-勇者と聖剣- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

　アタイの名前はルナ。（自称）義賊の女頭領だ。十五歳の誕生日、どこぞの馬車が襲われているのを見て助けに入った際、不覚にも敵に頭を打たれて気絶したその時、アタイは唐突に思い出したのだ――皇女で聖女で騎士だった前世の自分は、無情にも十八歳で殺されたことを。 　ついでに理解したのが、今生きているこの世界が『運命の愛は何度でも』という前世でちらっと読んだことのあるゲームブックの世界であるということ。その中でも「ルナ」といえば、どんなルートに行っても世界大戦の犠牲者第一号として死ぬ悲劇の王女キャラだ。 　しかも最悪なのは、この本を書いた異母姉こそアタイの殺害を主導した黒幕張本人である。そういえば「私がちゃんと殺してやるけど、でも簡単には死なせてやらない。せいぜい愉しませてよ」って笑っていたから、異母姉がこの転生劇に噛んでいるのは間違いなさそうだな。……こいつに二度も殺されるなんて冗談じゃない！！ 　――これは、異母姉の書いた物語の世界に転生してしまった少女が（物理で）死亡フラグと戦いながら、（本人無自覚で）周囲から溺愛される物語。 （メインは王弟の一人息子（前世の護衛騎士）×破天荒王女のつもり、題名は主人公の心の叫びみたいなもの） ※アルファポリスにも投稿折りたたむ>>続きをよむ

　魔王が滅び数世紀。 　数多くの勇者と聖剣が生まれたこの時代。勇者養成学校高等部では、誰もが当たり前のように聖剣を所有し、活用していた。しかし、ただ一人。聖剣を持たない勇者がいる。 　アジナ＝ウェムクリア。誰よりも聖剣に焦がれている筈のその少年は、「剣無し」「落ちこぼれ」と馬鹿にされ、屈辱の日々を送っていた。それでも、覚悟を灯したアジナの心は折れなかった。 　誰も気づいていない。誰も予期できない。 　やがて少年が「剣」を手にした時、世界は再び蠢いた。

勇者と聖剣の出会い――「流光のレインブレイブ　―Stream Light's Rain Brave―　勇者と聖剣」や、孫と祖母のお正月のお話――「お年玉」といった様々な短編小説を集めた短編集です。　各話の前書きにタグが書いてあるので、そちらを参考にして読んでいただけると幸いです。　※以前投稿したものに加え、新たに投稿したものも含みます。

大人気VRMMORPG―《勇者と聖剣のファンタジア》。 三大聖剣を手に入れる事が目標のこのMMOの世界で、全プレイヤーで初めて一本目の聖剣を入手した。その瞬間から物語は動き出す。

生まれ変わりの勇者と聖剣が、非業の死を遂げた聖女を捜す話。(間違ってはいない) ※筋肉が出ます。

小中学といじめられていた天兎玲人（アマトレイジ）は突然異世界に召喚されてしまった事で、人生が…と言うより半分人間ではなくなった。 玲人はなまくらな魔剣〈オメガ〉や、憎悪の塊のはずがお気楽な性格の魔族の核〈ゼロ〉と融合してしまい、その影響で女の子にまでなっていたのだ。 そんな状態だけでもやっかいなのに、更に別の異世界にまで召喚されてしまう。 そこで力は弱いが、プライドは高い魔王と出会う。その後、魔王の目標、滅びかけた魔族の保護と地位向上に協力していく事になる。 元の世界や異世界で人の悪い部分を見て行く事で、闇に落ちていく玲人と、それを救う事になる魔王との旅の話です。 もう一つの作品、ダブルコンタクトの書き直しのつもりで始めた作品です。こっちの作品は投稿がゆっくりになると思いますので、気が向いた時に見てくれれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ