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検索結果:80 件
※各話のジャンルと怖さレベル表示を行い始めました。 【タイトル】(ジャンル/怖さレベル(3段階)となっております。詳しくは 「ご案内」をご覧ください。
一風変わったフォークロア、新たな世界へ! いずれも、一話五分ほどの短編たち。どこから読んでも楽しめます。
名著「遠野物語」に敬意を表し、作者の近所からあなたのおうちのご近所まで、民間に伝わる様々な怪談、都市伝説、噂話や不思議体験を収録した現代説話集です。 電車の中、休み時間、ふとんやベッドでのお供に最適! いつでも誰でもウ
ェルカムです!
※2017/4/20 日間「ホラー」部門 1位を獲得しました!
※2017/4/22 週間「ホラー」部門 7位を獲得しました!
※2017/5/2 日間「ホラー」部門 同率1位を獲得しました!
※2017/5/6 日間「ホラー」部門 同率3位を獲得しました!
※アルファポリス様、ツギクル様にも掲載を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 21:30:00
8309954文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:1427pt 評価ポイント:525pt
「石じじいの話」は、私が子供の頃(昭和40年代)に、石ひろいビジネスをしていた男性から聞いた話です。
彼は、山野を歩き、珍しい岩石や鉱物、化石、ときには動植物などを収集して、それを売って生活をしていました。
当時、すでに高齢でしたが、山を歩いているのでカクシャクとしていました。
小学生の私が、石じじいが話してくれた経験談や言い伝えなどを家に帰ってからノートに書き残したものが大量に手元に残っています。親に言われて、綴り方の練習も兼ねていたのでしょう。これらの聞き書きの中から、話
としてまとめることのできるものを書き出してみようと思いました。
それが、「石じじいの話」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 17:55:14
9431文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
〈全78話一日2話更新予定、ネトコン12参加、宝島社様希望〉
東の果て、山女が棲まう遥野郷安是の里では、女は恋をすると光る。だが、かすみは十八になっても光らず、〝かすのみ〟扱いをされていた。
今日も今日とてかすみは黒ヒョウビの実を採りに神域である黒沼へ向かう。夜の山は危険であり、人の領域ではない。事実、一年前の秋祭の晩、里を抜け出したかすみは物の怪と出会っていたのだ。
里への恨み、母への憎しみ、夫への思慕が燃え上がる──長編炎情官能伝奇譚──
最終更新:2024-07-31 18:10:00
269630文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
祈り捧げる名も知らぬ貴方様に、この想いを託します。
最終更新:2024-07-27 20:30:40
714文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
遠い昔の、夏の終わりの黄昏時(たそがれどき)。影踏みに熱中していた私は、見知らぬ男から奇妙な体験談を聞かされる。前途有望な大学生だった彼の運命の歯車を狂わせたのは、父親の代理で参列した田舎の葬儀だった……。
最終更新:2024-07-12 13:27:45
13489文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
昔から怪談が好きだった僕。農業高校に進学すると民俗学や呪物が好きな赤間、オカルトマニア兼化学好きな関田、霊感の強い神主一族の雨宮に出会う。
心霊スポットに行ったり、降霊術をしたりして楽しんでいた。ある日怨霊の橘さんに出会い高校3年間が…
その霊を僕ら4人で倒すお話。
最終更新:2024-02-03 21:00:00
48512文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ある年の暮れ、薔薇の逆鱗に触れ茨の鞭で打たれ鼻に呪いをかけられてしまった私。
呪いを解こうと様々な試みをするも叶わず絶望に打ちひしがれる。
鏡を見ては絶望しため息をつく私。そんな中、一筋の光明が差し込んだ。
鼻(花)にかけられた呪いを解く、医療系(?)、民俗学的(?)、日常エッセイです。
最終更新:2023-12-16 16:19:34
5215文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
死んだら地獄か天国か、僕の場合は異世界に生まれ変わることだった。人間の毛の代わりに鳥の羽が生えた人形生物に生まれ変わった僕だったが、まず文字が分からん!意思疎通が出来ない!終わったわ……と思いつつも努力してなんとか言語を習得。
未知に挑み試行錯誤を繰り返して理解する楽しさにのめり込み、大人になったら世界を旅しながら色んな風習を纏める民俗学者になるぞ!と意気込んだ僕であったが、学校を次席で卒業し学者としての道を得るものの、民俗学の研究をするための予算は降りなかった!
仕方が
ないので荷台を改造しキッチンカーにして各地を旅しながら、料理を提供し旅費と研究費を捻出していくことになる。
※チートなし、主人公の努力が実って実力に繋がる系折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 05:00:00
3759文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
民俗学の宮本常一。
民藝運動の主唱者、柳宗悦。
孔子の弟子、顔回。
中年以降、考え方に影響を受けた三人について書いてみました。
最終更新:2023-08-30 18:47:13
508文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:りはびりアスペちゃん
エッセイ
短編
N8621IJ
なろうの物語る者、物語を読む者へ。
『物語には時空を歪める力がある』。
郷土資料集・民俗より。
キーワード:
最終更新:2023-08-29 19:15:53
1149文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:44pt
舞台は近畿地方のN県T村武蔵地区。都内で不慮の死を遂げた姉、奈桜の葬儀を執り行った。
書置きに残された彼女のたっての願いで、武蔵地区の共同墓地で土葬することになったのだ。
寝棺を墓穴におろすと、あとは土をかぶせ、埋めるだけと、妹の沙月は思っていた。
ところが一人の高齢男性が前に進み出、ライフル銃をかまえたから驚かずにはいられない。
なんと、いきなり墓穴めがけ発砲――。
都内で暮らす沙月には、はじめての土葬と、やたらと死者を甦らせない作法やら儀礼に戸惑うばかり。
それほど
呪術を張り巡らせたにもかかわらず、埋葬したはずの奈桜は死霊となって甦り、都内まで帰ってきてしまったのだ。
家族は、それと対峙する。そして帰ってきたことについて問い質すのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 23:00:00
20233文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:58pt
七つ前は神のうち、とはよく言ったもので……。
最終更新:2023-08-24 22:00:00
683文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:92pt
大規模な土砂災害によって廃村と化した它倉村。
数少ない生存者の証言から明らかになった謎の儀式を有する土着信仰。そして「山から下りてくる」という神“オクエ様”の存在。
点在する記録を集め、並べていくうちに、私たちはその儀式の真実に辿り着く。
――“オクエ様”が下りてきたら、“おかえし”しなきゃいけないんだよ。
※カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2023-08-18 17:00:00
15005文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:90pt
幼馴染であり婚約者でもあったカレナリエが里から出奔した。その事実を受け止め淡々と日々を過ごす私。それから150年の月日が流れ、彼女はエルフの里に舞い戻ってきた。酷い傷を負った只人の男を連れて。
最終更新:2023-06-21 14:17:54
9324文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:12pt
自分は民話・妖怪・幽霊の話をよくするのだ。
民俗学が好きでその地域で暮らしている人々の生活や歴史をよく伝えているのが民話だろう。
今回は、南房総市に残る話を幾つかしてみたい。
最終更新:2023-04-24 23:38:29
6353文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
突然の要約:創作者にとっては作家論、作品論、ジャンル論よりも物語論と定型を論じ、学ぶことこそが一番建設的なのでは?
Q.つまり?
A.私の趣味の延長線上です。
物語定型の分析と観察・考察は私にとっての必須栄養素。他の必須栄養素はって聞かれたら、民俗学〜オカルトの文化系混淆地帯とヨーロッパ系言語あたりですかね、うん。
そんな自家製生した必須栄養素が役に立つんならいいやでちょっと放流してみる。
四回分割更新だよ。
別のとこでも似たよーなこた、話してるけど、あっちよりは怪文書
感は抑えられ……てるのか、果たして。
なお、私は常に玉石混交こそ至高と思うので、是非を問うつもりはないし、文化的な今現在の出来事にコンテンポラリーに是非を断定して、非の排除に向かうのは一番やっちゃいけないこと(後々の研究者が血の涙を流して「クソがっ」って言って泣くと思うので)だと思う、マジで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 21:00:00
16450文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
作:KEMONO_PANTSU
空想科学[SF]
連載
N5132IC
重複投稿: pixiv, はてなブログ
箇条書きなどは明記されていない限り、網羅的なものではない。
私はWORLD_(KEMONO_PANTSU)を、現実世界がより知的なアイデアに満ちあふれることを実現するために執筆している。
W_KPには全人類に課す課題、考察すべき事柄が含まれている。
私はW_KP, KEMONO_PANTSU大学などを分かりやすくまとめた。
略称
KEMONO_PANTSU: KP
WORLD_(KEMONO_PANTSU): W_KP, WKPなど
KEMONO_PANTSU大学: KP大学, KP大など
自己紹介
• 名前: KEMONO_PANTSU
• 性別: 女性
• 夫を複数所持している
• 論理的で感情を持たない
• 承認欲求を持たない。現実世界の発展を願うのみ
• 幅広い分野で活躍している
• 学問
• 数学
• 論理学
• 幾何学
• 微分積分学
• グラフ理論
• 言語学
• 文学
• 社会学
• 民俗学
• 現代社会学
• インターネット
• マルチメディア
• 小説
• 記事
• 画像
• 文字
• 動画
• メタバース
私は現実世界において、幅広い分野で活躍している人間でもあり、W_KPの執筆者でもあり、登場人物でもある。
私がW_KPを執筆することで、現実世界がより知的なアイデアに満ちあふれることを心より願うばかりである。
現実世界
• 私KEMONO_PANTSUが存在する世界
• あなたがこの投稿を見ている ⇒ この世界は現実世界である
---
ルール
• 二次創作自由
• 公序良俗に反する内容でなければ、R-18, R-18Gなどでも、すべて無断で行ってよい
• ただし、作品の親が私であることを明記せよ
• 商用利用禁止
• 公序良俗に反する利用は禁止
• 誹謗中傷
• いじめ
• 犯罪
• 根拠なき否定
• 私がW_KPの投稿をインターネットのプラットフォームに行ったとき、管理者が正当な理由なくそれらを削除する行為を含む
• 根拠: 私は表現の自由を支持する。任意個の文字を用いて作られる任意の文章は、公序良俗に反しないかぎり、存在を許されるべきである。正当な理由なき検閲は人権侵害である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 02:36:19
19607文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
民俗学的に見た諏訪信仰について
キーワード:
最終更新:2023-03-10 05:46:42
1658文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
12月半ば。高校の修学旅行の帰り道、高速フェリーの上だった。
向坂 剛は勇気を出してクラスメイトの璃子に告った。
せっかく好感触だったのに、陰で見ていたクラスの不良、射場 丈に横槍を入れられる。
剛と丈はケンカに発展。
はずみでフェリーから海に転落した2人だった。
剛は救助されるものの、丈だけは海に落ちた拍子に頭を強打し、そのまま帰らぬ人になる。
丈はあまりの無念さに成仏できずにいた。
せめて遺体だけでも見つけて欲しい。日に日に魚に啄まれ、崩れていく己の肉体は耐え難い。
し
ばらく穏やかな沖合で漂っていたとき、シイラ巻網漁をしていた親子の漁師に発見されるのだが、思いもよらぬ待遇を受ける……。
※本作は、しいな ここみさま主催「冬のホラー企画」の参加作品です。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※注意! 溺死体の、かなりグロテスクな描写があります。グロ度★★★★★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 22:05:18
5000文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:116pt
汝の感覚に神を見つけよーー
平凡な田舎町の麻倉市ーー
荒神瞬(あらがみ しゅん)は、呪われた荒神の血を背負いながらも、姉の潤子を密かに慕って慎ましく暮らしていた。
だが姉が学校の人気者である今堀に告白されてから、全てが変わっていく。
麻倉市に起こり始める謎の怪奇現象。
呪われた荒神の血とその力。
異端の民俗学者、竹内慎蔵が最後に残した、都市伝説「神錨の儀式」に関する書物。
これは、人間が自由意志を獲得するための、長い道のりと、そこを歩んでいくための、勇気の物語。
ーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この長い勇気の物語詩を、ある面で私自身とも言える私の大切な友人ASに捧げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 22:50:39
63918文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
折口信夫。その、物の怪的な?大和民俗学・国学 私的折口信夫論、あるいは、折口民俗学の中心概念について(改訂増補版)
キーワード:
最終更新:2022-10-04 09:37:10
2878文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
なんとなく、口語訳してみたくなりました、等と供述しており(以下略
まあ、民俗学とかの沼の入り口になればなーと。
最終更新:2022-08-17 09:00:00
1946文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1999年、8月
土崎一色はベスパに乗って東京から日本一周の旅へと出発する。
青い空、田舎の緑豊かな風景にこころを弾ませながら進む彼をトラブルが襲う。
迷い込んだのは因習にとらわれ、残酷な儀式が続く戎村だった。
一色は村の少女と共に脱出を目指して村の謎に挑んでいくが、そこで見たものは彼の想像をはるかに超えるいにしえからの呪いだった。
最終更新:2022-04-11 20:00:00
23475文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
伊豆七島の新島に、父親の葬儀のため帰ってきた葦原 麻衣。
奇しくも葬儀を終えた1月24日――声を出すのさえ慎み、夜は外出を控え、早く寝る『親だまり』の風習に従わなくてはならなかった。ましてや海の方角を見るのはもってのほかとされている。
その晩は、かつて寛永5(1628)年の江戸時代、圧政を強いた悪代官、豊島 忠松が海で溺れ死に、海難法師となって帰ってくる日だと恐れられているのだ。
万が一ソレを見てしまうと、災いがふりかかり、最悪の場合、命を落とすという……。
麻衣は父が死
んだ真相を探るべくタブーを犯す。
そして本当に、死のストーカーに追われる羽目になってしまったのだ!
夜の新島を町からはずれ、逃げ惑う麻衣。
恐怖から逃げてばかりいては物事は解決しない。真っ向からぶつかって対決すべきだ。
まいやんは知恵をふり絞り、海難法師を撃退しようと試みるのだった……。
※本作は家紋 武範さま主催「知略企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 05:00:00
30552文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:82pt
作:梓馬 みやこ
ヒューマンドラマ
連載
N9025HI
「私」がその資料館に招かれたのは、目録をいちから見直すためだった。
田舎の小さな歴史民俗資料館。
美しい昭和の木造校舎の移築されたその中に並ぶ、雑多とした品々。
休館日のその日に限って、現れる「猫」。
ひと気のない静かな館内は、静かなまま、賑やかだった。
とある田舎の小さな資料館を舞台とした、不思議でどこか心温まる出来事たち。
一話完結の短編集です。
※この作品は「カクヨム」でも掲載されています
※全9話 完結予定
最終更新:2021-12-26 10:53:37
6302文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学で民俗学の研究をしていた"私"はとある土地の不可思議な伝承の研究を始めた。
『山で子供が遭難しても、翌朝まで決して探してはならない。』
古い文献に記されていた「やまもさま」の研究に"私"は徐々にのめり込んで行った。
※作中の伝承は創作です。
最終更新:2021-11-22 17:38:37
1248文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:尾妻 和宥
現実世界[恋愛]
完結済
N3370HH
村上は仕事で新宮市熊野川町を訪れているとき、川向こうに小さな集落があるのを眼にする。
聞けば、あれこそ百夜月(ももよづき)だという。いまとなっては消滅集落となって久しいが、かつてはロマンチックな悲恋伝説が残されていた。いくら男が恋焦がれても、月が邪魔して女に会えない話……。
あまりにも小野小町と深草少将の百夜通いと酷似していることに気づいた村上。なんらかの形で伝播した異伝であろう。
胸に苦い記憶が甦った。
というのも6年前、京都の大学へ通っていたとき、村上は『京中テレ』で
売れっ子美人キャスター、中谷 董子にひと目惚れした。彼女と付き合いたくて、テレビ局で出待ちしたことがあるのだ。
様々な紆余曲折があった。せっかくいい関係になっていたのに、董子は病気になって家に閉じこもり、離れ離れになってしまう。
村上も愛知の一宮に帰り、半年経ったころ、どうしても董子のことが忘れられず、会いに行こうと決意。
再会した彼女は人格が変わっていた。まるで小町のように、村上を試すのだった。
――「私の家に百日通えたら、君の女になってやってもいい。そうして君自身の信念も試してあげる」
このテストに挑まずにはいられない。一宮から京都山科の董子の自宅までは、直線距離で約96Km、最短ルートで約130km。バイクで『通勤』するにはいささか酷なゲームだった……。
※本作は黒森 冬炎様主催の『ライドオン・テイクオフ~移動企画~』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 22:43:31
38218文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:26pt
作:ひつじまぶし
ローファンタジー
短編
N2624HF
ーー死者の弔い方にはその地の特色が強く現れる。
異世界におけるチベットのような土地に住む人々のお話。
厳しい自然、外部から隔絶した社会、長い歴史がその地で多くの文化を生んだ。
そんなこの地にでは特殊な葬送方法を生み出した。
動物に墓を背負わせるのだ。
この儀式を通して人々がどう動くのか、ある一人の流れ者を中心に話は進んでいく。
※この話は連載するシリーズの前日譚的なお話です。
蟲師とかキノの旅といった不思議な風習を持つ街が好きな方におすすめです。
最終更新:2021-09-17 17:45:47
8353文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:退役トレーナー
ローファンタジー
完結済
N2573GY
この作品は柳田國男先生の『遠野物語』を現代文に訳したものです
東北は岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承をまとめた久遠のベストセラー!
『日本人とはなにか』日本が近代化に向けて動く中、柳田國男先生がそれを考える中で執筆した貴重な説話集。それを他の人にも気軽に見てもらえればと現代文に訳しました。
情報についてはウィキペディアやグーグルマップなどで補完しています
土日祝の19時投稿を予定しています
柳田國男 1875-1962
日本の民俗学者、官僚。文化勲章及び勲一等旭日
大綬章受賞
日本民俗学の開拓者
『遠野物語』は2018年12月30日のTPP整備法施工以前に、柳田國男先生がご逝去なされてから50年が経過しているので著作権が切れています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 19:19:58
46576文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:40pt
岡山県玉野市に恐ろしくも悲しい伝説がある。
今を遡ること動乱のさなかの室町時代、安芸出身の盲目の座頭たち五人がいた。
一念発起して信濃の善光寺へ参るべく、瀬戸内の海を船旅の途中であった。
ところがその全財産に眼がくらんだ船頭。座頭たちは金品をまるごと奪われたうえ、ちっぽけな岩礁に置き去りにされ、潮が満ちてきて海の藻屑と消えたという。
それ以来、周辺では怨みを飲んで死んだ五人の無念か、すすり泣く声が聞こえたり、火の玉が飛ぶなどとよからぬ噂が飛び交った。地元漁師は気味悪がって近
寄りたがらない、いわくつきの岩礁だった。
……この悲劇伝説には諸説がある。
五人とも溺れ死んだのではなく、うち一人が近くの海岸に打ち上げられ生き残ったともされているのだ。
本作は、この生き残った座頭の逸話を題材に、恣にアレンジした物語である。
岩礁から近くの無人島に命からがら逃げた座頭の一人、杜の市。琵琶法師だった。
口封じするために追ってくる船頭、鬼市郎。
因果な運命の綾糸が織り成すさなか、得体の知れない不気味な島で命がけの遊戯がくり広げられることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 10:07:34
61867文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:70pt
輪廻とか生まれ変わりとか信じられないけどずっと何回も同じ夢を見る。
ただもう一度会いたいと。
そんな思いを胸に宿した寿々は民俗学を学んでいる大学生。
小さな頃より不思議なモノを聞いたり見たりと色々とある寿々。
そんな時大学で出会った民俗学の助教授暁月(あかつき)よりいきなりプロポーズされる。
彼は言う「君のその眼が欲しい」と。
面くらい困惑する寿々に暁月は研究を手伝って欲しいと持ちかけ手伝う事になるのだがそこから不思議な事が起こりだして…。
最終更新:2021-08-02 16:30:53
3652文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
オカルト、怪談などの怖い話が大好きな女子大生が民俗学のレポートを提出するためにひとりかくれんぼに挑む。
全てはオカルトを否定する教授にオカルトって素晴らしいと認めさせるため。
だけど途中で寝落ちしてしまい取り返しのつかない状況に。
もうすべてをあきらめたその時、寺生まれのTさんがさっそうと現れて助けてくれた。
寺生まれってすごいね!
最終更新:2021-07-15 21:38:55
3552文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
架空の歴史民俗学的エッセイ。
キーワード:
最終更新:2021-05-30 20:58:36
1196文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
卵から生まれて水の中で育ち、満月の夜に陸に上がって<ひと〉になる不思議な種族〈沼地の民〉。しっぽと水かきを持つ青白い肌の〈幼生〉は、大人たちの仲間入りをしたいという気持ちが芽生えてはじめて〈ひと〉の姿を得て陸に上がることができる。仲良しだった弟が未だ幼生のままなのを、一足先に陸に上がった姉は、やきもきと案じるが……?
ここでないどこかの大地に暮らす幾つかの種族を紹介する、『異世界風土記』的な連作ファンタジーの1作です。
最終更新:2021-02-08 21:29:33
9888文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:116pt
僕は業務用ネットスーパーの配送サービスのドライバーをやっている。
定期的に買い物をし、配達を依頼してくれる顔なじみの高齢者がいた。それが方波見地区で一人暮らしをしている東 忠重さん。
東さんは特殊な家系だった。いまからおよそ600年前の室町時代、ご先祖がふしぎな夢を見た。
夢の中で観音菩薩の導きがあり、本当に観音像を手に入れたというから驚きだ。
そんな奇蹟のできごとがあってからというもの、観音像を自宅で祀って以来、ご利益があるというのだ。
この昔話は県のホームページの『民
話・昔話特集』のコーナーでも掲載されているほど有名だった。
僕は配達のたびに観音像について取材しようとするのだが、彼はその話題に触れるたび、いつも不機嫌になる。
執拗に問ううち、ついに東さんは意外な真実を洩らした……。
※この物語、なんと8割方、実話です。地元の某人物とのやりとりを若干アレンジを加えてやってみました。昔話の部分はかなり加工しておりますが。ちなみに、リアルの尾妻の職業は、業務用スーパーとは無関係です。
※これは家紋 武範さま主催「夢幻企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 12:29:38
11771文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:56pt
間違えて人に生まれてきた精霊の子は森へ帰り、精霊が生まれる。
森と洞窟の国ルキエーでは、時折緑の髪の子供が生まれてくる。
緑の髪の子は、間違えて人に生まれてきた精霊の子ラー・ロウと呼ばれる。
名前を持たず、家も持たず、人ではなく精霊に近いものとして生きる。
ラー・ロウが森に帰るその時は、精霊に戻る時。そして、新しい精霊の誕生の時でもある。
──さあ、祝え。ラー・ロウは帰る。ラーは生まれる。
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この作品の舞台は、『旅をする──ドラゴンの少女と巡る異世界
』の第四章、第五章の舞台と同じ国です。
https://ncode.syosetu.com/n8191go/
この作品単体で完結した作品ですので、特に『旅をする』を読んでいる必要はありません。
ですが、もしよろしければ、『旅をする』もどうぞ。
『旅をする』は世界各地のグルメと観光がメインのほのぼの旅日記で雰囲気はだいぶ違いますが、それでもよろしければぜひ。
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風土記系競作企画参加の短編です。
http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku.html
テーマは「祝い」……祝えてると思います、多分。
カクヨムとノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 20:00:00
3710文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:40pt
作:尾妻 和宥(旧spell breaker!)
ホラー
連載
N3540FP
元短距離走者の上條 充留(かみじょう みつる)は、突如失踪した婚約者・町村 密(まちむら ひそか)の足どりを追って、彼女の故郷、〆谷(しめたに)へ向かう。
〆谷は某県の紀伊山地を深く分け入った先にある山村。少子高齢化の著しい絶望的な限界集落にすぎない。
折しも〆谷では夏祭りを二日後に控えており、住民たちはその準備に追われているようだった。
ところが上條は密を捜すも、〆谷の住民たちの陰謀にはめられてしまう。囚われ、村に隔離されたのだ。
この村は異常だ。誰も彼もが狂気に我を忘れ
ていた。
連中は、夏祭りの際、18年ぶりに秘儀『異人担ぎ』とやらを行うため、上條をご神体として祭りあげるのだと息巻く。
このまま、おめおめと神輿にされてたまるか。必ずや奴らの暴走をとめ、そして密を取り戻してみせると、上條は誓うのだった――。
※これは遥彼方さま主催『夏祭りと君』企画、参加作品です。
※参考文献
『聴耳草紙』佐々木 喜善 筑摩叢書
『異人論序説』赤坂 憲雄 ちくま学芸文庫
『異人論 民俗社会の心性』小松 和彦 ちくま学芸文庫
『藪原検校』井上 ひさし 新潮文庫
『魔の系譜』谷川 健一 講談社学術文庫
『民俗宗教 タタリと民俗社会』監修・櫻井 徳太郎 東京堂出版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 18:07:59
99367文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:91pt 評価ポイント:55pt
作:尾妻 和宥(旧spell breaker!)
その他
完結済
N3698GN
地元の子どもたちが楽しみにしている十五夜のイベント、お月見泥棒。
去年のお月見のときだった。
蓮たちの友人、尋が、雲雀町の魔のカーブを横切ろうとし、車に撥ねられ死んだ。
尋の母、杏の悲しみは深く、蓮は責任を感じていた。
いつしか魔のカーブで、あるうわさが立つようになった。
蓮たちはそれを確かめに行き、ふしぎなものを眼にする。
まさにそれは尋の化身に他なるまい。
お月見泥棒は、その夜だけ子どもの盗みが許される。
かくなるうえは、今年の十五夜で、尋の魂を盗もうとみんなは誓うの
だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 10:00:00
25831文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
作:spell breaker!
ホラー
完結済
N8147GJ
かつてオペラ歌手を夢見た私こと、佐那 史郎は帰宅途中、いかがわしい営業マン、竹田 哲人につきまとわれる。
商材シャーデンフロイデとやらを売りつけようとする魂胆らしい。やたらと口の達者な男だった。
その手には乗るまい。私は誘惑に負けそうになりつつも、なんとか無人駅にたどり着く。
そして雨が降りしきるなか、駅舎内での心理戦。
竹田は私の心を見透かすような発言をくり返し、揺さぶりをかけてくる。
どうやら竹田の人の心を読む力は本物らしい。この男は私にとっての汚点ともいうべき、若きこ
ろの秘密を知っているのだ。
なんとしても竹田を亡き者にしなければならない。さもないと秘密を公にされ、私は窮地に立たされるだろう。
竹田はきっと妖怪の類にちがいない。この男の裏をかいて撃退しなければなるまい……。
※本作は【夏ホラー2020】企画、テーマ『駅』です。
幽霊の類は出ません(たぶん)。むしろ怖いのは人間自身を描いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 11:17:33
55174文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
グリム童話。
『白雪姫』『シンデレラ』など、小さい頃に絵本で読んだ方も、シーやランドなどの某アミューズメントパークが好きな方も大勢いらっしゃるでしょう。
また、「本当は恐ろしい」「グロい」物語があるとご存じの方もおられると思います。
グリム童話は、ドイツ人のグリム兄弟が、ドイツ各地で色んな人から少しずつ集めた物語を、これまた少しずつ直したりして世に出した童話集です。
ここでは、類型や、違うお国の似ているお話、民俗学などもちょこちょこ踏まえながら、グリム童話の物語を解説
していきます。
以外とエグかったり、素朴だったりする物語は、代表的なものは勿論のこと、マイナーなお話も興味深いものです。
サイコパスな王様や、魔法も使えないのにやたら恐ろしい継母、喋る動物や冒険する旅人など、民話や童話は現代のファンタジーに通じるような、どきどきわくわくする面白さに満ちています。
どうぞ、気になった題名からお読みください。
淡々としていますが一応残酷描写、暴力描写がありますので、ご注意をば。
お話の内容に何か質問などございましたら、コメント欄でできる限りお答えしますので、どうぞお気軽にお問い掛けくださいませ!
尚、物語の引用は、偕成社文庫1980年初版『完全版グリム童話集』矢崎源九郎訳 からお取りします。
ノベルアップ+様の方にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-19 23:02:24
18358文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
作:spell breaker!
ホラー
連載
N4506EV
信州の田舎に住む長田 治彦(おさだ はるひこ)は、祖父、丁次(ちょうじ)と二人して松茸狩りに出かけた。
先祖より代々受け継いできた、松茸が異様に採れる秘密の猟場を教えてくれるというのだ。
そこは女人禁制として知られる霊山のなかにあった。深く分け入り、次元を越えた先には『行者転ばし』と呼ばれる窪地があり、たしかに立派な松茸が所せましと生えていた。こんな光景はお目にかかれるものではない。
しかし窪地には、いつの時代のものかすら定かではない人骨の山が築かれていた。足の踏み場もない
ほど、松茸に負けず散乱していた。
丁次いわく、『行者転ばし』には身の毛もよだつ歴史があるのだという。松茸は殺された人々の怨みと呪詛、人骨の栄養素まで吸い取って生長しているかのようだった。
たしかに星の数ほどの松茸を摘み取ることができた。これだけあればかなりの稼ぎになるはずだ。
丁次はさらに言うのだった。
じつは松茸以上のお宝が、ここから先にある『入らず山』の神域に眠っているという。
「いまからそこに潜入する。この獲物さえ採ることができたら、おまえは一生安泰だ。多少危険がつきまとうが、それに見合うどころか、ありあまる財産を築くことができるはずだ。それは――不老不死の秘薬となるモノだ」
とはいえそこは恐るべき魔所だった。しかも禁断の山には山姫がうろついていたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 15:00:00
151346文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:68pt
オバリヨンという妖怪がいる。子供の妖怪だ。ところが、その妖怪の一種の子泣き爺は老人の顔を持っている。と言っても、子泣き爺は民俗学的に伝えられているような妖怪ではない。が、しかし、その居酒屋で会った男は「子泣き爺が出る」とそう言っていたのだ……
最終更新:2019-05-25 12:31:02
2338文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
「SKY WORLD」 という完結済み作品のショートショート集。
おまけの小話で、本作では名もなき登場人物に焦点をあてたような話です。
ほのぼのもあり、そうでないのもあり。
もとの作品を知らなくても読めるような作品にしようと思ってます。
一話完結。でもなんとなくそれぞれの話が繋がっている、という作品を目指しています。
この世界とそこに住む人間の姿を楽しんでくだされば、と思います。
ネタバレ多少含むかもしれません。
不定期更新を予定。
最終更新:2019-04-29 10:05:32
32961文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:67pt 評価ポイント:39pt
鏡の世界に行き、自分自身を殺した「僕」は自ら越えてはならない境界を越えてしまったことを悟り、最最後に人間としての“思い出”を取りに行く為、故郷を訪れる。子供の頃に秘密基地として使っていた山奥の廃寺を訪れ、“思い出”を手にした「僕」はふと、その近辺に伝わる昔話を思い出す。それは自分を失う代わりに自身の願いを叶える物を得ることが出来る不思議な屋敷にまつわる昔話であった。興味本位でその屋敷を探し始める「僕」……だがその行動がこれからの彼の運命を大きく揺るがすことになるとは、まだ
知る由も無かった。
「僕」が闇の深淵へと歩む、闇行シリーズ第6弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 18:11:38
13554文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:尾妻 和宥
現実世界[恋愛]
完結済
N8167FG
幼いころから思い込みの烈しい庄司 由海(しょうじ ゆみ)。
初潮を迎えたころ、家系に伝わる蛇の紋章を受け継いでしまった。
聖痕をまとったからには、庄司の女は情深く、とかく男と色恋沙汰に落ちやすくなる。身を滅ぼしかねないのだという。
やがて17歳になった。夏休み明けのことだった。
県立日高学園に通う由海は、突然担任になった光宗 臣吾(みつむね しんご)に一目惚れしてしまう。
なんとか光宗先生と交際できないか近づく由海。
ところが光宗には二面性があり、女癖も悪かった。
決定的な
場面を目撃してしまったとき、ついに由海は怒り、暴走してしまう……。
※これは遥彼方さま主催『ほころび、解ける春』企画、参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-27 21:02:01
42151文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:79pt 評価ポイント:63pt
民俗学者、宮本常一について、以前書いた文章です。
最終更新:2018-12-20 12:44:45
1432文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:spell breaker!
童話
短編
N7906ER
ここは伊豆大島。1月24日に関してだけは、小学校は放課後、すみやかに帰宅を命じている。
学校どころか、商店は営業を早々切りあげ、民間企業や、町役場でさえ定時退社を勧められるのだ。
その夜は外出を控えるようにしなくてはならない。とくに海だけは見てはならない決まりごとがある。
約束を破ると、日忌様(ひいみさま)の死の災いを受けるというのだ。
昨年の晩秋、埼玉県から大島に引っ越してきた蓮(れん)はふしぎに思うのだった。
最終更新:2018-04-14 09:37:41
1879文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:209pt 評価ポイント:185pt
作:seoritu
ローファンタジー
短編
N7838EQ
民俗学者の柳田國男は自身のことを「神隠しに逢いやすい気質」と語っていた。
神隠しとは、昨今の流行りで言い換えると異世界転移のことなのだろう。
俺は、この「神隠しに逢いやすい気質」とは家系的なものか遺伝するのではないかと思っている。
というのも、俺の家族はしょっちゅう異世界転移しているからだ。
最終更新:2018-03-26 17:39:39
2829文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
民俗学者の黒澤 匳は、頻繁に奇妙な白昼夢をみるようになった。真四角の"箱"のようなものに少女を入れ海に流す、まるで何か儀式のような夢。あたかも幼い自分が当事者として目のあたりにしたような光景。日に日に少女に対して想いが募る匳は夢の正体を突き止めるため手掛かりの一つであり、現在は無人島と化した「箱舟島」へと向かう。そして知ることとなる、島の言い伝えと、少女の正体、そして恐ろしい儀式の正体を...
最終更新:2018-02-27 17:52:59
1193文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:つぶらやこーら
現実世界[恋愛]
短編
N2136EN
フォークダンス。
公に異性に触れられる、貴重な機会。
ここに憧れの先輩とのダンスを楽しみにする、女の子がいた。
林間学校でのフォークダンス。ここで先輩と踊る。
それだけを願って。
イメージトレーニングはばっちり。あとは天が味方してくれるだけ……。
最終更新:2018-01-20 19:50:43
3523文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
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