重度の花粉症などでイジメられっ子のミツオは春休み、わざわざ気密服を着用して、お爺さんとお婆さんが住んでいる、自然が一杯で花粉だらけの天国への村に行くことにした。その真の目的は、迫り来る両親の離婚を防ぐための、ミツオなりのアイテムを探すためで
ある。天国への村に来たミツオは早速、そのアイテム探しを始めたのだが、その様子を見ている奴がいた。イジメっ子のテツジだった。「何を探してんだよ」とミツオのところにやってきたテツジはミツオからそのアイテムのことを知ると「そいつがある所、オレ、知ってるんだ。案内してやろうか」と話を持ちかけた。ミツオは知らないところに連れて行かれてイジメられるのかもしれないという不安を抱えつつも、両親の離婚を防いでくれるはずのアイテムを手に入れるためにイジメっ子のテツジについていく事にしたのだが、ミツオが連れて行かれた先にはテツジを遥かに凌ぐ恐怖が存在していた・・・※本作は一ページ丸ごと、文章と挿絵一括画像化処理する方式で作られています。一ページ、挿絵も文字と考えて・・・一ページ500字と考えてください。38ページなので1万9千字ですが、挿絵が多いので読了まで文字のみ作品より時間はかかりません。
※本作は小説家を読もうに掲載している「天国への村2025ミツオの春休み」の新フォーマット版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 23:49:52
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