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検索結果:1371 件
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一
番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 20:10:00
59844文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:13186pt 評価ポイント:5940pt
作:WK2013
空想科学[SF]
連載
N6756JF
恒星間天体「マオ」の衝突に備えた「ターミナル・ケア」が失敗して生き残されたわたしは、大陸に向かい、上海を経て長江を遡ったところに位置する「武漢三鎮」の自治組織のひとつ、武昌の自経団に居場所を得た。
月は替わり8月になった。ネオ・シャンハイにも、高儷(ガオ・リー)という生き残りがいることが判明。上海の周光立の手配で、アルトに乗せてネオ・シャンハイから脱出させた。彼女は元民生系の幹部職員。周光立の提案で武昌に引き取り、わたしたちの仲間に加わった。
マオの対策としてのネオ・シ
ャンハイへの避難について、いささか強硬な手段も交えながらも、「武漢三鎮」と呼ばれる3つの地区からなる武漢がまとまった。続けて奥地の重慶、成都の自経団幹部にも働きかけを行い、了解を得た。
いよいよ人口最大の上海での活動となる。第四次大戦後のレフュージへの収容を巡って、AORの中には、国際連邦に対する反感を抱く者が少なからずいた。ネオ・シャンハイへの避難を実現するには、国際連邦の同意と協力が必要。コミュニティーの幅広い賛同を得なければ、避難のための移動が円滑にできなくなる。連邦への反感を収めなければならなかった。
周光立の祖父は、上海真元銀行の名誉総裁。上海の最高実力者で、自経団設立の立役者の一人。長老、幹部を初め大きな影響力を持つ。彼が創立した上海真元銀行の発行する通貨は、武漢、重慶、成都も含めた4地域で流通している。
わたしは、連邦での最後の上司であったアーウィン情報支援部長に内々にコンタクトをとり、ネオ・シャンハイの危険度を確認するため、インパクト(衝突)地点の最新の予測データの提供を依頼した。マザーAIの回答は、1年を切っているにも関わらず「予測不能」。
アーウィン部長は、極秘で数名のメンバーと図り、マザーAIに悟られないよう、専門スタッフにデータ解析を行わせた。その結果、ネオ・シャンハイはインパクト予測エリアから大きく外れており、比較的安全な場所にあることがわかった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 20:10:00
72316文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:のんびりとゆっくり
異世界[恋愛]
連載
N1510JI
わたしはリンデフィーヌ。ブルトソルボン公爵家の令嬢として生きてきた。
マイセディナン王太子殿下の婚約者だった。
しかし、その婚約を破棄されてしまった。
新しい婚約者は異母姉。
喜ぶ継母と異母姉。
わたしは幼い頃から継母や異母姉にいじめられていた。
この二人により、わたしは公爵家からも追放された。
わたしは隣国の王都を目指して、一人孤独に旅をし始める。
苦しみながらも、後、もう少しで王都にたどりつくというところで……。
生命の危機が訪れた。
その時、わたしを救けてくれたのが、隣
国のオディリアンルンド王太子殿下。
殿下に救われたわたしは、殿下の馬車に乗せてもらい、王都へ一緒に行く。
一方、婚約破棄をしたマイセディナン殿下は、その後、少しの間は異母姉と仲良くしていた。
しかし、次第に、異母姉に満足が出来なくなり、その関係は壊れ始めていった。
そして、マイセディナン殿下の圧政は、反乱を発生させていく。
婚約を破棄して以降、発生してきた様々な問題。
悩み、そして苦しんでいく継母や異母姉、そしてマイセディナン殿下。
王都に着いたわたしは、オディリアンルンド殿下と仲良くなっていく。
そして、殿下に溺愛されるわたし。
わたしたちは幸せになっていく。
この作品は、「カクヨム」様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 12:40:00
38046文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:2pt
「わたしはシャンプーマン」を短編で読み切って頂こうと書きましたが、「続・わたしはシャンプーマン」を書いていて思ったんです。この続きあったらタイトルどうしよう「続々」「続々々.....」となり、なんじゃそりゃってなりそうだったので連載となりました。短編より多少の加筆と改稿しております。
不定期になるとは思いますが細々と書かせて頂きますのでよろしくお願いします。ん?あらすじになって無いですね。これはシャンプーマンである「わたし」を綴ります
最終更新:2024-08-03 09:12:09
53607文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
わたしは見た目も美しくない。家だって貧乏だ。
このまま生きていたって、冴えない人生を送って終わりになってしまう。
だからリセットしてしまおうと決意した。一度死ねば別の人間に生まれ変われる。今度こそは見た目のいい人間に生まれたい。
そして願いは叶った。わたしは美しい令嬢として新たな人生を楽しもうと決める。
最終更新:2024-08-03 08:48:27
3769文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
ストレートな言葉で、鏡に映るわたしは
キーワード:
最終更新:2024-08-03 03:09:55
317文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
仕事帰りの事故で死んでしまったわたしは転生先を聞いてきた神様にこう答えた。
『次は自由な鳥になりたいです!』
そうして始まった新しい人生(鳥生?)だけど、転生先は托卵?食べ物はワーム⁉︎いきなり迷子‼︎と波乱万丈な出だし。
今度こそ無事、寿命まで生きられるかな?
転生鳥類は異世界を必死に生き延びます!
最終更新:2024-08-03 00:00:00
335540文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:606pt 評価ポイント:286pt
わたしは角うさぎ。
いろんなゲームや小説で、最弱かそれに近い序盤のやられ役なのです。
わたしの家族は、人間や狼、ゴブリンなんかに捕まって、みんな食べられてしまったのです。
乳離れしてすぐに独り立ちを余儀なくされた、最弱魔物の明日はどちらなのですか⁈
人間やゴブリンに捕まって、美味しく(性的な比喩でなく食料的に)食べられるのは嫌なのです!
生き延びて、強くなってやるのですよ!
ずぅっと読むだけの利用でしたが、自分でも書いてみたくなり、初めて投稿しました。
下手の横
好きですが、楽しんでもらえたら幸いです。
一話、千文字程度でサクサク進む予定です。
よろしくお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 07:00:00
656452文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:15818pt 評価ポイント:9326pt
作:のんびりとゆっくり
異世界[恋愛]
完結済
N1709JB
わたしはリディテーヌ。ボードリックス公爵家令嬢。
デュヴィテール王国ルシャール王太子殿下の婚約者。
わたしは、ルシャール殿下に婚約を破棄され、公爵家を追放された。
そして、その後、とてもみじめな思いをする。
婚約者の座についたのは、わたしとずっと対立していた継母が推していた自分の娘。
わたしの義理の妹だ。
しかし、これは、わたしが好きだった乙女ゲーム「つらい思いをしてきた少女は、素敵な人に出会い、溺愛されていく」の世界だった。
わたしは、このゲームの悪役令嬢として、転生してい
たのだ。
出発点での人生は、日本だった。
ここでわたしは、恋人となった幼馴染に浮気をされた。
わたしは結婚したいとまで思っていた恋人に浮気をされたことにより、心が壊れるとともに、もともと病弱だった為、体も壊れてしまった。
その後、このゲームの悪役令嬢に転生したわたしは、ゲームの通り、婚約破棄・家からの追放を経験した。
その後、とてもみじめな思いをすることになる。
これが転生一度目だった。
そして、わたしは、再びこのゲームの悪役令嬢として転生していた。
そのことに気がついたのは、十七歳の時だった。
このままだと、また婚約破棄された後、家を追放され、その後、とてもみじめな思いをすることになってしまう。
それは絶対に避けたいところだった。
もうあまり時間はない。
それでも避ける努力をしなければ、転生一度目と同じことになってしまう。
わたしはその時から、生まれ変わる決意をした。
自分磨きを一生懸命行い、周囲の人たちには、気品を持ちながら、心やさしく接するようにしていく。
そして、ルシャール殿下ではなく、ゲームの中で一番好きで推しだったルクシブルテール王国のオクタヴィノール殿下と仲良くなり、恋人どうしとなって溺愛され、結婚したいと強く思った。
こうしてわたしは、新しい人生を歩み始めた。
この作品は、「アルファポリス」様にも投稿しています。
「アルファポリス」様では、「わたしは出発点の人生で浮気され心が壊れた。転生一度目は悪役令嬢。婚約破棄、家を追放、処断された。素敵な王太子殿下に転生二度目は溺愛されます。」という題名で投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 17:40:00
169423文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:284pt 評価ポイント:126pt
毎日は駆け抜ける記号みたいなもので、生まれたときからわたしは、歩いたり走ったりしている。
指先はアルファベットを打ち付けていて、まるでそれは踊っているようだけれど、けっしてやむことのない音楽を奏で続けているんだ。
最終更新:2024-07-29 11:41:51
75212文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:38pt
文明は崩壊した。電化製品はあらかた使えなくなったが、わたしは大根とブロッコリーでお握りロボットを交換したのだ。
最終更新:2024-07-29 10:55:35
1144文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ぽんた(書籍「雇われ皇太子妃~」発売中)
異世界[恋愛]
短編
N5557JF
「すべての罪を許すので、すぐに戻って妻としておれに尽くすことを命じる」
それは、ミキ・クリスタルを追放したはずのラジェフ帝国の皇帝であり元夫からの一方的な復縁命令だった。
皇帝である夫に尽くし、ラジェフ帝国に尽くした正妃。彼女を蔑ろにし、目に留まったレディにいれあげた国王は、ある日彼女からすべてを奪い、帝国から追放してしまう。しかし、彼女は幸運だった。彼女は隣接する小国の王子に拾われたからである。そして三年後、彼女は国王となった夫と双子の王子たちとともにしあわせな日々を送って
いた。しかし、唐突に祖国から使者がやってきた。彼女に一方的で理不尽な命令を記した手紙を携えて……。
しかし、復讐劇はすでに始まっていたのである。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは間接的。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:09:19
18899文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
宮廷魔術師ルークは、国王からの信頼も厚く、未来ある子供たちの集う王国学園の担任も受け持っている。
ある日、一通の手紙が校内郵便で送られてきた。
そこには、一人の女生徒の母親からのあるお願いが書いてあった。
最近、やたら娘のミリーが反抗してくるが、それは学園が原因じゃないか?
調べてほしい。
ということだったのだが、ルークは思いもかけない事態に遭遇する。
最終更新:2024-07-28 12:09:14
4542文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
生きるってどういうことなんだろう。
最終更新:2024-07-28 06:20:31
598文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたしは、猫を投げる。
最終更新:2024-07-27 11:44:19
1399文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
みたい映画の上映と開館より早い時間にきてしまったわたしは偶然居合わせた太極拳おじさんと一緒にデスゲームに参加することになってしまった!!!!
最終更新:2024-07-27 10:25:17
899文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
実の兄と初めての再会を果たした私だか出会ったのは駅のホーム。兄は私の目の前で自殺をした。わたしはここまで犯人を追い込んだやつを絶対に許さない。この世の果てまで追いかけてやる。これが私の復讐劇だ
キーワード:
最終更新:2024-07-26 01:34:00
429文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたしは結婚を機に、「菊池」の姓ではなくなった。
※ コロン 先生主催の【菊池祭り】参加作品です
最終更新:2024-07-24 18:00:42
1556文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:164pt
――何時からだろうか?
一体、何時から…わたしは『あなた』様に――…いや。
違う…。
言葉の誤りをお許しください。
わたしは『あなた』様の“本来”に戻ったのですね。
しかし、ほんの“一部”にしか戻られていない…寂しく、哀しいことです。
どうすれば、いいのでしょうか?
一体、どうすれば…わたしは『あなた』様を“元”に戻せるのでしょうか?
難題です。
無心…。
無情…。
『あなた』様は、わたしにそう教え込んでいただいたが…難しいです。
――
当時のわたしを思い出してみました。
お恥ずかしい話しで…今もなのですが…今の世の中は、わたしには“棲みにくい”です。
まるで、酸素を奪われた魚のように…必死に酸素を求めて、もがき苦しみ続ける感覚に日夜、襲われています。
そんな右往左往をしているわたしに『あなた』様は、気づいてくださった。
お声を掛けていただいた。
――嬉しかった。
わたしは「誰でもいいから気づいてほしかった」のだと…遅れながら自覚いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 00:00:00
81688文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:師走こなゆき
ヒューマンドラマ
連載
N0260JH
わたしは今日もお花見に行く。亡くなった親友の形見である手帳を持って。明日も、明後日も、その次の日も。朝でも、夜でも、雨の日でも。親友のことを知りたいから。
※他サイトからの推敲&転載です。
最終更新:2024-07-20 20:10:00
7989文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:WK2013
空想科学[SF]
完結済
N6336JF
……意識が戻ったわたしは、ロボット二体に抱えられてトラックの荷台に放り投げられた。2289年7月初め、一斉安楽死の死体処理が始まっていた。わたしは、咄嗟にトラックから飛び降りると、ロボットに見つからないように部屋へと戻った。
6月30日の「最終日」。わたしは、残っていた何人かの知り合いと、別れの挨拶を交わした。家族は、選ばれて火星に移住した一人息子のオガワ・マモル以外は、すでに安楽死処置でこの世を去っていた。火星の息子に最後のメッセージを送ったその夜、わたし、ミヤマ・ヒカ
リはこの部屋で「享年28」の最期のときを迎えるはずだった。
生まれ育ったここネオ・トウキョウで、一斉安楽死処置の失敗例は、確率的におそらくわたし一人のはず。月に本部を置く国際連邦のマザーAIに知られたら、再び処置を施されるに違いない。どうしよう…
かつて老占い師に言われた、「会いたいと思う者のところへ向かうとよい」という言葉を思い出した。会いに行ける可能性のある唯一の人物は、自分が生まれる前に大陸で行方不明になった、祖父のミヤマ・マモル。彼の写真と、その裏に書かれた「30115」の数字を手掛かりに、わたしは大陸へ向かうことにした。
マリンビークルという小型船で、AIによる追跡が来ないうちにネオ・トウキョウを後にする。航海のお伴をするビークルを、わたしは「アルト」と呼ぶことにした。「30115」をもとに指定した「北緯30度、東経115度」の地点は「到達不能」。代わりに、最寄りのレフュージを目指して東シナ海を航行し、長江河口のネオ・シャンハイへ到着した。
第四次世界大戦後、寄るべき国を失い、核兵器、生物化学兵器で汚染された地上に残された約1億の民。彼らを収容すべく、国際連邦が建設した大型シェルターであるレフュージは、ネオ・トウキョウ、ネオ・シャンハイを含めて地球の30ヵ所に設置されていた。
レフュージの外には、国際連邦管轄外のAOR(Aliens Outside the Refuge)と呼ばれる居住民たちがいる。その大きなコミュニティーが、ネオ・シャンハイの対岸に存在することをアルトから聞かされ、わたしは長江を渡り、上海へ向かった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:10:00
87681文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
あらすじ
わたしはメリ あなたはエルマートのエルくん
あなたの家族 珠恵さんとミサトさんとリキヤくん
十三年と数か月前 十六歳のわたしの身に起こったこと
そしていま 四十歳のあなたの身に起こること
この作品はカクヨムで公開中の『端切れドールのメリ~いちばん大事なこと~』に加筆して改題したものです
最終更新:2024-07-18 19:23:24
17487文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
ある時、わたしは見知らぬ館で目を覚ました。
何も覚えていない。何も聞こえない。見るものすべてがおぼろげだ。
恐ろしい。どうして、わたしがこんな目に……。
最終更新:2024-07-18 15:00:09
3752文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:イシキ かずや
ハイファンタジー
連載
N2941IY
わたしの一滴の血が、わたしをマウンターに、変えた。
幼少期は、同級生の男子にまマウント。
中高生青春時代は、同級生の女子。
大人になってからは、旦那に挑んだが、息子と娘に方向を変えた。
旦那には、マウントする知的能力が不足していた。
わたしは想った、旦那が病人になったときなら、上にいけると。
キーワード:
最終更新:2024-07-15 17:00:33
1115文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:どかんどかん!ぱおんぱおん!
ホラー
短編
N0202JH
運命なんてどこにでもあるんですよ。形はどうあれ、そこかしこに。
彼女は不幸なのか幸福なのか、果たしてそれは誰の物差しによるものなのか。
ただ、わたしは彼女の手助けをしたかったのです。
ええ。荒唐無稽なうわさでしょう。
ですが、縋るものは誰だって欲しいでしょう?
幸福に駆け出そうとする彼女を止めることなど誰が出来ましょうや。
まあ、頑張る彼女がうわさ話になるのもまた一興…失礼、運命なんですかねぇ。
最終更新:2024-07-14 02:18:43
2970文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
わたしは
おまえらを
ケッシテ
「ユルサナイ……」
もうすぐ夜が来る、それは黄昏れが部屋を射す初夏、ある日の出来事だった。
最終更新:2024-07-05 22:30:41
941文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
私が聖女の力に目覚めてから一年。
誰も彼もが私をちやほやする。
「イザベラは昔から赤い薔薇が好きだっただろ?」
「イザベラは昔からアップルティーが好きだったよね?」
「イザベラが昔から大好きなチョコレートケーキを作らせたよ」
今日も婚約者や義兄や友人がわたしの好きなものをプレゼントしてくれた。
でも、彼らが言う「昔から」っていつのことかしら?
わたしは一年前にイザベラの体に憑依した異世界人のあすか。
赤い薔薇、アップルティー、チョコレートケーキ、これらはあす
かである私の好きなもの。
本当のイザベラが好きだった物は、すずらん、ハーブティー、紅茶の葉入りのクッキー……。
誰も本当のイザベラのことなんか覚えてはいない。
イザベラの中身が別の人間の魂と入れ替わったことにすら気付かない。
これは神様と本当のイザベラとした賭け。
親しい人達がイザベラの中身が別人と入れ替わったことに気づくか賭けをしたの。
わたしが勝ったら日本に転生して日本食食べ放題だったんだけど……。
この分だと、誰も本当のイザベラがいなくなったことに、気づきそうにないなぁ。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。他サイトにも投稿予定。
「Copyright(C)2024-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 12:22:25
16354文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:19404pt 評価ポイント:17884pt
恋に負けたんだ、わたしは同じことを繰り返し
キーワード:
最終更新:2024-07-02 07:57:34
321文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
二人の恋人──元彼と今彼を比較してみると、二人はなにもかもが決定的に違っていた。あれも、これも、別れ方だってそうだ。具体的には──。
どうしてわたしはあんなクズ男を恋人に選んだのだろう、わたしはすごく後悔している。だから私は
最終更新:2024-07-01 21:49:49
1341文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:1836pt 評価ポイント:1698pt
大好きだった婚約者、第一王子ウィルフレイに冷たくされたショックで前世の記憶を取り戻した公爵令嬢のわたし。
ここは前世で大好きだった乙女ゲームの世界では?
そしてわたしはヒロインをイジメて断罪される悪役令嬢ラナベル?
じゃあどんな努力してもウィルフレイ殿下には選んでもらえないの?
・・・いいえ、まだこれ以上無理だというほどわたしは努力していない。
やりもしないうちから諦めない。
そうして何年も努力しつづけたにも関わらず、やっぱりシナリオ通り断罪劇は始まってしまう。
そこに隣国へ
留学していたはずの第三王子アランが現れ、いきなりわたしの前で跪いて・・・?
え、求婚ですか?
今ここで?
え・・・?
ウィルフレイ殿下の様子もなにかおかしい・・・?
泣きそうな顔で腕を捕まれたと思ったら、言われた言葉が「このアバズレが」って・・・。
なにそれ、さすがにちょっと酷くないですか・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 05:05:12
128650文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:16518pt 評価ポイント:12796pt
高校の音楽部でバンド活動に精を出す天音は、中学時代のある一つのつっかえが未だ取れない。文化祭前、毎朝出会うあの子を見つめられないもどかしさを抱えていたら、つっかえる一因を作った女の子が転校してきた。いつしか心が離れていた彼女と再び友情を築きはじめたら、無性にあの子のとなりが恋しくなりはじめた。 ーー目を合わせなくなって随分経つあの子。心地の好い輪の中にいつしかあの子が溶け込んで、わたしは恋しいあの子に会いたくなった。あの子が静かに笑ったら、それがわたしたちの音楽が完成したとい
うこと。
あの子の笑顔はとなりにあるのに、あの子の微笑む感触はまだ手に取れない。歌を愛する少女が贈る友情と恋を描いた一つの叙情詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 10:42:00
45724文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
激しい雨が降る夜には
ちいさなちいさなわたしだけにして
キーワード:
最終更新:2024-06-18 23:01:20
485文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
わたしはシャンプーマンの続編です。でも別に前のお話は読んで頂かなくても大丈夫です。読んでくれたほうが嬉しいですけど.....内容は美容室のシャンプーマンのお話なので狭い狭い世界のお話
キーワード:
最終更新:2024-06-18 12:12:05
2022文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:64pt
美容師さんになって初めて覚える施術はシャンプーです。皆、誰しも一度はシャンプーをしてもらった事があると思います
ああ、わたしを起こさないで、このままここに寝かせたままにして欲しい。なんて思った事ないですか?
どうしてこんなに気持ちいいんだろう?と思った事ありますよね?
これは美容師さん側のお話です
キーワード:
最終更新:2024-06-17 12:13:55
1832文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:124pt
自分らしく生きることも、自由を考えるのも難しいからこそ、わたしはいっぱい考える。
最終更新:2024-06-16 12:02:00
361文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
愛をつづりました
変化だけは変わらずに変わっていく。
この世はゲームのようなもので、観る景色はわたしの視点で変わり世界は変わっていく。
執着するものを手放して一心に咲いた花のごとく、真実を見たいと願うことにしました。
そして、愛が全てだと気づいた時わたしは泣いていました。もちろん嬉し涙です。それから愛を増えていくことに気づいたらもっと愛が増え続けていくことに気づいたのです。ずっとそばにありました。
小鳥や獣は生きていて、草木はさらなり宇宙に反響していく。
水が龍のように登り
て弾け地に降り注ぐ。雨が降り風が吹いて地を揺らす荒れる様に空はある。
人は土から生まれ父と母、天と地の間で生まれました。踊るように唄い、祝福を与えられて生まれました。愛されていることを知る旅でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 20:56:30
319文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
わたしはまだ生きていたみたい
キーワード:
最終更新:2024-06-13 00:54:30
344文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:38pt
作:hoshiimo
異世界[恋愛]
完結済
N9228IZ
友達カップルのリア充っぷりに当てられて……羨ま死を遂げたわたしは、『欲しがり妹』に転生していた。
『本当に選ばれたのは姉でした』なWEB小説のテンプレ悪役。偽物聖女の妹だよ!ちくしょうめっ!!
破滅回避のためにも、甘えん坊な妹キャラからは卒業して、立派なお姉さんキャラに生まれ変わって真っ当な道を歩みたいのに「僕、お姉さんには、もっとたくさん我儘を言って欲しいな」
謎の美少年の甘い囁きが、わたしを悪の道へと誘う!!
こうして始まったわたしの、あざとカワイイ小悪魔に翻弄される生
活。
腹黒ショタ×頭と口の悪い偽物聖女による、おねしょたのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:52:08
45064文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:106pt
なぜ谷山由衣は体操着を着続けているのか。
二年星組三大謎のひとつである。
ある日、わたしはその謎の正体を知った。
最終更新:2024-05-30 21:28:54
9278文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
安い材料で作っていました。
わたしは、鍵っ子なんです。
最終更新:2024-05-29 23:48:30
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
映画「関心領域」を見た感想を書こうと思ったけれど結局は自分自身について考えることになったという話。
最終更新:2024-05-29 20:49:37
1539文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:26pt
作:アンジュ・あんこ
ローファンタジー
短編
N7580JB
その日、わたしは焦っていた。
わたしのかけがえのない親友が、処刑されると聞いたからだ。
気づいた時には、わたしは走り出していた。
あの子が処刑されるなんて、何かの間違いだ。
そうに決まっている。
止めなきゃ。
間に合え。
間に合わせるんだよ、わたし。
そうして、わたしが息を切らしながらようやく広場にたどり着くと……。
そこには兵士たちから凌辱に陵辱を重ねられ、変わり果てた親友がいた。
最終更新:2024-05-26 12:10:00
5613文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:270pt
わたしはクズ貴族のメイド。せっかく転生したのに、また同じご主人様のメイドに……。ご主人様があの手でこの手で口説いてくる。純潔を守れ! 絶対に好きだとバレてはいけない。そんなわたしのメイド物語。
※本作品は「悪役貴族の俺様は3度目のループで恋をする。」のアナザーサイドです。そちらもあわせてお楽しみいただけると幸いです。
https://ncode.syosetu.com/n1524ix/
最終更新:2024-05-26 12:02:17
19244文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
わたしの旅は復讐の為の旅
簡単に倒せる相手ではないことはわかっている
果たせずに命を落とす可能性の方が圧倒的に高いことはわかっている
だからこそ、誰も巻き込まない一人旅を選んだ
少しでも復讐の可能性高めるためには仲間は居た方がいいことはわかっている
それでもわたしは……
これはそんなわたしが力を手に入れて変わる物語
3つの力を得て変わっていく物語である
最終更新:2024-05-20 21:14:45
7519文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:霜月零@5/17発売✨没落聖女なので当然ですよね
異世界[恋愛]
短編
N7750JA
「惚れ薬を扱っていると聞いたのだが」
魔女の店に、身分を隠した貴族男性が現れた。
それはいい。
本物の薬だけを扱うこの店には、貴族の客もそれなりにいるから。
けれどわたしは突っ込みたい。
(どうして、わたしの婚約者が惚れ薬を買いに来るんですかね?!)
これは、嫌われていると思い込んでいる王女と、想いを上手く伝えられない不器用な公爵子息の恋物語。
最終更新:2024-05-17 00:53:45
16432文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:12396pt 評価ポイント:11218pt
ずっと欲しかった心臓
大好きで、そんな言葉じゃ表せないほど
そばにいるのに見つからない
わたしはずっときみのものが欲しかった
最終更新:2024-05-15 02:34:10
557文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
それが赤くなるまでの、かすかな脱力だった。
目と耳とが自分たちの役割を取り違えたとき、わたしはもっと自由になれる。
キーワード:
最終更新:2024-05-13 21:07:31
907文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたしは自由を守られている
キーワード:
最終更新:2024-05-12 10:11:15
302文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:56pt
婚約者の王太子とのお茶の席。いつも居座る妹を注意したら泣いて出て行った。王太子殿下もわたしを非難して追い掛けて行った。
一人になった部屋でテーブルの花やカップを見ていたら、いろんな光景が頭に浮かんできた。過去も未来?も・・・いえ、みんな知ってる経験してる・・・わたしは繰り返しているのだ。
もう、ここでやめにする。おしまいだ・・・
最終更新:2024-05-11 14:48:08
1952文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:192pt 評価ポイント:176pt
作:ぽんた(書籍「雇われ皇太子妃~」発売中)
異世界[恋愛]
完結済
N4733IW
わたしは、ある日突然王都からやって来た見知らぬご令嬢に「あなたの夫を略奪したわ」と宣言され、屋敷を追い出されてしまった。奇しくもちょうどその日の朝、略奪された夫との子どもを授かったことを知ったばかり。初夜に寝台をともにした、わたしのことが大嫌いな夫との子を……。
略奪レディに「死ねば?」とまで言われたサヤだが、宿った命を絶つつもりはなかった。それどころか、なにがなんでも産み、育てる覚悟をする。
※ハッピーエンド。タイトル通りの典型的な略奪物です。ゆるゆる設定はご容赦願います
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:06:49
40939文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:8938pt 評価ポイント:7226pt
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