-一階- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:152 件
恐ろしいほど強い魔王を十数年もかけて滅ぼした俺達は、滅びたはずの魔王の魂核から衝撃の事実を知らされる事となる。なんと、それは魔王ではなくこの世界の根幹そのものだというのだ。俺達は正義の為に戦っていたはずが、なんと世界を滅ぼすために戦っていたのだ。
驚愕の事実を聞き、俺はその魂核に滅ぼさずに済む方法を聞いた。たった一つこの世界を滅びから救う方法とは、なんと俺自身を犠牲にする事…。だが俺は愛する仲間と世界を救うために決心する。
世界を救うために魂を捧げたと思った瞬間、俺
は見知らぬ土地に立ち尽くしていた。さっきまで居たエリスやレインやエルヴィンの姿はどこにもない。そこは俺達がいた世界ではなく地獄でもなかった。どうやら、そこは日本と呼ばれる異世界だったのだ。この世界には魔獣もおらず、魔法の類も一切存在していなかった。ただ一つだけ前世で見た事のある存在であふれかえっていたのだ。
その存在とはゾンビ。前世の小さいダンジョンの一階層にいるような屑モンスターだ。事もあろうにこの世界は、その屑モンスターのゾンビに滅ぼされかけていたのである。
俺は決める。俺はこの日本と言う世界で、魔王討伐に使った失った青春を取り戻すと。
レベル1000超えの最強勇者は、終焉の世界で青春を取り戻す事が出来るのか?異色のゾンビストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 22:04:26
951226文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:111pt
総合ポイント:3004pt 評価ポイント:1548pt
自分の名前は|九竜美里《くりゅうみさと》。性別は女性。年齢は16才の高校生。そして薬師という生産職系の開拓者でもあります。
実は、高校に入学して16才になった時にダンジョンにある職業部屋で調合というスキルと薬師というジョブを授かったのです。
このジョブとスキルは、第一階層ボスのいるボス部屋にある職業部屋に入ったときに、ステータスによってはジョブを取得出来ない事があります。まあ、自分は両親が開拓者で、ジョブの取得条件を知っていたのでその辺は余裕でした。
その日のうちに開拓者ギル
ドと呼ばれる政府機関に薬師として登録。ダンジョンでドロップする薬草の類を採集して、ポーションを作製するという個人事業主の道も開かれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 12:30:00
66167文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:390pt 評価ポイント:178pt
作:カキヌマ コウイチ
ローファンタジー
短編
N5271JB
都内のとある駅前に、どこにでもありそうな古ぼけた雑居ビルがあった。その地下一階は、閉店している店も多い、寂れた飲み屋街である。そのさらに奥へ進むと、ダンボールや清掃用具などが無造作に置かれた袋小路に突き当たる。
その袋小路の左手の壁に、夜の間だけ、さらに地下へ続く階段が現れる。それが、どういうトリックなのかはわからない。
とにかく、昼間は薄汚れた白い壁があるだけの場所が、夜の間だけその壁が消えて、階段が現れるのだった。
もちろん、そのビルには、本来地下二階など存在しな
い。
しかし、確かに階段は存在し、薄暗いその階段を下りると、弱弱しく光る腰ぐらいの四角い看板が現れる。
その看板には【異世界案内所】と書かれていた。
上の方に、手書きで「ミザリアの」と書き加えられている。怪しい緑色の煙も漂っているが、不思議と嫌な香りではない。
その看板のさらに先に進むには、天井から吊られた黒に近い紫色の布をくぐらなくてはいけない。その布は光沢があり、分厚い高級な緞帳のような布だ。
その布をくぐると、漂っている煙の元であるキセルを咥えた、女性の姿が現れる。先ほどくぐった布と同じ色のとんがり帽子を被り、マントを羽織ったその姿は、まさに絵に描いたような魔女の姿だった。右手に持っている細長いキセルも、杖のように見える。
肩の辺りには、薄っすらと光る妖精のような生き物が音も立てずに飛んでいる。
「あら、いらっしゃい。初めての方かしら? 私はここで、異世界への永住希望者を探している者よ。この場所に辿り着いたという事は、貴方にはその資格があるという事ね」
金色に輝く長い髪をかき分け、薄い緑色の煙を吐き出しながら、その魔女は言う。
「さて、まずは貴方のお名前を聞かせてもらえるかしら?」
魔女は客人の目を見て言う。
怖いような悲しいような、冷たい微笑みを浮かべて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 01:08:44
13182文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある条件で、一戸建ての二階と三階を格安で借りることになった母さん。
でも、その家の一階には大家さんが住んでいて。
その大家さんは、母さんが結婚前に働いていた会社で後輩だった男の人。
僕のじいちゃんとばあちゃん、母さんの会社の後輩や僕の担任の先生など。
周りの人を巻き込む騒がしい毎日が、始まります。
これといって、ハラハラすることもドキドキすることもない。
退屈だけれど、たまにはくすりと笑えて。
絵日記のような、ごくありふれた日常を報告するような。
通勤
や通学の途中で、ぼ~っとしながら読める。
そんな、ゆるりとしたとってもライトなラブコメです。
とはいえ、これから始まる新生活で毎日のように起こる何かしらの問題。
僕と母さんがどうなるのか、ちょっとした騒動をとくとご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:14:01
153067文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
「なんで! なんで! 出れないんだよーっ!」
主人公の栗花落優(つゆりゆう)はチュートリアルダンジョンをループし、気付けばクリア15回目。
普通、チュートリアルは1回で終わり、クリア後ログインすると、通常ダンジョンレベル1の階層から始まるのだが……
何故か優だけは何度クリアしても、チュートリアル一階層に戻る。
優は同級生のダンジョン配信を見ていた。彼は優が何度もチュートリアルに行っている間に、通常20階層へ到達していた。彼はフォロワーも五千人越えている、人気の配信者
。学校でも人気だ。
自分も配信してみようか? と、考えるが、今更チュートリアルを配信して何がおもしろい? と思い、しかも、同級生に俺がチュートリアルをクリア出来てない奴と広まるのも恐れ、一度配信を諦める。
ある日、ステータスが気になり見てみると、レベルが29、今までの経験がちゃんと積み重なっていた事を知り、ホッとする主人公。その後、レベル30で変身スキルを手に入れ、スライムと話せる様に。姿が変えられると分かったところで、同級生にもバレないだろうと、配信を始めることを決意する。
初配信を開始しようとした時、スライムが興味を持ったので、一緒に配信することになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:46:14
26489文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:70pt
作:山田詩乃舞
ハイファンタジー
完結済
N2856IX
登場人物/
夜勤:主人公。テラーキャッスルと呼ばれるダンジョンの魔物。もと人間でかつて勇者パーティーに在籍していた。勇者との約束で彼女の子孫を見守っている。
アリシア・ウォーカー:ロンド皇国の公爵家令嬢で勇者の子孫。ヒロイン。
十八歳。謀略によりテラーキャッスルへと追放された。
A氏:夜勤の友達。ほぼカピバラ。
ルナマリア・ウォーカー:アリシアの妹。五歳。
バルガス・アッシュ:金髪の貴公子。敵。ロンド皇国騎士団の団長。きっちり死ぬ。
〜冒頭紹介〜
ビート大陸
にあるロンド皇国。そこで公爵令嬢として幸せな日々を送っていたアリシア・ウォーカー。
だが彼女は皇位継承の争いに巻き込まれ追放刑となってしまう。
追放先は【テラーキャッスル】と呼ばれる、悪名高きダンジョン。
そして地下一階に入った途端、|オーガ《鬼》が現れ襲われてしまう。
いきなり、死に直面することになる、アリシア。だがオーガの拳が体へ届く直前、彼女は訪れたことも見たこともない部屋へと転移。
驚愕するアリシアの目の前に現れたのはスケルトンの魔物だった。
「よう。俺の名前は【夜勤】。訳あってお前を助けた」
夜勤はアリシアの味方だという。
そして、復讐を望むアリシアに、夜勤から提示される、とんでもレベルアップ計画。
果たしてアリシアはこれからどうなってしまうのか。
スケルトンの魔物【夜勤】とアリシアのコンビが世界を駆け抜ける、痛快ハイファンタジー。
※四話からお話し動きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 15:10:00
115789文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:112pt
作:離村(恋狸)
ローファンタジー
連載
N3177IB
無知蒙昧な新人ダンジョン配信者の主人公が、一階層の攻略中にリスナーの一人に騙されて(自業自得)転移魔法陣を踏んでしまう。
視界が切り替わりそこは──未だ誰も到達していない未踏破地域だった。
レベルも強さもカスな主人公は、リスナー便りで生き残り強くなる!
なお、地上では──
・地上波永続生配信中
・攻略組による支援
・世界的に大注目
ダンジョンの最下層から脱出するRTAはっじまるよー
なお、他に記録者がいないため、何をしてもRTAになる模様。
最終更新:2024-04-06 07:20:00
154291文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:55800pt 評価ポイント:26606pt
廃れる一方の商店街救済策として、『商店街まるごと、土地・人員等々ひっくるめて、移動可能な治安維持施設にしよう』と、誰かが言い出した。
言いだしっぺは、誰とは明らかになっていないが、一九七〇年代から八〇年代に掛けての、とっぴな変形合体アニメやSF人形劇からヒントを得たらしい。
お上の言うことには、基本唯々諾々の連中は、それを押し進める。
国民、住民、消費者といった人々の呆れ顔をものともせず、政策は推し進められる。
ハウスメーカー、不動産会社、重工系企業がトリオでタッグを組み、
それらの下請け・孫請け・ひ孫請け各種等々フル活用する。
そして、第一号が決定される。
第一号(の生け贄)は、振川町商店街に決定する。
商店街の人々にとっては、寝耳に水、寝耳に水、 寝耳に水。
非難轟々、反対の嵐あめアラレだったが、結局は押し切られる。
ズルズルでなあなあで、飴と鞭で押し切られる。
テレビ画面に映る古川町商店街の近所の歌茂川は、広がっていた。
画面いっぱいに、土色の流れを湛えて、広がっている。
建造物群の間を流れ抜け、水面を広げている。
五人が見ている間にも、川は水位を増し、水量を増す。
あれよあれよという間に、建物群の一階部分は、呑み込まれ始める。
振川町商店街ヶ艦は、出動する。
本来の目的とは異なる、救助活動に、出動する。
被害地域こそ広がっていないが、家屋の浸水度が増している。
浸水している全家屋のほぼ一〇〇%が、一階部分を水に沈めている。
逃げ遅れた、家屋に閉じ込められた人々は、二階や三階から、はては屋根の上から、手を振っている。
救助を求めて、手を振っている。
商店街ヶ艦が来たことで、みんなの気持ちに望みが出て来たのだろうか。
手を振る速度、アクションが、速く大きくなる。
川に艦をブチ込み、川の流れを変えて、救助活動をする。
歌茂川氾濫救助活動についてのお咎めは、無かった。
お役所から振川町商店街ヶ艦への処分も、無かった。
新聞、テレビ、ネットにより、振川町商店街ヶ艦の救助活動が、全国的に報道されたことが一因だと思われる。
また、その報道内容が、振川町商店街ヶ艦に好意的だったことも一因だと思われる。
尤も、お役所その他等々からの、皮肉コメントはあったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:07:05
16783文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
クリーム色の壁と、淡いブラウンで敷き詰められた床のタイルとのコントラスト。そして差し色に、鮮やかなグリーンのチェアとテーブルがここに来る客の休憩用に置かれていた。
そこは、1960年代に建てられたアメリカ型ショッピングモールであった。4階まで吹き抜けが続いており、さらにその先にある空が見える作りとなっていて、開放感もある。
モダンなショッピングモールの一階には、数年前からアップライトピアノが置かれていた。最近よく見るようになった、自由に誰でも弾いて良いピアノだ。
そこが、樹
の唯一のステージだった。
ショッピングモールのピアノを弾く樹に、華やかな女性が声をかけてきた。
そんな二人が出会った時間を切り取った短編話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 15:39:39
7724文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
桐生家で飼われている猫のティアラ。彼女のお気に入りの場所は一階の窓辺。そこでティアラは一匹の野良猫と窓越しにあるやり取りをするのである。
猫の日記念に書いてみました。
作者は猫を飼ったことがないのであくまで想像です。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2024-02-22 23:07:49
1242文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
7,8年前、まだ私が厚木に住んでいた頃の話だ。
その当時の私は厚木で一人暮らしをしていて、マンションの一階に住んでいた。
最終更新:2024-02-10 19:00:00
3297文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、首都圏にある高さ日本最高レベルを謳《うた》い、この春完成したばかりの超高級タワーマンションが異世界転移する。転移チートによってタワーマンションは高度な知性を発現させ、ダンジョンマスター(ダンジョン神?)となり、自身の体をダンジョン化する。学校帰りにタワーマンション一階のカードショップに居合わせた男子高校生の主人公とその友人二人はこの転移に巻き込まれてしまう。三人は冒険者として、仲間の転移者たちと協力してダンジョンの攻略、そして現実世界への帰還を目指す。
あらゆる
要素が盛り沢山、おっさんギルド長にギルドの受付嬢、男子高生や女子高生に眼鏡っ娘、幼女や賢者、勇者どころか天使や悪魔までもが登場する。グルメな食事に熱いバトル、バイオレンスにレジデンス。スローライフにお祭り騒ぎ。冒険、友情、恋愛要素。レベルアップにマジックバッグ。角ウサギやゴブリンなどの定番モンスターは言わずもがな、大剣どころか戦車まで出て来ての集団戦だ。更にはカードゲーム要素もあれば戦国バトルもあったりする。もふもふや、「ざまあ」もあれば、ガチャもある。リスポーンやハーレムだって当然ある。もちろん魔法だって忘れちゃいない。そしてネコは無双する。あっと驚く展開だ。しかも昨今流行りの男女平等やLGBTにまで配慮する奥ゆかしさだ。
これを読まずに何を読む? え? 読まない? お客さん、莫迦《ばか》を言っちゃーいけねーよ。どうだい一口だけでも試してみちゃあ、くれないかい? 飛び切り美味くはないかも知れねえが、決して不味くはないはずだ。なあに、今日のところはお足は要らねえ、さあさ、ガブっと行っちゃってくだせい。ただし、余りの旨さに驚いて、饅頭のように喉に詰まらせるなんてーのはお客さん、ちょっと勘弁してくださいよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 07:30:14
82000文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
一階は喫茶店。二階は大きな温室の園芸店。隣には一棟のアパート。
店主やアルバイトを中心に起こる、ゆるりとしたミステリィ。
連載小説として書き進める予定ではありますが、一話でも読めるようになっています。
2020.07.13 追記
pixivの方にメインキャラ3人を描いたキービジュアルを投稿しました。
https://www.pixiv.net/artworks/82957636
2020.08.13 追記
第一章を大幅に加筆しました。
その他の章でも、細かな修正を行って
おります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 00:00:00
305070文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:26pt
厚生労働省 食品添加物申請課の 試験審査官として 理系大から 入省し 食品添加物申請の性能試験審査一筋に 勤めて 来年 定年を迎える 59歳の 高おっさんである保科 孝 ( ホシナ タカシ )
その 検査室の マイデスクの引き出しに、スライムダンジョンが 突如、出現!
お得意の 化学知識で、引き出し内の あらゆるスライムを 狩続ける内に いつしか無双化していた。
机ダンジョン出現以降、全世界で 大型のリアルダンジョンが出現!
そのダンジョンには、現代の 【 武器 】
が 一切 持ち込めなく、ダンジョン内に 産出される 現地球では入手できない 貴重なアイテムや 回復薬や 希少金属が、モンスターを退治すれば ドロップされるが全世界中 どのダンジョンも モンスターが強すぎて 第一階層すら 制覇できないでいる。
そこに 59歳の 無双化した 高おっさんが 化学の知識総動員で立ち向かっていくという話。凸凹珍話も有り
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 19:56:42
43985文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:505pt 評価ポイント:261pt
中野サンプラザに行った時の妄想を小説にしました。
中野区民である仙川瑞稀は、中野駅近く、サンピオーネビル一階のスタバで作業をしていると、目の前の中野区役所に魔法陣が展開されたのを見た。
何が起こったのかを確認しに区役所に行くと、そこでは区長が死体となったエトワールと言う人物を、生き返らせようとしていた…
最終更新:2023-11-12 19:05:24
5138文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
彼ら、彼女らの世界はこの“神の塔”の中だけで完結している。
誰もが生まれる前から決まっている最重要目的こそが“神の塔”の攻略。
誰が言ったのか、どうして攻略をするのか。そもそも“神の塔”とはなんなのか。それすらも分からず、誰もが攻略へ向けて登り続ける。
人々が生まれ出る祭壇のある第一階層を除き、いずれの階層にも魔物は存在し、階層主と呼ばれる魔物を討伐すれば上の階層へと進める。
誰もが生まれながらにレベルとステータス、適性というものに縛られ、戦う者も、戦わない者も攻略をするた
めに生きる。
戦闘職と呼ばれる攻略の花形である冒険者たち。剣を得意とする者や、魔法を得意とする者。人であったり亜人であったりとさまざまだが、ここに魔法を使えない魔法使い適性の彼女がいる。
「モエは魔法使いなのですっ」
「じゃあ火を出してみてよ」
「……ファイア」
「なにその水溜まり。しかも赤いの」
「ファ、ファイアなのですぅ……」
魔法使い適性が初めて覚えて行使する火球を飛ばす魔法さえも彼女が使えば手からこぼれ落ち、液体のごとく地面に広がり消えるのみ。
「君にこれを──」
「これは」
「“自在の鉄塊”という。この塔に縛られた者たちの象徴──」
そうして“自称”魔法使いモエは、自身が魔法使いであると頑なに信じつつも、鎖付き鉄球を振り回して暴れるゴリゴリの物理戦闘職として活躍することに……。
「あのー、魔法使いです。パーティを追い出されて……誰か一緒に組んでくれませんか?」
──活躍するはずである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 21:16:29
260518文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:556pt 評価ポイント:216pt
作:!~よたみてい書
ハイファンタジー
完結済
N9890IK
温暖化現象により、世界は暑い環境になった。
それに対抗するために、冷風送風機ニードーメンを開発。
それを人工的に作った塔型施設、ゲロイロロオグの頂上に設置し、世界各地に建設した。
ある日、町、イスカヌユーネンの気温が徐々に上昇する事態になる。
町の空調を担当しているゲロイロロオグ26号に異変が起きていないかを確かめるために、ニードーメン管理会社に所属する、ミッチとフランクはゲロイロロオグ26号に向かうのだった。
それから時間が経ち、同会社のロバートは部下のミ
ッチとフランクが戻ってこない、そして気温が高いままのことに異変を感る。
ロバートは、同会社員で部下のルーベンに、ゲロイロロオグ26号とミッチとフランクの様子を見てくるよう促す。
一人で行かせるのはおかしいということで、同僚のリリアンとミンミンもルーベンに同行。
上司も向かわないことに異議を唱えられ、ロバートは同じく部下のユイも連れていき、5人でゲロイロロオグ26号にトラックで向かう。
ゲロイロロオグ26号に到着し、ルーベンとリリアンは一階に、ミンミンとユイは二階を調べることになった。
ロバートは他のメンバーに冷たい目を向けられながら、入り口で待機する。
入り口フロアから4人が居なくなると、誰も向かっていない通路から物音が聞こえてくる。
気になったロバートは、物音の正体を確かめに、通路の先へと進む。
通路奥の部屋を調べても、ミッチとフランクは見当たらず、入り口フロアに戻ると、ロバートは何かに襲われる。
ユイは異変が見当たらなかったことを、フォーンでロバートに知らせようとすると、彼から助けを求める声が聞こえてきた。
ユイはロバートの様子を確かめるために、入り口に戻る。
すると、横たわったロバートに気づき、駆け寄っていく。
ロバートの状態を教えるために、ルーベン達が向かった方向に顔を向けようとした瞬間、ユイは何者かに襲われた。
一階の動力室で、装置から動力源が外れていることに気づいたルーベンは、取り付ける。
そして周囲の様子を確かめると、横たわっているミッチとフランクの足を見つける。
彼らに近づいていくと、赤い生物が、隙を見せているルーベンの背後を急襲する。
間一髪気づいたルーベンは致命傷をまぬがれる。
反撃する術を持たないルーベンは、奥の部屋に逃げ込むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 18:18:21
6594文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
私たちは、いわゆる姉妹関係の高校生だ。そして、ちょっとした三角関係の中にもいる。週末、いつものとおり私は彼女の家にいて、文化や家族について考えてみる。そんな私を彼女は、服も着ないで一階へと引っ張っていって……
カクヨムに投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16817330664241984795
最終更新:2023-09-25 22:50:37
6609文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
突然ダンジョンが出現した日本。そのダンジョンに、たった一人で潜る少女がいました。
一人で潜る理由はとても単純。弱いから。足手まといになるから。
それでも彼女はダンジョンで出行方不明になった友達を探して、今日も潜ります。
ある日彼女は転移の罠にひっかかり、ダンジョンの奥底に落ちてしまいました。
一階層すらクリアできない少女が落ちた先は、誰も到達していない未踏破階層。
さらに出会ったのは、その階層のボスモンスター。
絶望して死を待つだけでしたが、少女は小さな女の子に助けてもらい
ます。
その女の子は言いました。自分は異世界の魔女だと。
これは、最弱の魔女が異世界の最強の魔女に弟子入りして、ダンジョンのクリアを目指すお話です。
と見せかけて。わりとのんびりほのぼの、異世界の魔女のテトちゃんの日本観光を見守ったり、テトちゃんが魔法で好き放題するのをあわあわしながら見守ったり、修行と称してダンジョンにぶち込まれる最弱魔女のサキちゃんを見守るわちゃわちゃなお話です。
※戦闘要素は少なめ。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 17:05:14
33793文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:3620pt 評価ポイント:1940pt
「おはよう」
挨拶。毎朝のことながら、彼のそれは形式的なものではなく
気持ちを込めたものであった。
ただ、その相手は人ではなかったのだが。
デパートの一階にある洋服売り場。それが彼の持ち場。
多少、上品な雰囲気ではあるが家族向けの何の変哲もない服屋。
でも他とは違う点が一つ。それはある一体のマネキンだ。
最終更新:2023-08-28 11:00:00
2423文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
深夜、残業が終わり、消灯され薄暗いエレベーターホールで待っていると、程無くドアが開いた。
エレベーターの中には見知らぬ男が一人。
軽く会釈して乗り込む。
そしてエレベーターは一階を素通りし、無い筈の地下へと……
最終更新:2023-08-22 20:00:00
1177文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
高度経済成長期、森林が伐採され、アスファルトの路が網目状に敷かれていく、
路の脇にはコンクリートの建物が並び始め、
元住人達はそこに移り住んでいく。
とあるK県H町の住宅地。
お笑い番組が日曜20時を独占してた当時、
団地の一階に、家族と住む少年いた。
その団地はK県最大級、
1棟から99棟まで連なるマンモス団地と云われている。
そんな少年と不思議な住人達の
日常ファンタジー。
最終更新:2023-06-07 20:53:12
5375文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
都内にある築45年のボロアパート、成瀬荘。
そこに住むのは職業不定のお姉さんに占い師、ミュージシャンに遅刻常習犯の女子高生と、レールを外れた奴ばかり。
大学をドロップアウトしたしがないフリーターの上倉修一かみくらしゅういちは、そんな成瀬荘で何にも縛られることなく好きなように生きていた。
だがある時、成瀬荘の一階に住む受験生八条杏はちじょうあんずと関わったばっかりに、彼女の受験勉強を見なければならないことに。
しかし彼女は途方もないほどのポンコツで、他の住人たちの強引
さにも、修一は引っ張り回されるばかり。
そんなレールを外れた成瀬荘の、のんびりとした日常の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 20:00:00
7086文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:櫛田こころ
ローファンタジー
完結済
N2459HZ
駅前の雑居ビルの半地下一階。
カウンターのみの店内には、大きめのエスプレッソマシーンが一台。店員は基本的に店主ひとりだがその時々オーナーが来ることもある。
オープンして少し経つが、立地的に条件が悪いのか決まって常連客かテイクアウトを希望する客仕込みをしか来ない。
それでも、ふたりは利益よりも客を優先していたのでおおむね満足はしていた。
あの日が来るまでは。
ひょんなことから、店に居着いたケサランパサランも加わり、店をやっていくことに……!?
ほんわか、癒しになるお
話をお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 16:15:10
111240文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:214pt 評価ポイント:114pt
少し──記憶を辿る。
最終更新:2023-02-05 13:04:39
1090文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:くる ひなた
異世界[恋愛]
完結済
N4522IA
代々コーヒー狂を輩出してきたフォルコ家の娘イヴは、王宮一階大階段脇にあるコーヒー専門店『カフェ・フォルコ』の店長代理を務めている。
さまざまな獣人の末裔が暮らす世界でコーヒーを提供する傍ら、彼女は優れた記憶力を活かして客から客への伝言も請け負う。
兄の幼馴染みで、強く頼もしく、そして〝世界一かわいい〟第一王子ウィリアムに見守られ助けられながら、常連客同士の仲を取り持ったり、時には修羅場に巻き込まれたり、と日々大忙し!
最終更新:2023-01-28 19:25:50
54861文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2050pt 評価ポイント:1284pt
公民館のような雰囲気の建物に入った私はポケットからメモ用紙を取り出した。
何度も出し入れしたからシワがついている。
ここの地下一階。金曜日の夜、つまり今日が集会の日らしい。
階段を下りドアを開けると、椅子が円を作るように並んでいた。
そこに座る男女が私を見てにこやかに微笑んだ。
何かの映画で見たことがある。
酒やら違法ドラッグやら依存症に悩む者同士が集まり
そこで自分の辛い経験や話、依存症からの脱却を誓い、支えあう。
あの医者に勧められて来たけど、どうも気が乗らない。
私が自
重したいのは酒やドラッグではない。
嘘なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 11:00:00
7752文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:46pt
人はかわらず今日を生きていく。
それはこの一階が駐車場で四階建のアパートと言うべきか団地と言うべきかよくわからないワンルームの単身者向けアパート?に住む住人たちも同じ。
ただその理由は人それぞれ。
今日はそんなアパート?に住む304号室の住人のお話。
最終更新:2022-12-30 08:49:08
891文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:マスケッター
異世界[恋愛]
完結済
N2623HW
幼少期、高名な錬金術師の父を無実の罪で一方的に処刑されたトピア。美しく成長した彼女は、結婚詐欺師として父の仇であるトローク公爵家に迫った。
まんまと当主の三男・サイゾに近づき、いざ婚約者披露パーティーに臨んだトピア。しかし、全てはサイゾの兄達……公爵の長男・次男によって仕組まれたワナだった。
逮捕され、意外にも寛大な裁判と判決を経たトピアは死罪を免れオーゲン私設刑務所に投獄される。そこはトローク公爵家御用達のオーゲン商会が取りしきる施設であり、囚人の更正をうたいつつ
残虐な見せ物にしているところだった。
刑務所側によれば、囚人は罪状に応じた地下階の牢獄から一階ごとに試練を合格することで上階へあがる。最終的には地上階で無罪放免になって出所する。
しかし、実態はトローク公爵の『社会実験』こそが主眼であり囚人はモルモットにすぎなかった。
トピアにとって最初のデスゲームは、最下層雑居房の吊り天井だった。囚人のジレンマを逆手にとって見事乗りきったトピアは、別な雑居房から脱出したリバーガなる青年と知り合う。彼は無神経な凶悪殺人犯だが、なぜかトピアの気を引いた。トピアもリバーガを出所のために利用しているつもりで、彼の強さやリーダーシップに触れていき少しずつ気持ちが変化していく。
新たなデスゲームでは、元盗賊でお調子者のヤンブルと知りあった。ゾンビの群れをいなしたトピアだが、巨大コウモリにすみかの洞窟まで連れていかれ血を吸われる。間一髪で巨大コウモリを倒したヤンブルの頬を叩いたトピアは、自分の地位の高さをヤンブルに思い知らせた。ついで合流したリバーガもヤンブルの調子の良さを厳しく非難した。
そんなヤンブルはたて続けに殴られてなにかに目覚め、トピアを姐さん呼ばわりするようになった。
また新たな階では、文字通り炎上する部屋でテーブルマナーを競い、短気で人格の幼い放火魔のタズキと知り合った。ついで、別な階の遊園地ではヤンデレ毒殺魔のレメンを知る。タズキとレメンは刑務所側と手を組んだ囚人だが、トピアの機転と賢さにふれ自分の過去と本気で向きあうようになり彼女の仲間になった。
※カクヨムにて先行連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330647802916311折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 12:20:08
105576文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:40pt
作:西山暁之亮
ハイファンタジー
完結済
N6173HU
最強ニンジャの弟子アルザの趣味は忍薬作り。忍仕事より人を癒す方を好む彼はニンジャ上層部にハメられ、冤罪によりギルドを追放されてしまう。仕方なくダンジョン街に行くもニンジャの肩書きが使えず就職難。最終手段でソロ採取で食い繋ごうと思ったら、幸運なことにダンジョンは第一階層から素材天国だった。
足元の苔も、雑多なキノコも小さな花も全部調合素材。薬にすれば高級回復薬なのに、冒険者たちはこれらに気づかないどころか、街で買った萎びた薬草で小さく回復している。さてはこれ、ニンジャの自分し
か知らないから取り放題では?
薬師になる事を決意したアルザは採取の途中、モンスターの囮にされたハーフエルフの少女を助けることになる。お客さん第一号だとニンジャ印の薬を処方してみると傷は治るも「んほおおおお気持ちいいいのおおおおお!!」と副作用が強すぎた。ダメかなと思いきや、クセになってしまった少女は捨てられた自分を売人として雇ってほしいとせがむのだがーー
癒せば快楽、戦えば無双。活殺自在、最強ニンジャの脱ニン薬局経営、いざいざ尋常にグランドオープン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 13:55:03
128805文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:1036pt 評価ポイント:710pt
作:烏川 ハル
ヒューマンドラマ
完結済
N6171HV
マンション五階の共用廊下で、一人の若い主婦が、隣に住む女子大生と話をしながらエレベーターを待っていた。
一階から上がってきたエレベーターに乗っていたのは、高校生とOLの姉妹。同じ階の住人なので、それぞれ普通に挨拶したのだが……。
(「カクヨム」「エブリスタ」「Prologue」でも掲載しています)
最終更新:2022-09-17 11:10:11
1576文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
平安時代中期から安土桃山時代まで、駿河国(現在の静岡県)北東部一帯を支配していた豪族、三田居(みたい)氏の子孫である三田居若(わか)は、キャビンアテンダントを養成する学校を卒業したにもかかわらず、一○○円ショップのアルバイトや派遣社員など、職を転々としていた。
一方、若の実家では父の政孝が母の亮子に相談もなく脱サラし、本家を継いで農業に転身。しかしその直後の台風被害により、収穫はゼロ。従って収入もゼロになってしまい、家計は火の車となってしまう。
しかもそれだけでは終わらず、
実家のリビングと一階の和室が雨漏りし、二階へ上がる階段の壁にも水が染み込み、変色してしまう。若はその状況を、「家族の家が死んで行く」と表現した。
大手電機メーカーの製造部に派遣されるようになって職場が落ち着いていた若だったが、折からの不況で解雇されてしまう。
一から職を探さなければならなくなった若は、解雇を告げられた日の夜に求人雑誌を購入。雑誌の中で芸能事務所の事務職の求人を見付けた若は、早速面接の予約をし、見事合格する。
事務職を始めて三ヶ月後、若の前に現れた小説家志望の神谷汐弥(しおや)。彼は小説を執筆しながら、若と同じ事務所に勤務しているのだが、合コン好きで社内でも有名な人物だった。
そんな神谷に「オレと付き合わない?」と告白された若は、一週間考えた末、「セフレとして付き合わない?」と提案する。神谷は困惑しながらも、若の提案を承諾した。
しかし神谷は、若が知る由もない秘密を隠し持つ人物だった。
年が明けて元日。若のもとに亮子から妹の武弥(たけみ)が病気かもしれないと連絡が入る。武弥本人の話では、肺胞に水が溜まる肺水腫で、入院して手術すれば大丈夫との事だったが、相変わらず三田居家は問題続きである。
そして若の身にも――
事務所の社長から「グラドルに興味ない?」と、直々にスカウトされる。若は「二、三日考えさせて欲しい」と答えて神谷に相談。彼の「駄目だったら事務に戻れば良い」との言葉に背中を押され、デビューを決意する。
デビューした若には、写真集やDVDの発売。イベント出演やテレビ番組のレギュラーなど、順調に仕事が与えられるのだが、彼女にはグラドルに誇りを持てない悩みがあった。
その上で若が見出した結論とは――
そして神谷は隠し持っていた秘密を告白する。果たしてその内容とは――
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-12 10:42:01
47643文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今日も目が覚めた。
一人の朝、一人の食事、一人の部屋。
寂しさが心を占める時には、もう、目が覚めないかもしれないと思いながら眠りにつく。
屋根裏のこの部屋は天井が斜めで、広さもなく窓も小さい。水場は一階にしかないため不便もある。夏は熱気が籠こもり暑く、冬は隙間風が部屋を凍らせる。住環境が良いとは言えないが、それでも、長く暮らしていたら慣れもするし愛着も湧いてくる。
ここは私の、私だけの城。
誰も私の邪魔をしない。
そして誰も私を見ない。
私は一人なんだ
と、思い知る朝。
「憧憬」の続きです。こちらをお読みいただいていないと分かりづらいと思います。ぜひお読みくださいませ。m(_ _)m
↓
https://ncode.syosetu.com/n0476hu/
悲恋からのハッピーエンドとなります。
憧憬の時点では救いのない悲恋も、時間と状況が動けば、ただのすれ違いはた迷惑バカップルとなりました。
悲恋のままの余韻が良い、ご都合主義はあんまり……という方は、回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 17:55:04
11341文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:5248pt 評価ポイント:4724pt
地下二階+地上一階建ての一軒家。
外観だとまず気付かれることはないであろうこの家で、ひと月ほど前にある猟奇的殺人が行われた。
それが、"|基麓《もとろく》中元3-1組生徒殺害事件"。
成人式を間近に控えたその生徒たちは、とある空き家を貸切、同窓会をすることになっていたと言う。
とても仲が良かったためか、当時の担任も含め全生徒が集まったらしい。
楽しい同窓会になるかと思いきや、そこで行われたのは残虐な殺人ゲームだった。
首謀者の名は、故人
|加東《かとう》 |銀次《ぎんじ》 (15)。
死んだはずの元クラスメイトが同窓会に現れ、笑顔でこう言った。
「みんな、久しぶり。そして、サヨウナラ」
笑顔の裏腹にあるのは溢れるほどの怒り、悲しみ、恨み。
これは、彼の彼による彼のための復讐劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 12:00:00
6456文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
ある日の夕方。
マンション一階のエントランスにて。
最終更新:2022-05-11 15:36:58
2832文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
スキルもない、魔力もない、おまけに言葉も通じない。
俺こと鈴木良一(すずきりょういち)二十八歳は、召喚者特典など何もなしの丸腰状態で異世界に転移した。
特技らしい特技と言えば、学生の時のアルバイト経験と、子供と動物に懐かれやすいということくらい。
ヘタレなので、冒険者だとか魔物討伐だなんてとんでもない!
異世界に来てまで何故かモフモフとお子様に仲間認定され、リョウは今日も、冒険者ギルドの一階でコーヒーを淹れるのである。
もし本当に異世界転移があるとしたら、実際のところはこ
んな感じなのではなかろうか、との妄想だけで書き始めたらこうなりました。
壮大(でもないけど)に何も始まりません、多分。
R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 18:00:00
108513文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:180pt
作:櫛田こころ
ヒューマンドラマ
完結済
N1979GW
名古屋は錦町。
歓楽街で賑わうその街中には、裏通りが数多くある。その通りを越えれば、妖怪変幻や神々の行き交う世界───通称・『界隈』と呼ばれる特別な空間へと足を運べてしまう。
だがそこは、飲食店や風俗店などが賑わうのは『あやかし』達も変わらず。そして、それらが雑居するとあるビルの一階にその店はあった。数名のカウンター席に、一組ほどの広さしかない座敷席のみの小料理屋。そこには、ちょっとした秘密がある。
店主が望んだ魂の片鱗とも言える『心の欠片』を引き出す客には、店主の本
当の姿──猫の顔が見えてしまうのだ。
これは元地獄の補佐官だった猫が経営する、名古屋の小料理屋さんのお話。地獄出身だからって、人間は食べませんよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 16:15:16
317992文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:460pt 評価ポイント:156pt
今夜は、フランクローパ国王オーガスタの可愛い姪に当たるアマーリエの十七の誕生日。慣わしによりアマーリエの社交界デビュタントの舞踏会が華やかに催されている。
その場で将来の伴侶と引き合わされることを嫌ったアマーリエは夜会を抜け出し、屋敷の東の一階バルコニーで一人、「愛もロマンもない結婚なんて真っ平」と独りごちている。
その彼女の前に突然現れたのは、自らを「今宵の月の光」と称する若い貴族男性だった……。
本作は作中に、汐の音さまのフリーイラスト集「自由絵一覧」の4番の絵を使用さ
せて頂いています。
本作には、テンプレ要素は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 08:48:59
2902文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:338pt 評価ポイント:306pt
激安の幽霊屋敷に越してきた。一階には「斑尾」とかいう変な男が暮らしている。
※2022お正月有志さらし投稿作品
最終更新:2022-02-05 20:33:21
11507文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:第三世界の使徒
ハイファンタジー
連載
N3781HL
第二世界にそれはある。
第一世界に地理的に存在しないそれの名は幻想郷。
その幻想郷の真ん中にあたる人里の奥深くに、とある隠れ里があった。
幻想郷からしても幻想であり、その名を幻想村と言った。それでディセン・トロンという天使。地上の天使を幻想村を中心として、広がる沌国の日本列島にあたる長野県を中心として、本拠地・幻想村を含め、真事隠(しんしいん)の里という関東地方や近畿地方にまで迫(せま)る中部地方を中心として広がっていた。
ちなみに東京都にあたる所には、魔法世界きっての大図書
館があり、貴重な文献(「第一階魔法世界「奇跡」」、「第二階魔法世界「大緑」」、「第三階魔法世界「退廃」」、「ユダヤの福音書」等がある。)が盗まれる事も少なくないのだと言うはっきり言って三國という世界観自体、魔法世界の産物なので、神である混秩 三國という良心の神に捧げるべく、作って行きたいと想う。
ディセン・トロンは慰問の陶酔者。幻想村とは二重に隠された彼の本拠地である。
ディセン・トロン。兄アト・イン。母クルミヤ・ハーン・スカーレット。妹ア・ブラッ・デレッド。姉アマドヒ・スカーレット。
彼らは何をしに、この第二世界に来たのか?それぞれの境遇を語る。そして、東京の大図書館とは?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 12:54:46
7657文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
唯一無二の塔があった。その塔は円柱の形をしておりレンガを積み重ねたような表面をしている。塔の天辺は見えず、何階まであるのか未だ判明していない。
塔の入り口は大きく開かれており、足を踏み入れた際に必ず一度視界が暗転し、次の瞬間には塔の中とは思えない景色が広がる。初めて塔に入ると草原の景色を見ることになる。塔の一階は草原フロアと呼ばれており、必ず最初に攻略するフロアだからだ。
階数ごとにテーマが決まっている。1階から10階は草原が広がっている。11階から20階はゴツゴツした
岩が剥き出しの洞窟の中。21階から30階は渓谷。31階から40階は沼地。そして41階から最大到達階数の47階までは砂漠だ。
フロアには魔物が絶えず生まれ落ちているようで、倒すか逃げるかして塔を攻略していくことになる。
また、末尾が10階ごとにボスモンスターと呼ばれる他の魔物よりも強い魔物が存在し、次のフロアに上がるためにはボスモンスターを倒す必要がある。
この塔に登るメリットは三つある。 お金、名誉、実力だ。
今、数々の冒険者達が挑戦する塔にキョウという少年が挑もうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 00:21:55
25159文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大阪難波にある新聞社Mの本社ビル一階のカフェで佐竹亮はひとりの老人と向き合って話をしていた。老人の名前は――猪子部銀造と言った。
老人が来社したのは佐竹が勤めるM社が全国紙で募集した「東京オリンピックにまつわるエピソード」についてだった。老人は大阪泉南のある土地にある七灯篭が照らす『馬蹄橋』、そして今では消えてしまった奥深い山間の温泉街にあった『東夜楼蘭』について語り出す。しかしそれらは東京オリンピック開催前年に起きたある若者三人にまつわる事件であり、またある警察官の自殺
にも繋がった『悲劇』であった。
果たしてその事件とは何なのか。
そして時は2020年、それが半世紀も過ぎた今、何故、佐竹の前で明らかにされたのか。
老人は去り際に佐竹に言う。
――「長年秘密にしていた事件をわしに語らせたのはあの変な頭の若者のせいだよ」
老人が語ったその若者とは一体誰なのか?
本作『馬蹄橋の七灯篭』は大阪泉南の地の修験道山地を舞台にしたミステリ作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 16:26:44
109043文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
現代とは違うどこかにある世界。
その世界は荒廃の一途を辿り、どの国の民も困窮していた。
そんな世界の一つの国が事態を解決すべく一人の忍者を呼ぶ。
彼女の名は北風雪樹、亜人の忍者だ。
国は彼女に異世界の技術を持ち帰るようにとの任務を与える。
帰る際は異世界で描くようにと同じ転移の魔法陣の描き写しを持たせる。
そうして雪樹は現代の日本へと転移する。
そこで技術を学び、それを持ち帰る事を任務として。
文化も文明も全く異なる世界での活動、全ては自分の国を救うために。
一方で現代
の日本では平和そのものの日常が過ぎていた。
その場所は出版社が多くある町の小さなアパート。
そのアパートは少し事情のある人達が住み、帰化人が大家をしている。
一階のラーメン屋が賑わう時間に休みの日は働く学生がいた。
彼の家に転移した雪樹はそのまま居候となりこの世界の技術を持ち帰ろうとする。
知らない世界で国のためにその任務を果たすべく活動する事となるのだった。
※※※
更新は木曜日になります。
錬金術士が紡ぐ夢が終わり次第更新を開始します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 12:45:31
164226文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
街角のアパートの一階には、異国から来た魔女が住んでいる。
あたしのおにいちゃんが彼女を呼ぶとき「まじょ」さんと呼んでいたので、魔女で間違いないと思う。
魔女はお兄ちゃんと同じ騎士団で仕事をしているので、たぶん良い魔女。
ある日。
魔女のことがもっと知りたくて、あたしは魔女の家に突撃するのだった。
別サイトにも同時掲載。
最終更新:2021-11-23 16:15:54
5580文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:134pt
魂を抜かれた姉を救うため、神の霊薬エリクサーを探し求める少年冒険者のアルトス。その手がかりがあるダンジョンで彼はレベルアップするが、宿ったスキルは【武器使用不可】という最悪なものだった。役立たずと追放されて全てを失った彼が街の外で泣いていると、運悪く狼の群に襲われてしまう。武器の使えないアルトスは破れかぶれに狼を殴りつけると、いきなり木っ端みじんに爆散してしまった。実はこのスキル『背負った武器の力を強化して体に宿す』という隠し効果があり、背負っていた魔剣の力が身体に宿っていた
のだ。力に気づいた彼は新たなパーティーの立ち上げを決意。元メンバーの片思いだった女魔術士を引き抜こうとしたが、彼女は既にアルトス見を限り、あろうことか彼を追放した張本人と肌を重ねていた。アルトスは「ちっくしょああああ!」とヤケクソになって単騎ダンジョンへ突入。第一階層と第二階層を隠れスキルの火力と勢いで突破するも、第三階層へ向かうところで魔力切れを起こし倒れてしまう。これで終わりかと絶望したところで、アルトスは元メンバーの寡黙な美少女ダークエルフ、ヴィヴィに命を救われる。彼女もまたエリクサーを探し求める一人。アルトスが宿したハズレスキルは女神の試練であり、エリクサーに通じる鍵なのだという。最初は運命共同体として組むも、アルトスの無自覚異文化接触にてヴィヴィはアルトスを見る目が相棒から恋人未満までくりあがってしまった。絶望のどん底から仲間ができたと希望に満ち溢れるアルトスと、こんなはずでは無かったと頬を赤らめるヴィヴィ。互いにすれ違う思いを抱えたまま、二人はエリクサーの手がかりがあるというダンジョンの最奥へと向かうのであった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 21:00:00
122539文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:540pt 評価ポイント:308pt
斜向かいのビルを見た。一階のコーヒーショップに入っていく、若い女の姿が見えた。
先生はポケットから奇妙なものを二つ取り出した。
「無線式の来客用チャイムだ。どこでも買える」
そういうと、先生は片方のボタンを押した。先生の持っていたかばんから、俺たちがいる店のチャイムと同じ音が鳴る。
「もう一つの方を押してみろ」
俺は言われた通りにもう一つのボタンを押した。
斜向かいのコーヒーショップが吹き飛んだ。
とある事情から爆弾使いの先生についた巻き込まれ体質の主人公がなんとか頑張る話
。
この作品は「https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2602386」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 17:06:42
16234文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:270pt 評価ポイント:234pt
◆家が、高速でスピンし、山を転がり、宙を吹っ飛び、水底へ沈んでいく。
●あらすじ
阿(おもね)一寿(かずとし)は、奇妙な家に住んでいる。その家は、球形をしており、軸柱を中心として、反時計回りに回っていた。
回転の速度は、普段は、まったく気にならないほど、低かった。しかし、あることがきっかけとなって、一気に上昇し、一寿は、回転に翻弄されるようになる。彼は、回転を止めるため、一階にある機械室に向かおうとするが……。
最終更新:2021-08-01 19:00:00
38501文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
死体は十階建てのマンションの非常用階段の横に横たわっていた。首には絞殺されたとみられる痕があり、顔と体の傷から、殺害後、非常用階段の上から投げ落とされたようだった。しかし、このマンションに入るには一階南の防犯カメラがある入口から入るしかなく、防犯カメラの映像には殺された男も怪しい人物もうつっていなかった。
警察の捜査が行き詰まり見せたとき、探偵領木蘭太郎が登場する。
(原稿用紙90枚)
最終更新:2021-07-11 14:30:45
31711文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:師走 こなゆき
現実世界[恋愛]
完結済
N2576HB
「行ってきます」そう言って、あたしは玄関を出る。でもマンションの階段を下りずに、手すりから四階下の地面を見下ろした。
マンションの一階の出入り口から、紺のブレザーを着た男子学生が出てくる。いつも同じ時間に出てくる彼。
彼は、あたしと同じ高校に通ってて、演劇部の一つ上の先輩で、あたしの好きな人。
最終更新:2021-07-02 20:00:00
4811文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
突然始まる猫さんの親分の日常は愛と危険でいっぱい!
本人たちは一生懸命生きています。
唐突なキャラクタ紹介
親分:ハードボイルドな二足歩行の猫さん。胸の辺りの毛に『親分』という模様が入っている。
ニコ:記憶喪失の女の子。事務所一階のカフェで働く。パンの研究に余念がない。
シオン:人間の男の子。ニコが好き。ヤギさんの運営する郵便局に永年雇用されそう。
ウサギさんマフィア:猫さんマフィアをライバル視し、常に緊迫した抗争状態が続く。
ニワトリ先生:荒っぽいお医者さん。治療も荒っぽ
い。
※不定期更新。作者が疲れてくると更新されます。
ノベルアップ+ 様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 22:16:39
4850文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:82pt
検索結果:152 件