異界に住む妖異たちが異洞門をくぐって現世に現れ、人間に害をなすとき、妖異を祓う役割を担っているのが邪祓士(じゃふつし)と呼ばれる現代の陰陽師だ。
優秀な邪祓士(じゃふつし)ではあるが、性格的には非社交的で斜に構えることの多い高校生、鷹鳥忍(
たかとりしのぶ)の前に、異界の妖異の王の娘、狂亜(ふれあ)が現れる。狂亜は鷹鳥忍が、四年前、自分を助けてくれた鷹鳥神威の息子であることを知り、自分のために命を失った神威の恩を返すべく、妖異に襲われ窮地に陥った忍を助ける。人間と対妖異、互いに相容れない存在として敵対しあう世界で、二人はいつしか心を通わせるようになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 17:45:21
83570文字
会話率:54%
邪祓日常編。
本編で語られなかった、仕事や小さなエピソード集となります。
一話一話の時間軸、季節、文字数はバラバラです。
邪祓本編のネタバレを含みますので、こちらを読む前に本編を読むことを推奨します。
最終更新:2021-02-10 18:20:17
8665文字
会話率:52%
自殺志願者である女性、伊藤未無は、山の中にあった社に迷い込む。
そこで出会った不思議な男御影に流されるまま、謎の仕事邪祓を始めることに……。
最終更新:2020-12-26 12:13:28
176665文字
会話率:59%