-遠雷- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:13 件
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姿質風流 眉目秀麗と称される 東呉の英雄 周瑜の手紙が届く。
時は、後漢末。
動乱の中原に戦雲たれこめ、天下、乱麻のごとく絡まる。
諸侯 群雄割拠の興亡の中、その主役が出揃った時代。
天を覆わんばかりは、漢の丞相 曹操。
しかし、赤壁の戦いで 南下する曹操軍を破り、その勢いで荊州の争奪に成功したのは東呉の周瑜であった。
蛟龍風雨を得た まさにその時、病邪に倒る。
その年、36歳。
夢破れ、遠き巴丘の地に運命を悲嘆する若き友からの手紙の封を切り、魯粛は、野心に燃
える虎狼の牙を折る謀に思いを巡らす。
彼は、呟いた。
毒を以て毒を制す。
歴史の舞台から消え去ろうとする周瑜に替えて、劉備を大駒として配し、遠き未来を見据える魯粛の前で、その手紙は、煙となって天高く流れてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 09:00:00
3984文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:60pt
離婚を決意した夜の出来事。
最終更新:2022-08-21 09:29:49
1251文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
遠雷、熱を冷ます水の匂い。
それはいつまでも囚われ続ける記憶を消してくれるのではないかと。
紫陽花の花言葉は移り気。
それはきっと雨に熱を奪われるから。
空を見上げ、熱を消して、と天に乞う。
それでも、熱はまだ消えない。
だからわたしは、見ないふり。
最終更新:2022-06-04 01:19:45
309文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:110pt
低く頭の芯へと響き渡る音に目を覚ました。
最終更新:2021-11-19 06:00:00
1000文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
泥酔しなければならなかった男の話。
最終更新:2021-11-05 21:28:04
1114文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。こちらは、過去作になります。
はてさて、今回は、雨の迫る山での“彼”の物語――――。
最終更新:2020-06-04 18:00:00
372文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
夏の雨、響く遠雷。僕は雨宿りをしていて彼女と出会う。続く三分の音とともに、ずぶ濡れの彼女の真意を解く。
最終更新:2020-04-15 12:24:42
3734文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
オレ、間柴弘は幼なじみの悠衣子と拓海の関係がどうなっているのかやきもきするだけのヘタレな高校三年生。オレはそんな関係を断ち切らんと東京の大学への進学に向けて受験中であったが、本当なら今年も三人で繰り出すはずだった市主催の花火大会に悠衣子は用事が出来たと言ってキャンセル。
仕方なく三人それぞれ別に過ごす事になるはずだったが、夕方オレの家に、悠衣子が現れたんだ。それも艶やかな浴衣姿で。そして「行こでぇ、弘」と手を差しのべて来たんだ。
この作品は『小説家になろうラジオ』での特別企
画ゆいこのトライアングルレッスンに触発された、オマージュ的作品となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 03:35:33
20748文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
十二歳になったばかりの由美は来年には中学生。クラブ活動や勉強そして素敵な恋を夢見る活発な女の子。そこに幼い時に東京に引っ越していった親せき筋の弘おじさんが社会人になって病気療養のために夏の間、由美の家に戻ってくることになった。由美の記憶にかすかに残っていた素敵なお兄さんの面影がよみがえる。どぎまぎする由美のまえにすっかり大人になったその人がにこやかに現れた。「やぁー、すっかり大きくなったねぇー。お久しぶりー、僕のこと覚えてる」そう言ってやさしく由美の顔を覗き込んでくる。由美は
ただただかたくなって下を向くばかりだった。
誰しもが一度だけ経験し、甘酸っぱくそしてほろ苦く思い出すあの初恋の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 16:03:54
11420文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
失恋のお話です。
小説ではなく詩に近いかもです。
最終更新:2019-06-10 12:30:26
711文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
新しい時代の幕が開いてから既に十年という時間が経った。妖怪変化魑魅魍魎の住み難い時代となって、時が経ち過ぎた。
江戸の昔から生きているような古参の者からすれば、大正の今と云うのは世知辛いものだろう。人間も、妖怪にとっても、等しい地獄かも知れぬ。
そんな地獄の、或る夜の事だ。
―――暗黒の森を貫く豪雨。捨てられて幾年の山小屋。煌々と照る洋灯。遠雷。
黒衣の僧侶、濡れ鼠の書生、傴僂(せむし)男、芸者、私。
登場人物は全て揃っていた。完璧な状況、整った舞台、その只中に
私も存在していた。
その時私は主人公でなく、登場人物の一人であり、舞台の一つであり、夜を成す歯車の一つであった。
十の歯車は重苦しく軋み、妖どもを集めていた。否、集め終わっていた。
そして始まった。私が生涯忘れ得ぬ雨夜の顛末、鏑矢は彼の一声から。
「一興、怪談会と洒落込もうかエ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-11 23:46:50
20077文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
あの日の遠雷と。
飴と。
お母さんと。
周りのみんなと。
幼すぎた私の話。
キーワード:
最終更新:2014-05-02 15:26:56
1391文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
遠くで鳴り響く遠雷。私は愛されている。夜中に鳴る電話、聴こえる音。マンションの一室で湿った世界がぐわんぐわんと広がる。一人の女性のお話。
最終更新:2008-10-15 22:47:44
2431文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
検索結果:13 件
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