-諸刃の剣- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
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検索結果:47 件
1
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が
見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 19:00:00
4113563文字
会話率:35%
IN:10pt OUT:22pt
総合ポイント:4751pt 評価ポイント:779pt
日本維新はキャスティングボードを握る可能性が高いですが、それは諸刃の剣のようにも思えます。幸運なのか不運なのか、難しい決断を迫られるような運命が待ち受けているようにも思えます。
キーワード:
最終更新:2024-04-30 07:40:32
1333文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
いつも同じ夢を見る高校2年生。
その夢にある意味とは。
最終更新:2024-03-19 08:30:51
3748文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魂操ノ術を使用する魂操者達が過去に起きた事件から起こる事件をきっかけに分断される。
閆魔と迅風はその事件の真相に気付き魂操協会の奪還へ向けて動き出す。
最終更新:2024-02-10 23:04:17
3224文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
西暦20xx。突如として現れ地球に根ざす謎の超巨大植物によって起こされた天変地異にも等しい災害で人類は滅亡の危機に瀕していた、危機的状況を脱するべく生き残った人類は一致団結し様々な問題の解決に当たった。
だが団結の甲斐虚しく、復興は困難を極めた。諦観に包まれる中、その原因である植物の特異性と有用性に気付いた者達がいた。
植物は光合成では無く人の思念、感情を栄養素とし未知のエネルギーに変換し放出することが解明され、それを転機に人類は地球を壊滅させた植物との共生を開始する
。
このエネルギー革命により人類は更なる発展を遂げ、かつての文明を超えるテクノロジーを手に入れる⋯⋯しかしそれは、諸刃の剣だった。植物からのエネルギーを使えば使う程に植物は成長し、地球を蝕んで行く。
地球の存続か、新たなる揺籠としての植物か、選択と対立を迫られた人類は根(ルート)と葉(リーフ)。2つの派閥に別れた人々は、争いを始める⋯⋯⋯。
「世界」は変わってゆく、「悲哀」に溢れかえった「森林地」で⋯⋯⋯⋯。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-02-25 02:01:34
11923文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学で「組織学」を学ぶ大学生が、闇の組織の秘密を明らかにしていく作品である。
「組織」がテーマであり、組織学を議題にストーリーは繰り広げられていく。
「個人と組織の関係は諸刃の剣である」
最終更新:2023-02-24 01:43:59
7882文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『いいね』機能は諸刃の剣
キーワード:
最終更新:2022-08-13 18:38:54
512文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:526pt 評価ポイント:512pt
タイトル通りです。
ざまあ、ってかなりの諸刃の剣なんじゃないかと最近は感じます。
最終更新:2022-05-22 22:51:39
1264文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:370pt 評価ポイント:354pt
地球の宇宙開発に貢献した大発明、アンプリファイア。
生命体の感情を増幅しエネルギーに変える装置である。
善の感情に作用すれば、平和で安泰な社会へ導く一方、負の感情に作用するとたちまち人間を悪の道へ進めてしまう諸刃の剣。
故にアンプリファイア専門の電気技術主任者によって厳重に管理されていた。
ある日、主任者ケイトの部下のエドが、3つのアンプリファイアを盗み逃亡した。
逃亡先は妖精達が暮らす星フェイス。
ケイトは偶然出会った風の妖精の寒風(さむかぜ)や東風(こち)の協力を得て、ア
ンプリファイアを探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 06:43:34
74740文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
どうやら俺は、拳一つでゴブリンを木っ端微塵にできる力を手に入れたらしい。だが、俺の魔力ではその力が続くのは5分が限界のようで。
そして、その反動のせいか、俺は5分後には身動きひとつ取れなくなるらしい。その状態で魔物に襲われたらたまったもんじゃないわけで......。ちょ、ま。
少年が元の世界に帰る方法は、ただ一つ。それは、この世界を救うこと。タイムリミットはたった5分!? 諸刃の剣で世界を救え!! ちょっと(?)うるさい、勇者(?)の冒険譚、ここに開幕!!
最終更新:2022-03-25 17:00:00
22500文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
思いがけず世界の真理に触れてしまった準ひきこもりの大学生、月島緋色。
宇宙の外側で出会った天使に頼まれる形で現実世界とは別宇宙、即ち異世界へと旅立つこととなる。
魔法の存在する異世界において『あらゆる魔法を無効化する』という、一見するとチートすぎる能力を天使から授かるが、その能力は実はかなりの諸刃の剣であった……。
※本作品タイトルは『アインジヒトの宙(そら)』と読みます。
最終更新:2021-11-25 17:31:55
8219文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Mr.バッドエンド
現実世界[恋愛]
連載
N7938GZ
世界的な狂人的殺人犯”フィルムメーカー”を捕まえるため、探偵養成学校に転入することになった主人公”ルナ”。
かつては犯人の思考を辿り、己のものとする技術”トレース”を用いて様々な凶悪犯を捕まえてきた。
だが、トレースは使用するたびに凶悪犯の思考がなだれ込んでいき、少しずつ己の精神を浸食していく諸刃の剣。
ーーー実は、過去にルナはフィルムメーカーを一度追い詰めていた……、
しかし、それは同じトレース使いであり最愛の人”サーシャが”トレースを酷使したために得た結果だった。
そして
、フィルムメーカーを捉える頃にはサーシャの精神は浸食され、彼女自身がフィルムメーカーに成り果ててしまった。
そんな最悪の結末しか待っていない物語……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 21:14:26
29980文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
唯一の想い人の絶望的な別れから数年、ある男の想いは募るばかりだ。
ある流れ星の降る夜、彼は願いを込めた。
最終更新:2021-05-29 19:58:23
6583文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:82pt
最近、なろう小説を読んでいると、刀を片刃の剣と言っている人が居るのですけども、画像検索して貰えば直ぐ出てきますが、片刃と言うのは断面が レ になっている刃物です。片面を研いであるので片刃、ですかね。
ちなみに v になっている物は両刃になります。
諸刃の剣、と言う言葉がありますが、諸刃の刃物を剣(ツルギ)と言うそうなので、頭痛が痛いみたいな感じがしますね。
では刀はなんなのって言うと、日本刀に見られるような片側にしか刃がない剣(ケン)を刀と言うそうです。つまり、刀を説明す
る際に使う言葉が刀なので、片刃の剣、とか言う表現は違うのではないかな、とモヤモヤしてしまうので、なんとなく書きました。
本当かどうかは各自で確認してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 19:25:10
2656文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:80pt
ご都合主義は使い方を間違えると悲惨。
思い付いた侭を書き殴った第二弾です。
最終更新:2021-04-03 13:55:06
2336文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
うっかり事故死させられエルフ少女に転生した漫画家の笹島 絵理が、魔法世界ウィーヴェンで恋したり、洋菓子焼いたり、竜を育てたり、珪藻土発掘したり、不死鳥と厨二病発病したり、やっぱ恋する話(R15)
※第一部をエブリスタとアルファポリスに同タイトルで転載してます。
※第二部以降の続きは別タイトルで、違う形でいつかお披露目したいです。
ご愛読いただいた皆様、ありがとうございました~!
最終更新:2020-08-19 11:22:14
237429文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:108pt
好き、という言葉を見ていると、どこか懐かしい。今でも、そばにある言葉なのに、何故か遠い気がして。誰かを好きでいることは、諸刃の剣かもしれない。生きられるのと、埋もれるのと。
最終更新:2020-06-17 11:25:54
282文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:naturalsoft
異世界[恋愛]
短編
N0659GH
サラッと読める短編小説です。
書いている途中に、ちょうど読者の方からこんな小説どうですか?(書いてくれません?)と、リクエストを頂いたので、少し設定を変えました。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
人々に癒しの奇跡を与える事のできる者を【聖女】と呼んだ。
しかし、聖女の力は諸刃の剣だった。
それは、自分の寿命を削って他者を癒す力だったのだ。
故に、聖女は力を使うのを拒み続けたが、国の王子が難病に掛かった事によって事態は動いていくのだった。
最終更新:2020-06-06 07:00:00
4619文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:4730pt 評価ポイント:4064pt
書籍化はおめでたいことだ。そして店舗特典SSは嬉しい特典だ。しかし魅力あるこの特典は、ある意味諸刃の剣になるのではと私は考える。多数の店舗特典SSを前に、私が迷いとった行動は―――。一読者のささやかな行動、暇つぶしにでもご覧ください。
最終更新:2020-05-18 07:23:04
4063文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:240pt
異世界に召喚された16人の勇者。
彼らには神より特殊能力を備えた専用武器の神器が与えられ、その力を使い魔王を討つこととなるが、主人公の神器は何の変哲もないダガーだった。
それにより仲間からはいじめにあい、命を落としかけることとなる。
・・・しかし、しばらくすると彼は最強の冒険者としてその国に名を轟かせることになるのだった。
最終更新:2019-10-28 17:31:43
41543文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:6pt
そんな事より桑田成海よ、ちょいと聞いてくれよ。姓名判断とあんま関係ないけどさ。
昨日、近所のガルちゃん書き込もうとしたんです。ガルちゃん。
そしたらなんか人がたくさんいたで重くて書き込めないんです。
で、よく見たらなんかゴミみたいな書き込みばっかりなんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、くだらないトピ如きで普段来てないガルちゃんに来てんじゃねーよ、ボケが。
くだらないトピだよ、くだらないトピ。
なんかアラカンババアとかもいるし。親子三
代でガルちゃんか。おめでてーな。
よーしママ市木由み華を追い出すぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、姓名判断士の資格やるからアク禁になれと。
ガルちゃんってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
山下おばさんといつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ガキ供は、すっこんでろ。
で、やっとアク禁が解除されたかと思ったら、隣の奴が、毒島あぐり先生の方が好きで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、毒島あぐり先生の方が好きなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、毒島あぐり先生の方が好きで、だ。
お前は本当に毒島あぐり先生の方が好きで占ってほしいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、毒島あぐり先生の方が好きって言いたいだけちゃうんかと。
ガルちゃん通の私から言わせてもらえば今、ガルちゃん通の間での最新流行はやっぱり、
アイドルらしさ、これだね。
生命の息吹を感じるアイドルらしくてイキイキとしている名前。これが通の名付け方。
アイドルらしくてっていうのはアイドルっぽさなんていらない。そん代わりスピリチュアルな感じがいい。これ。
で、それに生命の息吹を感じるイキイキとしている名前。これ最強。
しかしこれを書き込むと次からガルちゃん管理人にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、シクトクでも書き込んでなさいってこった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 22:23:40
847文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
インアーティキュレーター、それは人類の敵。
インアーティキュレーター、それは異形の怪物。
インアーティキュレーター、それは……
突如として大量に発生した凶暴な怪物に両親を殺された少年は、心に復讐を誓った。青年になった彼は、宿した刃で宿敵を次々に切り伏せていく。だがその刃は諸刃の剣だということを、毒を孕んだの根が彼に巣食っていたことも、彼は知らなかった。決して彼が悪い訳では無い。誰も、それがいつ目覚めるかなんて知りえなかったのだから。
※この小説は残酷な描写を含みます。
最終更新:2019-08-18 07:21:00
10171文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
1人の青年がいた。その男の名は竜崎翔。この男には秘密があった。最強主人公日常での生活ギャグここに始まる
最終更新:2019-04-13 06:03:04
1771文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
VR MMO RPGアナザーワールド。
誰もが自由に冒険し楽しむ世界で、ある日1人のプレイヤーが名を挙げた。
チート野郎という、悪評と共に。
「私がアンタを正してあげる」
天輪の舞姫と呼ばれる少女。アイナの監視のもと、主人公サイトは誤解を解くため、パーティーを組むことに。
「勝ちたい相手がいる」
たった1人のプレイヤーに勝つためにサイトが極め続けた技術。そして、チートと言われる力。
アイナとの出会いがサイトの日常を少しずつ変えていく。
これはほんの些細な少年の物語。
「
これはぼくが選んだ道だ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-06 12:00:00
49809文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
一種の愚痴
二つの墓穴または諸刃の剣なのは承知の上
キーワード:
最終更新:2018-10-16 12:58:44
1707文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:102pt
船イベント…
ファンタジーで言えば鉄板のイベントである。
しかしそれは、ストーリーの構築が困難になるという諸刃の剣である。
果たしてサクーシャは海外渡航をストーリーに組み込む事ができるのか…!
最終更新:2018-08-18 00:30:54
1582文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
都内で、ピアノコンクールエントリー者が駅のホームから突き落とされるという事件が発生する。音楽雑誌ライターの成田は独自に捜査を開始する。
ともに語られる思春期の物語。北国のとある高校。水泳部所属の飯塚は放課後に偶然聞いたピアノ曲、ドヴォルザークの「ユモレスク」の演奏者を探し出そうとするが。それはすべての元凶だったのだろうか?
「才能は諸刃の剣となる。
過去は現代に復讐する。」
才能がなくて苦しい。才能があってもつらい。大人に振り回される子供たち。嘘の甘さと真実の苦
味。それぞれの想いが個々に曲を奏でだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 22:23:03
98220文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:40pt
作:勘解由小路一二三左衛門三郎弥勒菩薩
ヒューマンドラマ
完結済
N3707EP
「言うは易く行うは難し」
知識チートとは言うことは簡単であるが、実際行うにあたって途轍もない努力と苦難が待ち受けているものである。
また、いざ使おうと思えば読者からツッコまれ、作者の知識量の欠如が露呈し、まとめサイトでは住民たちの玩具と化してしまい。さらには設定がチートによる歪みのせいで物語の崩壊すら生み出してしまう諸刃の剣。
転生者主人公が言っている知識チートだけではどうしようもない事象。普通であれば失敗して当然の事象が、何故うまくいってしまうのか。そこには転生者主人
公の無茶ぶりである知識チートに対し真摯に向き合い、そして転生者主人公が言ったことを成し遂げてきたモブ達の苦労があった。
これはそんな俺たち――なろう作家と俺たちを自己投影して生み出されるガバガバ知能の持ち主であるなろう主人公の『知識チート』に対して四苦八苦する名もなき人々――モブ達の『無茶ぶりへの挑戦』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 17:19:56
11536文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:24pt
西暦4188年、世界は戦乱と混乱を極めていた。
度重なる核戦争により、生態系は大きく狂った。
未知のミュータントが世界を闊歩し、辛うじて生き延びた人々は高い壁を築き、その内側で隠れるように暮らしていた。
かつて発達した科学は衰退し、代わりに発達したのは魔術と呼ばれる学問。
それは自然に元々あった生命力を具現化する、エコロジーな力だった。
だが、同時に強い精神力を持った人間のみが――それがたとえ悪しき心であっても――魔術のエキスパートとなれる諸刃の剣でもあった。
魔術に
は水、火、風、土の4大元素に加え、闇と光、2つの属性。合計8のマナがあり、その全てを操る事ができる人間は世界でも数えるほどしかいない。
清き魂でそれが行えるものは賢者と、
悪しき魂でそれを行うものは魔の者と呼ばれた。
また、壁の外を闊歩するミュータントを倒し、滅んでしまった文明――旧世界の遺産を発掘する、荒くれ者たちが多く存在していた。
決して裕福ではない、しかし自由を愛する彼らは『冒険者』と呼ばれていた。
これは、とある冒険者の二人組が地の果てである封鎖されし『東端』、ニホン国へ目指すに至るまでの前日譚である。
【注意】この作品はぬるゲーマー乙保管庫に掲載していたものを加筆、改訂したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 20:00:00
34539文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:25pt 評価ポイント:9pt
作:五十鈴 りく
ハイファンタジー
完結済
N7732CE
※The copyright of this novel is in Isuzu Riku. Please do not reprint without permission.
地図の片隅にひっそりと存在する島国の集まり、ブルーテ諸島。その六つの島国の中で最大の国土を持つ軍事国家ペルシ王国。しかし、諸島情勢は移ろい、急速に力を蓄える他国間で敗戦を境にペルシの勢力は衰えつつあるのだった。そんな時代に、ペルシ王国には年の近い三人の王子がいた。第三王子は放たれた矢のような浅慮、第二
王子は諸刃の剣のような冷徹さ。そして、第一王子は傷ひとつないまま居城に飾られた美しき盾と揶揄される。沈み行くこの国に相応しいのは、いずれの王子であるのか――。
※目次のGIFアニメは結城様が加工して下さいました。ありがとうございます!
※サブタイトルの《》のみ挿絵ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 17:00:00
363391文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:426pt 評価ポイント:128pt
サラリーマンで、ちまちまと投資(今はFX)をやっています。
今回は、投資のメリット・デメリットを書いています。
ただの文章では面白くないので、2キャラ(スマさん、初値さん)の対話形式です。あとは、キャラに任せます。
【スマ】この話は、投資に興味がある人向けよ。逆に、すでに投資で儲けているような人は読まなくていいわ。
【初値】投資ですか・・・・・・。興味はあっても、なんだか怖いですね。
【スマ】投資は「諸刃の剣(役立つこともあれば、損害を与えることもある)」ね。
うまく付
き合っていけば役立つけれど、気をつけないと大きな損害を受けてしまうわ。
でも、長い人生を考えると、早めに勉強しておくといいと思うわ。
【初値】それにしても、タイトルが「ヘタレ」なんですね。
【スマ】ちなみに、「とある作者」か「とあるヘタレ」か悩んで、変に読者に期待させないために、ヘタレの方を選んだらしいわ。
【初値】でも、内容が悪ければ、反面教師として参考になりますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 00:47:32
4286文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
“それ”は、『少女』の姿をした“なにか”だった。
“それ”は、『少年』の形をした“なにか”だった。
“それ”は――人の姿形をした、『神ならざる者』だった。
+
十年前、エルフを排斥したことによって光の恩恵を失い、今尚異常気象に見舞われ続ける小国≪アインスヴェルン≫――その城下町、通称≪霧の晴れぬ都市≫で、少年は生まれ育った。
流行り病で亡くなった母の遺した喫茶店を経営しながら、少年はただ願った。
平穏な暮らしを。安寧の日々を。友人との永久の絆を。母の“望み”を
全うすることを。
“神”と“精霊”が形作り、“人”とその“混ざり物”である様々な種族が蔓延る世界。その片隅で、少年のささやかな願いは叶えられる――はずだった。
「――オ前、“女神(デア)”ノ子、カ?」
濃霧に覆われた新月の夜、少年――エフェシア・フィアーブラの運命は一変する。『神ならざる者』の手によって、その運命を捻じ曲げられる。
酷く、醜く、悍ましく――最も歪で“正常”な形に、エフェシアの運命は動き始める。
「――童、力が欲しいか?」
それは、人智を超えた諸刃の剣。天使にも似た悪魔の囁き。
“精霊”の王は、エフェシアに語り掛ける。
「……その力があれば、僕の護りたいものを、護れるか?」
「妾は与えるのみ。使うのは童自身じゃ。のう、『神ならざる者』よ」
――それは、数百年に渡る終焉の序章にして、数千年に及ぶ歴史の幕開け。
「――僕は、自分が何者であるかを知りたい――そして、」
産まれるはずの無かった“忌み子”が、自分を見付けるまでの物語。
「僕が『エフェシア・フィアーブラ』以外の何者でもないことを、証明する!!」
「――善いのぉ、偽りに塗れた欺瞞の子よ。崇め立てられ、忌み嫌われた“神の子”よ。人智を超えたその身に、力をやろう。祝いをやろう。呪いをやろう。さぁ――新たな“神話”の幕開けじゃ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-26 04:22:48
1581文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
レベルやステータスといった仕組みを世界観に用いる方へ。それらの概念は物語を創作するにあたって非常に便利であることを私も存じ上げておりますが、設定によってはその世界観を破壊しかねない諸刃の剣であるということも、どうかお忘れのないようお願い致します。
あまりくどくならないよう、全4部構成でお届けします。
最終更新:2016-09-11 21:00:36
5533文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
βテストを終え、満を持して正式稼働を開始したVRMMO『アースガルズ・オンライン』。そのプレイヤーであるアカネは初日に特別な力を獲得する。
バーサーカー。任意で発動可能な暴走は味方さえも傷付ける諸刃の剣。
けれど、アカネが俯く事は無い。彼女にとって守るべきは、ただ一人の肉親である兄だけなのだから。
最終更新:2016-05-19 23:35:44
7629文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
勇者、と言えばどんな存在を想像するかな。超人、無敵、最強、人とは違う何かを持っている、弱いものの味方、正義の味方。そのような圧倒的で、皆が求める理想を追い求め、それを手に入れることの出来るだけの力を持った者。ありとあらゆる探求の末に自分の理念を見つけ、それを全うする。人間としてありたい姿、なりたい形。それこそが勇者という者だろう。
だけども考えてみてほしい。勇者なんて壮大な呼ばれ方をする人たちだって元はただの無力な人間であることを。
長々と面倒臭い稚拙な文章をお読み
いただきありがとうございます。しかし最後にこれだけは。明かそう、勇者達を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 14:00:00
12139文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ケンカしろとか、目には目をとか。
そんな低レベルな話じゃない。
自分が傷つくのを恐れるな、とも言わない。
相手を一方的に傷つけろ、とも言わない。
そんな、低レベルな話じゃない。
最終更新:2015-09-26 02:00:00
386文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
一人になる事が怖い、まだ少女の様なか弱さを持つ因幡《いなば》卯白《うしろ》は戸籍上弟で血縁上従弟である卯太朗《うたろう》に母親だと思われている。
複雑な生い立ちの中、自分の嘘がいずれバレる事を知りながら卯白は卯太朗を育てている。
この世界には送信者と受信者がおり、受信者は嘘に敏感である。
脳の強度が違うという受信者は一昔前は超能力者だと思われていた。
卯太朗は情報を受信する事の出来る受信者で、まだその能力に目覚めていない。
いずれその能力を開花させる卯太朗が自分から離れる事を
恐れる卯白。
そして未来を受信する謎の少年に自分は受信者が更なる進化をする為の手がかりか受信者が滅びるきっかけになるかどちらにでもなる諸刃の剣だと言われる。
卯白は今のままでいられる事を望むけれど、卯太朗は自分の能力が開花する事を望む。
自分の選択で未来が変わると言われても、卯太朗との別れは変わらない。
その一言に卯白は酷く揺れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-24 17:16:48
32637文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
強い思いは、誰かを守る“剣”となる。
しかし、それは時に、誰かを傷付ける“凶器”にもなり得る。
そう、思いとはつまり、“諸刃の剣”なのである。
唯一の肉親である母親が、謎の病「眠り姫病」を患う少年、直親。
彼は或る日、夜道で気味の悪い子供に襲われかける。
そんな彼を助けた少女は、直親に向かってこう断言した。
このままだと、一週間以内に大切なモノすべてを失うだろう、と。
その出来事を境に、直親の身に次々と“不幸”が降りかかってくるようになり……
悲しい過去や痛みを抱えた
人々の“思い”を解き明かし、少しずつ成長し前に進んでいく少年少女の物語―――。
※話によっては、やや残酷な描写が含まれることがあります。(その場合はサブタイトル又は前書き等に記載します)
※現在非公開ではありますが、他サイト(エブリスタ)にも投稿されている、もとい投稿を考えている作品です。ある程度の区切りがついた時は非公開を解除し重複投稿を行う予定です。pixivでも投稿中ですが、こちらの方がやや更新は早いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 15:45:47
50459文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その身に宿すのは、美しい二振りの長剣――
身の内に剣を宿す「剣士」。
剣士の中でも稀有な二刀を有するレオアリスは、
17歳という異例の若さでアレウス王国近衛師団第一大隊大将となる。
年若き近衛師団大将と、彼を支える部下達を描いた成長譚。
剣士とは、諸刃の剣か。
絶対の信頼か。
【第1話「夜行の列」】
収穫祭に沸く王都の街を、異形の列が歩く。夜行に引かれて行く少女達。事件の現場に漂う法術の気配に気付いた近衛師団大将レオアリスは、少女達の捜索
に関わる。
※本シリーズの序章として「竜の宝玉とはじまりの森」がございます。そちらから(或いは本編を3話くらい進めていただいてから)読んでいただくと、より物語を楽しんでいただけます、おそらく!。長編、王道ファンタジーです。お好きな方はぜひ
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 16:55:10
109557文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:1359pt 評価ポイント:479pt
怪人・カニラーとの戦いでピンチに追い込まれた俺。攻撃はことごとく弾かれ、ダメージを与えることができない。そこで、相手を必ず死に至らしめることができる代わりに社会的に死んでしまうという諸刃の剣「ブラジャービーム」を打つかどうか苦悩する。
最終更新:2014-11-07 08:00:00
2725文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:50pt
「諸刃の剣をその身に秘めて」続編。
「夢魔」と呼ばれる姿無き魔物の退治を生業とする腕利きの魔術師サルクと、その武器にされる恋人「ベール」の甘くてしょっぱい恋愛話。
最終更新:2013-05-22 01:44:02
5238文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:806pt 評価ポイント:696pt
世界はいつしか並行世界から来訪した天使と悪魔に侵攻を受けていた。1985年以降多くの地域で天魔両軍の戦闘に巻き込まれ、両軍の戦略兵器ゲートにより無人の大地と化していた。
しかしゲートは同時に人類に新たな能力、「アウル」に目覚めさせる諸刃の剣でもあった。アウルに目覚めた人間は天魔のアドバンテージである物質の透過能力を阻害する事が可能だからである。
戦闘が激化する中、人類はアウルに目覚めた人間を撃退士と命名し撃退士による組織「撃退庁」を設立。組織的に天魔に対抗する手段を確立
する。だが足りないものがあった。武器である。
撃退士は己の肉体ならば天魔の透過能力を阻害できた。しかし別の物質を通じて天魔に攻撃する事は不可能だった。各国は企業と提携し撃退士用の武器開発に着手する。レミエル=ネフィリム=ヴァイサリスもその一人だった。
2001年夏、フランスに拾われたレミエルは地元繊維企業と提携し武器開発を行っていた。しかし望む十分な結果を得られず時間だけが過ぎる。そんな折に日本の撃退庁から一通の手紙が届く。伝説の金属ヒヒイロカネを発見、研究してみないかという誘いの手紙だった。
本物のヒヒイロカネなのか疑惑を持ちながらもレミエルは来日、手紙の主であり日本の撃退士養成学校校長である宝井正博によりヒヒイロカネを内包する蛇を紹介される。ヒヒイロカネの研究を条件にレミエルは養成学校に着任することを決断した。
(エリュシオンを知っている方は私なりのヴェサリウムウェポン開発秘話だと考えてください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-13 18:40:47
6493文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
かつて、ある医者が偶然発見した精霊と呼ばれる存在。それを利用した精霊術。発見当時、世界を沸かせたそれも、それ以降、科学の陰に隠れ、日の目を見ることはなかった。だが、近代以降徐々に台頭し、2032年現在、その地位は科学以上の確固たるものとなった。その影響で、科学の進歩は二十年ほど遅れていると言われている。
そんな精霊術、その名門の一族である桐生家。その桐生家に生まれた少年――桐生修二はとある理由から、不当な扱いを受けていた。ある日、十歳になった修二は次期当主である兄を襲撃、
半死半生の状態にしてしまう。名門である桐生家は世間体を気にし、これを隠蔽、修二を分家に養子として送り出すことで、偽りの解決とした。それから六年余り、修二はこの春、高校二年生になる。新たなる生活、人間関係。様々な思惑が交差し、さらなる波乱の日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-16 00:00:00
26228文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
魔術師サルクは、「夢魔」と呼ばれる姿無き魔物の退治を生業とする腕利きの魔術師だった。悪夢を用い、人の心を喰らう魔物「夢魔」。そんな悪しき存在から人々を守るため、サルクは今日もその身に秘めた諸刃の剣を打ち振るう。(※あらすじのノリと本編のノリに激しいギャップがございます。何卒ご了承下さい)
最終更新:2012-03-25 16:01:23
12412文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:1306pt 評価ポイント:1096pt
人類が≪妖魔≫と呼ばれる謎の存在に襲撃された≪漆黒の氾濫≫から3年。
ある日、妖魔に襲われた高校生の阿倍野晴也は窮地に陥るも神村梓と名乗る少女に救われた。
成り行きで共に妖魔と戦うこととなった晴也と梓は、戦いの内に≪魔能≫と呼ばれる力に目覚める。
その力は人類の妖魔に対する希望であり、同時に人類にとっては最大の脅威となりうる諸刃の剣とも云えるものだった。
晴也と梓の魔能への覚醒、その裏で暗躍する謎の組織の影。
彼らの目的を知るため、全ての真実を知るために2人は更なる戦いへと
身を投じるのだった。
魔能者同士による異能バトル、妖魔との命懸けの戦いが幕開ける!
ちょっぴりダークな現代ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-19 21:41:56
64610文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:61pt 評価ポイント:49pt
桶狭間の合戦に至るまでの経緯から始まり、物語は、桶狭間に突入する所へと進行していきます。
第一章で述べた、信長の人望作りと人脈作りがここに出てきます。
それは少年期の信長の腕っ節の強さで、つまりは町の同類の不良どもを片っ端から喧嘩でのして、そいつらを子分にして、更に勢力拡大を目指して、方々に、自慢の拳を振るい人脈を経て、自らの背中を手本とさせて人望を得た。そうして作り上げた信長勢は少数ではあったが精鋭でもあった。
一方、今川勢は三万とも四万とも言われる多勢であった。当時はまだ
松平元康と名乗っていた徳川家康が今川勢にはいた。しかし、その松平元康は始めの打撃以外には、これと言って大きな動きを見せなかった。それ以外に今川勢の強力な攻撃はなく、それは諸刃の剣で弱いものであった。
とはいえ、信長は最終的に戦いに挑むまで、恐怖を抱いていた。その恐怖を抱いている所を、味方である家臣に見抜かれない事も信長の中では戦いの一つであった。
家臣らはみな、「籠城だ」「開城だ」と戦う前から、怯えていた。なかでも佐久間信盛は熱心に戦に反対をしていた。が、信長だけは、余裕ぶって見せていた。
そして、ついに信長は決戦を覚悟し、桶狭間へと向かった。
元々少数の信長勢の、中でも若い者だけが信長について、戦場へと向かった。信長は、途中、「人間五十年…」と敦盛を念じた。
桶狭間に突入する寸前に、それまで晴れ渡っていた空が、急に曇天になり、たちまち大粒の雨が降った。これは、通常であれば休戦、という状況であるが、信長の場合、通常は通常ではない。常識をぶち破ってこそ信長である。大雨の中、信長は桶狭間に突入をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 07:19:35
28487文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
自己責任この言葉は諸刃の剣ですうまく使わないと大変な言葉になります
最終更新:2007-04-06 23:39:18
2055文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
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