仲間なし、名誉なし、生活の余裕なし。あるのは多額の借金だけの落ちこぼれ探偵 桜井 博はいつものようにオフィスで依頼を待っていた。そこに現れた大男からの依頼は「本を修理して欲しい」とのこと。しかし、その本は真っ黒いシミが広がり、どす黒い煙が
もくもくと上がる世にも奇妙な本だった。
何だかんだあり、依頼を受けることにした博が本を開くと、激しい頭痛と目眩が襲い意識を失ってしまう。
再び目を覚ますと、目の前には緑が広がる森と真っ赤な頭巾を被る少女の姿があった――――
持ち合わせたているのは推理力と探偵根性のみ。目的はヒーロー・ヒロインの救済と借金返済。三十路の落ちこぼれ探偵が終焉という理不尽な運命へ向かう本を修正いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-18 02:17:21
8760文字
会話率:45%
シャーロック・ホームズに憧れる青年 西宮祐太郎は、幽霊にとり憑かれていた。
幽霊の目的は、様々な殺人事件を解決して成仏する事だが、そうするには、祐太郎の力を借りないといけない。
幽霊 沢田春樹無事に成仏する事が出来るのだろうか?
落ちこぼ
れ探偵と我が儘幽霊が送る名コンビの名推理をご覧あれ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-05 05:57:45
216文字
会話率:0%