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検索結果:1040 件
山名藩家老家次男の三沢新之助が学問所から戻ると、屋敷が異様な雰囲気に包まれていた。
門から入った新之助をいち早く見つけ出した安藤久秀に手を引かれ、納戸の裏を通り台所から屋内へ入った。
久秀に手を引かれ庭の見える納戸に入った新之助の目に飛び込んだのは、今まさに切腹しようとしている父長政の姿だった。
父が正座している筵の横には変わり果てた長兄の姿がある。
「目に焼き付けてください」
久秀の声に頷いた新之助だったが、介錯の刀が振り下ろされると同時に気を失ってしまった。
新之助が意
識を取り戻したのは、城下から二番目の宿場町にある旅籠だった。
「江戸に向かいます」
同行するのは三沢家剣術指南役だった安藤雅也と、新之助付き侍女咲良のみ。
父と兄の死の真相を探り、その無念を晴らす旅が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 18:00:00
107662文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
エメドラード王国第2王子サハルは、インゲレ王女ヴィットーリアに婚約を破棄されてしまう。王女の傍らには、可憐な男爵令嬢ポメリアが。晴れて悪役令息となったサハルが祖国に帰ると、兄のダレイオが即位していた。ダレイオは、愛する弟サハルを隣国のインゲレ王女と結婚させようとした父王が許せなかったから殺害し、王座を奪ったのだ。
久しぶりで祖国へ帰ったサハルだが、元婚約者のエルナが出産していた。しかも、彼の子だという。そういえばインゲレ王女との婚約が調った際に、エルナとはお別れしたのだった
。しかしインゲレ王女との婚約は破棄された。再び自由の身となったサハルは、責任を取ってエルナと結婚する決意を固める。ところが、結婚式場で待ったが入り、インゲレからやってきた王子が乱入してきた。彼は姉の婚約者だったサハルに、密かに恋していたらしい。
そうこうしているうちに、兄ダレイオの子ホライヨン(サハルの甥)と、実の息子であるルーワン、二人の幼児まで、サハルに異様に懐き……。
第1章のみアルファポリスに先行投稿あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 16:37:21
17198文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
シェイクスピアの残酷劇「タイタス・アンドロニカス」を原案にした、復讐ストーリー。
中世初期。
ルム王国の大豪族・ナロドニア家の次男であるイルシオは、隣国アルグートとの戦役に勝利を収め、賞賛を浴びながら凱旋帰国をした。
しかしこの栄光を面白く思わない者が二人いた。
一人目は、敗戦国アルグートの美貌の女王ターラ。
彼女は、自分を捕虜に落としてルムに連行したイルシオに、強い恨みを抱いていた。
もう一人は若きルム王サナタイ。
彼は、王である自身にまで干渉するナロドニ
ア豪族家の尊大ぶりに、激しい嫌悪をつのらせていた。
この二人が手を取り合った時、ナロドニア家に対する陰謀が組まれる。そのシナリオは女王の相談役(=情人)であり、異様なまでの魅力を持つ黒い肌の男・エアリアが描くことになった。
エアリアの罠は、完璧に作動した。凱旋帰国のたった翌日、イルシオの父親・ティタン当主は片手と正気を失う羽目となり、最愛の妹・ヴィアは、心を極限まで傷つけられてしまった。ルムの大権門ナロドニア家は、一日にして崩壊することになった。
イルシオ自身もまた、国外追放の処分とされる。彼は、サナタイ王達への復讐に全身全霊を賭けることを誓い、かつての敵国アルグート国へと進んでゆく。……
舞台を、原作の古代ローマ時代から、中世初期の中部ヨーロッパへと改変。
主人公も青年にし、ストーリーも解りやすく大きく変て、美男美女と悪役とを多数登場させた、歴史ファンタジー話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 16:00:43
110038文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
転生悪役令息×BLゲーム×サイコホラー
絶望を重ね失意の底に落ちた長篠紫音は、死後、神の導きにより転生する。転生先は、亡くなった姉が原作を手掛けたBLゲームの悪役令息だった。
しかし、この世界は原作との異様な差異が生じていた。
それは、この世界が一度、破滅を招く悪役令息によってすでに滅んでいるからだ。
先に転生していた姉・長篠美緒が神と手を取り合い、世界は滅亡の前に時を遡っている。
そのため、紫音が転生した悪役令息の設定も異常を来していた。
なぜか主人公(ヒロイン)がヤンデ
レ化し、悪役令息が攻略対象から溺愛される。
世界の歪みが、悪役令息の運命を徐々に狂わせていく。
さらに、原作にもゲームにも登場しない人物が何人も居た。
原作者として知識を持つ姉と、ベータ版をプレイした弟がタッグを組み、世界の破滅を回避する闘いが始まる。
*カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 12:00:00
59015文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:0pt
世界中にダンジョンが生まれ、社会の様子が大きく変化し始めたころ。1人の冒険者が新たに誕生した。他人に比べて金への執着が異様に強いことと自己肯定感が異常に高いことを除けば普通の一般人であり、冒険者になったのも単純に稼げるかもしれないと考えたから。
そんな考えで冒険者になった彼女が大成するなどありえない話。本来ならあまり稼げないということですぐに辞めるか、それとも欲をかいて無様に死にゆくかで終わるような存在のはずであった。しかし、彼女の運命は冒険者として初めて1人でダンジョンへ
向かった日、大きく変わることとなる。
ダンジョンへと向かう際中、彼女の足場が突如として崩れた。そしてそこから現れたのは生まれたばかりのダンジョン。生まれたばかりだとしても多少は稼げるだろうと期待して入ってみれば、そこで待ち受けていたのは全く何もない期待外れの空間。これでは金は増えないと落ち込んで帰ろうとしたところ、突然アナウンスが聞こえて彼女は理解させられることになる。彼女が、そのダンジョンのダンジョンマスターとして選ばれたことを。
ダンジョンマスターとなった彼女はダンジョンをいじれるようになるが、それに対しデメリットはほぼ釣り合わない。何せそのダンジョンが攻略されダンジョンコアが破壊された時、彼女も同時に死ぬということとなってしまったのだから。
すぐに防衛のためにダンジョンの改良に追われることとなる。
しかし、それでも彼女は落ち込んでばかりではいられない。この状況をどうにかして活用として金を稼ごうと考え始めるわけだ。
ダンジョンで資金を稼ぐ機構を作ろうと奮闘し、自身が殺されないようダンジョンコアを守り、追随し模倣する他のダンジョンと競い合い、新たなダンジョンを操るダンジョンマスターたちを助けるふりをして力を盗んでダンジョンを強化し。そして、非常に強力な力を持つ他所のダンジョンと争い。
それでもやはり、彼女は金を貪欲に求めていく。お金大好き系主人公による、金のためのダンジョン経営ファンタジー!
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 10:05:25
27895文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:198pt 評価ポイント:74pt
「おめでとうございます! 厳正なる選考の結果、貴女は死神のパートナーとして選ばれました」
最愛の家族だった猫を亡くし、どこか無機質な日々を送っていた私の前に、突如その男は現れた。自分を死神だと名乗るその男は、新人の死神が一人前になる為の試験として、私にパートナーを組んでほしいと持ちかけてくる。
いや私、人間なんですけど。
とても優秀なのに何故か訳アリ?どこか不思議な新人の死神くん。
人外引き寄せ体質アリ!何故か選ばれちゃった自称普通の人間さん。
新人の死神くん
が向ける異様に強い執着。ただの人間なはずの彼女に隠された秘密。パートナーとして絆を深めて行く中で出会う、さまざまなヒトやモノたち。
死神と人間。異色の二人が手を取り合い、共に笑って泣いて歩んでいく愛と絆の死神道中。
さあさあ!とっとと死神業務、始めてもらいましょうかね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 06:31:34
314418文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:650pt 評価ポイント:374pt
妖怪好きの大学生の松下幸助が不慮の事故で命を落とし、死を実感しきれない中目を覚めた場所は異様な空間であった。更に幼女が死をあらためて伝えるというシュールな目に合う。死を伝えた少女はある事を告げ、自身の気持ちを伝えて彼を異世界である妖界へと導いた。
妖界に辿り着いた彼は妖怪と友達になりたいと声を掛けたところから運命が動く。
幼女から授かった異能の力を知らないまま、彼はある事を無意識にしていく。それが彼が好意を抱く妖怪を引き合わせたとも知らず……。
人間と妖怪の異世界ファンタジ
ーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 23:24:47
707074文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:16pt
春、田舎から都会へ上京してきた大学生・飯山 和茶(いいやま かずさ)が入居したアパート<デッド・ハイツ>。名前は和茶が苦手とする怖いものを連想させるが、リフォームをしたということで綺麗なアパートだった。しかし、和茶には気になっていることがあった。和茶の部屋の家賃は異様に安かったのだ。まさか、事故物件というやつか?不安になった和茶だが、もう1つの空き部屋の家賃も安かったはず。そして、和茶は若き大家の嶺想寺(りょうそうじ)を愛想が良く、ただの親切な、良心的な大家だと思いたかった。
和茶は、不安を抱きつつも、大学からも近い<デッド・ハイツ>への入居を決めて、今に至るというわけだ。が、しかし、和茶の不安は地獄への入り口だった。地獄を卒業してきた住人たち、時々、生きている人間のお話。超のつく怖がり大学生は天然のお化け屋敷でやっていけるのか?和茶の、背筋が凍る新生活が始まる。
◯現代ファンタジーなのか、よく分からないコメディー的な作品です。書きたいことを書けるだけ書いたら、こうなりました。登場人物は生きてたり死んでたりします。展開がめちゃくちゃです。ゆるっと読んで頂けたら嬉しいです。著者は嶺想寺と、とあるキャラの絡みがお気に入りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 19:28:43
16113文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:kayako
ローファンタジー
連載
N3456IN
2040年、近未来の日本は『魔獣』と呼ばれる謎の怪物が各地で跋扈していた。
ストレスをためこんだ人間が、額に水晶を埋め込んだ異形『魔獣』と化し、暴走してはあらゆる災害を引き起こす。
魔獣の大量発生により国は荒れ、混乱に陥っていた。
そこで政府は『地域守備局』と呼ばれる超法規的組織を設立。魔獣を撃退可能な血を持つ人間を集め、魔獣討伐に乗り出していた――
巴由自はそんな『地域守備局心療課』に配属されたばかりの16歳。
配属と同時に『神器』を持たされ、くる日も戦闘に励んでいた
巴。その同期には少々冴えない眼鏡男子・八重瀬真言がいた。
気は優しく聡明ではあったものの、神器である大剣をうまく扱えず、課ではほぼお荷物扱いの八重瀬。
そんな彼を、巴は常日頃から馬鹿にしがちだった。
だが、とある島の魔獣情報が飛び込んできたことで、彼らの運命は大きく動き始める。
奄美諸島近辺に位置するその島の名は『白龍島』。
500年以上も前に強大な魔獣『晶龍』が暴れ、幾多の犠牲を払った末に封印された曰くつきの島。何故か現代まで存在が隠匿されていた島である。
2040年の今になって晶龍が覚醒し、島民から『人柱』を奪い島を実質支配しているとの情報から、巴と八重瀬は島へ乗り込んでいく。
だが二人が島で目にしたものは、朴訥とした島民たちの、昔ながらののどかな生活だった。
現代のストレスとは無縁で、これといった災害もなく、資源豊かな島でのんびりと暮らす人々。そして何故か彼らは、魔獣であるはずの晶龍を心から信奉していた。
そんな彼らに、巴と八重瀬は少しずつ違和感を抱いていく。
調査を進めていくうちに二人は、島の中心部たる「晶龍の祭殿」に、人柱たる少女が捧げられていることを突き止める。
やがてそんな二人を導くかのように姿を現す、銀の龍。
何故か龍に対して異様な反応を見せる八重瀬と、その神器。
そして龍の力と人柱の少女を巡り、激しい戦いの火ぶたが切られ――!?
島民に崇められる龍神の謎とは。
時代に取り残された島の未来は。
血みどろの戦いの果てに、巴と八重瀬は何を見る?
※本作は「カクヨム」にも投稿予定です。
※「こちら地域守備局メンタルケア課~配属されたばかりですが、結構可愛いスーツの眼鏡君が大剣担いで戦ってました~」の前日譚にあたる物語ですが、単体でお読みいただいても全く問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 19:18:45
67640文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
菊池良太は高校進学と父の転勤に伴い地方から東京へ移住する。両親にとっては懐かしの、良太にとっては憧れの地だった東京。期待と不安に震える良太は入学前最後の面談で、奇妙な風習について説明される。
この地域では古くから生徒を見廻る目に見えぬ生徒、ウカガイ様なる存在があるのだという。
ふいに現れたその姿は明らかに一人の女性とで、もちろん目に見え、声も聞こえる。けれど母も教員もあたかもそこに何もいないかのように振る舞う。
良太は異様な奇習に怯えながらも、東京に馴染めるよう必死の努力を始
める。
※カクヨムにも同作を転載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 18:11:20
5346文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平穏な世界は、ある者の登場で突如として消え去った。
『つまらない、だそうです。あ、因みにこれ神様からのお告げです!』
【神の使徒】と名乗るその者は、大小・種族関係無い国王の前へと現れた。
その使徒は神様の為に【ゲーム】を開催すると言う。
その名も【国家侵略ゲーム】。
5年の歳月の内、1つ以上の国へと侵略をする事。断れば【天罰】が下る、しかし成否は問わない、侵略を成功させた国には『5年間の《《何か》》を提供』すると言う。
そして、神からの注目を浴びた者には、ある賞品《
ちから》が渡されると発言する。
あらゆる種族の選択、発想、そして戦う姿を眺めたい、そんな願望が見て取れる……本当にただの神のお遊びでしかないという事だ。
そんなふざけたゲームに対して当てつけの様に作られた団体。若くして、どの国にも属さない行商人達を纏めたパワルタの団長、キューべは【鉄壁の帝国】マリアへと侵略を始める。
ただ、戦場で何人もの行方不明者が出ており、誰かがパワルタ団の妨害を日々繰り返している事に辿り着く。
「子供、か?」
そこには異様な場で血に濡れた者が居た。
神の賞品《ちから》を手に入れ、鋼鉄の兵器を操る、平穏な生活を望む子供エルが居た。
「私と手を組まないか?」
そして戦いの末、エルはパワルタへと捕らわれ、2人は己の目的の為に協力する事になる。
1人は、平穏な世界を求めて、全員を殺す為に。
1人は、人生に刺激を求めて、世界を支配する為に。
歪にも絡み合う2人の夢の果て。
それは、いずれ世界を平穏へと導く事が出来るのだろうかーー。
※残酷描写は念の為。カクヨムにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 12:10:00
39971文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:下横カルミア
ハイファンタジー
連載
N0570JA
風見純太郎はトラックにどかんと撥ねられ、異世界に転移してしまった。
数多の"なんちゃって異世界物語"を読んできた純太郎にとって、自分が異世界で最強になり平穏な生活を過ごす方法など分かりきっている。
展開は勝手に流れていくから、あとは頼りになる仲間を探すだけだ。
だが現実は、そう甘くはないようで……。
~理想~
スマホ持ち込んで知識で無双してやる!
~現実~
やっべスマホ壊れた。
~理想~
女の子ばっかのハーレムパーティー作って
やる!
~現実~
は、なんでこんなに野郎しか居ないわけ?
なんで女の子は強気のゴリラしか居ないわけ?
~理想~
レベル9999のランクSSS級勇者になってギルドの受付嬢をビビらせてやる!
もちろんドラゴンワンパンで倒すぜ!
~現実~
え、勇者ってランク付けしないの? あそう。
スライム1匹だけでも鬼つよなんですけど。
は、ドラゴンワンパン? 無理無理。
そもそもリーダーであるオレが荷物持ちってどういうことなわけ!?
日本ではありえない狂った日常、異様な価値観、不気味な人々…………地球出身の者にとって、異世界生活は厳しいようだ!?
※以下のサイトにも重複投稿させていただいています※
・『カクヨム』様
・『ノベルアップ』様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 10:33:34
18150文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、唐突に異世界トリップを体験した香坂御月。彼女はオタク故に順応も早かった。仕方が無いので魔導師として生活中。
本来の世界の知識と言語の自動翻訳という恩恵を駆使して異世界で生きる彼女。ところが現実は厳しかった。
癖があるどころか乙女の夢をぶち壊す美形連中と異世界人の扱いを知った彼女は痛感する。
「恋愛フラグは立たない、絶対に……!」
……保護された国は天才(=非凡)+異様に綺麗→壮絶なマイナス要素あり、という実力至上主義な国だった。
――これは何の役目もなく異世界に辿り着
き、これまでの知識をフル活用して障害を取り除こうとする枯れた女性の物語である。
※基本的に主人公最強です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 07:00:00
3588175文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:189324pt 評価ポイント:64886pt
元引きこもりニート指揮官(十六歳)が、少女達(ヒト型兵器のパイロット)を率いて世界を救う!?突如襲来した宇宙からの侵略者は、三メートルの人型兵器を使って全世界に攻撃を仕掛ける。しかし———— 一般市民は傷一つ付けられることは無かった。攻撃されたのは各国の軍だけ、宇宙人たちの目的も知れず、ただただ、軍部への攻撃だけが続いていた。各国の軍隊が宇宙人と戦争を繰り広げる中、市民たちは変わらぬ日常を過ごす異様な世界が形成されていく。そんな日々が続く中————主人公、タガキ・フミヤ(
ニート)の叔父であるタケミチから『軍でバイトせんか?』と謎の誘いがあり————。 各地で暗躍する謎の宗教団体、各地で起きた謎を追う公安警察、そして、軍部でひそやかに隠されてきた謎とは? 長編×ロボット×青春×ミステリー開幕。 ※この作品は、既に投稿した【電光のエルフランド】に大幅に設定変更、修正、改稿を行ったリメイク作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 04:41:31
652220文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:270pt 評価ポイント:138pt
とある王国の王女として産まれたユウリには、生まれつき呪いによる醜い痣があった。そのことを憂いた王に捨てられてしまい、深い樹海でゴウキという大男を父代わりに育っていく。だが、とある精霊との出会いがきっかけとなり、自身の能力に気付き始める。
成長と共に明かされていく、異様な才能と呪いの真実。世界の在り方そのものすら揺るがして運命を超えようと奮闘……はできるだけせずにいたい無気力少女のお話。
最終更新:2024-06-16 22:54:00
6538文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:K.Mayfield
ハイファンタジー
連載
N6293JD
死は常にその背に寄り添い、生に対して甘美な夢を囁く。
生まれた時から私の存在は生きていても死んでいてもそう大して代わり映えがなく、今となっては死んだ方がましという有り様だ。
私はもうずっと、どちらつかずのままその中間に佇んでいる。
その間にも生と死との境は曖昧に滲み続け、手を伸ばしたそこで私はいつでも死を掴むことができた。しかしながらこの死は触れた途端に嬌声を上げて身を捩り、まるで陽炎のごとくするりと私の手から逃れ去ってしまうのだ。そしてこの手の中には虚ろな生だけが残
され、まるで陽光に晒され乾いた砂のようにさらさらと儚く零れ落ちていく。
私という存在は色もなければ味もない。音もなければ香りもない。
ただそこにあり、ただここで澱のように沈んでいる。
そのように鬱屈した日々を過ごしていたある日のことだ。私は古びて朽ちかけた教会でひとり夜を明かすはめになった。今では村人でさえ顧みることのない、森の奥の名もなき教会の、その中で。
あの日の私は、今となっては理由さえ思い出せない些細なことでウドと諍いし、煮えたぎる怒りを冷ますためがむしゃらに馬を走らせていた。そしていつしか森の魔性に捕まり、気付けば帰り道を見失い、情けなくも途方に暮れていたまさにその時、その教会は何の脈絡もなく、まるで影の隅からぬるりと抜け出すような不快さと唐突さで私の前に立ちはだかったのだった。
何とも妖しい教会だった。
その悍ましい外観を見つめるだけで私は身震いし、人の業では成しえない何かを感じて思わず息を飲み、そして胃の底から湧き上がる悪寒の前に戦慄した。しかし何の矛盾か、その姿は私の中に筆舌しがたい敬虔な気持ちも同時に掻き立てたのだ。私はただ、その異様の姿を前に立ち尽くすことしかできなかった。
何とも不思議な教会だった。
入り口の扉はすでに時の彼方へと消え去り、置き去りにされたように開いた暗い穴が静かな闇の息遣いを反射する。
しばらくして我に返った私は馬を降り、余計な音を立てぬようそっと中に足を踏み入れた。恐怖や畏敬の気持ちよりも、その瞬間だけは好奇の気持ちが勝っていたのだろう。
数歩を歩けばすぐに、聖堂の僅かな広がりが私を迎え入れた。
満月の夜だった。
月明かりが失われた天井から煌々と降り注ぎ、歳月に沈む過去を柔らかく照らし出していた。
私はそこで、見つけたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 19:37:10
4030文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:イモリさいとう
ハイファンタジー
連載
N1853GD
ショウは魔装具や武具を製作する技術者であり、上司の命で傭兵パーティーの魔法剣士レイ率いるパーティーに加わる事になった。
レイは剣の握り方すらもわからない初心者。その一方でそれに付き従う純戦士ゴルード、神官シルク、魔導師ガーネット3人は大ベテラン。
アンバランスなパーティーにショウは異様な雰囲気を感じつつも、内勤技術者としての仕事を全うし、苦難を乗り越えながら真面目に働き、五人は絆を深めていく――――
しかし、レイとショウに悲劇が襲い、二人の運命の歯車が、大きく狂い回り始
めた。
今後の予定(2020/10/11)
※誤字報告、本当に助かります。まことにありがとうございます!!!!!!!!
報告分は修正しています。もし、また見つけたら報告のほど、よろしくお願いいたします。
3章<魔導砲編・上> レントスの猛獣を手なづけろ! 連載中 (18万文字弱)
更新頻度は水、土曜日の週2回を予定しており、2021年1月30日までの更新予定です。
更新頻度について、まだ迷っているので、変更があるかもしれません。
※小説家になろうのみで連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 17:29:07
569909文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:32pt
世はまさに婚約破棄・パーティー追放モノ時代。その登場人物ことざまぁされ役はどうして頭が悪いのか?あれこれ考えてみた、読み手兼書き手の語りです。
キーワード:
最終更新:2024-06-16 17:05:08
2820文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少女を追いかけて辿り着いた、奇妙な店。
夢に見る、異世界の情景。
見た事も無い物の名前がわかるなんて事、あるだろうか?
プロローグが示す謎。
その先に待つ、未来へ。
プロローグの主人公:零維世。彼は奇妙な店で1冊の本を読む。
その瞬間から、異世界の主人公:クリアの中に入り込む。
見た事も無い世界の情景を、夢に見るクリア。
異世界は外の魔物が異様に強く、大きな壁で町を守りながら生活する過酷な世界だった。
町の外の魔物と渡り合うには、町の中に在るダンジョンで鍛えなければ
ならない。
町を守る兵士や結界師をダンジョン案内人と呼ばれる者たちが育てていた。
クリアは何度も奇妙な夢を見ながら、ダンジョン案内人の一人前を目指す。
2人の運命は?
※主人公が最初からツェーしない物語ですが、2章では王になってます。
※カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 16:47:56
819029文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:92pt
ミッテルラント大陸にあるプレスブルク皇国には変わり者と噂される子爵令嬢がいた。好奇心旺盛でチャレンジ精神に溢れるウリカ・フォン・シルヴァーベルヒは、剣術、料理、魔術学など気になったものは手当たり次第に挑戦し、持ち前の器用さでそれらを習得していく、まさしく異色の貴族令嬢。そんな彼女が次に目をつけたのは錬金術だった。王都にたった一人の錬金術師ウィリアムを訪ねて弟子入り志願するが、「弟子をとる気はない」と一蹴されてしまう。それでも諦めきれないウリカは半ば強引な説得で、弟子入りを前提
とした雑用係として通わせてもらえることに成功するが、ウィリアムには何やら秘めた過去があるようで…。
一方で、病に伏せる皇帝の代理として一時的に国政を預かる第一皇子アルフレート・ハイムは、側近のユリウスに助けられながら忙しい日々を過ごしていた。ユリウス以外に心許せる相手のいないアルフレートは、日毎に孤独を募らせていく。そんな中、変わり者令嬢ウリカの噂を耳に入れ、シルヴァーベルヒ子爵家に興味を抱き始めるのだった。
たかが子爵家が異様な存在感を放つ!
停滞する皇国の未来を変える変革記第一弾。
※本作は現実における貴族制度等を参考にしておりますが、作者の知識量及び作品の都合上、オリジナル要素を取り入れております。そのため、現実とは異なる表記法を用いる箇所も多数ございますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 00:00:34
188344文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:104pt
志間葉介。31歳。
何の前触れもキッカケも無しに、気づけば自宅から森の中に移動していた男。
異様な獣の群れに囲まれながら、趣味で鍛えてきた肉体を駆使して肉薄しつつ、やがてピンチに。
そんなジジィのピンチに、颯爽と現れたのは格闘系褐色美少女。
赤い服着た美少女は、獣をぶっ飛ばし蹴散らしてから、ジジィに一言。
「お前……今から、わたしの弟子」
魔法が使えて怪物が出る。
そんな世界で出会いを果たした、体力だけの三十路な弟子と、無表情で師匠な少女。
そんな二人と仲間が織
りなす、ちょっぴり変わった師弟ライフ。
満を持して。
はじまり♪ はじまり♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 14:49:14
753708文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:18pt
「マニアック」ってなんか奇人、変人という
異様なイメージのあることばみたいやけど、
俺はえーんちゃうかと思う。
いくつかの面では自分もマニアックだと
自覚している。
多くのひとが興味を持つ、好むものが正しくて、逆に少数派は変わり者でマニアックと呼ばれ
やや気持ち悪い?
あなたはどう思いますか?
自分の嗜好、パッション、感覚を
理解してくれるひとはあまりいない。
でも何かに惹きつけられて目が離せず
時には深く追求してしまう。
それってすごく直感的、情熱的で、感性的で
ある面ア
ーティストの気質を
持っているんじゃないの?
テレビのニュースやネットから毎日
誰もが受ける情報が常識であり、
大多数の好みが正しいことのか?
いやいやいや、
ニンゲンの、いや動物としての本能、
感性、欲求はそんなもので
収まるべきではないんじゃないの?
素直に感性を楽しみたいなあ。
ちょびっとマニアックな経験も含めて
時には刺激的な、時にはゆるう〜い
オハナシを綴っていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 13:55:29
73221文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
蓮浜 深慧莉(はすはま みえり)は無駄な死を迎え、その生涯に幕を閉じた……はずだった。
次に彼女が目を開けると異様な空間の中だった。
ストレンジフィールド(奇妙な領域)の正体を知るために解明者たちはおぞましい狂気を往く。
最終更新:2024-06-14 06:00:00
225813文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ソクラテス一郎
ハイファンタジー
連載
N3539IJ
あらゆる文明は衰退し、世界は荒れ果てた。
『楽園』。『この世の全て』がそこにあるとされる場所も行き方も不明な伝説の地。
冒険者の全てはそこを求めて旅をしており、廃れゆく世界を救うとされる。
時代は大冒険の時代であると共に、レギオンと呼ばれる機械生命体に人間が支配されている時代。
『楽園』を求めて旅をしていたアピス・クロージャ一行は旅の途中、とある噂を耳にしていた。
『楽園』へと至る為の『ソロモンの匣』が発見された――と。
噂を確かめる為、ヴィオラ大陸の端に位置するドンドルド
砂漠のクロッカスと呼ばれる街にまで来ていた。
そこは砂の大地。ありとあらゆるものが砂に吹かれ、『再生』が始まったとされる場所。
案の定、そこは既に噂を聞いた冒険者で溢れかえっていた。
そこで、アピス・クロージャは一人の青年に出会うことになる。
名をアルヴァルト。彼は冒険者という物に興味を抱いていた。アピスとの出会いにより、その興味はより強くなる。
同時期、『ソロモンの匣』を求める一人の冒険者がクロッカスを訪れることになる。
名をセクト。どうしても『ソロモンの匣』が欲しいセクトはクロッカスに住まうある男に会いに行く。
異様な雰囲気を放つその男にセクトはこう言い放つ。
『望む物は――新たな世界』。
そうして、『楽園』を巡る物語は生き物のように動き出す。
これは――とある夢を彼方に抱く者達の約束の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 17:19:26
49942文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
男の周りには知らない人が見れば普通の日常が広がってると思うだろう。なんの不思議も面白味もないつまらない平凡な風景。
男の周りには知る人が見れば異常な日常が広がっていると思うだろう。不思議で不可思議で奇々怪界な異様な風景。
男の周りにはいつも異常が付き纏う。
そんな男の特徴を彼女らに聞いてみよう。
[ 男の特徴を述べて下さい ]
あの人の髪は金色です。
あの人の身長は決して高くありません。
あの人の目は鋭いです。
あの人の瞳は感情を映しません。
あの人は遠慮がありません。
あの人は何を考えているのか分かりません。
あの人は他の人と違います。
あの人に変わる人はいません。
[ あなたたちにとって男は何ですか?]
私にとってあの人は……
異常に付き纏われる男と異常を纏う女達。
そんな彼らの異常で異様で異界な日常がこちらになります。
***
現在【幽霊女と駄菓子屋ばあちゃん】まで改稿・編集完了してます。まだ見落としはあるかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 09:00:00
59679文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:525pt 評価ポイント:251pt
学園一と名高い美少女に呼び止められた。
「貴女、悪役令嬢ではないの?」
あー、やっぱりここってそれ系なんだ。
前世の記憶が蘇ったから、転生かと思ったら、学園に来てから違和感が。
ある男子達が異様にハイスペックイケメン。
王子、宰相の次男、大公長男、そして隣国王子が二人
ここまで同年に揃うものか?
しかも、一つ上に宰相長男、隣国王子
一つ下に、大公次男の双子など。
イケパラーっと楽しむ趣向だったら、楽しめただろうが、イケメンには興味ない。
「あー、やっぱりここってそれ系の世界だ
ったんだ」
知らない乙女ゲーに転生してしまったが、乙女ゲー嫌いなんだよね。
もっぱら、RPG派なので、冒険するよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 23:38:52
55372文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:104pt
【おふざけあらすじ】
何か似てんねん。
性騎士のくせに技が異様に神聖なんよ。
何で守護に特化してんだよ。おかしいだろ。
【本あらすじ】
──15歳になると神から授けられる【職業】。
幼少期から冒険や勇者に憧れていた少々……いや、俗物過ぎる性欲人間のアルスは、戦闘職を授かり冒険者として大成したいと考えていた。
だが結果授かったのは【性騎士】。勇者一行のパーティにいた【聖騎士】ではない。残念、穢れるほうの騎士だ。
しまいには、性欲を消費しスキルを発動させるという謎仕様。
しかもなぜかちょっと神聖だ。
聖騎士と性騎士。言葉の読み方は同じ。それにより【聖騎士】と勘違いされ、訂正するにはもう遅い頃合いになってしまい──?
更には【聖騎士】として王城に召されたアルスは、なぜか超重役の【聖女】の護衛をすることになってしまう。
これは性欲に塗れたふざけな人間のアルスが、時には真面目に、大体ふざけながら周りから勘違いされるギャグファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 19:20:00
38218文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:350pt 評価ポイント:132pt
作:沢渡奈々子
ローファンタジー
完結済
N8278IZ
成宮智恵は、幼い頃から『人ならざるもの』が見えた。
先祖は遠い昔、関東K県の足濱山で悪行の限りを尽くした悪鬼・足濱童子を封印した伝説の神職・成宮智嗣で、今も実家の神社では智嗣を奉ると同時に、封印を維持し続けている。
ある夜、会社の倒産で職を失った智恵は、お別れ会の帰りに車に轢かれそうになったところを、日本人離れした風貌の青年・湊に助けられる。
彼は命を救ってくれただけでなく、無職になった智恵に仕事まで紹介してくれた。
もらった名刺の場所に行ってみれば、そこは妖怪・幻獣・幽霊
・稀人の生活をサポートする『異類生活支援案内所』という組織だった。
所長の珠緒は絶世の美女だが、その正体は九尾の狐、そして湊は人狼と人間のハーフ、つまり半妖だった。
珠緒が言うには、智恵は世にも珍しい『異類との親和性が異様に高い人間』=『異情共親者』らしい。
貴重な人材を手放したくない珠緒から、是非働いてほしいと請われ、あれよあれよという間に就職が決まる。
日本三大怪談に登場する幽霊三人娘に日々振り回されたり。
平安時代からタイムスリップしてきた在原業平の元カノと仲良くなったり。
走欲を持て余すグリフォンのハーフ男子の悩みを解決したり。
智恵はその能力と人柄で、瞬く間に異類たちの信頼を勝ち取っていく。
しかし実は智恵の能力は、彼女の出自が大きく関わっているようで――
***
昨年のキャラクター小説大賞(角川)の一次選考通過作品を修正加筆しました。
子どもが亡くなる描写があります。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 09:45:31
108828文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
義賊の一家に生まれた銀次はある日、謀反者の焼き討ちに遭いながらも命からがら逃げ出す。幼い妹を抱え、ようやく辿り着いたのは異様な世界。
そこに佇む薄汚れた小屋に転がり込んだ銀次は、不思議な『キッチン』なるものの仕組みに驚きながらも、訪れる様々な客をもてなしていく。
妹を救うために勤めを果たしながら、銀次は多くの業と向き合っていく。
※更新は水曜日を予定しています。
最終更新:2024-06-01 23:53:06
188572文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
作:まんまる太郎
ハイファンタジー
連載
N5369IY
ゴールドラッシュに沸くホーミーバレーの集落はギャング達に占拠された。集落をなんとか抜け出し外の世界に助けを求める彼等、そんな彼等が出会ったのが我らがドM属性のジル、ガンマンジルだ。しかしその依頼に応えるためには7人の戦士が必要だ。メンバー集めに奔走するジル達、そこに集まったのはそれぞれが異様な性癖を持つ7人の変態だった、果たして彼等はホーミーバレーを救えるのか?そしてギャング達の本当の狙いとは。ガンマンジル2~攻めてる7人~開幕です。
最終更新:2024-06-01 19:17:11
12778文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『アラビアンナイト』に纏わる不吉な因果の輪…陥落寸前のコンスタンティノープルで、斜陽のオスマン帝国で、革命前のベルサイユで王たちの運命を狂わせた千一夜目のラストシーン。
稀覯本『アルフ・ライラ・ワ・ライラ』の完全版を求めてヨーロッパを彷徨った私と元総理はついにその幻の千一話目を目にする。
しかし私にとってそれは予想もつかない異様な物語であった。
…というようなお話です。このあらすじほどスケールの大きなドラマにはなりません。だいたい4~5回で完結します。よろしければ…ぜひ!
最終更新:2024-06-01 18:27:47
9577文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
概要:羽根山高校に通う高校二年生、増(ます)崎(ざき)楼(ろう)蘭(らん)。
政治家である父、タレントである母との間に産まれたが、両親の才知を何一つ受け継がず、親にも見捨てられた彼は、毎日をただ無気力に過ごしていた。そんなある日。授業中の教室に、不可解な放送が響き渡る。
『今から、『ゲーム』を開始する』
その次の瞬間、大きな揺れと共に世界が一変していた。
揺れが収まった後、楼蘭はクラスメイトの持(もち)塚(づか)頼(より)恭(ゆき)、北(きた)原(はら)沙(さ)紀(
き)、広小路舞那(ひろこうじまな)と共に、事態を調べようとする。
そんな彼ら四人の前に、怪物が現れ襲いかかる。
圧倒される楼蘭達。だがそんな楼蘭達の手の中に、四本の不思議な剣が現れる。
どうにかそれを使い、怪物を倒した楼蘭達の前に現れたのは、『マスター』と名乗る黒いフードの女であった。
その『マスター』の言葉、そして教室の窓から見える風景を見た楼蘭は、ここが、かつてとあるベンチャー企業が創ったオンラインゲーム、『サード・エンド・ストーリー』の世界であると知る。
元の世界に戻るには、ゲームをクリアーし、『マスター』を倒すしか無い。
果たして彼らは、元の世界に戻れるのか?
異様な世界で、楼蘭達四人の冒険が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 20:45:26
6510文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
男は異様に腹が減っていた。
そんな男の前に立ちはだかったのは聞いたことも、見たこともないメニューをお勧めする昔ながらのどこにでもある食堂。男は自分の腹を満たすべきものは、自分がよく知るメニューでと考えていたが、入店する客はみな聞いたことも見たこともない❝リチャヤモとマチンガンス❞ばかりを注文していく。苦悩と葛藤の果てにはたして男は見たことも聞いたこともないメニュー❝リチャヤモとマチンガンス❞なるものを注文することができたのか?
最終更新:2024-05-29 13:34:29
3461文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
争いたくはないし、戦いたくない。今までの生活が好きだったんだ。
魔王軍に支配された世界で普通とは境遇が違う青年は、大切な者達や故郷の為に嫌々立ち向かう。
最終更新:2024-05-28 21:10:00
364811文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
今年47歳となる佐古歳三はダンジョン探索者だ。
25年の探索歴は伊達ではなく、やたら強い。
しかし彼は中卒で、多汗症で、低身長で、体毛が濃く、なぜか鼻毛だけが異様に早く伸び、足は臭く、脇も臭い。
更にこれが致命的なのだが、前科がある。
おかげ様で酷いコミュニケーション障害を患っている。
この作品はそんな男の現代ダンジョン探索物語だ。
※
ハメとカクヨムにも転載します
最終更新:2024-05-28 01:40:31
809545文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:14158pt 評価ポイント:8686pt
大陸の北西部に位置する大国、グラウディファ。第五王女ユーリエは、東の小国アントレアに嫁ぐことが決まっていた。生まれてから一度も王城の外に出たことがないユーリエは、外の世界に憧れを持ちながら、叶うはずがないと諦め、王城にある図書室へ通い本を読み耽る日々を送っていた。そんなある日、朝目を覚ますと世界の様子がいつもとは違うことに気がつく。天井が高く、ベッドが異様な大きさで広がっている。
「ち、小さくなってる!?」
婚約者が訪れるその日に、人形のように小さくなったユーリエ。そして、そ
うとは知らずに婚約者のアレクシオスは小さなユーリエと出会う。
「わたしが連れて行ってあげるよ。君が望むだけ、どこまでも、どこへでも」
アレクシオスの優しさに触れ、見守られながら新しい世界へ飛び出す小さなユーリエ。
不思議な古代魔法に導かれ、小さな姫は世界を知る旅に出る。
大国の末っ子王女と小国の王太子、政略的な婚約を結んだ二人が育む恋と冒険の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 12:00:00
78586文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:76pt
特務機関、帝国の汚れ役であるこの機関に所属していたユウメはある日突然、第2皇女の王国学園留学に護衛として同行することになる。学園の生活にも慣れてきた頃、伝統的な行事である『英雄墓拝覧』に同行するこことなるが、異様な光景を目撃する。様子がおかしい皇女と共に帝国へ逃げ帰るが……
最終更新:2024-05-24 11:35:25
366871文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:58pt
作:テレサ=A.E.
ハイファンタジー
連載
N5899CQ
それほど遠くない未来。今よりも少しだけ科学技術が発達した日本から、一人の少女”ワルツ”が実験に失敗して、異次元の彼方に飛ばされた。
次に彼女が気づいた瞬間、その目に入ってきたのは、地平の彼方まで広がる大地と、2つの太陽、そして半天を覆い尽くすほどに巨大な月の姿だった。その光景を見たワルツは、程なくして、ここが元いた世界とは異なる惑星、あるいは異世界であると気づくことになる。
そんな彼女は人ではなく、彼女が生きる時代の超兵器――通称ガーディアン。彼女はその力を遺憾なく
発揮して森を抜けると、人の集落らしき場所を発見する。
そこでワルツが出会ったのは、頭から三角形の獣耳を、そして腰からは太い尻尾を生やした年下の少女”ルシア”だった。2人はある事情から行動を共にすることになり、静かな田舎の村で、ほのぼのとした生活を送ろうとする。
しかし、ワルツは超兵器。ルシアも異様な力を持っていたことも相まって……。2人は思ったように静かな生活を送れないのである。
この物語は、そんな2人の日常(?)を描いた取り留めのないお話。彼女たちを中心に繰り広げられる混沌の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 23:00:00
8510463文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:1694pt 評価ポイント:480pt
斬撃を飛ばせる——ただそれだけのスキルを持つ剣城鋼理は、安全圏から一方的にモンスターを狩る陰キャ戦法でダンジョンに潜る一般若手冒険者だったが、ある日、転移罠を踏んでしまい下層に飛ばされてしまう。気が付けば、周りは凄腕の冒険者でも倒せないような凶悪なモンスターばかり。真正面から戦えばまず間違いなく殺される。そう確信した鋼理は、この窮地をどう切り抜けるか考えに考えた結果、ある一つの結論に辿り着く。
「……よし、絶対気づかれないくらい遠くから攻撃しよう」
結果、斬撃を飛ばせる射
程距離が異様に長いことが発覚し、ついでその様子が超人気配信者のカメラに映りこんだ事をきっかけに鋼理の生活は一変する事になる。
※この作品はカクヨムに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 20:09:45
18314文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:20pt
作:マキユラ スジカ
ローファンタジー
連載
N3744JB
異様な事故率を誇る十字路、その名も【死角十字路】。
主人公、深極 厄介(みきわみ やっかい)はクラスメイトの女子2人に昼食に誘われ、その場で死角十字路で起きた死亡事故について聞かされる。そしてその事故に対する責任を問われ、死角十字路の謎を解く羽目になる──。
最終更新:2024-05-22 16:10:38
19492文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある教室で全くタイプの違う男女が放課後、異様な空間にたった2人閉じ込められてしまった。これまで知らなかった相手の心情やその本音を知っていくうちにお互いがお互いを意識してイイ感じの雰囲気に………
いやっ!ならないっっ!!
絶対になっっ!!
最終更新:2024-05-22 11:15:42
7746文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異様な街並み
異様な街並み
最終更新:2024-05-22 03:49:51
400文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕には親友がいる。名前を大介という。
彼はとても良いやつで、ナイスガイだ。
だけれども、彼には致命的な欠点がある。
彼に言ったことは、一週間後にはみんな知ってしまう。
そう。彼は異様に口が軽いのだ。
最終更新:2024-05-20 08:10:00
1000文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:176pt
2052年のNH国。
衰退著しい元富裕国であるこの国は、近年異様な頻度で災害や戦災、多くの事故に見舞われ、人々は貧しくなり、疲弊していた。
しかし、被害が相次ぐその裏には、パラレル世界における異能者の戦いで、全体主義陣営に対峙する共和主義陣営の劣勢が続いている影響が有ったのだ。
約30年前。
NH国の行く末を危惧した人々により、パラレル世界での優勢を取り戻すことで、国の安寧を図る極秘プロジェクトが開始された。
それは、パラレル世界で行われる異能者の戦いで勝つ為、高いス
キルを持った異能者の人為的創出を目指した計画であった。
その結果、生み出された6人の異能者のうちの一人が、18歳の戸次莉空。
何も知らない彼は、普通以下の厳しい境遇での高校生活を送っていたが、親友の高槁蒼空と共に、同級生の璃月詩音から突然、異能者の戦いへの参加を義務付けられる。
果たして、戦いを生き抜き、現実世界へ戻って来れるのか。
近未来を舞台にしたファンタジーバトルの物語が始まる......
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:25:02
323529文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
第一次世界大戦の西部戦線であり得た遭遇戦。はったりでフランス軍を登降させようとする変なドイツ兵と異様に士気の高いフランス軍部隊。
最終更新:2024-05-18 23:13:27
1120文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:70pt
皆さんは『能力』を知っているだろうか?
人間には誰しも先天的に能力が備わっている。
能力というのは実体を持たない。
例えば、今自分の居る場所から少し離れた所に行くとしよう。
普通の人なら何らかの方法で目的地に行くはずだ。
だが、能力を持っている人は一瞬でその場所に行くことが出来る。
つまり、とても便利だという事だ。
次は戦闘にフォーカスを当ててみよう。
能力を持っている人と持っていない人で殺し合いの戦いをさせてみたらどうだろう?
無論、能力を持っている人が勝つ。
俺が居るこ
の世界では、
・能力を持っている人を『能力者』
・能力を持っていない人を『無能力者』
として定めた。
その結果、能力者と無能力者とでは身分の差が物凄い事になってしまい、各地で無能力者による反乱が起きている。
能力者は、豊かな生活を送ることが出来て、
無能力者は、スラムみたいな場所で生活をする。
能力者は、栄養のあるご飯を食べることが出来て、
無能力者は、残飯を細々と口にする。
「こんな世界はよくない!!」と訴えかけても、意味がない。
ただ、たった1つだけ無能力者に残された希望がある。
それは、この世界が異様なまでに『実力主義』だという点だ。
実力さえあれば、上に立つことが出来る。
しかし、能力者と無能力者では初期ステータスが違いすぎる。
それでも無能力者は能力者に勝とうとする。
そのために死ぬ気で努力をする。
だが残念なことに、能力という非科学的な概念の前では意味をなさない。
そして、この世界には自分の強さを表す『評価』というのがある。
低い方からG,F,E,D,C,B,A,Sランクと評価される。
未だかつて、無能力者でSランクに達した者は居ない。
そんな厳しい世界だが、俺は生きる。
いや、生き延びていかなくちゃいけないのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:46:44
9696文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:16pt
高校生の主人公山口龍之介は目の前で両親を亡くし、父の残した本と共鳴し厭世主義者となる。周りの人間は彼に近づこうとしてそれを拒絶していくが、女の子には異様にモテるようになっていく。人と関わりたくない彼と問答無用で関わってくる世界との葛藤の物語。
彼は悲劇の中に細やかな幸せを見つけ出せるのか、少し歪んだ青春群像劇。
最終更新:2024-05-17 19:46:51
2830文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Yuneri
ヒューマンドラマ
連載
N2147JA
サトシは、二人の友達、峰子と花と共に静かで単調な生活を送っています。しかし、彼が悪夢や異様な幻覚を見始めたとき、すべてが変わります。それは彼が生きたことのない過去の別の現実に関するものです。ある雨の日に、彼の悪夢に現れた謎の少年に出会ったことで、彼はこれらの幻覚の出所についてもっと調査することに決めます。そして、彼が発見するほど、彼の現実が存在しなくなるリスクが高まります。
最終更新:2024-05-12 00:28:07
4539文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
タイトル:『双子姉妹の華香日常』
**第1章: 双子姉妹、騒動の始まり**
姚蘭香と姚蘭華は、見た目も性格もそっくりな双子姉妹だ。彼女たちは東京の高校に通う留学生で、日本の文化に夢中になっている。
ある日、姉妹は学校の文化祭の準備で大忙し。香は美術部で絵を描き、華は演劇部で台本を書いていた。しかし、準備が進むにつれ、どちらも自分のアイデアにこだわりだし、争いが勃発する。
香:「この絵は私のイメージに合わない!もっと花を描いて、華やかにしたいんだ!」
華:「でも、演劇
のストーリーはこのままが一番効果的だと思うの。あなたの提案は古すぎるよ。」
争いの火は、次第に大きくなっていき、周囲の人々も巻き込まれていく。最終的に、二人は思い切って話し合い、妥協点を見つけることに成功する。
**第2章: 妹たちの冒険**
文化祭の成功を受けて、双子姉妹は友人たちと一緒に街を探索することに決める。彼女たちはカフェでお茶を飲みながら、新しい友達と交流する楽しみを見つける。
その後、彼女たちは公園でフラフープを回したり、近くの神社でおみくじを引いたりして、日本の日常生活を満喫する。
しかし、姉妹が帰宅すると、彼らの部屋は散らかっていて、異様な匂いが漂っていた。調べてみると、ペットのハムスターが部屋を荒らしてしまったようだ。姉妹は笑いながらも、片付けに取り掛かる。
**第3章: 双子姉妹の絆**
姉妹は学校でそれぞれの興味を追求しながらも、いつもお互いに支え合っている。香は美術の才能に磨きをかけ、華は演劇の道を突き進む。しかし、彼女たちは常に互いの成功を喜び合い、困難な時には励まし合う。
ある日、姉妹は家族の写真を見ながら、遠い故郷を懐かしむ。彼女たちは互いの手を握り合い、家族の絆がいかに強いものであるかを感じ取るのだった。
『双子姉妹の華香日常』は、双子姉妹の笑いあり、涙ありの日常を描いた心温まる物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:45:00
787文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
猿田彦百夜(さるたひこももよ)は、その珍しい名前以外に何の取り柄もないごく普通の女子高生である。そんな自分の取り柄の無さに嫌気がさしながら、悶々と日々を過ごしていた。
だが、ある日、百夜と瓜二つの分身が学校中で同時に見つかったという話をいくつも聞く。さらに、その分身たちは何の取り柄もない百夜と違い、様々な類稀なる才能を持っていたと言う。
そして、この不思議な出来事は百年に一度、百夜の住む地域で起こることを知る。その出来事が起こった者は皆、歴史に名を遺すような才能に恵
まれると言う。
だが、同時に、その出来事の裏には、才能を持った自分の分身が才能のないオリジナルの自分を殺して、入れ替わっているのではないかと言う噂があることを聞く。
百夜はその出来事に怯えていると、自分と瓜二つの分身が目の前に現れる。自分の分身と出会うと、百夜は気を失ってしまった。
そして、百夜が目を覚ますと、同じ現実世界であるが、何か異様な雰囲気が漂う世界だった。そこでは、自分の分身たちが殺し合っていた。
百夜とは違い、自分の分身たちは、自らの才能を用いながら、自分の分身を殺し合っていた。どうやら、最後の一人にならなければ、現実世界に戻ることができるらしい。
何の才能もない百夜はそんな世界で生き残ることができるのだろうか…
ドッペルゲンガー同士のバトルロワイアル作品となっています。なお、この作品は吸血フェチの方に満足してもらえるような描写を心がけているため、血を飲む、首に噛みつくなど出血を伴うシーンが多くありますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:20:50
41061文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:1040 件