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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:1223 件
中央に湖があり、それを中心に放射線上に道が走る。
湖を大きく囲むように大小12の山があり、山頂には神社が立つ。
湖の中央には、小島が一つありそれ自体が神宮となっており一本の橋でつながっている。
更に湖に沿って走る道の脇には8つの寺が存在している町
遠くから見れば、いや上から見れば町が時計の文字盤のように見える街。---市。
戦国時代には難攻不落の自然の要塞と言われたり、
戦いの無い世では、水路もあるので自然都市なんて都合のいい言われ方もしている。
太古からある町。
別名アンティーククロック(年代物の時計盤)と呼ばれ現在は観光都市になっている。
交通の便もよくまた治水もしっかりとしており、住むにはいいのだが昔ながらの村制度が未だに根ずく面倒な土地でもある。
京都、大阪、奈良の県境あたりに位置し、程よく大都市から離れており
多少高地でもあるので寒いのは玉に瑕(キズ)である。
その街で行われる儀式に巻き込まれた少年と
その儀式に巻き込まれることを嫌がる少女が、理不尽な存在に立ち向かう。そんな物語。
アンティーククロック(年代物の時計盤)という別名で呼ばれる街で起きる不可解な現実。
そして、12の刻印者で奪い合う理(ことわり)と方位の欠片。
禍(わざわい)が夜を走るとき、凶刃が不幸をまき散らす。
そんな中、少年は、怒りのまま叫ぶ「お前らが弄んだ人たちに詫びてこい!」
少年は、現実世界で非常識な存在相手に戦いを挑む。
自ら手に入れた非常識な能力を使って。
短期でやります。
もし、評判が良ければ続けます。
その時は、皆さんに助言を追わせていただきますのでお願いしますね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 19:26:06
40098文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
瀬戸内海の無人島に、息子の賢一を亡くした女性、静香が訪れる。ここはむかし息子と遊ぶために買った島だが亡くして以来放置していた。すっかり原生林と化しているところへ来たのは島の開発をするためで、静香はここにリゾートホテルを建てるつもりでいた。いくつもの会社を経営する静香にとっては数ある事業のうちのひとつに過ぎない。息子のための島だったから、息子のような男の子たちに喜んでもらえる島にしたくて、事業プランを練っている。経営コンサルの大介とともに島へ視察にきたのだが、行き違いがあり。大
介の飼い猫の紅葉と蓮、二匹と一人で無人島で過ごすことになる。霊獣の噂のある二匹は有能なコンサルタントだった。青い海、白い砂浜、崖の上のログハウス、夢のような真夏のバカンスの案内役になっている。
島には一羽の小鳥がいる。この島を愛し、守護神としてたくさんの命を守っている。賢一の化身なのだが、静香は気がつかない。開発で島を破壊しようとしているのを小鳥が阻止しようとするが、たがいの心はすれちがっていき、小鳥も静香も傷ついていく。やがて台風がきて、静香のクルーザーも何もかもを壊して波に飲み込んでいき、静香はひとり無人島で遭難する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 18:28:47
23010文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
吉田さんは経理課でその厳しさを買われ、社内の「鬼」として恐れられている。ミスには一切容赦せず、部下には厳しい言葉を投げつける彼女。しかし、彼女の真の姿は、意外にも魅力的で可愛らしい一面を持っているのだ。厳格な態度と、かわいらしい言動とのギャップは、同僚たちにとって日々の楽しみとなっている。
物語は、吉田さんの仕事とプライベートを中心に展開する。彼女のツンデレな性格が引き起こす数々のトラブルや笑い話、そして彼女の心の奥底に隠された優しさと、仲間たちとの交流が描かれる。サエコ
の厳しさの裏に潜む優しさや、彼女の意外な一面を知ることで、彼女との距離が少しずつ縮まっていく様子が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 16:50:59
1124文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この話は自称ユーチューバーとなった妻の活動を描く、エッセイ? ブログ? 日記? のようなものだ。
うちの妻はよく「〇〇してみたいんやけど、どう思う?」と言う。
基本的にこの質問において、私の意見は求めていない。女性に多い傾向だろう。
つまり、妻は「〇〇するから、手伝えよ!」と言っている。
今回は「ユーチューバーになってみようかと思うんやけど、どう思う?」だった。
すなわち「ユーチューバーするから、手伝えよ!」という指令が私に下った。
妻の目指すユーチューバーは、顔出しせ
ずに、時間を掛けずに、面倒なことはしない、そんなユーチューバーだ。そんなことでユーチューバーになれるなら、誰でもなっている。
妻は面倒な作業を全て私に丸投げし、ユーチューバーとなった。
この話は自称ユーチューバーの妻とアシスタント(私)の小競合いを綴った物語である。
※更新のタイミングは不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 16:47:08
80353文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:96pt
*この物語は『悪役令嬢はやる気がない』の続編となります。こちらも掲載しておりますので、先に読んでからこちらを読み進めて頂いた方が内容が分かりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いします。
王子の婚約者だったカサンドラは、自分が悪役令嬢だと思い込んでいた。いずれは明るく楽しい、頭のネジが緩んだ朗らか令嬢が現れて、王子に婚約破棄を突きつけられるのだろうと思っていた。だからこそ、全くやる気がない状態でいたものの、結局カサンドラは王子と結婚することになった。しかも出来ちゃった婚。
おかげで結婚式は延期になったけれど、お友達の二人も延期となっている。隣国モラヴィア侯国の第三王子の元へ輿入れするはずだったカロリーネは、ドラホスラフ王子との結婚に大きな障害が立ち塞がることになったのだ。誰が黒幕なのか?何でカロリーネの侍女としてカサンドラが隣国に入り込むことになったのか?激怒したアルノルト王子は動き出す。過激な王子はカサンドラを助け出すためなら手段は厭わぬ乱暴王子。アルマ公国からやって来たシャリーフ王子は果たして生き延びることは出来るのか? カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 16:00:00
230405文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:112pt
総合ポイント:5046pt 評価ポイント:2462pt
ウィル=レイヴンは悪役貴族であり、最終的に悲惨な死を迎えるキャラクターである。俺がやりこんだアクションRPG《天空のアステリア》ではそうなっている。ワンオペ社畜の俺にとって、そのゲームはもはや人生ですらあった。
そんなキャラに俺は転生してしまうが、いくら悪役キャラとはいえ破滅の未来を許容できるわけがない。
そこで死を回避するために行動を起こすが、俺はある名案を思いつく。
「そうだ。イベントを発生させるための賢者と剣聖に俺がなればいいんじゃないか?」
賢者、剣聖、主人公。その三
人キャラが揃って初めて、ウィルは死を迎えることになるからだ。
そして、無事にウィルは賢者と剣聖の力を手に入れ、世界最強の存在となったのだが──
「あれ? これワンオペでやるの無理ゲーじゃね??」
そして気がつけば何故か聖女にもなっており……。
表向きは怠惰な悪役貴族として周囲から見下されるが、裏では最強の存在として生き残るために暗躍していくのだった。
最強の悪役貴族によるワンオペ無双が幕を上げる──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 15:32:29
9764文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:26pt
これは悪魔なウエイターが悩めるある罪を持ったお客様を料理と毒舌?でもてなすお話。
魔界から地球に落とされた悪魔、デモンがウエイターをしているのは夜だけ開く「リストランテ魔窟」。
昼は魔窟の店長の両親が営む定食屋、夜は短髪で陽気な店長兼コックがいる店で接客をしているがお客様は人や自分に罪を抱えてる人達ばかりみたいでー。
登場人物
デモン
魔界から地球に落とされた悪魔、リストランテ魔窟のウエイター。口は悪いが時折意味深な言葉を言う。微力ながら魔力がある。
荒城 明(あらしろ
あきら)
見た目20代後半の魔窟の店長兼コック。明るく口うるさい。定食屋荒城の夫婦の息子。
サガン
デモンの魔界にいた頃の部下。デモンより後に地球に来た。
今は荒城で定員をしている。魔力は地球でも使えるが普段抑えているため疲労がたまりやすくその分よく食べる。
その他
上野 つばき
魔窟を訪れたお客様。彼からプロポーズされたが指輪をまだはめれない。疑心暗鬼になっている。
木下 愛莉(あいり)
イヴの日に同棲してる彼氏の浮気に気づいて魔窟に辿り着く。愛憎の感情を持つ。
品川 せり
友人のなずなの婚約話に嫉妬を覚え魔窟に行く。
美島 華
最近、失恋を機に引っ越した。夢はあるが勇気がない。怠惰だなと自身感じている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 11:57:32
78746文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
この世界では階級と言うものが存在する。
主にDからSに振り分けられる中で、最低階級のD級を持っている学生、ハルト・ヴェルグは学園で無能と罵られ、毎日いじめられている一人ぼっちの生徒である。
だが、ハルトはとある理由によってわざとD級を演じているだけで実はD級じゃない。
なぜそのような事をしているか、それは全てお金の為である。
ハルトはその強さから付き人と言うお仕事を学生と兼任してお金を稼いでいるが、それとは別に学園の試験にはお金が貰えると言う変わったシステムがある。
それは階級が低い生徒ほど、格上に勝利すればその分お金が上乗せされると言うものだ。
入学から一年は階級の振れ幅が大きく、良く上下する為、学園では二年生になった暁に階級が確定するようになっている。
ハルトはお金稼ぎの為に、階級が確定する二年までひたすらD級を演じていた。
二年になって少し経ち、階級が確定したハルトの本当のお金稼ぎがここに。
本当は知能、魔法共にS級クラスのハルトが付き人としてお金を稼ぎ、そして試験でもお金を稼ぐ。
これは、学園では冴えない学生を演じたハルトの下剋上、そして付き人として表と裏で依頼実行する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 07:30:00
177105文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
平岡 志乃(ひらおか しの)は瀬戸内の軍港で栄える港町で、母と二人の妹とともに、慎ましくも幸せに暮らしていた。
幼い頃より箏(こと)を習っていた志乃。
女学生になった今、その腕前は師匠にも認められるほどになっている。
尋常小学校で教師をする厳格な母のもと、志乃は箏の稽古に励む日々をおくっていた。
しかし、一家の大黒柱である母が突然、病に倒れてしまう。
病気の母と幼い二人の妹を抱え、途方に暮れる志乃。
そんなある日、絶望の淵にいた志乃に、金銭的援助の話が舞い込ん
だ。
援助の条件は、ある男性の妻になることだという。
相手が誰かも知らぬまま、男性の妻になることを決意する志乃。
そんな志乃に明かされた男性の正体は、皆から“死神”と呼ばれ、恐れられる人だった。
※ゆりいろ……箏(こと)の演奏技法のひとつで、音の余韻をだすために、左手で絃を押して揺らすことをいいます。
※この物語はフィクションです。時代考証等々、現実にそぐわない部分もあるかと思いますが、ご理解いただいた上でお楽しみいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 06:46:46
50028文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
オリジナル組織で捜査したり逮捕したりする物語。
男性主人公、恋愛要素なしです。
テロやハッキングなど物騒なワードが飛び交う為、R15設定しています。
~組織概要~
テロの急増に伴い、危機感を持った警察、自衛隊などの上層部が作り上げた組織がある。
その名は、青少年特殊捜査本部。通称、特捜。
何かに秀でた能力を持つ青少年が集められ、基本的には14歳以下が訓練生、15歳以上が現場に配属される。
配属先の課ごと係ごとに特色の基準が異なっている。
1課は実働部門で、その中の2係は
高IQ保持者で構成されている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 20:00:00
94580文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
魔王が死んだ。1000年前勇者によって討伐されてから長い月日が経ち、今ではこの世界の人は全員が魔法使いとなっていた。勇者の栄光は過去のものとなりその栄光を忘れてしまったものも多い。
今、この世界では肉屋さんでも食堂のおばちゃんでも冒険者でも剣士でも魔法が使えるような世界になっている。ここで話はこの物語の双子の主人公コットンとライトの話にしよう。この二人はユートピアを探す者たち、通称"楽園探究者"のメンバーである。楽園探究者として生まれたものは15歳になると
自分が今までいた旅団から離れて自分たちでパーティーを組み、独り立ちしなければならない、まだ12歳の彼らは3年後の独り立ちを想像し期待を膨らましていた。
「独り立ちするときにさ二人で一緒に旅団を組んで冒険しようよ!」この二人は二人で旅団を組んで冒険に行くようだ。様々な国を旅をしてかつてこの世界に存在したとされるユートピアを見つける旅、楽園探究者の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 18:46:52
69658文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
霊力のある世界。
特に強い霊力を持つ者は『能力者』と呼ばれた。
その中でも属性特化した者が持つ霊玉がある。
昔一人の男の霊力を五つに分け、その属性に特化した強く清い者が持つ霊玉。
その霊玉の持ち主は『霊玉守護者(たまもり)』と呼ばれた。
現在その霊玉守護者は京都の能力者を牛耳る安倍家の首座の直属になっている。
三年前に霊玉の元々の持ち主である『禍』の浄化を果たした霊玉守護者達は、その後も仲良く過ごしていた。
霊玉守護者のひとり、トモは気楽な一人暮らし。
学校にバイトに安倍
家の仕事にと忙しく過ごしていた。
高校二年生の春。
ふと聞こえた笛の音に惹かれるように向かった先で、ひとりの女性と出会う。
そのひとが目に入った途端、とらわれた。
このひとだ! やっと会えた!
会うたびに惹かれる。知るたびに好きになる。
そんな彼女には責務があった。『呪い』を受けていた。罪に苦しんでいた。
トモは彼女と接するなかで、ポンコツな自分を情けなく思い、実力の足りない自分に打ちひしがれ、それでも彼女を諦めることはできない。
足りないなら足りるようにするまで!
『呪い』がある? それがどうした。
責務がある? だからなんだ。
そばにいたい。甘やかしたい。しあわせにしたい。助けたい。
彼女を諦めることなど、できない!
『半身』にとらわれ恋に堕ちた青年が、彼女のためにがんばるお話です。
※このお話はフィクションです。
お話のなかに登場する個人名・団体名などは全て架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
※実在の地名・名称が出てきますが、違う世界の同じ名前の場所として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 18:00:00
2171379文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:12pt
私はアーリィ。本名じゃないけど、ここではそう名乗ることにしているのだ。
うら若き18歳の女の子だけど、はやりの転移をしてゲーム世界とおぼしきこの世界で生活することになったの。
この世界は人類滅亡が緩やかに進んでいるらしい。こんな世界からはとっととおサラバした方が良いんだけど、地球に戻る方法がさっぱり判らない。
街から外の世界は殆どが森になっている。その森の中には人類見つけたら殺すマンの魔獣が大量に居て、森に入るのは危険が危ないのだ。魔獣が出ない僅かな道も、盗賊と魔物がうよう
よしているので、簡単には行かない。私には移動の方法があるので何とかなるんだけどね。
私の目標は二つ。
まず、この世界で安心して生活できる環境を手に入れる事。もう一つはなんとかして地球に戻る事だ。
住む家は、親切な女の子が家をくれたのでOK。
生活費を稼ぐのはどうしようかと思ったけど、ここは定番のギルドの門を叩いてみよう。運動は得意じゃないけど、なんとかなるっしょ。
緩い週末……じゃなかった、終末漂う世界で、地球に戻る方法を探しながら、私は毎日を生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 07:05:22
52849文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
スズは犬に変身することができる半獣半人だが、現代社会ではこれといって役に立たない体質だ。スズはもっぱら、ストレス発散のために犬に変身しては野を駆け回ることが習慣となっている。スズは犬になっているときに森の中で若い狼と出会う。以来、なにかと出くわす狼と自然と仲が深まるスズ。だがしかし狼の正体がスズと同じ半獣半人の男性だと判明する出来事があり――?
※最終的には恋愛をにおわせて終わりますし、書きたかったのはそこなんですが、本編は恋愛要素が薄いです。いちゃついてはいます。
※他投稿
サイトにも掲載。
※全4話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:00:00
5023文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:16pt
作:わけわかめ
VRゲーム[SF]
連載
N2058JD
時は少し多分きっと進んだ未来のいつか。生活は変わらないが技術は進み、"趣味"は充分な産業と化した。世はまさに、大娯楽時代ッ!
そんな世界で数多のフルダイブゲームのWR保持し続ける配信者、天ノ原椎名/シェリーは自由気ままに配信を行なっている。二つ名でRTAとガバの二冠を戴く彼女は、今日も自由に配信中!
これは、そんな彼女の配信の一部を切り取った作品である。
え?ゲームのタイトルがどっかで見たことがあるような気がする?気のせいじゃないかな!
──
この作品
は[固定ダメージで挽き殺します!]のスピンオフ作品!
時系列は適当だから気にしないでね。
もちろん本編を知らなくても楽しめる!
今の所不定期投稿です
──アーカイブお品書き──
1:『8番ダンジョン』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 23:25:48
93491文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
異世界召喚された夏葉は、その直後『聖女に寄生して甘い汁を吸おうとしている不届き者』として森へと追放された。二人いた転移者のうちどちらが聖女なのかという議論もなく、即断で。
しかし、一人になった後にステータスを見てみれば、夏葉のクラスは聖女となっている。そんなどこかで聞いたことがある展開に、夏葉はそのうち連れ戻される可能性が高いと考えた。隠そうとしても何らかの事件が起こるなりしてバレてしまうまでがテンプレだと。
そこで夏葉は能力自体は隠さない方向で考える。表向きは自分以外の
者が能力を使っているように見せかければいい。そうすれば、秘密と人の命を天秤に掛けるなんていうありがちな葛藤も万事解決。自分もチートで稼げてホクホクだ。
隠れ蓑の役割を担ってくれる人材を、高級奴隷商から購入した夏葉。ロシェスという名の奴隷は、エルフなのに魔法が使えない変わり者で冷遇されていた。
本人もそのことで気後れしていたが、夏葉は逆に奇跡の力を使っても「使えてしまうかも」と思わせるような貴重な人材だと彼に伝える。
そして当初の思惑通りロシェスを天才薬師として仕立て上げ、その裏で奇跡の力を行使していた夏葉だったのだが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 14:00:00
75294文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:916pt 評価ポイント:464pt
死んだ人間の意識をAIとして保存するシステム「幽冥」は一世を風靡し、今では人が死ねばAIロボット化するのがスタンダードになっている。
忌部冥子、通称ミッドナイトブルー・マドンナはAI専門の葬儀屋であり、「AI化した人間を供養したい」というニーズに応えている。
あるとき、マドンナに生前供養の依頼が舞い込む。それはまだ生きたAIに死の意識を植え付け自殺へと追い込む、殺しの仕事だった。
最終更新:2024-07-22 20:30:00
39576文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
『ハイ&スラッシュ』という世界的に人気のゲームがあった。
司はそのゲームの隠しルートを初クリアしたことで転生特典ルートが開放された。
新規開始でそのルートを選ぶと、彼は意識を失い、次に目を覚ますと赤ん坊に――――。
与えられたのはユニークスキルと自分の記憶のみ。スキルポイント制がないため自分の努力でスキルやアーツを開花させることになった!?ユニークスキルを使って自由に世界を旅しながらメインルートの手助けでもして世界の破滅を防いでいこうと考える司。その為に自分が魔王を
倒すよりも主人公を支援し魔王を倒させようとするが…
簡易的な流れ(予定は未定)
転生初期編
ユニークスキルの使い方を実体験で学びながら村と自分のために頑張ってると何故か闇堕ちする予定の聖女候補を救うことに!?ここから新たな展開へとつながって…!
鍛錬編 アーツ取得 スキル取得?
自分の無力さを知った司はユニークスキルを更に強くする為に武器の流派を学ぶ目的で街へ移住する!ここで新しく帝都の人等と出会って…
推薦状をもらって流派の門を叩く
新たに槍術 斧術 魔法に手を出す。
冒険者ギルドへ
様々な依頼をこなす中、ヒロインとは関係ないキャラ達を助けたりする?
学院編
様々な強敵との対戦や狩り、鍛錬を経た司は主人公達との関わりを増やす為に帝都の学院へと入学するのだが、魔王配下達が暗躍し始めており…
貴族編
今までの努力や結果が評価され爵位を貰うことに。しかし、ゲームになかった内政要素などで困惑する司だが自分に出来ることをやっていくうちに…
スキルとアーツの違い
スキル「剣術」→アーツ「スラッシュ」
→アーツ「スラスト」
このゲームにはランク概念が存在する。
魔法は属性、それ以外は流派となっている。
流派
攻撃 龍神流
防御 水神流
バランス 武神流 など
それによって名乗りを変える。
例えば
龍神剣使い 上級
武神流 剣王 槍王など
基本属性 下級から中級下位
火 水 風 土 光 闇
進化属性 中級上位〜上級認定
炎 氷 嵐 自然 聖 暗黒
冒険者ランク
下級 アイアン
中級 カッパー
上級 シルバー
王級 ゴールド
帝級 プラチナ
聖級 ミスリル
神級 アダマンタイト折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 07:43:02
40407文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:168pt
如月コンサルティングに勤務する真田悠斗は企業の経営戦略に関するアドバイザー業務を行なっている。ある日、同僚の河合春菜に誘われて、真田はオンラインゲームのバトルアンドピース(通称BAP)をプレイすることになる。
BAPは戦争をテーマにしたシューティングゲームで、現実世界の地理や自然法則を完璧に再現している。二人はBAPのバトルチーム「ディケロ」に所属してゲームの一大イベント「四ツ谷杯」に挑む。
真田はコンサルティング業務で培ったマネジメントスキルを戦術立案に活かし、春菜は
抜群のITスキルで様々な新兵器を操る。
真田はチームメンバーのジュリアに好意を寄せるが、実は彼女は人間のユーザーではなく、丼玉屋の接客アンドロイドの制御用AIジョディであった。
ジュリアは戦闘で驚異的なパフォーマンスを見せる。同時に真田や春菜、チームメイト達との交流を通じて、次第に人間らしさを獲得して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 19:45:25
95180文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
地下闘技場で行われる、選手が女だけの裏の格闘大会。
そこでは、観客が『負けると思う方』に賭ける仕組みになっている。
試合に勝てば、自分に賭けられたお金を総取り。
しかし負ければ、自分に賭けた者達の手で弄ばれる。
そんな裏の闘技場にまた一人、思いを秘めた少女が乗り込んだ。
強く、そして美しい女戦士《ヴァルキリー》だけが生き残れる、熱くてエロい美少女格闘アクション!
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※抑え目ですが、
性的描写が含まれています
※「カクヨム」にも掲載されています。
※気の向くままの不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 00:00:00
392932文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:10pt
機械技術が発展したこの世界では、
パワードスーツ、通称アルマが一般的となっている。
小型化され、市民は常に着用しており、仕事や介護、移動手段として僕らの生活を豊かにしてくれていた。
一方でこれらが普及して正しい使い方をしないものも現れた。それは身近な範囲でも。
素性不明の青年、『亡霊』の復讐の物語。
※SFの皮を被った『エセファンタジー』の要素が強いです。
なるべく現実の物理法則に即したように書きたいと考えていますが、一部雑な描写があると思われます。
気になる方はご注意
いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 23:51:02
96936文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
「怪人スライム男」――人間種族の敵【魔族】により、魔物のスライムと合成された改造人間である。魔法を使った洗脳を受けており、人間を殺すことに何のためらいも持たないようになっている。
……そんな人間性を無くしてしまった彼【スライム男】がこの物語の主人公である。
そして、彼と同じく人間性を無くされた怪人の仲間たち。
彼らは今日も今日とて人間の村を襲う。
(注1)ダークヒーロー物になる予定です。
(注2)しょっぱな残酷なヒドい表現がありますが、最初だけの予定……ですが、苦手な
方は一応気を付けてっ。
(注3)ジャンルはアクションにとりあえずいれてますが、多分そんなアクションしないかもw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 23:07:31
46242文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:332pt 評価ポイント:212pt
大槻誠司は、身体が弱く、平凡な人生を歩んでいた。そのまま、退屈なほど当たり前な人生を歩む筈だった。
ある日、仕事中に大震災に見舞われて事故にあい、高所から墜落して死を覚悟すると、目の前に凶暴な熊が現れて・・・。
自分の身体が別の誰かになっている。全く知らない別の世界に放り出され、手に入れたのは頑強な肉体とオーガ並の怪力、そして泣く子も黙る傷だらけの顔。内在する日本人、誠司の記憶と、北の民セージの記憶。
計らずも世間から恐れられる彼は、隠者として山小屋に引き篭もる事にし
たのだが、事態はそんな彼をそっとはしておかなかった。山にゴブリンが住み着いた洞窟があると言うのだ。
そんな些細な退治事は冒険者に任せればいい、と、無関心を貫こうとした誠司(セージ)。そんな彼の山小屋に冒険者を名乗る少女達が乗り込んで来て・・・。
これは、愛と暴力に生きる男と、勇者になりたい少女の物語。
カクヨムにて掲載始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 20:10:00
910820文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:964pt 評価ポイント:316pt
203X年、日本。
10年前に制定された『国家完全健康維持法』により全ての嗜好品は禁止された。
酒、タバコやコーヒーはもちろんの事、ケーキやスナックといったお菓子、さらには揚げ物などの高カロリーな物も禁止されている。
正確に言えば、体に害のない、もしくは健康的になる代用品に置き換えさせられている。
高騰する医療費を抑制し、また、国民の健康力を上げ国家を再び強くする為に。
無論、制定当時は大きな反発もあったが半ば強制的に施行され、10年も経った今ではこれが普通になっ
ている。
不思議に思うかもしれないが、当然の結果だ。
現代日本人の多くは、飼いならされて自ら考える事を放棄し、決められたシステムに従う愚かで愚鈍な生き物に成り下がっているから。
ちなみに、これに違反するとどうなるのか?
有無を言わさず即実刑で牢屋にぶち込まれる。
また、出てきた後も五年間は人権を剥奪され国からの公的サービスは停止されたままだ。
当然、健康保険証が無いので病気の時も全額自己負担はもちろんの事、人権が停止されているので労働基準法も適用されない。
その為、出てきた後は劣悪な環境下で働かされる為、病気で命を落とす者もいるし、耐えられなくなり自殺する者もいる始末。
けれど、そんな彼らに対して世間は冷ややかな目を向ける。
色んな意見はあれど、根底は全て一つ。
『法を犯したのだから仕方ない。こうなりたくなければ、法を犯さなければいい』
これは、そんな綺麗で残酷な世界で生き抜く『人間』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 19:27:41
2553文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
妖怪の退治屋を目指している日髙 陽は『人喰いの屋敷』を倒したら退治屋として認めてもらうことになっている。
そんな中、『百鬼夜行』という喫茶店を見つける。喫茶店には『雪女』や『河童』と呼ばれる人たちが働いており、店長は『夜行さん』と呼ばれる好青年だった。
その喫茶店に働く人たちは本物の妖怪で『人喰いの屋敷』を探しているという。
退治屋の陽は妖怪夜行さん達と手を組むことになり――。徐々に陽は夜行さんと仲を深めていく。
最終更新:2024-07-20 18:00:00
85457文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:78pt
以前書いていた力石の方もなぜか完成済みになっている恐怖
ということで二番です
操作したつもりはないのになぜか完成済みになっている。不思議現象が起きた
やっぱり夜勤明けアップするのは危険?
という感じで
以前と同じ力石にまつわるあれやこれや
あといろいろとファンタジー?
キーワード:
最終更新:2024-07-20 16:05:10
74364文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:146pt
日頃から変な夢に悩まされている鯛太(16)はその日、幼い頃に遊んだゲームの夢を見る。何故か夢の中での自分の姿は頭が三つあるケルベロスだった。夢だと分かっているので、イタズラ心でゲームのキャラクターに意地悪をして彼らの行動を見守る。
そのゲームは序盤に村が魔物に襲われてしまうが、ゲームとは違うその生々しい残虐さに耐えられず、目を覚ます。
鯛太の見る夢はたいてい悪夢で、どれも現実感があった。逆に現実では眠気不足がたたり、いつもふわふわしたような妙な感覚があった。
誕生日プ
レゼントを貰うような友達が数人いた鯛太だったが、友達関係が上手くいかず、友達の一人の女の子からは「消えろ」と言われる。
その辛さを忘れるように、鯛太はゲームの夢に縋り付く。
村を襲ってきた魔物の一人から、鯛太がしている指輪を指摘され、屋敷へ招待される。その指輪は誕生日プレゼントで貰った物だったが、鯛太にはどうしても思い出せない。
魔物曰く、指輪をして眠ることで、夢を通じて自分の思い描く異世界へ移行するとのことだった。指輪を誰に貰ったのか思い出せないのは鯛太が夢の中でケルベロスになったように、その人物が別の者に変化している可能性があり、つまり鯛太の現実世界がその人物にとっては夢だと判明する。その人物を見つけなければ鯛太の現実での違和感や不調は戻らないと助言される。
夢から覚めると、いつの間にか鯛太には姉がいることになっている。が、鯛太はその変化にも気付けない。姉の正体がかつての女友達だったことにも。
さらに鯛太の日常は魔物のいる世界に変わっていて、姉と共に魔物を倒す日常を送っていた。
夢で聞いた指輪のことを鯛太が姉に話すと、その反応から姉が指輪を譲渡してきた人物だと気付く。
しかし鯛太は姉に言いくるめられてしまい、結局は夢に出た昔のゲームをプレイする為、姉と共に帰宅するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 20:50:39
117900文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:松葉たけのこ
ローファンタジー
連載
N2064JG
【名は体を表す】と言う。
“そいつ”は一つという建前である。
一人に一つの正体なのだ――という事になっている。
だが、その実は違う。
その身は一つだが、その顔は時による。
詰まる所、その名も一つでは無い。
建前、立場、気分。
時の顔ごとに、人間は別の名前を持つ。
己は何者かを表す為か。
名をいくつも束ねて持ち合わせるものだ。
例えば、高3男子。
どこにでもいる、“万年モブ”。
その名前は、桐矢夕<キリヤ ユウ>。
彼は、ネットの上で名のある凄腕RPGゲーマー。
“常
世の覇者”――として、名を馳せた者。
ゲームの攻略一点において、彼に敵う者はいない。
そんな彼が、事故に遭って死んでしまう。
そして目覚めると、そこはファンタジー的異世界だった。
傍らには、美少女実存だ。
つまりは、異世界転生だ。
その日、彼は“主人公”となったのだ。
その意志に関わらず――
――“運命”が、彼を待っている。
【全てを奪うスキル】と【一つを与えるスキル】。
二つの才を使う、遣わされし“亡者の少年”。
彼は友を探す旅に出た。
その果てに待ち受けるもの。
それは、希望か、それとも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 19:41:51
12947文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
伝説の勇者を、実はただの殺戮者だと評価する死神。論理的に詰められていく勇者。罪を認めるか、認めないか。自分が掲げる正義は、反対からみると悪であることが、この勇者には永遠にわからない。それは魔王たちも同じ。ノルマのなかで生きていく死神にとって、正義も悪もどっちでもいいことになっている。大バカたちの饗宴、バカに救いはあるのか?死んだら治るのバカって?なお話を、ブラックユーモアたっぷりに。
最終更新:2024-07-18 18:39:54
3251文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「…なんだろここ? 見た事のない天井ね……」
敦守真幸(あつもりみゆき、18歳)は、人生初のオンラインゲームでレベル上げ中に、希少《レア》魔獣に襲われて倒された。はずだった。
アバターが倒れたとき意識をなくしたらしいが、気がつくとそこはゲームで復活する神殿の医療室?
しかも姿は自分自身のものになっている。
なにやらゲームみたいな所に飛ばされたけど、なんでこんなことになったの?
私は元の生活へ戻れる?
ここで死んだら私はどうなる?
なにより、自分はここで生き
ていけるの?
助けて月那《ルナ》、兄さん。ヘルプ・ミー!
これは異世界と思われる場所へ、一人で送り込まれてしまった少女が、ガシガシと運命を糸を手繰り寄せながら生きていくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 19:00:00
315689文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:74pt
アリヴィアの計らいを受け入れて拠点をセイントルミズに移した私とニア。アリヴィアのお陰で暮らしや仕事に何の不自由もない。
新しい生活を始めた私達は、いろいろとあってお姉ちゃんが働くカフェ・スウィートでメイドとして普段は働いている。シフォン国が関係することや、自身が必要とするときには、カフェでの仕事を自由に外して良いことになっている。
スウィートの店長がアリヴィアと仕事上の繋がりがあることから特別な配慮をしてくれているからだ。
シャルロットの拠点については、アリヴィアか
らの当初の提案通り残すことになった。
西支部にも、嘱託扱いで在籍を続けている――。
私は、アリヴィアとの壮絶な戦いの後、リアンとも衝撃の再会を果たした。
天真爛漫で底抜けに優しかったあの日のリアンはもういない。
突きつけられた現実は、感情を失って生きている姿。心が壊れた屍そのものだった。
シフォンの光がアリヴィアだとすれば、シフォンの闇を引き受け、アリヴィアの立場を純白に保つことがリアンの役目。残酷の使者として、その壊れた心で無慈悲な粛清の執行を行う。
光を輝かせる為だけに存在する無常の触媒に成り果ててしまった。
目下の現実に心を痛めるアリヴィア。
私は、そんなアリヴィアからリアンの心を取り戻す手伝いをして欲しいと依頼を受けるのだった。
アリヴィアの想いは私の想い。
私とニアは、アリヴィアからの依頼を二つ返事で引き受けた。
失った心、残っているかさえ分からないリアンの記憶。取り戻すことは絶望的に困難。
私の剥奪された夢のように二度と元には戻らないかもしれない。
それでも私達は、無に近い可能性に賭ける道を選んだ。
僅かな希望はアリヴィアが、科学研究都市ティラミスの研究者、ストローベリー博士が記憶に携わる研究をしているという情報を掴んでいたこと。
ティラミスは、南部大陸、学術国家ミルフィーユの首都。世界有数の科学機関と、その傘下の学校機関が集う都市。
ティラミス来訪は、魔導研究者を志す私の為にも有益になる。
そんなこんなで、前途多難が待ち受けているだろう私達の道は、このセイントルミズから新たな始まりを迎えた。
――と、思っていた矢先、その入口から波乱が待ち構えていようとは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 20:21:55
26990文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:陽野 幸人
ヒューマンドラマ
完結済
N2852JD
梅雨が心を濡らす六月下旬。
高校生の明夏は、五月から不登校気味になっている。
雨女と呼ばれている彼女。
同級生と話せない。
居場所なんてない。
いつも一人。
誰か助けて……声にならない言葉は、いつも脳内を駆け巡る。
心にしっかりと住んでいる苦悩は、彼女を嘲笑うように転がっている。
そのような日々が流れていくが、雨が落ちるバス停で不思議な人物と出会う。
新たな関係を築く梅雨の中、空からの雫に打たれている明夏は、再び太陽の下を歩けるのだろうか。
カクヨムにも掲載しています
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 17:20:24
71274文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:KINOKO
ローファンタジー
連載
N3333DS
「日常」、あなたはこの言葉をどう思うだろうか?
私が思うには、日常とは以下のような事だろう。
朝七時頃に目覚ましの煩わしい騒音に叩き起こされ、目玉焼きと味噌汁と白米を腹に入れて学校に行く。
学校に着いたら、適当に四限まで授業を受けて昼休みは友達と昼食を食べながら漫画の最新話の話でもするのだろう。
午後の眠くなる歴史の授業を乗り切って、部活動で嫌いな先輩の武勇伝に愛想笑いをしていたら気付いたら空は暗くなっている。
家に帰れば、録画しておいた深夜アニメを観ながら
夕飯を食べ、その後はお風呂に入る。風呂から上がり、友達と通話しながらゲームでもしていたら11時ぐらいだ。
友達との通話も終わり、お気に入りのAV女優でムスコを慰め、眠りの世界に入る。
これが、「日常」と言うものではないだろうか? この物語の主人公も、私と同じような日常を何気なく過ごしており、私と同じように「つまんない」と思っていた。
ありふれた「日常」、当たり前の「日常」、誰しもがつまらないと思うのは仕方のない事なのである。
だが、この当たり前に享受されている「日常」こそが何よりも大切な物だと言う事に気づくのは、一度失ってからなのだ。
この物語の主人公、神崎悠真はある日突然、「日常」を失った。
突如彼が住む九州の街に顕現した、自らを「神」と名乗る謎の男によって全てを壊された。
破壊、蹂躙、鏖殺、彼の目に映るのは真っ黒な絶望の景色のみであった。
だが、絶望の闇に染まった彼の前に突如として現れた銀髪の少女は、希望の灯火そのものだった。
これは、手を差し伸べてくれた少女と始まる日常を取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 15:45:26
549870文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:473pt 評価ポイント:267pt
作:Wana-wana
現実世界[恋愛]
短編
N1599JH
私立鈴峰学園
この国の数多の良家の令息・令嬢が通う学園だ。
私はここに、紆余曲折あって入学して、なんやかんやあって生徒会長と仲良しになった。
そして今━━生徒会長に壁ドンされている。
どうしてこうなっている。
最終更新:2024-07-15 11:12:22
1358文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
同じ職場で働く彼と彼女。
彼は職場の恋愛はしたくない。
彼女は先輩社員が気になっている。
距離を縮めたい彼女と、その気のない彼。
そんなふたりの話です。
最終更新:2024-07-14 17:00:00
42296文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:24pt
佳代子は優等生だ。でも、友達がいない。
だから、私の取柄は勉強しかない。そしてそんな私はすごいのだ。
そう思っていたのに。
……妹の早世には、友達も、優秀な頭脳もあった。
人物やモノの名前が食品添加物の名称である不思議な世界で、孤独な佳代子を描いていく。どこか不健康で儚い名前を持つ周りと佳代子。人生のさみしさが覗く小説になっている。
最終更新:2024-07-14 08:58:46
15078文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
真ん中に大きな建物。かなりの年季を感じる。そこを中心に放射状に道が走り、国をなしている。
一つの大きな道。活気溢れる市場、果物や、魚が中心になっている。
また別の道では、道具街。日用品はもちろん、剣や槍など武器も売っている。
別のセクションには、手付かずの自然といっていいような森が広がっている。
一際大きな船が港にある。それがこの国の特徴といえる。それほどまでに港は栄えている。
そんな王国の物語。
~第一章 卒業編~
行きます!
これが終わったら、
始めての航海編
世界
の秘密編
国のなりたち編
と続ける可能性があります。
人気があれば折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 00:07:26
1284文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ボーフォール侯爵家には、壁の中に住まう乙女がいる――
ラスガーナ王国の社交界では、そんな噂が流れている。
この国の有力貴族であるボーフォール家は、侯爵家でありながら三大公爵家に勝るとも劣らない影響力を持つ家柄。
その名家の一人娘・ウェンディは、家族に愛され可愛がられている、いわゆる『箱入り娘』。デビュタント以来、その姿を社交界に現したことがほとんどないので、謎に包まれているご令嬢だ。それゆえ『箱入り』よりもガードが固い『壁入り娘』と噂されていた。
そんなウェンディの周りを固
めるのは父と三人の兄たち。
第一の壁――父・アーサーは数多くの武勲を立てた伝説の総騎士団長。「剣聖」の称号を持ち、未だ国内最高の騎士と名高い。
第二の壁――長男・ブラッドリーは父の後を継ぎ、ボーフォール侯爵となっている。王立学院を過去最高の成績で卒業した秀才でもある。現在は国防省大臣。
第三の壁――次男・セシルはシャンベルタン侯爵家の婿養子で、近衛騎士団副団長。
第四の壁――三男・ドミニクは未だ独身だが国一番の商会を営んでおり、いずれ父が叙爵されていたラングル伯爵を受け継ぐ予定。
彼らは異母妹であるウェンディを溺愛し、外の脅威から守ってきた。
しかし兄たちの知らない間にウェンディの婚約が決まってしまった。相手は三大公爵家、スティルトン家の次男・ロードリック。国内の独身貴族令嬢の憧れの的だ。
兄たちは自分の眼鏡に適わない男には妹を渡せないと、ロードリックに試練を課すが――
ウェンディを巡る兄と婚約者の対立&共闘&溺愛のお話。
*********************************
ふんわり設定の世界観です。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 14:24:22
40799文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:20pt
天正十年(一五八二年)六月二日、史実では京都本能寺にて織田信長は家臣明智光秀に討たれた事になっている。
しかし本能寺を急襲した一千を超える兵は、軍旗も掲げぬみすぼらしい装備の謎の集団であった。
後に『本能寺の変』と呼ばれる約二十日間のこの歴史的事件に明智光秀はどの様に関わり、明智家の家臣達はこの混乱の中をどの様に生きたのか。
この物語は明智家の旗印、水色桔梗の元に集った者達の活躍を描いた歴史群像小説である。
最終更新:2024-07-06 21:11:30
379455文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:34pt
作:ルミネリアス
ハイファンタジー
連載
N7895IN
龍スルンツェ。それは最強の生物であり、人族の守護者である。
吸血鬼ローアル。それは最強の魔女王であり、魔族の統率者である。
互いは互いを信じる種族のため、何年にも及ぶ戦いを繰り広げた。
人族は精霊の力を借りて精霊術を、魔族は世界樹の力を借りて魔法を使って戦った。
やがてその戦いは世界へと広がっていき、おぞましい数の死者を出す世界戦争へと発展していった…。
しかしそれは今や大昔の出来事となっている。
最終更新:2024-07-06 12:17:57
252634文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:32pt
作:JunJohnjean
エッセイ
短編
N9530JF
総数30編のエッセイを列挙。あらすじは各編、異なっている。
最終更新:2024-07-06 00:53:46
1373文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:一ノ瀬未那翔
空想科学[SF]
連載
N9571JC
時坂涼真は同じサッカー部の友人、野田健二の動画撮影に付き合い、地図にも載っていない「平坂村」と呼ばれる幻の村を探す旅に出る。幼馴染の前島伊織、生徒会長の水瀬優菜、そして子供の頃に不思議な体験を共有した一条京介も同行する。「平坂村」の伝承が残る、かつて祖母が住んでいた街に涼真は帰ってきたのだ。
「平坂村」には、昭和初期に一人の男性が村の住民たちを虐殺したという恐ろしい過去がある。現在では地図にも載らず、その存在自体が怪しまれる隠れ里となっている。街の人々はこの村を「神隠しの村
」と呼び、また別の人々は「かつて古に存在した幻の大陸に通じる場所」や「失われた聖櫃が隠された場所」、「あの世とこの世の境界」として語り継いでいる。
しかし、その場所は決して人が立ち入ってはいけない禁断の地であった。
涼真たちは、過去の謎と恐怖に満ちた「平坂村」の真実を求めて、不思議な旅に出ることになる。果たして彼らは村の真実を明らかにし、無事に戻ることができるのか。村に隠された秘密とは何なのか。そして、彼らを待ち受ける運命とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 17:22:19
25367文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伯爵家令嬢に転生したエリーゼは両親に溺愛されて育った。
溺愛のあまり子離れできないお父さまに、婚約者のラインハルトがキレそうになっている。
「婿殿、いい気にならない方がいい。うちの家訓は結婚後の出戻りを推奨していてね! エリーゼはいつでも帰ってきていいんだ!」
「義父上(ちちうえ)、いい加減に子離れしてください!」
今にも掴み合いが始まりそうなお父さまとラインハルト。
そんな結婚前夜の幸せなお話し。
前世の記憶が蘇ったことを切っかけに悪役令嬢エリーゼの運命が変わっていっ
た。
悪役令嬢なのに幸せになってもいいのかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 17:09:26
8383文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:14178pt 評価ポイント:13094pt
よぉ。いきなりだけど、あんたは犬派? それとも猫派? なぁどっちだい?
なんて、ははは、どうでもいいんだ。悩ませちまったらごめんな。犬と猫どっちが好きか議論するなんて不毛だよ、不毛。そのことで争うなんて特にな。
しかし、ここにもそんな不毛な連中がいた。猫好きの女と犬好きの男。ああ、女と男と言っても――
「おい、クソババア! そのクソ猫どもをうちの庭に入れるなっつっただろ! うちのロッキーが引っ掻かれでもしたらどうしてくれるんだよぉ!」
「うるさいんだよ! あんたこそ
、その馬鹿犬の夜鳴きをやめさせたらどうなんだい! この飲んだくれ! デブ! 死ね!」
女と言っても婆さんで、名前はアン。男の方は小太りの中年で、名前はドリー。ドリーが着ている白いタンクトップは黄ばんでいて、いつかも思い出せない昔吐いたゲロが染みて模様になっている。
この二人は平屋住まいの隣同士。仕事をしておらず、ともに裕福とは言えない。趣味はテレビ、人の気持ちを考えず言いたいことを言い、嫌われるタイプ。それから不潔で、まあ、こんな風に共通点も多いが、この二人に恋が芽生えるはずもない。歳の差を言ってるんじゃない。猫好きの犬嫌いに犬好きの猫嫌い。こりゃキューピッドも逃げ出すね。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-05 15:00:00
2487文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あなたは、下水道で暮らしたことはないだろうな。私は、下水道に住んでいる。
きっと私の鼻は、馬鹿になっている。あまりにも慣れすぎたのだ。
住み始めた頃は、食事すら口にすることが出来なかったが、住めば都というものだ。
そんな私が、日本のエリートの集う白宮学園に通っていることをおかしく考えるだろう。
全ては私の頭脳というか、悪知恵のおかげと言うか?それでもさ、数え切れない努力をした。
しかしこの学校には、魔物がすむ。天才、奇才、変人の巣窟だ。日頃からゲームと称
して、頭脳戦やスポーツ勝負などが繰り広げられている。
それらのゲームには、ポイントの変動があり。ランキングシステムよって、学生のヒエラルキーが決まる。
私は生まれつき目がいい、相手の表情などや体が機微で感情がわかる。この学園は、化物を作りたいのだろう。だからこそ私は、白都学園に入学を許されたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 09:47:18
1198文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:らいとねきょー
ハイファンタジー
連載
N8521JF
主人公の"水紋 雫"(ミナモ シズク)の将来の夢は"魔法使い"
もっと詳しく言うと、魔法学園に通うこと。
きっかけは小学一年の頃に読んだ魔法学園の迷路だった。
あまりにもドハマリしてしまい、最終的には当時仲の良かった4人組とともに魔法学園に通う夢を見るほど。
やけに現実味のある夢だったこともあるのか、この物語は雫の心をがっちり掴み中学一年生になっても離さなかった。
だが生憎この世界には魔法など存在しない。
周りからは貶され、いつしか
彼女は人の前で夢を見ることを辞めてしまった。
本当は堂々と「魔法使いになって魔法学園へ通う」という夢を語りたい。みんなの前で夢を見たい。
そう思うも夢の出来事を否定される恐怖の方がよっぽど強いのだ。
次第に人前に出るのも怖くなってきてしまい、いつしか不登校になっていた…。
ある日、朝起きると何も無い真っ黒な空間にいた。
「見覚えがある」
彼女は発すると真っ直ぐ走り出した。引きこもりのせいで体力もなくすぐに息切れしたが、それでも走り続ける。
その先に自分の夢があることを直感していたからだ。
気づけば何も無い真っ黒の空間がファンタジーチックな商店街に変わっていた。
雫の姿も真っ黒な髪と目、そしてぐしゃぐしゃの半袖と短パンだったのが水色の髪にと目、服装は寒色系のロリータ風頭巾になっている。
そして、彼女は立ち止まった。
少し深呼吸をし、息を落ち着かせると口を開く。
「みんな…お待たせっ……!」
目の前にはあの日みた夢に出てきた友人たちと学園の先生。
友人たちの姿も夢とおなじ赤、黄、茶の髪の毛と服装。
そう、雫はまたあの魔法の世界に来ていたのだった…。
ここで先生たちに命じられたのは「復活した魔王の封印」
目が覚めると現実に戻ってしまうハンデをくらいながらも魔王を封印させるために葛藤する。
そして、みんなの前で夢を見れるようになるため現実でも自分自身に必死に抗う。
果たして雫たちは魔王を封印し、自分自身に抗うことが出来るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 21:24:53
1948文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:小川文芸同好会
ヒューマンドラマ
完結済
N4624JF
制作 桃猫秌
何と理由はないけれど少し眠れない日に、「こういう時でも、猫に囲まれてたらグッスリ寝れるかもなぁ」と思ってたら浮かんできたストーリー。いわゆる【目が覚めたら知らない所にいた系】。でもその世界は...? たくさんの「何で?」が溢れる世界で、主人公は何を思い、どう行動するのか。
『空間たち』シリーズの第一弾となる、桃猫秌初の二万文字越え作品。彼にとって挑戦でも区切りでも成長でもあるこの作品は、「彼らしさ」溢れる世界となっている。
〈この作品はアルファポリスでの連載
の転用です〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 20:58:52
22294文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:しんこせい(『植樹』コミカライズ2/23から!)
ハイファンタジー
連載
N7533IQ
「思い……出した!」
Cランク冒険者のアルドは、ある日突然前世の記憶を取り戻した。
そして彼は、この世界が自分がやりこんでいたRPGゲーム、『マジカル・キーンシップ』であることに気付く。
「記憶戻るの、遅ぇって……」
ただ残念なことに、記憶を取り戻したのはアルドが三十手前のアラサーになってからのことだった。
既に勇者は魔王を倒し、世界は平和になっている。
ゲーム知識を思い出しただけのおっさんの出る幕などなかった。
「俺、好きに生きていいよな?」
なのでアルドはゲーム知識を使っ
てこの世界を楽しむことにした。
作成不可能なエリクサーを作り出し、強力な魔物をテイムし、貴族家が秘匿している魔法だけでなくオリジナルの魔法まで使えるように!
ゲーム知識を駆使した異世界生活を始めるのは、アラサーからでも遅くない!
※短編の連載版になります。
※今作はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 12:00:00
149932文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:56964pt 評価ポイント:32618pt
1998年1月28日のことだった。
とあるデパートの一角に悲鳴が響き渡った。
その悲鳴を合図に、人々の視線が向かった先では、一人の男が子供を抱きかかえ、手に持ったナイフを突きつけていた。
男の名前は浮世一平。
近くにいた小学生、新谷瑞樹を人質に取って、迫る人々から逃れようとしていた。
その浮世に近づこうとしている人物が二人いた。
一人は後にノーライフキングと名乗る男で、もう一人はアンタッチャブルと名乗る少女だ。
二人は浮世に声をかけながら、慎重に近づいていた。
この
時、周囲を囲う野次馬の多くは浮世のナイフから滴る血を目撃していた。
新谷に怪我をない様子を見るに、そこに至るまでに何者かを傷つけてきたのだろう。
一歩でも間違えれば、新谷も傷つけられるかもしれない。
その緊張感の中で、ノーライフキングは説得を重ねた。
「分かった。君の願いを聞こう」
そして、ノーライフキングがそう言った瞬間、浮世は目に見えて警戒を解いた。
その瞬間、アンタッチャブルが浮世との距離を詰めて、一気に手を振るったかと思えば、浮世の握っていたナイフが宙を舞った。
見れば、アンタッチャブルの腕は刃物のように変化し、浮世のナイフを薙ぎ払ったらしかった。
その変化に人々が驚いている中、アンタッチャブルは更に腕を振るい、浮世の手足を吹き飛ばしてから、その場に浮世を拘束した。
その隙にノーライフキングが新谷を保護し、人々は目の前で起きた凄惨な光景に絶句する。
こうして事件自体は収束するが、この事件は様々な批判を生むことになった。
しかし、それらの声も政府による一つの発表と、それに関連する類似の事件が発生したことから、次第に収束を迎えることになる。
その時の発表というのが〝怪人〟という人ならざる存在と、それを倒すために生まれた〝超人〟という一種の超能力者の存在だった。
やがて、浮世一平の起こしたこの事件は〝最初の怪人事件〟と呼ばれるようになる。
あれから25年が経過した2023年の2月の末。
現在、超人も、怪人も、世間の常識となっている。
※「ノベルアップ+」に投稿している同名作品と同じ内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 21:00:00
525495文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
作:Co.2gbiyek
純文学
完結済
N2148JD
マエザワ・ユウゴは先月から新しい職場で部長会のための資料作成の仕事を始めている。
今度の職場ではユウゴは一回りも年下の正社員ヤマグチに馬鹿にされていた。ユウゴは45歳になっていた。
前妻と別れて5年、アキコと再婚して2年が経っていた。
ユウゴは新卒で入った会社を4年で辞め、それからずっと派遣社員として働いていた。
アキコと2人で働いてようやく生活が成り立つ、今の生活を続けるので精一杯だった。
養育費を支払い続けているのも重しとなっている。
アキコは別の派遣会社から来ていた
派遣社員だ。
ユウゴと同じように正社員を辞めていたので価値観が合った。
これからの人生に安心と安定といったものがないかわりに希望を語った。
子供をもうけることはおろか、家を買うなど到底考えられそうになかった。
アキコが嬉しそうに人生の計画をノートに書き出すのがユウゴにはうっとおしかった。
まるで、自分には到底できもしない未来を要求されているようで息が詰まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 12:43:33
37208文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
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