一人で過ごす時間を ー自由ー と呼び、それをこよなく愛する会社員健之。ある日彼は不慮の事故で命をおとす。人の死後は一位から六位の順位に分けられ、上位の人間は二度目の世界へ、下位の人間は天国へ行って労働を。そういう辛い事実と共にその順位が最
下位であることを告げられる健之。自身を覆う闇に負けていた。事故死がなかったとしても、その後自身の闇に反撃する場面はなかっただろう、という最下位選出理由を知らされるが健之は反論ができない。
だが最下位の人間は無条件で天国へ行くわけではなかった、「最下位の回廊」と呼ばれる敗者復活戦へ進み、二度目の世界へ辿り着くものもいるという。しかしそこは安全に進める場所ではなく、番人と呼ばれる存在に遭遇すれば殺傷されることもある。それでも ーまるで刑務所ー と自身で例えた天国行を回避するため、彼は最下位の回廊を進むことを決意する。
一人で過ごす時間を、ー孤独ーと呼び、これを恐れ続けた真愛。社会人となった彼女は明るい性格の女を装い、暗い学生時代を隠そうと努力していた。だが思うように孤独から逃れることができない。うまくいっているかのように思えた関係もすぐに終わり、初めてできた友人や恋人にも同時に裏切られてしまう。その事で自害してしまう真愛は、死後最下位の回廊を進むことになる。最初から高難易度の扉をあけてしまう真愛だったが、「番人」が同乗する危険なバスの車内で健之と出会う。そして二人はパートナーとして、回廊を共に進むことに。
外見では味方か敵か、見分けることのできない番人に翻弄されながら、様々な形で仕掛けられた罠を回避していく二人。命がけの選択を次々と迫られていく中で、次第に信頼関係を築いていく。互いに自身か持ち合わせないものばかりを持つパートナーと冒険をすることで、少しずつ変化していく健之と真愛。
やがて自分の生き方が間違えだらけであったことに真愛が気がついた時、健之は人生で初めて自身を覆う闇に反撃を仕掛けるのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 20:02:40
171328文字
会話率:40%
白髪の少年が燃える村の前で泣いていた。その村は今間違えだらけの世の中を正すため立ち上がろうとしていた、だがその村はあまりにも弱すぎた、反乱分子とされその村はわずか数十分で焼かれた、村人のほとんどは死に絶えた。数人の子供たちは連れていかれた。
残ったのは一人の少年だけ。
少年は嘆いた。自分には大切な家族を守る力も、愛する少女を取り返しに行く勇気も何もないと。少年の心の中をたくさんの感情が入り交じった。すべてを奪った敵への怒り、両親を失った悲しみ、そして何よりも自分自身を恨んだ。少年の中で何かがその日壊れた。ボロボロ何かがこぼれ落ちる。少年の人の心が消える。少年に残ったのは負の感情だけ、少年は人間をやめた。
その日から両親の仇を討つため、仲間を取り戻すため、敵を殺すため、鍛練を積んだ、経験を積んだ、人を殺すためだけの技を研究した、月日が流れた、気づけば数年がたった、少年は時が熟したと旅立つことにした。少年の討つ敵は一つの国家だ。ただの国ではない、その時代最も大きな国だ。名は、”クリムガル帝国“軍事力はもちろん財力、国土どれも大きかった。とても人独りでどうにかできるわけない。しかし少年は気にしない、彼を動かすのは、その国に対する怒り、悲しみ、恨みただそれだけなのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメントかいいね下さい。三つ来たら続き書きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 20:35:21
8475文字
会話率:47%
くたびれた元営業マンであった私は職を辞し、日雇いのアルバイトをしながら生計を立てている。
上手くいかない転職活動。前職での後悔の数々。
(どこで失敗したんだろうか)
間違えだらけだったように思える過去に思いをはせ、”何者でもない”今の
生活の方が幸せなような気もする。
ある日アルバイトを終えた俺は、ある事件に巻き込まれてしまう。
目を覚ますと、そこには剣と魔法のファンタジー世界!
でも、ここは……牢獄!?
新しい生を受けたかと思えば、待ち受けるのは身に覚えのない贖罪の日々!?
間違えたのは分かってるけど、やり直し位しっかりとさせてほしいんだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 10:21:42
29731文字
会話率:24%
10年前から君に片想いをした。
先輩であり、幼馴染のあの子にずっと片想いをして、でも、君は僕に笑顔でそう言った。
「私、彼氏ができたの。」
そんな言葉が僕の心に響いた。
僕はその想いを断ち切るために告白された彼女と付き合うことに。
そして、
いま僕たちの間違えだらけの青春物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 19:57:45
788文字
会話率:50%
私の間違いは、どうしようもないぐらいにどうしようもない。
キーワード:
最終更新:2015-07-06 23:07:18
72953文字
会話率:37%
間違えだらけの異世界へ
そんな物語です
最終更新:2015-04-22 11:31:51
2493文字
会話率:29%
解答紙に色々と書き入れていたが、結構間違えだらけだったらしいです
キーワード:
最終更新:2014-06-27 21:03:08
350文字
会話率:0%