小野宮流の有名人物として、藤原実資がいる。道長と同時代の人物で、コミカルな伝承が多いが、道長の御堂流からおとしめられて伝承されているのか、または御堂流からにらまれないためにおどけた振る舞いをしていた可能性が考えられる。
最終更新:2024-11-24 00:00:00
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会話率:0%
長元三年(一〇三〇年)、右大臣藤原実資は自身の日記「小右記」を編集し、小野宮流の有職故実をまとめようと決意する。日記には欠落があったため、長年つきあいのある優秀な女房・紫式部を招いて確認すると、紫式部は、編集に協力したいと言い出し、実資の邸
に通ってくるようになる。だが、ある日突然、紫式部は現れなくなる──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 08:10:00
15493文字
会話率:17%
時は平安時代。鶯が高く啼き、朗らかな陽気に包まれる平安京に、針を持ってして身を立て、家を立てる一人の貴族――「針博士」が居た。名は「薬袋実資」。
この物語は、その薬袋の養子である白髪の少女「蓬」の視点から、針博士としての彼を、師としての彼を
、そして自分の青春を見つめるものである。
「小右記」で有名な小野宮家「藤原実資」も登場。1002年辺りを舞台とした、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 02:21:06
22579文字
会話率:48%