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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:236 件
ただのメイドであるノルン・ミーティルは聖女召喚が行われている部屋の隣室で万が一聖女が召喚された時に備えて、お迎えする準備を任されていたのだけれども、何故か急に足元が光り輝き、次の瞬間には大勢に囲まれて、煌びやかな部屋のど真ん中に座り込んでいた。──待って、この部屋って……まさか……。「ようこそ、聖女様。我がラスティーノ王国をお救いください」「あの……殿下……申し上げにくいのですが……私、ただのメイドでございます」色々あって、隣の部屋から同世界召喚されてしまったメイドのノルンは
、同じく再召喚された聖なる力を持つマッチョなゴンザレスと二人で一人の聖女・ポティ・シヴァイーヌを演じることとなり!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 18:10:00
21336文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:48pt
あぁ……どうしてこんなことになってしまったんだろう。
私は眠っている男性を起こさない様に、そっと寝台を降りた。
私が着ていたお仕着せは、乱暴に脱がされたせいでボタンは千切れ、エプロンも破れていた。
私は仕方なくそのお仕着せに袖を通すと、止められなくなったシャツの前を握りしめる様にした。
そして、部屋の扉にそっと手を掛ける。
ドアノブは回る。いつの間にか
鍵は開いていたみたいだ。
私は最後に後ろを振り返った。そこには裸で眠っている男性の胸が上下している事が確認出来る。深い眠り
についている様だ。
外はまだ夜中。月明かりだけが差し込むこの部屋は薄暗い。男性の顔ははっきりとは確認出来なかった。
※ 私の頭の中の異世界のお話です
※相変わらずのゆるゆるふわふわ設定です。ご了承下さい
※直接的な性描写等はありませんが、その行為を匂わせる言葉を使う場合があります。苦手な方はそっと閉じて下さると、自衛になるかと思います
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」でも掲載しております(アルファポリスは先行投稿となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 13:19:01
87694文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:588pt 評価ポイント:310pt
作:武藤かんぬき
現実世界[恋愛]
連載
N8104IZ
高校入学時に家を出てひとり暮らしをするようにと昔から言われていた奏汰は、引っ越し作業の真っ最中だった。ある程度片付けも終わった時に、家族と幼なじみ以外は知らないはずのこの部屋に来訪者が現れた。
それは奏汰が毎年夏休みに遊びに行っていた島に住む、従兄妹の鈴だった。
彼女は少し問題を抱えていて昔は田舎に住む元気な女の子だったのだが、田舎特有の島民同士の距離の近さがある日突然受け入れられなくなってしまったのだ。
学校には通っていたのだが、それ以外は自分の部屋に引きこもっていた鈴。彼
女が住んでいた島には高校がないため、島に住む子供たちは高校に入学する際は一度島外に出て生活をすることになる。それを利用してこちらに越してくることにしたという話だった。
しかも住むのはこの部屋ということで、混乱する奏汰。従兄妹同士とはいえ男女が一緒に住むことに危機感を覚えつつも、鈴を受け入れる奏汰。
しかし保育園から一緒に過ごす幼なじみがこの状況を看過するはずもなく、否応なくかわいい女の子たちの恋の熱に奏汰は巻き込まれることになる。
※残酷な描写ありは保険です。
※R15も保険です。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 00:00:00
46050文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:124pt
作:葉桜 KON
空想科学[SF]
連載
N7310JD
莉乃と、一緒にFASに来た君徳、ここの部屋は時間が動かないらしい。どういう仕組みで?そしてこのおっさんはどうして俺の心の声を…
最終更新:2024-06-13 21:05:08
1161文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
失業させられた主人公が雇用主をプッチしちゃう話。
恋愛なし、友情なし、誠実なし、結果のみ
「絶対許さない!」
ミーツ・ハント子爵令息はクッションを壁にたたきつけた。ペシャという音とともにクッションが落ちる。ここはミーツが借りている小さな部屋である。そして誰も聞いていないこの部屋でミーツは決意した。
最終更新:2024-06-11 18:24:03
3041文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
同棲中の恋人に二股かけられたことが原因で別れたヒロイン。急遽住む所を捜して見つけたワンルーム。駅近、コンビニ近くのおしゃれな家具付きワンルーム。なのに、とっても家賃はお値打ちで。
まさかの、事故物件?
怪しむ主人公、朝倉和奏。お化けが出るとかではないらしいのだけど。
お金もないし、家具付き、駅近はとっても魅力。切羽詰まってるしで即決した和奏。
だけど、その夜から、見知らぬ男性が部屋に現れて。
彼は元この部屋の住人で。お化けでも幽霊でもなく。次元のズレた世界で暮ら
しているそうで。
「日没から日の出まで。その間だけ空間が重なるんだ」
夜だけの同居人。とってもイケメンな彼との不思議な同居新生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:00:00
6674文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
夜。吹雪に閉ざされたとあるコテージ。そこで殺人事件が起きた。
現場に偶然居合わせた探偵が告げた「犯人はこの中にいる」友人同士の集まりだっただけに信じがたいという感情、恐れと疑念が全員の身体を覆った。
そして……
「……ねえ、どうしたの? 一度、あの探偵さん抜きで集まろうだなんて」
「正直、勘弁してもらいたいね。あの探偵にしつこくアリバイを聞かれて今日はもう限界。さっさと自分の部屋で寝たいよ。あんなことがあったしな」
「な、なあ。彼は自分の妻を殺されたんだぞ……もう少
し、思いやりを。え、えっとほら、元気出しなよ」
「出せるかよ。せめて犯人が捕まりゃあ……あ、まさかあの探偵が犯人とか」
まさかぁ、と笑う四人。しかし、彼らをこの部屋に集めたその男はクスリとも笑わず、そして言った。
「……実は聞いてほしいことがあるんだ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-23 11:00:00
4748文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:Hydrangea
ローファンタジー
完結済
N8402IU
第一部「夢現の狭間」
目が覚めると、そこは見知らぬ場所だった…
主人公の「ジョゼフィーヌ」は見知らぬ部屋で眠りから覚めた。
彼女は、この部屋に迷い込んでしまった3人の男性と協力してとある目的を果たそうとする。
その目的とは、この家から出てそれぞれの元いた場所に帰ること。
しかし、脱出するために家を探索していく内に異常に気づく。
窓の外、玄関のドア、残されたメモ…
現実には有り得ない悪夢の様な不気味な状況。
これは悪夢か現実か、それとも悪夢と現実の狭間か…
最終更新:2024-04-14 14:57:33
60720文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『アンジュ先生、お元気ですか――』
平凡な街娘アグレイの元に一通の手紙が届いた。
その手紙は1年前までこの部屋に住んでいた叔母アンジュ宛。
しかし、アンジュはすでに他界しており、返事を出すことはできない。
困っていたアグレイだが、差出人の名前に見覚えがあることに気が付く。
【ロイグ・スーラージュ】
その名前は、生前魔法学院で教鞭をとっていた叔母が「優秀な生徒なのよ」と笑いながら教えてくれた名前だった――。
だから、アグレイは返事を出し、叔母が亡くなったことを彼に知らせる
ことに。
けれど、その手紙の返信には何故かアグレイと文通がしたいということが書いてあった。
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 20:13:17
3067文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:16pt
夜。とある部屋。そこはその男の身体から漏れ出たのではないかと思うほどに陰鬱な空気で満たされていた。
表情筋は死んで、いや、身体そのものが生命活動を放棄しているかのよう。では、漂うこの臭いは腐臭か。もし、死神がいるのなら嗅ぎつけ、そしてこう囁くだろう。
『さあ、早く首を吊れ』
言われなくともそうするつもりだった。彼は椅子の上に立つと、首吊り縄に手をかけた。
――えっ
すると彼は驚いた。その輪っかからは当然、向こうにあるこの部屋の黒いカーテンが見えるはず。
な
のに、目に映ったのは
「じ、地獄……? う、うおっ、と、と……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-29 10:20:00
2730文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「今日は仕事早く終わるから、夕ご飯一緒に食べようね! ハンバーグが食べたいな! じゃ、行ってきまーす!」
そう言って出掛けて行った君が、この部屋の扉を開けることは、もう二度となかった。
ありふれた平凡で幸せな日常がずっと続いていくのだと、僕は信じて疑わなかった。それなのに、あまりに呆気ない終わりを迎えた、恋人の桜の死を僕は受け入れられなかった。
――もう一度、君に会いたい。
君との再会を願って、首を吊った僕が次に見たのは、ころころと景色が変わる不思議な世界。
「ねぇ、ユキ
。デートしようよ!」
それは、夢にまでみた君の声だった。
これは、君に別れを告げる為の物語だ。
※「小説家になろう Thanks 20th」の「別れを決める勇気」をテーマにした小説となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 07:27:46
7647文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:56pt
人付き合いが苦手な高校一年生、永井健太郎。ある日彼は、クラスの一軍女子である『雪河月乃』にオタク趣味を持っていることがバレてしまう。しかし雪河は自分もオタク趣味であることをカミングアウトし、事態はおかしな方向に……。あんたのおすすめを知りたいという雪河を、健太郎は一人暮らし中の部屋へと招き入れる。するとそれ以来、雪河は健太郎の家に入り浸るようになってしまった。
「今期のアニメ、マジで全部作画がいい」
「それな」
そんな会話をしながら、今日も二人はソファーに並んでアニメを見
ていた。
普段はクールでダウナーな雪河は、この部屋にいる時だけ無邪気にはしゃぐ。
あらゆる作品を通して、少しずつ距離を詰めていく二人。
これはボッチを極める予定だった少年と、オタク趣味に人生を救われたギャルが、小さな部屋を中心に歩んでいく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 07:00:00
103593文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:3500pt 評価ポイント:1564pt
変態の脳ミソの中身を覗きたい物好きはこの部屋へお入りください。
最終更新:2024-01-29 16:50:18
14194文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
僕の目の前にたくさんの人がいる。主にその人の群れを構成するのは子供で、中心には男が一人。そしてそれを穏やかに見つめる女が一人。僕は傍観しているような気分でありながら、群れを構成する一人だ。
眼の前の光景には家族団欒という名前を付けられた。男がお父さん、女がお母さん、僕を含めたその他が子供。群れと呼べるほどの人数があるだけあって、皆と等しく仲が良い訳では無い。僕がよく話すのは一人の弟と一人の姉。しかし僕ら全員に血の繋がりなどなく、お父さんとお母さんも結婚なんてしていない
。
一つの世界を構成してしまいそうなほど大きなこの部屋の外には、僕の本当のお父さんやお母さんに妹がいる。僕ら全員、今眼の前の家族がデタラメだと知っている。それでも得体のしれぬ男を父と呼び女を母と呼ぶのは、この世界に囚われているからだろう。この世界いちばんの毒に侵されているのだ。その毒の名前は『幸せ』という。理由が分からない程に『幸せ』以外を感じることができないのだ。この世界の家族になってしまった僕らは等しく『幸せ』の中毒者。どうして『幸せ』なのかさえ理解らないくせに安心と一緒に噛みしめる。
果たして僕のいる世界は何なのか?
お父さんやお母さん、兄弟の正体とは?
現実と夢が交わり合う、ファンタジー的ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 13:01:45
7592文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
王立魔法学院には1人の才女がいる。
才女は学院始まって以来の高得点で主席合格、どんな魔法理論も簡単に解き明かし理解してしまうほどの天才だ。
しかし、そんな才女にも欠点があった。
「イヴ、この部屋は?」
「……片付けようとした」
「そうか……じゃあなんで余計に散らかってんの?」
「……不思議ですなぁ」
「……もういいから座ってて」
「うん」
「イヴさんや、いったい何をしているのかな?」
「……料理?」
「なんで疑問系なんだよ。……何を作ろうとしたんだ?」
「
……さぁ?」
「いや、調理目的くらいちゃんとしようよ。料理は設計図と同じように完成形がないと無理なんだから」
「あ……確かに」
「いや、納得するんかい!ああ、後俺がやるから座ってて」
「うへぇ」
生活レベルが壊滅的だった。
魔法に関することはなんでもできる。でも、料理も片付けも何もできない。
それを支えるは婚約者のレイモンド。
これは壊滅的な生活レベルを誇るイヴと初級魔法のスペシャリスト(にいつの間にかなっていた)レイモンドのとある日常のワンページ。
※この作品は以前投稿していた読み切り作品の長編版です。「ポンコツ才女の生活レベルは壊滅的です」
https://ncode.syosetu.com/n2759ig/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 23:15:21
71560文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:440pt 評価ポイント:272pt
『お目覚めですか?』
……耳にジーンと響く、女の優しい声。これは、ああそうだ……どうやら眠ってしまっていたようだ。テレビは……点けたままのはずだが音が……。
『テレビは消しておきました。部屋を少し明るくしますね』
「ああ、ありがとう。うたた寝して、と、クラシックも流してくれていたのか」
『はい、いい夢を見られましたか?』
「ふふっ、さあ、どうだったかな。でも悪くない気分だ……。さて、まだ夜だろう。カーテンを開けてくれ」
『かしこまりました』
自動で開かれたカ
ーテンのその向こう、下に広がるのは宝石箱を開けたような美しい夜景。
だが、見飽きた。もはや、この高層マンションの魅力の一つに数えられない。素晴らしいのは先程から俺と会話しているのはこの部屋の住人のサポートを務めるAI。一部屋ずつ人格が異なる、と言うよりは住む人間によって変化し最適なものになるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 11:00:00
2430文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:真白スクラップ
ローファンタジー
連載
N9922IO
真っ黒な会社でハードな仕事をしている城山もこの部屋はぬいぐるみでいっぱいのもこもこでもふもふな彼女だけの城である。
ある日彼女がいつものように帰って眠りにつくと、夢の中でぬいぐるみ達と会話できるようになっていて…
癒しを求めて奔走する日常系?な物語。
最終更新:2024-01-10 04:09:36
560文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「親父……」
ボソッと、呟いてみても親父が死んだ実感は未だわかない。まだ生きているみたいだ、とまでは思わないが不思議な感じだ。多分、思っていたよりも葬式の準備が忙しいせいだろう。
……まあ、それはそれで気が紛れていいんだ。きっと。明日は通夜。親父をこの部屋から運び出さなければならない。親父も慣れ親しんだ我が家を離れるのは寂しいだろうが、仕方がない。
……それにしても通夜前に結構、人が訪ねて来るものだ。中には手土産、新巻鮭を渡してきた人がいて目を丸くしたもんだが、色々な
人から俺が知らない親父の話を聞けてよかった。
……この人も今、親父の遺体の前で手を合わせ、どんな思い出に浸っているのだろうか。あとで聞いてみたいな……なんて、ああ、こっちもしんみりしてくる。……あ、そう言えばこの人、親父とどこで知り合ったかまだ聞いてなかったな。仕事関係か? 親父は昔から職を転々としてたからな。世話になったりしたりっていう知り合いも多いんだろう。それか学生時代の友人か、いや、歳は親父より少し下かな。
と、彼が和室に敷かれた布団の中の父親に向かって手を合わせる男の背中をジッと見つめた時だった。
男が振り返り、彼にニコッと微笑み、言った。
「……さてと、よし! じゃあ、あんたの親父さんの首を持ち帰っていいかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:00:00
5000文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
この部屋はあまりにも寒い。
最終更新:2023-12-26 21:33:23
278文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
……今回、我々番組制作陣が足を踏み入れたのは、都内に佇む古びた一軒家。とある呪物コレクターの部屋である。
六畳一間の和室の棚に所狭しと並べられた『呪物』の数々。圧巻。相対した我々はその重苦しさに息を呑んだ。そして、驚くべきことにこの品々の主はなんと、この部屋で寝起きをしているらしい。
我々を前に不敵な笑みを浮かべる彼は一体、どのような人物なのか。
そして、この部屋の数々の呪物は本物なのか。
そしてさらに、先生は一体どのような判断を下すのか。その一挙一動から目を離すこと
ができ――
「はいはーい、どいてどいて、ま! 黴臭いわねぇ! ほら窓開けて、あらやだお布団踏んじゃったわぁ、でもこれも臭うわねぇ、干したことあるのこれぇ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 11:00:00
1987文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あ、あなた……」
「……酒」
平太は家に帰って来るなりそう呟き、リビングのソファーに腰を下ろした。
妻が缶ビールとそれを注ぐグラスを慌ただしく用意するが手が震え、床に落とし割れた音に平太は片目を閉じる。
「グラスはいいから! 早く!」
舌打ち二回、ため息一つ。平太がリビングに入って来てから続いていたそのローテーションは喉に流し込んだビールによって、ようやく途絶えた。
大きく息を吐き、天井を見上げる平太。ふわんとアルコールの匂いが漂うも鼻の奥に染みついた血の匂
いは消えない。
あるいはこの部屋の匂いか。平太は周囲を見渡し、鼻をひくつかせる。捉えたのは洗剤と安物の消臭剤の香り。そしてふと目についたテーブルの足の血痕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 11:00:00
5392文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
誰もいないはずのこの部屋に、自分以外の何者かが隠れている。部屋に入った瞬間、空気や物の位置などに微妙な違和感があった。
最終更新:2023-11-30 23:06:13
1255文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:54pt
私はいま恋をしている。
それも、このあいだ生まれたばかりの恋だ。
お互いを好きなのかどうかを確認する作業もなく、デートをするわけでもない。ただ週一度のこの面会だけが、私たちの関係をつなぎ止めていた。
哲也がここに通いだしたのは大学四年の春だった。
「はい、これ」
いつものように面会室で向かい合って座ったとたん、哲也はテーブルの上に分厚い茶封筒を置いた。
「なに?」
「来年のカレンダーのレイアウト。頼まれてたでしょ? 原案ができたから渡しておくね」
そう言って彼は中身を見せた。
紙束の中には六畳間とキッチンとユニットバスの写真があった。
「これ、この部屋?」
「そう。今年の写真も使いまわしなんだ」
来年は私の二十歳の誕生日だ。このあいだの誕生日には、彼がフォトフレームに写真を入れ替えてくれた。
そしてカレンダーにも写真を貼ろうと提案してくれたのだ。
「ありがとう」
私はそれを受け取った。
哲也は茶封筒をまたテーブルの上に置くと、私の方を見てにこっと笑った。
「あとさ、『星々のため息』読んだよ」
「え?」
私はどきりとした。
あれはまだ書きかけの短編小説だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 20:44:34
8379文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:28pt
「──君との婚約を解消し、次期聖女の任を解く。そして新たな皇后であり聖女候補として、彼女を推そうと思っている」
ある晴れた昼下がりに、私の愛しい殿下はそう仰いました。
殿下に呼び出された執務室で私を待っていたのは、この部屋の主である殿下、そして最近殿下と噂になっていたご令嬢。
私の答えは決まっています、私は愛しい殿下のためならば、何だってできるのです。
最終更新:2023-10-09 00:07:10
3268文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:1228pt 評価ポイント:1142pt
整えられたシーツ。
二人で資金繰りをして、ようやく借りた狭い部屋。
妹……いや、『彼女』と過ごしたこの部屋で
ーー彼女だけが、消えていた。
これはホラー。異論は認めn…ごめんなさい認めます。
最終更新:2023-07-31 13:34:36
1158文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
現実世界[恋愛]
短編
N5277II
空中に細い柱で建てられた、一見すると浮いているように見える、木造の画工の教室のような場所。窓などなく、遠くを見れば、空と海の境はない。無限の蒼穹か、その下に栄える港町が見える。
体育で生徒たちが体操着で押し寄せる。大群だった。
給食のおばさんの過失で携帯電話がなくなったことが知られる。しかし自分は何の逡巡もなく進み出て、それは違うと言い放つ。そして部屋に入り、携帯電話を探す。様々な骨董品が並ぶその部屋の中で、携帯電話御探すのは至難の業だった。そこにはもう一人、自分を待っ
ていた人がいた。ライトグリーンの携帯は見つけた。それを他の人たちに見せびらかそうとして、氷の薄山に登る。そこで逃走車の金髪のエルフを見つけた。緑色で葉っぱの意匠のこらされた服を纏っている。氷の下のトンネルをくぐり、逃げるつもりらしい。俺は指揮を執り、エルフを追いつめた。そして壁際で僕は携帯電話を取り出した。それはいつの間にかライターに変わっていた。そのライターを付けて、上にかざす。するとエルフは手を祈るように組み、片膝をついてこちらに祈りをささげた。かくしてエルフは仲間になった。
氷の娘が溶けていた。
ぱきぱき、と次第に崩れ居ていく肢体を何とか運ぶ。この部屋は温度が高すぎる。大きく割れて、地面に落ちてしまった。もはや原型はない。目や口の位置がずれてしまっている。もはやただの氷と水の塊だ。そこで絶望する少女たちではない。ある少女のブーツの中に、その氷の娘は張り付いた。そうして一件落着し、氷の娘はその生徒の靴に憑りつくことになった。
「って靴の上のほうについてたのかよ!」
二人はいつも一緒になった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:58:16
685文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある高校の校長室。模様替えを終えた校長は一息ついた。
時期外れの着任で慌ただしかったがこれでよし。
うーむ、この部屋も私も威厳溢れているなぁ。モリモリだ。
それにしても、髭を生やすのが間に合ってよかった。
明日は臨時の全校集会。生徒たちと初顔合わせ。
人生経験を交えたっぷりと良い話を聞かせよう四時間くらいふふふふふ……。
――コンコン。
「はいどうぞ」
最終更新:2023-07-01 10:00:00
1878文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
ミフィアには記憶がない。毒に倒れたと言われるがこの部屋も周囲の人も誰も何も分からないのだ。
頭の中に思い出すのはラーメンを食べていた記憶。
ミフィアには婚約者がいるそうで、その男性のあまりの美しさに目がつぶれてしまうかと思った。しかし圧倒的に違和感がある。それは自分も含めて全員緑色の肌をしていることだ。
緑色の肌がなぜ違和感を感じるのかということも理解できないままミフィアは流されるように生活をしていく。
そもそもなぜミフィアは毒を口にしたのだろうか。
最終更新:2023-06-22 23:00:00
53798文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
王立魔法学院には1人の才女がいる。
才女は学院始まって以来の高得点で主席合格、どんな魔法理論も簡単に解き明かし理解してしまうほどの天才だ。
しかし、そんな才女にも欠点があった。
「イヴ、この部屋は?」
「……片付けようとした」
「そうか……じゃあなんで余計に散らかってんの?」
「……不思議ですなぁ」
「おっさんかよ。もういいから座ってて」
「うい」
「イヴさんや、いったい何をしているのかな?」
「……料理?」
「なんで疑問系なんだよ。……何を作ろうとしたん
だ?」
「……さぁ?」
「いや、調理目的くらいちゃんとしようよ。料理は設計図と同じように完成形がないと無理なんだから」
「あ……確かに」
「いや、納得するんかい!ああ、後俺がやるから座ってて」
「うへぇ」
「おっさんみたいな反応しないの」
「うい」
生活レベルが壊滅的だった。
魔法に関することはなんでもできる。でも、料理も片付けも何もできない。
それを支えるは婚約者のレイモンド。
これは壊滅的な生活レベルを誇るイヴと初級魔法のスペシャリスト(にいつの間にかなっていた)レイモンドのとある日常のワンページ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 01:08:53
8299文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:1624pt 評価ポイント:1426pt
寂しさを感じる時ってどんな時だろう。
真っ暗な部屋に一人で入る時? 過食に走った時? 自分の足音が響いた時?
きっと全部そうなのかも知れない。
でも……夢にまで見て、現実は厳しくて、部屋の大きさを知った時だと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。ガールズラブです。
何故ガールズラブにしたか分からない作者( ¯−¯ )
これが言えないと
ガールズラブを書く理由とは……( ¯−¯ )
となる人間です。
如何せん、読まないもので……。
それって百合好きな方に失礼じゃないかと。
心当たりがあるとしたら、とある二次創作かも知れない( ¯−¯ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 22:03:37
1217文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学二年生のクラス替えの直後に、大木萌子の平和な日常は崩れ去った。
あいつらから酷い暴力を受けるようになったからだ。
この部屋から出られなくなって、もう五年になる。
ひとりぼっちの部屋で萌子は、いつものように悩んでいた。
夜中に食べたら太ってしまうだろうか?
分かりきった疑問に「太るに決まってんだろ!」と、声に出して自分にツッコむ。狭い室内に虚しく声が反響した。
ふと、姉の事を思い出す。
二年前まで一緒にこの部屋で過ごしていた姉は、体重が八十キロを超えた頃に出て
行ってしまった。
部屋に鳴り響くノックの音と共に、意外な結末への扉が開かれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 10:48:53
7053文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
数日前からこの部屋に連れてこられてからずっと、同じ質問を投げかけられている。僕はその質問に答えることが出来ないのに。誰も助けてくれないから僕は僕のヒーローになるんだ。
彼が答えることが出来ない理由とは、ヒーローとは。この謎を解いてみてください。
最終更新:2023-04-12 22:49:26
1770文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
俺の名は、木島達郎。職場で受けたストレスのせいで退職し、現在絶賛無職中の30代の独身男性だ。
そんな俺の元に、ある日、20年間行方不明だった幼なじみの依知川梢が、なぜか17歳の女子高生の姿で現れて、怪しげなスキルとやらで俺も17歳に若返らせてしまった。
彼女は中学生の時に勇者として異世界転移して、たったいま日本に戻ってきたところだと言う。
しかも、俺と一緒に明日から高校に通いたいだと!?
『大好きだった、たーくんとらぶらぶな高校生活を送るためだけに、魔王を倒して日本に帰って
きた。同棲もしたいので、今日からこの部屋に住む!』
これは万能なスキルを持つ幼なじみが、俺と理想的な学園生活を送るためだけに、ひたすら無駄な努力をし続ける、しょうもないラブコメディ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 10:44:18
66401文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:62pt
奇妙だ。いつからこんなところに穴があったのだろう。
もうこの部屋に引っ越して来てから二週間が経った。突然の辞令で北海道への異動を命じられたときはなぜ俺が左遷されなきゃいけないんだと思ったが、実際のところ単純に人手不足を補うためのものだとすぐにわかった。元々家族どころか恋人もいない身だったので、まあ会社にとっては都合のいい社員だったのだろう。
支店長代理としての仕事も悪くないし、数年後には課長への昇進と本社への華麗なるカムバックが約束されているのだから、それを楽しみにそ
こそこの仕事をしていれば良いのだ。「切磋琢磨」という面を被った以前の蹴落とし合いと比べれば随分楽というものだろう。出世コースは外れてしまったのかもしれないが別に野望家というわけでもない。安定した収入と地位で程々の人生を送れればそれで満足だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:00:00
5210文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
「俺を呼び出すとは良い度胸だ……なんだ、子ども、か? ……まあいいだろう。お前の願いを一つ叶えてやろう。さあ、願いはなんだ?」
美しい顔なのに妙に歪な笑顔で目の前の男、悪魔がそう言った。
私はいつもこの部屋の中にいる。
この部屋はただの物置。
私はここに一人でいる。
昔は、誰かの温かい腕の中にいて、明るい部屋にいたような気もするが、もう、あまり覚えていない。
それが今日の朝、驚いた。
隣に熊がいた。
そう、熊。
子ども向けの丸い可愛い熊ではなく、いわゆるガチな熊。
『メリークリスマス! このぬいぐるみはあなたのともだちよ!』
クリスマスの朝、ひとりぼっちは熊と二人になり、嬉しくて踊ったら、それは偶然に悪魔を呼び出す儀式になってしまい……。
寂しいのは、誰だった?
冬童話2023参加作品です。
少ししんみり、でもほっこりしていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:14:07
6861文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:1100pt 評価ポイント:1028pt
24歳の平木直太(主人公)は父の借金を肩代わりする。それをチャラにするためデスゲームへの参加を決意する。目隠しをされ殺風景な部屋に連行された平木に対し、ゲームマスターの福助がルールを読み上げる。
《今からこの部屋に五人の男が入ってくる。この五人の中に一人童貞がいる。お前は五人と自由に会話することができる。制限時間90分以内に童貞の存在を当てることができなければ、お前は3年間
過酷な強制労働に従事しなければならない。正解した場合は借金完済に加え、副賞の百万円を贈呈する。福助は
嘘をつかないが、対象者は真実と嘘を織り交ぜて話す》
タイマーがカウントダウンを始める。
扉が開き、平木の前に五人の対象者が現れた。
・妻子持ちの40代サラリーマン
・歌舞伎町のイケメンホスト
・童顔の純粋な男子高校生
・和彫りタトゥーが入った半グレヤンキー風の男
・自信無さげな30代ニート
平木は童貞を見つけ出すため、それぞれの初体験や恋愛経験について質問していく。
会話を進めると、男達の意外な過去が浮かび上がってくる。
果たして平木は正解に辿り着くことはできるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 16:14:50
81935文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:42pt
作:マジキリフスマ
ハイファンタジー
連載
N8319HY
天才お兄様へのコンプレックスから引きこもりになってしまった根暗で陰キャな主人公。お兄様の日々の活躍を見て、すっかり心が折れてしまい、今では部屋の中で惰眠をむさぼる毎日。しかし、偉大なるお兄様の急死により、第一戦略部隊の隊長を務めることに!?「いやだ、俺はこの部屋から出たくない…!」。追い詰められた主人公はベッドの中から作戦指揮を執ることに・・・。
最終更新:2022-12-06 03:42:20
1923文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この部屋は怪談LIVEにぴったりな部屋です。何故かというと……
最終更新:2022-10-31 22:00:00
454文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公が目を覚ますと目の前には何もない白い部屋。なぜ自分がこの部屋にいるのか思い出せないままなぜか部屋には次々と物が現れる。その物は一体何なのかなぜ白い部屋に自分がいるのか自分を探す短編
最終更新:2022-10-25 18:47:18
1250文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
——妻の幸子が死んで二年になる。
連日報道される新型ゾンビウイルス感染者数は増加の一途を辿る。
俺は幸子と暮らしたこの部屋で独り、リモートワークを続けていた。
【自主企画】第五回こむら川朗読小説大賞応募作です。
最終更新:2022-09-17 12:06:24
3176文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
真夜中のティールームはまるでイギリスの誰かのお家に招待されたかのような居心地の良い空間。
この部屋がキーとなり、主人公が様々な問題と向き合っていきます。
最終更新:2022-09-05 03:05:30
1759文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今日も目が覚めた。
一人の朝、一人の食事、一人の部屋。
寂しさが心を占める時には、もう、目が覚めないかもしれないと思いながら眠りにつく。
屋根裏のこの部屋は天井が斜めで、広さもなく窓も小さい。水場は一階にしかないため不便もある。夏は熱気が籠こもり暑く、冬は隙間風が部屋を凍らせる。住環境が良いとは言えないが、それでも、長く暮らしていたら慣れもするし愛着も湧いてくる。
ここは私の、私だけの城。
誰も私の邪魔をしない。
そして誰も私を見ない。
私は一人なんだ
と、思い知る朝。
「憧憬」の続きです。こちらをお読みいただいていないと分かりづらいと思います。ぜひお読みくださいませ。m(_ _)m
↓
https://ncode.syosetu.com/n0476hu/
悲恋からのハッピーエンドとなります。
憧憬の時点では救いのない悲恋も、時間と状況が動けば、ただのすれ違いはた迷惑バカップルとなりました。
悲恋のままの余韻が良い、ご都合主義はあんまり……という方は、回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 17:55:04
11341文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:5248pt 評価ポイント:4724pt
探索者はある日の夜、
目を覚ますと正方形の部屋に
閉じ込められていました。
その真ん中には、
机の上に乗った真っ赤なスープが一
つぽつんと置かれています。
そして椅子の上にはこの部屋の地図と、
毒入りスープを飲め、という警告文。
知らず知らずの内にチャウグナー・フォーンの気まぐれによってこの世界に閉じ込められた探索者達。
彼等は無事、この世界から抜け出すことが出来るのだろうか?
最終更新:2022-08-22 14:32:07
2129文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アラームが鳴る前に目が覚める、すこし奮発して買ったダブルベットの上、スマホの充電プラグを引っこ抜いた。やはりこの部屋は一人で住むには広すぎるようで、もう使っていない部屋の入口付近には薄っすらと埃が見える。
❝……では、こちらは〇市の様子です、白鯨の出現から一年が経ちましたが瓦礫や漂流物など、街には今も尚災害の爪痕が残っており…………❞
妻が一年前に亡くなった、まだ24歳だった、子供はまだおらず、まさにこれから辛くも幸せな生活が始まろうという時、奴が現れた。
❝……なんと
も美しい音色の鳴き声を上げ姿を現した白鯨、その全貌はいまだはっきりとしておらず、ただ津波を引き起こした原因と予想されています。震災以降その姿は一度も…❞
白鯨は一年前に現れ、数時間後…一瞬にしてあまりに多くの命を奪った。
大切なものとは、一組の夫婦の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 00:00:00
2192文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
動画サイト大好き高校生である衣笠一樹(17)は、最近Vチューバーにはまっている。
特に、大好きなのはASMRだ。できれば、ちょっとエッチだったらありがたい。
今は登録者数30万人のVチューバー有栖川みすずにはまっている。普段の配信は、清楚でドジが多いのに、なぜかASMRでは人が変わって……
助かるっ!!
「今日のASMRの配信も最高だった」
一樹が別の配信を見ようとした瞬間……
放送事故が発生した!!
そこに映し出されていたのは、彼女の現実の部屋!? まさかの素顔
バレ不可避の状況??
いや、待てよ。この部屋見たことあるぞ。なんか、彼がこの前買ってきた旅行のお土産の小物とか、どこかで見たことがあるペン、彼女が大好きなマンガ……隣の家のカーテン!!
そう、人気Vチューバー有栖川みすずの正体は、一樹の後輩幼馴染・古賀しずかだった!!
リアル後輩幼馴染が、バーチャルの推しってこと!?
※この小説は、ただひたすらイチャイチャを追求していければと思います!
「助かる」や「えッ」なネタは動画サイトにバンされない程度に頑張ります笑
カクヨムさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 21:15:56
87451文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:1142pt 評価ポイント:404pt
銀髪で蒼眼の美しい少女___リーリアは母を亡くし貧民街で一人で暮らしていたところ、突然やってきたアッシャー公爵家の一員として連れて行かれた。
少女にはとある特別な能力を持っていた。
_______それは歌に心を込めることで人々の傷を癒すことができるというものだった。
リーリアが逃げ出さないよう枷をつけられ、窓が一つしかない部屋に閉じ込められていた。
そんな日常がリーリアにとっての世界であった。そんな日々ががらりと変わってしまうのは、1匹のコウモリとの出会いだっ
た。そのコウモリがリーリアの血を舐めると、とても美しい青年へと姿を変えたのだ。
漆黒の髪に血のように紅い瞳。そして鋭い牙を持った_____そう、彼は吸血鬼だった。
「我の名は、ルーク・レクテーター_______出たいか、人間。この部屋から」
その冷たい手を取ると、赤く染まる満月の下に少女は引っ張られるように連れ出された。
ルークがリーリアを連れてきたのは、夜の国と呼ばれるアルカナという世界だった。そのには人間以外の異形が面白おかしく暮らしているという。
リーリアは人と人ならざるものとの価値観の違いに悩まされ、時にルークの非情さから人間との違いを突きつけられながらも自分が吸血鬼であるルークのことが好きになってしまったことに気づく。愉快なことにしか全く興味を示さないルークに翻弄されながらも、人間とは違う一途な異形たちの温かい物語に触れていく________。
これはリーリアが異形の世界"アルカナ"にて自らの存在意義を見つけ、そしてルークの手によって____
_________殺されるまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 18:00:00
22520文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
この部屋には入ってはダメ。そんなたった一つのルールを決められた歪な主人公と女が暮らす、異質な空間から織りなす二人の物語。そんな彼女たちが生み出す物語のその結末は……
最終更新:2022-06-21 23:13:02
5781文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あなたとのこの部屋へ
信じてもらいたいから
キーワード:
最終更新:2022-06-17 12:49:30
216文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
深夜のコンビニでアルバイトをする大学生の青年は、仲良くなった同僚のおじさんに「小説を書いている」ことを伝える。「悪いことは言わないから、そのまま進んで、そのまま死んじまえよ」と吐き捨てたおじさんは、その翌日に自ら命を絶った。
帰宅後、日課としている「宛てのない手紙」を書いていると、部屋に見知らぬ男の姿が。
自分のことを「終便配達員」と名乗った男――ヨシナガ――は、もう届かない手紙を時を超えて配達するため、この部屋を訪れたという。
最終更新:2022-06-07 23:42:13
5356文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
時は、何時頃《イツゴロ》か、日本が西洋と合流した時代に、天都《てんと》と云う都会で、同居をしている伊藤 明継《いとう あきつぐ》と紅《こう》。
二人とも男性であり、明継・二十六歳、紅・十四歳。二人の年の差は、十二歳。
端から見ると何の接点も無く、暮らしている様に見えるが、三年前から、明継の家に紅が住む様になった。
紅はこの部屋から一歩も出た事がなく、日々を明継との繋がりだけで生きてきた。
明継の勤めている宮廷で通訳として雇われ、梅ノ木の元で、紅とあってから、家庭
教師として、任命され、急速に接近した後、一見華やかでも、宮廷の孤独さに同情して、紅を連れ出した。
(一話目から読まないと話の脈略が分かりません。読みづらいですが、順々に下に降りて頂けると、有難いです。読み方まで指示して申し訳ありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 00:48:01
361170文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:82pt
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