-今川義元- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
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検索結果:38 件
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後三年の役[1083~1087年]の奥州遠征準備の為に武蔵国府、府中に滞在した源氏の嫡流源義家が大國魂神社の宮司一族の娘との間に1084年、男子を授かった。奥州遠征に勝利した源義家は府中に凱旋、自身の三男と認知して朝廷から立花姓を賜り立花家を創設、1099年元服した三男は立花義輝と名乗ったのだが、歴史の流れからその流れが消滅した。
令和の世、東京都府中市大國魂神社にお詣りにやって来た主人公は突然現れた大國魂神社の大神様と源義家公に過去の時代に転生して歴史の流れを修正する事を
命じられた。
訳のわからぬまま戦国時代に転生した主人公、先乗りで転生した祖父と父と協力して歴史を修正しようと志すが、史実と異なる戦国大名立花家に古河公方家、関東管領山内上杉家、扇谷上杉家、北条家などの強敵に囲まれる状況を打開出来るのか?大國魂の大神様(おおくにたまのおおかみさま)と源義家公の願いを叶える事が出来るのか?
昭和、平成、令和の知識を駆使して戦国時代を乗り切れるのか?武田信玄、上杉謙信、今川義元の動静が鍵を握るかも?
史実通り織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の天下の流れとなるのか?結末は決めてないので筆者にもわかりません。
初投稿なので不備な点が有りましたら優しくゆるーく許してください。武将の個人名、城の名前は史実と創作をミックス致します。北条家の養子、嫁入り等は変化する可能性があります。
筆者は大國魂神社が大好きで、いつの日か戦国時代小説を書いてみたい、大國魂神社をストーリーに入れたいと考えておりました。
大國魂神社大宮司、猿渡一族の皆様、大國魂神社に携わる全ての皆様、架空の戦国時代小説の題材にする事をお許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 18:11:58
629121文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:442pt 評価ポイント:200pt
織田信長を主人公にしたシミュレーションゲームをやりすぎた俺は戦国時代にタイムスリップしてしまった。
史実では桶狭間の合戦がすぐそこに迫っている時期の尾張国。
俺はそこで豊臣秀吉や寧々さんと知り合い、織田信長に紹介してもらう。
「今川の軍勢が攻めてきます」
耳寄りな情報を与えたはずが、桶狭間などという土地はないし、弱気な織田信長は闘う気もないらしい。
なんとか説得して、GPSで桶狭間と表示される場所に出陣したものの、そこに今川義元の姿はなかったのだ。
ウソだろ!?
なんでだよ!
おまえら全員シナリオ無視しやがって。
いきなり絶体絶命のピンチに陥った俺は破れかぶれの秘策で歴史を変えていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 08:07:19
101101文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:14pt
「戦国時代に転生⁉でも北条って聞いたことないし、徳川家康も見当たらないし…もしかしてパラレルワールド?」歴史知識がほとんどない女性が、聞き覚えのない大大名の娘、結(ゆい)に転生してしまった。何不自由ない暮らしに名門への嫁入り。一生安泰かと思いきや…。「え、義父様ってもしかして今川義元?桶狭間で死ぬ?」「松平元信殿が改名した?徳川家康?」あれよあれよと転落人生!結はかつての優雅な生活を取り戻せるのか?それ以前に生き残れるのか?
最終更新:2024-08-04 23:50:00
577487文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6078pt 評価ポイント:3216pt
クラス全体が戦国時代に転生させられた。
選択できるのは1500年から1550年に生まれた人物。
ただし成績の悪い人からの早いもの順。あなたなら誰を選びますか?
今川義元と織田信長がクラスメイトなら桶狭間は起きるでしょうか。
武田信玄と上杉謙信がクラスメイトなら川中島は起きるでしょうか。
明智光秀と織田信長がクラスメイトなら本能寺の変は起きるでしょうか。
人物を選択するにはいくつかの条件があります。
・先に選択された人物の親や子は選べない。兄弟姉妹は可。
・皇族および史実で
正三位以上の官位になった人物は選べない。
(ただし、三英傑(信長・秀吉・家康)は選択可)
平和ボケした現代人が戦国時代で国盗りができるのか
集団によるリアル戦国シミュレーションが行き着く先が
どうなっていくのか。
1番 徳川家康
2番 織田信長
3番 豊臣秀吉
4番 上杉謙信
5番 武田信玄
6番 黒田官兵衛
7番 竹中半兵衛
8番 明智光秀
9番 前田慶次
10番 帰蝶
etc,,,
後半棄権者が続出するなか最後に選ばれたのは一条房基でした。
この話は主に一条房基中心に話が進んでいきます。
織田信長が登場するのは100話以上先になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 00:00:00
317070文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:18216pt 評価ポイント:11102pt
戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊か
な名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 12:00:00
235436文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
剣道が得意なこと以外、これといった取り柄の無い高校生、藤原関介(かんすけ)。彼は、京都の修学旅行中、ひょんなことから、戦国時代にタイムスリップしてしまった。彼はそこで、栴岳承芳(今川義元)と太原雪斎に出会う。それから、家督争いに、他家との領土争い、そして誰もが知ってる桶狭間の戦いに巻き込まれていく。義元の軍師として、彼の天下事業を手伝っていく内に、自分と義元との間にある、数奇なつながりを知る。今川義元を主人公とした、タイムトラベル物語。
この作品はNolaさんにも掲載していま
す。※多少訂正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 18:00:00
240006文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:516pt 評価ポイント:276pt
『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』書籍化記念⁉
読者様の応援のお陰で書籍化する事になりました。
その書籍化を記念して、お約束の外伝を贈らせて頂きます。
魯鈍人 (ロドンヒト)と呼ばれた織田信照は転生者であった。
幼名を魯坊丸と言う。
魯坊丸はただ生きのびる為に生活チートで生活向上を図っていたら、京に上る事になり、公方様である足利義輝を助けて天下に号令を掛ける羽目となった。
なし崩し的に三好長慶を下らせ、今川義元を討ってしまった。
武田晴信や毛利
元就などが公方義輝に平伏し、関東征伐を終えた事で天下静謐を為した。
だが、天下太平への道は険しい。
魯坊丸にはお市、お栄、里の姉妹がおり、魯鈍人に懐いていた。
身近な者に甘い魯坊丸は、妹らに英才教育を施した。
お市は、武術に優れ、天運の申し子であった。
お栄は、人材構築に優れ、謀略家の片鱗を見せる。
里は、二人に巻き込まれて右往左往させられる運命だった。
そんな三人の姉妹達が、手が足りない魯坊丸の天下を助ける為に動き出す。
お市ちゃんの関東・奥州征伐物語の開幕です。
そんな訳で、『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』第338部分第2.5章42話“お市の帰国”から始まる魯鈍人外伝です。
武神と呼ばれた市姫がはじめて『奥州王』と呼ばれるようになった関東・奥州でも『のじゃ姫のあばれ旅珍道中』のはじまりはじまり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 11:10:50
22218文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:442pt 評価ポイント:202pt
唐突に桶狭間の戦いに逆行転移した高校生の筑波博(つくばひろし)。しかし自分の知っている戦国時代と違っていて、機神(くりかみ)と呼ばれる鎧や、鉄でできた馬、そして近未来的な武器で戦っていた。筑波は『電磁砲』で今川義元を殺してしまう。それによって織田信長に気に入られた筑波は、戦死した徳川家康の代わりに三河国を治める諏訪(すわ)かえでの補佐に宛がわれる。強大な鉄鋼騎馬兵団(ケンタウルス)を有する武田信玄を打破するべく、自身の知識と技術で工作していく。
最終更新:2024-02-02 21:22:16
64418文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:146pt
仕事中に死亡した男が転生したのは、戦国時代だった。記憶はないが、天照大神に会って和風ファンタジーな日本に来たらしい。魔法はないがチートなスキルも所望したようだ。大好きなあのゲームが基盤にあるようだ。「こんなん現実に起きたら絶対驚くよね」と考えた事の出来るチートスキルだった。しかし、寿命が22歳しかないと気づいたところから物語は始まる。歴史大好きなおっさんが自重無しに、戦国時代を駆け抜ける。そんなファンタジー。
《注意事項》①序盤(幼少期〜元服)からチート増し増しです。創作が
受け付けられない。または、史実大好きな方は避けることをお勧めします。②内政チートな部分もありますが、チートありきの内容になります。現実にはなし得ないので、リアル思考な和風ファンタジーが好きな方にもお勧め出来ません。③1500〜1600年代の戦国武将や国人領主は多岐の資料を調べましたが、生まれた年や通称、実名が架空のものになっている事があります。また官位不明で官位をつける際の基準はありますが、適当につけていることもあります。基準:国人・陪臣は下国守(介)を、国人・陪臣の嫡男・陪々臣は百官正を、陪々臣の嫡男は百官佑をつけてます。④ ③の補足になりますが、系図だけを見て出してる名前もあります。この時期には生まれていない・又は死んでいる人もいるかもしれません。④現実の合戦はこんなんじゃねーよという意見もあるとは思いますが、私の好む某ゲームの攻略スタイルに準じてますので、悪しからず。⑤時折、独断と偏見なラノベディスが出てきますが、そう言った作品は、書籍化後の書籍もコミカライズ作品も購入しております。あくまで、読んだ時に思った感想の一部だと思ってください。⑥登場した武将の子孫の方々、ここで死んだら我々いねーよと思っても、あくまでファンタジーだとご理解頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 21:01:37
399066文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:18158pt 評価ポイント:10250pt
永禄三年五月――、駿河国および遠江国を領する今川義元との緊張が続く尾張国。ついに尾張まで攻め上ってきたという報せに、若き織田信長は出陣する。世にいう桶狭間の戦いである。その軍勢の中に、信長と乳兄弟である重臣・池田恒興もいた。必勝祈願のために、熱田神宮参詣する織田軍。これは、若き織田信長が池田恒興と歩む、桶狭間の戦いに至るストーリーである
最終更新:2023-10-26 12:00:00
47883文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
「俺」は戦場での情報収集を担っているさる筋の者だ。
あいにく潜入中のため、正体は明かせない(笑)
身の危険を考えて、とっとと帰参すれば良いものを、「腕に覚えあり!」の勇ましい姿勢から、あろうことか、尾張のうつけ者と評判の弱小織田信長の足軽募集に参加した。
時は1560年東海の弓取りと評判の今川義元が、尾張の肥沃な土地を狙い大軍勢を起こして攻めて来た。
俺は必然的に信長の軍勢の一員として、戦場に出る羽目になってしまう。
折からの雨が戦場を覆うや織田軍は義元の首を狙って桶狭間に奇
襲をかける。
その中で俺は味方の足軽達を守りながら奮戦を続けるも、或る男を庇った瞬間に、死角から飛んで来た投石で頭をやられて意識を失った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 05:00:00
21640文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
時は戦国時代。
小大名であった織田信長が大大名である今川義元を桶狭間で討ち取り、群雄割拠する中、徐々に勢力を拡大して行く織田信長であったが、明智光秀の謀反により本能寺で討たれる。
世の中が織田から秀吉に徐々に移り変わる。
この物語は本能寺の変が起きる1ヶ月前から始まる。
なざ再びタイムリープし、戦国時代に迷い込んだのか...
7人の運命が刻を超え再び動き出す。
最終更新:2023-06-05 21:15:20
5836文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
目が覚めた時に私、栴岳承芳のちの今川 義元ともう1人の自分の記憶が!!
未来の記憶を頼りに氏輝の兄上を支える為に還俗し、今川家の為に兄弟仲良く頑張ります!!
でもお歯黒だけは嫌なので武闘派を目指します!!
最終更新:2023-05-01 17:00:00
108185文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2884pt 評価ポイント:1638pt
作:(*´ω`*)ダブルヒーロー
歴史
連載
N6453HW
「ダンジョンは本能寺にあり」
気付けばシンスケは、戦国時代の草原に居た。
隣には、学校の後輩、フミの姿も有った。
何も分からぬまま、2人は歩いた。
その先で、シンスケたちは運悪く、馬のモンスターと遭遇してしまった。
シンスケを庇ったことで、若き豊臣秀吉が、その命を散らしてしまう。
その後、織田信長の庇護下に入ったシンスケは、今川義元がダンジョンマスターとなった事を知る。
桶狭間にダンジョンができ、人々の命が脅かされようとしていた。
秀吉の死
に責任を感じたシンスケは、彼に代わり、ダンジョンを攻める事を決意する。
戦国のダンジョンとシンスケの戦いが、始まろうとしていた。
これが語られぬ、戦国時代のしんじつ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 13:00:00
7370文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
小6の時に異世界に召喚され十年間勇者として働いてきた主人公が日本に戻ってくるとそこは戦国時代だった!
今川義元を桶狭間で救った元異世界勇者はゾンビで溢れかえった未来の地球を救うために織田信長の足を引っ張って歴史改変を試みる。
ゾンビアポカリプス回避のためならばどんな悪名も厭わない偽悪者と化した元異世界勇者による天下布武。
真面目なあらすじ:
信長の天下統一があと十年遅れていたら……という想定をしてみましたが、主人公がヨーロッパまで出張って戦争する、なろう唯一の戦国物かも?
※21世紀までゾンビは出ません。
※ゾンビの発生原因はウィルス、細菌、微生物、虫、黒魔術、呪いなどのありふれたものではないです。
現在主人公はお市を引き連れフランス出張。
信長いじめもいいけど大槍もね、ということで主人公が抱くこれからの戦略構想上、必要なので独仏に介入中。
アルファポリスにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 14:04:02
225337文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:318pt 評価ポイント:128pt
日本史最大の英雄、織田信長。
彼の名を、彼の人物像を、知らないと言う日本人はほとんどいない。しかし、信長は時代が移り変わると共にその人物像も変化してきた、時代の映し鏡だった。
天皇中心の時代であった戦前には、「勤皇の先駆けとなった革新者」。
敗戦を経た現代においては、「天皇・将軍・寺社の権威を否定し、中世を破壊した魔王」。
時代が変わり、大衆の価値観が変わるごとに、英雄像も生まれ変わって来たのである。
では、実際の信長はどんな人間であったのか。本当に、足利将軍を傀儡にして
天下を我が物にしようと野望を抱いていたのか。使えない家臣を切り捨てる非情な独裁者であったのか……?
「俺が出した命令に不満があるのに、おべっかを使うのはよくない。言いたいことがあるのなら、きちんと主張しろ。話はちゃんと聞いてやる」
(信長が柴田勝家に出した掟書より)
「秀吉の意向に背く輩をかくまうな。わしは亡き信長様のように甘くはないぞ」
(秀吉が脇坂安治に送った書状より)
「信長は気質は寛大で(中略)絶えず日本人の心をつかんでいた」
(ルイス・フロイスの書簡より)
この物語は、平成が終わり新時代「令和」が始まろうとしている今、新たな英雄伝説に挑もうとする歴史ロマン小説である。
新たな信長伝説、今ここに開幕す!!
※この作品は、カクヨム、エブリスタ、セルバンテスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 20:00:00
907119文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:592pt 評価ポイント:130pt
喪女が人生道半ばで死んだと思ったら、徳川家康の嫁、瀬名姫に生まれ変わった。
殺される運命にあると気づいた瀬名は、運命に抗うことを誓う。
前世の記憶や知識、姫という立場を利用しながら戦国の世を生き抜く物語。
元喪女は徳川家康をメロメロにすることが出来るのか。現代チートと戦国見聞と時々恋愛。
子や孫に囲まれながら畳で死ぬのが夢な瀬名姫。徳川家康や織田信長に殺されるか夢が叶うかは努力次第である。
初めての投稿です。
慣れない所も多々ありますが、楽しんで続けていきたいです。
※史実ではなく、空想戦国です。時代考証がズレている部分もございますのでご了承ください。
※歌詞は著作者死後70年以降のパブリックドメインのみ使用。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 01:37:46
86245文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:5970pt 評価ポイント:3088pt
この物語は、41歳にして会長に上り詰めたやり手のおっさんが、ある重要な仕事の為に、静岡から名古屋に向かう途中、突然の豪雨に見舞われ足止めをされてる時に、地元で有名なワルのDQNに正面から突っ込まれて死んでしまった異世界転生、もとい異世界エンジョイ物語である。
なお、その41歳のおっさんの名は今川 義元。そして時は1560年戦国。場所は桶狭間であった。
これは今川義元という名前のおっさんの、【転生】の物語――
※ ※ ※
・近世世界と言いつつ、結局は他の中世
風とほぼ同じです。
・忙しい方は章の最後になるダイジェスト版を見るといいかもです。当然ネタバレ注意です。
・戦国的解釈と決断と発言、思考に注意。
・あなたの抱く戦国観、今川義元観に深刻な影響を与えかねません。今川義元はこんな事言わないし考えない、義元はこういう人だからこんな事はあり得ない。作者は今川義元の事を何も分かってない。
という方は見ないでください。貴方の為でもあります。
・許可のない転載、再発行を禁止します。
・禁止未经许可的转载、重新发行。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 23:56:44
262222文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2638pt 評価ポイント:578pt
《創作部分を多く含みます。》
戦国「姫」武将、今川義元は、桶狭間の戦いで命を落とす………はずだった。
だが、歴史の歯車が狂いだす。
落ち武者狩りに遭いそうになった義元は、偶然、敵である織田信長に、助けられたのだった。
そこで、義元は前世の記憶を利用して、信長に仕え、生き残ろうと考える。
だが、義元の前世は、強いて言えば歴史好きくらいしか能のない、ごくごく平凡な女子高生だった……
姫武将、今川義元はこれからどうする⁉︎
これは、転生美少女のチート(?)な、
IF物語である。
【第六話くらいから一話あたりの文字数が2分くらいで読める量になります。(予定)】
【物語の都合上、史実と異なる部分、省略してしまった部分、が多々ありますが、ご了承下さい。】
【「残酷な描写あり」は念の為です。】
【ブックマーク、評価、ありがとうございます!心の糧です!感想待ってます!辛辣なの大歓迎です!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 17:06:05
20235文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
数々の英雄が覇を競いあった戦国時代。
しかし、たとえ戦国時代と言えども、ほとんどはお家の存続、地方の覇権を得んとする者ばかりで、実際に天下を意識した武将は数えるほどしかいない。
史実において「天下を意識した」と考えられる武将は、わずかに七人。
「東海一の弓取り」として上洛を意図した今川義元。
そしてそれを破った「第六天魔王」織田信長。
その信長を窮地に追い込んだ「甲斐の虎」こと武田信玄。
天下統一目前となった信長を本能寺の変で滅ぼした「三日天下」明智光秀。
その実力と天運を糧に、光秀を討って天下を統一した豊臣秀吉。
忍耐と長寿で戦国の勝利者となった徳川家康。
「独眼竜」と謳われる才覚を持ちながら、生まれるのが遅すぎた英才・伊達政宗。
この物語は、本能寺の変から始まる戦国時代の最終章。豊臣秀吉に味方した天運が明智光秀についたとしたら、というIFから始まる壮大な歴史シュミレーションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 18:20:40
6242文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
我こそは武田信之‼︎いざ尋常に……んっ⁉︎
武田信玄は有名だから知っているけど信之は真田しかしらない?まぁそれが普通だよね。
というか何故片手にゲーム機⁉︎
➖ ➖ ➖ ➖ ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
戦国時代のトップ10に入るであろう名将
甲斐の虎 武田信玄。 相模の獅子 北条氏康。
越後の龍 上杉謙信。戦国の魔王 織田信長。
海道一の弓取り 今川義元。謀神 毛利元就
を始めとした名将達相手にどう戦えば⁉︎
片手にはゲーム機。腰にはきびだんご……
はないかw刀を持って戦国時代を生き抜く‼︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 23:00:58
74942文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:684pt 評価ポイント:286pt
小学校から高校途中までサッカー小僧だったけど怪我で引退、その後はゲームにはまって引き籠もり大学は留年中。そんな俺が転生したのは――今川義元の息子にして「戦国一のダメ息子」と名高い蹴鞠の天才、今川氏真(いまがわうじざね)だった。しかも時は桶狭間当日。止めるにはもう時間が無い。これってどう考えても無理ゲーじゃね? 現代知識で転生無双? 無理俺文系だし。日本統一? 幕府を開く? そんなことよりどうやってこの戦国時代を生き抜くか、それが大事。
そんな感じのスポ根系戦国転生物語――始め
ました。
※2016/10/31:週間及び月間歴史〔文芸〕ランキングで1位を頂きました。有り難うございます。頑張って書きます。今後もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 18:43:00
148202文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:5135pt 評価ポイント:1865pt
伊賀の上忍、藤林長門は怒りを隠せなかった。今川義元が桶狭間で討たれた後を継いだ氏真が、自分ではなく服部半蔵を家臣として取り立てたからだ。藤林長門は義元の為に数々の裏仕事をこなしてきた。にもかかわらず自分ではなく半蔵を選んだ氏真に復讐するため、そして願いである武士となるため、藤林長門の戦いがいま始まる――。
この小説は「『戦国のファンタジスタ(仮)』~サッカー小僧が今川氏真に転生したら」の外伝となります。しかし本編を読んでいない方にも楽しんでいただける作品にしたいと思っていま
す。(もちろん本編も読んでいただけると嬉しいですが)よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-23 18:17:13
10023文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:301pt 評価ポイント:131pt
もし、今川義元が、桶狭間で討たれなかったら……。
もし、大原雪斎が生きていたら……。
突然、タイムスリップしてしまった松林広大は、今川義元として、戦国世界を生きることになった。
しかし、歴史上の人物達は、なぜか女性になっていたり!?
三河・遠江・駿河と平定していく広大。
しかし、尾張統一戦線の前に、最大の理解者である太原雪斎が突然の病にかかってしまう。
その病を治す方法は、広大自身が桶狭間で生き残ること。歴史なら信長の運命を決めた戦であると同様に、広大にとっても最大の運命であ
る。
今、新たな桶狭間の戦いの歴史が始まる。
これは、現代人の少年が今川義元として天下統一を目指す物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 06:00:00
190628文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:496pt 評価ポイント:138pt
戦国史エッセイです。
史実の紹介ではなく、私の見解を書かせて頂いております。
歴史は資料から推測するしかないのですが、
受け取り方も、推測も千差万別です
特に、人物の人間性、何を考えていたのか、などは、本当のところは、分かりません。
この分からないと言うところですが、皆が皆、本当はどうだったんだろう?と思い描ける所が、歴史の面白さだと私は感じます。
人の数だけ歴史の解釈があるという事で読んで頂けたら嬉しく思います。
最終更新:2016-12-27 06:39:16
70268文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:96pt
永禄3年、織田信長は、今川方の大高城、鳴海城に付城を築き連絡を遮断した。
それに対し駿河より進発する今川義元。
そして、義元の進発に先立つひと月前、今川氏真は先遣隊を率い沓掛城に入城していた。
尾張を制するのは織田か、今川か。
尾三国境を舞台に、織田家と今川家の攻防を新視点で描く歴史長編がここに開幕する。
※戦国もの。転生要素は超薄めです。フィクションです。
※長編にはなりません。たぶん中編くらい。
最終更新:2016-11-06 20:00:00
14316文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:318pt 評価ポイント:130pt
戦う敵は全て強敵の中、最弱の戦国大名織田信長に天下を取らせよ!
今川義元による上洛からの天下統一によって公家を中心とした日本国が形成された後、第二次世界大戦を回避した日本と世界が行きつく未来は欧米列強の白人至上主義世界。
世界中に生きるありとあらゆる人種や国籍に階級が定められ、世界中の全ての富と力を欧米に住む白人が掌握していた。
その世界に生きる若き少女は完全に確定してしまった世界に疑問を持ち、人種や国籍での優劣を決める世界に疑問を持ち、少女は新たに開発されたタイムマシンを
奪って過去へ行き歴史を改変することを決意し行動に移す。
向かうべき時代は日本がヨーロッパと初めて接点を持った中世の戦国時代。
ヨーロッパとのファーストコンタクトの時代ならば何かを変えるきっかけを作れるのではないか、その思いで少女は日本の戦国時代へとタイムスリップする。
※注意
この作品は『E★エブリスタ』にて投稿小説として書き上げたもののリメイク版となります。
投稿小説版はページ数文字数の関係上、タイムスリップものとして失敗した未来の主人公が過去の主人公のもとを訪れて過ちを回避するという内容です。
ですが本作はページや文字数の制限がないため、発案立案時のタイムリープものとして進めていきます。
そのため多分なページを用いて戦略的軍略的な伏線を張って不利を覆しても、時には苦労も実らず織田家の滅亡や織田信長の討ち死になどという結果にも結び付きます。
おそらく史上まれにみるレベルで織田家の滅亡や織田信長の死亡が幾度となく描かれますが、主人公はそれを乗り越えて織田家での天下取りを目指す物語となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-03 07:00:00
205784文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:143pt 評価ポイント:35pt
ある日武田信玄の三男武田三郎信之に転生してしまった⁉︎越後の龍、上杉謙信や相模の獅子、北条氏康、海道(東海道)一の弓取りの今川義元、尾張の風雲児、織田信長などなど名だたる名将たちが点在している戦国時代にどう立ち向かえばいいのだろうか?
何故か片手にゲーム機…
現代チートとゲーム機を使って戦国時代を乗り切れ!
最終更新:2016-07-12 07:17:54
18080文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:190pt 評価ポイント:70pt
尾張の天才、織田信長と、駿河の天才今川義元が、激突します。
巻き込まれる、遠州の井伊家がどのように生きていくか、はてさて、異世界が対決は、どちらが勝利するのでしょうか?
対決準備編の始まりであります。
最終更新:2016-05-23 01:00:00
106361文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
歴史が変わり、『今川義元』が生きているこの世界!
「もはや、前世の歴史知識はなんの役にも立たないのだ」
生き残りを懸け、乱世の英雄達がしのぎを削る。
『浅井長政』は、江北の民を守り抜くことが出来るのであろうか?
桶狭間以降の分岐ストーリー! ”ハードモード”です。
これは、架空妄想戦記です!
最終更新:2015-07-12 09:02:45
73907文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2183pt 評価ポイント:789pt
遥か昔から存在してきた鬼は手を取り合ってきた人間に裏切られ、同士をたくさん失った。そして戦国時代。彼らは同士の敵を撃つために日の本に牙を剥く。
誤字脱字にご注意下さい。おそらく更新速度はかなり遅くなると思います。
最終更新:2015-04-10 02:11:21
1389文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世は戦国。血を血で洗う戦乱の世において、幼くして父を失い、城を追われた少年の成長記。※この小説は自サイト『ゆきまるの趣味の部屋』で更新していたものを転載・改編・加筆しました。
最終更新:2014-12-25 19:00:31
170598文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:12pt
とある平凡な大学に存在する奇妙なクラブ、「考古学研究会」。一見お堅いように見えるクラブだが、そこは毎日がドタバタコメディな、何ともお軽いクラブだった。
そこにいる部員のキャラの濃さは、他の学生が語るに「学内一、変人が多い」とのこと。
そんな彼らがひょんなことから始めたオンラインゲーム「国盗り戦国乱世」。
戦国時代をモデルにしたゲームだが、プレイして僅か数時間、いきなりの落雷でなんとゲームの世界に落っこちた!?おまけに何やら不思議な能力が身体に宿ってる!?
雨降る桶狭間で出会っ
たのはあの織田信長、そしてその信長に、今川義元を討ち取る手伝いをしろと命令されて!?
史実を完全無視した異界の戦国時代、群雄割拠するこの世界を舞台に、己の歴史の知識、雑学、唯一手元に残された携帯、そして炎や水を操る力を駆使して生き残れ!
考古学研究会の部員六人が武将を脅し、罵り、ぶっ飛ばして罷り通る!
ここでは正史なんてものは存在しない!はちゃめちゃ破天荒な異世界戦国大乱記、これより開幕いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-19 18:36:34
225086文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:564pt 評価ポイント:196pt
もう一つの日本「ヤマタイ」で起こる戦国時代冒険小説。
鬼虫と呼ばれる怪虫に右腕を取られ鬼腕を手に入れた少年左吉は武将信長と出会い戦乱の世の中へ身を投じてゆく
最終更新:2014-01-26 01:53:27
15623文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
太原雪斎が亡くなる頃の序章から始まり、その後、第一章では、史実とは違う、桶狭間の戦いが起こります。
結果はどうなるかお楽しみに。
果たして、今川義元は、雪斎の優秀な弟子と今川家臣団、今川家兵士達と共にあまたの敵を倒し、日ノ本を天下泰平の世にして、駿府に今川幕府を築く事が出来るであろうか!?
最終更新:2011-09-12 13:58:47
862文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:12pt
桶狭間の合戦に至るまでの経緯から始まり、物語は、桶狭間に突入する所へと進行していきます。
第一章で述べた、信長の人望作りと人脈作りがここに出てきます。
それは少年期の信長の腕っ節の強さで、つまりは町の同類の不良どもを片っ端から喧嘩でのして、そいつらを子分にして、更に勢力拡大を目指して、方々に、自慢の拳を振るい人脈を経て、自らの背中を手本とさせて人望を得た。そうして作り上げた信長勢は少数ではあったが精鋭でもあった。
一方、今川勢は三万とも四万とも言われる多勢であった。当時はまだ
松平元康と名乗っていた徳川家康が今川勢にはいた。しかし、その松平元康は始めの打撃以外には、これと言って大きな動きを見せなかった。それ以外に今川勢の強力な攻撃はなく、それは諸刃の剣で弱いものであった。
とはいえ、信長は最終的に戦いに挑むまで、恐怖を抱いていた。その恐怖を抱いている所を、味方である家臣に見抜かれない事も信長の中では戦いの一つであった。
家臣らはみな、「籠城だ」「開城だ」と戦う前から、怯えていた。なかでも佐久間信盛は熱心に戦に反対をしていた。が、信長だけは、余裕ぶって見せていた。
そして、ついに信長は決戦を覚悟し、桶狭間へと向かった。
元々少数の信長勢の、中でも若い者だけが信長について、戦場へと向かった。信長は、途中、「人間五十年…」と敦盛を念じた。
桶狭間に突入する寸前に、それまで晴れ渡っていた空が、急に曇天になり、たちまち大粒の雨が降った。これは、通常であれば休戦、という状況であるが、信長の場合、通常は通常ではない。常識をぶち破ってこそ信長である。大雨の中、信長は桶狭間に突入をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 07:19:35
28487文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
織田信長が出世の第一歩とする桶狭間の戦いが物語の舞台です。
既に桶狭間に到着している場面から物語は始まります。
織田信秀の息子にして、城下町の不良の頭で、傍若無人に振舞って見せていたのは、信長にとって、人脈作りと人望作りのためだったのです。そうした下積みを経て、織田家を継いでからも尾張の精鋭部隊が忠実に信長の家臣となって働いた(戦った)。
対する敵は「東海一の弓取り」と謳われている今川義元である。戦国の世に名を轟かせ、あの武田信玄でさえも脅威を抱く程の男である今川義元
である。信長は、この今川義元の世評を知っているだけに、その存在を恐れるだけではなく、財政面でも戦略・戦術面でも敬う気持ちを持っていた。しかし、いざ対峙してみれば、なんら大したことはない、それどころか陳腐にさえ思える愚かな武将に映った。
はじめ、この桶狭間の戦いは、下馬評で、今川勢の絶対有利となっていた。しかし、いや、むしろ、そうと知れば、若くて勇ましい信長は尚の事、その己を小馬鹿にでもするような、世の常識をぶち破りたくなり戦う。
そして、戦ってみれば意外と今川勢は腰ぬけ集団である。それもそのはず、今川勢の実情は頭数の確保だけの寄せ集めで膨らませた、仮武装集団なのであった。漁師や農民を徴兵として、それでも足りずに思えた今川は北条からも兵を借りた。借りてきて、取って付けた様な兵は、忠誠も忠義も、義理もへったくりもあったものではない。今川勢として、戦おういう意思よりも、窮地に至れば逃げを選択する。その逆に、勢いで登り詰めようとする信長軍は前へ前へと進む。その中には森蘭丸の父親、森可成もいる。この森可成りこそが信長の精神的師匠にあたる男である。森可成りが信長の少年期・青年期の悪教育をしたおかげで、今の信長像があるという物である。
そして、森可成以外にも、小平太や新助などが活躍し、今川勢に大手を掛けて、ついには義元の首を獲るのである。
「武士の情け」
で獲った首を丁重に扱うべきかとも信長は思いもしたが、実際の所、信長はそうはしなかった。獲られた義元の首を、戦を終えた、ずぶぬれの、桶狭間の野原で、唾をかけ、蹴り上げた。そうする事で、それまで、戦に恐怖を抱いていた自分と決別できるものと思ってそうしたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 06:29:02
8213文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
永禄三年五月十九日。駿河国主・今川義元は、天下を手中に治める野心を抱き、全軍に出兵の令を発した。若き新興大名・織田信長は、これに果敢に戦いを挑む決意をする。かくして、日本史上最も有名な、尾張平野での激闘の幕は切って落とされた。
最終更新:2008-02-17 16:02:44
16008文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
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