若き将軍の補佐官として働くリリアーヌは、行き遅れに片足を突っ込みかけた25歳。
彼女はある日、自分の上官であるシャルル・レミ・デュノア将軍(20歳)と結婚するよう命じられる。
これも任務だと受け入れたリリアーヌは、自分の方が年上で部下なのだ
からとシャルルとの結婚生活に前向きに挑むが、シャルルの方が遠慮がちで――
※本編27話+番外編8話
※番外編は内容エグめです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 20:00:00
94221文字
会話率:41%
一瞬一瞬に死の影が感じられ、終わりの見えない戦争が続く時代、一人の若き将軍が国民を守るため、あくなき闘いに挑む。その勇気と英雄主義で伝説となったこの司令官は、「占領者」というニックネームで戦争の象徴となる。殺すために戦い続けてきたこの男が、
思いもよらない感情に出会う: 愛だ。目の前に立ちはだかる敵の王女が、彼の心の鍵を握っていたのだ。愛し合う二人は王国を追放される。ふたりで新たな人生を築こうとするも、王女が患った不治の病がふたりの幸せに影を落とす。人生最大の愛を失い、インベーダーは絶望の淵で身悶えする。すべてが終わったと思ったその時、父なる時が現れる。彼はインベーダーに、インベーダーにしかできない仕事を与え、その見返りに恋人を救うと約束する。何が起こるかわからない中、インベーダーはファザー・タイムが差し伸べた手を取り、未知の世界へと一歩を踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 06:26:24
7798文字
会話率:0%
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」は、ある日突然に異世界「地球」と”門”で繋がれた。世界の壁を越えた交流と貿易は、ライズ世界に多くの富をもたらす。
しかし魔法技術の対価として地球からもたらされたのは、進んだ医学や科学技術だけではなかった
。
ライズの列強諸国はそれぞれが地球の大国と結びつき、彼らが生み出した戦車や飛行機を導入し、軍拡を開始する。
力は不信感を生み、やがて最初の銃弾は放たれた。
クロア公国で起こった泥沼の内戦もまた、ライズ世界を二分する動乱のひとつだった。
物量に勝る帝国派に対し、敗色濃厚な大公派は若き将軍を抜擢する。彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。
「何をしても怒らない男」と嘲笑され、日陰者に甘んじてきた優男だった。
多くの者が彼を侮り、軟弱者に自らの命運を委ねるしかない大公派の運命を嘆いた。
だが、赤毛の将軍には窮状を覆す強い意志があった。
彼が参謀長として指名したのは、舌禍事件でドイツ陸軍を放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。彼女の作戦こそが祖国を救うと信じて……。
そんなあぶれ者と問題児のコンビが挑むは、勇将ジョージ・パットン。
祖国アメリカが支援する帝国派の勝利をかけて、歴戦の指揮官は2人に牙を剥く。
「好きにやって良いと言うなら、せいぜい派手にやらせてもらうわ」
強敵を前に不敵に笑うヴェロニカは、必勝の策を打ち出す。それはライズに収まらず、地球諸国すら巻き込んだ大作戦だった。
降臨暦942年、ライズ史で名将として語り継がれることになる両者が、初めて相まみえた「イリッシュの戦い」の記録である。
※過去作『イリッシュ大戦車戦 ~王立空軍物語外伝~』を再構成・大幅加筆した作品です。
※カクヨム様でも掲載しています。
※『王立空軍物語』シリーズの設定や一部メカニックは、ホームページにて解説しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 08:41:11
104004文字
会話率:20%
硝石収集局、奇譚拾遺使、兵要地史局……これらは表向きの任務とは異なり、国内外の情報を収集し、分析し、国政を担う者のもとへ報告する、いわばスパイたちの名前である。
婚約破棄されて領地に帰ってきたサファイルーズ姫は、幼いころから好きだったおとぎ
話を全国・全世界から集める『御伽噺収集局』を父親である伯爵にねだって設立してもらう。婚約破棄を言い渡したジルコニード第一王子も、辺境伯として辣腕を振るう父親も、辺境伯と手を結び権勢を手にしたいオルジェード第二王子も、集められた凄腕密偵たちも、皆確信する――(この姫は、婚約破棄された身の上を儚み、内政に身をささげるつもりなのだ……)。ただひとり、サファイルーズ姫本人を除いて。
「小さい時の夢が叶ったし、なぜだかみんな協力的だわ! 婚約破棄は悲しいけど、これからは素敵な物語だけを読んで生きていくのよ!」
そしてもうひとり、隣国の国境の砦を預かる若き将軍、“鉄壁卿”フリダール少将もサファイルーズ姫に目を付けるのだった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 21:37:39
2582文字
会話率:32%
ノクテラ王国では聖女ジェーンが神託の塔に引きこもっていた。原因はパーシヴァル王子に婚約破棄を言い渡され、失恋したからである。ジェーンは飲んだくれ、気持ちが落ち込んだせいで聖女の力が減衰して国土を守りきれなくなっていた。そこへ、若き将軍が妙案
を持ってくる。
※この作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 11:10:13
3941文字
会話率:45%
ガルニア大陸の西側にある国、エルタニア皇国。
貴族出身で若き将軍ベルトランは溜息を吐きながら、今日も国境最前線にあるサン=マルケス要塞の執務室で仕事に追われていた。
それもそのはず。彼には平民出身で優秀な小さな補佐官、カサンドラ准尉
がいるが、彼女は事あるごとに仕事を振り付けてくるのだ。
とはいえ、彼女自身も常人の数倍も仕事をこなしており、到底文句を言える状況ではない。
だが、このままでは間違いなく過労死してしまう。
というか、彼女が配属されてからの一年間、ずっと敵であるタワイフ王国とは膠着状態なのに、こんなに忙しいなんておかしいだろ。
身の危険を感じ、部下からのパワハラに耐えかねたベルトランは、一念発起する。
「よし、今度こそ将軍なんてもう辞めよう」
これは、七年間最前線で常勝不敗を誇りながらも引退したい若き指揮官と、そんな彼をなんとしても引き留めたい小さな補佐官の、すれ違う想いの攻防戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 20:00:00
142722文字
会話率:47%
精霊の血を引くザーフィヤは、美しいが小柄で非力だった為、村ではお荷物として扱われていた。
ある日、ザーフィヤは一人でいるところを攫われ、更には途中で捨てられてしまう。縛られたまま地面に転がる彼女の前に現れたのは、奴隷出身の若き将軍、マジュヌ
ーンだった。
マジュヌーンに助けられ、ザーフィヤは彼の館で暮らし始める。彼女はマジュヌーンへの思いを募らせてゆくが、残虐な暴君、バフダルが美しい彼女に目を付けた。
こんな方におすすめ:
夢のあるお伽話が読みたい
細かいことはいい
※人が攫われたり、奴隷市場があったり、遊びで人を殺す暴君が出てきたりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 21:42:29
15581文字
会話率:30%
(第二部開始しました)
その晩、帝都は一夜のうちに制圧された。奇襲を仕掛けた軍を率いていたのは、かつて王女の奴隷として帝都にて飼われていた経歴を持つ青年だった。
奴隷の身に落とされた少年は、いかにして復讐を遂げたのか?
……少女は愚
鈍と無邪気を装い、幼い頃から周囲の目を欺いてきた。少年は復讐の矛先を据えかねていた。二人の主従は一つの目的のもとに手を結ぶ。すなわち――帝国を、滅ぼせ。(他サイトにも転載しています)
第一部
【表層編】若き将軍の視点から帝国で起こる数々の事件が語られる出題編。
【深層編】帝都で暗躍する主従と、その策略を紐解きながら描く解答編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 18:58:08
1359477文字
会話率:40%
【白い声】の持ち主であるオディーリアは、その歌声で人々の病気や怪我を癒す聖女。
婚約者である王太子イリムとの結婚を目前に控えていたが、戦で敵国の捕虜となったイリムに彼の命とひきかえに売られてしまう。
イリムに毒を飲まされ、白い声も失って
しまったオディーリア。
オディーリアを買ったのは、新興国ナルエフの若き将軍レナート。彼の策略によりオディーリアは戦場の女神と崇められるようになり……
いわゆるざまぁ系逆転劇を目指してますが、書きはじめたら溺愛モノっぽくなりました。
※アルファポリスにも掲載してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 11:58:21
75909文字
会話率:51%
結婚式目前に婚約を解消された子爵令嬢のセシリアと、結婚式当日に花嫁に逃げられた若き将軍シュナイダーの、出会いから成り行き婚を経て、想い合う本当の夫婦になるまでの物語。
最終更新:2021-04-04 14:47:25
32641文字
会話率:41%
西の王都の宮殿が、滅びの炎に包まれる。それがすべての始まりだった。
赤い瞳をした巡礼者。陰謀劇に興じる新王と貴族たち。北の地の女騎士。叛逆者として追われる若き将軍。第四王子を名乗る謎の一党――西の王都を見舞った災厄を皮切りに、運命の歯車
は回り始める。
四大王国に支配された大陸アムスホルンの、滅びと再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 17:00:00
1846228文字
会話率:45%
神は宇宙を創り、様々な種族を産み出した。
エルフ、ドワーフ、亜人…そして人類。
人類は僅か十万年で、本格的な宇宙開拓時代に突入し、それは多くの種族を巻き込んだ銀河間戦争時代へと突き進んで行くこととなる。
そんな時代に、MSIA(火星宇
宙統合軍)の若き将軍、マサキは「ただのんびり生きていきたい」という熱意で名を馳せていくこととなるのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 19:59:47
1175文字
会話率:0%
オルフェルノ王国の若き将軍と孤児の娘。
本来であれば重なり合うことの無かっただろう二人の人生は、偶然の出逢いと惹かれあう一途な想いに結び付けられて、身分差なんてなんのその、国王と教会さえ味方に付けて、共有のものとなった。
結婚式を済ませ、愛
しい妻と甘い新婚生活を謳歌したい将軍だが、そういう訳にもいかないようで……。
海を越えてやって来るケンドルオール軍を、西の玄関口、領都ルクセイアで迎え撃とうとする将軍。彼はその戦いに海の義賊クレメントを引き入れようと画策する。
※蒲公英と冬狼の続きになります。
こちらだけでも読めるとは思いますが、前作から読んでいただけるとよりわかりやすいのではないかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 07:00:00
101515文字
会話率:30%
――エディルフォーレ、あなたは雪女王の支配する国。
囚われの身となった敵国の若き将軍と、彼を監視する奴隷の少女。
雪女王の支配する国・エディルフォーレで、言葉の通じぬふたりは鉄格子越しに互いの心をたどる。
青年軍人と彼に育てられた少女の、八
年を綴る異世界恋愛譚。
※2014年に一迅社アイリス文庫さんで書籍化されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 20:06:08
251245文字
会話率:38%
婚約していた王子に裏切られ無実の罪で牢に入れられてしまった公爵令嬢リーゼは、牢番に助け出されて見知らぬ男に託された。
サブタイトルは mobipon様に考えていただきました。
5月15日、元第二王子と似てしまい混乱しそうだったので、リーゼ
の実家の家名を変更しました。
(ヴァネル公爵→サンティニ公爵)
アルファポリスさん、マグネット!さんにも投稿しています。
(C)2018 Kana Suzumoto 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 19:14:41
126758文字
会話率:40%
魔術が全ての世界。
とある大国で農家として暮らすオーザの平穏な生活は、隣国の侵攻によって崩された。
若き将軍“オーシュタイン”の破魔の力の前に、魔術で作られた防護壁は呆気なく崩壊。その侵攻を許していた。
しかし、過去に前例のない破魔の力を持
つ者はオーシュタインだけではなかった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 15:24:21
4807文字
会話率:37%
「全奴隷を解放する!」
奴隷解放軍の若き将軍オーロリオンのかけ声とともに、奴隷たちが立ち上がる。神話の端境の時代、アルカディア王国は各地を制圧し、奴隷を使役し神聖都市国家を樹立していた。そこに人柱奴隷として連れてこられたアーレフは奴隷として
の運命から立ち上がり、双子の姉を連れ都市から逃げ出す。その後生き別れた姉を捜すため山岳神殿都市で大弓引きの石工奴隷ソレスと出会い、バビロン王国から村を守るために胸から不思議な剣を出したアーレフ。かつての奴隷仲間リーリウムや、ガレー船奴隷のシリウスと知り合い、奴隷解放軍を作り出していく一方、アーレフはアルカディア王国庶子レェード皇子別名黒い悪魔と出会い、その身に宿る剣のために激しい拷問を受けるが、仲間に助けられる。しかしその直後心の支えでもあったソレスが瀕死となり、自らの剣で絶命させ憎しみの炎を燃やすこととなる。姉レティーシアが父が、大切な者の全てがレェード皇子に殺されていたからだ。
レェード皇子を殺すために山岳神殿都市アナトリアに向かったアーレフは、自分の住んでいた場所で自身の出自を知ることとなる。アーレフ自身もまたアルカディア王国の皇子であり、母の故郷北はガリアの破滅の剣を身に宿して月食の時に生まれた破滅の神の魂を肉体に持つという忌み子だったのだ。
レェード皇子を殺し、アルカディア王国を崩壊させ、全奴隷を解放する。
ギリシャ第一次奴隷戦争以前の世界を想定して描いたローファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 18:25:48
87205文字
会話率:40%
一つの国があった。その国は大きくなり過ぎた。理由は聡明な帝の誕生である。周囲の国々を食らいつくしたその国に勝る者はなかった。しかし、その国が唯一手を出せない領域がある。北の大地は悪霊が住まうと言われ、古来より「護衛壁」と呼ばれる壁を作りそ
の侵入を阻んできた。若き将軍ゼノ=アキュラは親族の罪により、この地へ流刑とされる事になる。生き延びるためにさまざまな事に挑戦するゼノ。そこで出会う北の部族の生贄候補の少女たちと補佐人、さらには部族を守る守護霊との関係。それは死ぬためではなく生かすための旅。少女らの運命を覆すために、ゼノはその旅に同行する。
カクヨムにも投稿しています(https://kakuyomu.jp/works/1177354054886260090)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 15:02:19
83048文字
会話率:55%
圧倒的な軍事力によって大陸の覇権争いに台頭した帝国。その立役者ともいえる帝国軍の若き将軍、ルキウス・アルトリウスは理由を告げる事もなく軍を退役してしまう。そんなルキウスが名誉や地位を捨ててまで選んだのは、都市から遠く離れた田舎での隠居暮ら
し。
元将軍にして読書と煙草をこよなく愛する彼の邸宅には程なくして、不思議な使用人が多く集まりだす。その訳ありの使用人達と田舎の屋敷で平和な生活を送るために、ルキウスが様々な問題を頑張って解決するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 00:00:00
116162文字
会話率:37%
初めて大和の地を手中に収めた大王の娘である伊賀姫。
幼い頃から男装し、父や兄を助けるために戦に出ることも恐れなかった。成長した伊賀姫は、王族の妻となった隼人族の女首長・阿多姫と出会い仲良くなる。
喧嘩ばかりの武人の武渟川別や若き将軍
五十狭芹彦と共に阿多姫の領地を訪れた伊賀姫は、阿多姫から大王に提供すると言って大量の武器や甲冑を見せられるが、その意図を疑う者たちがいて――。
『日本書紀』『古事記』の崇神天皇紀を基にした古代史ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-02 00:36:52
49940文字
会話率:42%