[1日1話更新]
自他共に認める美少女である私──有栖川花蓮(ありすがわ かれん)はある日、とある男子生徒に呼び出される。
もしかしてまた告白かと思っていた私だったが、その男子生徒──桜田伊織(さくらだ いおり)はただ落とし物を渡すため
に呼び出しただけだった。
しかし、彼が渡そうと持っていたのは日々の出来事(愚痴)を赤裸々に綴った私の日記帳。え、それもし見られたりしたら私の人生終了なんだけど……。
必死に誤魔化そうとするも失敗し、結果的には何故か友達になって欲しいと頼まれてしまう。
なんだ、一体何が目的なんだ。こうなったらやることは一つ、私も彼の弱みを握らなければ……。
こうやって私とこの男の戦いが始まったはずが、いつの間にかそこにもう一人加わり……。
「ところでなんだけど、この魔物強すぎない?」
「確かに俺達よりレベルが一回りも上だな」
「だったら私が盾になりますので私を置いて先に行ってください!」
「いやこれ以上先に行ったら死んじゃうから」
そしていつの間にか私がその二人と普通にゲームをしたり、一緒に出掛けたりして友情を育んでしまうお話。……って違う、そうじゃなかったでしょ!!
※基本的に素直になれない主人公とそんな主人公を素直にさせたい二人のラブコメチックな話です。
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この作品は「カクヨム」様、「ノベルアップ+」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 18:11:23
109415文字
会話率:53%