。この物語は、(当分の間)宋江による盧龍の好漢(アウトロ
ー)スカウト群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 19:40:33
2818文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
北宋(ほくそう)の司馬光(しばこう)が編纂した編年体(へんねんたい、時系列で記述された)の歴史書の翻訳。
最終更新:2024-05-12 09:01:08
69964文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
宋周国の後宮で侍女として働く連華(レンカ)。連華はある日病気で倒れてしまう。その同時期に現代の地球の天才料理人が死に、どういう経緯か連華にその料理人の膨大な料理知識と人の食べたいものをサイコメトリーできる能力を受け継いでしまう。
同時期、宋周国の皇帝、風輝(フキ)が後宮の料理に嫌気がさし、後宮内で身分を問わない料理試験を開催させていた。褒美と地位が確立されたこの試験には3000人という人間が応募し、連華も持てうる料理知識を試したく応募する。
内膳省で試験の手続きを終えた連
華。そんな内膳省の前に膨大な人が集まる。人が集まった理由は皇帝、風輝が日頃なにを食べているかを披露するためである。そんな人波に押し倒された連華は内侍省長官兼中宮史書の任(レン)に手を取って助けられ、その瞬間謎の能力が発動し彼の今、最も食べたいものを言い当ててしまう。
そんな連華は成り行きというか強制的に料理を作らさせることになった。そこにあった連華の姿はまさしく一流料理人に相応しい。任はそんな連華の料理に感動し更には政治的利用をも確信し、皇帝の料理のサポートの全面的な手助けをすることになる。
そうここから連華の後宮の食膳妃としての物語が動き始める。果たして連華は料理知識で欲望と魑魅魍魎渦巻く後宮でどれだけのお話や内政や外交を解決できるのか。
中華風後宮料理ファンタジーが今まさに開幕する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:21:25
24262文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:34pt
中国、春秋。孔子は諸国を遍歴して教えを説いていた。宋の国を訪れた孔子は、軍人の桓魋によって迫害される。そんな孔子を追いかけて弟子になることにしたのは、桓魋の弟である、司馬牛という若者だった。
キーワード:
最終更新:2024-04-02 21:59:20
3175文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
北宋(ほくそう)の司馬光(しばこう)が編纂した資治通鑑(しじつがん)を、唐紀(とうき)七十一 中和(ちゅうわ)2(882)年〜翻訳。
最終更新:2024-01-23 19:27:28
2384文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある少年の夢に現れた不思議な世界。その世界で少年が目撃したのは…妖魔解封?
暫し雌伏の時を経て、大宋国中に散った妖魔達が沈黙を破り蠢き始める。
中国の四大奇書「水滸伝」。これはその登場人物達が繰り広げる、時にユルく、時にシリアスに、時に殺伐と、時にはキュンと、たまーにエグく、でも全体的にはほのぼのとした、それでいて壮大…かどうかは定かではないプロローグ的なアレとか何とか──そりゃそうだ、だって水滸「前」伝だもの。
「水滸伝」をご存知の方はもちろん、全くご存知ない方から、そも
そも「四大奇書ってなにそれおいしいの?」って方まで、色々な方々に楽しんでいただけたら作者冥利に尽きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 21:00:00
963580文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:32pt
腐った世の中を作り替える。
最終更新:2023-06-04 22:08:41
42627文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
元宋高校に通う少年、柊千冬(ひいらぎちふゆ)は陰キャでも陽キャでもない、隅っこで本を読む系高校生。そんな彼が、先生のお手伝いで、プリントを運んでいると、『魔女のお悩み相談部』と書かれた教室を見つける。
好奇心に駆られた千冬は教室の扉を開けると、そこには…………。
『魔女』がいた。
これは、俺と魔女がお悩み相談を受け、解決する話。
「ねぇねぇ、千冬くん…………お茶は?」
「自分で注げよ」
「やーーだっ!千冬くんが注いだお茶が飲みたい!!」
「はぁーーわかったよ」
最終更新:2023-04-14 13:44:48
9264文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『宋史』(そうし)太祖本紀(たいそほんぎ)の翻訳。宋の太祖の名は趙匡胤(ちょうきょういん)。本紀は帝王の伝記。
最終更新:2022-11-16 22:51:51
4218文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
中国、宋の時代のこと。
主人公の雲浪は、将来有望な名門正派の弟子である。
しかし、嫉妬渦巻く江湖を渡り歩くことは容易ではない。
仲間から裏切られ、罪を背負わされながらも自分の信じた道を行く、そんな武侠小説である。
最終更新:2022-10-02 14:50:26
78249文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
戦争が、絶えない世界線で超大国の宋国に一人の落ちこぼれがの少年が誕生する。一世王太子という肩書を持っていたにもかかわらず、国、王家に捨てられ神の国ー神界に追放される。元、神最高指導官のルークス.ガイぜルが師匠になるもほぼ、破門されたに等しい少年は、生きる希望を失うが師匠を初めとした多くの兄弟子に励まされ少しずつだが着実に才能を身に着け、今みたいな幸せの時間がすっと続くと少年は、考えるも世界はそれほど甘くはなっかた。轟音と共に各地で火柱が師匠の屋敷を襲う多くの人が死に、師匠もま
た帰らぬしまうしまう。少年は塞ぎ込むも師匠を殺した人たちに復讐を誓い行動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 00:15:37
1109文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
更新停止中。
長江の向こうは、異民族のるつぼと化した。
三国志の時代から下ること二百年。中原には異民族が割拠し、漢族は呉の地への退去を余儀なくされていた。捲土重来を期し、幾度もの北伐の軍が起こるも、はかばかしい成果が上がることはなかった。
そのような中を這いあがってきた男がいた。男の名は、寄奴。のちの南朝宋の建国者、劉裕である。
寄奴には、かれを陰に日向に支えてきた一人の男がいた。この物語は、その男――丁旿を介し、語られる。
最終更新:2022-02-16 18:00:00
405477文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:223pt 評価ポイント:79pt
北宋灭亡,金军南下,天下大乱,六位汉人为了躲避金人,结伴南逃,来到一座废弃的城镇躲避,他们各有心事,各自隐瞒了秘密。哪知这城镇也因兵荒,了无人烟。而到了晚上竟是百鬼出没,鬼物横行。众人被恶鬼们追逐。逃到了镇里一座佛堂之中,恶鬼们守在门外,却因为惧怕佛堂中的佛像,不敢更近一步。
最終更新:2021-06-08 14:46:43
92098文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ある日「高校生になった夢」を見た坂見悠太は遂に高校生デビューした。早速学校に行くのだが、そこには見たことある人たちばっかで、、、、、、、夢と現実を結んだラブコメストーリー!!
最終更新:2021-05-08 23:35:20
29849文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
中国、北宋末期。悪政と野盗が人々を苦しめていた頃、二人の男が出会った。卓越した武術の力を持ちながらそれを活かす場を見つけられない男、晁蓋。未来からわけもわからずやって来てしまった男、宋江。これは数奇で過酷な運命をたどった二人の男と、彼らを時に力強く、時に優しく支えた女達の物語。
中国の古典小説『水滸伝』を下敷きに登場人物を美少女にしてみました。
最終更新:2020-12-20 16:08:37
930585文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:7422pt 評価ポイント:2762pt
時は北宋、愚帝のもとに奸臣がはびこる中、侵略の足音が遠くに聞こえる乱世。
義に篤く、忠を重んじながらも正道から外れて生きざるを得ない百八人の好漢たちが、天に替わって正しい道を行うため梁山泊に集う。
おおいに笑い、肉を食らい、酒を飲み、義の道を行く彼らに待つ結末とは――
アジアの誇るエンターテイメント小説『水滸伝』を、施耐庵の編集に忠実に沿いながらもあらたな解釈をまじえ読みやすく。
※原作の表現を尊重し、一部差別的表現や人肉食・流血等残酷な描写をそのまま含んでおります。御注意く
ださい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 14:53:14
377118文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:58pt
大国・紗奈の『呪われた』公主、白瑛。
彼女の使命は、同盟の道具となって隣国・宋馬の東宮に嫁ぐこと。
少しでも国の力になりたいと決意を固める白瑛だったが…。
――「俺らが、宋馬の東宮だ。」
「…なぜ、4名もいらっしゃるのですか」
クーデレ公主の逆ハー生活が、始まる…!
最終更新:2020-03-06 21:35:31
31931文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:6pt
ありとあらゆる詐欺を働き、数々の人々を騙してきた玖珠宋銭(クズそうせん)は、ある日昔騙した相手から包丁で刺され死んでしまう。
だが神をも騙し異世界転生をさせてもらい、その世界でありとあらゆる汚い手を使って最強まで成り上がる。
最終更新:2020-02-21 08:00:00
7767文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
皇太子・梁円照に妃として嫁いだ宋詩安。既に結婚6年目。子どもはいないけれど旦那様への文句もない。至って平和な日常・・・・・・な訳がなかった。
夫人2人に宮人1人、皇帝に即位すればもっとたくさんの妃嬪たち。
嫉妬・悲哀・対立――女の戦場を宋詩安は掌握することができるのか?
最終更新:2019-11-11 00:00:00
13925文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:6pt
作:JAKUSUI
ローファンタジー
連載
N3474FQ
戦場に生き、戦場に倒れ、傷付き傷つけて、それでも前を向き続けた人々の歴史。
彼らはけして、英雄と呼ばれることを望んではいなかった。
ジョンファ大陸に吹き荒れる戦乱、疾駆する騎馬の民。
そして、海の上を住みかとする人々・・・・・・。
彼らに花を捧げよう。
最終更新:2019-07-20 07:00:00
2347文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
名古屋にある探偵事務所『ゴールド探偵、蓮ちゃん』。金松蓮、宋史浩意、細流蒼による、お笑い劇場である。(探偵要素は少な目だよっ!笑
基本的に何してもOK!なのがこの世界です。
最終更新:2019-05-03 15:50:51
38598文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
一个农村出来的小伙---小宋,在异国他乡认识了人生第一个“男朋友”,他们的路能走多长?小宋今后又会如何?
最終更新:2019-04-06 16:25:48
919文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私和戸宋淳は友人宝塔師絵里を訪ねる。
実は宝塔師絵里は名探偵。
そんな2人のコンビの探偵小説。
最終更新:2018-05-17 07:34:55
1967文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は宋国徽宗の世。
洪信という一人の男によって、運命は開かれ、
108星の戦いが始まる
最終更新:2017-07-29 10:22:49
7142文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
13世紀、ユーラシアのほとんどの地はモンゴル帝国の支配するところとなりました。特にモンゴル帝国の第五代皇帝といっていいフビライは、朝鮮にある高麗朝を滅ぼし、中国の宋をも滅ぼし、ついにはわが国の博多湾にまで軍勢を派遣しました。しかし彼は決して暴君ではなく、マルコポーロをして人類史上未曾有の「王の中の王」といわしめる名君でもありました。この物語は大帝フビライの生涯を高麗、宋、日本との戦いを中心に描くものです。どうかよろしくお願いします。(重複投稿作品)
最終更新:2016-04-09 18:43:59
10673文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
古書店「あねもね」を取り巻く人々の日常。
キーワード:
最終更新:2016-02-06 15:15:38
2201文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
42歳、どこにでもいる中年男性、大神謙一。
ある事故により、命を失う。
死後の世界かと思えば、そこにいたのは異世界の女神ルナ
異世界に転生し使命を果たすために修行につぐ修行
年齢に相応しい能力を身につけた大神は異世界の戦士ウルフとして
異世界に立つ。
冒険者として、剣士として、最強ではないが、ひとかどの戦士として
今日はこちらの戦場で、明日はあちらの戦場で
またあるときは人助けのために冒険者として活動する日々
ルナの言う使命とはなんなのか?
日々過ごすことにより、すこしずつ強
く有名になるウルフ
明日は世界の勇者か、はたまた数ある勇者のとりまきか
今日も人の呼び声あるかぎり、ウルフは走る
人嫌いを歌いながら、実はお人よし
そんなウルフが異世界で活動する物語です。
中年なので、若干すけべなシーンもあるかも
序章は修行に
1章からは異世界冒険編
2章は使命のなぞにせまる・・・予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-29 03:42:10
71132文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:100pt
《珠光茶碗》と呼ばれる青黄色をした茶乃碗がある。樂茶碗や天目碗・井戸茶碗・志野茶碗等、人気の高い茶乃碗に比べ影は薄い。此の茶乃碗は茶道開祖と呼ばれる、珠光が見いだし好んだとされる。織田信長が掌に載せ、千利休も用い、歴史に名を刻んでいる。伝世される何碗かの、どれが本歌であるか、もう存在していないかは模糊である。
私は《珠光茶碗》で始めて茶を喫した時、膨よかな香りと濃厚な滋味と共に、茶に纏わる時を越えた幻翳の様な波動を感じ、心性が共振した。其の伝播された振動を紡ぎ、言乃葉として
集め、文字に、小説にしたいと思った。
《珠光茶碗》に係わった茶人の人生を語るのでも、茶乃碗の伝来史でもない物語。《珠光茶碗》により茶人達が恵みの雨に打たれたかの様に心を育て、その積み重なりで〈心の下地〉が変化し〈さび・わび〉という茶乃湯に内在する実体を発見し〈侘茶〉へと辿り着き、茶道の玄旨ともいうべき概念を探り続けた変遷を、文字に刻みたかった。
物語の始まりは、佛道と數寄道の狭間で揺れ動く珠光と、名も無き十二ノ《青黄茶碗》との邂逅。茶乃碗がやかれたのは、茶を競い合う道具としての天目碗が主流であった南宋時代。〈禪ノ心〉を具現する〈空ノ碗〉として、禪僧虚堂智愚の求めに応じ、高麗の血を受け継いだ陶工孝中が、中国で十四ノ《青黄茶碗》を作陶した。虚堂の弟子南浦紹明(大應国師)が十二碗を日本へと伝え。孝中が朝鮮へ二碗、伝えた。
南浦が伝えた《青黄茶碗》は、偶然手に入れた珠光の心を動かした。その珠光が一休宗純・能阿彌・足利義政、そして多くの人と出会い、互いに影響し合って、佛事や賭博の道具であった茶乃湯から、心を中心とした茶道が生まれた。朝鮮へ渡った碗も日本へと伝わり、《青黄茶碗》は人から人へ、名物《珠光茶碗》として伝えられた。村田宗珠・鳥居引拙・十四屋宗伍・武野紹鴎・山上宗二・千道安・千少庵・古田織部・小堀遠州・千宗旦・片桐石州・金森宗和・藤村庸軒・川上不白・松平不昧・井伊直弼らの茶乃湯者が、《珠光茶碗》で心を耕した。
十四ノ《珠光茶碗》は紆余曲折を経て何碗かは滅失し、行方が知れず亡失した。《珠光茶碗》は何時の代でも出会った者の〈心の下地〉を変質させた。今までも、これからも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-18 11:02:21
45908文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
今から約800年以上前、中国の南宋という国で上皇が亡くなった。上皇の葬儀の喪主は今上の帝のはずだったが帝は病気で不可能だった。困った家臣一同が下した決断は、帝の交代だった。感想・レビューご自由に受け付けています。
最終更新:2013-10-14 12:00:00
31339文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:48pt
日本から宋の国にとばされ、国の重鎮のもとで生活していた神崎 鈴音。ある日、彼女を訪ねてきた国の王太子の願いとは、彼女が正妃候補として王太子宮で暮らして欲しいというもので・・・!?
最終更新:2011-12-18 20:51:06
16688文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:10pt
科学が発達した現代であっても、不思議なことというものは多々ある。未確認生物や科学では解明できないもの。そして、人には気づかれていない、異世界からの侵略。
界夷(かいい)と呼ばれる侵略者は、常に日常に潜んでいる。日常を壊された人間たちは界夷に復讐するために力を振るう。
最終更新:2011-07-26 14:34:27
7433文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「紀吹乎恵」に告白される「蓮見宋季」。
いろいろな出来事に引きずられていく、ふたりのおはなし。
最終更新:2010-08-02 20:48:47
627文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
十世紀も末、中国は宋によって統一を果たし、高梁河の戦いで遼に敗れはしたものの、平和な国家へ一歩踏み出していた。だが、宋に仕える臣下の中には後周から仕え、なお後周への忠誠心を失わない人々がいた。彼らは後周の天下に戻すために陰謀をしかけようとしていた。
最終更新:2009-10-24 22:57:48
7166文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
検索結果:35 件
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