人を異形のバケモノへと変貌させる病『ヴァンパイア・シンドローム』の蔓延によって、日本に残される領土は九州の最南端『鹿児島』のみとなった。
生存権の奪還と吸血鬼たちの殲滅───それを悲願と抱える第四五独立鉄騎連隊〈サツマハヤト〉は人型兵器を
用いて、抵抗をつづけるも勝機はまるで見えそうにない。
そして、東京育ちの少年・島津鋼太郎は〈サツマハヤト〉に所属する軍人ながらも、その性格ゆえに周囲との衝突を繰り返していた。挙句についたあだ名は”狂犬”である。
「俺の居場所はここじゃねぇ。どんなことをしてでも東京に帰るんだ」
そんな信念を抱いた鋼太郎のもとにとある誘いが持ち掛けられる。
問題児ばかりを集めた特殊機甲技術試験小隊────通称『ケロベロス小隊』への勧誘だった。
そこで出会ったのは地元をこよなく愛する少女・天璋院茜。鹿児島を大好きな変人少女と、東京への帰還のために戦う鋼太郎。両者の対立は必然といえよう。
自らの尊厳と居場所を取り戻すためのハードアクション・ここに堂々開幕ッ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:00:00
101024文字
会話率:42%
彼女の日課。
部屋に閉じこもって、女磨きをする。
決して僕のいる場所では行わない。
それは自らの尊厳を踏み躙られるからから。
さてはて、如何に?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
前にも言った気がするこの一言。
『綺麗さで穢さないで』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:35:03
1049文字
会話率:42%
神殺しの物語。
自らの存在を維持するために数千年にわたり自ら生み出した人類に血を流させてきた者。
すなわち神。
黒の代行者と白の守護者。
それは人類を守るため、自らの尊厳を守るため、自らを創造した神々に刃向かうもの、神を狩る者達。彼らは
歴史の陰に潜み人類を争わせ、血を流させ続けてきた神々を密かに狩っていく者。神々のもたらす理不尽な死から人類を守る者。神々の楔から解き放たれ可能性に目覚めた者。新たなる秩序と混沌の守護者。人類の持つ剣と盾。
魔人族でありながら魔術を扱えないシロは、魔人族の中では欠陥品と呼ばれ、まともに人として扱われずにいた。
これはそんな彼が戦う術を身につけ、やがて神を狩る者へと成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 19:24:06
28763文字
会話率:17%
ある朝目覚めると『僕』の体はおもちゃの人形になっていた。
あるのは人間だった頃の記憶と、洋上に積まれたガラクタのみ。
手を変え品を変え体を変え、様々な手段でもって洋上からの脱出を試みる『僕』。
海を渡り、陸を駆け、自らの体を探し求める『僕』
は、多様な存在と接触を重ねていく。
友人、同類、異物、そして害意をもった敵。
それらに対して、時に立ち向かい、時に逃避し『僕』は少しずつ自分の体へと近づいていく。
目的は体だけではない。自らの尊厳を取り戻すため。
ちっぽけで小さな『僕』の旅路の先にあるものは、果たして希望か。
カクヨム、ノベルアップの方でも投稿してます。
7/12 最終話公開。
読んでくださった方ありがとうございました。
これから読む方はよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 17:00:00
142617文字
会話率:26%
普通の人間から生まれた不死の少年、ユリスは忌子として蔑まれ、親を失い自らの尊厳も失った。
それから数年が経ち近隣の森住み着いた魔女への生贄としてユリスは捨てられた。
その森で2度と見たくもないと思った人間に出会う、然しそれはなんと魔女だ
った⁉︎
魔女に気に入られたユリスは持ち帰られる事となり魔女と不死の少年の奇妙な同棲生活が始まる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-23 18:14:21
2289文字
会話率:23%
ある男は、何のゆかりも無い町で、息を殺してじっと耐えていた。彼の住む家は空き屋で、食事はその家にあった缶詰や保存食だった。彼は特段追われる身という訳でもないのに、一人潜伏生活を送っていた。彼の家族は、彼のことを死んだものと思っていた。確かに
彼は、社会的な意味では死んだ者かも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 18:00:00
1285文字
会話率:0%