この街には、証拠を欲しがる人間が多すぎる。
浮気の写真。
別れの口実。
退職の代行。
夢を諦める理由。
だが本当に欲しいのは、そんなものじゃない。
元弁護士の探偵が営む小さな事務所。
ここに来る依頼人たちは、みんな決断の前で立ち止まっ
ている。
俺は証拠を集めることもできる。
法的に追い詰めることもできる。
だが、背中は押さない。
壊れない選択肢をひとつ置いて、あとは本人に任せる。
証拠なんてなくても、人はちゃんと分かっている。
――だから。
「証拠はいらない。」
迷える夜を扱う、少しだけハードボイルドな連作短編集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-12 21:30:00
52750文字
会話率:62%
家族と縁を切った女性の相談。
壊れるほど傷ついても、「親だから」と離れられない人は多い。
だが、無理に一緒にいることだけが正解じゃない。
離れたくて離れたわけじゃないなら、
戻りたくなったとき、壊れない距離で戻ればいい。
証拠なんてい
らない。
必要なのは、自分が壊れない選択だけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-25 21:30:00
1018文字
会話率:47%
友達なのに、一緒にいると疲れる。
距離を置いたはずなのに、罪悪感だけが残る。
それでも――無理して続ける関係が、友達なんだろうか。
今日も、悩みは証拠なしで持ち込まれる。
最終更新:2026-02-24 21:30:00
738文字
会話率:59%