40年前――。
魔術・超常現象・超科学が交錯し、異形・魔物・神話生物が支配する【奈落異界・ケイオス】のゲートが現代日本に開いた。
【境界圏・黎界】。妖しい光彩の結界に覆われたこの領域は、一度足を踏み入れれば生還率50%を切る人間の命など虫
けら同然の暗黒地帯だ。
しかし、人々は次第に魔術や超技術で武装し、黎界は魔術師や科学者達が日々暗躍し様々な超常事件が日常茶飯事に起こる無法地帯と化していった。
【魔王級召喚事件】から2年後ーー。黎界に迷い込んだ陰キャ女子高生の【鏡子】は、偶然異界の神々の加護を授かり、魔術師組織【宵の明星】に拾われた。
鏡子はそこで、心に深い傷を負った黎界最強の魔術師【亜蓮】と出会う。
このお話は、人知を超えた異界と現世の狭間――黎界で暮らす人々の日常譚。
ゆっくり展開ですが、恋愛やTSエピソードも入ってくる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 07:33:14
141270文字
会話率:32%
宮本悟、宝治氷魚の二人は、『ピノッキオ機関』と呼ばれる魔術師組織から招待状を送られた。
指示されたその場所を訪れた悟たちだったが、そこには同じように集められた五人の魔術師がいた。
そして、『ピノッキオ機関』の使いを名乗る仮面の少年から告げら
れる。
この場の全員で魔術儀式を行ってもらう、と。
それは、悟たち魔術師がそれぞれに創造した疑似生命体を本物の生命体へと昇華させるための儀式だった。
だが、その儀式で本物の生命を得ることができるのは勝者の三名だけで、敗者となった疑似生命体たちは、その仮初めの命を失う、ということだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 22:38:55
116202文字
会話率:43%
魔術師組織の『死霊術師リリー』は、死霊術が使えなかった。
幼馴染の少年ラスティに死体役をやってもらうことで、死霊術師のふりをしていたのだ。
そこまでしてリリーが組織にいたかった理由は、人類の敵である"天変の四魔神"を倒
すため。
しかしリリーの死霊術の才能は開花することなく、時間だけが過ぎていっていた。
そんなある日、リリーたちが所属するベステア支部に"天変の四魔神"の一人、"死の魔神"が襲来する!
"死の魔神"の力は想像を絶しており、人々は死に絶えていく。
魔術機関ベステア支部。
総勢四百名のうち、リリーとラスティ以外の全員が死んだ。
この死と隣合わせの経験によって、リリーは死霊術の才能に開花する……!
しかしラスティは気づいてしまう。
自身がすでに死んでいて、リリーの死霊術によって動いていることを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 19:02:49
58673文字
会話率:25%
――世界は新たに生まれ変わった。
あの時の絶望を繰り返さない為に構築された魔術師組織。対天使人類救世組織・セヴィア。
彼らは日々迫り来る天使を倒していたが、ある日、何らかの影響で天使のエネルギーを感知する宝珠が故障してしまう。
それは天使
の統率者である大天使が世界に降臨するという予見だった。
これにより、セヴィアは新たに対大天使専用の特殊部隊を編成することを決意する。
その名はアーツエンジェル。
そして、特殊部隊に入るのは魔術師の中でも、より特別な力を持った四人の少年少女。
その眼は先を読む必中の神眼、その手は全てを破壊する滅具、その胴体はあらゆる攻撃を防ぐ盾。
そして、その足は次元をも置き去りにする神速の閃光と化す。
「過去は繰り返さない、今度こそ、何に代えても絶対に! 世界を守ると誓ったんだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 00:49:19
20849文字
会話率:46%